『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 フンにゃぁ~~~!!! 』

2012-10-30 23:28:51 | Weblog
             


老い耄れ爺の日課に昆虫写真家のHPやブログを、毎日、見るという作業がある。
これは、、どんな事が有っても、毎日、見ている。
昆虫写真家の画像を見させて貰うという事とブログに書き込まれている観察感に学ぶべき点が多い事がある・・・
写真家により突っ込みの深い人、カメラやレンズの情報を提供してくれる人、人生観を覗かせている人等々学ぶべき点が多々ある!!! そして、老い耄れ爺の画像撮影にもヒントとなっている。
その中の一人に糸崎さんと方が居る。
お町と昆虫の関わり合いを取り上げている。
その取り上げ方はアウトロー的でユニークだ!!! やや偏った点から藪睨み的に娑婆を撮り立てている点が面白い・・・

http://blog.goo.ne.jp/itozakikimio/

この中に、今日、大都会の街中で「ジョロウグモ」に捕まった「ヘボ」ちゃんが載っていた。
ウウ~~~~ん?
  
多分、湘南の何処ぞの町だろうが一寸意外だった!!!
逞しいヘボちゃん!!! こんな街中にも生息しているんだ!と・・・
思うに、日本の大都会、特に、東京は公園や遊園地が多く、こういう所で結構生き永らえているんだ!と・・・

そう言えば、もう、20年近く前になるだろうか?
町田の弟が、家を新築し、お祝いをした事があった。
その時、近くの道を歩いているとヘボちゃんが!!!
「ヘェ~~~、こんな所にも居るんだ!!!」    
吃驚した事があった!!!


そう言えば、先日、当地の或る公園で見た・・・
此処も、町中に近かったが、飼い蜂だろうか? 老い耄れ爺のヘボちゃんが行ってるかな?なんて考えても見た。。。  
過って、松本市内の女鳥羽川沿いで見た事もあったが、此処まで行く事はあるまい!!! アハハ…

こうして見て来ると、ヘボちゃんを始め大型スズメバチは、山奥の深山というより人里近い開けた環境を好んでいるようだ! これは、薄暗い林内より明るく開けて場所にその多くが営巣している点からも頷ける・・・   

     『 俄か庭師? 』

2012-10-29 22:55:05 | Weblog
             


急に寒くなった!!!  
秋を飛び越え、真夏から冬へ!!! そんな印象すら覚える!
先日まで青々していた庭木もスッカリ色付き、紅葉真っ盛りといった所だ!
もう霜も降り、今夜は、今年、3回目の霜を迎えるという・・・
こんな具合だから、もう、暖房が欠かせなくなった。

「イワチドリ」苗の購入、送金手続きをして、勃々、庭仕事に入ろう!と、準備を始める。
「スガレ追ひ」の際使う鎌や鋏、庖丁、庭仕事に使う大久保鋏、剪定鋏を研ぐ。
荒砥石から仕上砥石を丁寧に掛け、切れ味抜群を図る。
特に、庭仕事に使う鋏は、切れ味が命だ!!!
恥ずかしい話、長い間のホッタラカシで、錆がきていた!  
これを綺麗に錆落とし、そして歯を付ける!
こんな事をしていたら1時半を回ってしまった。 そして、藪せったい芝生に刈り込みトリマーを掛ける。 この程度の作業で、庭は見違えるようになる。
脚立を用意し、上ったのは、3時を過ぎていた。
今日は初日だから仕方ないが、一寸、事前準備に時間を掛け過ぎた・・・

赤松は、夏の猛暑で伸び放題!!! 随分、惚けていた。
これをこれから丸1ヶ月掛け、整枝!、見栄えある枝姿にして行くのだから大変な作業だ!!!
1本の木に丸1週間掛け事になる。 5本もあるから気の遠くなる仕事だ!
毎年の事だが、初日~2日目は調子が出ない!!! 1年も経つと、感所を忘れてしまう!
毎度の事だが、ヘボちゃんがご挨拶に来る。。。
時々、アブラムシが付いていて、コイツが甘露を放出しているので、これに群がっている。 見ていると奪い合いの採餌だ!!!
自然界には砂糖水等存在していないからこういうモノで糖分を取っている!!!
昆虫酒場では、相変わらずヘボちゃん達が砂糖水に群がり、押し競饅頭の大混戦!!! よくもまァ~飲めるものだ!と、感心する。 1.5リッターの砂糖水を1時間で開けてしまうから大変な飲みっぷりだ!
爺が家に居る時は、5リッター平らげている・・・ どういう餌としているのだろう?
成虫は勿論の事幼虫も飲んでいるから蜂の子はパンパンに太っている!!!
これから巣箱はションベンで濡れ出す時期を迎える。。。 成虫の排泄で飼育箱底周辺部は湿り出すから外部からも判る・・・
こんな観察をしながらの赤松の剪定作業:庭仕事である・・・

