『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 強力な助っ人? 』

2009-09-29 23:40:55 | Weblog
               


長い事雨が、全く、無かったが今日の雨は、いいお湿りとなった。    木々が、何となく生き生きして来た感じがする・・・
庭の片隅では、毎日、“ヘボ”ちゃんが、狂ったように餌を漁っている。 此処に嫌な奴が割り込んで来た。 「ニホンミツバチ」である!!!
チンチンに言いながら仲間を増やし、アッと言う間に砂糖水を横取りしてしまう!!! そして、団子になりアッと言う間に飲み干してしまう。     アカンバチより、寧ろ、強敵になった。  
何処から飛んで来ているのだろう? 今、コイツ等を遠退けるのに頭を痛めている。   そして、妙案が開発されつつある?    結果や如何に?

一昨日、強力な助っ人を仕入れて来た。    
今、ヤマダ電機の総決算期。 モデルチェンジになるような商品を仕入れ値そこそこで特売してる。 パソコンやTVにこのような商品がある。
前々から狙っていたのにデスクトップ・パソコンがあった。 パソコンは、長い事Sonyを使って来た。 画像処理に強いパソコンだからである。
今使っているのは、Epson⇒ Sony⇒ Sony と続き、3代目である。 最近、画像の貯め込みが多くなった所為か?非常に動作が鈍くなっている。 先日、2日も掛けて画像を6台のHDDにコピーし、軽くしてやったが、それでも過負荷となっている・・・ そして、万が一の事故を考え、パラレルに使おうか?と、考えていた。
ヤマダやコジマに出向く度、買うでもないのに、パソコンブースを覗き込んでいた。 春先、余程決断しようか?と、思った事もあったが、その時は、一眼レフカメラに化けた。
今決算期、想像を絶する価格が表示されていた。 それが、VGC-LN92JS というモデルである。 CPU: Core 2 Duo 、メモリー:4GB 、HDD: 1Tb 、 液晶表示体: 20.1インチ という代物である。 勿論、地デジも付いている。
液晶に24インチというのがあるが、これは大型過ぎ見難いのでパス!
何と何と、実質、11.5万円(価格コムで見ると、更に、安い!)で手に入ったのである。 今使っているパソコンに較べると夢のようなスペックである!!!
明日、我パソコン師匠:Pensanが来てくれる事になっている。 近日中にコイツが稼働開始する事になるだろう・・・

今日、雨降り。 午後からこれを入れる為のスペース開けをした。 序に掃除!
部屋も一新した! 
夏休み、孫娘達が来た時、日頃、カメラを転がしてあるベットで遊ばれた時には参った! 子供は、こういう所が好みなんだろう! 人形と遊んでいるではないか!!! 「オイオイ、コラ!」と、言ってはみたものの、何となく可哀そうになった。 今日のカタズケで、これからは遊び場にもなるだろう・・・
それ程変身した。      
明日は、開梱、机に並べたいと思っている。 どんな発信ルームいなるだろう?
セッティングは、Pen師匠がやってくれるので、大船に乗った気持でいる・・・    
それにしても、我師匠、yと幾らも年は違わないが、秀でた才能を持っていて感心する!!! 凄い!と言う他に言う言葉が無い! 当に、パソコン師匠たる由縁である!!!!!

     『 烏帽子岳・・・ 』

2009-09-28 23:55:55 | Weblog
              


4時頃「スガレ追ひ」から帰ってきた。 飼育場を覗くと、今朝与えた鶏肝や砂糖水はスッカラカン!!! 慌てて、今日、使った大量の赤魚を吊るしてやった。
赤魚は、4~5時間、秋の日光に晒すと絶好の御馳走になっているみたいだ? 半日干し?、謂わば、干物みたいなもの! 干物の美味い訳がこれを見ても判る・・・
アカンバチも大挙してお出ましだった。 地面には、老い耄れに捕まった夥しい数のアカンバチが転がっている・・・
そして、椅子に座り込み、曇り空を眺め、航空ショーを・・・ ゾロゾロの出入りだ! 明日は、このショーの撮影を試みたいと思っている。 その内に疲れがドッと出て、ウトウトし出した。

