『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 “ヘボハウス”の大掃除・・・ 』

2008-12-31 12:33:17 | Weblog
             


“ヘボハウス”と“小屋”の大掃除をしている・・・この作業は年末の行事の一つになった。   
“ヘボハウス”は、5年ほど前、大枚を叩いて造った“ヘボ”ちゃんの交尾蜂を採る為の小屋だった。 2年ほど使い、蜂狂観光客が大勢訪れるようになり、近所でも、少々、名所扱いされるようになり掛けた。すると、ヤッカミも出てくる?・・・ 中傷マガイ?の感を何となく感じた。  
で、大袈裟にならない内にと、またまた、大枚を叩いて“庵”に改造してしまった。 それからは、蜂狂が訪れた時のヘボ談義の“庵”として活用している。
が、稼働率は極めて低い!!!     ナンジャラホイ?
でも、yの心の支えとして君臨している。 ?、心の支え? チャンチャラ可笑しい!!! 老い耄れがそう思い込んでいるだけである。
でも、此処には、“ヘボ”ちゃんの書籍や写真、グッツ等が鎮座しているんジャイ。

見ると、大分、埃が目立つ。
年末と言う事もあり、大掃除をした。年2回の掃除だが、埃ちゅうものは貯まるものだ。
掃除をし始めると孫娘が邪魔しに来た。 
来たな!!! と・・・   
誇りを叩く音に合わせてシッチャカメッチャカのダンスをする・・・ 実に愛嬌のある子達だ!!! その内に“ヘボハウス”に上がり込んで来た。
どうやらお気に入りらしい?
それから、此処でお絵かき、ダンスと歌唱・・・、ドタバタ状態に!!!     
これが夕方まで続いたから恐れ入った。 実は、此処に趣味の古木の独鈷(とっこ)や無垢の欅の机が入れ込んである。将来の勉強部屋?(書斎)にとの思いがあったからである。
だから、子供達の勉強部屋にはコジンマリしていて持ってこいだ!!! 故に、子供ながらに、余分に、お気に入りなのだろう?・・・
今朝も、朝、寒い内から“ヘボハウス”に行きたいとセガム・・・
大分気に入っているらしい?

やっと陽の目を見た「ヘボハウス」だった。   

序に、物置小屋も掃除したが、大分、ゴタゴタした小屋に交尾蜂を入れてあり、内心、心が痛んだが、大掃除で、人様にも見せられる状態になった。

こうして、新年を迎えられる準備が整ったが、来年からは、もっと、有効活用出来る“庵”に変身させたいと思っている・・・

年末までに、飼育蜂の終焉コロニーを分析しながら総括を書こうと思っていたが、交尾蜂捕獲17000匹!、で、大間か内容は理解出来るのでは?と・・・
yの場合、1年間の活動内容が、越冬女王蜂に凝縮されている・・・    
土入れ飼育箱を涼しい闊葉樹林内で飼育すると餌無しで、4~5㎏に育てられるという事実、再度、記しておきたい・・・
このような環境下で、過分な人工餌と砂糖水を与えれば、「コバクロ」でなくても4~5㎏の飼育は堅く確保できると思っている。
煽った「ヘボコンテスト」には、常日頃、疑問を感じている。 一人でも多くの蜂狂さんが、巨大巣を蜂放もしくは、自然放置で沢山の“ヘボ”ちゃんが飛び還えさせられる自然界創造にならないものか?と、夢見る老い耄れ爺の年末である。     

良いお年をお迎え下さい。。。   

     『 自由奔放に・・・ 』

2008-12-29 20:51:03 | Weblog
             


チビッコ軍団が自由奔放に遊びまくっている・・・   
今朝、7時に起きると、もう、6歳になる孫娘が起きて炬燵にアタッテいた。 寒いと言うので、毛布を掛けてやった。
ヌクヌクだい!!!   
昨日、見損なった「ツノゼミ」を見たいという・・・  
過って録画しておいたビデオを見付け出し、「見せろ!」と、言う訳である。45分番組を二人で見た。
「ツノゼミ」は、ご承知のように半肢目、言うなればセミの仲間だ。コイツ、中南米に色々なタイプが居る!!! 実に驚くべき生態を持っている。
孫娘は感心しながら見ていた。そして、「アア~、面白かった!!!!」と・・・
またまた、知恵が付いたみたいだ?  
本当に昆虫が好きな子だ!!!!! そして、よく知っている。両親が言うに、もう、4~5年生の漢字がどんどん読めるという・・・読書が大好きで、yの家に来ても本を食い入るように、何時も見ている。

