『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 それにしても! 』

2012-05-31 20:24:42 | Weblog
              


久し振りに「泥ンコ遊び」に行って来た。
先に捻ったが112個、グイ呑みが1個出来上がっていた。
年を重ねる毎に、その出来栄えいは良くなっていく・・・ 自分では判らないが、熟練度が上がって居ると言う事だろうか?
今日も「グイ呑み」を、先ず、造り、それから「鉢」にした。
「グイ呑」、シリーズ物として揃い出した・・・
毎回の事だが、5~6個造るのに5時間近く掛るので、かなり手間が掛っている。
過って、近くのの民芸店で手捻り鉢を買った事が有っあが、老い耄れ爺の作より劣る鉢が、@3000円していた。 受け皿付きで、かなり凝った鉢にしているので買うとしたら@4000~5000円はするだろう? 粘土代、ガソリン代、それに日当を考えればこれでも割に合わない! 趣味の世界だから別に文句も言わず、黙々と造っているが、累計で250個近くになった。
昨年から選別品を植えているが、様になっている。。。
これから、「スガレ追ひ」が始まるまで、暫く、雨の日を中心に造ろうと思っている。

さて、昨日は、実に、ルンルン気分の日となった。
山の飼育場は、毎年、必ず、ハプニング起きていて実に頼もしい!!!
長年の経験で、飼育箱を上手く伏せて置けば、必ず、「スズメバチ」類が営巣して呉れる。
そこには、秘密が隠されていて、略、解読出来た。
安全と、雨宿りが出来、営巣にも適した条件を作ってやると、必ずと言っていいほど高確率で営巣をしてくれる。 何と言っても、飼育箱が、先輩達の造り上げて来た巣盤やワヤの匂いが、まだ、プンプンとしていて、第一義的には、この匂いに誘われて飼育箱の中の入り込む。 そして、そこは、ソコソコの生育環境で、大型スズメバチの類は、絶好の場所となっているようだ。
「アカンバチ」だったら、先ず、間違いなく、毎年、ヒットさせる事が出来るだろう・・・
「ヘボ」ちゃんは、かなり神経質なので、作業中、何らかの人為作業が加わると、放棄!!!!!と、いう運命に曝される!!! これを以って「強制営巣」と、言えるなら、かなりの確率で実現出来るだろう。。。
昨日、飼育箱をクリーニングしたので、飼い蜂の頃、約1~2ヶ月の間に、まだまだ、変化が現れるものと思う

それにしても、昨日のフィールドは、お見事だった!!!
限られた僅かな世界にかなりの“ヘボ”ちゃん女王蜂を見た。 取り分け、餌取りや朽木齧りの女王蜂を見ると、ついつい、唇が綻びる!!!
折に触れて、フィールド観察に出掛けよう・・・

画像は、老い耄れ爺の山の飼育場に巣食った“ヘボ”ちゃん女王蜂営巣の場面である。 毎年、こんなのを夢見ているが、そう易々とは営巣してくれない・・・

     『 ギョェ~~~!!! 』

2012-05-30 23:48:54 | Weblog
              


この数日とは打って変わって穏やかな日となった!
今日は、愈々、山の飼育場の飼育箱清掃の日だ。 昨日からそう決めていた・・・
9箱置いてある。 この清掃、飼育態勢にするとなると一日掛かりだ! 
婆にムスビを作って貰った。

遣る事は幾つもある!!! 山から下ろした飼育箱の戻し、清掃と土入れ。
オマケとして、飼育箱の何か変化がないか? 毎年の事だが、必ず、珍事が起きていた!!! 特に、“ヘボ”ちゃんが営巣でもしていたらと・・・
こう願うのには、長年の経験からしてかなりの営巣率を持っていたからである・・・  或る年は、帰ってきた“ヘボ”ちゃんとはち合わせになった事が2年も続いた。 その時の画像は、今でもお宝である。

ハプニングは、3件もあった!!!
< その1 >
最初に開けは飼育箱、昨年の変形小型巣盤の脇に「アカンバチ」の初期営巣巣が吊る下っていた!!!    
“ヘボ”ちゃんではなかったが、予想が、先ず、的中した!!!   
清掃中に親蜂が帰って来た。
箱が開けられているので右往左往!!! 
コイツ、攻撃する事はないが、老い耄れの周りを旋回! 余り気持のイイ物でhない!
兎に角、画像に収めた。
明日、詳細をカキコしたいと思っている・・・

これで、気を良くした!!!