家に入ると、紀州の「イワチドリ」の師匠・Kさんから印刷物が届いていた。 開けて見ると、「烏帽子岳」登頂の冊子だった。
Kさんは、花も遣るが、登山の方が得意で、日本中の「烏帽子岳」に眼を付け、この踏破をして来た。 これまで、既に、185座踏破が進み、この踏破紀行を冊子にして、多くの登山仲間に送付してくれた。 yも肖った一人である。
ついつい先日、長野県の3座を踏破する時、yの家にも依って下さり、一晩飲み明かし、登山の醍醐味をお聞きした。
その時の紀行を含めて、滔々、日本の烏帽子岳・岩を200座完登し、区切りを付けたようだ。 200座完登お祝いの電話を入れると、「ホッとした!!!」と、言って喜んでいた。
北は、北海道7座~九州まで、長年掛かって200座に・・・ それにしても凄いと思った。 登山家とはいえ、GPSを使って道無き道を小枝の枝折りとビニール・テープの目印付けで登り切って来たという。 或る時は、2mもある熊笹をラッセル!!! 或る時は、道に迷い!!! 大変な登山だったようだ!
そうそう、80mの烏帽子岳も有れば、2000mを越える烏帽子もあるそうあ・・・ 人間との関わりがあり、面白いと思った。
登山紀行文も大作になった。 「一応、区切りがついたので、これからノンビリしたい・・・」と、言っていた。。。

200座踏破と紀行文の完成、オメデトウ御座いました。      再度、ユックリ読ませて頂きます・・・   

参考までに、
烏帽子岳とは、山のその形状が「烏帽子」に似ている所から付けられたようだ!
それにしても日本に「烏帽子岳、烏帽子岩」なる呼称の山が、200座もあるなんて知らなかった。 yの家からも朝日の烏帽子岳が見える。。。

     『 JAL の 経営危機について 』

2009-09-27 21:43:52 | Weblog
               


最近、JALの経営危機について新聞、TV等で盛んに報じられている。 あの超優良企業が!!!
昭和34年、駅弁大学と称する某大学を卒業した。 工学部という事もあり、求人は、ワンサカワンサカ!、皆超一流企業ばかりだった。 その中で一際目立つ存在だったのが、日本航空(JAL)だった。 日立、東芝、三菱等超優良企業の初任級が12000~13000円だった時代。 日本航空は、突出していて、確か、18000円を超えていた。 誰しも触手が動いた事だろう? yも考えた一人だった。
でも、整備位しか?工学部出身のy等にはこれ位の道しか?開けて居ないのでは?と、噂が立ち、諦める学生が多かった。

その後、日本航空は、破竹の勢いで、世界の空に飛躍していく!!!  後に、海外関係の仕事も多くなり、JALを好んで使うようになった。 皆さんの評判は、親切、機内食がいい、美人のスチュアディスが揃って居る!等、上々だった。
日本国の日の丸を背負っているという事もあり、世界で名だたる航空会社のお手本になった事も事実である。 オシボリ、機内の着物、寿司弁当や蕎麦弁当は有名な話!

上々の評判により、旅する人は、JALを名指しで使うようになる。 して、業績も順風満帆! 昔から、給料は日本一と言われて来た! (往々にして、こういう所から綻びが出出す・・・ものだ?)
「しまったァ~~~」と、思った事も、屡、あった。 
業績が良かった事もあるだろうが、従業員の自惚れも強かったのだろう? 職種毎の組合が出来、これが、勝手な事を言い出した。 賃上げストライキもしばしばで、ストライキを職種毎に繰り返していたので、この頃からオヤ?と、思うようになっていた。

最近、JAL問題がマスコミでも取り上げられるようになり、色々な膿が山積していると報じられている。 組合もその一つだろう! 企業年金も桁外れに高い? 政治家~国土交通省~会社間のナァーナァー拡大路線戦略も人口減少や度重なる不況と相俟って歯車が狂い出した。 国や官僚は、ジャカスカ、地方空港を作る。採算抜きで政治家や官僚は飛行機を飛ばさせる!!! お家騒動も屡!!!
少子化、不景気、度重なるインフルエンザ騒動?で客離れに拍車が掛かる。 借金体質は、奴豪い勢いで膨張拡大する! 赤字額も桁外れだ!

花型企業の象徴とまで言われてきただけに、残念でならない! 
世界に馳せた日の丸日本の航空会社である。 国策としてJALは救済しなければならない!
何処の国を見ても、航空会社は、国の威信を背負っている。 それだけに救済の意義は大きい!
正直、yは、United航空が大量資本を投ずると報じられた時「オヤ?」と、思った。 政~官~JAL夫々の役割は、夫々、測り知れない程大きいが、これ位の事を乗り越えられない筈はない!!! 日本の空を担う国家戦略が必要だろう・・・
個々の言い訳講釈を述べている時期はとうに過ぎた。 JALも応分に身を屈め、再生を期して貰いたいものである・・・
yは、JALが好きだ!!! 何と言っても、空港で、日の丸や鶴のマークを見て雄大な気持ちになり、老い耄れて来た種族である。 何とかして頑張り続けて貰いたいものである。 JALを失う事は、国家的屈辱と考えていいだろう!!!

