goo blog サービス終了のお知らせ 

日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

春の小川

2021-03-18 22:55:20 | Electone & Piano

春の小川

昨夜、『春が来た』と一緒に録画した『春の小川』です。やはり、小学校低学年の音楽の授業で歌っていた懐かしい春を代表する曲‼ 

春のお庭シリーズ(?)第二弾は、金魚草から~

小学生のころ、金魚も飼っていました。8年間も元気にしていてくれて...

ちょうど、↑↑ こんな尾びれでした~

薄紫...ピンク色にわずかな黄色...

実は今夜、録画していた『趣味どきっ』筆ペンイラスト、ぼかし&滲みの回を見て、ぼかしを使って絵を描いてみたばかり。(金魚草ではありませんが)番組では、水を先に塗り、その上に色を置いていく...という感覚。 実践してみました! ちょっと色が薄いかなァ...とも思いましたが。🍃の色が特に...? また、再度、やってみます✋(o^―^o)ニコ

黄色のビオラ 💛

絵手紙のモデルに、金魚草もいいかも~?

 

今日はECCジュニアのレッスン日でした♪

18時半から~小学生クラス

19時半から~21時まで 中学生クラス + 全国児童・中学生英検面接(オンラインで)上出来でした👍 💮

来週が今学年、最後のレッスン日となります。そのあと春休みが2週間。

 

さて、明日、一日仕事をしたら、自分にとってはお正月以来の連休です!

超はっぴぃ💛(⋈◍>◡<◍)。✧♡ですわ!

 

PS. 前回と似たような記事のため、コメント欄は閉じております

皆さま、良い週末をお過ごし下さいませ。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春が来た!

2021-03-17 22:12:16 | Electone & Piano

春が来た!

小2の春、「6年生を送る会」で2年生全児童、『春が来た』を合唱しました。

全校生徒の前でピアノの伴奏をしたのは、なんとピアノ歴ゼロだった私! 自宅にもピアノは無く、いきなり体育館に設置されていたグランドピアノを弾くことに…。感激、感動、わーい!😄 あ…鍵盤が重い…(オルガン歴2年) と思ったっけ。

そんな懐かしい曲を本日、弾いてみました。小2のままの…演奏です。

 

最近、雨が多く、今日は黄砂も飛び、花粉も飛び、スギに加えてヒノキも! 両方のアレルギーだと判明した私には、辛い日々ではありますが、我が家の庭にも春が来た! そんな記念日に… 久々に晴れたので、撮影するなら今しかない!と18時ちょっと前、、、、薄暗くなりかけてはいましたが、随分と日が長くなりました~ やはり春だ~桜も一昨日、開花しました🌸 今日は鹿児島、熊本、名古屋、等々… 今年は早いですね。

我が家にはビオラが沢山咲いています。

お辞儀をしているクリスマスローズ

水仙も

本日は、このくらいで…まだ色々咲いているので、次回に…🎵

Comments (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『女文士』 林真理子

2021-03-16 23:44:45 | 読書

 

読書覚書🖊

あまり読後感がよろしくない小説。

林真理子さんの筆力でもって、最後まで読めたけれど、世の中、知らなくて良いことも沢山ある!と改めて思う。

特に憧れの作家、憧れの俳優、憧れのアーティスト。

憧れの対象であれば、あるほど、純粋に作品だけに触れ、良い面を吸収する、或は楽しむ! そして憧れ続ける…ヒーロー又はヒロインとして。

そんなことを 最後はふと思ってしまった。

薬、借金、男… なんて最期なのだろうかと唖然とした、そんな名も余り知られていない女流作家の生涯を描いた小説。

単なる覚書の為、コメント欄は閉じておきます

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

未来予想図Ⅱ Dreams Come True

2021-03-16 00:29:31 | Electone & Piano

未来予想図 Dreams Come True

 

録画は3月14日(日)夕方。

昨年、緊急事態宣言発令後の5月。Amazonでドリカムの曲集を購入。

しかし、レジストを買いに小倉まで行けないまま、放置すること、早一年近く😢

2週間前にやっと購入出来ました~よって早速、弾いてみました。

「何度でも」に続き、2曲目は 「未来予想図 Ⅱ」

主旋律の🎷の音が心地良いです…(とはいえ、普段間違わない箇所でミスってますが、流しました)

昔から大好きな曲です。

 

そうそう!