昨晩も冷え込み、サテアンの鉢はカンカン氷。 10時にサテアンに入ったが、カンカン氷で、作業不可能!!!
午後、漸く、作業が可能になった。
植え替えを始め出すと、孫娘が転がり込んできた!!!
ヤバイかな?
案の定、邪魔をしてくれる。 そして、植え替えを競争でしたがる。 能率がガタ落ち!!!
その内にやりたがり出す。 土の交換、芋掘り作業、マグアンプの散布、挙句の果ては、水遣りまでしたいという・・・
二人の子が奪い合いで遣り出すのでシッチャカメッチャカ!!!   
ウウ~~~ン?
これも訓練か?
その内に下の3歳の子が母親と出掛ける事になった。 ヤレヤレ!!! でも、上の姉子は相変わらず邪魔をしてくれる!!! この子に作業手順を教えてやった。
良くしたもので、結構コナすようになった・・・ 流れ作業になり出した。!!!
シメシメ!!!    
と、思いきや?、1時間足らずで飽きてしまった。
クソ~~~!!!!!
物置に熟し柿有ったので、二人で食べながら、またまた、作業に集中させるべく誘った。 熟し柿を食べるのは初めてだという・・・
二人でフーフー言いながら啜った。 孫娘は、口を柿だらけにしながら頬ばっていた。  
いい経験をした事だろう・・・ 明日、下の妹にも食べさせたいと、いい所を見せていた・・・
成程ねェ~~~ 感心じゃィ!!!    

今、カキコをしていると、また、邪魔しに上がって来た。憎めない子供達である・・・       こんな状態が何時まで続くだろう?

     『 あら、あら・・・ 』

2008-12-29 08:44:05 | Weblog
              


毎年の事であるが、ギャング団:孫娘達がやってきた。。。    
6歳と3歳になる娘達であるが、彼女等が来ると俄に賑やかになる!!! 日頃、シ~~~ン!、火の消えたような爺・婆の家だが、ギャング団が来ると花が咲いたようになる。   
昨日は暗くなってからのお出ましだったが、暫く見ぬまに、また、一段と逞しくなった。背丈も伸び、体力も付いて来たみたいだ。    
婆の作ったコンポウロウを肴に婿様と遠藤酒造の“どむろく”を何倍も煽った。孫娘達も御機嫌である。コンポウロウや卵を食べていた・・・
食事が終わり、暫くすると、孫娘達は、爺と風呂に入りたいと言い出す!!!   
洗って貰うのは当然だが、どうやら遊び相手に選んでいるようだ? 毎度の事で、洗面器一杯に入れたお湯を爺の頭にブッ掛けるのが面白いらしい!!!
キャァーキャァー言ってハシャイデいた。    本当に、可愛いものである。
これから正月中遊び相手にされるワイ!!!

さて、昨日は朝から公民館、道祖神、薬師堂、太子堂、それに小宮さんに門松を飾付けた。村の公の神様に門松を飾り付ける役目を町会幹事役は勤めなければならない。同様、神社には、氏子総代達が飾り付けをしていた・・・
三九郎祭りまでの飾り付けとなる・・・
我家の飾り付けは夕方と決めていた。

日中、また、サテアンに入り、イワチドリの植え替えをしていた。
後、10日程掛かりそうだが、この2~3日の寒波は、殊の外強く、朝、サテアンに入ると鉢が凍っているので、作業にならない!!!暖房を焚き、氷を溶かすのだが、作業は、どうしても昼過ぎになるので、植え替えは捗らない。
それでも、昨日は、気温が幾分上がり、作業がし易かった。2時頃だったが、心地よい羽音が聞こえてきた。     そして、この物体、yのジャンバーに潜りたがる。
?????
室内の温度上昇に目覚めた女王蜂だった。    目覚めて飛び出して来たものの、眠いのだろう? yの周りを、暫く、旋回し、直ぐ様、何処かに消え去った。
多分、サテアンではこんな事が繰り返されるだろう・・・  
  この光景、冬のサテアンの風物詩となった!!!    