明日からは、もっと、馬力を上げよう!!! 

     『 ガァ~~~ン!!! 』

2012-10-28 21:56:40 | Weblog
             


朝から冷たい雨が降り続いている・・・ 
実に、冷たい雨だ!!!
一日中、家に居た!
午前中、1時間ばかり外出、戦艦大和の爺チャマの巣を燻してやった!!!
今日、爺チャマ仲間が近くの集会場に集まり、「蜂の子イッパイ会」をやるから迎いに行く!と、言うお誘いがあった。 本当の所は、爺チャマ達とヘボ談議等しながらイッペ~遣りたい所だが、どうしてもJ-2サッカーが気になり、辞退した。
しかし、午前中は、何も無いので、燻す事だけはしてやった。
山形村までは、凡そ24~25分かかる。
雨の合間を狙って燻してやった。
山の巣がオケラ(空)なので、どうせこれもダメだろう!・・・、と、心配していたが、里は餌不足も無かったのだろう?
パンパンに入り、心地よいあの重みを感じた!!!
内心ホッとすると同時に、幾分、威厳を保てた! そして、「蜂の子パーティー」に材料の提供が出来た・・・
爺チャマに抜き方の指導までして、その場を去った。

3時位から、スカパーに齧り付いた。
そして、7時から実況中継を見ながら応援を!!!!!
何せ、試合開始1~2分で1点取られたのが痛かった!!!
試合内容としては、4分6分で押し捲っていたが、皮肉なもんだ!!!
シュート数、コーナーキック、共に遥かに圧倒していたが、決定的チャンスを潰され、23で敗着!!! 
これで、J-1昇格の望みが失せた!!!  

全くの虚脱感に曝され、内心、ショックは大きい!!!  
老い耄れサポーターだが、何としてもプレーオフ進出を果たせてやりたかった!
此方は暖房を焚きながらのTV観戦だったが、仲間サポーターは、冷たい大雨の中、90分間、応援していた! 頭が下がる!!!
中には、裸ンボで応援していた若者も居た!!! 尚更、頭が下がる!!!

来週もアウェー!
そして、プレー・オフの望みが無くなり寂しい限りであるが、最後まで応援しよう!!!
勿論、最終ホーム戦は、行く積りで居る!!!
これが終わると、長い長い、オフ・シーズンが始まる。

でも、あの弱かった「松本山雅」にプレーオフの可能性を導き出したのは、反さんの影響力そのもの!!!
思うに、もっと大胆な選手起用と太っ腹親分肌を持ち合わせていたら上位を狙えたに違いない!!! 叱咤激励に+アルファー、煽てを加味していれば、何が起きていたか判らない・・・
これは、来年のお楽しみにしよう…
それにしてもよくやった!!! 山雅の健闘を讃えたい!!! 
冬場の体力作りが待たれる・・・ 

     『 驚くべき集客力!!! (つづき) 』

2012-10-27 23:26:49 | Weblog
             


昨日は、どうしてもPensanの「ほほずき」劇を書きたかった!
偶々、見付けた群生地、こういう野生植物の群生地に興味を持つ老い耄れ、自慢げに話したのが、まさかPensanのお気に入り「ホホズキ」とは知らなかった! お仏壇に供えるくらいだからお供養花同然なのだろう?
掻き立てない訳にはいかなかった!!!

さて、Jリーグも最終局面を迎え、優勝、昇格、残留等ヒキコゴモノのストーリーを作り出している。
J-2のオラガ「松本山雅」も終盤、力を付けて来て、この所、負け知らず!!!

