Top画像、昨日の撮りたてのホヤホヤだ!!!
今まで何百枚、何千枚と“ヘボ”の交尾画像を撮って来たが、このような画像は中々撮れなかった! と言うより、モデルさんが動き回るので撮れない!と、言う方が当たっているだろう・・・ それ程貴重な画像だ!!! だから、内心得たり!!!と、ほくそ笑んだ。
正直、更に、絶品の画像があるが、これは、またの機会にお見せしたいと思っている。 何時の事やら?
この画像を見ていると色々な事が判って来る!!!
不可能な事だが、これに「働き蜂」が、重なればどんなにかイイだろう?と、馬鹿な事を考える・・・
女王蜂と雄蜂を同時に見る事は、中々、出来ない。だから、両者を比較検討するのに都合がいい。
両者とも、実に、いい顔をしている!!!!!
誰が見ても判る事は、
錨型の鼻紋、顔形、髭?:触覚の張り具合、それに触覚の節の数と雄蜂に見られる白い紋(極楽紋と名付けた)、頭部の剛毛の数等々直ぐ様読み取れる。
これを表にしてみよう・・・
女王蜂 雄蜂
錨型の鼻紋 所謂錨型で太い 非常に細く、個体差が大きい
触覚の張り 太く、堂々としている 細く、弓なりにシナヤカ
触覚の節 12節 13節
節に現れる紋 紋様無し 第2節にハッキリした白い紋様が!
頭部の剛毛 有るには有るが… 剛毛の中に顔が!!!
ザックリこの違いが見受けられる。 中でも気になるのが、
①触覚の節の数の違い、②雄の第2節(附節)に存在する白い紋様が何を意味するか?、③頭部を始め体全体の剛毛(感覚肢)数の差 である・・・
他の昆虫にも種によって色々な差が認められるが、似たり寄ったり。 明々白々の差がある!!!
どの昆虫でもそうだが、雄に顕著な特徴が現れる。 老い耄れなり気に考えてみた。 それは、
異性つまり、雌を射止めんが為に発達して器官ではないか?と・・・
面白い事に、多少の例外はあるが、雄の触覚の節は、大方、13節である。そして、種によって違うが、触覚には特徴的な感覚肢:剛毛が生えている。 面白い事に、蛾や甲虫にこの差が大きく見られる。
“ヘボ”ちゃんの雄は?と言うと、第2節(附節)に白い紋様がハッキリ現われている。 これが何を意味しているか?、掴み切れていない。。。 異性感知の役目を果たしているのでは?と、考えるのは老い耄れの考え過ぎだろうか?
そして、“ヘボ”ちゃんの場合、「軍」であれ、「キイジス」であれ、はたまた「ピンコロ」であれ、雄蜂は、体中に夥しい剛毛が生えている!!! これは、取りも直さず、異性を感知する為の感覚肢そのものだろう!!!
それにしても、この画像を見ていると、色々な事を教授させてくれる!!!!! そういう意味でも,この画像は,貴重な画像だと自負している・・・