< その2 >
3番目の箱には、枯れ葉が嫌に多い! そして、“マルハナバチ”ブンブンしていた。
??????
何だろう? 巣かな?
枯葉を持ち上げると“マルハナバチ”の女王蜂と数匹の働き蜂が出て来た!!! そして、20個ばかりの蜜団子が!!! 山の花蜂は、こうした巣を作り、結構繁栄している!!!
この界隈には、昨年もあったので、こういう場所を好むのだろう・・・
これも後日報告しよう…

< その3 >
最後の9番目。 昨年は、活ける事が出来なかった。 飼育巣を見付けるのに苦戦。 この遠隔地まで入れる余裕が無かった。 だから、昨年、この飼育箱はどうなっていたか?知るよしもない。 少々、歩いて、飼育場所に辿り着くと、「仮面ライダー」避けの網が食い破られていた・・・
?????
何か異変が起きている?

蓋を開けて見たが、スズメバチの営巣は見られなかった。
過って、ここに「アカンバチ」が営巣し掛けていた事があった。
が、しかし、嫌に枯れ葉が多い? どうしてだろう?
すると、小さな「ネズミ」が飛び出して来た!!! 底から駆け上がるのに精一杯! しかし、掛け上がって逃げて行った。
すると、もう1匹、、バタバタ、していた。
どうやら「ネズミ」の愛の巣らしい?
これには驚いた!!!

こうして、3件ものハプニングに恵まれ、上々!!!

更に、嬉しい事は、蜂放したり、自然放称した子孫と思われる女王蜂を7匹も見た!!!    
こんな年も珍しい!
内3匹は、餌取りをしていた。 巣穴探しをしている御仁も居た・・・
飼育、放蜂の甲斐があった!!!
当然の事ながら上機嫌で家に帰る。

そして、そして、家では、栗の朽木を齧っている“ヘボ”ちゃんを確認、画像に収める事が出来た。

遅くなってしまった。詳細は、別途、今夜はこの位にしておこう・・・ こういう、イイ日も、偶にはある。。。   

     『 “ガットパージ”について考える! 』

2012-05-29 21:13:02 | Weblog
             


“ヘボ”ちゃん飼育箱、家に有る分17個、清掃が終わった。  
昨年の“ワヤ”や“巣盤”を取り出し、ワイヤーブラシを掛ける。 その数、大きなゴミ袋に満タン!2つ、重さにして20数kgにもなった。 結構重いもんである!
17個の飼育箱、その多くは、恰好よく、杉皮で葺いてある。 これにもワイヤーブラシを掛けるので、結構、時間が掛る。
ドクちゃんこと安藤博士からの肖り品飼育箱、これは東白川流、“樅”板を使ってある。 “樅”板は、腐りが早く、更に、シロアリ等が入り込んで居るとボロボロになる。 そうなった飼育箱が3つもあった。 この修繕には、思いの他時間が掛った! 腐った所を切り捨て、働き蜂が出て来られないようにしなければならない!

実は、昨年、山の飼育場で育て、家に持ち帰って交尾させた「キイジス(キオビクロスズメバチ)」が4巣あった。 昨秋は忙し過ぎ、この中身を確認出来ない儘「軍」の交尾期になり、冬を迎えてしまった。 「キイジス」にしては、巨大巣になっていたが、その規模は掴まず仕舞い! 今頃になって王台の確認をした!!!   
4巣持ち込んだが、何れも王台が4~5枚になっていて、「軍」程の規模ではないものの、まァ~巨大巣になっていた!と、判断した。
そして、コイツの処理をしたが、家での飼い蜂程の悪臭は無かった!!!   
何故か?
コイツ等は、山で自然の生餌で育ち、「鶏肝」という彼等には縁のない餌の御利益に肖っていなかったからだ!
匂いは、多少、あるものの、あの鼻を劈く悪臭はない!

