面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

ありがちな話

2007年12月25日 | ニュースから
【年の瀬記者ノート】東京 渋谷温泉施設爆発 20万の出費渋った代償(産経新聞) - goo ニュース


渋谷で温泉施設が爆発した事故について、ガス検知器を取り付けていなかったという驚愕の事実が報じられたが、施設の運営会社と管理委託を請け負った業者との間で、どちらが設置費用20万円を負担するかの折り合いがつかず、設置されなかったとか。

施設全体の建設費は何億円にもなる中の、たった20万円の費用。
「そんなん、建設費の中でみれるやろ!」
と外野は必ず言うが、そういった細かい費用の削減の積み重ねで、建設費を抑えていったのではないだろうか。

しかし、この“たった20万円”のことで家族の命を奪われた遺族はたまらない。
こういう費用の落とし方は「節約」とは言わず、ただの「ケチ」である。
必要経費を削る経費削減は、時として命を脅かす大罪となる。