『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

  『 ヘボちゃんを啄む、百舌鳥・・・ 』

2006-11-30 20:08:10 | Weblog
       

極楽蜻蛉のヘボハウスの入り口にドッかと腰を下ろした杉の腰掛丸太がある。
ウンチはこの下に落ちていた・・・
そして、“百舌鳥”ちゃんが、引っ切り無しに来ている事を突き止めた。   
慌ててビデオカメラを持ち出したのは言うまでもまい・・・
その日は、ワクワクだった。
その晩、画像を見たまでは良かったが、ビデオカメラの画像は、画素数が余りにも低過ぎて、鮮明ではなかった。でも、貴重な画像だったので、何人かの人に送った記憶がある。

こうなると、此方も意地・・・
又のチャンスを狙った。 案の定、庭の草掻きをするyの周りに纏わり付く百舌鳥が来た。
そして、杉の腰掛丸太に居るヘボを咥え、飛び去るのを見た。
シメタ!!!       
今度は、一眼レフにマクロレンズを付け、物置に隠れ、飛来を待った。
来ました、来ました!!! そして決定的な瞬間を見てしまった。
先ず、パチリ!!!
その場で食べる事はしない。何処かへ持ち去る。そして、又、来る・・・
この繰り返しが10数回続いた。
今日の画像は、その時の光景である。

そして、大発見をした。
“百舌鳥”ちゃんは、啄む時、其の儘咥えるのではない。
必ず、お尻の先を咥えている。そして、上手に、嘴をパチパチと数回上下させ、どうやらお尻を潰しているようだ!!!
誰が教えたのだろう??? 何処かで、痛い目に遇っている証だと判断した。
何回見ても、同じ行動を取る。
啄み、パチパチと潰すと、近くの柿の木の枝に舞い上がり、食べ、そして、又、やって来る・・・

この瞬間、正直、興奮した。    
そして、その晩、上さんにニコニコしながら報告した。 今にして思うと、嬉しさの余りの行動だったのだろう。
それだけ、誰かに報告したかったのだ!!!・・・
今度の証拠写真は、Canon の一眼レフだったので、画質は、心配ないと確信していた。


こうして、生贄~ウンチに始まる一連の騒動の決着を見た。
そして、“百舌鳥”ちゃんもヘボの天敵なのだと・・・

今夜の画像は、この時、撮ったもので、まだ、未公開のものである。
何週か前に、このHPのTopに別の画像を載せた事があるが、一連のシリーズものである。
今日も、庭で“百舌鳥”を見たが、相変わらずヘボちゃんを啄んでいるだろうか?

『  百舌鳥のウンチ・・・ 』

2006-11-29 19:24:41 | Weblog
        

と、ある朝、この駄々広い庭で、偶然、こんな物を見付けた!!!
鳥の『ウンチ』ダァーーー!!!!!
ヘボちゃんの外骨格が消化し切れずに其の儘排出されている・・・
庭に来ている小鳥は多い。
一体、ドイツの仕業だ???
この日は、時間が許す限り、家の陰に隠れて、犯人の割り出しをした・・・
偶々、ウンチを見付けた場所は、ヘボハウスの真ん前だった。
そして其処には、yが、ヘボちゃん見学をする杉の丸太が置いてある。
その上に何がしかの飛べないヘボちゃんが、モゾモゾしていた。
どうやら、コイツを食いに来ているらしい?

如かして、滔々、現行犯を見てしまった。
想定した通り“百舌鳥”!!!
杉丸太の上に来て、コイツ等を突いている!!!   
ハハン!!! 
そうだったんか!!!   

だが、こんな事を蜂狂達に言触らしても、『また、あの老い耄れ蜂狂、吹いて射やがる!!!』と言われるに決まっている・・・
こんな事は判りきっていた。

それから、yの苦心の挑戦が始まるのだ・・・
コイツを、どうしても画像に収めねばならない・・・

初日は、画像に治まったが、ピンボケで、とても人様に見せられる代物ではなかった・・・  

この続きは、また、明日の楽しみにしよう・・・ ジャァーネー  



(追伸)
今日、画質がイマイチだったが、“蟲の眼レンズ”で交尾写真を撮ってみた。
もう少し、ピンが、シャープに来ると待ったー無しですが、でも、無いより益し!!!
これを訪問者の少ない掲示板『談話室』に載せておきました。
オネーちゃんが案内している横の『談話室』をクリックして見てね・・・
一寸、変わった雰囲気の画像が飛び込んで来ます。
これ等の画像を、更に、クリックすると、画像が拡大されます。
“蟲の眼レンズ”のシャープさを如何に上げるか? 毎日、試行錯誤しているが、中々、手強い!!!
これさえ実現出来れば、万々歳なのだが!!!
最後の手段は、後継機種のカメラ(レンズの解像度が悪いのかも?)に委ねるしか方法がないのかナァーーー 
実に、惜しい・・・惜しい・・・そして、悔しい!!! ウウン!!! 



