『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 今年の総括・・・ 』

2009-12-29 17:16:21 | Weblog
              


アッという間に今年も暮れようとしている。 瞬間の出来事だった。
冬期の休眠女王蜂の保管管理に始まり、4月には20000匹の女王蜂の放蜂で大童! だが、死亡女王蜂の多さに内心しょ気ていた。 グリーンボックスに詰め過ぎた所為だろうと反省しきり・・・
放蜂が終わると山の飼育箱に「ニホンミツバチ」や「アカンバチ」が巣を掛けているのに驚かされる… 「ニホンミツバチ」は、yの手に負えない分野! 美濃屋と和尚さんに  発信!!! ミツバチ師匠の絶妙な手捌きで、Bigコロニーが無事治まる・・・ 師匠達の力の程を再認識!
奏功する内に「スガレ追ひ」が始まる・・・ 今年の信州は不作だった。 これが気候的(5月の超低温)なものか?流行り病の為なのか?知る由もないが、スポット的にバカ当たりの場所もあった。 今年は、Oさんの城で厄介になった。
アッという間に飼育巣は満杯になる!!! yとOさんコンビ、土日の度にアッサリ7~10巣見付け、3時から5巣の生掘りが続いた… 当然、山を出る時は真っ暗闇・・・ 暗がりで飼育箱に埋ける!
Oさんの城では、見付けた巣の半分以上を残したが、後々のOさんからのレポートによると大半は「ハチクマ」に遣られ、残りも頭の黒い天敵がドッサリ入り込み虱(しらみ)潰しの蜂追いに逢ってしまったという・・・
天敵の多さに心を痛める・・・
初秋から秋の「スガレ追ひ」をアチラコチラで始めるが、残されていた巣は僅少だった。 その上、例年より巣が小振りだった。 来年の事を考え、自然巣を残す事に努める・・・が、半分は、頭の黒い天敵に・・・
娑婆中、蜂狂だらけ!!!  全く~~~     先が無い事を思い知らされる・・・    
この分だと来年はハチャメチャだろう?と・・・晩秋は、温室サテアンに飼育箱を運び込み、女王蜂捕獲に専念する・・・ 目標の20000匹捕獲を実現。 来年への種蜂確保を・・・ yは、イイだろうが、娑婆の蜂狂は苦戦するだろう?
苦戦を傍目に意地悪を考えている。 yの放蜂は、特定個所を除き、人が入り込めない山奥(深山)を物色中・・・ ある意味で懲らしめた方が薬になるだろう?と・・・

管理箱6個の中で18000匹の女王蜂が昏々と眠っている・・・ 何とも言えない満足感の暮れを迎えている・・・
毎日、午後からサテアンに入り「イワチドリ」の植え替えをしているが、種により出来不出来が顕著で一喜一憂している。。。訪れる友と言えば人懐こい「百舌鳥野郎」!、最近では手元まで来るに至っている・・・ 何となく「スガレ追ひ」を再現しているような錯覚に陥る年末である・・・

駄洒落本「 shy・・・、the Vespula 」の書き出しも順調に進んでいる・・・終わりが読めないカキコである!!! でも、来春には成就せねば…と、意気込んでいる。
明日からは、ギャング団:孫娘達がやって来る。 またまた、爺、爺、婆・婆と纏わり付くだろうが、こちらは「百舌鳥野郎」以上に可愛い!!!
「爺、婆と一緒に寝たい!」と、予告手紙が来ている・・・先輩友には、「一時の癒しだ!」と、笑われている・・・
娑婆は不況だ・・・と、騒がしいが、老い耄れには長閑な年末である・・・

このHPも縁起のいいゾロメ:55555回ヒットを、今朝、迎えた。 これも一重に御訪問下さっている蜻蛉ファンあっての成せる技で、ただただ、感謝申し上げる次第である。これからも、力が及ぶ限り奮闘しますので、是非是非、御訪問の程、お願いします・・・       

