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『ファイナル・ゲーム』ボワロ&ナルスジャック原作

2006-05-27 09:12:40 | ミステリー
ファイナル・ゲーム』ENTANGLED(92年カナダ、フランス)
 監督 マックス・フィッシャー 
 出演 ジャド・ネルソン、ローレンス・トレイル、ピアース・ブロスナン

 ■ストーリー■
 作家のデビッド・マーキンは、カフェでモデルのアナベルと出会い恋に落ちる。美人モデルのことが気になるデビッドだったが、ある日、友人のカメラマンが古城でアナベルが男友達マークといるのを目撃してしまい、浮気していると確信するのだった。逆上したデビッドは、マークと言い争ううちに誤って事故でマークは死んでしまうのだった。そんなとき発表した小説「アンナとの日々」が大ヒットしてしまうのだった。マークの死亡現場にいたデビッドのモンタージュが新聞に載ってしまい、作者だと公表できなくなってしまうのだった。

 ■感想■
 ピエール・ボワロー、トーマ・ナルスジャック原作のミステリー映画です。
 ボワロー&ナルスジャックといえば、フランスの超有名なミステリー作家ですネ。
 ボワロー&ナルスジャック原作の映画と言えば、1番有名な1作目『悪魔のような女』(55年)があります。96年にシャロン・ストーン、イザベル・アジャーニ、キャシー・ベイツ主演でリメイクされました。あまりの評判の悪さに未見なんですよネ。今度いつか見てみます。
 その他にボワロー&ナルスジャック原作の映画と言えば、
 ヒッチコックの『めまい』(58年)。
 イギリス、フランス製ミステリー『ミステリー牝狼(めろう)』(85年)。
 エリック・レッド監督のホラー『ボディ・パーツ』(91年)とかがありますネ。移植系ホラーの『ボディ・パーツ』がボワロー&ナルスジャック原作だったなんて知りませんでした!みなさん知ってました??

 
 もうボワロ&ナルスジャックの作品なんで、

「最後の方に何かあるんじゃないの??」って、疑いながら思って見てたんですけど、ごくごく普通のミステリー映画の展開でした。

 最後の展開を見るまでは!

 「うわ~、そう来たか!!」って感じでした。油断しちゃいけません!見ている間に、「なんだ、普通のミステリーかぁ…」って思わされちゃいました。
 でも、今作って、そのサプライズを取っちゃうと、ごくごく普通の映画になっちゃうんですよネ。
 主人公のキャラクターに、魅力が無さすぎかな??主人公のジャド・ネルソンが悪い!って感じ。まぁ、ボワロ&ナルスジャック原作の作品だから、登場人物のキャラクターの魅力を見せるんじゃなくて、登場人物は見てる観客を驚かせるために存在しているようなものだから、これはこれでいいでしょ。

 いや~、それにしても、今作のビデオパッケージって、ピアース・ブロスナン主演のアクション映画風のサスペンスみたいなパッケージですけど、ちょっと、それこそ1番のダマシです!
 もっとボワロ&ナルスジャック原作を、大きくうたって下さい。前面に大きく出せ!とまでは言いませんけど、今まで、今作の存在知りませんでした。
 
 レンタルビデオ屋で「借りるもの無いなぁ」とか思いながら、ビデオを手にとって、パッケージ読んでたら
 
 「えー、ボワロ&ナルスジャックじゃないかー!」
 
 って速攻で借りました!

 まぁ、ミステリー映画ファンは、1度は見てもいいかもネ!でも、ランニングタイムが90分ですけど、少し長いかも。テンポを考えると、あと10分くらいカットした方が良いかもネ。50点
コメント
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