『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

『 今日は、法事だった・・・ 』

2006-07-31 00:12:21 | Weblog
      

今日は、野暮用・・・ 従兄弟の一周忌だった。
元、実家があった長野県と山梨県の県境、信濃境に行って来た。
標高1000m地点の高原も蒸し暑かった。

途中、昨年、自然巣が噴けている筈の近傍に餌を撒くのも忘れなかった。
今年初めてだったので、30個ほど撒いてみた。
法事が終わり、各餌の点検に入ったが、全く、音なしの構え・・・
餌は、この日照りと暑さで、干からび掛けていたが、『ヘボ』が、齧った痕跡は見当たらなかった。
早めに家へ帰り、骨箱を作ろうと・・・餌の回収に掛かった。
こういう時は、変なもので、一番、最後の餌に弱弱しい『ヘボ』が1匹付いていた。
近くの森に巣がある事は確認出来たが、餌持ちが悪い・・・
森の中まで持ち運ぶと、離れるか(餌を放す)?森の中を飛び回り、一向に埒が開かない???
そして、今度は、中々帰って来ない・・・
この森は、蚊が多く、直ぐ、食い付かれしまう。
余りタイシタ巣でもなさそうなので、ホカス事にした・・・  

この広い八ヶ岳山麓の点をからかって見たが、『ヘボ』の存在は、薄かった・・・
薄いと言うより、無いと言った方が正しいかも知れない?
後日、もう数箇所見てみたい・・・   
 
  

『 雨の晴れ間に・・・ 』」

2006-07-30 00:28:44 | Weblog
      

急遽、ドクターが蜂追いに来る事になった。
時同じくして、Oさんからも電話が掛ってきた。応援してくれると言う・・・
こう言う話は、一発で決まる・・・

7時に、yの家に集結した。
懐かしい、再会だった。握手、握手・・・
yのパジェロでお出掛けと決まった。荷物の積み替えだ!!!
20分ほど遅れて、出発・・・ まるで子供みたいなもの・・・ ルンルン気分。
車中、オシャベリ、ドクターの独断場で、ヘボ談義に沸いた・・・
取る前から、もう、最高潮・・・

現場に付く前、一寸からかって見たい場所があった。
先週、追い詰めた所だ・・・
餌を20個ばかり撒き、10分もすると、もう付いた。
3人で追い掛け回し、一発でゲット・・・アングリ開いたデカイ出入り口!!!
取敢えず、握手。。。

場所を本場に移した。
餌を付けている最中に、雨が、来た・・・
もう、半分、ズブ濡れ!!!
仕方なく、車の中でビールで再会の乾杯!!!そして、10時、昼御飯に!!!
1時間半くらいヘボ談義をしたであろうか?
此処でも、ドクターの独壇場・・・
彼の知識の豊かさには驚かされる・・・

雨が小止みなったので、濡れるのを覚悟で、行動開始・・・
2号さんは、1発でゲット・・・ものの10mと離れていなかった。
その後がいけなかった。
上手い具合に飛ぶのだが、詰の段階に来ると、樹上を越えて行く・・・
アッ、アッ、アーーー
6~7回からかっただろうか?
思い切って諦める事にした。
その後は、トントン拍子、立て続けに4巣見付けた。
何れもソコソコの通いだった。

また、雨がシトシト降り出した。
もう、3時を廻っていたので、ドクターのお土産を掘る事にした。
生掘り担当:ドクター
自分が持って帰るお土産だから、致し方ない!!!
チョッカイを出すのは、極楽蜻蛉と高級官僚のOさん。
若干、時間が掛ったが、ドクターは、略、完璧に掘り上げた。
今日は、ビデオ撮影しながらのオセッカイ妬きに終始した。
山を下るのは、7時を廻っていた・・・

帰りの車中は、今日の反省会になった。
ドクターは、生掘りの良い講習を受けたと喜んでいた。
お世辞、半分にしても嬉しかった。

掘り上げた2巣に砂糖水を与え、この巣の足助での安全・発展を祈った・・・ 

『 あまかったぁーーー 』

2006-07-28 23:38:16 | Weblog
     

昨日は、ラッキーが転がり込んだと思った。 
夕方のほんの僅かな時間、ヘボちゃんが立て続けに4匹も付き、これが、皆、別の方角に飛ぶ・・・
一瞬、シメタ・・・と思った。
今までの経験からして、このような状況の時は、大概、頂いている・・・
ズバリ、楽勝と思った!!!