     『 “百舌鳥野郎”の知恵!!! 』

2009-12-27 21:53:51 | Weblog
               


午前中、山形村までネギの買い出しに出掛けた。 この地方では「松本ネギ」という柔らかいネギが好まれ食されている。 知り合いのオバちゃんが譲ってくれるという・・・ 冬の間中食べられる量を買い込んで来た。

早昼を食べ、最近ではお決まりとなった「イワチドリ」の植え替えに入る・・・
植え替えは、冬中、毎日、続き大変だが、来年の作を上げる為と病気対策には欠かせられない・・・
相変わらず、ラジオを聴きながらのナガラ族である。 例によって「百舌鳥野郎」の訪問を待ちながらの作業も満更でもない! 訪問しては、何処ゾへ? そして、近所で縄張りの「百舌鳥の高鳴き」が聞こえてくる・・・ そして、暫くすると、また、やって来る・・・ こんな事を3回繰り返していた。
相変わらず、人懐こい!!! 今日も、バタバタとサテアンの中を弄り飛ぶ!
一時、yの30㎝脇まで来て“ヘボ”探しをする大胆さ・・・ 危害なし!と、学習し、ヘッチャラである・・・
5時近く、3回目の訪問があった。 yが声を掛けると嬉しい事に首を傾げ、聞き取りの格好をする・・・ どう思っているか?は判らないが、首を傾げるから可愛い!!! 過って、「日雀」や「メジロ」を飼った事があったが、「メジロ」には人懐こしさが見られたが、「日雀」にはそれが無かった。
それ以来の小鳥との対面なので、好奇心が湧く!
突然ケタタマシク「タカタカ!!!タカタカ!!!」と狂ったように鳴き出した。    
そして、今までの落ち着きが、全く、無い!!!      バタバタとサテアンの中を飛び回る! 
実は、鳴く前、毛のフサフサした猫が、外をウロツイテいるのを見ていた。
瞬間、ハハン、コイツの所為だな?と、直感した。    
余りにの激しい高鳴きだったので、yも異常を知った。 
外に出て、猫を追い払うと、「百舌鳥野郎」!、落ち着きを取り戻し、普通の状態に戻った。 戸を開けてやると飛び出して言った・・・

ここに「百舌鳥野郎」、猫は、最も嫌う天敵と見なしているようだが、yは、嬉しいことに?餌をくれるする仲間?と考えているようだ。。。と、言う事が判った。
「百舌鳥野郎」、中々、遣るなァ~~~      ますます、愛着が湧いて来た・・・      そして、コイツの学習能力の高さに驚きを隠せなかった。 餌探しは、何時も、小鳥籠の周りを弄り歩いている事が判って来た。 この周辺には、取り残しの女王蜂が、まだ、潜んでいるからだ? 居座ると、“ヘボ”の天敵になりかねない?   フム~~~ でも、春になると山に帰って行くから心配ないだろう?

     『 望遠マクロ・レンズの威力? 』

2009-12-26 20:44:56 | Weblog
               


先日、僅かだったが雪が薄っすらと積もった。 冬支度をしなければ・・・ 早速、タイヤ交換を・・・ そして、今日は、オイル交換をして来た。
日中、穏やかな天気に!!! これまでの真冬日とは打って変わって、小春日和となった。
言うまでもなく、こういう日は、「イワチドリ」の植え替え作業の日と決めている。 サテアンに入ると、どういう訳か?「百舌鳥野郎」が飛び回っていた? どういうコッチャい??? 昨夜、戸を閉める際、入り込んで居たのだろう? 高価な「イワチドリ」の苗を植えた小鉢の上をフンジラカシテいる!!!      クソ~~~     
球根までは届いていないようだが、或いは?ダメージがあるかも?      10数万円も出した苗所の一角である・・・     
慌てて追い出そうとしたが、中々、出て行かない! 余程住み心地がいいのだろう?  今日は、網戸を締める事にした。

