やまねこノート         

週末に絵を描いています。

「にわとり」 090201

2009-02-02 07:43:40 | らくがき
  気が付けば2月になって、
  今年の1月は長かったような気がしていたのだけれど。

  ひさしぶりのにわとりクロッキー。
  あいかわらず、かわいくて、むつかしくて。

         
  
  台所仕事は得意でもそんなに好きでもないのだけれど、
  無心に洗い物をしている時は、たわいもないことを考えられます。
 
  たとえば、文豪ヘミングウェイが小説を書く時は、毎日書きかけの小説の、
  それがどんなに長くても最初から丁寧に読みかえして、それから新しい続きを書くのだと、
  そんなふうに静かに一日を生きたいな とか。

  ワタシが実際に接している人々の中で、
  若い これからの方々に、もっと自由でいてほしくて(実際そうしなければ次はないのだけれど)、
  けれども、常に主役を望む人たちの抵抗と反発は想像以上で、
  ・・・・・八方ふさがり、ほとんど道化
  ならば、今はつぶされてみるかと、
  つぶされたら、次の道筋が見えてくるかもしれないし と
  考えの切り替えができたりする。


  犬の散歩途中の広い農家の庭先。
  やさしいレモン色の小さな花が咲き出した寒水仙の一叢。
  込み合った葉の緑の薄暗がりが描けるようになりたい。