『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 子蜂に付いて考える・・・ 』

2008-06-30 21:44:11 | Weblog
           


老い耄れ爺、暇に任せて、毎日、ボケ防止の蜂追いをさせて貰っている・・・
有難い事である!!!   
“ヘボ”ちゃんと戯れていると時間の経つのが早い!!!
今日も碌に飛ばない子蜂をからかっていたら4時を過ぎていた。 どうしても餌を運んでくれないのを飛ばそうとする所に無理がある・・・
“ヘボ”ちゃんの気持ちを理解していない証だ!!!!!  メッ!!!  

今時の子蜂を操ると、
①.肉団子を持たせようと手を差し出すだけで逃げてしまう! 
②.肉団子に付くも、ペチャペチャ舐めていて一向に飛ばない!、そして肉団子をぶちゃァ~~る! 
③.飛ぶ振りをするが、餌を運ぶ気持ちが、サラサラ、無い!!!
④.集ってばかりいて、一向に御出っ発しない!!!
等々、厄介な子蜂が多い!!!
粗方、こんな傾向だろうか?  クソ~~~
こんな御仁達を手懐け飛ばせるのが、蜂狂の蜂狂たる由縁であろう?
コイツ等のご機嫌をとりながら、遊ばせて貰うには、根気と“ヘボ”ちゃんの観察力、それに、習性の会得が肝心だ!!! 
一番のポイントは、クイッと手を出さない事である。大きな手の動作を避け、静かに扱ってやると、以心伝心、此方の意のままになる事が多い。。。
この時期の蜂追い、蜂狂の技量を試されている。
技量とは、心技体である。。。飛ばせるか否かで蜂狂の技量が判るのだろうか?   
と、言う事で、“ヘボ”ちゃんの習性をマスター出来ないと、一寸、厄介かも知れない?

何れにしても、“ヘボ”ちゃんは、色々な情報を提供してくれるから邪険に遣えないのである?     

     『 程よい骨休み? 』

2008-06-30 00:38:08 | Weblog
             


昨夜から強い雨が降り続いている・・・
夕方になり、小康状態になるも、夜には、また、強い雨!!!
この雨のお陰で、少々、疲れ気味の老い耄れ爺、体力を回復しつつある・・・
この所、子蜂を求め、広い山野を随分と徘徊した。フーフー状態であった。
その結果が、昨日までの報告である・・・
考えて見れば、まだ、6月! 時期的に早いのだと思う? 例年の事だが、7/中ともなると状況が一変する。

諦めの早い老い耄れ爺、一寸、ショックを受けた事が・・・
それは、越冬女王蜂を播いた近傍で子蜂を見なかった事である。 これにはガックリきたねぇ~~~  
10日~2週間ほどして再確認に出向きたいが、それでも!!!と、なると、?????

タカ研、美濃屋のHPから飼育の情報が伝わってきているが、今週末辺り、yも仲間入りさせて貰おうかと思っているが、当地(寒冷地)の通いを以てすれば、移植の任に堪え得るか?疑問の状況である。
yの蜂友達Oさんが、昨日、暖地で1巣見付け、掘り上げて来たと言うが、巣も、まだ、小さく、働き蜂は、20匹ソコソコだったと言う… 移植の限界点だろうか?
早起きし、孫娘にお目に掛かりたいのは山々だが、ナケナシノ資源を無駄にしては!!!と、ツイツイ尻込みしてしまう・・・

例年になく、今年、子蜂と遊んでいると、yの手元に来て、餌をお強請(ねだ)りするネーちゃんが目立つ!!! そして、yの紙縒り付き烏賊団子を啄んで発車するのだ!!! 何回見ただろう?  5回や10回ではない!!!!!   
こんなネーちゃんに出会えると長生きしていてよかったと・・・蜂狂冥利に尽きる!!!!! そして、後、何年遊べるのか?と、余分な事を考えてしまう。
昨日等、コイツ等を画像に!!!と、虫の眼レンズを持ち歩いたが、いざ本番になると、飛ばしに忙しく、ツイツイ、御ミットと相成った。
こういう画像は、相棒が居る時にしたい・・・と。  中々、いい構図が取れないからである。

さて、今年は、新たな挑戦を試みている。
安藤式にしろ、加藤式にしろ、山の黒土を入れ、飼育して見たいと思っている。土の有る無しで有意差が出るか?否か?のトライなのである。
この何年も山の実験飼育箱では、土を入れた方が、遙かに大型巣にするというデーターが出ている。勿論、闊葉樹林に豊富な餌が存在していると言う事も判明しているが。。。そればかりではない!!!