今日も、紀州からお気に入りの球根が届いたので、真っ先に植え替え、自前の棚の植え替えへ・・・と、作業を進める。
今年の作柄は、まずまず・・・ 来春の花時が待たれる…
鉢や受皿を洗う都合上、出入り口を開けて作業をしている。 案の定、頭上でバタバタと・・・ 「百舌鳥野郎」のお出ましである!!!  実に、人懐こい!
今日は、小春日和となったので、2~3のヘボちゃんが冬眠から覚めてお散歩をしていた。 陽が陰ったりすると何処かに隠れる・・・ また、相変わらず鉢の底や物陰に潜んでいる女王蜂が5匹も出て来た。「百舌鳥野郎」に食べられては可哀そう!と、ペットボトルで捕まえ、保管する。 
バタバタとするので目をやると、嘴に“ヘボ”ちゃんを咥え外に飛び出す!!! 賢い奴じゃァ~~~ 決してサテアンの中では喰わない! こんな事が2~3回あった。
昨日から決め込んでいた望遠マクロレンズを向けよう!・・・と・・・
この望遠マクロレンズは、フル・サイズ仕様で180㎜。 yのカメラ等はAPS仕様。 だから250㎜相当になる。 これを向ける事にした。
今日のTOP画像は、これで撮ったもの・・・ 残念ながら“ヘボ”ちゃんは入っていないが、サテアン内は、殆ど食べ尽くされているので、中々、思うようなチャンスにならない? でも、何とか、近々、このレンズで仕留めて見たいものである。
悩みは、“ヘボ”ちゃんを捕まえると、直ぐ様外に飛び出し、樹の枝に停まり、パチパチお尻を潰し、パクついてしまう! これが実に早技! アッという間の出来事である。 180㎜のでっかいレンズの構えでは対応が鈍い・・・ 何とか工夫をしなければ・・・       思案中である。    

流石、180㎜マクロで撮ると迫力がある! 解像度も、まずまず!!! ただただ、残念なのは、シーズンも完全に終わってしまった年末! “ヘボ”ちゃんの残党兵、雄蜂に事欠く事である。 女王蜂を使って!と、言う手もあるが、それは、蜂狂の人情として出来ない!!! 2週間早くから手掛けていたら!と、悔やまれる・・・    

     『 “百舌鳥野郎”の啄みマナー ? 』

2009-12-25 23:06:01 | Weblog
              


年賀状を書いていたら今朝方4時まで掛ってしまった。 幾らも寝ない内に朝になる・・・ 毎年、決まったパターンだ!!!
12/25が、元旦受け取りのリミットと聞いている・・・ 毎年、元旦受け取りをモットーに出す事にして来た。
yの年賀状は、勿論、手造りで、相手によって「ヘボ」ちゃんと「イワチドリ」と決めている。 一筆添える事も怠らない!!! 表書きを印刷するのは心が籠らない為遣らない事にしている・・・ 100枚を手書きでする。。。 だからどうしても3~4時まで掛ってしまう。 今日、郵便局に届け、ホッとした。

お昼過ぎ、気温が、大分上がって来たのでサテアンに入り「イワチドリ」の植え替えをボチボチやる・・・ 毎日、10~20鉢やれば打ち切りとしている。 2月中にやればいいので、全くのスローペースである。 今年は、鉢洗いを水道水でしているので、多少、時間はかかる。が、丁寧にやる事にした。
サテアンには180㎜マクロレンズ付きカメラを持ち込み「百舌鳥野郎」を狙っている。 
じっと、チャンスを覗っていたが、今日は、yの居るサテアンには来てくれず隣のサテアンで相変わらず“ヘボ”ちゃんを啄んでいた。。。
サテアンに入るとバタバタするのでチャンスが狙えない! 矢張り、yの居る所に来てくれないと多少バタつく!!! ここに“百舌鳥野郎”の学習力の差異が出ているようだ? yが居る所に遣って来る時は、警戒心が、全く、ない!!! 
何故だろう?

