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『リバーワールド』名作の映画化

2006-05-18 02:20:52 | SF
リバーワールド』RIVER WORLD(03年アメリカ)
 監督 カリ・スコグランド
 出演 ブラッド・ジョンソン、エミリー・ロイド、カレン・オルネス

 ■ストーリー■
 宇宙飛行士ジェフ・ヘールはスペースシャトルの帰還に失敗してしまう。事故で死んだはずのジェフが、気がつくと、自分が海の中にいることに気がつくのだった。
 地球そっくりのその場所は、かつて地球で死んだ者たちが生き返った世界だった。そして、ジェフはクジラ座のタウ星からきた異星人モナトから衝撃の事実を聞かされるのだった。地球は彗星にぶつかり2239年に地球が滅んだというのだった。

 ■感想■
 フィリップ・ホセ・ファーマーの「リバーワールド」シリーズ(ハヤカワ文庫)の映画化作品です。映画っていっても、正確にはTVムービーです。
 製作総指揮は『クロウ飛翔伝説』(94年)、『ダークシティ』(98年)のアレックス・プロヤス。監督はウェズリー・スナイプスの社会派アクション『スナイパー』(02年)のカリ・スコグランドです。


 う~ん、TVムービーのパイロット版なのか、いかにも“続く”みたいな最後は、ちょっといただけないですかネ。続きが知りたくなっちゃうじゃないですか!
 って、製作者の思惑にハマッテますネ

 原作は、全然知らないんで、てっきり、この謎の惑星の支配者がバルデバルで、主人公たちが戦い続けるのかな??とか思ってたのに、この惑星に甦ってきた皇帝ネロにやられてあっさり退場しちゃいます。

 皇帝ネロが悪役なのね。と思ってると、またまた最後にビックリ!そうでもなかったのネ。
 
 このラストじゃ、続きが知りたい!まぁ。でもTVシリーズにはならなかったんでしょうネ。
 視聴率が悪かったら、シーズン中でも平気でTVシリーズを打ち切るアメリカTV界ですから。
 

 最近は、あんまり見ない外国TVシリーズですけど、こうやってわざわざ見ちゃうと、やっぱり面白いですネ。
 日本も、こういうSF作品を、2時間サスペンスの枠で放映して欲しいですネ。SFのジャンルなんて、全然映像化されてないんだから!いくらでも映像化する原作があるでしょう!

 82年には、バリ・ウッドの超能力SF作品が、大原麗子、中村敦夫主演で『殺したくないのに 私の中には危険な殺人者がひそんでいた!!』として、NTVの「火曜サスペンス劇場」で映像化されたこともあるんですからネ!不可能じゃないでしょ!2時間サスペンスでSci-Fiをやるっていうのも!

 話がそれちゃいました!『リバーワールド』は、可もなく不可もなくって感じでした!まぁ、時間があったら見てもいいかもネ。これって全然ほめてないですネ。45点

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