ヒョットして、間違いが起これば、プレー・オフの可能性もチラホラ!!! 
本当にどうなるか判らない!!!
残り3試合となり、明日、栃木、来週、千葉と戦うモノの万が一連勝するような事になれば、最終戦、ホームでの大分戦となる。
正直、熱きサポーター、老い耄れ爺、アウェー戦の応援に行こうと、毎日、市民タイムスを読みツアー応募を狙っていた。
所が、どういう訳か?今まで出て居た呼び掛けが出ない!!!
?????? 
気が付いて、ネットからの応募を狙った時は時既に遅し!!!、満席!、飼う事が出来なかった。
気を付けて見て居たのだが、新聞応募を出すまでも無く、ネット上で完売売り切れとなってしまっていた!!!  
正直、観戦のチャンスを逸した!!!
1週間前の話で、こと、千葉戦に至っては、2週間前に完売となった事になる!!! 
甲信ダービー、甲府松本山雅の時と同じだ!!!
察するに、相手、ホーム側の球場が小さいという事もあるのだろうか?
一寸、ショックを隠せなかった!!! 
察するに、500人以上のサポーターが駆け付ける!
世紀の一戦ともなるかも知れない大事な試合、惜しまれてならない!!!
当クラブは、普通のクラブと違い、サポーターの支援体制としては、どの球団にも負けない! 事情が許せるなら、もっと多くのサポーターを受け入れて欲しかった。 そして、バス会社もそれに倣って欲しかった!   
致し方なく、明日は、スカパーで応援する事としよう!!!
戦略家監督:反町さん及び司令塔の皆さん、是が非でも選手を奮い立たせ、成就して欲しいモノである!

今日、陶芸教室で、友達と、最終戦:大分戦の応援に「行こう!!!」という話になった。
老い耄れ爺、 老い耄れている為こんな事態に・・・? のだろう???、

     『 驚くべき集客力! 』

2012-10-26 20:50:36 | Weblog
             


今日は、パソコン師匠Pensanと最後の「スガレ追ひ」をする約束になっていた。 今年、3回目のトライである。
蜂狂でもないPensanがこれだけ嵌るとは思いもよらなかった。   
毎年二人で出掛けるようになり、年々、力(ちから)が入って来たようだ?
奥方も負けておらじ!!! 前の日ともなるとソワソワし、昼ご飯の準備に忙しい!
今日は、二人に栗コワ御飯を作ってくれるという話だった!!!
そうなると、こちらもツイツイ力瘤が入る! 
どうしてもお土産を渡したくなる!
選んだ場所は、ついつい先日、2週間程前遣り掛け残して置いた場所を選定した。
10時半の出立。
そんなに早出立ではなかったので山中の気温は程程かと思いきやヒンヤリ、もう晩秋の気温を呈していた。
車停めから凡そ1.5㎞山中に入る・・・
教理が距離なので、餌を初夏同然30個も用意した。
そして、点々と撒く・・・
撒き終わった時点でお得意の缶ビールと奥方特製の栗お強を頂く!!!
「美味かったァ~~~」!!! 
栗が程良く入っていて、グット収穫を祈願してか?赤飯だった!!!
    
栗お強を食べていると幸先良く、ヘボちゃんが、老い耄れの面前に、もう、来た!!!
そレ!!!!!とばかりに餌を指し出すが、匂いを嗅いで何処ぞへ飛び去ってしまった。 
??????
「また来らぁ~~~!!!」
タカを括っていた。
確かに数回来たが、餌に集る気配なし!!!  

沢山撒いた餌には、結局、1匹しか来ておらず、これも餌持ち後、来なくなってしまった!!! 