   御節介、御免ゼ~~~      

    『 「スガレ追ひ」 と 「透かし」と いう技! 』

2009-09-26 21:06:43 | Weblog
               


「スガレ追ひ」が出来るシーズンも、滔々、1ヶ月を切った。 今時ともなると大概の巣は、コロニーを大きくしている。 「軍」の中の「軍」、所謂、「軍軍(コバクロ)」は、桁外れのコロニーに仕立てる!!!
あの小さな女王蜂にこれ程までの産卵能力があるとは!、唯唯、「驚異的!」と、言わざるを得ない。 ファウンティン:泉の如くの産卵である。 生殖器は如何なる構造になっているのだろう? スズメバチの中では抜群の産卵能力を持っている。  
そして、今時ともなると雌、雄の産み分けをしている・・・ これ、また、不思議?と、言うより神秘的!。 超能力を持った「産卵マシーン」と、例える蜂狂も居る程だ!

どのコロニーも世帯を大きくしている。 従って、巣さえあれば、必ず餌に“ヘボ”が付く・・・ 付いたからといって巣が見つかる訳ではない?
「軍ピン」ならとも角?、「軍軍(コバクロ)」ともなると、長距離飛行をする!!! 500m~1㎞飛行はザラだ。 これをマトモに追ったのでは、息切れしてしまう?
最近、よく使っている手法は、「スガレ追ひ」、透かし:「透かし」と「通し」、それに「立ち」である。 このコンビネーションが、極、自然に出来るとかなりの威力を発揮する!
中でも「通し」は遠眼が効くので、抜群の威力を発揮する。 薄暗い背景をバックに朝日・夕日を活用する。 これが林の中でも通用するから自然界の原理・原則は凄い!と、思う・・・
先日、急坂を追い揚げ、もうバタンキュウ!限界点だったその先で、「通し」を試みた。 午後3時ともなると木々の間から上手い具合に木漏れ日:斜光が入って来る。 これを利用するのである。
丁度、上手い具合に、斜光に乗ってチラチラと翅が光っていた!!! これは、遠目でも、実に、よく判る。 時間に制約はあるが、晩秋の弱い日の光は、実に、効果的だ!!!

今日も短時間だったが、肖った!!!
そして、2つ追い込んだが、夕方用事があったので、「通し」はしない侭、引き上げた。 時計を見ると3時だった。
今日も強風が吹き荒れ、どうする事も出来なかったが、風さえなければ、数巣上乗せ出来ただろう?    

早いもので、また、政治討論拝聴の日が来た! 世直しが着々進んでいる・・・

     『 強風との戦い! 』

2009-09-25 23:51:13 | Weblog
                 


先日Oさんと遊んだ場所で、未確認の場所があった。 其処を始末しよう?と、出掛けて見た。 その場所、よくよく確認して見ると、山中で大量飼育しているオッちゃんの場所近くだった。 こんな場所!、からかっていると、またまた、豪い目に遭う? 当日も何処に飛んでいるか?悩んだ場所である。
こういう話は決断が大事だ! 餌も撒かずに止める事にした。    

さてさて、こうなると何処に行こうか?と、途方に暮れる!
駄目元を覚悟して、こんな場所?と、いう場所を選定した。 yは、往々にして馬鹿にした場所が好みだ? 落とし穴を狙うのである。
今日も餌を20個近く用意した。 新天地開拓のy流常套手段である。     
良くしたもので、此処に?と、思われる場所にパラパラと付いた。 今年、“ヘボ”不作年?、言うなれば裏年?、このパラパラを大事にする・・・
飛ばし出すと、強風が吹き荒れている事に気が付いた!!!   
パラパラ付いた“ヘボ”ちゃんのカムバックが遅い上に、紙縒りはバァ~~~ンと、とんでもない方向に吹き飛ばされどうする事も出来ない。 
この地からの飛ばしは諦める事にした。   
低地に降りても強風は同じだった。
効率が悪いのは百も承知で、飛ばす事に専念する! この時点では、もう昼御飯が済んでいたので、落ち着いて騙し騙しの「スガレ追ひ」となる。 これもテクニックの内?
その内に方角が採れた“ヘボ”が居た。 これもカラカウが、相変わらずの強風に煽られて効率が、極めて、悪い!!!    
林内では、幾分、良かった。 これを利用して、漸く、ゲット! 通いもソコソコ。 「軍ピン」だった。
見付けて見て解った事だが、この界隈、誰かが「スガレ追ひ」をしたと見え、低灌木が矢鱈と切り倒されていた・・・ これを見て、燻す事にした。 餌に付いている“ヘボ”の整理も出来る?
チンマイ巣だったが、今年、贅沢は言えない? 既に、王台が2枚始まっていた。
“ヘボ”ちゃんの整理が出来た所で、餌を見回ると、まだ、付いているではないか? ジャングルの高い御山を越え、低い所へ降りて行く。
時計を見ると、もう、4時に。。。 後日、遊ぶ事にして、別の場所に置いて来た2つの餌を見回る事にした。
アカンバチと、頼りない「軍ピン」が、夫々の餌に付いていた。
方向だけでも?と、思い飛ばした“ヘボ”、上手い具合に開けた方角に飛び出した。 そして落ちたように見えた。
夕日に照らし、難なく見付ける事が出来た。 「透かし」である。 通いからして、大した事は無いだろう?