今日は、勇んで、少し早めに家を出た。
皆、頂く為だった・・・そして、mtoさんのヘボハウスへ・・と思い込んだ。
餌も、奮発して、婚姻色の付いたいいウグイを用意した。

餌を付け終わり、昨日、夕暮れ、紙縒りが落ち込んだ大木の根元へ確認に行った。
確認は、5秒と掛らなかった。
取敢えず、1チョウ上がり!!!
そして、この近くで、ヘボが付いた・・・
これをカラカウ事にした。
上手い具合に、川沿いに上って行く。そして、急坂を駆け上がる。
この川は、川幅が広く、渡る事が出来ない!
方角は判った。そして、持って出る事にした。
このヘボちゃん、持って出て、そこから放すと、草の中に潜り込んでしまい、手を出すと、離れてしまう???
何回やっても同じだ???

騙し騙し14~5回やっただろうか?持って出ると、どうしてもも飛ばない???
落ち込んでいる辺りは判るのだが、詰が出来ない!!!
落ち込んでいる界隈に餌をフンダンに吊るすが、ヘボちゃんは、全く、付く気配がない???
付いたのは、この風来坊さんだけだった。
サンザ、鹹かったが、今日の所、滔々、ギブアップ・・・
残り、2巣は、この方角へ飛ぶヘボさえ付かなかった・・・
全く、どう言う日だ!!!

昨日確認した、この方角へ餌を吊るしたが、数日前の餌が、木の枝にベタベタ吊るしてあり、これが、腐敗し、辺りは異様な匂いがが漂っていた!!!
また、この腐敗した魚と烏賊に名も知らないヘンテコリンな蟲が、ワンサカ付いている・・・
正直、ここでやった蜂狂のマナーの悪さにウンザリし、腹が立った・・・
yは、必ず、回収する事にしている・・・
蜂狂の皆さんは、如何だろうか?

悪い事ばかりではない!!!
保育園の園児達が、先生に引率され、遊びに来ていた。
丁度、孫娘位のお子さん達だった。聞いてみると、3歳だと言う・・・
『おじさん、何しているの???』等と問い掛けて来る・・・
20~30分、子供達と遊んだ・・・
『大きくなったら、蜂と遊んでね・・・』と言うと、20人ばかりの園児は、『ウン』と言いながら、yの所に擦り寄ってきたので、頭を撫でてやった。
好奇心もあり、中々、いいお子さん達だった。 

また、5~6人の高学年の小学生が、自転車で通った。
40~50分すると、帰って来た。
そして、カブトムシを、30匹ほど捕まえていた。
『よく捕まえたネェーーー』と褒めてやると、嬉しがっていた。そして、『おじさん、何しているの????』と来た。
『蜂と遊んでいるんだよ・・・』と言うと、次から次へ質問攻めにあった・・・

今日は、別格蒸し暑く、タカ研の今井さんが言うように、ヘボちゃんには出会えなかったが、園児と、兜虫取りの少年に出会えてよかった。
こんな事は滅多に無い!!!
yの拙い説明で、未来の蜂狂さんが育ってくれると嬉しいが・・・
子供達は、想像以上にハチンブクに関心を示した!!!  

朝方、見つけた巣を生掘りし、急遽、mtoさんを呼び出し、交尾蜂を捕獲するヘボハウスに入れるよう、プレゼントしてやった・・・
大きいソフトボール・サイズはあったので、キッと上手く移植してくれるだろう・・・

明日、ドクター、高級官僚のOさんと遊ぶ事になった。
天気がよければいいが・・・ どうだろうか?  
ヘボ談義をしながらの蜂追いになりそうだ・・・     ルンルン・・・

今日も、烏賊を齧る『キイジス』を載せておこう・・・

『 ニュウ・フェイス・・・登場 』

2006-07-27 23:30:46 | Weblog
    

碌で無しの極楽蜻蛉も、偶には、稼ぐ事がある・・・
今日は、アルバイトの日・・・
ある新商品の開発会議である。綿密な検討をしているが、消費者に気に入ってもらえれば・・・と、思っている。
このアルバイトは、半日で終わった。