それに「ピンコロ」の飼育も新たに加えたい!!! 山の実験飼育場でだ・・・
と、なると、「ピンコロ」「軍」「コバクロ」それに山岳の貴婦人「キイジス」と言う事になる・・・
今年は間に合わないが、近々、巣枠を使って内検がし易い飼育箱も試みて見たいと思っている。これはY和尚さんからの提案で、「ニホンミツバチ」の飼育を見習っての内検型飼育方式である。
先日、ドクちゃんが、内検し易い飼育箱を持って来てくれると!!!と、言っていたが、どのような箱になるのだろう? これも一つの候補生だ! 
    ウウ~~~ン?    


     『 蜂追いのコストパーホーマンスは? 』

2008-06-29 00:37:50 | Weblog
               


今日も遠隔地に出掛けた。 勿論、蜂追いである!!!
もう大分前になるが、蜂追いのコスト・パーホーマンスとは?を書いた事がある・・・ 何だ、ケチな話を!!!と、思われる御仁も多かろう?
思うに、趣味の話、銭の事等考えて遊んでいる蜂狂御仁も無かろう?
でも、今日日はそうもいかなくなって来た。
何を隠そう。ガソリンの高騰である!!!!!
一頃、@90円台/リッターと言う時代もあった。その頃に比べると約2倍である!!! yのような馬鹿力の車は、満タンにしても1週間持たない!!!
ガソリンを掃き捨てているようなもんだ?
その上、“ヘボ”ブームで、乱獲が進み産地に行っても、中々、“ヘボ”ちゃんに出会えなくなった。 先日も書いたが、烏賊の高騰には参った!!!!!
昨年に比べ、倍近い!!!
最近、優良食品の筆頭だったトテコッコーの卵が値上がりし始めた!!! この分だと、鶏肝も値上がりするだろう?
総てに於いて(-)要因?、高い道楽になりつつある。
蜂追いも高級アウト・ドアー・スポーツになり、金持ちでないと出来ないスポーツになりつつある・・・  
その上、こうも“ヘボ”ちゃんが激減すると、何をか況や?である・・・

yの古き蜂狂仲間にGさんと言う御仁が居る。釣りの名人で、その頃、毎日、「ウグイ」を50~60匹釣り上げてた。
Gさんは、それはそれは贅沢な餌使いをしていた。 ウグイを丸ごと片面ヒン剥いて使っていたのである。
yときたら、毛鉤で釣るのでチンマイのしか釣れない!!!月と鼈の違いがあった。魚を比べられ、何時も体を小さくしていた・・・
じゃが、Gさんも「ウグイ」を買うようになった。青鷺や川鵜の飛来で釣れなくなったのである。
こんな所にも、思わしからざる時代の波が押し寄せてきている・・・   



     『 不作なのか? まだ、早いのか? 』

2008-06-28 00:52:04 | Weblog
             


梅雨の晴れ間を見込んでチョクチョク山へ出掛けているが、中々、“ヘボ”ちゃんに行き合えない? 何となく不作の様相を呈してきた。 まだ、早く、時期尚早と言う事であればよいが・・・
こんな話、彼方此方から聞こえて来るから困ったもんだ!!!
で、楽しみにしていた明日の付知行きがお流れになってしまった。どうやら、彼の地も“ヘボ”ちゃんに出会えなくてヤキモキしているらしい?   

