『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

『 愈々、交尾が・・・ 』

2006-10-31 23:39:10 | Weblog
          

今夜、近所に住むM蜂狂から電話があった。
『師匠!!!愈々、交尾が始まりました!!!今日、交尾シーンを見て感動しました!!! これをどう捕まえたらいいかネェーーー』と・・・
先日、準備が出来たので、見てくれ・・・と・・・頼まれ、点検に出掛けたが、イヤハヤ、ゴソマツで、これでは、ヘボが、皆、逃げてしまう・・・
どうも言った事が理解出来ていなかったみたいだ!!!
再度、遣り変えて貰う事になった。
よく話に出るが、交尾蜂の回収が低いと言う。
これには、理由がある。
通い口の細工が拙い為なのである・・・ 此処もそうだった。
先日、蜂サミットの際、この細工を詳しく説明しておいたが、この通りしてくれれば、かなり捕まるだろう!!!

ヘボちゃんの交尾を見ると誰しも興奮する!!!
yもそうだった。
そして、写真をパカパカ撮ったが、当時は、未熟で、総てピンボケ!!!
話にならなかった。
でも、脳裏にだけは、シッカリ焼き付けた!!!
この時の光景は、今でも憶えている・・・
そして、嬉しさの余り、三宅名人に電話をした・・・名人は、既に見て知っていたので『ホウ・・・ホウ・・・』と頷いていた・・・
これは、庭の飼育箱をヘボちゃんに刺されながら寒冷紗で囲み、初めて試みだった・・・そして、串原のヘボ・コンテストにお岩さんで出掛けたら、名人から、『小林君、遣られなすったね・・・』と・・・
それから、大分、ヘボの働き蜂・雄蜂・女王蜂を観察し、彼等の行動パターンを把握し、今日の技術確立が出来た・・・
過去の痛くもあり、また、懐かしい思い出である・・・   

yは、ヘボちゃんと戯れていて、一番感動する場面は、透かしで巣をゲットした時とこの交尾シーンだ!!!
そして満足感を憶え、癒される瞬間でもある・・・

今夜の電話情報は、今年のホット・ニュウスの一つでもあった。 
Mさん、女王蜂、沢山捕まえてネェーーー    


(注)
ヘボの交尾シーンが沢山あるので、追々、紹介する事にしよう・・・見てね・・・


『 どすこいプレゼント・・・ 』

2006-10-30 22:26:42 | Weblog
      

今夜は、大分、冷え込んできた・・・
考えてみれば、もう直ぐ11月・・・ 今迄が暖か過ぎたのです。
所で、3/6巣、燻したが、この所の餌の食いっぷりは異常だ!!!
大振の鶏肝をアッと言う間に平らげてしまう!!! 一昨日1kg買って来た鶏肝がもう、無くなってしまった。
王台が、最盛期を迎えている証でしょうか?
見ていると競争で齧り捲っている・・・

昨日は、タカ研のヘボ・コンテストに出席し、思わぬプレゼントを頂いた!!!
グェス???
ヒント!!! ・・・・・?

そうです。ヘボの飾り物でーーす。
一目見て気に入った!!!   
今井さん、有難うさんねぇ・・・  
紙以外だったら何でも貼れるようなので、目下考え中・・・
余りにも良い出来栄えなので、一番大事なものに貼ろうと考えている。
パソコンかナァー?、それとも、近々、手元に来るパソコン用無垢の欅の机かナァーーー?
頂いた多くの方は、携帯電話に貼っていた。
その手もあるが、yは、携帯電話を持ち歩かないからナァ---
そのお気に入りグッツを載せておきましょう!!!

今日は、遅くに家を出た。
思い付いたのは、渓谷の透かし・・・
狭い1本道をパジェロで突き進んだ!!!
車1台通るのが精一杯!!!
途中まで行くと、張り紙がしてあった。
自然保護の為、山菜、キノコ、蜂の巣取りはご遠慮下さい・・・と…
引くに引けない狭い1本道・・・
どうせ貼るならもっと入り口にして貰いたいものである・・・
駐車出来る所まで突き進むと、パジェロミニが停まっていた。
折角、此処まで来たのだから何かして帰ろうかと・・・
思い出した!!!
この時期、色々の天道虫が、渓谷に集まる事を!!!
この写真を撮って帰ろうかと・・・
所々にある電柱を見上げたが、今日は、寒過ぎ、天道虫は、1匹も飛んで居なかった。
何も出来ず仕舞い!!!
もう、12時を回っていたので、帰る事にした。
そして里山に出た。
そこで餌を撒き、昼御飯・・・
だが、何も付かなかった。
またまた、場所替え・・・
行き止まりの山道に点々と撒き餌・・・
日中は、大分暑かった。
帰ろうと餌を畳み掛けたら、新聞紙に1匹付いていた。
これをカラカイ出すと、どの餌にも3~5匹、皆、付いている・・・そして、皆、同じ方向へ・・・
旨いぞ!!!そして、開けたノイバラの平に出た!!!
これを4回で仕留めたが、色付けした“黄色”ちゃんには参った。
持って出ると、途中で糸を食い切られる事、3回!!!  
息が切れて、フウフウだった!!!  
見付けて見ると、誰にでも見つけられる場所なのに、どうして残っていたのだろう?
或いは、処女地???
処女地を見込んで、燻さない事にした!!!
この界隈に、後、2巣ある事が判ったので、明日カラかってみようか?