4時半、帰る事にした。
今日は、どうしてもお買い得のパソコンを!!!と、決め込んでいた為、帰宅後、ヤマダ電機へ急ぐ。
Sony の Core 2 Duo 、20.1型液晶、4GBメモリー、1TBハードデスク掲載品が、実質、12万円で買える時代になった。 
消費者にとっては嬉しい話だが、メーカーはキツイだろうなァ~~~?
新兵器が手に入ると、この作業もビシバシ出来るようになる? 併せて、ムービーも編集出来るので有難い!!!
1~2日後には手元に来る・・・ 勿論、セッティングには、Pensan師匠の手助けが必要になる?     このパソコンと通信回線も結べるだろう?  
   Pensan!、    


     『 散々だった!!! 』

2009-09-25 00:16:43 | Weblog
             


昨日は、別格、上々の日だった。 柳の下?と夢見て出掛ける所が浅ましい?
何度も何度も書いているが、今年は何処に行っても“ヘボ”ちゃんが居ない?、少ない!!! 従って、新天地を模索するしか手が無い?
昨日の今日、今日は張り切って何時もより早めに家を出た。 新天地開拓?の為、道を何回も間違える・・・ そして、思わぬ所に希望する道が開いていた。
その道路沿いは、お座敷のような林が続く・・・ 難易度ゼロの狩り場?だ!
車を4駆に切り替え、荒れ道を遡りながら餌を撒く・・・
撒き終わってスタートラインへ戻り、早々、一杯やる!!! 一杯やる為に山へ、毎日、通っているようなものである。    
お座敷林が続く山道には何も付かない! 誰か遣ったのだろう? そりゃァ~そうだよなァ~~~  何となく読めた?
そして、現実が目の前に!!!!!    昨日か?一昨日?吊るしたと思われるニジマスの尾の部分が吊る下がっていた! 其処には、ハッキリ齧り痕があり、皮の部分は艶々していた。 そうだったのかァ~~~    

どういう訳か?最後の2つに1匹と2匹付いていた。
今日の山は、蒸し暑く、オマケに風が強い! 背番号「白」を飛ばすと、林の淵を南方向に飛ぶ・・・ 一瞬、シメタ!と、思った。 が、待てど暮らせど、一向に帰って来ない! 十数分に1回というスローペースだ!
もう一つの餌に2匹来ていた。 背番号を「赤」と「青」にした。 「青」は、先のヘボと同じ方角へ・・・、「赤」は、全然、違う方角へ・・・  して、コイツ等も一向に帰って来ない! 遠いと見た。 それから「赤」の先、500mの林に降り、20個近い餌を撒いた。 付いたねェ~付いたねェ~、パラパラと! こういう時はついついニッコリする!!!
飛ばし出すと、トンデモナイ方角に飛び出す! コイツを何回追い捲っただろうか? 挙句の果て、林を突き抜け、広い原野に出る! その原野!、何となく見覚えのある原野である。
?????    
そうだ!、一昨日、透かし(立ち)で見付けたあの原野だ!!! しかも、その方角を目指している!!! 餌場から1㎞以上軽くある! 昔から原野や田畑の蜂は遠いのを熟知していたので、「矢張り!!!」と、頷けた・・・
それにしても広いテリトリーを縄張りにしている!!! 原野や田畑には、餌が無いのだろう? 驚きの一齣だった。

これを知ったら、急に、疲れがドッと出て来た!  さァ~イケナイ!
3時を回ったばかりだったが、嫌気がさして来た。。。 
帰り道、ガソリンを満タンにし、家へ・・・
“ヘボ”酒場は、砂糖水と餌を求めて“ヘボ”ちゃん達でゴッタ返していた!!!
そこへ、アカンバチが絡む! アッと言う間に10数匹殺した。 朝も7~8匹殺しているので、20匹近い補殺だ!!!  まだまだ、続くだろう?