さくらで働いていた頃、オープニング前は有線で色々なアーティストの曲が流れていました。

ドリカムの曲が流れると、遂、手を止めて、聴き入っていたっけ。

ふと、視線を感じ、其方を向くと、ミナミ副店長当(当時)も👂♪

にっと笑っていたところを見ると…同世代なだけに、嫁ちゃんと思い出の曲なのかも🥰…と思ったものです。

 

矢木さんには、「この曲、歌ってるの、誰だっけぇ~?」クイズを出題していましたっけね。(* ´艸`)クスクス

Comments (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さな一歩 作詩 小曽根俊子 作曲 無田雄二

2021-03-14 19:10:13 | Electone & Piano
もし、エレクトーンを手に入れることが出来たなら…いつか弾いてみたい曲、それが 『小さな一歩』でした。しかし、今日の今日まで、実際に弾いてみる勇気がありませんでした…
 
この曲を初めて聴いたのは中学生の時。母校の体育館で。2度目は水光社の広場で行われた野外コンサートで。レコードを買いに走りましたが、ありませんでした。CDアルバムもネットで購入しましたが、ご本人に確認したところ、この曲はアルバムにも収録されず、シングルとしても発売されていないとのことでした。
 
 
そして~この曲を3度目に聴いたのは、東日本大震災 チャリティーコンサートの後で、むたゆうじさんが経営していた(当時)認知症グループホーム内にあるレコーディングスタジオで。いわゆる生演奏を目も前で…15歳の少女から41歳のオバサンになっていましたが、感動は、あの日と同じでした…
 
残念ながら、むたゆうじさんご本人が歌う音源はありません。楽譜も見せて頂きましたが、歌詞にギターコードを書いたものでした。譜面に音符はなく…
 
そういう訳で、生涯で、たった3度だけ聴いた曲を 記憶の中から弾いたものです。きっとご本人が聴けば違っている箇所もあるかとは思いますが…
 
小さな一歩 むたゆうじ
 
エレクトーンアレンジは私ですが、オリジナルはアコースティックギターによる演奏でした。
 
 
タイトル『点字図書に触れて」』は、東日本大震災から2か月後に書いた記事です…
2011-05-09 07:27:48 | Weblog

 昨日、点字や朗読テープを作る現場を見学させて頂いた。

「点字図書に興味がおありですか? もし宜しければ、見ていかれますか?」

「はい! いいのですか?

そして個人的に案内して下さったのだ。

点字図書・・・見るのも触るのも 生まれて初めての体験!

実際に手でなぞってみる。 勿論、指先に ぶつぶつを感じる。

だけど、丁寧に、ゆっくりと横に指でなぞってみても これが果たして「文字」として認識できるようになるには、自分の場合、どのくらいの時間を要するのだろう・・・? と考えてしまった。