此処で、「ヘボ」ちゃんに関する知恵を授けよう!  
偉そうに!と、思われるかも知れないが、老い耄れ爺も、長年不思議に思ってきた事象で、或る時、文献で学んだ・・・
それは、
「スズメバチ」族の幼虫は、一般的に、昆虫等の“生餌”と“甘露:排泄物、ウンチ、オシッコ等”を主食にしている。そして、成虫は、栄養交換や“甘露”“花の蜜”等流動食で生き永らえている。栄養交換がメインかも知れない? 言うなれば、変態に伴う“餌”が違う!!!と、言う訳である。
卵から羽化した幼虫は、専ら、熟練働き蜂が狩りして来た餌を幼令働き蜂が受け取り、コイツ等がこれを再紛して幼虫に与える。 幼虫で居る間ウンチはしない!!! 不思議に思えるが専ら食べたモノはあのブヨブヨ、ボテボテした肥満体になっている!
スズメバチ族、七不思議の一つである!
そして、そして、腹いっぱい食べた幼虫は、「もう要らない!」と、言ってを吐き蛹になる。 この蛹になる寸前、腹にたまっている固形残存物をウンチとしてドバッとヒリ(排泄)捨てる。 これが、たった1回のウンチ業務である!!!
この「ガットパージ」をしないと、不純残存物が腸内に残り、変態時、腐敗、そこには死が待っていると、言う図式だ!!! 「ガットパージ」!、恐るべき“技”である・・・昨日もチョッピリカキコしたが、この“ウンチ”出し(排泄)を“ガットパージ”と、言う。。。

幼虫から蛹になる時、昆虫は、ホルモンの働きにより、その体を大分解して粉々バラバラにし、あの嫌らしい蛆虫からその蟲の体に大転換を図る! 昆虫の優れた技と言わざるを得ない!!! 人間様は、ホルモンでカタズケテしまっているが、“神技”と言えよう!
一般的に家で飼育する「ヘボ」ちゃんは、餌不足解消と巨大巣を狙った主:蜂狂に依って、昨今、「鶏肝」を与える!!! 実に、よく食するし、また、栄養価も高い! これに依って飼育巣は巨大化する。
しかし、“鶏肝”を使った飼い蜂の蜂の子は肝臭く、老い耄れは苦手だ!!! と、言うより、匂って食べられない!!! 元来、魚や肉類、癖の強い食品は、食べられない老い耄れ、“鶏肝”を使った「蜂の子」は苦手だ!!!
何千何万という幼虫が、蛹になる時、「ガットパージ」をする。 言うなれば、“鶏肝”の滓が、巣盤育房の底にドバッと捨てられ、蓄積する!!!
巣盤によっては、何回転も飼育が繰り返されるので、巣盤の育房底は、“鶏肝”ウンチ滓で分厚くなる程だ!!! 飼育蜂の巣盤は、コイツが匂っている!!! また、鶏肝の上を歩いた液汁が巣盤に付着していてこれも匂いの元・・・

「キイジス」の巣盤は、同じ「ガットパージ」にしても自然食、昆虫等の残存滓なので、それ程匂わない!!!と、言う訳である・・・
   

何時もは、巣盤を庭先に捨てていたが、この匂い、如何とも臭いので、焼却処分する事にした・・・ アハハ…   

それにしても、自然界は、よく出来ている!!! と、言うより、理に適った適応が採られている。。。 
恐れ入った“技”に“シャッポ”を脱いだ!!!  

