『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 散策も、また、楽し・・・ 』

2008-04-30 23:14:45 | Weblog
                


今年、初めてのタラの芽取りに行って来た。
最近、山菜が見直され、猫も杓子もタラの芽!、タラの芽!!!と、騒ぎ立て、乱獲が始まっているので、出掛けても坊主の日が多くなった。  
今日も坊主覚悟で出掛けた。
案の定、入った脇からタラの木の頭が掻かれていた・・・   
今年もダメかぁ~~~? このサイクルが年々早くなっている!!!    
タラの芽の他に、“ヘボ”ちゃんの徘徊姿の確認もあった。と、言うのは、この地、昨年、巨大巣を採らずに剥かしているからである・・・
タラの芽は、急坂の入り口に若干の取り残しがあり、これを頂戴してきた。
棘と棘のある蔓木の間を縫うようにして這いずり回り、タラの木を探したが、3~4年前より極端に少なくなった。乱獲で、木が枯れていくのである。
その上、まだ、爪位の芽を掻いているので、残って居るのは全くと言っていい程無かった。 それでも40~50本は採ってであろうか?
汗もかいた!!!    
切り株に座り込み、下界を見ながらムスビを齧ったが、実に美味かった。
齧りながらフト目を4~5m先にに投じると、標高1200m地点でもヤマシャクが蕾を上げていた!!! 陽だまりだから下界とそれ程変わらないのである。
こんな景色に見とれていると本当に癒される。 今日は、これだけでも十分であった。   

さて、“ヘボ”ちゃんはと言うと、残念ながらお目に掛かれなかった!!!
が、マルハナバチの営巣場所探しの光景を4~5匹見ただろうか?
羽音宜しく、頻繁に飛び回っている。
毎年の事であるが、先ず、飛び回り出すのはマルハナバチである。そして、5月の連休明けになるとアシナガバチや“ヘボ”ちゃんが・・・
“ヘボ”ちゃんは、5/10、過ぎと見た方がいいだろう?
それものべつ幕なしではない! 暖かい日の午前中と夕方と限られている。
飛ばない時は安住の場所で休んでいるのだろう?
今年、家で『変形ロス式飼育箱』に“ヘボ”ちゃんを入れ、観察をしているが、コイツ等、休んでいる時間が、実に、多い!
午前中、飛翔の真似事をしている・・・ こんなの見ていると、自然界の様子の一端が垣間見られる気がする?    

それにしても、明日から風薫る5月:皐月である!!!
1ヶ月と経たない内に“ヘボ”ちゃんの徘徊姿が頻繁に見られるようになるだろう?・・・  楽しみ多い月に突入する・・・     

     『 オヤオヤ??? 』

2008-04-29 22:33:35 | Weblog
               


27、28日と2日間、新宮まで『イワチドリ』の展示会を見に行ってきた。
新宮は、流石に、遠い!!!   乗換え等のロス時間を勘案すると7時間も掛かるのである。
道中、時間を持て余していたので、桑原先生の『動物の体内時計』と言う本をチラチラやりながら車窓から外を見る機会を得た。
蜂狂の性(さが)?、紀伊半島にもハチンブクが居るんだろうか?と・・・    
だが、yの眼力が効く範囲には、“ヘボ”ちゃんが生息しそうな環境は見当たらなかった? どう言う訳か?この地は照葉樹林が繁茂していて、低潅木は小さな竹や笹で密集!!!まるでジャングルを呈していた。
思うに、このような山林だと、台風等の治水対策としても脆弱なものだろう?ドカ水、間違い無しである!!!    
山林は荒れ放題!!! 冗談ではなく酷い荒地山林と化していた。
名古屋~桑名辺りはお街であるが、津を過ぎる辺りからこの照葉樹林、竹や笹の荒地山林が目立つ!!! 酷いものだ。
今年、長野県は一人当たり@500円の森林税を巻き上げ、森林整備に掛かると言うが、三重県、和歌山県も環境税なるものを導入し、森林整備をやると日本古来の美林が再生するのでは?等と余分な事を考えていた。     
思うに、このように荒れ果てた森林には、獣も住めないのでは?と・・・
勿論、清潔感を好む“ヘボ”ちゃん等は、押して知るべしだ!