この時期、トバシと透かしで巣を見付ける事に生き甲斐を感じる!!!
取分け、土を咥えて巣穴から飛び立つヘボを一目見ると、達成感を感じるね・・・

鶏肝が底を突いてきたので、調達の為、日のある内に山を出た。










『 ハチンブクちゃん達の制空権争い!!! 』

2006-10-29 22:16:57 | Weblog
        

今日は、“タカ研”、こと、東白川ヘボ研究会のヘボ・コンテストの日だった。
何時もより1時間半早く起き、ヘボちゃんに餌をやり、7時に家を出た。
道中、木曽路を紅葉を見ながら下った・・・が、今年の紅葉はイマイチ!!!
何となく汚い!!!
グッと冷え込む日が無いからだろうか?
東白川までは、片道150km、2時間半掛り、9時半過ぎに着いた。
丁度、開会の挨拶をしている所だった。
それから燻す事、43巣・・・
巨大巣から小さい物まで、種種、雑多だった。
このようにバラツクのも、最近の傾向として、NO.1巣は、種蜂にする蜂狂が増えてきた証でしょう。
良い傾向だと思う!!!
子孫なくして、翌年の楽しみは無いからね!!!
結果は、添付写真の通り・・・

会場で、久し振りに、岐阜、愛知の蜂狂さん達に会えたのが嬉しかった。つい先日の蜂サミットで、ヘボ談義をしたばかりだが、同好の志と行き会えるのは楽しいものだ!!!
また、多くの“タカ研”の皆さんと行き会えたのも嬉しかった。
ヘボ弁当をご馳走になり、帰り道、今井会長さんと付知の高橋会長のさんのヘボハウスを見せて頂き、150kmの復路を走り帰った。

家に着いたのは、4時少し前だったかな?
家にも入らず、ヘボの餌場に行くと、今朝、与えた鶏肝4羽分は、スッカラカン!!!
餌を欲しがっているヘボでテンヤワンヤ!!!シッチャカメッチャカ!!!
その上、砂糖水にニホン・ミツバチが来ていた!!!
その為か?異様な羽音合戦だった!!!
遂に嫌な奴が着いたか!!!

此処で面白い現象を発見した。
所謂、縄張り:制空権争いだ!!!
勿論、先住権は、ヘボちゃんにある・・・
ニホン・ミツバチは、ヘボを追い出そうと、やや周波数の高い羽音:チチーーーンを思いっ切り振り翳して飛び回っている・・・
隙があると、あの長いストロー舌を伸ばし、砂糖水を吸い捲る!!!
ヘボちゃんは防戦一方!!! ヘボの羽音はミツバチよりは周波数が低い、ブブッブーーン!!!
双方で羽音合戦!!!
チチーーーンが、鳴り響くとヘボちゃんは、矢鱈と興奮、と言うよりパニック状態!!!
数の上ではブブッブーーンの方が多いのだが、チチーーーンには異常に反応する!!!そして、唯唯、パニック状態が広がる・・・

ピンセットで、ニホン・ミツバチを捕まえ、潰し出した。
30匹程殺したであろうか? これに危険を感じ逃げ出したチチーーーンも居る。
だが、よく耳を済ますと、まだ、チチーーーンが1~2匹は居る・・・
漸く、ヘボちゃんのパニックが治まり出した。
だが、残党、1~2匹が来ると、一部のヘボちゃんは、舞い上がる!!!
そしてブブッブーーン状態に・・・
此方も面白い現象だと、観察を兼ねて蜜蜂を殺す・・・
チチーーーンの羽音がしなくなったら、また、何時もの砂糖水飲み状態に戻った。

ヘボちゃんは、チチーーーンの羽音に異常に反応し、パニック状態になる事が判った。余程、耳障り?耳は無いか!!! 
この音域が嫌いなのだろう!!!
序に、キイロスズメバチの羽音にも異常に反応するネ!!!
コイツに捕まると肉団子:イヤ、蜂団子にされるからネ!!!クワバラ、クワバラ!!!