     『 不安定な天候! 』

2012-05-28 20:32:34 | Weblog
             


不安定な天気が続く・・・
今日は、実に、変な日だった。
朝から雨!、時々、止んだかと思うとゴロゴロと雷が!!! そして、大粒の雨が降って来た。
こういう日はどうする事も出来ない!
「イワチドリ」の花枯れを積んだりしていたが、そんなに長くは続かない。 撮り損なった「蟲」の撮影、編集等して時間潰しをした。 これとて、そんなにある訳ではない!
降りしきる雨の中、元ヘボハウスの屋根の下で雨宿りしながら飼育箱の清掃をした。 5箱やったであろうか。 加藤式の飼育箱は、杉皮が張ってあるので、これにブラシを掛けるとなると若干時間がかかる。
中には、白アリが入ったと思われるザクザクの箱もあった。 白アリの獰猛さに脅威を感じる!
使い古した巣盤を外し、ブラシ掛けとなると、結構時間が掛る。
ここで感じたのは、「鶏肝」を餌にした古巣盤は、悪臭に満ちている!!! 所謂、鶏肝を干したような強い匂いが鼻を劈く!!!鶏肝を食べ、ウンチをしたガットパージの匂いだろう? 長時間やって居ると気持ちが悪くなる!!!   
総て、ゴミ袋に入れ、焼却処理する。
この残物が、大きなゴミ袋、3つにもなる程だ! 臭いので触るのも嫌だが、どの巣も王台が、5~7段になっている・・・ 巨大巣になった証だ・・・

夕方、6時過ぎ、雨が上がっていたので、「夏櫨」の前に座ったが、「ヘボ」ちゃん女王蜂が3回も現れた!!! 何れも別個体!!! 羽音で判る!!!
1匹は、「夏櫨」の蜜を吸っていた!!! この「夏櫨」、実に、沢山の流蜜があると見え、スズメバチ族が良くやって来る!!! 自然観察するには最高の庭木だ! 先日から、もう一つ発見したのは、「万作」の葉に来て何やら漁っている!!! 獲物は、何か、まだ、掴み切れていないが、兎に角やって来る! 好物になる虫でも居るのだろう?
解明したいと思っている。
度々、吸蜜に来ている所を見ると、もう飼育が始まっているものと確信する。

愈々、「スズメバチ」!、活躍、本番と言えよう!

ここを訪れる訪問蜂で営巣状態が読めて来る!!!    
明日も、続きがある・・・

     『 “スズメバチ”情報 、続々・・・ 』

2012-05-27 21:35:29 | Weblog
             


この所、我家の「スズメバチ」情報と相まって友人達が“ヘボ”情報を提供してくれる!!!   
こんなに嬉しい事はない! お金には変えられない貴重な情報だ!!!


Oさんが、またまた、メールをくれた。
帰郷した折、「自宅の周りで“ヘボ”ちゃんが餌取りをしていた!!!」と、言う話を昨日聞いたばかりだ! かなり頻繁に来ているらしい!
そして、今朝も、また、Oさんの父上が、「餌を取りをしているのを見た!!!」と、メールして来てくれた。 矢張り、飼い蜂を燻さずに放置した界隈には子孫が生存しているという証。
我家の周りと似ている!!!
思うに、住宅街の周りで「スガレ追ひ」等出来る訳もなく、また、透かし等していると「怪しい奴がいる!」と、通報されてしまう。 で、人知れぬ安全な場所で繁殖しているのだろう? 近隣の山野ではスッカリ見られなくなったのと好対照だ!!!
そう思いながらメールを有難く拝聴した。

そして、そして、
今夜、Momoちゃんが電話を下さった!!!
Momoちゃんは、ついつい4~5年前まで「スガレ追ひ」を一緒にやった無二の蜂狂仲間!!! 腕前は一級品で、知識もそこいらの蜂狂さんとは比べ物にならない理論派だった。
蜜蜂の飼育を長年やり、この抗体が溜まり、アナフラキシー症候群の持ち主!!! “ヘボ”ちゃんに刺されても大騒ぎをする程の体質を持っていた。 或る時、弟子達を引き連れ「スガレ追ひ」をしている際、「仮面ライダー」こと「オオスズメバチ」の巣をフンズケ、コイツに刺され病院に担ぎ込まれる!!!と、言うハプニングが起きた。 それ以来、「スズメバチ」族とはオサラバ、専ら「古墳の発掘」、「尺八」へと道楽を大転換!!!
でも、昔取った杵柄(きねずか)? 「ヘボ」ちゃんの話となると胸が騒ぐらしい?
広大な屋敷を持ち、悠々自適の暮らしをしている。 
此処に、昔飼育していた「ヘボ」ちゃんの子孫が生き残って居たのだろうか?
今年、ヤケニ、女王蜂が多い!!!と、言う情報をくれた。 その数、並ではないらしい!!!
オマケニ、「アカンバチ」「仮面ライダー:オオスズメバチ」「コガタスズメバチ」までかなり生息している!!!と、言う・・・
その内に、「巣を見付けたら情報をくれる!!!」と、言う内容だった。。。
山では、中々、見かけないが、里の特定地域には生息している・・・ 人災による面白い傾向だ!!!