遅い昼御飯を食べ終わったのが2時・・・
これからどうしようか、ふと、考えた・・・
今年、近場を余りからかっていないので、急遽、魚の皮を剥き、出掛ける事にした。 14~5分で行ける所だ。
今日は、時間も余り無いので、魚は10個位にした。
10個目の最後の餌を撒き終わると、もう、『ヘボ』ちゃんが来た。
これは幸先がいいぞ!!!
生憎、飛ばす道具を車の中に置いて来たので、餌を見ながら取りに帰った。
どの餌にも、4~5匹の『ホソアシナガバチ』が来ていた。
此処は、コイツがやたらと多い!!! こんなに多い所を見た事がない。

付いたヘボを飛ばすと、高い所を具合が悪い方角に飛ぶ・・・
直ぐ、木立の影に入り先行きは、全く、判らない。
そして、中々、帰って来ない!!!
やっと帰って来たので、今度は、持って出た。
深い沢に下って行く・・・
そしたら、下の方で、ゴソゴソ音がする・・・
そして、yのような身なりの余り良くない男が上って来た。
『小父さん、キノコ取りかね・・・』と尋ねると、『ハチだい!!!』と来た。
そして、昨年、この近辺で、沢山取ったと・・・
『今年は、蜂が、居ネェーーー』、『朝から、餌を撒いて見たが、全然付かん・・・』と、言っていた。
此処の巣は、あっても、小さいようだ・・・
変な所で、嫌な蜂狂に行き会ってしまった。

ダメモトで、もい一回飛ばしてみた。
かなり持って降りると、そこから、更に、高い所を下に飛ぶ・・・
ヤレ、ヤレ・・・これで諦めが付いた。
そして、目の前には、藪を切り払い、針金に吊るした烏賊が3~4mおきに5~6個ぶら下がっていた・・・・
豪い事をする蜂狂だと思って、其処を離れた。

もう、5時を廻っていた。
途中、田圃と田圃の間に跨る一寸した林に入った。
道端にダメモトで、餌を吊るし出した・・・
吊るそうとする潅木には、2~3日前に遣らかした蜂狂の餌が仰山吊る下がっていた・・・
こんなじゃぁー駄目だわい・・・と思いながら、車の所に帰り出すと、もう、1匹、『ヘボ』ちゃんが付いた!!!
ナンジャイ!!!
これを鹹かった。10mほど沢を下り、渡れない川を飛び越え、向こうの林に入る・・・
こう言うのが3巣あった!!!
もう1巣、道なりに飛ぶヘボが居た。が、この長雨の所為か?餌持ちが悪い???
が、コイツを9分9厘追い詰めた・・・
川を越えるのの内、1つ、落ち込む位置を確認した。
此処で、日没・・・ドロンゲーム!!!
結局、此処では、落ち込んだ1巣に終わったが、明日は、楽勝だろう・・・

今日は、今朝撮った、新入りさんの艶やかな画像を送りたいと思う・・・
この新入りさん、結構、ヤンチャ娘で、『シダ』の入り口に入り、イザコザを起こし捲っている・・・
そして、黒ダカリの『シダ』に放り出されている!!! アハハ、こいつ等、何、考えているんだろう???     



『 ニュウ・蜂狂のお手伝い・・・ 』

2006-07-26 21:36:43 | Weblog
    

極楽蜻蛉の駄洒落本の愛読者でもあり、yを師匠と仰いでくれる若き蜂狂が居る・・・年に一度の忘年慰労会にも出てくれる・・・
この蜂狂さんが、今年、友達とヘボハウスを作り、交尾蜂捕獲に挑戦すると言う・・・
こんな話を聞き、バックアップしてやる事にした。
で、梅雨の晴れ間を選んで、今日、蜂追いをする事になった。
餌は『ウグイ』と『烏賊』50~60個作っただろうか?
これを持って西山の城を狙った。
本来、居るべき筈の城・・・ お昼まで粘ったが、1匹付いただけ・・・
しかし、虎の子が帰って来ない???  判らん、判らん!!!