  『 ヘボの天敵・・・ 』

2006-11-28 22:28:55 | Weblog
      


さて、冴えない交尾の話が続き、訪問者もウンザリしているだろう?   
ヘボちゃんも終焉を迎える時期が近付くと、ネタの方も終焉を迎えそうだ。

と、その時、『タカ研』のI会長さんから電話があった。
勿論、言わずと知れた“ヘボ”の事である。 
そして、話は彼方此方に飛び火し、ミニ『ヘボ談義』へと!!!
I会長さん、Aドクちゃんとは馬が合い、出合うと直ぐ様 『ヘボ談義』になる・・・
『ヘボ談義』と言っても切った貼ったの並の『ヘボ談義』ではなく、生態・本能等、まだまだ、解明されていない未知の分野へ流れ着いてしまう・・・
今夜もそんな感じだった。
そして、蜂狂の良き知的リーダーだった松浦教授、西尾先生が急逝され、この知的分野にポッカリと穴が開いてしまっている。
I会長さんは、この空白分野を何とか埋めようと、必死になって彼方此方の知的昆虫(スズメバチ)学者にコンタクトされている・・・
有難い事である。
Iさんの努力で、近い将来、必ず、我々蜂狂の良き知的学者が現れ、故両先輩の穴埋めをして下さるでしょう・・・  
嬉しい話をお聞きした。


交尾シーズン酣(たけなわ)ではあるが、今夜は、一寸角度を振って、ヘボの天敵について書いてみたい。

以前、チョコッと触れたかも知れないが、yの庭には、一年中、百舌鳥が住み着いている。別に悪い事をする訳でもないが、yとは仲良しの友達だ!!!
庭や畑の草掻きをすると、yの後を付き纏う・・・
それは、草掻きをした後から昆虫やミミズ、蟲達が現れるからだ。
これを狙って、恐れもせず、yの近く1mにも満たない所にピタリと付いている・・・

毎年、今時分になると、こんな物を庭木の彼方此方で見かける!!!
そうです、そうです、百舌鳥の生贄です。
蛙や蛇、蜥蜴(とかげ)、蝗(いなご)や飛蝗(ばった)・コウロギ等は非常に多く、一般的に良く知られている。
が、我家では、これなんです。
ヘボちゃんの生贄!!!   トホホ・・・ 
毎年見かけるから、我友達『百舌鳥』ちゃんは、我友達ヘボちゃんを餌にしている事が判ってきた。 ナンジャイこりゃぁーーー
この詳細は、また、明日のお楽しみに!!!

こんな事が判り、気を付けて見ていると、四十雀やヒヨドリも飼育場の上空の木の枝に止まり狙っている・・・
道理で、yの庭には、小鳥が集まる訳だ!!!  トホホ・・・

最近、大先輩格『タカ研』の雑記帳を拝見していると、別に裏打ち合わせをしている訳でもないが、時同じくして、似たテーマを取り上げ解説をして下さっている。
別の観点から考察を加えられているので、参考にされると多くの蜂狂にとって為のなるでしょう!!!     

『 雨だというのに・・・ 』

2006-11-27 21:54:17 | Weblog
      

今日は、朝から雨だと言うのに暖かだって所為か?事の外交尾蜂が出た・・・
雨にも拘らず、寒冷紗の中は、轟音を発していた。
万が一、明日、小春日和にでもなれば交尾は促進されるだろう・・・
交尾活動は、お天道様、気温と極めて強い相関がある・・・
天候に恵まれれば、交尾蜂達にとって最大のプレゼントになるだろう!!!
明日の小春日和が待たれる・・・