昨日は、午後から野暮用があり、人と会う約束があった。で、作戦は、午前中、餌を播き、野暮用が終わってから、再度、確認兼蜂追いと決め込んでいた。
朝、出掛けに魚屋さんから電話が・・・
朝、10時、「注文の烏賊が入ったのですが?…」と、出鼻を挫かれた!!! 鮮度がいい内に!、と、買い込んで来て冷凍保存。こんな事をしていたら11時近くになってしまった。 
ヤバイ!!! 
昨年、晩秋、燻さず残しておいた近傍を狙って見た。 撒き終ると12時半を過ぎていた。   慌てて家に帰り、飯を掻っ込み、久し振りにネクタイ等付けた。 窮屈でアキマヘンわ!!!
2時からの会議も無事終わり、家に帰って来たのは4時近かった。慌ててネクタイを外し、襤褸雑巾のような作業服に着かえ、急遽、山へ・・・
途中まで行くと夕立がボツボツ! 餌場に着いた時は、バケツを引っ繰り返したような夕立になっていた。
蜂追い処ではない!!!   
合羽を着て見回る事、40~50分!!! 餌も体もビタビタだった!!!
1/30に齧り痕が見られたが、蜂追い処ではなかった。

そして、今日は、朝から出掛けた。遠出である!!!
餌を60個位用意したか? 今の時期、蜂追いと言うより子蜂の出具合を探索するのが目的だ!!! そして、女王蜂を播いた出来具合を知るのも目的の一つになっている・・・
今日の結論は・・・
まだ、早いのか?不作なのか?よう判りまへんが?、子蜂の付きはイマイチだった。     
ジャガ、居る所には僅かながら居た! そして、久し振りの蜂追い!・・・と、なるも、コイツ等、直ぐに、逃げてしまい、餌持ちが、悪い!!! 子蜂の体も心なしか?まだまだ、あの黒光りがしていない!!! 白っぽいのである。
餌を持ち、木の枝に留ると、直ぐ様、糸道の食い切りが始まる。
手を出すと逃げる有様!!! まだ、娑婆慣れしていない子蜂で、オドオドしてい居た。これじゃァー蜂追いにならない!!!  
それでも、種蜂を播き、居る所には若干ながら居たが、大量の干からびたウグイのブツ切りを見るのは忍び難かった。
これ等の情報で、yは、不作の年?と、考え出した・・・
当たって居なければ良いが?

面白い事に、今年は、仮面ライダー(オオスズメバチ)が至る所に居る・・・
未だ過って見た事も無い山中に居るから不思議だ!!! 異変の前触れだろうか?
そう言えば、yの近くの鎮守様の森で「カッコー」が、夜泣きし(pm11:00~am4:00)、何となく不吉の感が・・・

今日の画像は、餌に付いた“ヘボ”ちゃんの子蜂・・・、馬鹿チョンカメラで!

     『 “ヘボ”ちゃんの餌について考える・・・ 』

2008-06-26 22:00:59 | Weblog
             


今日は、野暮用があって遠出は出来なかった。且つ、天気予報は1日中、雨だった。   
午前中、餌だけでも播いて見ようかと準備していると、ジリジリンと電話が・・・
「注文の“烏賊”が入ったのですが?・・・」、と
鮮度が落ちない内に・・・と、慌てて取りに行った。
昨年より、かなり小粒で、お値段も4割型高い!!!   
1箱、@2600円だった!!! この店は、日頃、超安売りをしているので、並の店だったら@4000円は超えているだろう?  
多少、高くても餌が無い事には喧嘩にならない!!!!!   

yは、餌にかなり拘りを持っている。
これは、長年の経験からくるものである。
“ヘボ”ちゃんの誘き寄せについて、「ウグイ」の右に出る餌は、先ず、見当たらない? 何たって、臭い!!! この異様な生臭さが“ヘボ”ちゃんにとっては堪らない芳香香である!!!  「烏賊」や「蝦」もいいが、持ちが違う!!!
「烏賊」等は、チョイと天気がいいと、直ぐに、スルメになってしまう!
「ウグイ」の最大の欠点は、身が柔らかいので、肉団子が作り難い? 交尾期の赤腹の「ウグイ」ならかなりいいが、白いのはフニャフニャでイケないねぇ~~~ でも、誘き寄せる分には、全然、構わない。

  先ず、No1としておこう!!!
 
 肉団子は「烏賊」に限るねぇ~~~ 身が硬く、コリコリしているので、肉団子が作り易い!!!
そして、お陽様や風に当てなければ持ちが、実に、いい!!!
その昔、「赤蛙」の肉を多用したが、今は、そう容易く捕まえられない!!!

yは、このコンビネーションで蜂追いをして居る。

昨日、暖地の某所で蜂追いを試みたが、数匹の子蜂が付き、遊ばせて貰った。
今年初めて見た子蜂、チンチクリンで可愛かった!!!!!  事もあろうに、チンマイ餌に、何と、2匹も付いたのには驚かされた。
このチビちゃん達、一丁前に10mの高さを飛行して、200mも飛ぶのにはビックリ仰天!!!
形(なり)は小さくとも、一丁前だ!!!   
更に、この2匹共、yの手に来て餌を強請(ねだ)る!!!!! イヤぁ~、可愛いもんだねぇ~~~    正直、ペット同然だった。
帰りには、残った餌をドッサリ残して来てやった。丸1日は持つだろう?
この「コバクロ」、1週間~10日後、家に連れてきたいと思っている。。。

こうして、yの餌の確保が行われている・・・
蜂追いは、餌と、紙縒り、それに技(わざ)!!!この3拍子が揃えばかなりの事が出来る!!!
と言う事で、今日は、餌を取り上げて見た。
蜂狂の皆さん、餌の確保はお済みですか? 他人頼りではアキマヘンよ? 失礼?  

     『 情報交換? 』

2008-06-25 22:26:01 | Weblog
             


今日は最高の気分に浸った。
蜂狂がこう書くと賢明なる御仁は察しが付くだろう?  

子蜂が剥け出す時期を迎えると、恒例の如く、Oさんとのコミュウニケーションが活発になる・・・
有難い事に、彼は日記を付けてくれているので、行動計画が自ずと出来上がる・・・

今、付知の会長:Takahashiさんが「蜂追いに来ないか?」とお誘いをしてくれている。 有難い事である。もう、3~4年、付知詣での蜂追いをしている。
何時も大歓待してくれ、“ヘボ”ちゃんのお土産も然る事ながら、付知の人と、ヘボ談義が出来、会長の奥さんの手料理:オコワと、焼き肉うどんが定番になって来た。缶ビールを干しながらのヘボ談義は楽しい!!!
このイベントが、この土曜日、実現するかも知れない?

Imai会長さんも情報を頻繁にくれる!!!

     『 昆虫の嗅覚について考える・・・(2) 』

2008-06-24 22:45:15 | Weblog
              


昆虫の嗅覚について、もう少し、補足しておこう…
昆虫の嗅覚を語るのに、昆虫の脳の事を欠落させては語れない。俄か勉強で恐縮だが、人間の脳は、馬鹿デカイ!!! 巨大脳等と呼ぶ学者も多い。 これに比べ、昆虫の脳は馬鹿バカ小さい!!!最近、微小脳等と呼ばれ、注目されている!!!
大方の御仁は、何だ!、虫けらの脳?等と馬鹿呼ばわりし、一笑に伏せるであろうが、トンでも発奮、これが、これが構造的には何ら人間(哺乳類)と変わらなく、小さくとも一丁前の性能を持っている事が、最近の研究で判って来た。
y等蟲好き爺、このような文献を読むに付け拍手喝采!!!  然も有りなんと感激したのである。

昆虫の脳の話をもっとして、嗅覚との関わりを解説したいのだが、長くなるし、少々ややこしくなるので、別の機会に譲るとして、ザックリ触れておこう。。。
昆虫は、頭部に単眼、1対の複眼、触覚と口器があり、胸部には、2対の翅と3対の脚があり、腹部には、消化器官と生殖器官を備えている。これを以て昆虫の特徴と呼んでいる御仁が多い。
驚く事に、人間の脳の働きをする神経節(ニュウロン)が頭部、胸部、腹部に夫々2つ、3つ、10~11個ある!!! 人間の脳1つに対し、昆虫は、15~16個の神経節を持って構成されている。言うなれば分散脳で、梯子状に展開されている。
死んだと思われるハチンブクちゃんの尻に触るとブスリ! と遣られた御仁も多かろう?頭部、胸部は死に体でも、毒針をコントロールする器官はかなり長時間生きながらえるので、遣られてしまうのである。これだけ取って見ても、人間様よりは高度?に進化した蟲と言う事も出来るのである。

さて、本論に戻そう…
昆虫は、15~16個の神経節を持って体の働きをコントロールしているが、コントロールの中枢は、頭部にある脳が総合的に支配している。
個々の器官はそれぞれに大事な器官には違いないが、中でも最も重要な器官:視覚と嗅覚を支配する触覚は、頭部に存在する。
そして、脳:前大脳・中大脳・後大脳の直ぐ脇に視葉、触覚葉が連結し、複雑はシナプス結合をし、翅や脚、腹部器官の働きを敏捷に作動させる指令を出している。
視覚(視葉)や嗅覚(触覚葉)は、昆虫にとって生命線を司る重要器官で、脳と一心同体の働きを瞬時にこなしている。面白い事に、視葉は、人間(哺乳類)の網膜、触覚葉は、人間(哺乳類)の嗅球に匹敵し、その神経細胞は、全く、同じである!!!
勿論、脳:前大脳・中大脳・後大脳は、人間の大脳、小脳と、略、同じで、違いは、神経細胞(ニュウロン)の数の違いだけなのだる。
ニュウロン数の違いは、巨大脳:1000億に対し、微小脳100万とされている。
面白い事に、昆虫、取り分け「スズメバチ」の類は、人間の「小脳・海馬」に匹敵する「キノコ体・中心複合体」の構造が、全く、同じで、その記憶能力、学習能力が等価的に等しいと言う事である。
多くの蜂狂さん経験済みの“ヘボ”ちゃんの諸々の学習能力・記憶能力(帰巣、擂粉木運動、運び等)は、ハイ・センサーの単眼、複眼それに触覚とキノコ体によって齎されているのである。「スズメバチ」や「ミツバチ」は、この「キノコ体」が、別格、発達している。
昨日のブログと重ね合わせて読んで頂ければ、何となくお解り頂けるだろう?    
微小脳については、また、機会があれば判り易く解説したいと思っている。

     『 昆虫の嗅覚について考える・・・ 』

2008-06-23 18:19:45 | Weblog
             


この時期になるとハチンブクちゃんが気になり出す。
yのような引退ルンペン組は、毎日が日曜日!!! 暇潰しに気を使う。
幸いな事に、コチトラ蜂狂!!! “ヘボ”ちゃんと戯れていればご機嫌サンなのである…
此処2日ばかりの外見で、まだまだ、早い事が、略、確認出来た。 でも、天気がいいと、ツイツイ、病気が騒ぎ出しソワソワ・・・
今日も出掛けたが、昼前から夕立に出会い、餌を濡らし、こちらもズブ濡れ・・・で、帰って来た。

ブログのネタにもならない!!!!   
でも、梅雨時、こんな事を知っておくのも無駄にはなるまい?  

それは、雨上がり後の匂い物質の拡散性の悪さだ!!!  

昆虫の嗅覚が、別格、発達している事は、多くの御仁、何んとなく知っているだろう? 物の文献によると、人間の50~数百倍だそうだ。    そして、匂いを感じ取るのは、触覚とされている。“ヘボ”ちゃんを例にとるなら、アンテナとも言える触覚がメインのセンサーで、この他に口器と脚の突端の符節でも味や匂いを感じ取る事が出来るという。    スゲ~~~!
高度に発達してセンサーを持ち合わせている事は確かだが、でも、あの広大な荒野で、如何にして餌を探し当てるのか?不思議でならなかった。
元エンジニーヤーの端くれ、不思議と感ずるとその真因をトコトン追求したくなるのである。
それは、晩秋のある晴れた日、北信濃の杉の巨木が生い茂る山林での出来事だった。 欝蒼とした杉林の山道に餌を転々と吊るしながら緩やかな傾斜を上りつめていた。餌を播き終り、餌の点検に入ると、複数個所で蜂柱が立つほど“ヘボ”ちゃんが付いていた。   
よし、コイツを!、と・・・  
勿論、相棒など居ない。 y独特のヒラヒラの紙縒りを“ヘボ”ちゃんの持たせる・・・高く舞い上がり水平飛行をとる“ヘボ”ちゃん、中に、複数、紙縒り団子を持った儘、垂直に上がるヘボ”ちゃんを見た。    
見ていると、コイツ、20~30mもある杉の巨木に沿って真直ぐに上がる。そして、僅かな空間を抜け出し杉林の梢の上に出て何処へやら消えていく・・・
?????
晩秋になると、大方の「軍」は、高度飛行を採る。言うなれば、巨木の上を飛行しているのである。そして、僅かな空間を探し、林内に降りて来る。
林内にある餌、小動物の死体等から匂い物質が上昇気流に乗り天空に昇って行く・・・これを頼りに下降して来るのだ。
匂い物質は、線香の煙のように漂いながら拡散して行く。 多くの蠅やシリアゲムシ、ハネカクシ、狩り蜂の仲間は、この漂い続けている匂い物質を突き止め、より濃度の高い餌元へと辿り着いている・・・と、思われる。
自然界から見れば、点にも満たない餌や死体!!!、幾ら嗅覚が敏捷だと言ってもそう簡単に探し求められる筈がない?
まだ、鼻垂らし餓鬼の頃、寺田虎彦の随筆集に「鳶(とんび)と油揚げ(あぶらげ)」と言う短編物があり、読んだ事があった。
「鳶」が、餌である鼠や蛇を探し出すのは、眼が決していい訳ではなく、上昇気流に乗った匂い物質を伝手に餌にあり付けるのだ!!!と・・・結論付けていた。
哲学者である、寺田虎彦の論理だった解説は、実に、当を得ていた。
  それからと言う物、自然界の諸現象をトコトン突き止めていくと、然るべき根拠ががあるからこそ成り立っているのである。鳥や昆虫の滑空状態、鳥や昆虫が休止する時の姿勢、風向きを上手く捉え理に適った姿勢を採っている。  

若き蜂狂:Oさんと年に何回か蜂追いをする事がある。彼は、まだ、若い蜂狂だが、理に適った蜂追いをするので感心している・・・
雨上がりの或る日、二人で蜂追いに出掛けた。
この日、どういう訳か?午前中、餌取り蜂が、全く、付かなかった!!!!!    
前日、彼は、この地で仰山の餌取り蜂を確認していた、と、言うのである。
?????
辺りはシトシト、丁度、梅雨時のようなドンヨリとした湿度の高い日だった。
昼頃から、漸く、陽が射し出し、幾分、カラッとし出した。
するとどうだろう!!! 途端に“ヘボ”ちゃんが付き出した。
どうやら淀んだ気流状態だと匂い物質が拡散しずらいのでは? この状態だと、幾ら感度のいいセンサーを持っていても、餌に在り付けない?
二人の意見は、完全に一致した。
この事実は、雨上がり直後、如実に表れる!!!
思い返して見れば、その後もこのような事が頻繁に起きている・・・で、二人で行く時は、仮に蜂が付かなくても、この点に別格の気を配る。 

要は、梅雨時の今時、唯でさえ子蜂が少なく難儀する。その上、気象条件もさほど良くない。“ヘボ”ちゃんの子蜂を仕留めるにはかなりの工夫が必要だ。。。
   この工夫?????
“ヘボ”ちゃんの為、種明かしはお預けとしておこう・・・   

     『 梅雨間の骨休み? 』

2008-06-22 22:47:26 | Weblog
             


この2日間いいお湿りになった!!!
今日等は一日中降り続いた・・・これで地中深くまで湿り切ったであろう。 
こういう日は来るべき苦行の為に骨休みと決め込んでいる!!! 例によって、日曜の午前中は恥ずかしいながら教養の時間?だ!!!   
7時半からTVに齧り付いた。じゃが、今週は政治討論の質も乏しく、面白くもなく、また、役にも立たない? 途中で電源をパッチン!!!  

先日から考え続けていた「蟲の眼レンズ」のマスターレンズを変えて見たく、この購入、価格交渉に出掛けた。
50㎜、F1.4と言う極めて明るい単焦点レンズ!
久し振りに、Y電気に出掛け、販売主任のUさんと行き合い、知恵者の意見を拝聴!!! 
Uさんは、yが出掛けると変り者が来た!!!と、いう顔をして、何時も歓待してくれる。そして、懇切丁寧に専門家の意見を述べてくれる。 挙句の果ては、yがカモになるのである。
今日も30分ばかりの立ち話だったが、単焦点50㎜レンズを購入する事で予約を入れて来た。2~3日もすれば来るだろう?
今からこのレンズを待ち焦がれている夢多き爺である・・・切れ味のいい画像を結んでくれるだろうか?   