     『 イスラム社会、聞き齧り⑤・・・、酒と食い物・・・ 』

2008-12-27 10:09:07 | Weblog
             


イスラム世界の事を書き出せば、我々からするとかなり懸け離れた異文化?故、何を採っても奇異に感じ、際限なく書き綴らねばならなくなる?
際限が無い!!!
が、今日を以って閉じる事としたい・・・    
中近東を旅して一番困った事は何と言っても酒と食い物だった。
アルツハイマー状態のy、アルコール類はどうしても欲しい!!! 聞いてはいたが、イスラム社会、何処に行ってもアルコール類は売っていなかった。
特に、サウジは厳格そのもの!!! 旅人と雖も、高級ホテルでさえ飲めなかった。 戒律がやや緩んでいるイランやクウェート、エジプト辺りは、旅人用に特別許可されていた。外貨稼ぎ、万止むを得ない処置なんだろう?
イラン:テヘランでは、親米王:ハーレビ国王が全盛を揮っていたので、全体的には、かなり緩んだ(乱れた)法の元に習慣化されつつあった。
だから、簡単なスナック辺りでもビールだけは飲めた。 よく行ったスナックで、ポテト・フライなど齧りながら「ワシントン広場の夜は更けて?」を聴きながらビールを煽った。
クウェートでは、ヒルトン・ホテルでしか飲めなかった。 代理店の店主は気の毒がって自宅や友人の家に連れて行き、ウイスキーを飲ませてくれた。が、聞いて見ると、特別の蜜輸入品だと言っていた。
サウジに入ると、空港当局が、極めて厳しい検査・取り締まりをし、街やホテルでアルコール類をついぞ見なかった。アラブ、イスラム圏で一番戒律の厳しい国だという。。。 聖地、メッカのお膝元だからなァ~~~?
と、言う事で、左党、酒好きの人種には生活し難い国々だ!!!
禁止食物に豚肉類がある!!! 肉類は愚かハムやソーセージも禁止されている。豚肉を炒めた鍋で他の食物を炒める事さえ厳禁だ!
豚は不浄の動物とされ、最も嫌われてきた・・・

穀類の食べ物は、専ら、戦時中、流行った日本の「薄焼き」に似た“ナン”を食べる・・・ これに羊や山羊の肉をアンコにして巻いて食べる!!!
yが最も苦手とする肉類である。最近、ラムは最高の肉とされているようだがなァ~・・・
驚く事に、アラブ諸国では、何処に行っても、羊や山羊の丸裸、半身が吊る下げられ切り売りされている。特にバザールの肉屋は大繁盛だ!!!食の中核を担っていると言ってもいいだろう? 
テヘランの公園の肉屋さんで「キイジス」が黄色くなる程齧り撒くっていたのを見た時は、内心ゾクゾクした。正直、蜂狂であるyに異様なまでの好奇心を与えてくれた。
面白い事に、バザールでは果物や干し果物が目立つ。地中海沿岸のアラブ諸国から入って来るらしい。中でも“ナツメヤシ”の幹物は絶品とされている。非常食であり、長期保存が効く需要豊かな食べ物として伝統的に食されてきた。
こんな食生活だからアラブ社会には肥満体の男や女は居ない。比較的スリムで、精悍な感じがする。

それにしても酒類が無いのは酒好きの旅人には辛い!!! 
この世の中、色々な人種の坩堝だ!!!  だから、バラエティーに富み面白いのかも知れない?    

     『 イスラム社会、聞き齧り④・・・ モスク 』

2008-12-26 21:48:56 | Weblog
              


テヘラン公園の「キイジス」から横道に逸れ、豪い事になってしまった。
まぁー、女王蜂も御寝んねしている事だし、慌てる事も無いので、横道話を続けよう・・・

今日は、アラブ社会の生活の根幹をなす「モスク」についてカキコして見たい。
欧米の教会以上に、アラブ社会では立派な「モスク」が目に付く!!!
最も敬虔なサウジアラビヤやイラン・イラクは勿論の事だが、マレーシヤやインドネシアでも気になるほど見掛けるから本場ともなると推して知るべしだ!!!
サウジアラビヤのモスクの話をしておこう…
サウジは、イスラム社会の中で最も敬虔、厳粛なモスレム(イスラム教徒)国民だという・・・
昨日の一夫多妻制度や女性外出禁止(?)等見ても、我々日本人からすれば、「オヤッ・・・」と、思う・・・ 食べ物、飲み物、衣装、諸習慣等どれ一つ採っても異文化の代表格と言わざるを得ない!!!
が、この国の長い伝統からすれば、寧ろ、我々異邦人の方が異常だろう・・・ 
一夫多妻制等は、戦争で多くの兵隊が死滅するとその家族、奥方は後家になる。言うなれば後家対策から生まれた産物だという・・・ 困っている奥方を救う為の制度と言う訳である!!!  成程!!!、頷ける。