所で、蜂狂の中に雄蜂が交尾誘引物質:フェロモンを出しているのでは?と言う人が居るが、yは、違うのでは・・・と言う、考え方をしている。
昨年、こんな実験をした。
丁度、庭木の手入れ:松のヒネっ葉取りをしていた最中だった。
盛んに雄蜂が、グレ(女王蜂を見付ける徘徊飛行)活動をしていた。 yの足元や体にブンブンしながら纏わり付いていた。
飼育箱の出入り口を見ると余り飛べない女王蜂が居た。コイツを捕まえて、松の葉に乗せてみた。
すると、どうだろう。瞬く間に(1秒とかからない)、雄蜂がやって来た。
そして、直ぐ様馬乗りになった。これが可笑しい!!!
2匹も来て、乗っかっている。  ハハン!!!
直ぐ様判った。
雄蜂は、女王蜂を求めてグレ活動をして居るのみで、交尾誘引物質は、女王蜂が発しているのだと・・・

yは、疑問に思うと出来得る事だと直ぐさま遣ってみたくなる性質である。
長年、製造会社のエンジニーヤーの端くれとして、機械物の不良箇所をブツを見て分析・解析する癖がついている為、ツイツイ、このような行動をしてしまう・・・

この事は、yの駄洒落本『ヘボ談義』や『shy・・・、 the Vespula 』でも紹介してきているので、読まれた方が何人か居るかも知れない?
想像するだけでなく、このように、自分の目で見る確かめる事が大事だと思う・・・

所で、この画像、何処に保存しておいたか? 度忘れしてしまった!!!
少々、時間が掛るかも知れないが、探してみよう・・・  

ヤッと見つかったが、画像がJPGじゃぁーなかった!!!  
苦心の末載せてみたが、元々がビデオ画像の為、画質が、極めて悪い・・・
その昔、ビデオを専門に撮っていたので、どうやらその画像だったらしい?
お見苦しくて御免・・・でも、上で説明している現象は、理解出来るだろうか?

この他にも幾つか実験をしたが、皆、このような状況だった。
如かして、フェロモンは、女王蜂が出しているのだ!!!と・・・    

  『 過去の捕獲記録・・・ 』

2006-11-26 22:39:31 | Weblog
       

朝からドンヨリとして寒い日だった。
急いでお茶掛け御飯を食べ、防護服を着け、“思い付きのヘボハウス”寒冷紗の中に入った。
寒冷紗の中は、雄蜂、新女王蜂、それに働き蜂で数珠成りで真っ黒だった。
懐中電灯を照らすものの、寒冷紗の網目と防護服の網目が干渉して思うように女王蜂が見えない???
横から見たり、斜めから見たりで梃子摺った。  
それでも20分ばかりで100匹くらい捕まえたであろうか?
兎に角、見難かった。
余り苦労して捕まえるより、自然蜂放を考えていた巣だけに、『気楽にいこう・・・』と、今日は、これまでとした。


所で、交尾蜂捕獲が何時まで続いたのか正確に覚えていなかったので、過去のデーターを紐解いて見た。
<2004年・交尾蜂捕獲数>(場所:信州・松本、標高650m~)
  11/14:200、11/18:450、11/23:850、11/26:300、11/27:100、11/28:1200
  12/1:900、12/6:600、12/8:400、11/9:900、12/13:800、12/17:250・・・・
  とある。
  (注) yは、交尾率を挙げる為、2~3日に一回の割合で捕獲して来た。
2003年も、略、同じ頃の日付けになっていた。
こうして見ると、余り悲観した物でもない!!! 今日は、まだ、11/26なのだ。
寒い日、雨上がりの日の後、暖かい小春日和が来れば、交尾蜂は、また、ドット出るかも知れないのだ?
今夜、データーは、取っておくものだとツクズク感じた・・・

因みに、皆さん、女王蜂を捕獲する時は、必ず、防護服を付けていますか?
何故かって??? 
それはねぇーーー、通い口を狭めて来ると、此処から出入りしている働き蜂は、この人為的な外の出入り口を自分の巣の出入り口を見做すようになる・・・
従って、ヘボ達は、ヘボハウスの中を集団の巣として考えるようになるのだ。
で、このヘボハウスの中で動き回れば、当然、働き蜂は、攻撃してくる!!!
寒い中と言えども、数匹は、必ず、旋回している働き蜂が居る・・・
コイツがヤバイのだ!!!
過って、安易な服装で交尾蜂の回収をして、足や手を刺された事があった。
特に、指をモロに指されると痛いからネェーーー
この間手抜きをして、巣を弄くり、手を刺され、豪い眼に遇っちゃった!!! 
2~3日、夜、寝られなかったヨーーー!!!


