面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

邪魔

2008年12月20日 | ニュースから
雇用対策取り組みアピール=麻生首相がハローワーク視察(時事通信) - goo ニュース


雇用環境が空前の厳しさを見せている年の瀬。
必至で職探しに来ている人々を尻目に、麻生首相がSPや取り巻きや報道陣を従えてゾロゾロとハローワークにやって来るのをTVニュースで見た。

求職者の皆さんには、甚だ迷惑だったことだろう。
一人でも多くの人が使いたい検索用端末をつまらなさそうにいじっているだけならまだしも、一人の求職者が窓口で相談に乗ってもらうところを横から割り込んで、上から目線で雑談している(とても相談に乗っているとは思えなかった)シーンなど、見るに堪えなかった。
九州の大財閥の御曹司として、生活の心配などおよそしたことのない首相に、無職の人々が抱える不安や恐怖が理解できようはずがない。
愚にもつかない話し相手をさせられるくらいなら、少しでも多く、キャリアカウンセラーなどのアドバイスを受けたかったはず。
「首相の相手代」として、幾ばくかの謝礼を貰えたならよかったのだが。

いずれにせよ、ハローワークでくだらないパフォーマンスをやっているヒマがあるのなら、解雇した社員が次の職を見つけるまでの間は住居の面倒を見る会社に対して支援金を払うといったような、具体的で実効性のある施策を実行してもらいたいものだ。



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