下見した筈だったが、先日の雨で潰れたか? 誰ぞが燻してしまったのか?知る由も無い!!!
先日の雨後、こんな状態の連続である。

もう1ヶ所餌撒きしたが、反応ナシ!!!   
見付けてある巣を燻して帰る事にした。
帰り際、先日、「鬼灯(ほほずき)」の大群生地を見付け、家でドライフラワーにしてある・・・という話をすると、「どうしても欲しい!!!」という・・・
思いもよらない返事が返ってきた!!!
「鬼灯」は、大好きだ!というのだ!!! 徳に奥方が!!!
群生地に立ち寄る事にした。
二人で一抱えもある収穫をし、家路を急ぐ…
道中、見付けてある巣を燻したが、昨日同様、半抜け状態だった。 山系は違うが、此処でも餌不足状態が起きている。
先日の冷たい雨は、ヘボちゃん達に余程堪えたのだろう?
言うなれば、壊滅状態になってしまった!!! 
第一、王台がマトモに育っていない!!!
娑婆中、こんなだから、今年の種残し(子孫繁栄)は、期待外れで、来年のヘボ事情が思いやられる!!! 老い耄れ爺の判断に狂いがないとすれば、来年は不作と思って間違いない!!! 言うなれば、種が無い!!! 
東北大震災といい、今年の天候不順といい、自然の災いが、連続している・・・ そう言えば、最近「松茸」が出始めているが、10万円/㎏だという!!! 中位の松茸が@4~5000円/本!!!
不作が続くと、こういう事になる・・・
自然界の蜂の子、市場といえども無いだろう・・・第一、収穫が出来ない! あっても、1万円/㎏は下らないのでは? 況してや飼い蜂の鶏肝蜂の子は不味いので、安くても比較にならないからなァ~~~!!!
全く、異常な年になったもんだ!!!

お題目の件を書く積りだったが、明日にしよう…
「松本山雅」のサポーターで大変な事が起きている!!! 然も在りなん!!! 
最近の成績からすると、プレーオフの可能性も秘めており、甲府に次ぐ大奮闘をしている!!! そして、?????
   

     『 娑婆は餌不足!!! 』

2012-10-25 21:20:08 | Weblog
            


夕べも寒かった!!!  
この所、寒波が入り込み、毎日、霜が降りる季節となった。
そして、先日の雨で庭木の紅葉が進み、「ツリバナ」「マユミ」「マンサク」「ニシキギ」等が色付き出した。 「ドウダン」はこの世の優美を醸し出している。
サテアンの「イワチドリ」も半分は紅葉!!!
つい先日まで糞暑かったのが嘘のよう・・・

里山だったが、今年一番の通い「コバクロ」を見に行った。
つい半月程前、噴水のように噴いていたコロニーがその後どのようになっているか興味深かった。
車を停める所に“たばこ”の吸い殻が落ちていた! 
モシヤ?
何となく嫌な予感がした!!!
たばこ吸いの品の悪さ加減、この年になるまで嫌という程知らされて来た!!!
急坂を登る事、凡そ、150m!
コバクロの場所に着いた。
朝日を浴び噴水状態が見える筈だったが、その気配はない!!!
      オカシイなァ~~~ 
場所を示す赤いテープが無残にも脇に放り出され、そこは、大きくアングリと掘り上げられ、もうもう、ハチのハの字も無かった!!!  
頭の黒い天敵に、もう、大分前に掘り上げられていた。。。 
たばこの吸い殻が見事に的中!!! 何人かの蜂狂の餌食になっていた。
言っちゃぁ~何だが、老い耄れ爺は、若い巣は絶対に燻さない主義にしている。 仮に燻す事が有っても或る数の交尾蜂は出してから、お裾分けを頂く主義にして来た! 
子孫を残す為だ!!! 
依って、噴き上がっている「コバクロ」の姿は見られなかった。  
老い耄れ爺は、見付けると、小枝や地面に必ず赤テープのマーキングをする事にしている。 占有権の主張の積りだ! が、この信州では、何ら通用しない! 岐阜や愛知の蜂狂マナーに倣っている積りなのだが、残念ながら此処では、!!!   今年、これで、4件目!!!  
悲しい限りである!!!
   

次の創巣場所の点検に入る・・・
此処は、大岩の間だ!!!
道端だったので、遣られていると思っていたが、これは、どういう訳か?残っていた。
日中の好天に誘われて、以前より噴き出しのイイ通いを呈していた・・・
急に、何だかと燃える心境が漲って来た。 先程の横取りの腹いせだったのかも知れない?
そうだ、どうせお他人様に取られるなら友人のMiyaちゃぁ~にプレゼントしよう!!!と・・・
大岩の間!!! こういう場所は掘り上げるのに難儀する!!! 定番だ!!!
此処の巣は、かなり進んでいて、女王蜂や雄蜂がかなり出ていた!!!
仮に掘り上げるにしてもこういう状態まで置いておいてやりたい!
案の定、難儀した!
左肩目いっぱいまで延ばして見たが、掴み出せたのは、半分位で、後は成り行きに任せた。
後で判った事だが、結局、王台の棚は取り出せなかった。
そして、結構イイ巣だったが、軽かった!!! 
この時期にしては珍しい餌不足を見た!!!

