『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 “ピンコロ”の生掘り・・・ 』

2010-07-30 22:55:15 | Weblog
               


“ピンコロ”の生掘りも、また、楽し?
理由はよく解らないが、「軍」の巣は無いが、「ピンコロ」の巣はよくある!!!yの行く大概な場所でこの傾向が如実に出ている!!! これが不思議でならない!!! でも事実だ!
体の大きい“ヘボ”! 羽音がおかしいので?顔を覗くと「ピン」ちゃんだ!!!
でも時間潰しに遊んでいる・・・
今日も最後の餌で出会った。 からかい半分?飛ばして見ると幅のある深いU字抗を超え急坂をゆっくり登って行く・・・ 見える所まで目で追うものの、そこから先は不可能の世界! 3回繰り返して見たが、消えて見会えなくなる場所は特定出来る。 yの見える目の限界だ!
帰ろうかと時計を見ると、まだ、1時!
何時もある急坂をからかって見る事にした。
餌を撒きかけると鹿が頓狂な声を上げ威嚇している!!! 「俺の縄張りに入るな!!!」と、言うのだ! この所、毎日、このような場面に出っ化す! 鹿が増えている証だろう?
急坂には獣道が出来ていて、歩き易い? 鹿の糞も生々しく新鮮だ!!!
撒き終えると、早々、ピンちゃんが付いた! からかい半分の飛ばし!
一つはキチョでセコイ! 飛ばす術が必要だ? 何とか飛び出したが、想像を絶する下に!
アッチにも巣があるんだァ~~~ これは其れまで!・・・
また、付いている。中々、いい蜂で、先に飛ばした方向に飛ぶと思いきや意に反し急坂を登る・・・そして、太い檜の裏に高く舞い上がり消え失せた?
????? 何故だろう?
持って出る。 尺取虫だ! 案の定高く舞い上がり、急坂を掛け上がる。 そして、入るのが見えた! 15m程先だ!
通い穴も大きく、ブンブン丸である! 「軍」以上の通い! 一昨日のピンちゃんといい勝負!
急坂は、先人が入り込んだと見え、踏み荒らされている・・・ この儘にしておく手はない! 欲しがっている人がいるので、プレゼントしよう!と・・・
考えたらプレゼント用の骨箱がない! 家まで取りに帰る事にした。
ジュースとアイスクリームを食べ、パワーを付けた所で生掘りに向かう!!!

4時半だったが、丁度、休憩時間中?と見え、先の通いは一服していた・・・
ドンドンをし、暫くして、生掘りに掛る。 柔らかい黒土で、巣は、直、出て来た。
これが、何とデカイ! 大きいソフトボールを2た回り大きくしたサイズ! 道理で通いがいい訳だ! 完璧に収め、急坂を離れる。 時計を見ると6時を回っていた。
ピンちゃんで恐縮だが、巨大巣を2巣プレゼントした事になる。
晩秋、コイツ等がどんな巣に化けているかこれも、また、楽しみの一つである・・・
思えば、見付けてあるピンちゃんの巣は4~5個あるが、其の儘にしてある。 何れも大きいのだろうか? 続け様に掘り上げた2巣は、何れも素姓がイイ代物だった! 美濃屋好みのピンちゃんだろうか?
思えば、ピンちゃんの蜂の子は、「軍」の蜂の子より美味しい事は異口同音に美濃屋も認めている!!! 特に、働き蜂の蜂の子は絶品である。 但し、抜くのが大変な事を付け加えておこう!    

さて、明日は、Oさんと彼のジュニヤーで遊ぶ事になっている。 高校生というから、yの知る限り、最年少の蜂狂になり得るかも知れない? 楽しみである・・・    

     『 一転して・・・ 』

2010-07-29 23:16:54 | Weblog
              


糞暑い日が何日も何日も続いたが今日は一転して涼しい日だった。 朝から時折小雨混じり!、久し振りにいいお湿りとなった!
野暮用が溜まっていたので、朝の内にカタズケ、小雨を覚悟で山に出掛けた。 もう、お昼近かった。 里は大した雨でもなかったが、標高1000m地点に入ると霧雨~時折、強い雨に・・・
それでも餌を撒いてみた。 駄目元覚悟だからモノ好きというモノだ!
空模様からして、何となく付く予感がした? が、トンでもハップン。 
その内に削り痕を見付け、内心ソワソワ?     
だが、訪問者は、アカンバチだった。 見た蜂はコイツだけで、予感は、見事、外れた!
今年の流れを象徴するかの状況だった!!!