後で気が付いたら、折角、植え替えした鉢の上に乗るので、化粧土がグチャグチャに!!!  クソ~~~   
面白がって“百舌鳥野郎”と戯れているが此の侭だとヤバイかも知れネ~~~


Top画像の解説をしておこう…
この程度の画像を取るにも工夫が必要である。 面と向かうと“百舌鳥野郎”、そうは言っても野生の小鳥!、警戒心を持っているので、そう簡単には撮らせてくれない。 物陰に隠れての待機が必要だ。 来出すと出入りを何回も繰り返すので、シャッター・チャンスはあるのだが、何処かに出掛けてる時の方が多い!!! この時間帯の待機は、非常に苦痛だ!
物置小屋に隠れ待機する事30分。 やっと来た。 そして、「ヘボ・ウンチ」を裏付ける食事を始めてくれた!!!  締めたァ~~~~~    
この時用意したレンズは100㎜マクロレンズだった。 そして、パチリ! パチリ!!   
見ていると啄み方がある!!!   
?????    何故だろう?
必ず、“ヘボ”のお尻を、確実に、咥える。。。   そして、嘴で数回パチパチと遣らかす! 何となく尻を潰していると判断した。 ハハン!!!!!
一気に飲み込むとチクチク遣られるからなのだろう? 10数回のパク突きを見たが、毎回、そうだった。 こんな所にも“百舌鳥野郎”の学習の成果が垣間見られた!!! 「遣るなァ~~~!、百舌鳥野郎!!!!!」・・・   
正直、ドキッとする光景だった!!!!!     

     『 人懐こい“百舌鳥”野郎!!! 』

2009-12-24 17:13:11 | Weblog
               


朝から薄ら寒かった。
1時を回った辺りから幾らか陽が射し出し、気温が上がる。 この位の温度になると外に出ても行動し易い。
蘭舎:サテアンを僅か開け、新鮮な空気を入れてやる。 それから、気になっていた「イワチドリ」の植え替えを始めた。
植え替えをし出して間もなく、バタバタと言う羽音を聞いた。 我が家に住み着いて居る「百舌鳥」野郎だ。あっちえ行っては摘み食い、こっちに来ては、また、摘み食い!!! どうやら地べたに落ちている女王蜂を食べているらしい? サテアンは閉め切ってあるので、羽音は一際大きく聞こえる。
ババ・・、バタバタ・・・、バァ~バァ~、心地いい羽音だ。
yが居るにも拘らず、ついつい、眼先まで来る・・・40~50㎝まで何度も来た。
イヤァ~~~、実に、人懐こくて可愛い!!!!! そして、地べたを嘴で掘ったり、また、小鳥籠を突いたりyの足元にある新聞紙を探している・・・ 見ていると、時々、“ヘボ”ちゃんを拾い出している。 「来い!コイ!!」と声を掛けてやると、首を傾げて考え事のような態度を採る。 実に、人懐こく、可愛い!!!
1時間近く植え替えをしながら一緒に遊んで貰った。
明日は、カメラを持って午前中から入り込み、仕草の写真を問う・・・

何とも言えぬ可愛さがある。 

     『 Aloclek !!! 』

2009-12-23 22:41:51 | Weblog
                


昨日は、幾らか凍みが弛み外の仕事が出来た。 今日は、更に、温度が上がるという予報が出ていた。 が、しかし、午前中はおろか、午後になっても気温は上がらなかった。 何となく薄ら寒い日に・・・
仕方なく、パソコンに向かい、New 駄洒落本のキーを叩く!!! 表紙、口絵4枚と“まえがき”4枚が出来上がった。 先ず先ずの滑り出しとしておこう?
こんな状況だから外に出る事は出来ず、何となくストレスが溜まる。
夕方、ヤマダ電機へ年賀状用の写真紙を買いに行って来た。 年末で、店は、買い物客でゴッタ返していた。 店員に聞くと、毎年、年末から正月に掛けて掻き入れ時でテンテコ舞だという・・・ 日頃の閑散を一気に取り返している感じだった。
年間通して盛況であって欲しいものである。