昆虫酒場では、あの手、この手を使い、縄張り:制空権争いが起きている!!!
今日は、面白い場面に出会った。

   『 通い道・・・ 』

2006-10-28 20:39:31 | Weblog
      

野山を駆けずり回っていると、必ず、獣道に出会う・・・
yは、少々、危険を感ずるものの、この獣道をよく利用する。
獣道は、鹿や猪、それに、更に、小さい小動物の場合が多い。
獣道は、急坂を駆け上がったり、降りたりはしていない・・・
必ず、等高線状に展開されている。

獣道と同じように、ヘボちゃんにもヘボ道とでも言いましょうか?“通い道”がある!!!
透かしをする際、この通い道を見付ければ、イトモ簡単に巣の在り処を捜し求められる・・・
yの飼い蜂の通い道は、飼育場所から10mほど離れた離れに沿って柿の木の下に餌場を設けているので、この間に展開され、頻繁に通う・・・
歩く度、ヘボちゃんがブツカッテ来る・・・
眺めていると物凄い通いだ!!!
今日は、暗いのを承知で、この通い蜂を撮って見た。
何せ、時速60km余りで飛び廻っているヘボちゃん、そう簡単に捕まえられる筈がない!!!
もう、スッカリ帳が降りていたので、高速で飛び回る怪しげな飛行物体のみ、画面に入って来た。
この光っている物体がヘボちゃんだ!!!
もっと照度のある時間帯に、高速シャッターを切ったらどうだろうか?
一度トライして見たい・・・

それにしても、このヘボ道(通い道)の交通量は、渋滞している!!!   

  『 蟲の眼レンズの画像…、その四 』

2006-10-28 13:24:45 | Weblog
       

植物のような大きい物は合点が行くレベルになってきた・・・
問題は、小さな昆虫なのだ!!!
これを撮る為に試行錯誤しているのだ・・・

正直の所、モデル、ヘボちゃんは、小さい上に、白黒模様の為、非常に撮り難い存在だった!!!
その上、何時も動き回っている為、焦点も合わせ難い・・・
言ってみれば、モデルとしては、実に、不向きだ!!!
でも、これが撮れない事には、話にならない・・・
先の一寸したヒントでこう躍進した・・・

この画像は、モデルさんが高い所にいて、言ってみれば、お尻を狙った格好になってしまったが、色といい、明るさといい、狙い所に填って来た!!!  
次回は、顔を狙おう!!!

知らない方が居るかも知れないが、参考までに、大概、ブログの画像をクリックすると、どの画像も大型画面になる仕組みになっている・・・
クリックして見てね・・・

マダマダ、撮り貯めた画像は沢山あるが、“蟲の眼レンズ”としてはこの位にしておきましょう・・・

『 蟲の眼レンズの画像…、その三 』

2006-10-28 12:59:47 | Weblog
        

これは、一寸したヒントを得たから撮影した物だが、直径8mmにも満たない暗い魚眼レンズの欠点をカバーしつつあるように思える・・・
兎に角小さな魚眼レンズなのだ!!!
でも、これで無いと栗林領域には到底及ばない・・・
市販品で、15mm、8mm等の魚眼レンズはあるが、残念ながら、このような迫力は得られない・・・
此処を狙える所に自己開発レンズ系の面白みがあるのかも知れない?

庭に植えた夏櫨が、毎年、このような黒い実をつけてくれる・・・
木の実も5mm前後の大きさであるが、このシステムに掛ると御覧のように梨か?リンゴ?の実のように感じる所に面白みがある・・・   

  『 蟲の眼レンズシステム 』

2006-10-28 10:43:17 | Weblog
      

所で、yの“蟲の眼レンズシステム”は、こんな物だ・・・
思い付いたのは、焦点距離の短い:広角系、カメラの先に小型の魚眼レンズを取り付けるというものだ・・・
先にも述べたように生息環境を写し込め、且つ、モデルさんをグッと引き寄せられるレンズ系でないと栗林さんの撮っている画像にはならないからだ!!!
更に付け加えるなら、カメラと小型魚眼レンズを如何に繋げるかも検討課題だった。
カメラと小型魚眼レンズは候補が絞られてきた。
後は、コネクションのアダプターだ・・・
市販にこんな物が打っている訳ではないので、思い付きの設計に入った。
そして、試作品が出来上がってきた。
どんな物が撮れるか?、内心、ワクワクしながら組み立てに入った。
そして、撮れたものは狙いとは程遠い画像だった。でも、狙い値は適えているみたい・・・
それから、悪戦苦闘が始まる・・・
蜂追いが始まるまでトライ・アンド・エラーの連続・・・
どう言う訳か、時々、グッと来る画像が撮られていた???
が、半ば、シャジを投げ掛けていた・・・
そして、昆虫写真家の高嶋さんにSOSを出し、暇の時に師匠のコメントを頂く事になっているが、まだ、そのチャンスには恵まれていない・・・     
が、コマメな師匠の事だから、その内に素晴しいヒントが頂けるだろうか?   
と言う事で、ヘボのシーズンも終わりに近付いたので、また、引っ張り出し、悪戯を始め出している・・・
そんな矢先にコロンブスの卵に遭遇した!!!  
条件出しに光明が見え出したからだ・・・ 