その後、道中、「スガレ追ひ」をしたが、5分、10分と掛かる通いで、埒が開かず、ブチャァ~~~った!

そして、以前お世話になった社長さんに飼って上げてある巣を燻さなくちゃァ~~~! 社長で同伴で燻す約束になっていたが、5~6日経っても音沙汰がない!
此処まで来ると時期の問題もあり、掘り上げて届けてやる事にした。
白巣のイイ巣だっアが、想定外に軽い!!!
?????? 
何が起きているのだろう?
先日の冷たい雨の所為か? それとも???
この地で、こんな状態になったのは、初めての事!!!
そして急に思い立った!!!
山の飼育場の点検を!

20年来この地で飼育し、自然放蜂して来たが、今年の通いは、何とも心細い!!!
燻して点検する事にした。
『ナンジャイ!!! コリャァ~~~
軽い軽い!!!  スカスカだ!!!
そして、王台が、マトモに機能していない!!!
毎年、どの巣も、王台が7~8枚にもなる絶好の飼育場!!!
それが、今年は!!!
後後見当の為、もう1巣燻す決心をした。
案の定、コイツも同様だった。

完全にこの地は餌不足に陥っている。
幼虫がマトモに育っていない!!! その為軽々!!! スッカラカン!!!

先日来の冷たい雨の所為だろうか?
それとも、餌が完全に枯渇してしまった所為だろうか? 巣盤も何時もの年より極端に小振りだ!!! 
老い耄れ爺は、
 餌不足!!!と、断定した。
夏の糞暑さ、この為、食物連鎖の頂点に立つ狩蜂族、コロニーを拡大出来ずに至った。 それが、今日でも尾を曳いている・・・

そして、思った!
今年は、マトモに子孫を増やせるコロニーは、少ないのでは?
これは、信州何処の山に行っても言える事で、深刻な事態を迎えた!!!
 来年、種不足で、ヘボちゃん不作の年にならなければイイが・・・

その上、何処に行っても、蜂数が少なく、当に、風前の灯火!!!

老い耄れ爺の観察が正しければ、 恐らく、来年は、今年以上にヘボ不作の年となろう!!!  
 
種なくして、苗生えず!!!


今、真剣に女王蜂捕獲と健全なる越冬を考え出した!!! これで、幾らかでもヘボちゃん達の生存を手助けよう!!! と・・・
偉い事態に陥っている事を知った一日だった。。。 先日の信濃毎日新聞の記事、伊那のヘボコンテストの裏付けでもあった!  

     『 今年一番の冷え込み!!! 』

2012-10-24 20:35:55 | Weblog
             


昨日の雨、標高の高い所では雪となった。
これによって北アルプス連峰は初冠雪!!! 今日は、真っ白に輝いていた。

午後から戦艦大和の爺チャマと「鉢の子」パーティーを遣る事になっていた。 午前中タップリと時間があったのでサテアンに入り、「イワチドリ」のトレーの入れ替えをした。
老い耄れ流にお気に入りトレーをボイラーの近傍に並べる・・・ 言うなれば気持の上での凍み対策! 今年の冬は大失敗したので、今年はこの轍を踏んではならない!
こんな作業は20~30分で終わる。 若干の鉢をサテアン移動した。 これも凍み対策である。
12時近くになって電話が入った。
爺チャマ達湯湯治場で長居し過ぎたようで、帰りが危うい? 延期の申し入れがあった。
此方は、毎日が、休み見たいなモン!!!1日や2日延期した所でどうこう言う事も無い・・・
依って、久し振りにサテアンに長居し、日頃出来なくて居た植物達のお子守をした・・・

< つづく・・・ >
買って来た「鶏肝」が、冷凍庫に入れっぱなし!!! 御免ネ・・・ 

歳老いて来ると、ついつい、先程考えて居た事を忘れてしまう!!!   困ったもんだ!!!
2㎏の鶏肝を1個づつパックする。 後々、管理し易くする為だ! 僅か10分ばかりの作業だが、忘れていると大変な事になる。

