『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

      『 御支援を・・・・・・ 』

2006-12-31 01:51:45 | Weblog
        

春先から始めた、このHPも、もう少しで10,000ショットになろうとしています。
此処まで来られたのも蜂狂、蘭狂の皆さんのご支援があったからだと信じて止みません・・・
長い間、御支援頂き有難う御座いました。

来年は、もう少しレベルを上げ、画像、習性や個性の掘り下げを目指して突っ込みたいと思っておりますので、今年以上にご支援を賜りますようお願い致します。

どうか、皆様、良い年をお迎え下さい・・・

先日、生き残っていた雄蜂を部屋に連れ込み、“蟲の眼レンズ”で超接近して取ってみました。何と、レンズの端面は、“ヘボ”ちゃんの触角に付きそうでした・・・

『 時の経つのは・・・ 』

2006-12-29 22:00:22 | Weblog
            

もう、今年も余す所2日足らずとなりました。
時の経つのは本当に早いものです。

昨年から今年に掛けて『ヘボ界』の巨匠が相次いでお亡くなりになりました。
飼育に掛けては、先ず、この人の右に出る人は少ないのではないでしょうか?
岐阜県山岡町の加藤義雄さん:桧皮葺の“合掌造りの飼育箱”発案者として有名の方でした。
訃報を聞いて間も無く、今度は“ヘボ”の大先生、いや、巨匠:西尾先生が、後を追うように亡くなられた・・・と、いう知らせが舞い込んできた。

相次ぐ訃報に、ただただ、呆然とした日々が続いた。
加藤さんや西尾先生は、何回か私の家にまでお越し頂き、教えを請う事が多かった。
私の飼育箱の大半は、加藤名人が、自らお造りになった『合掌造り』の飼育箱で、初めて電話で製作をお願いしたら快く引き受けて下さった。
出来上がった時、息子さんと4個もワゴン車に乗せて、ワザワザ、運んで来て下さった。この時は、それこそルンルン気分で、毎日、覗き込み、早く『合掌造り』に“ヘボ”ちゃんを入れてやりたいものだ・・・と、気が焦った。
結果は、上々、今までにない3~4kgにもなる巣に仕立てられた。
それからと言うもの、毎年、お願いして、今では、『合掌造り』の飼育箱が8個もある・・・
串原に出掛けた帰りは、必ず、加藤さんの家にお邪魔し、加藤さんの人懐こいお顔を拝顔し、ヘボ談義をしながら加藤家直々の“ヘボ五平”を頂くのが常になってしまった。
加藤さんには、yの駄洒落本シリーズを事の外気に入って頂き、お邪魔すると、駄洒落本と奉賀帳を持ち出して来て、加藤家を訪れた蜂狂の紹介をしてくれた。 
今年は、これも侭ならず、寂しい限りである。

一方、西尾先生は、知る人ぞ知る、超有名人!!! 岐阜、愛知のヘボコンテストに出掛けると、必ず、出席されていて、蜂狂のお手本になる高度のお話をしてくれた。
或る時、どう言う訳か、信州で、三宅名人や今井会長さんも交えてヘボ談義をしたいと言う提案があり、yの家を会場に・・・、此方も小林会長を始めヘボ通の蜂狂を集める事になった。結果は、色々の都合で、西尾先生と鎌田さん、それに此方から3人となってしまったが、ヘボ談義を、延々、5時間近く取り寄せた寿司を突きながらした事があった。
その後も2回ほどお見えになり、新興住宅地での飼育に別格感心され、お帰りになった。半街中のような所で、これだけ飼うのは珍しい??と、言っておられた。
西尾先生の“ヘボ騒動記”を読むと、先生が、この“ヘボ”の世界を如何に切り開いてきたか、また、如何に情熱を注ぎ込んできたか?が、よーーく理解出来る・・・
我々蜂狂が、今、こうして、例えば、交尾蜂捕獲を出来るのも、西尾先生の教えがあったからこそ・・・なのだ!!!
命日が近付くに伴い、感謝の気持ちでイッパイになる・・・