仕方なく、場所を移す事にした。
烏川渓谷を狙ってみた。此処は、北アルプス連峰の秀麗『常念岳』登山の玄関口である。もう、入り口から崩落で通行止め・・・
烏川は、轟音を発し、ゴウゴウと満々の水を流している・・・
普段の10倍はあろうか? 物凄い水量である・・・
この一週間、奥山は、物凄い降雨だったんだろう???
餌を付け終わり、遅い昼御飯にしようとしたら、若き蜂狂:mtoさん、『ヘボが付いた・・・』と言う。
よう~し、と言う事で、まだ、ゲットもしない内から、ビールで乾杯をした。
これがイケナカッタ!!!
急いで、飯を食い終わり、この餌に行くと、待てど暮らせど、ヘボちゃん、帰って来ない??? 午前中の二の舞???  
オカシイ???
再度付けた50~60個の餌を3回も見て廻ったが、無しの礫・・・
『引き上げよう・・・』と、餌の回収に掛り、最後の餌に・・・、間違いなくヘボちゃんが付いた!!!  
『ヨウーーーシ』1チョウやるか~~~
だが、餌持ちが悪い??? 途中で放してしまう??? 
何故だろう???
烏賊団子を作る手が臭いのかな? 気を付けて造るが、それでも嫌う!!!
騙し騙し、漸く、飛ばした。
烏川の川底目掛けて駆け下りて行く・・・
二人で態勢を整えるが、今度は、ヘボが帰って来ない???
どう言うヘボなんだろう?
物凄く餌持ちが悪い!!! この1週間の雨で、相当叩かれたのだろう?
また、コロニーが、饐えた可能性も考えられる?
思い出したように来るが、マトモナ餌持ちをしない!!!
何時ものガツガツした餌取りの素振が微塵も感じられなかった・

瞬間、タカ研の今井さんの雑記帳を思い出した・・・
矢張り、雨上がり後のヘボ付きは悪い・・・

一体、何事が起きているのだろう?
今日ほど疲れた日は無かった・・・ 気疲れと歩き回って・・・
ヘボちゃんが付かないと一際、疲れがドッと出るようだ。
張り切って、師匠面して立ち向かったが、この所の雨には勝てなかった!!!
いずれにしても、昨日、一昨日の雨は、ヘボにとって、ダメを押した雨になったようだ・・・

近日中に、再チャレンジしなければ、面目が立たない!!! ねぇーmtoさん・・・

帰宅後、yのヘボちゃん達を見回ったが、ビンビンだった・・・
使い残した餌のもチャンと来て、武者齧りをしていた。
何の違いなんだろう???     

『 雨が上がったので・・・ 』

2006-07-25 22:25:39 | Weblog
      

午後になったら、本降りの雨が上がった。
薄日も射してきた・・・
慌てて、魚の皮を剥き、近くの山に出掛けた。 蜂狂っちゅうもんだ!!!
もう、3時を廻っていたので、餌も少なめにした。

付け出すと間も無くチンチクリンの子蜂が、魚の汁を吸っていた。
まだ、餌を半分も付けてなかった。
方角だけ取る事にした。
烏賊団子の紙縒りに付けてみると、『ナイキ』のマークは、『軍』だが、羽音は『ピンコロ』だった。
一寸、ガックリ・・・   
飛ばすと、上手い具合に急坂を駆け上がって行く。急坂は浅いので、直ぐ、其処だと判った。帰りも早い・・・
兎も角、残りの餌だけ付ける事にした。

餌を付け終わり、急坂を駆け上るのは難儀なので、見失った方角に5本ばかり餌を吊るした。
もう、直ぐ、付いた。難無く2回でゲット・・・  
長雨の所為か、心なし通いがイマイチ・・・ でも、ちゃんと通っていた。
他の餌20個ばかりには、何ら反応がなかった。
もう、5時を廻っていたので、帰る事にした。

思うに、雨上がり、『ヘボ』の付き方が悪いと言うが、これには、訳がありそうだ・・・
今日もそうだったが、雨上がりは、80~90㌫以上の湿度だろう。
何となく空気が淀んでいる。重たい!!!
昨日使った新聞紙を、敢えて、使ってみた。昨日の魚の汁が浸み込んで異様な匂い!!! 異様な匂いと言うより、悪臭に近い!!!
前々から知っているが、『ヘボ』は、この匂いが大好きだ!!!
餌の直ぐ近くにこの新聞紙の切れ端を吊るした。が、2m離れると悪臭は何処えやら??? そんなに気にならない???
矢張り・・・
空気が淀んでいる証拠だ・・・これでは、餌の匂い等飛散する訳がない。