何時もより早い晩酌となった。 獲れても獲れなくても冷えたビールは美味しい!!! 今日は、取り分け、蒸し暑かったので、美味しく感じた!
飲みながらも明日の作戦練りは続くのであった・・・

     『 自然界の航空ショウー 』

2009-09-23 22:06:57 | Weblog
               


昨夜から今朝方に掛け、弱いながら雨があった。 適度とまでは言えないが、恵みの雨となった。
庭の木々は、雨滴で珠になっていた。 これが魅力的で堪らない!  

こういう日は体を休めるのに絶好な日となる。 “ヘボ”ちゃんに餌をやり、ノンビリしている内に空が明るくなって来た。 こうなるとジッとしておれない・・・  
先日、時間切れとなった場所に出掛ける事にした。 
ここは、もう、大分、追い込んであるので、“ヘボ”ちゃんさえ付けば幼稚園クラス? イージーだ!
餌を撒き終わったら、12時のサイレンが鳴っていた。 もう、ポロポロと“ヘボ”ちゃんが付いている・・・   
ビールの蓋を開け、一発、グビ~~~!、これが美味いんだなァ~~~!
さっき色付けしたばかりの「赤」が、もう帰ってきた。 1~2分である!!!    
矢張り、yの感が当っていたかァ~~~ と、自己満足?
もう一口煽り、飛ばす。 ヨタヨタと10m程飛び、川幅5m程の川を越え、向こう岸の切り立った淵に!!!
ナンジャイな?     予定していたより簡単過ぎた。    マーキングしてこの場を去る。

今日は、予定量の確保が出来たので、この界隈を探検して見る事にした。 新天地だったので地形を知る為である。
今日のこの地は、本曇りで深い針葉樹林の為薄暗く、何となく薄気味悪かった。 と、言うのは、先日、深い熊笹の中で、何者かが?熊笹を根こそぎ毟り取り、厚く重ねてあるのを見ていたからである。 多分、熊さんの塒(ねぐら)ではないか?と、見採った。
最近、鈴は、常時、身に付けている・・・ そして、時々、大声を出すように努めている・・・ 熊さんを避け、地形を知るための自衛手段である。
勿論、点々と餌撒きをする・・・
撒き終わった所で、今井さんから頂いたリュックサックを下ろし、オヤツ:巨砲とお菓子をパクつく・・・ 荷物も、幾分、軽くなった。 リュックサックには、カメラと飛ばし道具、虫除けスプレー等が入っている。

「矢張り、駄目かァ~~~」と、餌を手繰り寄せながら急坂を登り掛けた。 真ん中位の餌に1匹“ヘボ”ちゃんが付いていた。   
飛ばして見ると、今し方登ってきた急坂を下る・・・ ヨヨ!!!!!! 
解らないもんだ?
もう1回持って出ると、先程オヤツを食べた地点まで下る・・・  クソ~~~
餌を付け直す事にした。 急坂の上り下りは老い耄れには堪える! 10分程して、下の餌に点々と“ヘボ”ちゃんが付くではないか?
「シメタ!!!」と・・・   
「赤」の背番号を付ける。 3分程で帰ってきた。 もう、ゲットしたも同然?
2回の飛ばしで、難無くゲット!!! いい通いだった。 その内に、yの足音を感知したのか?出る蜂が少なくなった。 拾い物のような「スガレ追ひ」に・・・

後、撒いて来た餌についていた“ヘボ”は、何となく両者の巣に行くような飛び方だった。 まだ、一巣位あるかも知れないが、小雨が降り出し、薄気味悪い針葉樹林は、益々、暗くなり出した。 時計を見ると、4時、少し、前・・・ 切り上げる事にした。 

帰り道、先に見付けた巣に立ち寄った。 まだ、誰にも遣られていない。 小雨が降る中、暫く、シャガミ込み航空ショーを見ていた。。。    
バァ~~~ン、バァ~~~んと勢いよく噴き出る“ヘボ”ちゃんは、我が家の航空ショーとは、また、一味違う!!! ドイツもコイツも、皆、土を咥えているので迫力がある!!! 
一気に20数mの上空に舞い上がる!!! 惚れ惚れ!!! これを見ると蜂狂冥利に付きる!!!と・・・   
それが1匹や2匹ではない。 機関銃の弾を打ち出すようい飛び出るので迫力がある・・・
これを見ていて、勉強になった事は、一気に高高度を採る。 巣の周りには、働き蜂が居ない事がよく判る!!!
良く、餌を移動させる行動を採るが、巣の周りには働き蜂が居ない為、付きが悪い訳が良く判る・・・ こうして、働き蜂は、広い範囲にバラケて散らかるのである。 高高度を採った“ヘボ”ちゃんは、どんな飛行形態を採っているのだろうか? それからは、餌を求めて、複眼と、極度に発達した嗅覚を使って地上近くに降りて来るのだろう? 知りたい所である。