婆に頼まれている電車チケットを取りに旅行社に回る手筈・・・ その道中に、7/初、見付けて置いた「軍」の巣がある・・・
コイツを見ようと遠路暫し歩き、立ち寄る・・・
赤いテープでマーキングしてあるから間違うはずもないが、幾ら眺めども、終ぞ、通いらしき光景は見られなかった。
ツイツイ20日程前に見付けて置いた巣だ! 子蜂が出る時期になっても潰れて行くコロニーもある事を改めて認識し直した。 ついつい、贔屓目に見て、いい方に解釈してしまいがちだが、自然界の荒波に曝された感じだった。

今日の飼い蜂の通いは、朝からビュンビュン丸で、働き蜂の稼ぎ度と気温!の相関の深い事を見た感じだった。。。
気温に敏感な「キイジス」も、朝からよく通っていた・・・ 稼ぎ時だっただろう?
2巣、勢いを増してきたコロニーがある・・・ 終日、この通いだったから巣も大きくなっているだろう?
今年は、どうしても空き家が埋まらない!!! この儘時期を迎えること間違いなし…
今日も餌を回収しながら考えた。 こんな状態で、来年はどうなるのだろう? 最近、放蜂の意義に疑念を持ち出しているが、駄目を覚悟で、放蜂を強制的にしない限り、お先真っ暗になるだろう!!!と・・・
自然界は、挽回までに5年~10年の時が掛るだろう?       そんな事を考えながら終日を過ごした・・・

     『 自然の摂理!!! 』

2010-07-28 23:57:33 | Weblog
              


今年、初めて子蜂が付いたのは1カ月ほど前だった。
この君はかなりの高度を採り、小さな谷川を渡り、向こう側の尾根辺りに飛びそうな勢いだった。
この距離、凡そ150m! 間伐の杉や檜がゴロゴロしているので、足場も悪く尺取虫をするのに難儀した。 それでも5~6回運んだであろうか?
梅雨末期の雷雨と日没でドローになってしまった。 翌日、向こう尾根を中心に沢山の餌を仕掛けたが、終ぞ女神は現れなかった。
この時、何故だろう?と、自問自答する事、する事!!! 推測回答の一つに巣をフンズケちゃたっか?      があった。
その後、1週間ほど置いて、また、同じことを繰り返した。 が、無しの礫!!!
何故?、忽然と消えたか理解に苦しむ日を送って来た・・・

昨今、遠出も含めて彷徨う日が続いている・・・
今日は、日本一美味いと絶賛されている西瓜を従姉妹の所に送らねばならない為、敢えて、道中のこの方面に出掛け、続きの決着を付けたいと思っていた。
女王蜂が餌取りをしていた個所も気になっていた・・・

勿論、これ等の地域に餌を撒く!
餌を撒くなり面白いようにヘボが付いた!!!      が、何となくヘボが小さい、そして、谷川の潺(せせらぎ)に消されるかのように羽音が、聴き取れたが、何だか変? そして、行動が如何にもピンコロそのものだった。
それでは!!!と、キズミを持ち出し顔を拝見! 「何だ、ピンちゃんかァ~~~」    
このピンちゃんが面白いように付いた。
もともと、ピンちゃんは飼う気もないので、しばしの時間潰しに遊んでいた。 4巣ある事が判った。 一巣は、直、其処!!!
誰かが遊んだらしく、地面がガタガタの荒されていた・・・
飼う気もないので、程々で引き揚げる・・・

1ヶ月前の続きに挑戦した。
餌は、1/3程にしたが、2か所に付いていた!
形の大きなヘボで、餌持ちもいい! 追い出すと、飛びが変??? ピンちゃん飛びだ!!! 風もあったが、低地をチョロチョロ・・・ そして、辿り着いた! たった1回でゲット!
巣穴が、実に、いい格好していて、通いもいい!!!   「ピン軍だァ~~~」     
ゲットした瞬間、先のスガレ追ひ時、餌に来なかった訳が読み取れた!    
yが餌撒きに歩いた、直ぐ、脇!!!!! 脇も脇!!! 或いは、巣の10cmも離れていない場所を歩いていた事になる!
言うなれば、脅かしドンドンをしながら餌撒きをしていたのである!!!
   納得!!!  こんな事で餌にヘボが来なかったのである!!!

顔を見ると立ちのいい「ピン軍」なので、飼う事にした。
まだまだ、色々な恩人の所に飼い蜂が収められて居ない! 数の確保も難しい! 
それで、食し目的の恩人には、今後の観察も含めて最適だろう?と、持ち込む事にした。
生掘りすると、そこそこのサイズで、大きなソフトボールを一回り大きくしたボール!
完璧に掘り上げられ、収めて来た。
感謝された事は言うまでもない! 今年、ヘボが居ない事を、既に、誰それからか?聞いていて諦めていたので頭を深々と下げ、喜んでいた・・・ もう1巣何とかしたい!と、思っている・・・

それにしても、探巣時、餌撒き時、巣をフンズケる話をよく聞くが、これに近かった事を知るにつけ、前回、前々回、ヘボが付かない訳が解明され、納得の1日となった!!!    

     『 7月下旬ともなると・・・ 』

2010-07-27 23:55:46 | Weblog
               



夕立に遭い、早々、帰って来た。
老い耄れにしては、今日の出立は早かった。 
最近、天候不順だというので、或る程度、夕立を覚悟していた・・・ それにしても、もう少しという所での夕立は忌々しい!
2時には帰る準備をした。

早々の上がりだったので、餌を纏め持ち帰って来た。 離れの濡れ縁に置くともう数匹のヘボがやって来てお強請りを始める・・・
お強請りは、朝晩、毎度のことで、yの手元にやって来るから愛着が湧く・・・
訪れたヘボちゃんに、少々、残し、他は飼育場の餌場に吊るしてやる・・・ 一番の喜びようは使い古した烏賊だ! これは、丁度食べ頃になっていて、ガっ付くヘボが多い! 特にキイジスは眼が無い!!!
こんな光景をよそ眼に通いを点検した。 何時の間にか子蜂が増えたと見え、ソコソコの通いになって来た。 野球ボールサイズだったコロニーも引っ切り無しの通いに・・・ 中でも巨大巣だったコロニーは、通いに切れ間が無くなった!!! 所謂、ブンブン通いである!
考えて見れば、もう7月も下旬! 常識的には、この位の通いが現れてもおかしくない!
動画で紹介出来ないのが惜しまれる・・・

見ていて、我家のヘボちゃん達は贅沢だ!
一番の好は、砂糖水、烏賊刺し、鶏肝、ウグイは、余程条件が良くなければガブ付いてくれない! 幾ら餌を沢山吊るしても、一度に全部は運べない! その内に痛み出す!!!
付きっ切りで、食ったら与える、食ったら与える方式が一番いいだろう・・・
だが、そんな事は出来ない! 最低、朝夕二度の給仕が望まれる・・・
先日来面白い現実に出っ化している。
朝夕、餌をお強請りしにyに纏わり付くのは当たり前だが、飛ばし時、態々、yの手元に来て、紙縒り付き肉団子をお強請りする蜂が何匹もいた! 決まり切ってyの手元にやって来る。 こんなの操っていると、本当にカワユイ!と、思う・・・
この老い耄れの手元に行けば、餌が用意してあるのだ!と・・・
ヘボの少ない今年、もう4~5回も出会った!
「 shy・・・、 the Vespula 」(続編)でも紹介したが、このような学習は、卓越した微小脳の技なのである。 多くの昆虫は、微小脳を持ち、そのキノコ体と称する領域で記憶学習する・・・ 昆虫の中でも蜂族、取り分け、蜜蜂やスズメバチは、キノコ体が発達していて、記憶学習能力が高い!
詳細は、書物に譲るとして、この学習能力がこうした餌のお強請りを生み出しているのだ!
このような行動を見ていて、本当にコイツ等に愛着を覚えてしまう!
 
記憶学習能力という点で、尺取り虫運搬時、ヘボちゃんが餌から逃げる事がシバシバある・・・ 「ア~~~っ、ダメだぁ~~~」と、ついつい…
長い経験で10中8~9付かせる技を生み出した。 付いた時はホッとする・・・
彼等は、自分が持ち運んでいる餌の量や質を学習しているので、この本能を逆手に使えばいい!
面白い事に、このように離れたのが付いた時、巣をゲットする事が多いから不思議だ!!!

通いは、日増しに濃厚になり、朝晩覗き込むのが、楽しくなって来た。 yの所にも、切れ間なく通う巣が幾つも出現し始めた!!!
8月に入るとブンブン丸だろう・・・      

     『 骨折り損!!! 』

2010-07-26 21:31:41 | Weblog
               


この所の糞暑さ!健康人間でも参ってしまう! まして、幼子や老い耄れには堪える!!!
山の中に居てもこの蒸し風呂のような糞暑さには閉口する・・・ 大方、イッペー飲んで2時位になるともうやる気が起きない!!! その主な原因にヘボちゃんが付かない事がある! 今日もそうだった。 半ば諦めてはいるものの、春先女王蜂を撒いた所は気になる。
今日は、2か所の点検をした。 そこには?
書くまでもない!!! 居たのは沢山のヒメホソアシナガバチとピンコロ4匹だった! ピンコロ2巣は突き止めたものの、掘り起こす気にもならない! 其の儘自然に帰してやろう!と、思っている。

かなりの段だら坂、この登り降りは堪える。 歩くだけで汗だくになってしまった。
2時半、嫌気が注し、今日のスガレ追ひは終了とした。
それにしても大量の餌が余っている・・・ この儘捨てるのも惜しい!
昨日、生掘りしたコバクロの巨大巣、夕方、奴豪い通いをし、吊るしたウグイに貪り付いていたのを思い出した。
ここに陣中見舞いをしてやろう!と、脚を伸ばした。 目的地に付いたのは2時半を回っていた。 標高1000m地点の山中だが、昨日の夕方の通いは何処へやら!!! 全く、通っていなかった! 暫く見ていたが、通いは見られない! 仕方なく帰る事にした。
家に着くと下界は、更に、暑苦しい!
早速、飼い蜂を見に行くと、疎らな通い! 「キイジス」が砂糖水と烏賊に齧り付いていた。
スガレ追ひに使った餌が大量に残っているので、餌場に吊るしてやる・・・
そして、シャワーを浴び、負け惜しみの酒宴・・・ 暑さが酷いだけにビールの巧い事!
昨今、これが最大の楽しみとなってしまった。     情けない爺である!
そして、横になる。
6時を回った所で、飼い蜂の観察に・・・
この糞暑さの所為か?餌というより砂糖水に集まっていた。 彼女等にとって、砂糖水は何よりの御馳走なのだろう? お互い牽制し合いながら逆さまになり腹が膨れる程飲み込み尻を落として飛び去っていく・・・
今の所キイジスが健在なので、昆虫酒場は大賑わいだ! そして、彩りも見応えがある!!!
チビちゃん巣も大きくなり掛けていると見え、一頃より通いが抜群によくなって来た。
掘り上げ時、骨箱が一サイズ大きかったコロニーは、もう切れ目がない程の通いになった!
これが3巣ある!!!
8月に入れば、噴き上がる勢いになるだろう・・・

今年、多くの飼い蜂は見込めそうにないので、空の飼育箱が半分近くになるだろう?
こういう年は、少数精鋭で行くしかない!     

     『 驚き~~~ 』

2010-07-25 22:10:45 | Weblog
              


最近、何処に行っても期待出来ないので、半ば諦めムード!
先の金曜日、yの山の飼育場の近傍を彷徨い歩いた事は、既に、報告した。
ある特定域で、何処でもヘボが付いた!!!
何せ、深い谷合のジャングル地帯なので、各々の餌に付いたヘボの方角を採るのに一苦労した。土地勘はある程度解って居る積りだった。 其処で見たものは、ヒョットすると4巣はあるかな?と、贔屓目に見た。
1か所だけは徹底的に追い込んだが、70歳を超えた老い耄れの体力はそう長く続かなかった! 落ちた!!!と、思われる地点に行くが、??????   
後日、ユックリやろうと、その日は諦めた。
そのユックリの日が、今日だった。
何時もより早めに、勇んで出掛けた! 餌を撒き終わると、急坂なので、もうシャツはビショ濡れだった! 水分を取る!
そこには、もう何匹も付いて居た。 色を付けると、5色になった。 各々を飛ばすも方角は似た方角! だが、ヘボにより飛び方が全然違う! 2巣はあるかな?と、慾を描いた。
今年、色付けをするのは3回目だったかな? それ程付かないのである。
それにしても、ここからの飛ばしは、老い耄れにはキツイ!  それでも、先に撒いた餌の点検も含め、紙縒り付けを持って出た。 ここぞ!と、思われる所で放すも、高所に上がり何処ぞへ消えて行った。 所が、下の餌を点検中、その紙縒りが何処ぞから舞い立って来た! シメタ!!!     その紙縒りを追跡するが、また、何処ぞへ消えて行った!  巣の在り処は、略、特定出来ているのだが・・・   
案の定、下に撒いた餌に点々とヘボちゃんが付いていた。
それで難なくゲット!!!!! 真昼間だったがよく通っている・・・
巣の5m先の餌にも1匹付いて居た・・・ 試しに飛ばして見ると、10mまで上がり、巣穴に真っ逆さま!!!
因みに、各所の餌にかなりのヘボが付いていたので、脅しのドンドンをして見回る・・・暫く、通わせない為だ!
そうしても、かなりの蜂数?が餌にやって来る・・・

ムスビを齧りながら対策を考える・・・
何となく、これらのヘボは、今見付けた巣から出ているように直感した! 
最近の疲れ方は酷い! 掘り上げてから対策を考える事にした。
して、生掘りに掛る!
急坂なので掘り易い! 時々、小石は出てくるが、具合の悪い代物ではない。
巨大巣が出て来た! 若干ワヤが壊れたが、そこから4~5段の巣盤が見え隠れしている・・・でも、怒り蜂はそれ程でもない!
2つ用意した骨箱、15cm格の大箱にした。
巧く箱入り出来たので、僅かの出たヘボは瞬時に収まった。 数匹の外勤蜂も完璧に収め、山の飼育場にセット・・・

まだ、3時だったので、入れ込んで居る場所へ移り、餌を撒き出す。 と同時に、雷がゴロゴロやり出す!!!
疲れと雷を避け、早めの点検に留める・・・ クイックという事もあり、反応は、全く、なかった!      昨秋、巨大巣を3巣も剥かせた場所だぜ~~~      
信じられない光景である! 春先、餌取りをしている女王蜂を5~6匹見て来た!
ガッカリすると同時に、疲れも酷いので、先にセットした巨大巣を見て帰る事にした。 
    吊るして置いたウグイの餌、3つに集団で齧り付いていた・・・ ざっと見て10数匹、常時、居た!
通いはブンブン!!! 切れる事がない!!!   イイゾいいぞ!!!     
多分、今年、最高の巣だろう? 祖先は、何となくOさんの城からのものと思われる・・・
スゲ~通いに驚かされ、餌をサービスに4個も追加した。
常時、20匹位齧っているのには驚かされた。 このコロニーは、これから誰にも取られることもなく、女王蜂誕生に突き進んでいくだろう・・・
そうそう、この界隈、鳶かハチクマが天空で、ピーヒョロロ!!!ピーヒョロロ!!!と、歌っていた・・・
多分、ハチクマだろう? 今年は、食にあり付けているのだろうか?

先の蜂だらけの場所もシ~~~ンとなり、このコロニーの兵隊さんだったことが判明した!
然も有りなん!    
これだけの蜂数が居れば、あれだけ広い範囲に外役蜂を分散させているのだろう・・・ 驚きの一齣だった!    

     『 「スガレ追ひ」のエキスパート! 』

2010-07-24 23:50:57 | Weblog
              


今日は、Oさんとスガレ追ひを・・・
朝6時に落ち合う事を約束していた・・・
Oさんの落ち合い時計は、実に、正確だ! 6時、ドンピシャリに来た。
朝早いのは、この所の糞暑さによる日中の通い低下を意識しての行動だ! 老い耄れの朝は辛くなったが、「スガレ追ひ」となると辛い等と泣き言を言ってはおれぬ!

広い範囲に餌撒きをした。 80個位は撒いたであろうか? 50~60は今年の当然の相場となった。 それでも坊主の事が多い!
餌を撒き終わり、スタートラインに戻ると、ポツポツ付いていた。
先ず、一発で仕留める! が、様子がオカシイ? 飛びと羽音からしてピンちゃんだ!
よくよく拡大鏡:キズミで見ると、確かにピンちゃんだった!
この場所はピンちゃんが、実に、多い! ピンちゃんはブチャ~ル! 今日も惰性で2個見付けたがそのまま残す事にした。 詰まり、飼育の対象ではない!
飛ばす前から蜂の選別をする。
いい軍が居た。
コイツをからかうも、コイツに限って尺取り虫術が通用しない!!! 先へ先へと突き進み、挙句の果ては、高い杉林を超える・・・
杉林の高台で放すと様子がオカシイ! その内に来なくなった! 何となく持ち込み過ぎが否めない! 後回しにする事とした。
昼飯前、3巣を予定していたが、ピンちゃん1巣では、何ともプライドを傷つけてしまった。
昼飯を食べてからの追撃は凄かった。 先ず、ピンちゃん! 先日追い込んだ軍を想定していたのだが、ピンちゃんだった。
この後、立て続けに軍を3巣!!!
ここでOさんの尺取り虫術が威力を発揮する・・・
スガレを連れて来て、急坂や難所を駆け回る! スーパー術という外はない!!!
立て続けの3巣の追従は見事だった。 流石流石!!! 今井さんがエキスパートと称号を与えた程である!
早朝からのスガレ追ひ、疲れも溜り、少々、早かったが、生掘りに入る・・・
Oさんに2巣進めた! 遠慮もあり、性質のいい巣をyに!と、Oさんは通いが、若干、落ちる2巣掘ることとした。
今日の3巣は何れも難解だった! 
Oさんの2巣は、硬い萱の根の中、と、巨大石の間!
yのは独鈷の中! 巣が見え出してからまだ、朽ち予ていない独鈷には参った。 最終的には鋸のご厄介に! それでも巣が壊れた! 噴き出た働き蜂の数!只事ではなかった!
防護服の上から右腕に落とし前を喰らった。     
それにしても蜂数が多く、この界隈の蜂は、皆、この巣の住人達だった!
若干壊れたが、この法螺の中では致し方あるまい!
お互い、難所続き! 現地を出たのは7時を回っていた。。。

今日の探巣! Oさんの健脚と蜂感が冴えわたっていた事は言うまでもない!   
これ等の難所で、しかも、このような年?、5巣は出来過ぎかも知れない?     


     『 昆虫酒場の賑わい! 』

2010-07-23 22:34:13 | Weblog
              


毎日毎日、糞暑い日が続く・・・
飼い蜂も9巣になり、早朝、夕暮れ時は大変な賑わいだ!
朝沢山餌を与えても、日中休んで居る間に劣化! 夕暮れ時には食ってくれない!
今の所、烏賊とウグイ、それに砂糖水を与えているが砂糖水と烏賊はよく食べる! これ等の餌で存在感を維持しているようなものだ!

悪戦苦闘の末、漸く、キイジスも3巣になった!
どういう訳か?何れも巨大巣で、物凄い働き蜂! 昨日、運よく見付けたのは、獣が掘り掛け!!! 幸い、道中が長く、且つ、深い営巣だったので助かった。
6時から1時間かけて掘り上げた! 完璧な生掘りで、改めて総攻撃を掛けて来る攻撃蜂を鎮め落ち着いて掘った。
この手法は、働き蜂を傷めないし、30分~1時間、一寸休んで居て貰うだけで完璧な生掘りになるのでお勧め手法だ!!!
あの大群の攻撃蜂が一瞬に収まるから妙案といえよう! 巨大巣と雖も、ナンノソノ!

朝から、第2昆虫酒場は貴婦人で賑わっていた! コイツ等は、取り分け、烏賊が大好物だ!
イカ刺しにコイツ等が群がると綺麗だ! 西欧の貴婦人を思わせる・・・

今日は、yの特定場所の探索を試みた。
場所が場所だけに何回もの巡回チェックは困難を伴う! それだけでヘトヘトになる・・・
餌を撒き、終わった所で一服! 山中での一服は美味しい!
早かったが、ムスビも齧る。 荷が軽くなるのが狙いだ!
点検を続けるが、例の如く、シ~~~ン!
所が、ある特定の沢に掛ると今まで見た事もない蜂の付きよう!!! 場所が場所だけに、そう簡単に見つけられる場所ではない!