新宮では、何軒かのお師匠さんの家に寄せて貰った。
Kawashima師匠の本宅は、本格入母屋造りの豪邸。電車の待ち時間、雑談に花が咲いたが、過っては、熊野の森林は、何処に行っても樵が手入れに入り美林だったようだ。
熊野の山々は険しく、尾根から尾根へと山師の行き来の道が開き、それはそれはあ険しいながら歩き易い道だったと言う・・・
今、照葉樹林は、椎が芽吹くと同時に花を咲かせ、金色に染まっている!!!
椎の蜜の匂いが充満し、熊野山系は光り輝いていた!!!

『イワチドリ』展は、勿論、大成功で、素晴らしい『イワチドリ』が拝見出来たが、それ以上に、遠く、熊野の草友師匠さん達と親交を深め意義深い旅となった。
毎度の事であるが、行くと何がしかのお土産を持たしてくれる・・・
お土産??? 此方では中々手に入らない『イワチドリ』なのである。
今回は何時もより少なかったが、それでも数点頂けた。

今日は、これを植え替えながら久し振りにノンビリと家に居た。。。
時折、気になっている『ロス式飼育箱』を覗き込んだ!!!
どう言う訳か、最近、厭に冷え込む!!! 朝見ると、2匹づつ入れたハチンブクちゃんが隣合わせで丸くなって休んでいる。仲イイヤァ~~~
気温の上昇と共に、動き出すが、今日、始めて『軍』が、砂糖水を飲んでいる光景に出っ化した。  ヤヤッ!!! やるネェ~~~,”ヘボ”ちゃん!
思わずニンマリである。     
他の2つのケージも、まだ、ピンピンしているからおそらく砂糖水にあやかっている事だろう?
明日は、もっと気温が上がるというから、活動も活発になろう?
そして、もう一つ!!!
日中、『ピンコロ』は日向に出て、暖をとっていた。   
最近の陽気を以ってすれば、然もアリナン!!!、と・・・
老い耄れ蜂狂であるが、今日、この2つの事実を見ただけでも、正直、大収穫であった。    
紀州詣の前、庭に居た毛虫を潰し、朽木に塗り付けておいたが、舐めてくれたかどうか?気になる所であったが、これからは生餌も努めて与えた見たい・・・

     『 紀州詣で・・・ 』

2008-04-26 22:37:43 | Weblog
               


yには、ハチンブクの他に野生蘭の趣味がある。。。  過っては、ハチンブクより野性蘭に嵌り込んでいた・・・
野生蘭といえば、実に、幅が広い!!! 山野草の仲間は、総て、好きだ!!!
敢えて言えば、ハチンブクより好きかも知れない?
だから山野草の仲間は庭の何処かに、必ず、植えられている・・・   

山野草の仲間に懲り出し、中でも『イワチドリ』の可憐さには留まる所を知らない!!!
これを始めてもう、彼是、20年近くになる!!!
始めた当時は、高嶺の花で、チビイ球根が1つ@5,000~1,000,000円もしていた時代があった。    そして、嵌り出すと、これ等に手を出すようになっていった。
yの及ぶ範囲は、100,000円止まりであったが、それでも、随分、投資した!!!
今残っているのは微塵も無く、万円札が、煙と化した!!!
まだまだ、現役だったので、こんな事が出来たが、今、考えるとゾ~~~っとする!!!     

余談はさて置き、老い耄れ爺になっても、まだまだ、病気は癒えていない!!!
今でも2つのサテアンはこれ等の残党で一杯だ!!!

実は、明日、紀州:新宮で『イワチドリ』の展示会がある。   
例年の如く、この展示会を見に行くという算段だ!!!
新宮は、実に、遠い!!! 陸の孤島?と、言っても異存は無かろう?
朝7時前の電車に乗り、新宮に着くのは、午後1時半である!!!
滞在12時間足らずで、また、帰ってくるのであるが、こんな無謀な旅を続けるのも「イワチドリ」の重病に掛かっているからなのである。

紀州には、蜂狂ならぬ、蘭狂仲間が沢山居る。仲間?これはオコガマシイ!!!
師匠さん方である!!!
展示会の後、打ち上げがあるが、遠路遥遥来たと言う事で、老い耄れ爺でも呼んで貰える。。。これが、実に楽しい花談義となる!!!
ヘボ談義以上かも知れない!!! 弁舌の立つ師匠さん方が沢山居て、宴会を盛り上げてくれる!!!   
コチトラは、ジーッと我慢の子で、聞き役専門だが、実に勉強になる・・・

老い耄れ爺、年を考えると、“ヘボ”ちゃんと戯れられるのも、後、数年?、その先を考えると、『イワチドリ』が頼りになる拠り所かも知れない!!!