諏訪の美濃屋さんの所でも色々な「スズメバチ」が出没しているらしい。 コチラのブログは初期巣のオーソリティーだから参考になる記事が多い! 昨日のブログに、「コガタスズメバチ」が営巣し始めた画像が載っていた・・・

こうして、色々な情報が寄って来る。  
今年は、例年にない寒波と春の訪れが遅れたという事で「ヘボ」ちゃんの豊作が期待出来るかも知れない!    

     『 “スガレ追ひ”の餌確保・・・ 』

2012-05-26 22:25:50 | Weblog
           


“スガレ追ひ”には、何と言ってもイイ餌の確保が大事だ!!!
悪餓鬼の頃は「ゲーロ(赤蛙)」が通り相場だった!!! コイツのイイ事は判っているが、今時、掴まえるのは極めて困難!!! 山中で、時々、見る事はあるが、その姿さえ見られなくなった。 農薬の所為だろうか?
代役として、「姫鱒」を使った事があったが、養殖物は、脂が乗り過ぎていて、その任に堪えられなかった。 「鶏」も試みた! 腿肉、ササミ、手羽等・・・ 手羽はソコソコだったが、持ちが悪い! 時間もすると“ヘボ”ちゃんが、酔ったような症状を呈する!!! そして、餌を敬遠!!! 餌が鶏糞のような匂いを発し出す!!! 肉は硬めでイイのだが、この鶏糞への変化には参ってしまう。
「烏賊」や「海老」は、頗るイイ!!! が、「烏賊」の場合、晴天下で使うと半干しスルメのように硬くなり一寸使いズライ。 「海老」は、高価で、遊びの餌としては財政上難がある・・・
「マグロ」のカマを使う人も居るが、これも扱い難い!!!
過って、お宮の役員をしていた時期があった。 直礼の余りモノ:刺身を仰山貰って来て、吊るして見たが、「甘蝦」「烏賊」以外は、奴さん達、見向きもしなかった!!! 人間様は、美味い美味いと食っているが、それ程のモノでもないらしい? 取り分け、ハマチ、鮭等の養殖物は脂分が多く、寄り付きさえしなかった!!!

誰が見い出したか? 川魚を使う地方がある。 「鯉」や「鮒」、「ウグイ」等・・・
これ等の中で、特別、秀でているのが「ウグイ」だ!!!  
あの独特な匂い!!! これには、「ヘボ」ちゃんも参るらしい? 僅かな肉片でも原野中にこの匂いを拡散させ、「ヘボ」ちゃんの食欲をソソル!!!
この事実を教わったのは、もう、彼是、30年も前! 過って一緒に遊んでくれた蜂狂仲間だった。
当時、「ウグイ」は、矢鱈と獲れ、少々の遊び位なら近くの川で幾らでも釣れた! マズベ釣りで「スガレ追ひ」等より楽しんだ時もあった!!!
その内に釣りも大変になり、漁師から購入するようになった。 1桶、10000円!!! 安いか?高いか?は別にして、1桶買い込んで急冷凍保存しておくと、幾らでも持つので、専らこのアンチョコな方法を採るようになった。
20000円も買えば、1年中楽しめる。 飼い蜂の餌にもなる・・・
以来、この手を常用している。

所が、最近、投網漁師ですら獲れなくなり、入手が極めて困難になった。
乱獲と言うより、「川鵜」が、大量に入り込んで来て、食い尽して居ると言う・・・ ここ2~3年の話である。

投網漁師もAさんからBさんに代わり、Bさんも獲れない!!!と、嘆いている。

若き蜂狂:Oさんと知り合って、もう、10数年がたつ。
当時、Oさんは、専ら「鮒」を使っていた。 「ウグイ」の匂いに魅せられ、また、寄り付きの良さにも惚れ、「ウグイ」に切り替わった。
Oさんには、老い耄れが紹介した時もあったが・・・、近代手法、インターネットを使い「ウグイ」を仕入れるようになった。 此方の「ウグイ」は、型が揃い、大型でどう見ても秀品!!!
何時も、比較しながら覗いていた。
そして、先日、電話があり、「行って見ないか?」と・・・

