青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

青山潤三日記2020.1.29 昨日の報告

2020-01-29 08:40:01 | 雑記 報告



食料を町まで買い出しに行きたいのですが、直通バスの運行が中止になってしまいました。
ローカルバスと地下鉄を乗り継いでトライします。
このあと、2月2日に香港空港まで辿りつけるかが心配です。
新型ウイルスに対する懸念は分かりますが、(それこそ香港デモの場合同様に)主に日本メディアの報道が加担して、共同幻想パニック(関東大震災の朝鮮人暴動問題のように)になってしまっています。
新型ウイルスよりも、本来なら遥かに危惧を持たねばならない、従来の肺炎やインフルエンザへの対処が隅に追いやられてしまっている(僕だって肺がずっと苦しく、肺炎関係のチェックを恒常的にしたいのだけれど、今はそういう訳には行かなくなってしまっている)。
皆が一つの「空気」に乗っ取られた行動を起こすことによって、結果として必要以上の新型ウイルス感染者を出し、他の症状に対する対応が麻痺した状態に陥っている。その責任の一端は、日本のマスコミと大衆にあると思います。
今回は、一応“他人事”である「香港デモ問題」とは違って、自分にも被害(「新型」そのものではなく、それによるトバッチリ)が及ぶ、という訳です。
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今日、僕が外出したことを、アパートの大家さんがカンカンに怒っているそうです。
バスや地下鉄は、マスク無しの人間は乗車出来ません。
パスポートを見せて、特別にマスク無しで途中の町まで行きました。
マスクは売り切れで(一説によると、一個数千円??)買えなかったのですが、お店(薬局)の人が自分の分をひとつ無料で分けてくれました。
大家さんには、モニカに電話で謝って貰いました。さっき、食料を持ってきてくれました。
明日、モニカが、状況(2月2日に香港にスムーズに行きつけるかどうか)を広州の日本領事に訊ねます。
一応、一日早く出発して、前夜は深圳のホテルに泊まる、最悪、広州-香港タクシー。ただし、その資金がない(日本人は誰も助けてくれない、笑)ので、どうなるかは分かりません。

それはともかく、、、、後で詳しく書きますが、結果論として中国政府が「隠蔽」「後手に回った」のは、大正解だったと思います。

様々な通達(殊に都市間移動の規制)が出されたのは、大晦日(徐夕、1月24日)の午後。大半の都市住民の帰省が終わった後です。

もし、2~3日早く規制が発令されていれば、今頃は、各都市に閉じ込められた大量の市民で、大変な騒ぎになっていたと思います(当分このまま各人の田舎に閉じ込めておく方が処置がしやすい?)。

「香港デモ」の時と同様に、日本メディアの「一方に偏った」煽り方には、つくづく怒りを覚えます(その中で「現代ビジネス」は最もまとも)。この「新型ウイルス」問題に加担している、というよりも、ある意味“主犯”だとさえ思えてきます。

「香港デモ」の場合と異なるのは、今回は僕自身が(マスコミの煽りの)直接の被害者であるという事です。「新型」云々に関わりなく、僕のように、もともと肺炎の症状を持っている人間や、インフルエンザ患者たちが(それらの危険性は「新型ウイルス」より遥かに高いのにも関わらず)、軒並み脇に置きやられてしまっている。この騒動で、最も恐ろしいことは、「新型」以外のウイルスなどが蔓延してしまうこと、だと思っています。
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今日は、往復5時間かけて、マスクを買いに行った訳ですが、、、、。

「灯台下暗し」とは正にこのこと。

町中ゴーストタウン(しかしまるでミサイルのような爆弾花火の大音響が暗闇の中で一晩中轟き続けている、、、ちなみに町がゴーストタウン状態なのは新型ウイルスとは無関係で、春節期間の日常光景)の中にあって、ただ一軒、僕のアパートの隣の売店が開いていた!

マスクも普通に沢山売ってました。一つ2元(約35円)です。1000円とか、(アマゾンで)数万円とかの報道は、一体何の根拠によるものなんでしょう?(僕も危ゆく信じるところだったです)

実態と異なる現象を、必要以上に煽るのは、やめて貰いたいですね。




コメント
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