モスレムは極めて敬虔な信徒である。1日5回(日の出、正午、日没前2時間、日没、それに就寝)、メッカの方角に向かってお祈りを捧げるのが普通である! 
就業中でもこの時間帯になると手を休めお祈りに掛かる。店等は一斉にシャッターを下ろし、お祈りに入らねばならない!!! これを取り締まる警官が私服で居る。違反していると、直ちに逮捕、拘留と相成る。
リヤドの店先でこの時間帯に出ッ化して戸を閉められ、ソ~~~ッと隠れていた事があった。隣の店で、警官が、ガンガン、シャッターを揺さぶっている音を聞いた。ドキドキものだった。
かなり手厳しい!!!
お祈りは、沢山あるモスクのミナレットと言う大スピーカーから、ガンガン、コーランが流れて来る。。。サウジには、物凄い数のモスクが存在する。 従って、家の中に居る場合や外出中であればどこのモスクにでも、直ぐ、飛び込める。
勤務先や工場には、必ず、広間が宛がわれ、ここが仮のモスクと化す!!!
yの元居たマレーシヤの工場には、何処にもこの広間が用意された。と、言うより、これ等の国々では、これが義務化されていると考えた方がいいだろう・・・

コーランは、例の独特な節回しで滔々と読み上げられる・・・
ご存知だと思うが、イスラム教は無神教で、モスクの中にシンボルとする像など一切無い!!! だから、モスクは、唯、単なる箱、スペースなのである。
立ったり座ったり、頭を床に擦りつけたりの動作を20分程繰り返し、お祈りが終わる。
イスラム教徒は、生涯一度は、聖地、メッカを訪れなければならないという。。。
メッカ(最近では、マッカとも言う)は、紅海に面するジェッダから入るが、此処には、モスレムが200~300万人も集まり、黒い石:カアバの黒石の周りを7回周る慣わしになっている。この聖地訪問が終わると、晴れてモスレムとしての任務が果たされた事になり、人々は、涙を流しながら喜びあっている・・・と、聞いた。
世界人口約45億人の1/4がモスレムと言うから、このメッカ訪問と言う偉行を成し遂げるのは大変な事だと想像した。

因みに、何処のモスクもモザイックなイスラム独特なタイルで飾られいて、イスラム文化の象徴とも言われてきた。 欧米でよく見るステンドグラスの基本はこのモザイックなイスラム伝統から来ているという話を聞いた事がある。それ程、このモザイックには特徴がある・・・

サウジアラビアの就業体制は痛快だ!!!   
朝8時~12時、昼休み時間4時間、4時から8時まで。
ウウ~~~ン?
サウジに滞在中、昼休みの4時間には参った。 が、相手が居ない事には致し方ない!!! コチトラ、ホテルに帰って、唯、ゴロゴロしているだけ!!! 2週間近くこんな日々が続いた。 ある日、羊が盛んに鳴くので、窓を開けて見ると、ホテルの従業員が、羊を逆さまに吊るし、皮を剥いていた。 ギェェ~~~  
相棒が居なくなったので、羊が盛んに鳴き出したのであった。
晩飯、羊の肉がドッサリ出たが、喉を通らなかった。 こう言うのを見ると恐怖症に掛かるのである。でなくても、羊やラムの肉は極めて苦手だ!!!
チェロキャバブーやジュジェキャバブーが出るとゾ~~~ッと、する老い耄れ爺である!!!

ドウヤろう?、イスラム圏、伝統文化が如何に異質なものか?幾らかでも理解出来たであろうか?
異教徒が自分達の習慣や常識に合わないからと言い、持論を押し付ける所に、ボタンの掛け違い:綻びの元があるように思える。    

『虎穴に入らずんば虎児を得ず!!!』とは、よく言ったもんだ・・・ 気に入らなくても現場に飛び込まなければ中身が判るまいに?
何事もそうだ!!!