     さてさて、「ゲーロ」の話をもう少ししてみよう・・・
この間から20数年も前の事を思い出していた。
当時、yは、US の Oregon、 Potland に駐在していた。
40000坪の敷地に20000坪の工場を建て、某製品を製造し、全米に供給していたのである。
この地を「 Aloclek 」と言い、地元の人達は、愛し、親しんで居た。
当時、別段、気にも留めなかったが、ハローウィンの化粧祭の際、GMが、「青蛙」の化粧飾りをして出社した事があった。
????
「GM! ヒョウキンな事を遣るねェ~~」と、一堂、大拍手!!! それから GM は、「蛙のGM」等と呼ばれるようになった。 何故?蛙だったのか? 訳は、「 Aloclek 」は、アメリカン・インデアン語で、「蛙」と言う事らしい!!!
その昔、此処には「ゲーロ」が沢山生息して居たのかも知れない? 兎に角、我々の会社一帯は、○○Aloclek という地名で、今も使われている。

言うまでもなく、このハローウィン以降、我が社のシンボル・マークは、金色の「 Aloclek 」となり、お気に入りのGM さんは、バッジまで作る熱の入れようだった。
金色の「 Aloclek 」は、今もyのゴルフ帽子に君臨している。 今は亡き GM が愛し続けた「ゲーロ」が、yを付け纏っている~~~~~           

     『 我が家の“ゲーロ”・・・ 』

2009-12-22 20:10:39 | Weblog
              


夏、「ゴトゴト!!!、ゴトゴト!!!」、庭やサテアンの周りの草叢で「ゲーロ」の合唱が始まる・・・   
春先から“ヘボ”飼いのシーズン、我が家の庭先は賑やかだ!!! もう十数年になるが庭の山野草の草叢に「ゴト・ゲーロ(殿様蛙)」が住み着き、朝夕、お互い呼び合って合唱!、実に、滑稽だ!!! 1匹が鳴き出すと、相呼応してあちらから、此方から、そして向こうから・・・何事か?交信し合う!
どうやら十数匹住み着いているらしい?
上さんは、この呼応が可笑しいと言って笑うやら不思議がる・・・

晩秋、春先、猫の額ほどのトマト畑に豆トラを掛けると、必ず、休眠中の「ゲーロ」が転び出てくる。 もう成熟した「殿様蛙の“ゲーロ”」だ! 眠たそうに、ノソノソしている。 見ているとユックリと土の中に潜り込んで行く・・・
夏の間中「ゴトゴト…ゴトゴト」合唱し合っている御仁達の仲間だ!

どうして水も無い家屋敷に住みついたんだろう? 不思議でならない?
要は、餌だと思っている? この家屋敷は、年間通して消毒をしない。 “ヘボ”ちゃん飼育の為だ。 だから、色々な虫が発生する。毛虫の類、キリギリス、コオロギ、カメムシ、糸蜻蛉等々大概の昆虫が居る。 どうやらこれ等の蟲達を餌にしているらしい? だから小鳥もよくやって来る・・・
しからば、「ゲーロ」の繁殖は?と・・・ 気になる?
屋敷の周りには四方八方に農業用水路が流れていて、ここまで行って産卵しているのでは?、或いは、草叢で?とも考えられる? 
草叢? 
「ションベン・ゲーロ(雨蛙)」の仲間は、完全に草叢産卵である。 だから、不可能と言う事は無いようにも思える?