つい、先日、西尾先生の奥さんからこのような手紙を頂いた。
大変な達筆で、滔々と先生の事を書かれていた。
先生も、良い奥さんを持って幸せだったと思う・・・
今日は、このお手紙を画像の代わりに添付しておきたい・・・

お二人の巨匠の安らかなお眠りを心から祈り続けます。  

『 “キイジス”の越冬姿・・・ 』

2006-12-28 21:46:11 | Weblog
          

撮影を仕出して、ものの5分もしないうちにお目覚めでーーース。
彼女等は外界温度に物凄く敏感です。
このような現象を見ても、“ヘボ”ちゃんは、夏型の昆虫ですネェーーー
それにしても、こんなポ-ズも可愛らしい!!!    
先ず、お髭を擦って!!! 触覚が如何に重要であるか、この仕種でも判る。    


『 “キイジス”:越冬女王蜂の可愛い仕種・・・ 』

2006-12-27 21:29:48 | Weblog
         

昨日の続きになります。
この数日、暖かい日が続き、暮れの外仕事をするのが楽で有難い・・・
そんな合間を見て、“キイジス”の撮影を試みているのだ・・・
冷蔵保管箱から出し、5分もすると暖かいのでモゾモゾと動き出す。
動いているのも、また、別の意味で彼女等の体全体等見るのが出来、有難いと思っている。

懇々と眠っている中に、こんな仕種をしているご婦人が居た!!!
どう見ても可愛いとしか言いようがない!!!        
“軍(シダ)”と違って鼻紋が、口まで達していませんネェーーー、この特徴は憶えておくと役に立ちそうです?・・・
この画像、気に入っているので、正月明けにでもtop画面に載せたいと思っている。

『 今年の総括、その-2 』

2006-12-26 21:52:46 | Weblog
          

前々から、元気の内に“キイジス(キオビクロスズメバチ)”の越冬女王蜂の写真を撮っておきたいと思っていた。
餌取りや生掘り、巣内の状況は、シーズン中、比較的撮り易いので幾らでも画像があるのだが、交尾や越冬姿、また、初期営巣の巣等は、まだ、撮影されていない・・・
此処1~2年の課題だと思っている。
取敢えず、出来る事から・・・との方針で行動を開始した。

昨日、特別遣る事もなかったので、重たいカメラを引きずり出し撮り出した。
今の時期、まだ、気温が高いので、管理箱から出すと直ぐに動き出す。    
これが可哀相で撮影が遅れていたのだが、案の定、暫くすると動き出した。

多くの蜂狂さん方は、まだ、“キイジス”の越冬態勢を見た事がないだろう?
毎年、“キイジス”を飼って来たのだが、山遊びに明け暮れ、これ等の作業が出来ずじまいできた。
特に、交尾は、ヘボハウスでの“ヘボ”との両立が成り立たない為(“キイジス”は、かなり早生・・・)実現出来ていない・・・が、その内に、必ず、実現させてみたい・・・
従って、越冬女王蜂も同じで、何おか況や・・・、だが、今年は、上手い具合に越冬女王蜂を捕まえる事が出来たので、モデルさんに恵まれたと言う事になる!!!    
と、言う事で画像にして見た。もう少し寒くなってから、もっと良いポーズを撮ろう?

結論的に言えば、“キイジス”は、“ヘボ(シダクロスズメバチ)”と、習性が、殆ど似通っている。越冬態勢も、ほぼ、同じと見ていいだろう・・・
今夜から、遅いクリスマス・プレゼントとして数回に分けて越冬ポーズを載せるので御覧頂けたら有難い・・・

女王蜂の体は一回り大きく、黄色と黒のツートンなので、とても鮮やかで、綺麗!!!  
過って、『山岳地帯の貴婦人』と、yの駄洒落本に書いた事があったが、“タカ研”のI 会長さん、ドクちゃんは、この当て擦りを大変気に入り、『本当に綺麗な“ヘボ”で、貴婦人ソノモノだ!!!』と、おっしゃっていた。
“ヘボ”と同じ場所で飼育すると、その美しさが、歴然と判るだろうか?