さて、サテアンの「イワチドリ」だが、ここ数日の冷え込みで、スッカリ色付いてしまった! 今年の成長期は終わった。
午後、また、サテアンに入り、芋(球根)の出来具合を見た。
上土を除けて見る程度なので大きさの程は判らないが、小さな株にも2球は付いている! 何故2球になるのかは判らないが、大きくても小さくてもそれぞれの株に2球は付いている・・・
稀に、1球もしくは3球付くのもあるが、これは、寧ろ、珍しい!!!
概ね、良し!と、判断した。
これで、凍み対策を十分に取れば来春お楽しみが待っている・・・
中に期待の種類もあるので、楽しみだが、冷静に考えると、春先までがハッピーな時間かも知れない? 往々にしてガッカリする事の方が多い!!!
この栽培は賭けをしているようなもので、大当たりした事は、極々、稀!!! これも趣味の世界だから出来るようなもので、生活が掛っていると????だ!!! 
シクッタァ~~~と、思っても、1年過ぎると、また、始めるから、これって病気見たいなものである。。。

来春、正月を迎えると、また、鼻水を垂らしながら、植え替え作業が始まる・・・
真冬の水弄りは辛い!!!
1日中やっても30鉢だ精一杯だ!!!
段々に手を抜く事を考えねばならない!!!


さてさて、10月も終わりだ!
うかうかしている内に、また、交尾蜂捕獲と赤松の手入れの11月が近付いてきた・・・
来週からこの為の準備に入ろう…  
  今夜は冷え込んでいて、霜注意報が出ている。。。   

     『 戦艦大和の爺チャマ! 』

2012-10-23 21:15:52 | Weblog
             


Pensanと3回目の「スガレ追ひ」をする事になっていた・・・ が、昨夜からの雨、益々、強くなるばかり!!!
結局、1日中降り続いた!!!

日頃サボりにサボり続け溜まってしまった画像処理をしていると、久し振りに戦艦大和の爺チャマから電話があった。
「7月飼って上げた巣が順調に推移しているから見て欲しい!!」と・・・
「午後、温泉場へ出掛けるからそれ迄に来てくれないか?」・・・
戦艦大和の爺チャマは、働き者!!! 春は長芋の種蒔や西瓜の植え付け! 夏になると西瓜の出荷で大忙しだ! そして、今は牛蒡の収穫!!! そして、長芋掘りへと忙しく働く爺チャマ!!! 言うなれば朝暗い内から晩は真っ暗になるまで働き通し!!!
よく体を壊さないものだと感心する! この間に裏の田圃で米作りや葱栽培もしている。
流石戦時中船の上で鍛えた戦士の器だ!!!
この爺チャマは性格がイイ!!! 「アイ!アイ!!!」と返事をして年寄りにしては頭の回転が速い! 大好きな爺チャマ!!!

15分程で爺チャマの家に着く。
爺チャマは牛蒡の出荷準備をしていた。 その量たるや物凄い!!! 山程積んであった。
飼い蜂を見るとス~~~イ!ス~~~イ!!!と、勢いよく空に噴き上がっていた。 生憎の雨、通いは中断中?らしく、朝晩は、物凄い通いだ!!!と喜んでいた。
そして、「明日、燻して一杯ぺ~遣らないか?」とお誘いが来た!!!
今夜は泊まり掛けの温泉湯治だが、明日午後には帰って来るので、「迎えに来てくれる!!!」と、言う・・・

こんな約束をして明日の予定が出来た。
帰り際、取り立ての牛蒡と新米を頂いた!