話は変わるが、吃驚仰天の観察があった。
もう50年も前、大昔の事であるが、カリブ海に浮かぶアンティーレス諸島の最北端、 US領 Virgin Islands 諸島の一つに St.Croix という島がありここに1年程住んでいた事があった。 幅4km・長さ16km程の小さな島、故に、川や水溜り等はない。
住んで居てよく見掛けるのは野生の馬とマングース位だった。
クリスマス・シーズン、丁度今頃、原野でピカーピカーと光る物体を見た。 何とも言えぬ異様な光だった。 yの住んでいるアパートは、山に中腹にあり、町からは、凡そ3km、食事をしての帰り道、よく歩いたものだ・・・
真っ暗闇に光るこの物体?
何んと何んと、「蛍」だった!!!!!
12月に「蛍」? yの頭には直ぐには浮かばなかったが、紛れもなく「蛍」だったのである。
「蛍」と言えば、潺(せせらぎ)のある場所!と、日本では決まっている。 この疑問は、つい10年程前まで未解決の儘だった。
或る時、矢島稔先生の「謎とき昆虫記」を見ていて、長年の疑問が一気に解決した。 それは、「蛍」の大方は、陸地で交尾~産卵~生育と言うのが、極々、普通であって、川に生息する「蛍」は、稀だ!、と・・・ 熱帯に住む「蛍」の仲間は、皆、陸生だと判ったのである。
無知というものはそんなものだ!!! 

我が家の「ゴト・ゲーロ」は、長年住み着いている間に陸生化?したとも考えられる・・・
夏、捕まえて、悪餓鬼の頃遊んだ「ゲーロ」の肉を飼い蜂の“ヘボ”ちゃんに試してみようか?と思った事もあったが、可愛い合唱団には手をつけられなかった。
   「ゲーロ」の生態もトコトン追及していくと深いもんだ!と、思う事シキリ・・・    

     『 “ゲーロ”の話・・・ 』

2009-12-21 16:55:37 | Weblog
              


その昔、悪餓鬼が「スガレ追ひ」を盛んにしていた頃、餓鬼共は“蛙”の事を「ゲーロ」と呼んでいた!!! 「ゲーロ」も「赤ゲーロ」が最高の餌で、「ゴト・ゲーロ(殿様蛙)」は、格が一段も2段も落ちた。 それは、「赤ゲーロ」の肉は、サラサラしていて真綿で作る紙縒り糸に良く馴染んで絡み付け易かったからである。 「ゴト・ゲーロ」の肉は、直ぐ、粉々になりパサパサ、肉団子にするのが大変だった。 そして、「赤ゲーロ」は、清く澄んだ清流や小川に住んで居て捕まえ易かった。 「ゴト・ゲーロ」は、専ら田圃や堤の淵に居て、手の届かない深淵に逃げてしまう。 捕まえ難い事この上なかった。
何れも捕まえると袋に入れ生かしておくか、その場で地べたに叩き付け気絶させておくのが常套手段だった。 目的の現場に付くと足の側から皮を剥き、棒に吊るして働き蜂を探す・・・  10分もすると「ジスガリ」が「ゲーロ」に付いたものだ! それからヤオラ「スガレ追ひ」を遣り出す・・・
だから「赤ゲーロ」は、悪餓鬼にとって貴重な餌資源だった。
yは、専ら、親父さんが山行きをする為の「赤ゲーロー」捕りを日課としていた。 勿論、悪餓鬼共で「スガレ追ひ」をして遊ぶ「赤ゲーロ」も、簡単に捕獲していた。
昔懐かしい、悪餓鬼遊びの件(くだり)である。 
また、或るでは、「赤ゲーロ」を食していた。 最高の御馳走とか? yは食べた事はないが、従兄弟が戦死して葬式の日、暫くの時間があり、おじさん達が、近所の泉から流れ出る小川で「赤ゲーロ」を40~50匹捕り、夕食時、「一杯ペーやる時の肴にする!」と、いい捕獲していたのを思い出す。。。 田舎では貴重なタンパク源だった。