実際に点字図書を読んでいらっしゃる方は、滑るようになめらかに、しかも早く指を動かす。凄いことだと思った。

 小学校低学年の頃、視力検査でひっかかり、夏休みに入る前に担任の先生から問診票を手渡された。 それだけで、なんだかドキドキしてしまい、更に医師から 「メガネを作った方がいいでしょう」と宣告されたとき、「小学生でメガネになるの?」と衝撃を受けた。 その日から始まった 「毎晩、月や星を眺める」という習慣。 視力回復には草木の緑や星を見ることが良い、と教わったから。  それまでは夜8時には 「お休みなさい」と2階にある自分の部屋へ戻ったあとも、暗闇で枕元のスタンドだけを頼りに隠れるようにして読んでいた本も しばらく読まなくなった。 視力が低下する、もしかしたら、目が見えなくなるかも・・・? 母の脅しもあったが、小学校低学年だった私にとって、「大好きな本が読めなくなるかもしれない」「手紙も書けなくなるかも」 何の楽しみがあるのだろう・・・・という恐怖心だけが襲いかかって来た。 丁度、その頃、再放送されていた「大草原の小さな家」では、ローラの姉が光りを失ったシーンを観て、我がごとのように感じていたから、ということもある。

 努力のかいあって、視力の低下はおこらなかった。 今でも肉眼で読み書きできる。メガネも必要ない。 でも幼心に味わった、「目が見えなくなることは、死の宣告を受けるより、私にとっては怖い」ということだけは分かった。何よりも自分にとって楽しみである読み書き…特に幼いころの私って、究極の恥ずかしがり屋で お喋りするより書くこと、本を読むこと、想像することを好んだからかも。

 そんなこんなで実際に触れてみた点字図書。 まだ一冊、一冊、手打ちだった頃・・・ファイルされ、ボロボロになった点字本を見せて頂く。 「これは この世に たった一冊しかないんですよ。 水に濡れたり、破れたりしたら、おしまいです」 と館長さん。 世界に一冊の本・・・。 ただ、一冊! これまでに一体どれだけ多くの人に読まれたのだろう・・・本当にボロボロ・・・・こんなに大切にされている本が存在する! 

 今、この文を書きながらも、隣に積み重ねられた複数の本へちらっと目線を走らせる。 大量生産できる本。 自分は大切にしてる? あれだけ大事に思っていた「本を読む、読める、自分の目で」という行為。 勿論、指で読むことだってできる。 どちらがどう・・・ということではない。 目で読むことが出来る私は、簡単に購入できる本に対する感謝の気持ち・・・年齢が上がるにつれ、かけてきたように思う。段々と月がかけていくくらいの速さで。 一冊、いっさつの本を大切にしよう、と思うと同時に、「描く文字の大切さ」にも気付かされる。 絵本はイラストが占める割合が大きい、と思ってきた。 でも それに頼りすぎちゃいけないな・・・って。 文字のみで繰り広げられる世界・・・・そのつもりで童話作りの原点に戻ろう・・・・うん!

 現代では点字図書もパソコンを使って作成し、添付ファイルとして送信することも出来るらしい。 以前のような手作りの点字図書よりも かなり早く大量生産できるようになり、便利になったということ。 より多くの人に届けられるようになったんだ。 それは良かった。 点字図書館を後にするとき、ふと、 水俣出身のシンガーソングライター、むたゆうじさんが歌っていた「小さな一歩」の一節が浮かんだ。

~指でたどる文字に
瞳で受ける言葉に
人は愛を感じ
ほほえみに包まれてゆく~

 小さな一歩 作詩 小曽根俊子  作曲 無田雄二 (全文は こちらをクリック)

 

Comments (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何度でも  Dreams Come True

2021-03-13 21:20:54 | Electone & Piano

コメントに返信しようとすると、上記の状態…

これはhighdyさんへ返信している途中… また英数字しかタイプ出来なくなったよぉ(´;ω;`)ウッ…

閉じると、入力できるようになるケースが多いので、一旦、閉じようとしましたが、「応答なし」

今、記事が書けるのは奇跡に感じる! ここ最近、訪問先ブログで、コメントしようとして出来ず、諦めたケースが多くて… いつの間にかPCを閉じないまま、寝落ちして朝が来て、慌てて出勤したり…

higdyさん、スペイン語講座、面白そうですね。ほら!しか分かりませんが…

最後は、こうなりました。

そして、今は再びページが開いたり、記事か書けるようになりました!