それが、今日だった。
高速に乗り、千曲川沿いの簗場まで出掛けた。 遠距離出張である!
簗場でおじさんと会話をしたが、「今年は、全くの不作で、これしか獲れなく、後、10日もすれば禁漁になるので、購入は無理だ!!!」と・・・
話によると、100羽近い“川鵜”が軍団でやって来て平らげるらしい!!! その食欲たるや 00g~1kg/1羽、というペースで平らげるので、魚は、アッと言う間に居なくなるらしい!!!

2人で12kg分けて貰い、これを、yが、更に、分けて貰う事にした。今年は、これが、精一杯だと言う!!! こんな年も珍しい!!!
近場での購入も心掛けているが、数年前から入手困難を極めているので、こちらも同然だろう?
極めて優秀な餌:「ウグイ」!、貴重な宝物餌と化している・・・

Oさん、色々とお世話になり有難う!!! これで、今年、何とか遊べるヨン!!!    

     『 チャン茶かチャァ~~~ン!!! 』

2012-05-25 21:59:14 | Weblog
             


朝から小雨混じりに薄ら寒い日だった。
それでもと思い腰掛けを片手に朽木の前に座る。 よく来ていた例の「アカンバチ」君は、姿を見せなくなった! 事故でもあったのだろうか?
咲き出した「夏櫨」、小雨ともなると蜜を出さないのだろう? 「スズメバチ」族も来ない!
サテンに入り「イワチドリ」の枯れ花を摘み出した・・・ 時々、コイツにカビが来るので外した方がイイ!!! 
両サテアンは、「スズメバチ」族で賑々しい!!!
ブンブンいっているので上を覗き込むと「アカンバチ」が、営巣場所を見付けていた。 留まっては何か細工をしている!!! こんな事を何回となく繰り返していた。 ヒョットすると、サテアンの天井に巣を掛ける事になるかも知れない?
別のサテアンに入った。
此処には、、「アカンバチ」と「ヘボ」ちゃんが来ていた。 「アカンバチ」は、天窓から外に出たものの、そこには、寒冷紗が被されているので、天井ガラスと寒冷紗の間に入り身動き出来ず右往左往していた・・・ 「ヘボ」ちゃんは、営巣場所を探しているみたい? ここでは、交尾蜂捕獲をしているので室内に同僚の匂いが、まだ、するのだろう? こんな行動を採る「ヘボ」ちゃんが実に多い!!!
こんな風景を観察しながら朽木の所に戻った!
来た!来た!!!来たァ~~~!!!!!
「ヘボ」ちゃん女王蜂が!!! 実に、スモール・サイズになっている! そして、事もあろうに、「アカンバチ」君が齧っている朽木に着き、齧り出した!!! 矢張りそうだったのか!!!
ついつい、嬉しくなった!!!

こちらの方は、チビなので飛行先が追い切れない!!! 
餌取りにも来ているのでそうそう遠い場所でもないだろう・・・

こんな光景を見るにつけ、心は、ヘボちゃんの世界へ入り込んでしまった。
4~5年前に植え込んだ“ツリバナ」の木が生い茂るようになり、昆虫や小鳥の生息地へと変わりつつあるのだろう? 実に、多くの小鳥や昆虫が飛来するようになった。
夕方、昨日の得体の知れない「蜂」君が、また、居た。 今度は、ソ~~~ッと捕まえ完璧な撮影の為にタッパーに入れ、少し休ませる事にした。
夕方、上々の撮影、成功!!!
 今後の検討が出来る画像に収まった。 
こうして、動植物の世界も、また、季節を夏へと進めている。。。  

     『 “ミドリ摘み”終焉間近・・・ 』

2012-05-24 20:24:30 | Weblog
             


「へへへヘッボ~~~、へへヘッボ~~~」・・・、屋敷に住み着いた奴鳩が、朝から景気良く鳴いている・・・  
近くの鎮守の森では、カッコーが鳴き出した!!!
実に、いい季節を迎えている。