巣の発見も然る事ながら、この航空ショーを見ていると雄大な気分になる。。。   

     『 Report to O さん・・・ 』

2009-09-22 23:39:44 | Weblog
              


お彼岸の御中日である。 上さんから突き上げられ、渋々お墓参りに・・・ 日頃、無信心のy、お先祖様のお構いも怪しいもんである? 
御墓では幼子の頃「スガレ追ひ」を伝授してくれた親父に感謝の手を合わせ、これからも更なる技術が身に着くよう頼み込んだ! 言うなれば、独り善がり、身勝手な願い事である・・・  
して、盆にお墓参りをしたばかり、時間の経つ早さに驚かされる。。。

山に着き、餌撒きを終えると、もう、12時だった。
撒き終えた餌にもう“ヘボ”ちゃんが来ていたので、冷たいビールの栓を開けた。
曇りだったが、山のビールは、また、一塩!!! 美味しい!!!    
餌を撒いたのは、昨日、Oさんと夕暮れ時飛ばした場所で、屈辱戦を兼ねていた。
Oさん、「緑」のコバクロを覚えているだろうか? あの、スィ~~~~ッと糸を引くように飛んだ性質のいい奴! これをモノにしたかった。
追い込んだ尾根から谷底~向こうの中腹まで餌を掛けて見たが、ゾロゾロの付きは無かった。 ( 実は、昨日、追い込んだ尾根辺りにあるのでは?と、踏んでいたのである。)
?????  
付いたコバクロを飛ばすと、高い所を谷越えする!!! そして、谷底や向うの中腹で、同様、飛ばすと、この山を越えて、更に、先に飛ぶ・・・ コイツ、何処まで飛んでいるのだろう・・・ もう、此方からの追い込みには限界があった。
後日、二山越えた向こうで遊んでみよう・・・と・・・決めた。  
昨日、Oさんが飛ばしてくれた場所からだと、優に1㎞以上飛んでいる事になる!!!      スゲ~飛びだ!    

しょ気てビールを飲んだ場所に戻る・・・ 其処には、小型の軍が4~5匹付いていた。 コイツは、例の藪坂の方角に飛ぶ。 確実な確認を取る為、ジャングルを出た所まで運び、視界の効く場所で放すと、案の定Oさんが追い込んだ方角に飛ぶ・・・
何処かにチンマイ?のがある・・・
下の段に餌を7~8個付け、透かしをした。 無しの礫だった。 ポイントが悪いのか?それとも小さいのか?
餌の点検に入ると、どの餌にも面白いように1匹づつ付いていた。 これで、確実な飛び込み場所を確定する。 4回飛ばして、落ち込む先を確定出来た。    
ナ~~~んだ!此処か?・・・と、いう場所だった。 通いも悪く、また、出る蜂は、空に伸していなかった。 透かし等効く訳がない!!!
でも、1巣は1巣だ!  

時計を見ると、3時だった。
思い切って、先の「緑」の続きを!と、決めた。
車を飛ばして、アテヅッポウに其処だろうと思しき方角に出る・・・
感は当たっていた。 そこで、餌を付ける。 そして、蜂が付く迄!と、透かしに入る。
餌を撒き終え、30m程歩いた場所で1匹曇り空に消えて行く雄姿の蜂を見た! シメタ!!!と、思った。    過去の経験で、このように飛ぶ蜂を見ると、もう見付けたも同然。
そこにシャガミ込むまでもなく、次から次へ噴き上がる通い蜂を見た。
荒地瓜のジャングルの中から噴き上がっていた。   

柳の下に泥鰌が、まだ、居ないかと、透かしを続けたが、そうは問屋が卸さなかった。 そんなに甘くはない!   
次いで、確認の為、餌の点検に入ったが、付いていた餌はたったの1つで、そのヘボは、全然、違う方角に飛ぶ・・・ 一瞬、シメタ!と、思った。
餌を外した後、その方角の透かしに入る・・・
透かしに入って直ぐ様、奴豪い物を見付けた。 アカンバチの噴き上がりである。
曇り空へ糸を引くようにスィ~~~、スィ~~~と、飛び立っていた。
奥深くまで界隈を見渡したが、ヘボちゃんの通いには出会わず、また、その方角は難所中の難所!、「スガレ追ひ」をしようか?と、いうような条件ではなかった。