fukurouさん、音楽はちょっと…というお話でしたが、結構、色々な若者の曲を(苦笑)沢山ご存知ですね! 嬉しいです!🎵

fumiel-shimaさん、千恵子選手のメッセージは昨夜、読ませて頂きました!ありがとうございます! Right on!!! Wow! That's great! (^_-)-☆

yamaさんも、ドリカムの『何度でも』お好きなんですね。皆さんにとっても励まされる曲だそうで、アップして良かったです。

 

さて、昨日はフルタイムの仕事を終えた後、夕方から3回目の歯医者さんの日でしたので、バタバタでした💦

職場では昼休みにお弁当を食べたら、文庫本を読んでいるので、読みかけの本を歯科医にも持参しました。 前回は、名前を呼ばれるまで20分くらいの時間があったので、40ページくらいは読めるかな…と。

今はコロナの影響で、待合室には雑誌が一冊も置いてありません。以前は 『今日の健康』をパラパラと捲っていたのですが… そういう訳でして、持参した単行本を読んでいる訳です。ただ、昨日は比較的、直ぐに呼ばれたため、4ページしか読めませんでした。

前回、読んだ本の最後には 絶句!でした。『下流の宴』 これって我が家のこと?とも思える…(´;ω;`)ウゥゥ

今、読んでいる本も林真理子さんの著。エッセイでも触れていたので、是非とも読みたい!と思っていたら、図書館で発見したので、運が良かった~。

マリコ氏曰く、「全く売れなかった!」

では、どんな本?って逆に興味が湧きますよね。小説とはいえ、白蓮れんれんのように、モデルがいます。実話です。(創作の部分もあるかもですが)

本としては、とても面白いのですが、この主人公をどうしても好きになれません。 とはいえ、『風と共に去りぬ』のスカーレットも、後に好きになったというより、理解できるようになったので、自分がもっと年を取ったら…変わるかもしれません??? いや、それはない気がする…(T_T)

ただ、井伏鱒二など、私が大好きな大作家さんの名前が…出てくる! 芥川龍之介は勿論! そういえば、真理子さんは、井伏鱒二さんに実際にお会いしたって、エッセーに書いていたような…

「井伏鱒二さんって、生きていらしたんですか?? 歴史上の人物だと思っていました!」

と、叫んで顰蹙をかったとか!?

いいなぁ。 何とも羨ましい限りです。

あ、でも、井伏鱒二さんがまだ、お元気でいらしたのは、林真理子さんがデビューしてまだ間もない、昭和の頃のお話ですので…💦

 

PC不調のため、コメント欄は閉じておきます… 返信も思うように出来ないので…申し訳ありません。

 

 

何度でも  Dreams Come True

『何度でも』を何度…弾いても下手過ぎる演奏しかできず、ここにアップする気は全く無かったため、ドリカムのYoutube動画を先日、シェアしたのですが…予想に反して多くのコメントを頂いたため、急遽、(あくまで記念に)今夜、(19時半頃)録画したものをアップしています。後半、自分で弾きながらも正直、訳が分からなくなりました… 唄いながら弾く、弾きながら歌う、ということが昔から全く出来ない人なので… 唄えば手が止まってしまいます。このアレンジの主旋律はビンテージオルガンなのですが、あまり耳に心地よくなく、ちょっと苦手…。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下流の宴 林真理子

2021-03-10 22:59:07 | 読書

以前、毎日新聞で連載されていました。これはハードカバー製本です。

登場人物、それぞれが主人公とも言えますが、最初に登場するのは自分と同世代の由美子、48歳、主婦。父は早くに亡くなったが医者。夫の死後、女手一つで由美子を育てた母に頭が上がらない。夫はサラリーマン。由美子自身も地方の国立大卒。いわゆる中流家庭。

 