此処からは、yの推論。
天気の良い日は、この匂いが上昇気流に乗って飛散し易い。丁度、部屋の中で線香を焚いた時、煙が糸を引いて流れるのをよく目にする・・・
これを思い浮かべれば良い!!!
そして、魚の匂いは辺りに拡散して行く。
あの広い自然界で、『ヘボ』が餌を見つけられるのは、この匂いの流れをキャッチするのだろう・・・
そして、匂いの発生源に辿り着くのだ・・・
勿論、彼等の嗅覚が優れている事は言うまでもない!!!
どうやら、雨上がり、餌付きが悪いのは、この仕組みがシャットアウトされている為だろう?
蜂狂の多くは、経験している事と思うが、太陽が出て来て、数時間もすると、淀んだ湿った空気は上昇気流に乗って飛び散る・・・
何となくベトッとした重たい空気が退くと、途端に『ヘボ』ちゃんの付きがよくなる・・・
昨年、愛称:高級官僚、Oちゃんと蜂追いに行き、この現象を目の当たりにした。。。彼と、お互い、再認識しあった・・・

締め括ろう・・・
雨上がりでも、『ヘボ』は何ら変わらず外役に出ているが、匂いの気流に上手く巡り会えないのでは? と、言う事である。
考えてみれば、あの駄々広い自然界で、点にも満たない餌を見付けるのだから神業と言わざるを得ない!!!
奴等は、匂いの上昇気流を上手く使いこなしているのだ・・・

岐阜県:付知行きの時といい、今日も、また、雨上がりの特異現象に迷い捲られた????
所で、こんな日でも、巣の近くでは、どの餌にもちゃんと来る(付く)・・・から、この推論も満更でもあるまい?  
因みに、yの飼育場の餌には、『ヘボ』がワンサカ来て、餌取りをしている・・・
彼等は、匂い等嗅がなくても、体で餌場を覚えているのだ・・・  


『 「キイジス」の家は・・・ 』

2006-07-25 09:37:20 | Weblog
    

昨日から仲間入りした『キイジス』の家はこんなです。
故・加藤名人が丹精込めて作った最高傑作です。
昨年、『シダ』を入れてみたが、最高の出来栄えだった・・・此処で剥かして、自然へ返したが、営巣したか否か、皆目、判らない・・・

今日もセッセと通っている・・・
蜂の体が『シダ』より若干大きい分、羽音に唸りを感じる。
砂糖水も憶え、『ヘボ酒場』にも来ている・・・   

『 アメンボ、モドキの呑みっぷり・・・ 』

2006-07-24 22:38:46 | Weblog
   

朝、昆虫酒場に行くと、砂糖水のお皿はカラカラ・・・
早く砂糖水を呉と・・・とyの周りに催促に来る・・・
皿を綺麗に洗い、注いででやると、競争だ!!!
見る間に黒ダカリになる・・・
中には、愉快なヤツが居る・・・アメンボのように足を広げ、浮力を付け、そして呑む・・・呑むと言うより、腹をタンクにして砂糖水を思いっ切り注ぎ込み、『く』の字のようになり巣へ運ぶ・・・
そして、口移しで剥けたばかりの幼い成虫(飼育係)に渡し、また、舞い戻る。
これを何度となく繰り返す。
自然界では、アブラムシのケツに出る排泄物:甘露や花の蜜等が重要な栄養源だ・・・

最近、働き蜂の数が級数的に増え出したので、砂糖水の消費量も急速に伸び出した・・・
思うに、鶏肝やウグイ等の肉類より、寧ろ、此方の方を好んでいる感じだ・・・     

『 ニュウ・フレンド 』

2006-07-24 16:32:13 | Weblog
    

昨日取って来て埋けたニュウ・フレンド:『キイジス(キオビクロスズメバチ)』は、朝から活発に活動し出した。
較べてみると『シダクロ』より一回り大きい・・・
この子等が、今、活発に餌取りし出しているので、餌を十分に食べると更に体が大きくなる・・・ そして飛翔力が上る・・・