話は変わるが、香港やシンガポールの高級レストランで食事をすると、「赤ゲーロ」等よりモットもっと太い蛙の脚の揚げ物が出てくる!!! 恐る恐る食べた事があったが、まるで鶏の肉、同然、だった。 中華料理では、高級食材だという・・・


変な書き出しになってしまったが、何故?「ゲーロ」かと言うと、こんな話が今朝の朝日新聞・長野県版に出ていた。
  曰く!!!
来年は、諏訪大社の御柱祭である。 上社、下社にある二つの宮にそれぞれ4本つつの御柱を建てる7年に一度の例大祭である。 地元は元より、日本各地から大勢の観光客が訪れる。 山出しと里引きが1ヶ月の間を居て行われる。 多分、40~50万人以上の人出となるだろう?

その上社で、毎年、境内を流れる小川で「蛙狩」をして、生け捕り、生贄にして奉納する神事があると報じていた。 「蛙狩神事」と呼ばれる珍しい神事だ・・・
元旦を祝う「歳旦祭」の後、境内の脇を流れる御手洗川で「蛙」2匹を捕まえる。 御手洗川にはどんな年でも蛙が生息していて、捕獲出来る諏訪大社の7不思議に数えられているという。 これを神前に運んで小さな矢で射抜き、串刺しにして奉納する。
この話には一体どんな意味があるのだろう?
諸説あるが、「蛙は上等な食材だったので神に奉納した」、「蛙を害虫の象徴としてみなした」、「狩猟の事始め」等々…更に「蛙は、神様の象徴だ!」と、言う説もある。これは、蛇神の諏訪神が、土着の蛙の上を征服して定着した!という神話に基づき年頭にこの儀式をするという説。。。
どんな説か?判る筈もないが、面白い!!!と、思った。

悪餓鬼の頃の先輩達が儀式に営んでいた食法も満更でもないように思えて来た・・・
我が家では、「蛙の生贄」の代わりに、百舌鳥野郎が、「“ヘボ”ちゃんの生贄」を献上してくれている・・・     yにとって、最高の写真モデルさんを提供してくれている!!!   
自然界は面白しれー事が色々とあるもんだ?      百舌鳥野郎にとって、yは、神様なのかもしれねェ~~~ ???   アハハ・・・


     『 時間が掛るもんだ!!! 』

2009-12-21 09:28:34 | Weblog
              


昨日は、寒ビー中、鼻水を20㎝も垂らしながら庭の出て倅の駐車場造りをした。
一日中、真冬日で、寒ビー日だった。
駐車場を新設するには、庭木を何本か移さねばならない!!! これが騒ぎだ!
幸い、まだ、土が凍っていなかったので助かったが、それでも5時間近く掛った。
上がってから得意技? ビールで一杯ペー!!!、美味かったねェ~~~
体が凍て付いていたので風呂に入り、やっと本調子に・・・ 倅が喜んでいたのが印象的だった。    

日清戦争:「坂の上の雲」を見て、駄洒落本の書き込みに入る・・・
目下、口絵の製作をしているが、時間が掛る事夥しい! 何万枚あるか判らない画像の中からお気に入りを選び出すのだが、気移りして、中々、選び出せない。 このようになる事を予測し、画像は、かなり時系列的に分類保管したのだが、貯蔵量の多いのには追いつけないのが現状だ!!!  時間も経過し、記憶と現実が上手く噛み合わない所に悩みがある・・・ 1枚でも多く、最高の画像を載せたいがための労苦である。
一週間掛って、69画像をA-4、4枚に収めた。 収めて見ると、自分で言うのも変だが、皆、中々の画像で夫々に当時を思い出す・・・ もっと多く載せたい気分だが、上げ出すと限が無い!!! 載せられなかった分は本文の中で採り挙げて見たいと思っている。
こんな作業をしていたら午前様になってしまった。 しまったァ~~~~  2時を過ぎている!!!

