この2日間、Iさん、Mさんの東白川流の生掘りを拝見した。
yの遣り方とそう大きく違う訳ではないが、考え方の上で違っている点に気がついた。
それは、『生掘り開始時点』を何時にするか???だ。
<yの場合(三宅式)>:
三宅式を継承している。即ち、巣の近傍に振動を加え、コロニーを警戒態勢にさせ、外役に出るヘボを抑える。
そして、帰り蜂を、皆、巣に付かせる。
少々時間が掛るが(10~30分)、コロニーから離れたヘボの復帰が早いメリットがある!!!
まだ、早い時点であれば、100㌫、巣に付く・・・これ、保証する。
付かない場合でも、ペットボトルで十分回収出来る・・・
<東白川流>:
帰り蜂の居る居ないに関わらず、直ちに、生掘りを開始する・・・
イライラしなくて作業に掛れる・・・
が、帰り蜂の巣への帰着が迷いに迷って巣への帰着に時間が掛る?
最終的には、タモでないと帰着蜂の回収が困難かも知れない?
果たしてどの時点で作業を開始するのがいいだろうか?
今回、この『?(疑問)』を投げ掛けられた。
自分なりに考えて見たが、夫々一長一短がある・・・
①.攻撃蜂を気にする人は、東白川流の方が若干いいかも知れない?ビンビンの働き蜂が少ない間に生掘りが出来る・・・
これは、ワヤを如何に壊さないように掘り上げるかとも関係してくるが、攻撃蜂は少ない方が、作業が遣り易い・・・
7/後半~8月、掘り出す前から攻撃蜂がガンガン出る場合もある。
この場合、yは、こいつ等を、一旦ペットボトルに入れ(作業は、簡単。ペットボトルを巣穴の上に被せ、地面を手で軽く叩けば容易に回収出来る)掘る間、休んでいて貰う!!!
堀上げ、巣を骨箱に収めたら、ボトルの蓋を開け、巣に載せてやれば、イトモ簡単に着く。この手間は、大して掛らない・・・
②.残り蜂の回収、どう贔屓目に見てもyが遣っている『三宅式』の方に軍配を上げたい!!!回収が楽だから。
そして、略、完璧に回収出来る。
yは、巣を骨箱に収めると、巣のあった穴からヘボを手で掻い出すように追い出しながら、運搬用に使う風呂敷を手前からヘボが潜り込まないように広げていく・・・風呂敷を目イッパイに拡げ、巣のあった土から遮断させ、其処にコツ箱を置くと短時間の内に外に出たヘボは巣に着く・・・
略、着いたら、蓋を乗せ、再度風呂敷の下にいるヘボを追い出し、同じ事を繰り返す。
経験的には、一回で十分だが、いくら巨大巣でも、2~3回やれば、ほとんど回収できてしまう。そして、蓋をする。
後は、風呂敷を退け、巣の匂いに執着するヘボをペットボトルで掬って遣ればいい・・・ ペットボトルのヘボは、骨箱の蓋に丸い穴が開いているから、そこから落とし込んでやる・・・総て、移ったら、この丸穴に蓋をする。
巨大巣でない限り、この作業には、余り時間が掛らない。
が、東白川流は、際限なくヘボが帰ってくるので、これを何時の時点まで続けるか?ここに疑問が残る・・・
そして、ヘボの回収は、多分、タモがなければ困難であろう?・・・
要は、略、完璧にヘボを回収出来るまでのトータル時間で決まるであろう?
果たしてドチラがいいだろうか???
中には、セルロイドや花火の方がいいという蜂狂も居る・・・
多くの蜂狂は、一旦遣り出すと自分の流儀を変えないからなナァーーー
今回のミッションで勉強になった事があった!!!!!。
それは、Iさんの5寸の大久保ハサミだ・・・これは、巣の裏や底の木の根を切るのに、実に、具合がいい。困っていたハサミが、目の前で拝見出来た。
早速、昨日、ホームセンターへ見に行ったら、@5000~6000もする。
長過ぎても扱い難いが、せめて、3~4寸のもを仕入れたい!!!
更に、防護服が入るリックサック!!! これには困っていたので、早速、買いたい!!! 何処で手に入れたのだろう???
中々の優れものだ!!! 何でも入る。
偶には他流試合もして見るものだ。Iさん、色々な情報提供、有難うさんね・・・