『 今年の総括・・・ 』

2006-12-25 21:47:22 | Weblog
        

年も押し迫ってきた・・・ ここいらで、今年の総括を・・・


今年は、押並べて“ヘボ”不作の年だった。
当初から坊主の日が度々だった。それでも、上手い所に当ると5巣/日と言う事も度々あった。不作の年に、このような大魚に当るとルンルン気分になる・・・
だが、場所により、30~50個も撒く、囮の餌に1匹も子蜂が付かない日も度々あった。
押並べて、今年は、場所との相関が強く出た年だった。
毎年、一人で蜂追いをするのが通例だったが、今年は、どう言う訳かOさんと遊ぶ日が多かった。Oさんの穴場が、大水で大被害を受けたという事が主な理由だろうか?
Oさんと前後して、遠方より、ドクちゃんや近ちゃんが来たのも特筆出来る・・・
また、I会長、Mさんとも遊んだ!!!
これ程遠方からの蜂狂さん方と蜂追いをした事が、今迄、無かったので、色々な意味で勉強になり、また、交流の場が広がり楽しかった。
こうなったのも全国的な“ヘボ”不作の為だろうか?
この年寄りと遊んで頂き、タダタダ、感謝あるのみ・・・ 有難うさん!!!  

こうした中で、今年、これからの大きな役割任務の着眼点を掴んだ・・・
それは、“ヘボ”の体躯が、信州と愛知、岐阜辺りと違うと言う事だ!!!
ドクちゃんやIさんから、『 信州の“ヘボ”は小さい!!!そして、性質がオトナシイ!!!』と、言う話を何回と無く聞き及んだ。そして、最近、ドクちゃんが“コバクロ”と言い出した“ヘボ”が、信州には少ないらしいと言う事だ・・・
残された人生、この差異を65mmマクロレンズで解明して見たいと思っている。
何か差がある筈だ!!!       
この冬場、I会長さんから“コバクロ”の女王蜂を頂く事になっている。
yの所にも性質のいい女王蜂が眠っているので、まず、この差異を出して見たい・・・

また、信州には、“キイジス”と言う飼育には、まず、不適ではあるが、貴婦人のような綺麗な“ヘボ”が居るので、更なる習性把握をしたいと思っている・・・
この辺の遠大なる構想は、着々進んでいるが、この生態研究は、興味深く、面白いと思っている。

来年も遣る事はあるネェーーー 爺さん!!!

冬場から5月位までは、好きな和製蘭:『イワチドリ』の管理が待ち受けている・・・
これ等も、今年、紀州の多くのお師匠さん方から銘品を沢山頂いて来たので、褌を引き締めて遣らねばならない。。。
兎に角、遣る事だらけである!!! 呆けてなど居られない!!!        

“キイジス(キオビクロスズメバチ)”の話が出た序に、余談を少々・・・
この松本平では、殆ど見かけない山岳性の“ヘボ”だが、標高1000m近くの林内で飼育すると11月まで営巣・生存する事が判ってきた。
この自然営巣を試みているが、まだ、成功していない。
ある著名人から、『それは、遺伝子汚染だゾーーー』と、脅かされたが、果たして、遺伝子汚染なるものが存在するだろうか? 
今でも疑問に思っている。
第一、汚染に繋がる“キイジス”の相棒が存在していないのである!!!
此処で議論しても致し方ないが、この件に関しては、多くの著名人のご意見をお聞きして見たいと思っている。

今日は、飼育していた“キイジス”の飛翔写真を載せておきましょう・・・
この蜂、“軍(シダクロスズメバチ)”と、トテモ中が良いですよ・・・
そして、隣で飼育していると、お互い、相乗り(入り組んだ生活)をしている!!!