時計を見ると4時半、雨が、ポツポツ来たで帰る事にした。

と、言う事で、Oさん、一応、雪辱したので・・・   
付け加えるなら、今日も広い場所を歩いたが、ヘボちゃんの住処は、この2つだけのようだった?  そして、昨日の今日、疲れたァ~~~     “ヘボ”ちゃんが付けばそうでもないだろうが、付きが悪いと気力がなくなるから不思議だ!!!   

     『 とんだハプニング・・・ 』

2009-09-21 21:18:36 | Weblog
              


Oさんと「スガレ追ひ」をする事になった。 
何時もの年なら居場所が確定されていて、連れて行くのもお茶の子済々!と、いった所だが、今年は訳が違う! 何処もお茶の子歳々という訳にはいかない?
考えた挙句、以前にも遣った事がある峠を思い出した。 此処は、上出来の場所と何となく予感していた。

現場に着くなり車で餌を転々と撒き捲る!!! 最後は、Oさんと二手に分かれ40個近い餌を撒き終えた。 撒き終える端から“ヘボ”ちゃんがバラバラ付く!!!
瞬間、シメタ!   と、思った。 どの餌にも来ていたからである。
Oさんと、「今日は、4~5巣は軽いね!」等と、調子付いた台詞を吐いていた。
して、此処から遣るか?撒き始めに戻って遣るか?少々、悩んだが、距離もそう遠くないので、撒き始め地点に戻る事にした。 結果的には、これが正解だった?

今日は、どの餌にも付いていたが、撒き始め地点近傍の“ヘボ”ちゃんは餌持ちも悪く、何となく頼りなかった。
幾らでも付いていたので、これ等の“ヘボ”ちゃんは捨てる事にした。 道中、赤魚の尻尾に10数匹付いている餌があった。 色付けを始めるが、色が足りない!!!
飛ばし出すと、餌元から高く飛び、何処かえ消えて行く・・・ 行方が判らない??? そういう飛び方の“ヘボ”が多かった。
中に1匹だけ道なりに低く飛び、途中から急に舞い上がる“ヘボ”が居た。 瞬間、二人して、シメタ!  と、思った。 下からの追い上げは効率が悪い。 上に餌を撒き直し、想定した場所近傍に差し掛かった所、有刺鉄線に囲まれた1軒屋があった。 その庭先が厭に騒がしい!!! 瞬間、蜜蜂かな?と、思った。 次の瞬間、軒先に何やら魚と思しき餌が仰山ブラ下がっている!!!
「ヤヤッ!!!、“ヘボ”飼いだ!!!」    遠くだったので、幾つあるのか?読み取れなかったが、“ヘボ”の集団飼育場?
クソ~~~!!!
二人して、急に、気が失せた!
どうやら、餌撒き直後、ガサガサ付いたヘボは此処からではないか? 段々にトライすると、予感は的中した!!!    
実は、今朝、Oさんから、南信地方の某所で“ヘボ”ちゃんが仰山付くが、どういう事だろう?と、質問されていた所であった。 当に、今の場面を絵に描いたような光景に思われた!
クソ~~~、罪な事をする蜂狂も居るもんだ! こんな山中で!!!!!  
この森中を支配している飼育光景だった!!!!! クソ~~~???      察するに、多くの蜂狂は、この地で遊び、ガックリしていたのでは?と・・・
難所からの蜂追いをしなかっただけ時間の浪費が無く、良かったのかも知れない?
ふと、我に帰った。 程度の差こそあれ、yが、山で飼っている“ヘボ”ちゃんでも同様、多くの蜂狂に迷惑を掛けているのでは?と・・・   
yの場合、飼育したコロニーは、総て、自然に返しているので、まだまだ、救われるが、此処のおっちゃん、食料目的なのでは?と、つまらない憶測をして見た? 人ソレゾレだが、蜂狂にとって考えさせられる件(くだり)となった。

ガックリきた二人・・・  場所を変える事にしたが、その地は、閑古鳥が鳴いていた。 パラパラと付くものの、待てど暮らせど帰還が遅いヘボちゃんと、餌持ちの悪さだった。
峠の難所で、一発で仕留めたのがあったが、燻して見ると、小振りの5段、まだ、王台も始まっていなかった!!!
二人して、急に、疲れた。 挙句の果ては、口まで重くなった。 明日、また、「スガレ追ひ」をやろうと、話して来たのだが、Oさん、急に気力が抜け、「明日は休む!!!」と、言い出した。 無理もない。 現役は終日勤務され、上司や同僚に扱かれ、昨日は200kmのドライブ。 疲れ切っている所へ持って来て、この始末!!! 鈍感な老い耄れ爺でさえ愕然と来たのだから現役には刺激が強過ぎたのかも知れない?