これが完成すると、お茶の間に、面白い画像が提供出来ると思う・・・  

このシステムと、数例の画像をどうぞ!!!   

『 蟲の眼レンズへの挑戦!!! 』

2006-10-27 22:11:41 | Weblog
      

5~6年前、動画だったが、昆虫写真家:栗林慧さんの画像を見た事があった・・・
それは『草間の宇宙』と言うTVで、内閣総理大臣賞を受けた超大作だった。
栗林さんが自前で造り上げたカメラで、栗ビジョン等と呼ばれていた。
この画像は、今でも大切に保存してあるが、今まで見た事も無い秀逸の画像だった。
何時の日か、自分でもこんな画像を撮ってみたい!!! と・・・
最近、ヘボ写真の殆どは、マクロレンズによるものだが、個々には善しとして、イマイチ物足りない!!!
それは、栗林さんの画像を見てしまったからだ・・・
どうすれば近付く事が出来るか? 真剣に考えるようになった。
丁度、『 shy…、the Vespula 』を書き終えた頃、HP『世界の自然観察BBS』上で“蟲の眼レンズ”の議論が戦わせられていた・・・
此処では、昆虫写真家:プロカメラマンが自己開発した“蟲の眼レンズ”を誇らし気にお披露目していた。
『yも未熟者ながら仲間入りしたい!!!』と、儚い願望を持った。
そして、『これは面白い商品になるから商品化しないか?・・・』と、アルバイト先の開発スタッフに持ち掛けてみたが、机上検討だけでポシャッテしまった。
こうなると、独自開発しかない!!!
4月に入り悪戦苦闘が始まった。
そして、ヒョンな事からそれらしき画像が得られる事が判った・・・
しかし、どうしても画質と明るさが得られなかった。
カメラもコンデジを中心に考えていたから無理もない・・・
一眼レフも鹹かって見たが、全然、お話にならなかった。

ある時、スレーブ・ストロボを使って見たら、画質が大幅に改善された、が、マダマダ、先は遠い!!!
花等のように大きい物は、まぁー何とか・・・の領域だった。

それから・・・ 
飼い蜂のシーズンを迎えた。
当然、カメラ等製すって居る余裕は無い!!!
品質改良はお蔵入りになった。

最近、また、思い出して製すって居る・・・
2~3日前、思いもかけない発見をした。
今まで、シャープさを出す為、絞りを思いっきり絞っていたが、何の気なしに、絞りを開けてみたら、今までの悩みは、吹き飛んでしまった!!!
何故なのか?よく判らないが、事実は良い方に向いつつある・・・
もう一息!!!  
今年の冬は、この“蟲の眼レンズ”を完成させなければならない・・・
これから下手糞ながら“蟲の眼レンズ”を多用する事になるだろうが、果たして?????

何故、“蟲の眼レンズ”に拘るのか?と言うと、ヘボのような小さい昆虫はグーーーンとクローズアップ出来、存在感がアピール出来る。更に良い事は、そのヘボの生息域まで写し込めるので、説明をするまでもなく、周辺環境が自動的に目に入ってくる・・・
これは、yのような蜂狂にとって実に有難い事である。
例えば、yの飼育の餌場は、飼育箱の前と、10数m離れた柿の木下である。
最近、判った事は、大型巣になると、巣の直前より、少し離れた場所を好むようだ!!!(移植後はそうでもなかったが)
それで、大部分の餌取りは、柿の木下に集まる・・・
この画像は、此処を撮ったものだ・・・
まだ、トライ中で、モデルさんが絞りきれて居なくて御免・・・
餌場に猫が付き出したので、餌を目線より遥かに高い置いている為、アテ勘でモデルさんをパチパチやって居るので、モデルさんが絞り込めていない・・・
でも、画像が、此処まで漕ぎ付けられるようになったのは嬉しい!!!