見ていると、結構、好奇心が強い・・・
先輩格の『シダクロ』の出入り口に入り込み、イザコザを起こしている御仁もいる・・・こういう時、入り口付近は、『シダ』の攻撃蜂でゴッタ返す・・・
朝から砂糖水、赤魚、鶏肝にも来ていた・・・
心配なのは、お盆頃から9月に掛けての残暑である。
これを乗り越えられれば、秋口まで持つ・・・

近くにモデルさんが来たので、これから折に触れて、こいつ等の習性、活動シーンを紹介したいと思っている・・・
飼育箱は、故・加藤さんからyの駄洒落本『ヘボ談義』のお礼に頂いた桧の刳り貫き丸太に入れてみた。
この刳り貫き丸太の御殿、後日、紹介したいと思っている。
『キイジス』は、こういう家屋が大好きだ!!!

『キイジス』は、結構、独占欲が強く、餌場をコイツ等だけで固める光景をよく目にする・・・
この黄色と黒の衣装、結構、目立ち、何となく貴婦人に見える・・・
yが、冗談交じりに『高原の貴婦人:「キイジス」』と『極楽蜻蛉の昆虫日記』で書いたら、ドクターからお褒めの言葉を頂いた・・・
『蜻蛉の爺、これピッタリの呼び方だよ・・・』と・・・
子供の頃から、この『キイジス』には、別格の愛着があり、見付けるのが最高の喜びだった。生まれ育った八ヶ岳山麓には、コイツが、稀に生息している・・・
故に貴重な存在だった。   

『 汚名挽回・・・ 』

2006-07-23 23:25:35 | Weblog
     

昨日は、それこそ腕利きの蜂狂が5人も集まったが、不発に終わり、悔しかった・・・
付いたヘボは、皆、遠く、トバシで見付けられる様な代物ではなかった・・・

今日は、汚名挽回と・・・行きつけの地元の城へ出掛けた。
昨日の事あったので、餌は、50個も用意した。
餌を撒いて、数分!!! もう付いた。
見ているとウマイ方角に飛ぶ・・・
時間も掛らない!!!
こういうのは、1~2回のトバシで十分だ・・・
予想していた通り・・・ 簡単だった・・・
時計を見ると10時・・・
先ずは、楽勝!!!

その後がいけなかった・・・
20~30mの高所を飛び、しかも、遠い!!!
これで、3時間近く時間を潰した。
こんなのをからかっていても、この餌場からでは難しい・・・
方角だけはバッチリ取ったので、後日やる事にした。

そして、場所を替え、一番遣りたい場所へ移った。
時計は、3時を廻っていた。
餌を撒いていると、もうヘボが来た。
中に『キイジス』も混じっている。
ドクターから、『どうしても・・・』と頼まれていたので、これをやる事にした。
幸先よく、何匹も付いたので、先ず、色付け・・・
『キイジス』を、先ず、一発でゲット・・・
かなり通っていた・・・
ちょっと場所を振り、違う餌で・・・
またまた、一発でゲット。 これも『キイジス』だった!!!
ドクターのいいお土産が出来た・・・
彼は、営巣活動範囲の研究の為コイツを使いたいと言う・・・
時間があれば見付けられそうなのが、2~3あったが、もう5時近かったので、『キイジス』の生掘りに掛った。
生掘りに掛ると奴豪い巣だった!!! 12cmの骨箱に無理して入れた!!!
他に箱が無いので無理を承知で・・・
当然、攻撃蜂は、ワンサカと・・・ かなりヒツコイ攻撃を掛けてくる・・・
掘り終わると、小雨がパラパラ来た・・・
攻撃蜂がキツかった割合に、働き蜂の残党を100㌫巣箱に収められた・・・

これで、『キイジス』のモデルさんが出来たので、庭での撮影に事欠かないだろう?いいモデルさんをして欲しい物だ・・・餌は沢山やるでヨーーー頼みマッセ!!!

コイツを埋け終わったのは、8時近かった・・・
明朝、ヘボ酒場も賑やかな事だろう・・・