と、言う事で、明日、新宮行きと相成った!!!
今日は、このブログで掲載するのが初めてになるだろうが、『イワチドリ』の写真を載せておこう!!! 一つ一つが、総て、変異個体!!! 果てしない夢を与えてくれる!!!
この花は、木曾の山草店で購入してきたもので、10年位して『緑花』である事が判った極めて貴重なイワチドリである・・・ 実は、『イワチドリ』を含め、緑花は、殆ど、出現していない!!!

     『 冬眠から醒めたドクちゃん、出没??? 』

2008-04-25 23:56:10 | Weblog
                


21日の事である。
夕方、一寸、留守をした。家に帰るとドクちゃんから電話があったと言う・・・
2時間ほどしたら懐かしい声が向こうから聞こえてきた・・・
この所立て続けに2回あった事になる。。。。。
元気の様子で、声は弾み、溌剌としていた。   
先日電話があってから、思う所があり、またまた、“ヘボ”論文をかなりの分量書き上げたらしい!!! これに、yが、先に送ってやった画像を使わせて貰ったから宜しく!!!、と・・・ 論文にマッチングした画像が数々あったらしい?
博士に使ってもらえるなんて光栄そのものである!!!   
どうぞどうぞ!!!と・・・     
ドクちゃんの事だから、また、奇抜な観点から突っ込んでいるのでは?と、想像しながら聞いていた。
ベルクマンの経験則、アレンの法則、クローがーの法則等を判り易く書いた等と話していた。ベルクマンの経験則:yとのヘボ談義で、得る所があり、この分野のリサーチは大変なものである。一寸、気になるナァ~~~?   
『USBチップが、連合会長の所から回ると思うが、点検チェックして、使える箇所はドシドシ使って欲しい・・・』と、いう依頼だった。

明日、Kanai師匠とYamaguchi和尚さんの所へ行くが、面白いヘボ談義になると思うので、時間が取れたら出掛けて来ないか?と、誘ったが、現在、かなり遠方に居るらしく、『行きたいのは山々だが、時間的に無理だ!!!』と、言う話だった。
『次回ヘボ談義を・・・』と・・・
でも、『近い内に出掛けたい!!!』と、話していたので、連休明け位には実現するかも知れない!!!   
冬篭りの間に、7000ページに及ぶ論文を書き上げたので、これをお披露目したい様子だった!!!
携帯電話を切っての集中執筆だったんだろう? 然もアリナン!!!     彼らしい!!!  
ハテさて?今年のヘボ談義は、何時頃、実現するだろうか?    

     『 早くも・・・ 』

2008-04-25 00:01:12 | Weblog
               


一昨日の事である。
一寸、早起きし、ロス式の飼育箱を仕掛けていたらサテアンの周りが厭に騒がしい? また、潜り込みの女王蜂がサテアンの中でモガイテいるのだろう?と・・・
それでも気になった。   
賑々しい方に近寄ってみると、それは、サテアンの入り口だった。
芽吹き出した南天からツリバナへと・・・、一匹の“ヘボ”ちゃんの女王蜂が飛び交い、地べたに降りて来て、穴探しをしているだはないか?   ギョエ~~~   
正直の所、若干、ビビった。   
ヘェ~~~、進んでいる個体は、もうそんな時期になるのか???と・・・   
一寸、追跡したが、瞬間、見失った。
実は、毎年、こんな光景を見るのだが、着巣したと言う事実は無い・・・
一昨年、蟲を捕獲し、運んでいくのまでは確認したが、それから先、ビック・ニュウスまでには至らなかった!!!

はたして、今年は???
この所、セグロアシナガバチが、盛んに舞っている・・・そして、中には餌取りを始めた御仁も居る。 先日、和尚さんの所へ出掛けた折、流石、長野は標高が低いためか?セグロがかなり飛んでいた。 そして、アオキの若芽に来て餌取りをしている光景に出っ化した。
後、1週間もすれば、極々、自然に観察出来るであろう?

