『SAW、ZERO』SAINTS-MARTYRS-DES-DAMNES(05年カナダ)
監督 ロビン・オウベール
出演 フランソワ・シュニエ、イザベル・ブレ
■ストーリー■
三流タブロイド紙の記者フラヴィアンは、失踪者の続発する「神隠しの村」を取材するよう編集長に言われる。早速、カメラマンのアルマンを連れ、その村に向かうのだった。しかし、散歩に出かけたアルマンは行く不明になり、探しに出たフラヴィアンがホテルに帰ってくると、ホテルのフロントにいた女性の経営者が消え、見知らぬ男がいて、フラヴィアンたちのことは知らないと言うのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
“『ソウ』×『CUBE』×『マルホランド・ドライブ』不条理スリラーの決定版!!”がうたい文句の日本未公開のミステリーです! 宣伝コピーによるとトロント国際映画祭、シッチェス国際映画祭、ニュー・モントリオール映画祭で上映されたようです。
見終わって1番、素直な感想は
「う~ん、感想が表現しずらい作品でした!」
ってコトです。
ミステリー映画と思わせておいて、ホラー映画なのかな??って展開になって、SF映画みたいになっちゃいます!!
それも、はっきりとしたホラーとかSFとかでなくて、
「まぁ、そうなのかな??」ってレベルなんです!
一瞬、不気味なモンスターも出てきます!「何なんだ!」って!
別に確かめたくも無いけど…。それにしても、ランニングタイム117分は長すぎ!色んなもの詰め込みすぎで消化しきれてません!あと30分カットして!90分弱で映画を作った方が良いんじゃないのかな??
不気味な村、謎の村長、行方不明になった親友のカメラマン、ヒロインとの恋愛、自分そっくりの男、マスクをつけた男、幽霊等々、ホントに色んな要素が入ってて、まるでTVシリーズのパイロット版なの??って感じです!
でも、すべての要素が、途中でほったらかし!って感じ。
主人公が幽霊が見える理由が“霊感が強い”だけなの??そんなのアリ??って感じです。
最初、主人公の親友のカメラマンが行方不明になっちゃうのに、ホテルの男が彼らを知らないっていう展開になるんで、リチャード・マシスン脚本のTVムービー『恐怖のレストラン』(73年)みたいなミステリーなのかな??って思ったんですけど、ストーリーがドンドン違う方向に行くんでビックリしちゃいました。
まぁ、『恐怖のレストラン』のアイディアをふくらませて、サスペンス映画の大傑作に仕上げたジョナサン・モストウ監督の『ブレーキ・ダウン』(97年)っていうのがありましたけど…。
っていうより、主人公が村に着く前に幽霊が出てきたんで、
「あれ??オカルトだったの??」って不安もあったんですけどネ。
それにしても、ハッキリしないジャンルの映画ですネ。オカルトにしたいのか、SFチックな映画にしたかったのか良くわからないです。
それより何よりストーリーがメチャクチャ!大体、最初のカメラマンが行方不明になる事件の原因も弱すぎです!2人連れの1人が行方不明になったら、探されるの当たり前でしょ。1人だけ誘拐しておいて、残った主人公に帰れ!って。
親友が行方不明になったら、普通、探すでしょ。イヤイヤ、普通じゃなくても探します!
で、誘拐する理由が、コミックよりも非現実的な“アレ”でしょ。
今作は、ビデオのパッケージにもちゃんと書いてありますけど『ソウ』(04年)『ソウ2』(05年)とは全然関係ありません!今作は、カナダ映画です。醒めた感じの映像はいかにもカナダ映画です!
タイトルの「SAW、ZERO」って良いのか、悪いのか、どうなんでしょうネ~?? まぁ、間違って見る人もそんなにはいないでしょうけど、『ソウ』とまるっきり関連性が無いのにあえて“SAW”をタイトルにつける理由があるんですかネ?? 40点
監督 ロビン・オウベール
出演 フランソワ・シュニエ、イザベル・ブレ
■ストーリー■
三流タブロイド紙の記者フラヴィアンは、失踪者の続発する「神隠しの村」を取材するよう編集長に言われる。早速、カメラマンのアルマンを連れ、その村に向かうのだった。しかし、散歩に出かけたアルマンは行く不明になり、探しに出たフラヴィアンがホテルに帰ってくると、ホテルのフロントにいた女性の経営者が消え、見知らぬ男がいて、フラヴィアンたちのことは知らないと言うのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
“『ソウ』×『CUBE』×『マルホランド・ドライブ』不条理スリラーの決定版!!”がうたい文句の日本未公開のミステリーです! 宣伝コピーによるとトロント国際映画祭、シッチェス国際映画祭、ニュー・モントリオール映画祭で上映されたようです。
見終わって1番、素直な感想は
「う~ん、感想が表現しずらい作品でした!」
ってコトです。
ミステリー映画と思わせておいて、ホラー映画なのかな??って展開になって、SF映画みたいになっちゃいます!!
それも、はっきりとしたホラーとかSFとかでなくて、
「まぁ、そうなのかな??」ってレベルなんです!
一瞬、不気味なモンスターも出てきます!「何なんだ!」って!
別に確かめたくも無いけど…。それにしても、ランニングタイム117分は長すぎ!色んなもの詰め込みすぎで消化しきれてません!あと30分カットして!90分弱で映画を作った方が良いんじゃないのかな??
不気味な村、謎の村長、行方不明になった親友のカメラマン、ヒロインとの恋愛、自分そっくりの男、マスクをつけた男、幽霊等々、ホントに色んな要素が入ってて、まるでTVシリーズのパイロット版なの??って感じです!
でも、すべての要素が、途中でほったらかし!って感じ。
主人公が幽霊が見える理由が“霊感が強い”だけなの??そんなのアリ??って感じです。
最初、主人公の親友のカメラマンが行方不明になっちゃうのに、ホテルの男が彼らを知らないっていう展開になるんで、リチャード・マシスン脚本のTVムービー『恐怖のレストラン』(73年)みたいなミステリーなのかな??って思ったんですけど、ストーリーがドンドン違う方向に行くんでビックリしちゃいました。
まぁ、『恐怖のレストラン』のアイディアをふくらませて、サスペンス映画の大傑作に仕上げたジョナサン・モストウ監督の『ブレーキ・ダウン』(97年)っていうのがありましたけど…。
っていうより、主人公が村に着く前に幽霊が出てきたんで、
「あれ??オカルトだったの??」って不安もあったんですけどネ。
それにしても、ハッキリしないジャンルの映画ですネ。オカルトにしたいのか、SFチックな映画にしたかったのか良くわからないです。
それより何よりストーリーがメチャクチャ!大体、最初のカメラマンが行方不明になる事件の原因も弱すぎです!2人連れの1人が行方不明になったら、探されるの当たり前でしょ。1人だけ誘拐しておいて、残った主人公に帰れ!って。
親友が行方不明になったら、普通、探すでしょ。イヤイヤ、普通じゃなくても探します!
で、誘拐する理由が、コミックよりも非現実的な“アレ”でしょ。
今作は、ビデオのパッケージにもちゃんと書いてありますけど『ソウ』(04年)『ソウ2』(05年)とは全然関係ありません!今作は、カナダ映画です。醒めた感じの映像はいかにもカナダ映画です!
タイトルの「SAW、ZERO」って良いのか、悪いのか、どうなんでしょうネ~?? まぁ、間違って見る人もそんなにはいないでしょうけど、『ソウ』とまるっきり関連性が無いのにあえて“SAW”をタイトルにつける理由があるんですかネ?? 40点
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