彼方此方から、交尾蜂捕獲の情報が入ってくる・・・
皆さん、ご苦労しているんだな?・・・と  

今夜は、捕獲した新女王蜂の越冬状態の画像をどうぞ・・・



   『 小春日和、そして、案の定・・・ 』

2006-11-25 21:34:43 | Weblog
       

今朝は、事の外凍み込んだ。
庭の飾りに置いてある石臼の水が凍っていた。-3℃近くまで下ったようだ。
この為、“思い付きのヘボハウス”のヘボちゃん達は、微動だに動かなかった。
朝日が出て、幾らか働き蜂が飛ぶようになり、又とない日光が射し込み出すと、ヘボちゃん達はモソモソ動き出した。
そして、9時半~10時になると、寒冷紗の中は唸りを上げ出した。
雲一つない快晴に!!!その上、風もない小春日和になった。
この晩秋~初冬に掛けて初めての日和だった。
このような日が来るのが遅過ぎた・・・ そして、明日からは、また、曇り~雨の日が続くという・・・  

当然、小春日和になると交尾は、絶好調になる!!!
時々、覗いて見たが、何番(つがい)もの交尾蜂が、寒冷紗にブラ下っていた。
今年、始めてみる大感激の一齣だった。   
これで明朝、交尾蜂を大々的に捕獲出来る・・・

一方、近くに1巣其の儘残してある巨大巣は?
此方も時間と共の通い出したが、そんなに多くの女王蜂は、出て行かなかった。
だが、雄蜂は盛んに出ている。
このコロニーもかなり遅れているようだ。
先日、屋根を上げて見たら(加藤式の合掌造り飼育箱)かなりの攻撃蜂が出た。
邪魔するな!!! と、言う訳だろう・・・
暫く、余り覗かなかったので、もう上ったのかと思っていたが、どうやら遅れているようだ。
グレの数も庭木で余り見掛けない・・・ パラパラ程度か・・・
今日は、稀に見る小春日和に恵まれたが、矢張り、今年の天気は異常だ!!!
小春日和が、長続きしない!!!  

今日は、離巣しつつある新女王蜂を載せて見た。
何処まで出掛けているのだろう? そして、其処には、雄蜂は居てくれるのだろうか?

   『 蟲の眼レンズの検討?・・・ 』

2006-11-24 22:05:21 | Weblog
     



今日は寒かったので、午前中、『蟲の眼レンズ』の画像アップの検討を試みた。
中々、上手く行かない!!!
どうしても、今、使おうとしているレンズでは、画質が上らないのだ。
カメラ、それにレンズもそれ相応のジャンク物だが、資金力の無い爺としては、おぞいカメラで良い写真を!!!と、目論んでいるから性質が悪い!!!
写真家の皆さんも苦労しているようだが???

今日のモデルさんは、“椿の種とそに皮”になって貰った。
ヘボちゃんよりはかなり大きいが、室内で此処まで漕ぎ着けた・・・
これから、この“蟲の眼レンズ”で冬眠中の女王蜂をからかう事になる・・・
果たして???

このようにモデルさんの椿の種と皮の他に背景まで写し込みたいのだ!!!
ヘボちゃんが、このレベルで撮れたら幾らか見られるだろうか?  

  『 来年が心配??? 』

2006-11-24 21:33:50 | Weblog
       

冗談では無く、本当に来年が心配になる・・・
今日も実に寒かった・・・
例年の小春日和が、全く、来ない!!!  
そして、もう、冬将軍が其処まで来ている。
これでは遅れていたコロニーでの子孫増やしは望めない!!!   
指折り数えて見たら、お日様が出て、小春日和らしき日は、この晩秋、たった1日きりだった。これでは遅れ気味だったコロニーは一気にポシャッテしまう・・・
昨年、こんな事を経験した。
遅くまでワンワン通っていた遅れ気味の巨大巣が、急に来た寒波でパッタリ通いが悪くなった。2週間ばかりして、蓋を取って見ると、案の定働き蜂、雄蜂それに新女王蜂がウヨウヨ居た。
そして、巣盤には、かなりの蓋をした蛹と幼虫で一杯だった。
これでは、幾ら巨大巣でも交尾蜂を産出出来ない!!!
昨年、コロニーの展開が遅れている?と言う情報が多かっただけに、心配していた事が的中してしまったのだ。
今年は、更に、いけないような気がする。。。
余りにも酷い天候不順だからだ!!!

昨晩、TBSの筑紫さんの番組を見ていたら、東京でも小春日和が来ない!!!と言う事を報道していた。そして、この天候不順が、色々な所に悪い影響が出始めていると・・・
と言う事で、蜂狂にとって来年の営巣が心配になる!!!  