  『 天敵だらけ!!!と、反省・・・ 』

2006-12-24 20:40:22 | Weblog
        

こうして見て来ると、“ヘボ”ちゃんにとって、この世の中、当に、天敵だらけ!!!   
上手くいってもそうは残らない“ヘボ”の巣・・・
娑婆中、天敵だらけでは堪ったもんじゃーない!!!
その上、頭の黒い嫌なヤツ:蜂狂が、加わる・・・ こっちの方は、もっと質が悪く、嫌らしい? 所構わず、荒らし捲る。

先日、“ヘボ”ちゃん達の嘆きとも思えるこんな会話を聞いてしまった。
『イヤァーーー、今年は、最悪の年だったネェーーー。早春、順調な年を迎えたか?と、思ったら、急激な寒波に何回か襲われ散々だったよ・・・ この天候異変で隣も、また、その向うさんも亡くなられたようだ!!!
6~7月、絶ち残れたかと思ったら、今度は、頭の黒い野郎共が来て、片っ端から仲間を家毎浚って行ってしまった。
こち虎は、必死ハッシだったヨ!!! 上手い事に、野郎共が入り難い難場に城を築いたので、どうにか生き残れたが、それでも、ガッツイ獣共や上からは目の鋭い矢鱈と早いy等と同じように空を飛べるヤツが睨みつけていたよ・・・
秋口になり、子供達を残そうと懸命に稼いでいると、今度は、、毎日、冷たい雨!!! イヤンになっちゃうナァーーー! 初冬、娘や息子を送り出そうとしたら、天候不順で、小春日和が殆ど無かった。娘や息子は、巧く、結婚してくれたであろうか?  ウウーーーン!!! 』 と・・・
残り少ない、“ヘボ”家族の嘆きであった・・・
これが、アチラ、此方から聞えてきたのだ!!!      

そういう、yも、正直、荒らし捲った!!!     
見つけた巣の数、60~70巣は下らないだろう???
でも、yは、乱獲には人一倍気を付けている!!! そして、ココゾ!!!と、言う所の巣は、見付けても燻さない!!!
この秋、残した巣の数をカウントしてみたら、20巣を超えていた・・・
言うまでもなく、これ等は、来年の種蜂として残しているのだ・・・  
そして、山の特区、家の飼い蜂、計13巣も自然蜂放させているので、これ等も種蜂として貢献するだろう???   
嫌な蜂狂の傍ら、このような思い遣りもしてやっている!!!
見え難い“ヘボ”ちゃんへの恩返し?とでも言えようか?    
こうした中で、折角、残して置いた巣が、頭の黒い天敵に穿られていると、正直、ガックリ来ると同時に憤りを抱いてしまう・・・

毎年、“ヘボ”ちゃんには遊んで貰っているので、年の瀬が来ると、こうして若干の反省をしている・・・
果たして、来年は、良い年になってくれるだろうか?



『 ヘボの天敵“ジョロウグモ” ・・・ 』

2006-12-23 22:08:42 | Weblog
      

この“ジョロウグモ”は、ヒツコイ!!!
餌がフンダンにあると思うと何処からともなく引越しをしてくる!!!
そして網を張り巡らすのだ・・・
yの飼育場の周りは言うなれば住宅街。住宅が、犇(ひしめ)き合っている。
犇き合っていると言っても都会のようにギュウギュウではない!!!
此処に何時ともなく“ジョロウグモ”が、住み着くようになった。

丁度、飼い蜂の頃からコイツが幕を張り巡らす・・・
この頃の働き蜂は、尊いので、コイツに遣られては大変とばかりに竹箒を持って、コイツを一掃する・・・
一掃したと思っても、翌日、また、幕を張っている!!!今畜生メ!!!    
庭木と庭木の間に網を張り巡らすのだ・・・

よくしたもので、“ヘボ”の働き蜂もそう簡単にコイツの網には掛らない・・・
餌取り時、見ていると、網はシッカリと避けて行動している。
餌取りは、いいいが、遠方に出た働き蜂は、高速で行き来している為、この網に引っかかってしまう事が多い!!!
この場合、餌食になるのだ!!!    
よく見ると、コイツが食い残した“ヘボ”の外骨格が網に残っている光景をよく目にする・・・ 所謂『蜂玉』だ!!!