寝床に入ったが、タイミングがズレ、中々、寝むれない。 取り残された画像が頭に浮かんできてしまう・・・集中した時は、得てして、こんなもんだ・・・
その内にウトウトした。。。

まだまだ、寒ビー日が続く・・・日中でも2度だという・・・ 今日もストーブを傍に、パソコンを叩く事になるだろう・・・    

     『 拡大画像の魅力・・・ 』

2009-12-19 20:15:07 | Weblog
              


本当に寒い日が続く・・・    寒波が居座ってしまった。
真昼間から今年最後の忘年会があり、諏訪まで行って来た。
久し振りに若い連中と杯を交わし、フレッシュなパワーを貰い受けて来た。 日頃、一人きりの単独行動が続くので、何となく新鮮に思えた! 若いという事は素晴らしい!!! 改めて再認識・・・
だが、年々、外に出るのが億劫になったきた。 ましてや一献入るとなると、直に、横になる癖が付き、眠気が射してくる。 これ、老い耄れ症候群の現れ?  
3時過ぎ、帰宅したが、その儘バタンキュウ・・・ 老い耄れは隠せない!!!

さてさて、2日続きで『蟲の眼レンズ』の講釈を書いてきたが、yにとって、何といっても『蟲の眼レンズ』だけは外せないレンズ群になってしまった。 マクロレンズでは表現出来ない作出が出来るからである・・・ 特に、“ヘボ”ちゃんの表情、餌取り風景、飛翔等撮る場合、その生育環境を外しては“ヘボ”ちゃんの挙動を語れないからである・・・
アリガタイ事に、このレンズ群、運良く近寄れれば、馬鹿拡大写しが出来るから辞められなくなる。
馬鹿拡大写しと言えば、マクロ・レンズの中でも Canon の MP-E 65 は、別格、特出している。 価格が高く、焦点深度が超浅で、オート・フォーカスが無いという難点はあるものの、このレンズを通して見る画像は、魅力満点である。 だから、多少の難点はあっても人気があるのだろう?
Top 画像は、「キイジス(キオビクロスズメバチ)」の女王蜂の顔を撮ったものだが、この画像から色々なものが見えてくる!!! 何といってもこの剛毛!、感覚肢には驚かされる。 この一本一本が、皆、センサーなのだ!!!
「スガレ追ひ」時、彼女等の敏捷さには驚かされる。 飛翔筋の強さも然る事ながら、あのスバシコサは、発達した複眼・単眼の動的に対応した視力と触角、剛毛センサーの威力の何物でもない!!! これらが上手くマッチングして体に張り巡らされた中枢神経、実は、この中枢神経、分離した脳の支店みたいなもので、夫々に役割分担を各器官で果たし、頭部にある所謂脳(キノコ体)が、総括的な指令コントロールをしているという素晴らしい働きをしているからである。
だから、このお毛毛ちゃん?、単なる毛ムクジャラではない。

yは、MP-E 65 (×5)の素晴らしさを改めて再認識し、“ヘボ”ちゃんの体を覗く場合、このレンズをよく引っ張り出す。 5倍像を撮るのには、相当の技量が必要だが、~4倍迄なら老い耄れでも何とか対応出来る。 3年前の冬、鼻水を垂らしながら女王蜂の体の一部始終を撮ったが、随分と勉強になった。 その模様は、「 shy・・・、 the Vespula 」でも紹介してきたが、その後、中枢神経の勉強をかなりしたので、再度、撮り直しをしながら再分析を加えて見たいと思っている・・・ 謂わば、小顕微鏡的覗きを備えたレンズといえよう?

この画像を、更に更に、細かく見てゆけば、大顎からも、複眼・単眼からも、それに触角からも色々な情報が得られる!!!!! 挑戦してみては? 此処に、このレンズの魅力を感じる。 所で、稼働率は????? 年間通して、極めて低いレンズである!!!