初夏は、早足でやって来ている・・・
初夏の訪れと共に、ドクちゃんが活動し出した!!!     この所、電話をくれるようになlた。が、携帯の電源は、相変わらず入っていない!!!
5月に入れば出掛けたいと言っていたので、冬眠から醒めたのだろう???     嬉しい話だね・・・ 

今日、取り込んだ画像の処理を一日中していたので、疲れたァ~ 
フンジャァ~  

     『 蜂放について考える・・・(6):今年、最後の蜂放・・・ 』

2008-04-23 21:46:06 | Weblog
                   


夕べ、和尚さんの所から戻ったのが遅い時間だった。そして、老い耄れ爺、一日中立っていたので、少々、疲れた。
一休みして、どうしても和尚リポートを書き上げたかった!!!   
それから、リポートを書いていると、上さんが血相を変えて文句を言っている!!!   
『 アンタはん!!!、お友達が出てブンブンしているよ!!! ちゃんとしてくれなくちゃァ~~~ メッ!!!』    離れの廊下から逃げ出した御仁が、母屋の廊下にも居る!!!これを極端に嫌う上さん。何時もブツブツ言いやがる!!!  
どうやら、この所の暖かさで完全に目が醒め、一日中ガリガリ、ゴリゴリやっていたらしい?
出て居たのは『キイジス』だった!!! 
見ると10匹ばかり、体中、発泡スチロールの屑だらけで、モソモソ遣らかしていた。
『オイオイ、もう少しの辛抱だよ!!!』と、老い耄れ爺・・・
ピンセットで摘んで入れるが暴れまわる!!!  『コレコレ!!! 明日、放しに連れて行ってやるからもう少し辛抱シロイ!!!』と、老い耄れ爺!!!
彼是20数匹の『キイジス』が竹籠を食い破り、且つ、あの分厚い発泡スチロールの箱をブチ拭いていた!!!      
『やるナァ~~~、“キイジス”君!!!』
つい2~3日前、ペットボトルを入れ替えてやったが、この所の暑さで、水になっていた・・・  クソ~~~   
一晩の事だが、また、冷凍ペットボトルを入れ替えてやった。

今日、余りにも天気がいいので、コイツ等と、サテアンで捕まえた残り400匹を連れ、10kmほど離れた極秘の城へ播きに行って来た。
天気がいいと勢いよく御出立するネェ~~~   
最後の蜂放となったので、名残惜しく、地べたにドッカと腰を下ろし、撮影と飛行観察を兼ね、ノンビリとした時間を過した。。。
率は低いが、出立点に舞い戻る御仁が何匹も居た!!! 奴さん達、一体、何を考えているのだろうか?
ヒモジイ思いをさせてはナラジと?砂糖水を与えたので、腹をパンパンに膨らました御仁が何匹も居た・・・
こういう御仁は、出立が重たいね!!!

結局、総てが飛び立つのを確認するまで、1時間半も掛かってしまった。
こうなると、後は、6月下旬まで、ヒタスラ待つしかない!!!   

ヒョッとすると、Kanai師匠から貰った『ピン』ちゃんで初期創操の遊びが出来るかも知れない? これで、開店までの繋ぎの遊びが出来れば、また、新たな“ヘボ”ちゃんとの関わりが生まれる事になる。明日、栗の朽木を置きに行こうっと・・・   



 

     『 百聞は一見に如かず!!! 』

2008-04-23 00:02:26 | Weblog
              


この所UPしたい事項が目白しだ!!!    
蜂放の事、ロス式飼育箱にヘボちゃんを放した事、和尚さんの講演の裏づけ!、目白押しだ・・・

どれから手を付けようか? 迷える子羊・・・   

ウンで・・・、今日、Kanai師匠がYamaguchi和尚さんの所へ蜜蜂を貰いに行くと言うので、同行させて貰った。   
多分、一日中潰れるだろから、今朝は5時置きし、Kanai師匠が来る前にロス式の飼育箱に3番目の女王蜂を放してやった。
これ等の模様は明日にでも書くとして、今日は・・・

予定通り、8時、Kanai師匠が来た。
そして、夜遅くなるというので、ニホンミツバチ捕獲用の空き箱を山の飼育場の脇に伏せに寄った。
此処には、昨年、yの“ヘボ”飼育箱に偶然飛び込んでくれたニホンミツバチが居ついている。。。この分蜂群に新居へ入って貰おう!!!と、言う算段である。
今日の所、2箱伏せた!!! ナムチン、入りますように!!!    

それから、師匠の高級車で高速を飛ばし、一路、長野へ・・・
道中のヘボ談義は何時もの事!!! 小1時間掛かるので集中的な談義が・・・
長野インターを降りた所で、Yamaguchi 和尚さんが迎えに来てくれていた。
ヤァー、オーオー・・・の挨拶!!!
何時もより、和尚さん張り切っている!!! そして、無線機を渡される!!!
車の後を追尾するものの、メインの案内は、無線機誘導!!! 文明の利器をフンダンに使いこなす!!!

道中、コンビニで弁当を買い、ニホンミツバチの飼育場へ・・・
事前の連絡の宜しきを得て、飼育箱、移植の諸備品、総て、順調!!! 直ちに、移植が!!!
和尚さんの手際のいい事、、ニホンミツバチの甘いも辛いも知り尽くしていて、怒らせもせず、物静かにセイヨウミツバチの要領で、北信流流儀がお披露目された!!!  先日の講義の実践版ダァ~!!!    
この流儀の最大の特徴は、巣盤一つ一つが、巣枠に取り付けられる方式、ニホンミツバチの内検が自由自在に出来るという代物!!! しかも、蜂を怒らせない、騒がせない手法をマスターしているので、毎日でも巣内の点検が出来る。。。
蜜の集め具合、雄蜂や王台の出来具合、スムシの付き具合等、意の侭に点検出来るので、ニホンミツバチを手玉に取ったようなもの!!!
写真撮影も、女王蜂の産卵等、簡単に撮影出来る!!!
遣るナァ~~~和尚さん!!!   

実は、ニホンミツバチにしろ、セイヨウミツバチにしろ、巣内を目先で見るの、初めて!!! 和尚さんの奥義をタップリと拝見出来た。

飼育場で昼飯を食べながら、ユックリと蜂談義!!!  桃や林檎の花を見ながらムスビを齧る!  ウメなぁ~~~
その後、分蜂の内検奥義もお披露目させて頂いた。 ヤルヤル!!!和尚さん!!!
ただ、十分理解出来なかったのは、働き蜂や雄蜂の育房は、横を向いているが、王台は下を向いていた。王台の展開具合等の解説、実に適格だった!!!
カースト蜂の餌の区分けの解説も聞いた!!!  ウウ~~~ン!  成程・・・

次いで、師匠、セイヨウミツバチも買い入れる約束になっており、場所を移した。
和尚さんの愛弟子の所だ。
ここでも、和尚さんの手馴れた手法術による移植作業を拝見した。
イヤァ~お見事!!!    

本宅に移り、巣枠の作り方、金稜辺の講釈、各種飼育箱の解説、微に入りサイに入り懇切丁寧な説明にタダタダ驚くばかり・・・
幸いにも、y、蜜蜂に嵌り込んでいなかったので、深入りせずに済んだが、幾らかでもタッチしていれば、深みに嵌ったであろう? でも、幾らか病に掛かったようだ?
Kanai師匠は、完全に思い病気にかかった模様? ワシャぁー知らんよ???   

丸一日中、付き合ってくれ、  この上ない解説付き!!!   和尚さんの懐の深さに感服、奴豪い蜂狂が居たもんだ!!!と、感心シキリ・・・ 
専門外だが、今日はいい勉強になった。 “ヘボ”ちゃんにも相通ずる所があるような気がする・・・
思うに、和尚さん、トップクラスの蜜蜂生態研究者なのであろう !!!  と・・・
    

     『 蜂放について考える・・・(5) 』

2008-04-21 22:19:22 | Weblog
               


今日は、蜂放に絶好の日和!!! 少々、遠出の蜂放をやった。
高速を使って1時間!、豪雪地帯に播いて来た。 今日播いたのは、抜群の冬眠女王蜂で、箱を開けると唸りを上げ、出立して行った!!! 
勢いが抜群!!!  まだまだ、余力を残している存在だった。  
そして、冬眠生存率を調べると、97~8パーセントを軽くオーバーしていた!!!  
冬眠管理技術もこうでなくチャァー・・・と、一人でニンマリ!!!
yの手法公開しているが、娑婆の蜂狂さん、実行してくれているだろうか?    
偶々、上さんが桜の花を見たいと言うので一緒に連れて行ってやったが、蜂放光景を見て???、『ハチンブクちゃん可愛いね!!!』と、言っていた・・・
何を隠そうそう。。。、撮影用に10mmの穴を数個開け、そこから一匹一匹、飛び立つ姿を見ていて、素人目にもそう感じたのだろう?
ダショウ!!!、ダショウ!!! 
何時も見下げられ、小馬鹿にされているが、幾分、お株が上がったようだ? ザマー見やがれ!!!     へへ・・・へ
このように老い耄れ爺でも一丁前の蜂狂じゃい!!!   

さてさて、今日の蜂放模様は、明日、また、詳しく報告するとして、昨日の和尚さんの講演の素晴らしさを、まだ、書いていない!!!

本業は、僧侶と聞いているが、本業は、蜜蜂屋のように思えた!!!
しかも、並みの蜂狂ではないのである!!!
秀でている点を、縷々、述べよう・・・
①.「ニホンミツバチ」の内検法なる術を開発し、朝夕、最低2回は内検をしていると言う・・・ 蜂の弱みを知り尽くし、観察術に長けている。そう言ヤァー蜜蜂の顔してらい? 怒るかな???  
②.内検の術にポイントがあり、急所を観察しきっている。
③.蜂を怒らせない、騒がせない術をマスターした。。。
④.晩秋の採蜜を戒めていた。コロニーを弱体化?滅亡させる最たる悪行だと・・・
⑤.女王蜂の誕生等何時でも!!! 一寸した事のようだが、大発見!!!
⑥.分蜂の術。。。、朝飯前!!! 自在にコントロール出来る・・・
⑦.給餌の基本をお披露目した。。。
⑧.コロニー合体の妙!!! 朝飯前!!!
⑩.金稜辺を使っての探査蜂誘引の術・・・
そして、ニホンミツバチの研究拠点:玉川大学へ、研究者が、条件付けする「ニホンミツバチ」を、毎年、供給し続けていると言う・・・

最後まで居て、更なる、極秘、質疑を聞きたがったが、町の消防団との会合があり、中座せざるを得なかった。

和尚さんは、「ニホンミツバチ」の研究が主だが、「ヘボ」ちゃんのAndoh Docterに勝るとも劣らぬ人材である事をこの講演で、世の中に知らしめた!!!
和尚さんは、まだまだ、若い!!! これから何を開発展開されるか? 計り知れないが、素晴らしい人材が現れたものだ!!!    

もう、BBC放送のメイン・アクター?で有名、素性は知れ渡っている!!! 講演振りを載せてもいいだろう?

     『 蜂放について考える・・・(4) 』

2008-04-20 22:32:26 | Weblog
               


まだまだ、残っている越冬女王蜂の蜂放に行きたかったのだが、師匠からお誘いがあった!!! Yamaguchi和尚さんが、伊那のヘボの会で『ニホンミツバチ』について講演するから出て来い!!! と・・・
y、『ニホンミツバチ』ついては、全く、知識も経験も無いのである。飼った事もない!   
でも、和尚さんが・・・となると、何となく惹かれるものがあった!!!

例によって、午前中、yの常識を得る政治討論をTVで見る恒例になっている・・・
でも、今日は、伊那のOgiso会長の会で講演・・・、しかも、和尚さんが来るとなると・・・、朝からソワソワし、何となく落ち着かない!
こんな次第だから政治討論など頭に入る訳が無い!!!   

11時半、家を出て高速を飛ばした! 爺でも120km位出す!!! このアホタレが・・・?
12時、一寸、過ぎ、羽広荘に着いた。
そこには、Kanai師匠とYamaguti和尚さんがいた。
和尚さんは、珍しくネクタイに背広!!!!! 二人で、『袈裟の方がいいヨ!!!』と、からかった。 事実、和尚さんの法衣姿を多く見ているので、本当にそう思えたのである。
和尚さんは、『少し緊張しているが・・・』と、言いながらも、自分の研究成果を報告出来る喜びに満ちていた!!!

講演会は、Ogiso会長挨拶、司会の下、1時に開演となった。 伊那市長も出席する熱の入り方!!! 
初心者は、後ろの方でOgiso会長が手解きをすると言う・・・ y等、このグループの方がいいのだが、和尚さんの話に興味があった。

和尚さんは話が、実に、上手い!!! その上、『ニホンミツバチ』の生態を悉く解明し尽くし、『ニホンミツバチ』の本質に迫る話し振りだった!
惜しむらくは、コチトラ、『ニホンミツバチ』についてズブの素人だったのである!!!   
でも、和尚さんの話は、蜜蜂関係者でなくても、判り易く、“ヘボ”ちゃんにも共通する部分が多く、非常に参考になった。
Ogiso会長、Yanaguchi和尚さん、Kanai師匠、声掛けてくれ、有難うサン!!!!!    
それにしてもYamaguchi和尚!、計り知れない存在能力を持っている蜂狂だ!!! たった、4年の経験と言うが、掘り下げ、突っ込み、観察力が群を抜いている!!!
巷の研究者!!!間違いない。。。 実に素晴らしい感性の持ち主だと思った。
実は、10数年前、和尚さん、『松本スガレの会』に入っていた。その時、面識があった。yの撮った“ヘボ”ちゃんの冬眠姿の写真を見て感激していた!!!
  そして、『女王蜂は、冬眠から目が覚めると体内脂肪を消化させる為、徘徊活動を十分にする!!!と・・・この徘徊活動により卵巣が、発達し、営巣時期を迎えるのだ!!!・・・』と、教えてくれた。  
老い耄れ爺になって、もこの御教授を鮮明に覚えている!!!
スゲ~事知っている蜂狂がいるんだ!!!と、感心、シキリりだった。
こんな経緯があったので、町の会合、蜂放をほったらかして出掛けたのである・・・

和尚さん、素晴らしい講演だったよ・・・       サンキュウ!!!  

     『 蜂放について考える・・・(3) 』

2008-04-19 22:06:57 | Weblog
                


雨が上がったので、昨日から用意しておいた冬眠女王蜂を撒きに出掛けた。
用意しておいた? ウンダ、うんだ!!!
この内容は書けないのだ!!!   Kanai師匠との協定がある!!!
蜂放の Good Idea であると同時に、写真撮影には絶好の場面を提供してくれる・・・
昨日、シコシコ、半日も掛かって準備作業をしたのは、この写真撮影の為なのである。 物好きにも程がある!!!    メッ!!!  

蜂放は、もう、彼是20年近くもやるので、どうこう言う程の事でもない・・・
が、蜂放の撮影は何年やっても上手くいかない!!!   
ハチンブクちゃんの飛び立つ瞬間が余りにも早い為である!!! それで、ストロボを使い、且つ、180度の画角を持つ円周魚眼レンズを使うが、それでも、中々、思うような飛翔写真は撮れていない。
今年は、プラス(+)『蟲の眼レンズ』で挑戦している。
今日は、お気に入り画像が、沢山、撮れた!!!   

所で、この画像を撮りながら一大発見をした。
Kanai師匠に『ピンコロ』の女王蜂を100匹貰った話は、既に、したが、今日、コイツを播いていての事である!!!
で、一大発見とは?  
  『ピンコロ』は、蜂放場所から飛び立つ時、必ず、記憶飛行をするという事である!!!     

因って、暫くすると、老い耄れ爺が恋しいのか? 冬中の落ち葉の匂いが恋しいのか? yの周りに来て、旋回飛行する御仁が目立った!!!
『軍』や『キイジス』も、偶に、このような御仁がいるが、そう端からと言う事は無い!!!
『ピンコロ』の知られざる一面を知った!!! 
考えて見れば、『ピンコロ』の交尾蜂等捕った記憶も無いので、それはそうだろう? それにしても、何の為の記憶飛行なのだろう?
中には、yの袖の中に潜り込みたがる御仁がいた・・・
明日、午前中、この『ピン』ちゃんに栗の朽木を与えたいと思っている。餌も然る事ながら、巣材も重要なのであるから・・・ 
これは師匠から教えて貰ったノウハウである。      ハイ・・・