よくしたもので、“ジョロウグモ”共は、子沢山で剥ける。
だから、取り残しが出てしまう!!!
8月も中旬頃になると、コイツラは、かなり大きく成長している。
そして、網に引っ掛かる“ヘボ”ちゃんの働き蜂を片端から餌にし、更に、大きく成長する。
実に嫌な奴等だ!!!
この頃までに2回、3回の掃討をするが、それでも残党が居る・・・
その位ヒツコイ奴等だ!!!    

yは、嫌いだナァーーー!!!
庭木の刈り込み時、コイツを手袋を嵌めた両手でバシッと叩くと、潰れずに気絶する。これを逆にヘボの餌にしてやる!!!
“ヘボ”ちゃん達は、コイツには目がない!!!
ウグイや鶏肝・烏賊等問題ではない!!! 貪欲に漁る!!!
何たって、昆虫食には敵わない!!! 兎に角、玉のようになって群がるから面白い!!!
冗談は抜きにして、庭木の刈り込みより、“ジョロウグモ”獲りに夢中になり、“ヘボ”に与える事、しばしば・・・
見ていると、肉団子にするのが面白い!!!

と言う事で、“ジョロウグモ”は、これまでに述べた天敵とは違ったタイプの“ヘボ”の天敵でもある。

“蜘蛛”を食している“ヘボ”軍団の画像がある筈だが、見つかり次第入れ替えるとして、今日は、今頃の女王蜂の寝姿を、取敢えず、載せておこう!!!
今、夢中に微調整している“蟲の眼レンズ”で撮影してみた。背景が上手い具合に映し出されている。

此処で耳寄りの話を!!!    
『蜂玉』を見付けたら、近くにヘボの巣があると見ていい!!!
これは、極めて貴重な情報源だ!!!
こんな事があった。   
今年10月、東白川『タカ研』のI会長さん、M さん、それにOさんと蜂追いをした。
9月、餌取りが沢山:ワンサカ付く秘宝の場所をとっておいた。重鎮が来た時だけお連れする場所として・・・
ここは、普通の蜂狂が入れるような易しい場所ではない。だから、普段、誰も入らない!!!
お連れした時は、秋の長雨の後・・・、モヌケの殻だった。見つけて置いた1巣のみ・・・
正直、ガックリ来て、I さん達に悪い事をしたと、内心、思った。
仕方なく、第2候補地へ・・・
その入り口で、I さんが、橋の欄干に掛っている“ジョロウグモ”を見付け、『オイ!!!、これを見ろ!!!』 と・・・
“ジョロウグモ”の仕掛けた罠に“ヘボ”の外骨格:蜂玉が・・・
正直、ホッとした。   
して、餌を4~5本吊るすと、1分と経たない内に、“ヘボ”が、4~5匹付いた。  
飛ばすと、上手い具合に道なりに!!!
腕の立つワイ等???異とも簡単に仕留めてしまった。   
Mさん、『ナァーーーんだ・・・簡単過ぎて、遣り甲斐がネェーーーナァーーー』、と・・・
この時思った!!!  I さん只者じゃーネーーーゾ!!! ヘボの娑婆を知り尽くしている!!!    



   『 ヘボの天敵:“オオガタスズメバチ”・・・ 』

2006-12-22 20:27:34 | Weblog
        

ヘボと戯れている蜂狂なら誰しも知っている事だが、最も空恐ろしい天敵の一つに大型のスズメバチが居る・・・
蜂追いの頃、餌場にやって来る“アカンバチ:キイロスズメバチ”“チャイロスズメバチ”“コガタスズメバチ”“仮面ライダー、ジャンボ:オオスズメバチ”等、皆、最も恐れる天敵だ!!!
茲では、“仮面ライダー”は、別の意味で別扱いとしよう・・・
何と言っても一番憎らしい点は、“アカンバチ”等が餌場に来て“ヘボ”狩をすると、途端にヘボちゃんが餌に寄り付かなくなる!!!   
コイツの羽音を聞いただけで、蜘蛛の子を散らしたように逃げ去ってしまう!!!
もう、蜂追い所ではい!!!     
仮に餌に来ても紙縒り付きの肉団子等持って行く素振は、全く、消え失せてしまうから始末が悪い!!!
“アカンバチ”にしろ、“コガタ”にしろ、コイツ等は、働き蜂を瞬時に捕まえ、直ぐ様ヘボ肉団子にしてしまう!!!
捕まえる時は、“ヘボ”の首根っ子に瞬時に噛み付く。だから、一発で“ヘボ”ちゃんは彼の世行きとなる。