ところが。

息子、翔、高校中退の二十歳でフリーター。沖縄出身で同じくバイトの彼女と同棲中。結婚したいが親は大反対。

「二十歳の今はね、二人合わせたバイト代で生活できるといっても、40代、50代になってもバイトを続けるって訳にはいかないのよ。子供だって育てて行かなきゃいけないし…エトセトラエトセトラ」

…といった母、由美子の助言も鬱陶しいと思っている。

 

娘、加奈、お嬢様大学卒。中堅会社に正社員で内定をもらうが、「制服がダサい」という理由で、派遣を選ぶ。物心ついた頃から、かなりの見栄っ張り。ただ、こういうタイプはバブル期を知っている自分の世代は特に、うじょうじょしている! 弟、翔に言わせれば、

「常に男を値踏みしている。(学歴、職業、収入、見た目等など)」

…という訳で、弟の翔は実の姉と全く違うタイプを好きになったといえなくもない。

見た目はパッとしないが翔曰く、笑顔がいい、一緒にいて楽しい、ほっとする、そして~結婚を反対され、高卒ながら国立大医学部を目指して勉強を始めてしまうという… 

「22歳で遅すぎる、と思ってた。でも、そんなことない。人生、いつからでも始められる!」

「勉強って、ある日突然、あ、そうか!分かった!って時が訪れる! これが楽しい!」

 

さて… 彼女を応援しつつも、中高一貫校を中退した翔は、勉強が楽しいという実感を味わうことなく中退した。無気力な翔に変化は訪れるのだろうか… どうする…翔?

 

まだ、読み終えておりません~(残り50ページくらい)

コメント欄は閉じておきます🖊

あ~あ...今回は、三行しか書かないつもりだったのに… 意図せず予定より長くなってしまった…

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『春よ、来い』松任谷由実 ピアノ・エレクトーン

2021-03-09 22:45:55 | Electone & Piano

『春よ、来い』松任谷由実 ピアノ・エレクトーン(即興)

17時に退社後、車で帰宅途中、東日本大震災特集番組をカーラジオで聴いていました。

その時、リスナーからのリクエスト曲として、ラジオから流れてきた曲が、「春よ」でした。

いつものように玄関からお風呂場へ直行~仕事の疲れ・汚れを洗い流した、そのあと真っ先にピアノへ向かいました。続けてエレクトーンへ。平成ヒット30曲集の中に楽譜があるかもしれないと思いましたが、無かった…  それでも無性に弾きたくなり、うろ覚えの旋律を再現できたとはとても思いませんが、あの瞬間、ラジオを通して見も知らぬ人達と時間を共有出来たこと… そして自分でも演奏してみることで、東北へ想いを馳せたこと… I am thinking of you...

 

コメント欄は閉じています…。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復興支援ソング 花は咲く

2021-03-08 01:57:10 | Electone & Piano

復興支援ソング 花は咲く

 

「花は散って より美しく咲き

 人は死んで より美しく 人の心に蘇る」 

 

「彼の死を哀しまずに、彼と出会えたことを喜ぶんだよ」

アンソニーの死を哀しむキャンディに語ったアルバートさん(丘の上の王子様)の台詞『キャンディ💓キャンディ』より

10歳の頃から、この言葉がずっと胸にあります。初めて身内の死を経験したあの日、この言葉の意味を噛み締めました。

 

👆 ちわきさんへ (コメントを受けての追記)

Comments (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抗夫 夏目漱石

2021-03-07 07:23:39 | 読書

 

起承転結を良い意味で無視した漱石初の、ルポルタージュ!

これは斬新でした!