蜂狂の皆さん、一匹でも多くの女王蜂を暖房機等使い、捕獲し、これを上手に越冬させ、春先、野山に撒きましょう・・・
これが、今、一番大事な事かも知れませんよ?・・・

 『 この、寒空で・・・ 』

2006-11-23 21:40:18 | Weblog
      

天気予報は当らなかった。
予報では、朝から雨だと言う・・・だが、仄かに薄日が・・・
でも、一日中寒かった。
寒波が入って来ていて、察するに、終日、5℃以下だったんじゃーないだろうか?

親友の写真展が松本で開かれていたので、これに出掛け、帰って来たら、もう、12時を廻っていた。
“思い付きのへハウス”を覗いて見たが、肌寒いので、舞い立っているヘボちゃんはマバラだった。
が、ふと囲いの寒冷紗に目を遣ると・・・オヤオヤ!!!
この寒いのに交尾をしているカップルが居た。     
今迄だと、暖房を焚いてやっていたのだが、この“思い付きのヘボハウス”では狭過ぎて火災事故が心配なので辞めている。
来年は、もう少しマシな小屋にしよう・・・
でも、この寒空の中、交尾とは!!! 正直、感激した。
彼等も子孫繁栄の為、懸命な努力をしているのだ!!!   

明日も雨だと言う。
今年の天候はどうなっているのだろう???
小春日和は、数えても、1~2日しかない!!!   全く。。。    
北アルプス連峰は、もう、冬景色になってしまっている。
こうなると、遅れたコロニーの種蜂が残るか?心配になる・・・   

  『 生憎の薄曇・・・ 』

2006-11-22 22:14:30 | Weblog
      

どうも天気がスッキリしない。
今朝、物凄い深い霧が立ち込めていた。普通、朝霧が強いと晴れ上がるのがこの地方の一般的な天候だが、今日は違った。

昨日までの交尾蜂を捕獲しようと試みた。
が、捕獲の為の準備作業も十分ではなかった。 思い出しながらオロオロするばかり・・・   
捕獲箱に入れる柿の葉も十分乾いてない。
兎に角、捕獲をし始めた。
矢張り、気温が高いので、捕獲用のペット・ボトルに入れると、もうブンブンの大騒ぎ・・・ 余り好ましくない!!!
ペット・ボトルの中で押し合い圧し合いするのでダメージ(傷つき易い)を受ける可能性がありうる。
100匹ばかり捕まえて止める事にした。
ペット・ボトルの中は小スペースながら舞っている御仁も居る・・・

また、余りにも思いつきの小屋だったので、捕獲作業が非常に遣り難い・・・
手の届かない場所もある・・・
兎に角、“思い付きのヘボハウス”を暫定的ながらも完全に近い状態にして小屋を出た。
そして、ペット・ボトルの御仁を静にさせるべく冷蔵庫に数分入れ、越冬箱箱に移した。

取敢えず、朝御飯を食べ、今日の作戦を練った。 だが、
一日中ドンヨリと曇り、温度も余り上がらない・・・
当然、“俄仕立てのヘボハウス”は交尾に適した温度条件になっていない。
ヘボの出方も悪いし、昨日程交尾は進まなかった。

時々、寒冷紗を食い破って通い出す御仁がいる。。。
これをされると、雄蜂や新女王蜂が此処から逃げ出す!!!
ビニールテープを張らなければならない。
もう、彼方此方接ぎッコ張子だらけで苦戦の跡が伺える。
そして、逃げ出した雄と新女王蜂が、寒冷紗の上で交尾しているのを見た。  
条件さえ整えば、何処でも交尾をするのだ・・・
でも、天気が優れないので、これ以上の展開は見られなかった。

国会中継を見ながら転寝(ウタタネ)・・・  
そして、今、読みかけの『昆虫:驚異の微小脳』の関連本を探しに大型書店に出かけたが、総て絶版!!! ガックリして帰ってきた。
この本関してはOさんが何処からか見付けて来て紹介してくれたが、実にいい本だ!!!
だが、一般向けとは言え、かなり難しく、理解し難い・・・ 老骨の所為(ボケ)バカリでもなさそうだ? かなり基礎知識がないと厄介かも知れない?
でも、これを物にすると、ヘボに関する未知の分野がかなり関連付けられるように思えてならない? 
詳しくは、後日、紹介したいと思っている。
と言う事で、毎日、老骨に鞭打って厄介な文献の読破に取り掛かっている。      


今日は、“思い付きのヘボハウス”の中を紹介しましょう。いいのが2巣入っている。