面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

邪魔

2008年12月20日 | ニュースから
雇用対策取り組みアピール=麻生首相がハローワーク視察(時事通信) - goo ニュース


雇用環境が空前の厳しさを見せている年の瀬。
必至で職探しに来ている人々を尻目に、麻生首相がSPや取り巻きや報道陣を従えてゾロゾロとハローワークにやって来るのをTVニュースで見た。

求職者の皆さんには、甚だ迷惑だったことだろう。
一人でも多くの人が使いたい検索用端末をつまらなさそうにいじっているだけならまだしも、一人の求職者が窓口で相談に乗ってもらうところを横から割り込んで、上から目線で雑談している(とても相談に乗っているとは思えなかった)シーンなど、見るに堪えなかった。
九州の大財閥の御曹司として、生活の心配などおよそしたことのない首相に、無職の人々が抱える不安や恐怖が理解できようはずがない。
愚にもつかない話し相手をさせられるくらいなら、少しでも多く、キャリアカウンセラーなどのアドバイスを受けたかったはず。
「首相の相手代」として、幾ばくかの謝礼を貰えたならよかったのだが。

いずれにせよ、ハローワークでくだらないパフォーマンスをやっているヒマがあるのなら、解雇した社員が次の職を見つけるまでの間は住居の面倒を見る会社に対して支援金を払うといったような、具体的で実効性のある施策を実行してもらいたいものだ。


複数年契約

2008年12月20日 | 野球
阪神・今岡、引退覚悟の大幅ダウン悲壮更改(サンケイスポーツ) - goo ニュース


複数年契約を結んだ選手で、契約年の全てで大活躍した選手が思い当たらない。
今岡も複数年契約を結んでいたとは、全く覚えていなかった。
ここ数年のテイタラクも理解できた。
今岡よ、お前もか…やったワケやね。

派遣社員の大量解雇が社会問題化する中で、大幅ダウンと言いながら、まだ1億8千万ももらえる幸福を感じているのだろうか。
いや、1億8千万ももらえたら、結局またウダウダして終わるのではないだろうか。
そして、過去の栄光も色褪せたまま、ポツネンと引退してしまう気がしてならない。

代打の切り札として晩年の拠りどころを自ら掴んだ桧山とは、大きな差が開いた。
…とか感じたりしないのだろうか。
と、彼についてはマイナスなイメージしか浮かばないほど、自分の中には彼に対する信頼感は無い。
大きなお世話だが。