しかも漱石お得意の心理描写が素晴らしい~! 主人公が若干19歳で女性問題及びに家庭問題で世捨て人となり、自殺するつもりで家出をしたら…

いきなり見知らぬ男に、「お前さん、抗夫にならないか? 儲かるよ!」と声を掛けられ、どうせ死ぬ身だから、と一つ返事でついていくんですねぇ。

裏表紙に説明してある通り、見知らぬ青年が漱石に語った実体験を小説にしているのです! そういえば、以前、NHK総合で放送された長谷川博己さん演じる漱石も、こんなシーンがありました。ドラマ『漱石の妻』の妻役は尾野真千子さん! お二人とも適役で名演技でしたね! 大河ドラマ麒麟がくる、でも共演していましたよね。麒麟ロスです…とほほ…

人間、死ぬ気になりゃ何でも出来る!と幼い頃から結構、耳にしてきましたが、(一体、どういう家庭環境⁉)現代のコロナ禍で自殺を選んでしまうほど苦しんでいる人々に何らかのエールとなりはしないか…と思いながら読みすすめました。

主人公は一つ返事で「はい」と受けたものの、抗夫にまで成り下がるのか…という潜在意識も見え隠れします。なにせ元は教育も受けたお坊ちゃんですから。 鉱山に辿り着くまでの長き道のりを どのような心境で、また、一緒に歩く3人(最終的には)や、途中で出会う人間を観察しながらの、心理学者顔負けの精神、或は思考分析。これは読ませます!

人間、生きていれば、お腹が空く、という事実を今更のように実感する主人公。そりゃそうでしょう。これだけ歩かされれば…途中、何軒も飯屋の前を 案内人が通り過ぎます。

次は入るかも、いや次か…腹が減っていると自分からは言い出せない主人公。最後の飯屋を通り過ぎればあとは山道の奥深くへ…今度こそ…と期待して覗くも、案内人は飯屋の中にいた男に 「抗夫にならないか? 儲かるよ」と声を掛け… なんだ、自分だけが特別じゃなかったのか、全く同じ台詞で勧誘する様子を見て、自分が第三者となり自分を眺めている気になるのですね。上手いな、漱石!と感心しつつ、(上から目線で御免なさい、明治の文豪、漱石先生!)と謝り、本から目が離せなくなりました。前回の読書体験とは正反対!(グレート・…)

このあと、勇気を出して腹が減ったと訴えた主人公は芋屋で買ってもらった芋を夢中で食べ…その様子が「喉に詰まらせるよ」とツッコミを入れたくなるような勢い。余程、空腹だったのね。そういえば、食欲不振の殿に、一休さんは次々と仕事を与え働かせたのち、いつもの小僧メシを殿に提供!それを「おいしい!この世で一番うまい!」と殿に言わせたシーンが頭をよぎり… ひたすら歩けば(働けば…家事でも庭仕事でも何でも)お腹が空く。食欲も出る! 思い悩む暇はないのでは?と、いかに精神を健全な方向へ向けるか? 悩める現代人へウォーキングの勧めをして頂いたような気分。 勿論、漱石はそんなつもりはなく、このシーンを書いていることは分かりますが。

山の中の牛小屋レベルの場所で一晩を明かし、朝飯も食べず、先を急ごうという案内人。「朝飯は? 顔を洗う場所は? 他の二人はそのような生活習慣はないとみえる。このように朝起きて、顔を洗わないことが普通となっていき、底へと落ちていくのか… と。主人公でなくても、当たり前の習慣がどうでもよくなる心理って、いわゆる鬱鬱な気分になりかけていく過程と似ていて、「これじゃいけない!」と必死に床を磨いたり、2時間ウォ―キングして気分すっきり!再び健康になったり… まっ、人間生きていれば必ず試練はあります、っていうか試練は繰り返させるもの。どう対処するかは自分次第。 自殺なんて考えるのは良しましょう。

 

しかし主人公は地獄の穴の中へ…散々からかわれ、南京虫に刺され、抗夫たちに「帰れ!」と言われたのに。では、一体、どうやって生還したのか!? そこには、ある出会いがあったのですね。この先はここには書きませんが、漱石が訴える痛烈な社会批判も含めて… 

そこは読んでのお楽しみ、ということで♪ 

これにて筆をおきます。

もう~本当に役立つことが詰まったルポです。

Comments (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする