『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 チンマイ脳…(その2) 』

2010-03-31 22:46:09 | Weblog
               


毎日、寒ブイ日が続いている・・・
昨日等は-7~8℃まで下がり、真冬同然だった。 サテアンのイワチドリ達は、暖房のお陰で生き永らえている。 友人の所は、遲霜にやられ大損害だという・・・
サテアンに入っていると、何処からともなく洗車をしている激しい水の音が聞こえてきた。
寒いのに、よくもまァ~~朝から洗車をしているものだ!と、感心していた。
所が、何の事はない、道を挟んだ隣のアパートの水道管が破裂して、ビタビタと水道水が叩き落ちていたのである。 それ程の凍みだった!!!

我が家に「ネズ公」が入り込んで居たのは既に、報告済である。 何処から這入り込んで居るのか、皆目、解らない!!!
天井裏で大運動会が続いていた・・・
コイツを何とか仕留めなければ!!!   と、鼠取り、モチ等入れて見るものの効果はサッパリ!!! 3番手に登場したのは、ペパーミントのハーブ剤だった。 これを何と5000円も買い込んで来て、天井裏に敷き詰めた!
それからというもの、大運動会は治まったが、時々、遠慮しがちに出没していた・・・
このペパーミント、昇華するので、3~4ヶ月に1回は補填してやらねばならない!
昨年の大晦日に第2回、今度は6000円分敷き詰めた。

ついつい、先日の事である。 婆が、野鳥の小鳥(ジョウビタキや四十雀、目白等)にリンゴを与えている・・・ これには、これらの野鳥の他に、昨日、紹介したヒヨドリやムクドリもやって来る。 コイツ等は嫌いだが、大食感でギャァーギャァ騒ぎ捲り、実に、感じが悪い。
或る時、このリンゴに、見慣れない鳥が上り掛けていた。 ヨクヨク見ると、鼠である。
天井裏で運動会をする奴等かも知れね~~~
続け様に2回も見てしまったのである。 婆は、最初、鳥だ!と、居直っていたが、尻尾を見て、漸く、納得した。
この近傍に鼠取り機を仕掛けるが、掛からない!!! 彼是、1カ月以上経った。

先一昨日の事である。
婆は、離れの廊下で、鼠公を目撃したという・・・
二人で、置物を退けたりして点検するも鼠公は現れない… 
そうは言うものの、締め切った廊下で、一度、物音を聞いた。 婆は、孫娘達が長期滞在するというので、必至である。 嫌な思いをさせたくない為だろう?
離れの玄関に鼠取り機を持ち込んで「リンゴ」の餌を仕掛けた。
何と今度は一発で掛った。 2~3日閉じ込められて居た為腹が空いていたのだろう?
形のいい鼠公だった!!!

捕獲後、廊下を点検す出すと、コイツ、閉じ込められて居る間に襖の角を豪い剣幕に齧り捲っていがらる!!!       
鴨居まで駆け上がり、齧り捲っていがる!!!   
想像するに、婆は、時々、誰もいない部屋の風を通す為戸を開ける事もあるらしい? その時入り込んだのだろう?
可愛い目をした鼠公だったが、死刑を命じた!!!!!
執行は老い耄れ爺である。 必死でモガイテいたが、今までの悪事を鑑み、溺れさせた・・・
 
想像するに、コイツが、張本人のような気がする。
長いこと、老い耄れ爺をアザケ笑って数々の悪事を働いてきた挙句の果てである。 正直、この鼠公のチンマイ脳の方が、老い耄れ爺の巨大脳より勝っていた事を認めない訳にはいかない!!!
老い耄れの体臭を認知した上での知恵だったのだろうか? 長いこと苦戦を強いられてきた。
思うに、何時もこの鼠公の行動に感心してきた!!! 関心等している場合ではないが、知恵の発達した鼠公だったことは言うまでも無い!

さてさて、これからどうなるだろう?  興味の湧く所である・・・   

     『 チンマイ脳? その1 』

2010-03-30 22:44:38 | Weblog
             


徹夜なんてするもんじゃァ~ねェ~~~    
木野は、1日中ボヤっとしていた!!! と、いうより、朦朧としていた!!!
9時には床に就いた。
10時間爆睡!!!!!  幾らか気分挽回?
印刷用紙を洋間に広げた。 孫娘達が来ているので、ぐしゃぐしゃにされては元も子もない! それゲ頑張ったのである・・・     
昆虫脳解剖学者は、昆虫の脳を人間の馬鹿デカイ脳に対して「微小脳」と呼んでいる。
今度の駄洒落本でも、微小脳の事を沢山書いた。 「ヘボ」には抜群に優れた学習・記憶能力があるからだ!!!
昆虫解剖学者は、やや皮肉って人間の脳を「巨大脳」と呼んでいる・・・

今年も庭のスノードロップやクロッカスが仰山咲いた。 
昨年から嫌な奴が入り込み、この花々を食いから化す!!!         
犯人は、「ヒヨドリ」と「ムクドリ」だ !  花の付け根あたりに蜜腺があるとみえ、ここを喰いから化す!
昨年はテグスを張ってやった。 するとどうだろう… 翌日から被害が無くなった。
今年もやれば良かったのだが、少々ズクを病んでいたら、咲き出した翌日、    ・・・
クソ~~~
悪い事に、今年は、黄色のみならず、白、紫、縞紫、悉く遣られた!!! 少々、頭にきた。
何とかしなくては?…と・・・
余りにも被害甚大なので、綿半に出掛け、荒ネットを買ってきた。 これを張るとどうだろう? ピタリと治まった。
そして大雪が来て、奴等、餌が取れなくなった。 するとどうだろう? 僅かな隙間を見付け、入り込んだらしい? 同様、食い散らかされている・・・
奴等やるなァ~~~
庭に出ると、ピヨピヨ…と鳴いて飛び立つ・・・これが一度や二度ではない!!! 数分おきに来ている。
今年は、ただでさえ、雪に寒波、雨に打たれ、見る影もない! 奴等、また、来年も来るだろう? 今度は、全面にネットを張りめぐらからかそう!と、作戦を立てた。

野鳥なんて馬鹿にしたものでもない!本当に近寄らなければ見れないネットをちゃんと見抜いている!!! 絶対来ないのである。
以前同様、花に来て首を突っ込み豪い目に遭っているのかも知れない? 何処にこのような判断視野が隠されているのだろう? 少々、興味を覚えた。
ホンに20~30cmまで近寄らないと見えない網なのである。 この判断思考回路にも興味が湧く!  「チンマイ脳」も頑張っているなァ~~~

付け加えておくが、コイツ等も中々やる・・・ 臆病者で、食っては逃げ、食っては逃げ・・・、ピアンカ理論やマイヤーの考察を常道で行っている奴等なのである! 食っては逃げ、食っては逃げの繰り返しである・・・
   暫くは、老い耄れ爺との知恵比べが続く・・・ 解決策は、ネットを早めに張る事である!!! 



 

     『 徹夜はキツイ!!! 』

2010-03-29 20:34:17 | Weblog
               


昨日は、漸く、印刷が上がり、ページの組み合わせをした…
何だかんだで、取り組み出したのは11時を回っていた。 2時間位で終わる?と、思っていたが、トンでもハップン!!! 結局、終わったのは、今朝の7時だった。 言うなれば徹夜作業だった… 老い耄れがこんな事をしていると先が持たないだろう?
今日は眠くてしようがない! 直ぐ、寝込んでしまう。
今夜は早く寝よう…

それにしても、ページ送り作業は時間が掛る・・・ ミスが許されないからである。

製本屋に持ち込んだのは、11時を回っていた・・・ 悪い事に、学年末から初年度に掛けて、印刷屋や製本はシッチャカメッチャカ忙しいらしい? 10日間の日日をくれ!と、言われてしまった。
実は、御柱前に完成したかったのである。 それでも顔頼りに何とか滑り込み瀬セーフ~~!  4/7頃には形になる・・・

     『 巨大脳、微小脳、・・・、チンマイ脳? 』

2010-03-28 23:07:16 | Weblog
               


面白いハプニングがあった!!!     

この地球上には色々な動物がいる…
最近までカキコを2.5カ月もしていた。 当然、「ヘボ」ちゃんに関する事である。 即ち、書き出し中の駄洒落本でだ!
詳細は、この駄洒落本を紐解いていくと理解出来る…
結論だけ言うなら、人間の脳 と 「ヘボ」の脳の質的なものは何ら変わらない!!! 唯、違うのは、脳細胞の数、ニュウロンが多いか少ないかだけである。
「ヘボ」の脳は、昆虫族の中でも際立って優れていて、学習能力、記憶能力に長けている。
我々、蜂狂が「スガレ追ひ」が出来るのもこの学習・記憶能力のお陰である!!!そして、学習・記憶は脳の中の「キノコ体」で処理されている。
駄洒落本には、この一部始終を認めておいた。

この差異を人間の巨大脳に対して「ヘボ」の微小脳と称している。 
実は、最近、巨大脳 と 微小脳の間に位置する小鳥や鼠の「チンマイ脳」が、馬鹿にならない程の学習、記憶能力があることを思い知らされた。
実は、「チンマイ脳」の「ヒヨドリ」と「ネズミ」との知恵比べ戦争を展開中なのである・・・
コイツ等の何処に斯くも素晴らしい知恵処があるのだろう? これをシリーズで書いて見たい・・・

今夜は、駄洒落本の印刷が終わったので、これからページ合わせをし、明日、製本屋へ持ち込もうと思っているので、ここまでの導入に留めておこう・・・ 

     『 愈々、ウキウキかな? 』

2010-03-28 01:28:00 | Weblog
              


本当に、久し振りに太陽を見た!!! 4~5日振りだろうか?
風は、まだまだ、冷たいが、日が出ると暖かい! 矢張り、春だァ~~~ !
サテアンを半開にした。 当然、ガラス温室:サテアンは、気温が上がりム~~~ンとする。 
我サテアンは静かなので、蜂1匹、蠅が飛んでも響き渡る。
天窓付近に目覚めた女王蜂が、3匹も旋回していた。 多分、この儘だと死ぬ運命にあるので、外はまだ寒いが、タモで掬ってやり、外に放してやった。
飛び方を追跡したが、何となく頼りない! それでも舞い出すと一気に視界から消えて行った・・・
この界隈に居付いてくれる事を祈る!!!

昨年等、栗の朽木に来て、巣材取りしている御仁や「夏櫨」に来て吸蜜している“ヘボ”ちゃんを何回も見た! 瞬間、シメタ!と、思ったが、途中で潰れたか?放棄したようだ・・・
こういう仲間が多くなれば、庭先に営巣なんていう事も考えられる・・・
これからサテアンも賑やかになり、逃げ出した“ヘボ”ちゃんが何がしかの行動を示すだろう・・・

いずれにしても、この時期、“ヘボ”ちゃんと付き合えるなんて幸せ者である・・・           明日も、また、入り込もう・・・    

     『 愚図つく天気・・・ 』

2010-03-26 22:12:07 | Weblog
               


今日の天気予報は、晴れ! と、いう事だった。 所が、朝から雪が舞っている・・・風花かな?と思っていたが、そうれも無いらしい? 本格的に降ったり止んだり、一時は、酷い降りだった。 正午過ぎ、チョッピリ止んだ。 東山を見ると5合目まで真っ白!!!! 道理で寒い訳だ!

午前中、プリンターか?パソコン?がご機嫌斜めに? ヤバイかな?と、少々、焦り出す。
日夜の使い過ぎの所為か?印字枚数のカウンターが言う事を効かなくなった。 大量印刷の場合、カウンターは生命線である。 唯でさえインクの消費量、箆棒(べらぼう)に食う!!! それに紙まで巻き込んだのでは!と・・・必死の回復を図る・・・
時々、このような現象が起こるが、原因は不明? 思うに、パソコンに何がしかのノイズが乗り、この為、印刷がストップ!!!  この後、ハチャメチャになる・・・
電源、ON、OFFの繰り返しで、漸く、回復!!!  その後は、ご機嫌宜しく、サカサカと打っている・・・     快調に飛ばしてくれている。    
一時は、冷っとした。

安定状態に入ったので、3時からサテアンに入り、「ウチョウラン」の植え替えを始める。
この間、大粒の雪は頻りと降り続く・・・
サテアンは寒い。 暖房を焚く。 室内湿度を上げようと、湯を沸かしている。 室内は程よい温度になる。 するとどうだろう。 耳触りのいい羽音が聞え出した。 見ると、天井近傍をブンブン飛び回っている。 暫くして、静かになった。 また、何処かに潜り込んだのだろう? 
気が付くと、今日は、3/26、もう後僅かで3月も終わりだ!
庭の梅も満開!!! 暫くすると桜も満開になるだろう・・・ 愈々、放蜂の時期だ!!!!! そう言えば、つい先日、美濃屋とヘボ談議をした際、近々、放蜂に行きたいと話していた。 察するに山梨辺りだろうと想像しながら聞いていた。
事もあろうに、来週から諏訪の御柱が始まる!!! 御柱の合間を縫っての放蜂となる・・・ 

明後日からは、孫娘達が遊びに来る!!! 彼女等にとって1週間の荒行滞在だ! もう2年も続いているので、彼女等も楽しみにしているようだが、このお子守も待っている・・・ 実は、遊んで貰うようなものだ???

色々飛び込んで来るので、ボサボサと老い耄れて等いられない・・・    



     『 思わぬ掘り出し物が・・・ 』

2010-03-25 21:31:14 | Weblog
              


「極トン」印刷所のプリンターは、毎日、昼夜を問わずセコセコと働いている。 100パーセント付きっ切りは出来ない、時々、インク切れ、紙切れで止まる事がある・・・ 稼働時間、21~2時間という所だろうか? それにしても良く働いてくれる!!!
床に就くのが、午前様の2時~2時半、7時には起きる。 紙とインクチェックの為だ! 明け方起きる事もある・・・
老い耄れが寝ていてもプリンターはセコセコと休み無しに打ち捲る! これが、ミスなしの出来栄えだから恐れ入る!!! 2万円そこそこのプリンターだったが、ここぞ!と、いう時にはよく働くと思う。     

途中の故障を心配して、事前のメンテナンスをした。 素人で解らないが、一部、部品を替えたらしい。 プリンターを買う位のサービス料金を払ったが、結果的には良かったと思っている。 途中の故障、インク飛び、汚れ、紙送り不良等起ると、印刷手順がガタガタになるうえ、紙やインクの無駄使いが増大するから被害甚大となる。
最近は、物事を大上段から考える事にしている・・・

それにしても四六時中、よくセコセコと動いてくれる。 これが機械というものだろう?
先日来、先端技術商品の信頼性の高いのに驚いている。 パソコンもそうだ。 4~5年前のそれと比べ、月と鼈(すっぽん)の違いがある!!! スペックが格段に上がったにも拘らず、価格は半値だ! スペックを考えると、7~8倍の差(質×価格)が付いている事になる。
こういう商品が出回ったお陰で、一昔前には、考えてもみなかった駄洒落本制作という道楽作業が出来るようになった。 書店を通して!と、いう手もあるが、所詮、趣味の世界!本格的に取り組んでも趣味の駄洒落本等何百部も何千部も売れる訳がない? 故松浦先生や西尾先生のような著名人でさえ、裁くのに苦労していたのを覚えている。 毎回のヘボコンテストやサミットで、屋台脇で販売に苦心されていた。

yは、これぞ!という本は、基本的に買う事にしている。 だから両先生の本は、総て、持っている。 本というのは、捏ねておくと唯の紙屑だが、巧く活用すると、これ程安いものはない! 
昆虫本の中に「昆虫学大辞典」というのがあるが、5万円もした。 そして、「昆虫組織図説」という本もあるが、50年も前の名著で、2.8万円だった。 まだまだ、価格に見合う勉強はしていないが、その内に?と、思っている。
「昆虫の光周性」という、旧ソ連のダニレフスキー(日高先生の翻訳)が書いた本がある。 前々から欲しかったが、1.5~2万円していた。 迷いにに迷っていたが、破格値段の本が見つかったので、今日オーダーした。 何と3000円そこそこだった。 
慌てて美濃屋に電話したが、どうされたか? 巧くオーダー出来ていればいいが…
これも名著中の名著と聞いている。 
ここ2~3年、昆虫に関する名著は、かなり集め、目を通して来た・・・ 老いと共に、理解度もガタ落ちになってしまったが、学者先生の本からは何がしか得る所が多く、「ヘボ」ちゃんと戯れていても随所で裏打ちとなり心強い。

「 shy…、the Vespula 」及び、「同」(続編)もそうあって欲しいものである。が、果たして?
印刷も110ページを超え、後、一息となった。 来週、早々には、製本屋:和綴じに持ち込みたいと思っている。   分厚いから嫌がるだろうなァ~~~
でも、何とか頼み込まなくては・・・ 製本屋の社長が理解してくれ、外注、綴じ屋に指示・命令してくれているのが何より嬉しい!!!
印刷が進むにつれ、駄洒落本の姿の一角が見え出して来たので、ワクワクする・・・
あくまで、画像画質に拘っているのが取り得?だろう? カラー画像を見ているだけでも「ヘボ」ちゃんの正体が垣間見えてくる・・・

もう少しだ!!! 頑張れ、老い耄れ爺!!!     



     「 ドクちゃんの論文 : “ 八 と 六 ” !!! (その5)… 』

2010-03-24 20:56:49 | Weblog
           


朝から雨だ!
印刷の下準備を仕掛け、サテアンに入り、「ウチョウラン」の植え替えをする・・・
冷たい雨は、途中から霙、雪に変わる・・・
暖房器は、時々、ボ~~ン、ボ~~ンと点いたり消えたり… 作業をしている第2サテアンはトンネルと通しての間接暖房の為やや冷っこい!捨ててもいいような暖房器を焚く!こんな物でも結構役に立つからオカシイ!!!   
「ウチョウラン」は絶好調で、デッケー芋がゴロゴロ!!!!! 近年になくデッケー芋だ! デカイのは、yの小指を遥かに超える。 恐らく、花が、50個近く咲くだろう?
こんなのがゴロゴロだから、ついつい、ニヤニヤしてしまう。
最近、ウチョウランには飽きが来て、余り熱が入らないが、見直さなければいけないかも知れねェ~~~
適うものなら、「イワチドリ」でこうなって欲しいものである。

今日のような日は、当然の事ながら女王蜂が飛び立つ事はない!!! 静かなものだった。
唯、ラジオの音が矢鱈と目立って耳に入ってくる・・・


< 頸部感覚毛 と 育房創設 >

蜂達は、定規もCompassも持たないのに何故正確な六角形を創設出来得るかと言う素朴な疑問を我々は抱く。以前の蜂の育房創設の基本的な考え方は、円い筒を集合させた形が最初出来、其の後其れ等が巣盤材料の可塑性(個体が加圧され、其れが弾性限界を超えて変形をされた時、加圧を取り除いても個体の歪が其の儘残る現象)と張力に拠って周辺から押し潰され、其の結果育房は自然に六角形に成る。と言う育房創設材料の本来持つ物理的性質に注目した説で有った。其の具体的理由は円柱を束にして圧縮し得ると六角形に成るし、石鹸の泡も集合し得ると自然に六角形に成る事と同様の考え方で有った。
然しながら、実際に育房創設を観察し得ると蜂は最初から見事な六角形を創設して居る。
West-Germanyのマーティン・リンダウァー氏は、蜜蜂の育房が横向きに創設され得る事から重力に関係が有るのでは無いかと言う推測から、働蜂の頸部感覚毛に着目した。
先ず、育房創設の日齢に達した500~1000頭の働蜂の頭部と胸部の間を松脂と蜜蝋を混ぜた粘着物質で両者が動かないように完全に固定した。其の結、果頸部が固定されて居る間は働蜂は育房創設を全く履行し得なかった働蜂も頸部固定が緩んだ働蜂は蝋腺から蝋を分泌する様に成る。更に、頸部から突出して頭部に接触し得る感覚毛だけを接着した。
すると粘着部固定が剥がれて感覚毛が動く様に成るに攣れて規則的な六角形の育房を創設し始めた。更に感覚毛は胸部と腹部の腹柄部にも存在し得るが、其の部分の感覚毛を接着固定しても正常な育房創設を履行し得る事を観察し、此れ等の実験結果拠り、頸部感覚毛が頭部に接触し得る事に拠って蜂達は重力を感知して居る事を結論付けた。
此れは即ち、垂直の巣盤面で巣盤に対して上方に頭部を向け得ると、重力に拠って重たい頭部が頸部下部感覚毛に接触し、反対方向への頭部移動は感覚毛との接触は無く成る。叉、この感覚毛は頭部を左右に移動させた場合でも同様に頭部と頸部感覚毛との接触で頭部の回転運動が感受され、自分の体位を知り得る事に成る。更にこの実験は高度に続き、頸部に有る左右の感覚毛の先端を切除しても規則的な六角形の育房は創設されて居るが、感覚毛が完全に有る時の驚く程の滑らかな壁面仕上げの正確性は無い事が確認されて居る。
結局、蜂の育房が何故「六角形」かの素朴な疑問に付いての回答は未だ解明されず、未知の問題と成って居る。


これで、ドクちゃんの論文の紹介は終わるが、
どうですか? この博学ぶり…
「 八 と 六 」と題して、「 蜂(ヘボ )と 育房 」と解した。
駄洒落というか?ウィットというか?博学でなければこうは書けまい?
何処でどう勉強、読書をしているか?皆目判らないが、知識の量たるや只者ではない!
「マラルディーのピラミット(法則)」に目を付けるとは!!!  流石、ドクちゃんのドクちゃんたる存在感がある・・・
昨日の蜂狂:美濃屋に和尚さん、にドクちゃんが加わったらヘボ談議は延々夜中まで続いただろう? その昔、夜中の11時頃まで続いた事があった・・・
   機会があれば、シーズンまでにヘボ談議を試みたいものである。 皆、喜ぶだろう・・・  一丁、企画でもするか?      

     『 ドクちゃんの論文 :  “八 と 六 ”!!! (その4) 』

2010-03-24 00:48:10 | Weblog
            


またまた、天気の優れない日が続くようになった。
朝から、雲行きがおかしい? 
美濃屋さんから電話が掛って来た。 「和尚さんの時間が空いたので、午後、一緒に遊びに行くがいいか?」と・・・ 今時は、プリンター印刷以外特別な用事もないので、「どうぞ!どうぞ!!!」と・・・

蜂狂客人が来る前に用事を済ませておいた。 用事は、インクと紙の購入だ! 物凄い量のインクを使うので、一寸、ショッキング!!!  写真画像が多過ぎた事と、挿絵も大き過ぎたのかも知れない?  この方が見易いのだが…

そうこうしている内に客人が来た。
久し振りの再開で懐かしかった! 話は、プリンター印刷から始まる・・・ そして、美濃屋さんが用意してきたDVDの鑑賞・・・ 今日の主力は、「ニホンミツバチ」と『オオスズメバチ」だった。 何れも、yにとって勉強になった画像だった。 随所に、故松浦先生の若かりし頃の画像が出てきて懐かしく思えた・・・
和尚さんの話だと、もう、「ニホンミツバチ」の飼育作業は開始されている!と・・・
ズク無し老い耄れ爺の為に二人の師匠さん方は、何やら初心者用の飼育箱の検討をしてくれているようだ? 一昨年辺りから、病気に掛りつつある老い耄れ爺、どうやら二人の師匠の弟子入りとなりつつある…
この模様は、また、後日する事にしよう…


さてさて、ドクちゃんの論文は、まだまだ、続く・・・
今日は、多分、ドクちゃんが一番強調したい「マラルディーのピラミット(法則)」を掲げよう・・・
この109度28分の法則は、是非是非、覚えておいて欲しい・・・yの見解では、カリバチ達は、この幾何学を身につけているのであの6角形の育房が作れるのだ!と、考えた! 其処に見えたたものは、基礎部分が出来ていると、育房造りの際、丸く育房を造っていても隣通しの張力で6角形になって行く画像をマンジと見てしまったのである。 色々見方はあるようだが、ビデオテープでよくよく観察すると6角形の謎が見えてくる・・・


「育房底部を構成する3枚の菱形頂点角度109度28分の不思議」

蜂の育房は決して只の六角柱では無く、育房底部を構成し得る3つの菱形の対角線の比率が1:√2に成り、この長さの比率は丁度、新聞紙の縦横の辺の長さの比率に相当し得る。しかも底部の各頂点が各々正確に109度28分の菱形で構成され得る菱形十二面体の多面体Honey-Cornに成って居る。
従って、この多面体を或る方向から見ると六角形を見せ、其の方向に細長く伸びて六角柱の育房を形成し得る。この菱形十二面体と言う、変わった形の多面体は、丁度パチンコ玉を2次元平面上に際限なく落とし、どんどん流すと、もう此れ以上沢山は並ばない形、即ち、最密球配置と言う形で球の流れは安定停止し得る。この状態のパチンコ球の各球の周りを同じ形の箱で囲むと。其の箱は正しく菱形十二面体に成る。
又、球の位置は不動の儘、各球を風船の様に膨らますと、其の風船は切頭八面体に成る。
蜂の育房底部を構成し得る菱形は、発見者の名前を摂って「マラルディーのピラミッド」と呼ばれ得る。底部頂点角度の発見者マラルディーは、数万点にも及ぶ蜂の育房の実測値から菱形の各頂点が109度28分で組み合わされて居る事を発見し発表した。
GermanyのMathematician「Koenig(ケーニッヒ)」は発見者マラルディーの論文から、実際に菱形の角度を何度に設定すれば巣盤材料の消費量を最小にして一定容積の育房を創設し得る事が可能かを微分学的理論を応用して計算した結果、其の理想的角度が109度26分で有る事を算出した。従って、其の時点でのマラルディーの実測地との差は僅か2分の相違で有り、この時点に於いても、蜂達は窮極的数学理論を実践して居る事が解明された事に成る。
後年、The.U.K.のMathematician「Maccraw orchid(マクローラン)」は、何故、蜂達は計算値との相違角度2分を克服出来得なかったかの根本的疑問を解決し得る為に、再度、菱形の頂点角度を計算し直した結果、当初マラルディーの発表した数値109度28分の方が正解で、計算した数値109度26分を算出したMathematician「Koenig(ケーニッヒ)」の使用して居た対数表の方に誤値が発見され、其の為計算値に2分の誤差が生じた事を指摘した。この事実は蜂達の育房創設が、如何に巧妙で有るかを物語る有名な話で有る。
この様に、蜂達の様に何億年と言う進化の過程の中で、設計し、計算し、計測し、実施と言うあらゆる点で、当に建設機械と言っても良い程、正確な自然の本能を持つ生き物が作り出されて居る。
無論、此れ等の作業は当然の事ながら、我々人間にも充分創設出来得る。寧ろ蜂達拠りも正確に履行出来得る可能性すらも有る。然しながら、万一、我々人間が手掛けると成ると、当然の事ながら、可也高等な数学を明確に意識して履行し得る事が必須条件に成る。
つまり、この事を換言し得れば、蜂達は育房創設に関して言えば、どの建築家や設計士と比較検証して見ても、遥かに自然な施行技術者なので有る。
其の上、蜂の知的作業はColonyの創設だけに留まらない。
従って、自然は優美で効率的な手段と数学的にも高等な方法を授けた事に成る。


     『 ドクちゃんの論文・・・ “八 と 六” !!! (その3) 』

2010-03-22 22:00:31 | Weblog
          


一昼夜にして大黄砂は消滅した!!! 偏西風に乗り太平洋に流れて行ったのだろうか?
それにしても凄い黄砂だった。
霙交じりの吹き付ける雪もサッカーを観戦している老い耄れを容赦なく震え上がらせた。トイレに何回行っただろうか? 鼻水が容赦なく滴り落ちた!!! そんな所為か?昨夜は頭痛が・・・、ズキンズキンしたので、何時もより早く寝た・・・ と、言っても午前様だったが。

今日は一転して、清々しい日になった。
朝から日が射し、サテアンからは女王蜂が4匹も旅立っていった・・・ まだ、ヨタヨタ!!! 思うように飛べない! 何回か滑空を試みている内に飛べるようになった。
暫く、ジッとしゃがみ込み、眺めていた・・・ もう、そんな時期になったんだと・・・

今年の桜は早いというので、放蜂時期も4/10前後頃からだろうか? だんだん、落ち着かなくなって来た・・・     


ドクちゃんの論文を・・・(少々、長くなるが…)

「Geometrican in Greece Papposの(蜂の巣予想)」

三世紀Greeceの「Geometrican(幾何学者)」「Pappos(パップス)」を初めとする多くの学者達は「蜂が何故、優美な六角形の育房を創設し得るのか」の設問に対し、幾何学的な美を感じ取れ得るからでは無く、自然が効率的な仕事をした結果で有ると結論付けた。
現在では、蜂の育房が六角形の繰り返しPatternに成って居る事の必然性は、育房の壁を創設し得るに際に、育房内容積一定で有る時、この六角形の連続し得る形状は、必要な材料を最小限度に納める事が出来得るからで有ると考えられて居る。
Pappos自身「ミツバチの聡明さ」に関する論文中、「自然が効率的に仕事を成した結果で有る」との結論を述べて居て、やがて此れが「蜂の巣予想」と呼ばれ得る様に成るが、この仮説を証明し様とする試みは、以後悉く失敗に終わった。