     『 イスラム社会、聞き齧り③・・・、男の天国? サウジ! 』

2008-12-25 20:15:38 | Weblog
             


今暫く我慢してアラブの国々のお家事情を見てクリャァ~~~   

テヘラン~クウェートと巡業を終え、最後の訪問国サウジアラビヤに入る事になった。
驚きは、飛行機から始まる。飛行機と言っても、当時、DC-8と言うジェット機だった。驚いた事に、サウジの航空会社は女性を、全く、雇っていない!!!
スチワデスの居ない飛行機は異常な雰囲気を感じた。 所謂、野郎共のスチワードで、色気も無ければ味気ないものだった。
そして、ダハラン空港に降りると、其処には奴厳しい税関が待っていた。
取り分け厳しいチェックは、酒類と豚肉関係(豚肉、ハム、ソーセージ等)の持ち込み検査だった。この関連記事については明後日カキコしたいと思っているが、一切、御法度!!!!!!
禁じられている!!!
空港には、サウジの代理店・Hamad社長が心配そうに出迎えていた・・・ 例のアラブ人独特の白い装束を纏い、口髭と顎鬚を生やし、ヤァ~ヤァ~という次第だった。
人柄の良い初老紳士で、我々の兄貴分と言う感じだった。

不思議な事に、サウジアラビアでは、何処に行っても女性の姿は、全く、見られなかった。町の何処を歩いても一人も居ない!!!   ?????
何とも異様な様である!!!!!
技術講習会は、ダハランではHamadの家、リヤド、ジェッダではホテルで行われたが、色々と勉強した。
Hamadの家で講習会が終わると御馳走を齎してくれる。前以て、羊の肉は、全く、受け付けない旨伝えてあったので、流石に出て来なかったが、シュリンプや鶏肉を羊の油で炒めてあるので、羊の肉、同然、匂いが強く、参った。
そして、愉快な事に、給仕は、Hamadと息子がする!!! 女性の声はするが、奥方は、全然、出て来なかった。此処サウジの世界では、女性が、人前に出る事はコーランで禁じられているのだという・・・
ウウ~~~ン??? 何とも異様に感じた。

Hamadと2週間近く旅を続けるが、面白い事を聞いた。
この国は、一夫多妻制で、3人まで嫁さんを持つ事が出来ると言う!!! そして、Hamadは、ダーランとリヤド、それに西海岸のジェッダに奥方を抱えておると言う話だった。 何とも羨ましい話である!!!
ただし、3人の奥方は平等に扱わねばならないというのだ!!! そして、嫁入り道具は、旦那が、一切、用意し、宛がう(プレゼント)風習になっているという・・・
そして、洩らした。 お金が無ければ、この国は、嫁ハンが持てないと・・・    

首都リヤドの講習会は滑稽だった。
ホテルにて、英語で始めたものの、Watchmakerには英語が、全く、通じなかった。
これには参った!!!
我々も、Hamadも弱り果て、オタオタ。。。 
すると、シリヤ辺りから来ていた旅人が、通訳を買って出て、英語→アラビヤ語と訳してくれた。
窮すれば通ず!!!とはよく言ったものだ!!! 2時間近く野次喜多珍問答をしたが、ソコソコに意思が通じ、終わった後には楽しいお茶会が待っていた。
サウジアラビヤは酒類が御法度!!!故、Hamadは、随分と気遣い?、食事には気を配ってくれたが、正直、yの口には合わなかった。羊の油で炒めた鶏肉とシュリンプの毎日で、大分、体調を崩しかけていた。
ビール・モドキのアルコール分ゼロの「トブルク」と言う飲料水があった。ビールを飲んだフリをして、これに、随分と肖った。
体調を崩した要因の一つに飲料水がある。普通の水は、我々旅人には飲めたものではない!!! で、yは、専ら、コカコーラを常飲していた。 これも飲み過ぎると酷い下痢を起こす事が判った!!! 汚い話だが、トイレ通い!!!の連荘。。。
そのトイレたるや昔の農家の奴田舎便所形式!!! 用便は水で流すが、跨いでしゃがむ形式、トイレには、紙が無い!!! 右脇に水桶が置いてある。
後で、聞いて見ると、右手でこの水を使い、あそこを洗うというのだ!!! だから、右手は不浄の手とされ、食事は、左手で御飯・ナン、肉類を掴み食べる・・・
イヤハヤ、今思い浮かべるだけでもゾ~~~っとする!!!

当時の首都リヤドは、砂塵の町、夕方になると砂塵で霞んでいた。 そして、街中には、至る所に羊や鶏の足首が転がっていた!!! 誰かが食べ残しを捨てたものだったんだろう?
とても石油キングダムとは思えない状況だった。
思うに、今現在は、綺麗な町に豹変しているだろうと思う?