明日は、爺チャマの仲間数人と酒盛りになる・・・ 

昨日の続きを・・・
「ネジレバネ」の話だったなァ~~~
正直の所、この「ネジレバネ」は、信州では殆ど見る事が出来ないので、耳学問と僅かな経験則に基づいて書いて見たい・・・
もうもう何十年とヘボちゃんと戯れて来たが、コイツと出会ったのは、愛知の蜂狂:Konちゃんがクリスマスプレゼントに女王蜂に寄生しているコイツを送ってくれたのだけである。 女王蜂の腹部関節に1匹潜り込んでいた。
何と言ってもコイツの生活史は、実に、奇妙で、神秘に満ちて居る!!!
老い耄れ爺もコイツに頻繁に出会えるなら、少々、観察勉強したくなる存在である! 実に興味深い生活史を送っている。
そうだったよなァ~~~!!!    もう、3~4年前になるだろうか?
京都の大学院生からこのブログを通して『「ヤミスズメバチ」の調査研究に出掛けよう!!!』と、いう提案があった。 一寸興味があったので、同行を約束した。 聞いて見ると、氏は、「ネジレバネ」の研究をしていて、熱々だと言っていた。 ヘボちゃんへの研究転換を進めたが、首を縦に振らず、「ネジレバネ」1本で行く!!!と、申していた。
3月、マレーシヤへ「ヤミスズメバチ」の調査探検に行く約束にになっていたが、その後、音沙汰がなく!!!  この探検は不発に終わった経緯がある・・・
こんな話もあり、余計に「ネジレバネ」について興味があった。
何と言ってもコイツの興味深い点は、雌(♀)には、翅が無く、羽根の生えている雄(♂)蜂と交尾しするという、昆虫界にあっても極特異な存在派である! 前にも紹介した事があるがこういって点では「フユシャク」と似た所がある。
恐らく、楢や椚の樹液界隈に幼少ネジレバネは屯していて、大型スズメバチやヘボちゃんが近付くと飛び付き乗り移り、スズメバチ類の腹部関節に潜り込み巣に運ばれているのだろう? その儘の事もあるが、スズメバチ類のコロニーに辿り着くと、他の蜂に乗り移る事もある・・・
こうして、冬中餌となる奇主に在り付ける。
此処で興味深いのは、コイツに取り付かれると働き蜂と雖も冬を越す事が出来る!!!という、離れ業!!! 何か特殊な分泌物を出し、餌となる奇主を生き永らえさせ、チビチビを体液を吸っているのだろう!!!
Konちゃんから送られて来たコイツは、女王蜂に寄生していた!
岐阜や愛知等暖地には比較的多くコイツが生息していると聞く! Imai会長がそう説明してくれた。
春、コイツが成長すると奇主は死亡する。 こうして寄生したコイツは雌ばかりで、外に運び出された瞬間、また、野生生活を開始する。ここで多く子供産み、ソイツ等が大きく成長、交尾、雄は死んで行く・・・そして、雌は、再びスズメバチに乗り移るという離れ業を展開して、このサイクルを繰り返して行く・・・
実に奇妙な生活史を営んでいて、技術系出身の老い耄れには、興味深い!!! 京都の大学院生がコイツの研究に嵌っていたのも頷けた!

当地で見る事は殆ど出来ないが、岐阜や愛知の蜂狂さんで、女王蜂を捕獲越冬させている方は、冬場、休眠中の女王蜂をよくよく見るとコイツが寄生しているだろう・・・ 比較的多いという・・・

こうして、コイツの挙動一つ一つ見て来ると、実に、興味深い点ばかりである!!!  
昆虫の世界は、実に、興味深い!!!
更に、より詳しく勉強したい御仁は、老い耄れ爺が書いた「 Shy・・・、 the Vespula 」、松浦先生の名著:「スズメバチ類の比較行動学」等を読まれるとイイ!!!

<参考>
挿絵は、
   a:雄(♂)   
   b:雌(♀)である。 こんな頓狂な昆虫もかなり居る・・・

     『 “ヘボ”の寄生虫!!! 』

2012-10-22 23:06:26 | Weblog
             


Top画像に載せて置きながらこのイカツイ野郎の解説がハプニング続きで遅れに遅れてしまった! 
今日は、カキコ題もショート気味、丁度いい機会だ!、老い耄れ爺の観察感を、少々、触れて見たいと思う・・・