「二次元平面充填形と六角形の関係」

正六角形、此れは、つまり、6本の辺の長さが全て等しく、隣接する2辺で構成され得る内角が各々120度で有る。この様な六角形の図形は、辺長の異なった六角形よりも面積を同じにした時、周長が最短で有る事が証明されて居る。然しながら、これ等の事実は可也前から知られては居るが、この正六角形で構成され得る二次元辺面の中に、どんな種類の多角形を、又、どの様に組み合わせてもかまわない。更に、多角形を構成し得る1辺が直線で有ると言う制限を全く無視する。と言う条件を付加し得ると、話は突然困難に成り、大変ややこしく成る。
実は、この複雑怪奇な蜂達が創設し得る育房形状の如何もPapposの蜂の巣予想から概ね1700年後 1943年の極、近年に成る迄、殆ど良く解っては居なかった。
1943年 Mathematician of HungaryのL.フェイエシュ.トートが見事な推論に拠り、
「直線で囲まれた多角形を組み合わせたpatternで、周長の総和が最小に成る形は、正六角形のPatternで有る」事を証明した。
1999年 The American University of MichiganのMathematician「Thomas Hales(トーマス・ヘールズ)」が蜂の育房が六角形で有る事の必然性の「謎」を証明したと発表した。
然しながら、実際に科学者達がミツバチ等、蜂の巣盤創設の様子を確認可能に成ったのは、遂最近の事で、大きな理由は、蜂の行動の近接撮影が可能に成ってからの事で有る。
例えば、蜜蜂の巣盤創設作業は、実に正確な土木作業で、其れは偉業と言って良い。先ず、若齢働蜂が、腹部拠り待ち針の頭程度の暖かい蜜蝋を排出し得る。他の内勤役務働蜂は出来立ての蜜蝋の小塊を六角形の育房を形作る様に慎重に置いて行く。従って、蜜蝋で出来た育房壁は1mmの1/10以下の薄さで、其の誤差範囲は2/1000mm以下の超仕上げで有る。育房を構成し得る育房壁は、どれも全く同一幅で、其の壁は丁度120度の角度で交差し、数学者が正六角形と呼ぶ幾何学模様を成して居る。
然しながら、何故、蜂達は育房の断面を三角形や正方形といった形では無く、六角形にし得るか?そもそもどうして直線で構成された育房壁にするのか?蜜蜂の様に、体内から排出した直ぐの暖かい蜜蝋を使用すれば、曲線の育房壁を創設し得る事も全く可能に成る。
蜜蜂を始め、蜂達の創設し得る育房は立体だが、育房は全て柱形を成して居るので、出来上がった育房壁の総面積は、育房の横断面の形と大きさに拠って決定し得る。
従って、此れ等、蜂達の育房創設を数学的見地で考察しえると、我々が一般的に学校等で教えられる二次元幾何学の問題に成る事に気付く。
蜂達の育房創設は二次元幾何学の問題とするならば、この問題を煎じ詰めれば、蜂達の場合は育房創設と言い、数学者の場合には、二次元平面の充填形、つまり、広い平面を際限なく繰り返し埋め尽くす事の可能な、二次元の形の中で、育房の周長の総和が、引いては、蜂の育房の壁面積が最小に成るものを求めよ。と言う事に尽きる。
この時、幾つかの事実は、比較的簡単に確認しえる。
例えば、二次元平面を際限無く埋め尽くす事の可能な正多角形は、次の3種類しか無い。其れは三角形、正方形、正六角形の3つの正多角形の連続で有る。
この時、「正多角形の定義」とは、
① 直線で囲まれて居る事。
② 各辺の長さが全て等しい事。
③ 正多角形を作る各2辺の構成し得る角度が全て等しい事。
の図形を指す。
この二次元平面を際限無く埋め尽くす図形、つまり、三角形、正方形、正六角形の3種類以外の正多角形で二次元平面を埋め尽くすと、当然、平面状に幾許かの隙間が出来得る事に成る。
更に、先の3種類の正多角形の中では、正三角形拠りも正方形、正方形拠りも正六角形の方が周長は短い事に成る。
育房が1つと限定され、育房壁面積の規定が有る時は、壁を直線で創設し得る拠りも、曲線にして育房を膨らませた方が内容量が増す。従って、蜜蜂では、沢山の蜂蜜充填が可能に成り、有効で有る。この手法で、1つ1つの育房に関して言えば、育房壁を膨らませて円形の育房の方が効率的で有る。
然しながら、育房は数多く寄せ合った形で集合すると成ると、片方の育房が膨らんだ分だけ、隣接し得る育房は凹む事に成って、今度は凹んだ育房の容積が減少し得る事に成る。
此処で、新たな問題として、1つの育房壁が外側へ膨らむ事に拠って其の育房の容積増加分は隣接し得る育房の内側に凹む事で減少した容量を上回る様な、育房壁の曲がった巣盤が存在し得るか?
と言う事で有る。万一の仮定の話では有るが、仮に其の様な巣盤が可能で有るとしたら、
三世紀Greece Papposの「蜂の巣予想」は崩壊し得る事に成る。
直感的には、育房壁が外側に膨らんだ分と、内側に凹んだ分は相殺しそうに思える。だからこそ1943年「L.フェイエシュ.トート」も育房の形状は「正六角形が最良」で有るとの結論に達したので有る。
然しながら、この蜂達の創設し得る育房の形状問題を丁寧に調査して言った数学者達は、思って居た程、事態が単純で無い事に気付いた。
1999年 The American University of MichiganのMathematician「Thomas Hales(トーマス・ヘールズ)」が蜂の育房が六角形で有る事の必然性の「謎」を証明したと発表した。
当に、19Pageにも及ぶ難解な公式を駆使し、育房の壁面が曲線で構成され得る場合、片方の育房の増加分容量は隣接し得る育房の減少分容量を上回る様な育房が存在し得るか?そして其の膨らみは相殺し得るか?と言う仮説を数学の理論展開で証明した。
この結果を知って、世界中の数学者達は有頂天に成った。
2003年一部の証明が否定され、此れも定理とは呼べず、飽く迄予想の範疇を逸し得無い。
然しながら、当の蜂達は其の様な複雑怪奇な数学的諸問題とは全く独自に、遥か太古からこの定理を知ってか知らずにか、粛々と現在に至る迄、育房創設に励んで居た事に成る。
然しながら、育房壁が曲線でも良いと仮定したら、L.フェイエシュ.トートは、それでも尚、正六角形の育房が最も効率的で有ると考えたが、結局、其の証明は出来得なかった。
一般的に、蜂の様な生物が、数学の専門家ですら、其の有りっ丈の力量を振り絞らなければ到底達成出来得ぬ様な偉業を履行して来た事実に、改めて驚嘆させられ得る。
数学者達に採って本当に難解で有ったのは、二次元平面充填形に関して最も効率的な形状で有る事の証明で有る。
一方、蜂達にすれば、単なる育房創設に過ぎない、然るに、他にも様々な形状が有る筈なのに-----------。
トーマス・ヘールズの定理に拠れば、蜂達は最も効率的な育房形状を採用して居ると言う。
此れ等を換言すれば、蜂達の育房創設は、其の進化の過程でこのトーマス・ヘールズの定理の自然な証明が組み込まれて居ると言う事で有る。つまり、蜂達が驚くべき正確さで育房創設を履行し得る事を考えると、蜂達は自然の幾何学者としても、又、土木建築技師としてもTop-Classで有ると言える。
何億年と言う進化の過程の中で、設計、計算、計測、実施、と言うあらゆる点で、建設機械と言っても良い様な自然の本能を持った生物が作り出されて居る。
無論、これ等の諸作業は当然の事ながら我々人間には実行可能で有る。寧ろ、蜂達拠りも正確に遂行可能な科学知識を持ち得る筈で有る。
然しながら、我々人間が手掛け得ると成れば、当然の事ながら本能では無く、可也高等な数学を明確に意識して遂行しなければならなく成る。
つまり、建設に限定して言えば、極有り触れた蜂達は、我々人間に於けるどの建築家や設計技師と比較検証しても遥かに自然な土木技師なので有る。其の上、蜂達の知的作業は育房創設に留まらない。