朝から玄関脇の「門被りの松」に取っ組む!!!
コイツは、少々デカイ!!! 依って、時間も掛るし、第一、木丈4mはあるので、天辺を手入れするのに脳味噌を使わないと手が届かない!!! 毎年の事だが、苦戦している!!!
今年は、手法を替えた。
今迄は、アクロバット染みた、実に、危なっかしい脚立乗りで処理して来た。が、親友の事故を聞いてから老い耄れがやる脚立乗りではない?と、猛反省! 今年は、頭を使う事にした。
90パーセントは、成功したかに見えたが、天辺はどうしても手が届かない事が判り、ハタと困ってしまった。
今日の日中は、馬鹿暑く、汗が滴り、眼に入り痛い程だった。 こういう時に限って難局場面に・・・
6尺の脚立と12尺の脚立2つを使い、もう少しの所まで追い込んだ。 そして、最後は、枝を掻き分け体を覗かせ、縮掛けた背丈を思いっきり伸ばし、辛うじて大願成就が出来た!    

終わった途端、腑抜け状態に!!!   
体全体に力が入らなくなり、ヘナヘナと椅子に座り込んでしまった。
そして、気力が、完全に抜け、放心状態!!!

大物3本が終わったという安心感と、今日の暑さが身に堪えたのだろう? 今も体中の節節が痛い!!!
30~40分、呆然と庭の片隅に座り込み、「アカンバチ」が来ている栗の朽木を呆け~~~ッと眺めていた。
この時間帯、「アカンバチ」君は、来てくれなかった。

しかし、しかし、もっと凄い大発見をした。
①.咲き出した「夏櫨」に「アカンバチ」が吸蜜に来た。
②.「コガタスズメバチ」君も訪園している・・・
③.そして、そして、「ヘボ」ちゃん、女王蜂が何回も何回も餌取りに来て居るじゃァ~~~ないか!!!
この事実は、朽木齧り以上に興奮した!!! 庭に居て、3種の「スズメバチ」を観察出来る!!!   
こんなに恵まれたフィールドはそうはない!!!     
ついつい、ニンマリする。     

「赤松」の手入れも残すは、小さいの2本。 2時間もやれば終わるだろう・・・
飼育箱や骨箱の清掃をしながらこれ等「スズメバチ」族の観察が出来る!!! そして、彼女等の生態写真撮影を同時進行で出来そうだ・・・・・・
愈々、老い耄れ爺、本業?の季節が訪れようとしている・・・
想像以上に出来栄えが良かった自作「マイクロレンズ」!、この投入も楽しみにしている・・・ 今日も、Topページに「マイクロ画像」を載せておいた・・・
因みに、70㎜、100㎜単焦点レンズを使っての「マイクロレンズ」、マニュアルだったら完璧に追従出来る事が読めて来た・・・ AF でもイケルが、望遠が強くなるに従い、焦点深度が超浅くなるので、合焦に時間が掛り、手持ちでは難儀する!!! でも、やって出来ない事はない事が判った。
思った以上に画質が良く、Canon MP-E65 同等の画質が確保出来ている。 これは、思っても見なかった大発見! トライして見るもんだ!!!    

作業中、目先に飛び込んで来た体長5~6㎜の小蜂?が居た。 一寸、モデルさんになって貰った・・・   

     『 “アカンバチ”の朽木齧り・・・ 』

2012-05-23 22:07:42 | Weblog
             


赤松の「ミドリ摘み」も終焉を迎えた! 明日やると終わるかも知れない?   
長い単純反復作業で疲れた!!! でも、手入れをした「赤松」は、女性的、シナヤカで、実に、見応えがある!!!    
毎度の事だが、盆栽仕立てに仕上がる!