サウジでは、終ぞ、女性を一人も見なかった。
女性は、皆、家の中で、家事その他をしているのだという・・・
文化が異なるという事は、恐ろしい事だ!!! 一時が万事、この調子なので、此方の調子が狂ってしまう!!! でも、この世界に生きる人達は、これが普通!当たり前!!!
思うに、文化の異なる国々を知るのは並大抵な事ではない? 自分のメジャーでみる事は罷り(まかり)ならん!!!と・・・
後でも触れたいと思っているが、情報ネットワークの緻密なアメリカがどうしてイラク戦争へと踏みきったのだろう? 昨日の日米開戦番組と重ね合せて考えると何か見えてくるのでは? 皮肉なもんだ?
明日は、アラブ諸国の生活の根幹をなすモスクについて触れて見たい・・・

アラーハ、アクバル!!!(聖なるアラーの神よ!!!) シュクラン(ありがとう)。   




     『 日米開戦!!!の真因は? 』

2008-12-24 23:44:15 | Weblog
             


今日も引き続き「イスラム社会、聞き齧り・・・」を書きたい所だが、色々な出来事があったので、後日に回したい・・・

カキコがこんな時間になったのは、TBSで「あの戦争は何だったのか?」「日米開戦と東条英機」の特番があり 、長時間、食い入るように見ていた。  
考えさせられる素晴らしい番組だった。    
恥ずかしいながら、高校時代、社会科の授業に日本史を採らなかったので、開戦の真因をよく理解していなかった。何時か機会が有れば勉強しようという気持ちはあったが、ついつい不勉強の儘今日まで来てしまった。   
それが・・・
このドキュメンタリーとドラマが、真実を伝えているとすれば、あの時代の流れからして、然も在りないい!、当然起こり得ると!!!と・・・ 更なる、勉強意欲が湧いて来た。
明日にでも、本屋さんに行って関連本を探してみよう。。。

終戦は、確か、国民学校3年生だったので、薄ら覚えながら当時の戦況、終戦後の悲惨な生活は、脳裏に刻み込まれている。この記憶とドキュメンタリーを重ね合せていくと、現実味が倍加される・・・
話題になった田母神発言、賛否両論はあろうが、また、一つの考え方でもあろう?
この一連のドキュメンタリー、ドラマを見ていて、当時の閣僚、軍参謀の苦悩振りが覗えた。石油、鉱物資源の封鎖に対する憎しみと開戦、苦しい苦渋の選択だったんだろう? もし、yだったら!と、重ね合せて見ていた。
最後の場面で、東条英機の長男の嫁ハンの言が印象的だった。「戦争はよくないが、軍人は戦争をしたがるのではないでしょうか?」と・・・
此処に、またまた、イラク戦争開戦を重ね合せ、考えさせられる番組だった!!!
  
何処の国々を見ても、一部の要人は、好戦的のようだ?  ウウ~~~ン?

さてさて、今日、腰の痛みはあるものの、山の飼育箱の総括に行って来た。
山の特区で、9巣飼育した。 内、4巣(キイジス3巣、軍1巣)は、サテアンに持ち込み交尾蜂と化した。
残り5巣の点検となる。
1/5巣は、途中で、動物か人間が、巣箱をヒックリ返し、中身を食べられていたので、除外するとして、残り4巣、何れも王台6枚、働き蜂・雄蜂の棚4枚+骨箱(盤面は、ペール缶サイズ)という巨大巣に仕上がり、満足のいくものだった。
恐らく、ここから8000~10000匹の女王蜂が産出された事だろう・・・ 惜しむらくは、1巣だけ、急寒波の到来で、一部、羽化が遅れた王台を見たが、この程度はバラツキ内かも知れない?
 この詳しい状況報告は、サテアンに入れた状況と併せ、年末までにもっと詳しくカキコしたいと思っている。   
色々と考えさせられる考察が観察された・・・      

     『 イスラム社会、聞き齧り②・・・、ペルシャ絨毯 』

2008-12-23 21:35:57 | Weblog
             


中近東を代表する産物と言えば石油、ナツメヤシそれにペルシャ絨毯だろう!!!
石油の存在は言を待たない。 ナツメヤシ?余り聞いた事が無いだろう。言うなればアラブ人の常食、日本の米みたいなもの! あの乾燥の大地で旅をするには欠かせない食べ物である。これを日干しし、何時も、モリモリ食べているアラブ人は多い。  
ペルシャ絨毯は世界のブランドだ! 今でも家内工業的に手織りされている。 砂漠地帯の主要食糧であり、衣の基本をなす羊毛、この主は、勿論、羊である。この地には、想像を絶する遊牧民が多く存在し、ベドウィン等と呼ばれている。
この地では良質の羊毛が産出され、これを原料に昔から超高級の絨毯を造ってきた。   
特に、イラン、昔のペルシャは、この産出国で、ペルシャ絨毯は有名だ!!! 世界のブランドと言っても間違いないだろう?
昔ながらの手織りで、1日懸命に働いても15㎝程度しか織れない。極めて堅く織り込んだ羊毛糸は、腰が強く、チョットやソットで折皺、畳皺が付かない優れ物だ。
バザールに出掛けると、この絨毯が所狭しと並べられ、売られている。
日本でも、時々、見掛けるが、6~8畳物で30~50万円はしているだろう?・・・
色柄も地味で、yは、好きだ!!!
ベルギー産も素晴らしいと思うが、ペルシャ絨毯の方が格上だという?