二人して、「この世の中、そんなに美味い話は無いものだ!」と・・・ 苦しい理解をした日となった。
元気付けの為、時間は迫っていたが、yが昨日遊んだ場所へ・・・
餌付けをすると、もう、“ヘボ”ちゃんが付いた。 時間切れで帳が下りたが、ダイナミックな「スガレ追ひ」が、出来たのが、せめてもの慰めとなった。   
また、来月、Oさんと「スガレ追ひ」をする約束をしている・・・  お疲れさん! Oさん・・・  また!!!    

     『 コバクロの通し(スカシ)・・・ 』

2009-09-21 00:35:08 | Weblog
               


日曜日は教養の日と決めている? 教養?一寸、笑わせる話だ!
7時半からTVに齧り付いた。 政治討論番組である。 齧り付きは、「報道2001」から「サンプロ」へと続く・・・
民主党大臣は、皆さん、歯切れがいい!!!!!     自民党時代の政官財癒着構造から脱却出来るのも間近だろう?

こんなのを見ていたら12時になった。
今日は、訳有って、先に見付けた「コバクロ」と「軍」を燻す事にした。 モゴイ(可哀相)感じもしたが、燻さないと頭の黒い天敵に遣られてしまうからである・・・ 併せて、今年の生育状況を知りたかったのである。
12時に家を出る。
現地に着くなり、「コバクロ」を燻した。 通いの割には小振りで、王台が始まっていた。 早い蜂児は、もう、繭化が・・・ 数個、蓋が基さっていた。
少々、汗をかいたので一杯やりながらムスビを齧る。 齧り終わると「軍」を燻した。 これはチンマかった。    
それから、昨日遣り掛けの「コバクロ」のアプローチに入る。
泥濘の急坂に15~6個の赤魚を吊るす・・・
早くも付いたが、コイツは方向も違うし、ピン軍だった。 ピン軍には興味が無い! 即ち、ブチャァーる・・・
アカンバチが付き出すと同時に、コバクロが付いた。
背番号は、赤、緑、黄色、青、白等・・・
緑は想定外の方角に飛び、時間もかかる! 依ってブチャァーる・・・
赤、白、黄色等が狙いのコバクロだった。 が、想定していた谷にはなかった。
谷を越え、急坂を舞い上がり、尾根に出る・・・
瞬間、ヤバイ!と、思った。 老い耄れ爺の脚力ではgive up だ!!!      
クソ~~~!!!!!!
でも、尺取り虫を試みた。 急坂を70~80m駆け上がるのでヒ~~~ヒ~~~、脚は諤々である。放そうと思った寸前で熊笹や木の枝にオドケて加えている糸を放した!    泣けるゼ~~~  
尾根の向こうは、またまた、急坂!で、下る・・・ この界隈は獣路が縦横無尽!

ふと向こうを見るといい按配の夕日が射していた。 木々の隙間から陽の光が射し込んでいる。 駄目元で透かしをして見るか?
下から見ていて背番号「赤」が舞い込んだ方角を見る。    瞬間、勝負があった。   
豪い勢いで噴き上がり、また、木の梢から舞い降りている!!!!! 我が家で見る航空ショウの再来であった。
30m程歩き、近場に行くと、帰り蜂が、邪魔者が来た?と、徘徊する・・・奴豪い通いだった。 土目も超一流!
巣穴を覗き込むと、これまた、吃驚仰天! 獣かハチクマが入口部を、大分、開墾してあった。が、巣までは行っていなかった。 
巣穴はゾロゾロの噴き上がり!   
夕日が齎してくれた「コバクロ」だった。

実は、y、透かしや通し・立ち、得意中の得意!  壺に嵌れば発一だねェ~~~

思うに、先ず、此処には天敵も入らないだろう?と、いう想定で、掘り掛けの入口部に落ち枝で櫓を組み、獣か?、ハチクマ(もう、渡りをしているか?)?対策を講じ、その場を下った。
この「コバクロ」、今年、1~2を競う上物だった。

今日の「通し」は、痛快だった!!! 一般的に深い森の中での透かしや通し、立ちは難しいとされている・・・  でも通用した!