「ミドリ摘み」作業をしながらのアルバイトは、スズメバチ類の観察である・・・
「アカンバチ」が営巣を開始、栗の朽木に来て齧り取った朽木を何回も何回も運んでいる。 今朝等6時半に見ると、もう、朽木を齧っていた。
早速、「蟲の眼レンズ」を持ち出しモデルさんになって貰った。 Top画像がその内の1枚だ!
早く「ミドリ摘み」作業を終え、コイツの巣を見つけたいと思っている。 大体の方角が採れたので、そう遠くない隠れ家にあるだろう・・・

そして、今、庭木「赤ドウダン」が咲いている。
これに「アカンバチ」が頻繁に来て吸蜜をしている・・・ 芽摘みをしている直ぐ脇にあるので、コイツの訪問は直様判る!!! コイツは、隣の家方向から飛んで来ている。

そして、そして、嬉しい事に「ヘボ」ちゃん女王蜂も頻繁に来ている!!!
未だ、観察が十分ではないので営巣状況は摑み切れていないが、頻繁に来ている所を見ると、この界隈に住み着いているのだろう・・・
此方は、もっと、楽しみだ!!!
かなりの数が逃げ出している、また、放蜂しているので、何がしか?営巣してもおかしくない!!!

こうして、松の手入れが済むと、飼育箱、骨箱造りをして、「ヘボ」のシーズンへと入って行く。 早いもので、余す所、1ヶ月後に迫って来た・・・
今年は、春の訪れが遅かったので、2週間近く遅れているかも知れない?

     『 マイクロレンズの試し撮り。。。 』

2012-05-23 00:39:23 | Weblog
             


天気予報、今日は、一日中雨と出ていた!
しかし、その気配はない?

昨日、朽木に「アカンバチ」の女王蜂が来ていて、栗の朽木を齧っては運んでいた!!!
愈々、老い耄れ爺のシーズン到来か!と、内心嬉しくなる。 これから、毎日のようにスズメバチ族と戯れる事が出来る、・・・   
こんな情報を掴んだので、朝起きると、朝御飯も食べずに朽木の前に座る。 よくしたもので、座って待ち構えていると中々、遣って来ない!!!   
それでも根気強く待っているとやって来た!!!   

今日は、買い立てのPentax 300mm望遠レンズを使って見たかった。
一応、撮影は出来たが、最短撮影距離が長い為、適しているか?は、まだ解明出来ていない。 昆虫撮影の場合、180mm望遠マクロレンズの方がイイかも知れない? 後日、比較検討して見たい。
その足でサテアンに入ると、「アカンバチ」の女王蜂が、ガラ温内を徘徊していた。 営巣場所を探しているような雰囲気?
コイツを捕まえ、先日自作した「マイクロレンズ」のモデルさんになって貰おう・・・ 考える事はチャッコイ!
「栗鼠」のフィギャーより生き物の方が遥かに迫力がある!
この機会を狙っていた。
自作「マイクロレンズ」は、予想外にシャープで、これだったら十分イケる!!!と、断定した!!!    
思っても見なかった拡大画像が撮れる!!!
何より嬉しかったのは、Canon MP-E65 より遥かに小型で、AFが効く!!! 画質も引けを取らない!!!
Top 画像にも載せて置いたが、中々いい線を行っている!
追々、Top 画像で紹介して行きたいと思っている。

こんな事をしていたら、正午になってしまった!
「ミドリ摘み」をしなければならない!
慌てて打ち切り、昼御飯。 そして、庭に出ると、小雨がパラ突き出した・・・
ヤバイ!!!な・・・
「ミドリ摘み」の最盛期に入っているので、合羽を着てやる事にした。 但し、雨で滑る恐れがあるので、危ない個所は、脚立にロープを曳き、絶対倒れない処置をした。
雨は、夕方まで続き、汗とも雨濡れともとれぬ嫌な湿気を背負い6時間近く「ミドリ摘み」をした。
この2日間で危ない個所が9分通り終わったので、、実は、内心、ホッとしている・・・

明日も集中して遣ろう・・・

「アカンバチ」の画像点検と修正作業に今まで掛ってしまった。
此処にも載せておこう。
画像解説は、明日から、ジックリ腰を入れ、書いて見たい・・・
そして、思ったのは、望遠ズームレンズを手に入れ、これで決定版「マイクロレンズ」が出来ないものか?と、また、色気を出しそうだ・・・ 困った爺っさである!!!
直観だが、何となく、成功しそうな気がして来た。。。
   
写真を撮るより、こうした工作の方が、頭を使うので楽しい!!! 娑婆のカメラ、レンズメーカー、何故、こういう商品企画を起てないのだろう? 出せば売れると思うのだが・・・