面白い事に、遊牧民:ベドウィンは、この絨毯を大事に使いこなしている。羊を追いながら草地を求めて流浪の旅を続けるが、要所要所でテントを張る。テントの下には、この高級絨毯が敷かれる。謂わば、野外のお座敷だ!!!
当時、これが不思議でならなかった。
時々、遊牧民:ベドウィンの生活様式が放映されているのを見るが、頷ける点がある。彼等にしてみれば野外と雖もテントの下はお座敷、それに、蠍(さそり)や砂漠の有害動物からの被害避けになっているようだ。

定年後、このペルシャ絨毯なるものを買ってみたが、値段に値する優れ物だと判った。 二つとない柄、硬く叩き折られた毛糸は、実に腰が強く、チョットやソットでは物置皺が付かない。 サッと手で擦ると、置き皺が判らなくなる。
その上、毛が抜けないときている!!! 
実に優れ物だ    世界のペルシャ絨毯たる由縁を体験した・・・

こんな事を体験、成程、ペルシャ絨毯!、 時間とお金が許せば、また、テヘランのバザールをホッツリ歩き、鑑賞して見たいものである。 序に、テヘランのあの公園の蜂追いも兼てネェ~~~   
それにしても、何故、あの砂漠地帯に「キイジス」が存在しているのか?今でも七不思議の一つに数えている・・・
 

     『 イスラム社会、聞き齧り①・・・、代書屋 』

2008-12-22 22:39:32 | Weblog
             


この間から腰の具合が悪い・・・  
考えて見れば、サテアンに重い飼育箱を11箱も運び込んだ。 軽ければどうこう言う程の事でもないが、中に、土を入れた飼育箱や加藤式合掌造りはかなりの重量がある。それに、巨大巣が加算される。。。 これを屁っ放り腰で抱え、狭いサテアンに運び込むのだから、所詮、無理が祟る! そして、つい最近、これらを外に出し、雨対策を講じた。庵の軒下まで移したのである。これも難儀した。ナンヤカンヤで老い耄れ爺にしては体に無理を掛けてきた。   
朝から雨が降っていたので諏訪のカイロプラクテスに行って来た。 此処の銘医に掛かれば、一発で治るから有難い。 結局、治療に、午前中掛かってしまった。

小雨が降る中、午後から、また、「イワチドリ」の植え替えを始める・・・  
昨日で、第1サテアンの「イワチドリ」の植え替えが終わったので、雑菌消毒をした。棚の下には、働き蜂が捨て子した幼虫のカスが物凄く落ちている。 これにカビが真っ白に来ているのには驚かされる!!!    
鉢の雑菌消毒と地べたの蜂の子カビを同時に殺菌した。 幾らか見栄えが良くなるだろう? そして、乾いた所で、蜂の死残骸と一緒に外へ捨てなければならない。
こんな事をしてたら、2時間近くかかってしまった。 それから、第2サテアンに移り、植え替えを始める・・・
消毒中に、越冬女王蜂が20匹位出て来たであろうか? 一寸した隙間に潜り込んでいるのには驚かされる!!!

さてさて、またまた、横道に入り込んでしまった。   
先日からのイスラム社会のほんのサワリを紹介しよう!
先ず、驚かされるのは文盲率が高い事である。
これからのカキコはイランやサウジアラビヤで出遭った事である。但し、訪問後、時間がかなりたっているので、現時点では、改善されてりだろうが?・・・
  当時、ビザの再認知を受ける為役所に出掛けた。
ビザに関して、今でこそ簡便化されてきているが、20~30年前は、この取得が大変だった。 後進国、新興国ほど得るのに苦労した。その上、サウジ等は、入国後も再審査を求めていた。今では、考えられない事である。
役所(移民局)の入口の前でに、40~50人の人達が、小さな机を並べて待ち構えている。
?????
最初、何か?と、思った。  ???  こんな光景、見た事が無い! 夫々の所にパラパラと人がいる? 
ビザの再審査を受け、認印を貰ってから連れ添いの現地代理店の社長に聞いて見ると、代書屋だという・・・
役所に赴いても、字が書けない御仁が多いので、これ等代書屋に代筆して貰う習わしになっているのだという・・・
ウウ~~~ン???
そうか!、中近東の案内書に文盲率30~40パーセント云々という説明を読んでいたので、その一端が頷けた。