“ヘボ”ちゃんにとってこの世の中、当に天敵だらけ!!!
一番厭な奴は頭の黒い野郎!:人間だろう!!! コイツは、一番始末が悪い!
他にもまだまだ居る!!!
熊、アライクマ、鼬(いたち)、貂(てん)、等の動物、小動物、そして、まだまだ、居たな奴がいる! ハチクマだ!!!
こういう捕食動物ばかりかと言えば、そうでもない!
ヘボちゃんの巣に寄生し、子供を食べるする「寄生昆虫」が居る。
今日は、この中で一番性質の悪い寄生虫の話を書いて見たい。
「ベッコウハナアブ」
コイツは、嫌なヤツだが、初期段階ではそれ程悪さはしない!!!
実に巧妙に巣穴からスルスルと入り込み、ワヤの外側に卵を産み付ける。 この卵は孵り、コロニーの底辺地下部に潜る。 そして、ヘボちゃんの死骸や食べカス等の残飯を漁り成長する。
この段階では、それ程悪さはしないが、コロニーの終焉を迎える時期になると、コイツ等も大きく成長し、巣の底辺部で実に汚らしい不気味な格好をしたウジ虫と化し、なお、貪欲に食べ物を欲する。 コロニーも終焉を迎える頃になると、ヘボちゃんの勢力も落ち掛けだす。 そうすると、この汚らしいヤツは、巣盤内に攀じ登り、ヘボちゃんの幼虫を食べ出す!!! 勢力が劣り掛けているので、ヘボちゃんは何ら抵抗、攻撃する事も無く、コイツ等の餌食と化して行く・・・
冬の間、コイツ等は、腐り切った巣盤やヘボちゃんの残骸等を食べながら、冬を越し、翌春、地面から出て来て、花の蜜や花粉等食し、また、ヘボちゃんが営巣する時期を見計らって寄生生活に入る!!!
コイツ等は、実に、嗅覚が発達していて、ヘボちゃんの採餌を狙い後を付け巣の在り処を見付けるという頂けない行動を採る・・・
「ハナノミ?」
老い耄れ爺、未だ、確たる確証は得られていないが、多分、間違いなく、コイツだと推測している。
信州中・北信地方には、コイツの寄生が、実に、多い!!!
野外から収穫してきた巣から蜂の子を抜いていると、ヒョコヒョコと動き回る薄気味悪い蛆虫がよく出て来る!!! そして、多分、コイツが成長したなりの果て?のウジ虫は、丸々と太ったTop画像のような気持の悪い奴で、ヘボちゃんの育房に入り込み、ヘボちゃんの幼虫から体液を吸い取り、ヘボちゃんを皮衛門にさせるという悪道を働く。 当然の事ながら、ヘボちゃん幼虫は体液をすい取られ、死ぬ。
コイツの寄生は地域により様々で、酷い所は、この蛆虫がウジャウジャ居る場合もある!!! 先日、燻してきたコロニーから何10~何100というコイツが出て来た・・・
コイツのなりの果てを当地では見ていないが、悪餓鬼の頃、蜂の子を抜いていると黒い色した成虫を、屡、見て来た!!!
親父さんは、コイツをヘボちゃんのお医者様!と呼んでいた。。。
コイツ等に寄生されてもヘボちゃん働き蜂は何ら取り除こうとする気配を見せない? 
両者にどんな因果関係があるか、まだまだ、掴み切れていないが、行動に移さない所を見ると、そこには、まだ、見えざる神秘が隠されている!!!
序だからカキコしておくが、今年、コイツが矢鱈に多い!!!
天候とも何か関係があるのかも知れない?
Top画像は、Canon MP-E65 というレンズで撮影したものだが、実に奇妙な体つきをしている。
テッペンにあるこの黒い点が、頭?か口?だろうが?実に、奇妙だ!!!
ヘボちゃんからの体液吸収は、体で吸い取っているように見える・・・
昨今手に入れた倍率の上がるレンズ:Olympus マクロ38㎜でより拡大率を上げ、コイツの解明をしたいと思っている。 中々、時間が取れなく、未だ、実現していないが、老い耄れ爺のライフワークとして考えている・・・
そして、この汚らしい蛆虫の成りの果てが「ハナノミ」である事も突き止めねばならない・・・(子供の頃、御医者様を良く見たのだが、昨今、コイツに出会うチャンスに恵まれない!出て来さえすれば関連付けが簡単なのだが。 実は、この蛆虫を生育した事がある。が、活性化した巣盤から切り離すと、コイツも直に死んでしまうので、どうしようもない・・・)

明日は、
ネジレバネ」について書いて見たいと思っている・・・
コイツの習性は、実に、奇妙で、神秘に満ちている・・・
  

後後、触れるが、ヘボちゃんに寄生する昆虫は、実に、不思議な生態系を営んでいる・・・  神秘的だ!!!  
この辺の研究に長けているのは、故松浦先生だったが、今は聞く事も出来ない!!! 「スズメバチの比較行動学」を読んでも一寸違う解説がされているので、本当の所、まだまだ、未知の分野かも知れない?