6時から、例によって交流戦:阪神日ハム、それにサッカー:日本バーレーン戦、大河ドラマ「篤姫」・・・と、掛け持ちだ。。。。。。。
虎キチ爺:yは、何時もキチガイのようになってブツブツ言いながらTV観戦する・・・
僅差で交流戦優勝を逃したが、マァ~、善しとしておこう!!!     後半戦に夢は膨らむ・・・

     『 子蜂を求めて・・・ 』

2008-06-21 23:42:36 | Weblog
             


昨夜から降り続いた雨、朝まで、強く、降り続いた。
7時の時点、今日は、骨休み!!!と、決め込んでいた。 所が、9時頃になると薄日が射し出す始末? おんやァ~~~?  天気予報では雨の筈?
蜂狂爺、ジッとして居られる訳がない!!!!!  

急いで「ウグイ」を捌いた。 捌いた?と言っても、輪切りにして針金に刺すだけの事である。 余りデカイ事は言えない!  
そして、毎年、早くから子蜂を産出する急坂へ直行した。
そう言えば、昨年、ここには巣が一つも無かったっけェ~~~?
でも、今の時期、行く所が無いので、此処を点検してみるしかない!!!  

現場に着いたら11時近かった。
50個近いウグイの餌を播き終えたら遠くから12時の鐘の音が聞こえて来た。
昨夜からの雨で、地面は湿っており、藪蚊がワンサカ纏わり付いて来た。  コイツを追いながらムスビを齧る!!! 実に哀れな格好である。
不思議な事に、餌を播きながら辺りを見回すが、“ヘボ”ちゃんには、終ぞ、行き合えなかった。 不思議な日だと…  
午後の点検で、蜂の気が無ければピックアップし、その先に移動を考えていた・・・
老い耄れ爺、冬の間にメタボ腹になりかかり、かなりデブった!!! 最近、歩くだけでもフ~~フ~~言いながら汗をベタベタ掻く始末!!!
増して急坂ともなるとそれこそ汗が噴き出して来る!!!   
今日は、雨上がり、湿度も高く、メタボ腹の爺には、酷の日だった。
更に、具合が悪い事に、元気の源が一向に拝見出来ないのである?
3時半まで鹹かったが、終ぞ、“ヘボ”ちゃんにお目に掛かれなかったのである!!!
クソ~~~?  
何でや?    
今年は、例年より、かなり遅れているか?、不作の年かも知れない?
そして、つい最近まであんなに居た徘徊蜂が鳴りを潜めた? これは例年の事である。

で、このような点検で済まさないのが、老い耄れ爺の根性!!! 途中、強い雷雨に会いながらも昨日の場所へ辿り着いた。
そして、急ぎ、餌撒き!!!
昨日の齧り現象を把握する為だ。  
2~3回、巡回するも、“ヘボ”ちゃんにはお目に掛かれなかった。来るお客さんは、「ヒメホソアシナガバチ」ばかりだった!!! 長時間掛けてコイツ等があれ程の齧りを入れたのかァ~~~と・・・
更に、ガックリきた!!!   

今日は、別格汗を搔いたし、早く風呂に入り交流戦でも見るかァ~~~と・・・家路に急ぐ。
今日は、交流戦の優勝を掛けた巨人ソフト、阪神日ハム、何れも目を離せない!!! 一杯飲み、横になって見ていると、電話が・・・
「逝けねぇ~~~、スポーツ祭の内合わせ全体会議が・・・」、頭を掻き掻き全体会議に出た。スッカリ、会合を忘れていたのである!!!
健忘症に掛かった哀れな老い耄れ爺である・・・  

と、言う訳で、暫くの間、子蜂点検作業はお預けである。 尊い「ウグイ」の餌をぶちゃーるだけだ? 平地でも10日の上、待たなければならないだろうか?