文盲率が悪いという事でもない? アラブ人は、その教えをコーランに法り、悪い事をする人間は少ない!と、言われている。
コソ泥等すると、公衆の面前で不浄の手を切り落とされる罰が待っている。1回だけ、手首のない人を見た事があつたが、この罰を受けたのか否か?は判らない。 大方の人は、生活が終日コーランと共に行動しているので、素直:実直なんだろうと、思われる。
同時多発テロ、湾岸戦争後の自爆抗議等、折に触れてアラブ国民の犠牲的勇猛さを聞き及んで来たが、yが想像する以上に宗派や国家に対する忠誠心が強いように思えてならない!!!
アラブの国々を知るのに、バザール(マーケット:ゴタゴタ市場)によく出掛けた。形相が鋭いアラブ人、一寸、見かけは怖いが、人懐こい連中ばかりだった。
異国を知るのに、お町より、寧ろ、ドヤ街やバザールを歩く事が多い。バザールはアラブ諸国の象徴そのもの!!! 此処に出掛けると何でも見付かる! そして、異国の真の姿が見えて来る・・・

 

     『 目覚めた“ヘボ”ちゃんが・・・ 』

2008-12-21 19:08:10 | Weblog
             


昨日は、定年後、アルバイトで、少々、稼いだ事があった某社のOBの皆さんとの忘年会をした。 面白い事に、この仲間は、幹事役がいい所為か?年2回、必ず、飲み会をしている。37年も勤めたホンチャンのOB からの声が掛からないのが不思議なくらいだ?
それだけ、8~9カ月の勤めだったが、アルバイト某社の仲間は、家庭的?ファミリア?だったのかも知れない? 10人足らずの仲間だが、実に気が合う!!!
ゴルフのお誘いも度々あるので、これ等を入れると、かなりの回数になる。当然の事ながら、ゴルフの後には飲み会が待っている。   
yのパソコンの師匠:Pensanは、ここの名幹事役で、兎に角、顔が広い!!! だから収集能力が別格高い!   
パソコン師匠故、この分野の超能力を持っているから、昨晩もyに次の手を仕掛けて来た!
アップルi-Patの宣伝しきり。。。 物凄い新兵器が出たもんだ!!!
yの能力では使いこなせないから、購入は、まだまだ、先の気がする? でも、元技術屋の端くれ?、興味を誘う商品だった。
最近の、デジタル商品の進歩・進化は凄まじいものがある!    

久し振りに仲間と出会い、一献と御馳走で気分を良くし、家に帰ると「影武者」を放映していた・・・ 転寝をしながら、これを見る。  
そして、「ローマ帝国の滅亡」が始まった。長い映画で、4時近くまで・・・、風呂に入って寝たのは、5時近かった。   
偶には、こんな生活もいいもんだ!!!     

さてさて、今日は、朝の内、陽が出ていたが、俄に曇り、昼から雨がパラツキ出した。今、「イワチドリ」と「ウチョウラン」の植え替えをしている。サテアンで、ラジオを聴きながらの植え替え作業、実に、ノンビリしている。
暖かな雨日和の所為か?眠っていた女王蜂が、目覚め、時々、yに擦り寄って来る!!!   そして、yの上着に潜り込もうとする。 可愛いなァ~、と、思う。   
こんな飛行させて体力を消耗すると、死に至らしめてしまう! して、ペット・ボトルで捕まえ、冷蔵庫で冷やし、冬眠女王蜂の仲間に入れてやった!!!
その数、3匹だった。
かなり大型の女王蜂で、素性もよさそう。。。
今日のように気温が上がると、自然界でも目覚めるのだろうか? ラジオの声の間隙を縫って、あの、ブブ・・・ブの羽音が聞こえて来るからサテアンでの作業も気が抜けない、何時も、何か起こるだろう?と、若干、期待を込めての作業を続けている・・・  

さてさて、中東の駄洒落話を書こうと思っていたが、またまた、横道に反れてしまった、続きは、明日と居たそう・・・
最近のように植物の植え替え作業ばかりだと、ネタに事欠く。 願ったりの日となってくれた!!!