7月も中旬以降になると、コイツ等が出没する・・・
yは、バトミントンのラケットで、コイツ等を瞬時に叩き落す!!! 中には、タモを使う蜂狂も居る、が、ラケットの方が効率的で、技も瞬時で済む。。。 だから、これに限るネェーーー

いずれにしても、大型スズメバチは、蜂狂にとって嫌なヤツ等、また、当事者“ヘボ”ちゃんにとっては、もっと嫌なヤツ等だ!!!

この嫌な奴等が、yのヘボハウスの周りに営巣し出した。
何と、“コガタ”が、3巣!!!、“アカンバチ”が、1巣!!!
“アカンバチ”は、余り興味も無いので、たちどころに退治した。
ヘボハウスの軒下に営巣した“コガタ”は、暫くの間、観察用に生かしておいた。
この模様が、このブログの『大型スズメバチ』に掲載してある!!!
“コガタ”の他2巣は、御丁寧にも、離れの軒下に10cmと離れない所に並べて営巣!!! これには、イササカ参った!!!    
裏を返せば、yの屋敷は、彼等にとって環境がいいのかも知れない?    

“コガタ”の子蜂が活躍し始めると、“ヘボ”ちゃんの働き蜂狩りが、目の前で始まった!!!
ヤバイ!!!  まだまだ、そうは言っても働き蜂が少ない・・・   
燻し殺したのは言うまでもない!!!
正直、最後まで残し、観察用にしたかったが、①.“ヘボ”ちゃんの為、②.巨大巣になった時の危険防止の為、御臨終とさせて頂いた・・・
恨むなよ・・・

今年は、例年より大型スズメバチの巣が少なく、楽をさせて貰ったが、例年、本当に苦労する・・・
先に述べてきた“獣”や“ハチクマ”よりは益しだが、矢張り、コイツ等に次ぐ天敵だろう!!!




『 ヘボの天敵“シオヤアブ”・・・ 』

2006-12-21 21:51:35 | Weblog
       

今年、飼育場の周りで嫌なものを見てしまった。
何と、“シオヤアブ”が“ヘボ”を咥えて(捕まえて?)いたのだ!!!
ギョエーーー、お前まで天敵なのか!!!   
それが一度ではなかった。
それから、この捕食者を何とか画像に収めようと試みたが、コイツ、中々、ハシッコクて(素早くて)近付くと『プウウーーーン』と、甲高い羽音とを残して逃げてしまう・・・

“シオヤアブ”が、昆虫等を捕まえ食する捕食昆虫である事は、かなり前から見届けてきたが、まさか、“ヘボ”ちゃんまで食っているとは知らなかった。
食すると言っても、実は、口器を捕食した昆虫に差し込んで、体液を吸っているように見える。
コイツ、結構、獰猛で、大きい“蝿”や“飛蝗”のような物まで捕まえ、脚でシッカリ掴んでいる光景に良く出ッ化す・・・

話は横道に逸れるが、“ショヤアブ”と言えば、初秋:9月、松本カントリーのゴルフ場には物凄く居る!!! それが、殆ど、オツルミ・・・
足元から甲高い“プウウーーン”と言う羽音を響かせ、1~2m飛んでは、また、芝生に下りる・・・
それがアッチでもコッチでもだから賑やかなものだ!!!
勿論、中には、餌らしき物を咥えたヤツも居る・・・
コイツの生態がどうなっているのか?一寸、気になった。機会があったら調べてみたい。

今年、飼育場で3回も見たので、『こんな奴がゴルフ場のように大発生でもすれば大変な事になるナァー・・・』と、思った!!!
おお、クワバラ、クワバラ・・・