3~4巣の存在を確認した。    
そして、今年、2度目の色付けを試みた! これで巣の存在感が明白となる・・・
昨年種蜂を残した場所だった。 が、その場所に行くとデカイ穴が!!! クソ~~~、遣られたのか!!! 何となく怒りが込上げて来た。
こうした事例が余りにも多い!
思うに、乱獲である!!! 今年、巣が少ない~無いのは、乱獲も一因しているだろう!!! 人間慾の凄まじさには恐れ入る! 見方によれば、自然界のお仕置きと考えるのが妥当だろう! 少し、ガツンと鉄槌を加えねばならない!
そして、こんな年、ヘボコンテストをやるのだろうか? 少々、考えものである!
燻すから山への還元(復帰)!というのが妥当の線だろう・・・
人間慾のガメツさには程々呆れ返っている・・・

そうそう、今日、森の天空ででハチクマ?かトンビ?がヒョロヒョロ鳴き叫んでいた!!!
コイツ等も散々な目に遭っているのだろう・・・   
さて、この宝の山は、一握りの地域だけだろうか? 何となく、興味が湧く!!!     

明日の朝は早い! もう寝なくちゃァ~~~         

     『 何時の間にか賑やかに!!! 』

2010-07-23 00:16:44 | Weblog
               


ヘボちゃんの付きは極めて悪いが、よくしたもので、9巣になった!
早朝、昆虫酒場は、賑わっている!!!
最初の巣と、Oさんに勧めたお零れがこの賑わしさを増幅している・・・
砂糖水も、沢山、飲むようになった。 食事の中心は烏賊だ!!! ウグイよりこちらを好んで居る・・・
この所、極めて、貴重種になった山岳地帯の貴婦人:「キイジス(キオビ)」も顔を並べるので、一際、目立つ!
99.99パーセント飼育困難は判っているが、それでも何とか持たせ、交尾蜂まで漕ぎ着けさせたい! 天候の加減で、その内に標高の高い山の飼育場まで運ぶ事になるかも知れない!
貴婦人が入ると、餌場もコントラストよく、活気を帯びている・・・
その内に画像を載せよう! 何れにしても綺麗な蜂だ!!!!!
この蜂に魅せられて長い年月が流れた!  最近では、殆ど見られず、貴重種となってしまったが、コイツの増殖術を確立して、彼の世に逝きたいものだ!と、思っている。
今年も、山岳地帯の貴婦人と戯れられる幸運に恵まれた! 蜂狂冥利に尽きるといえよう?
美濃屋さんの方はどんなだろう? 巧く捕獲で来ているかな? 昨今、アカンバチやチャイロバチに関心がいっているようだが、気になる所である。

夜、今井会長さんが電話をくれた。
岐阜界隈も悪戦苦闘しているようだ! 第一、蜂が居ないという・・・
恒例の生掘り大会! 明後日行われるようだが、行きたいのは山々!、だが、まだまだ、空き箱が多いので、これを埋める算段をしなければならない!
例年だと、30数巣満タンになっての出席だったが、今年は、1/3にも及ばない!!! その上、目処が立たない! 半分に漕ぎ着けられれば良しとしなければなるまい!     
それにしても疲れが、溜り出した・・・     

     『 今日も糞暑かった!!! 』

2010-07-21 23:34:04 | Weblog
              


糞暑い日が続く・・・
正直、バテ気味である!!!
とは言うものの、朝起きるとソワソワする・・・ 何の事は無い、やる事が無い老い耄れ爺、スガレ追ひが頭を過ぎる・・・
坊主が続くと疲れがドッと溜まる!!! 気の所為もあるだろう?

毎日、何処に行こうか?途方に暮れる。
今日は、先日追い込んだ御仁達を退治してやろう!と、意気込む!!!
老い耄れにしては早めに家を出た。

3か所に集中して撒く事にした。 先に追い込んであるので、先ず、付くだろう?との算段だ!
これが、またまた、疲れを誘因する原因になってしまった。
ドッコイ、問屋は降ろしてくれない! 付く筈と想定して来たのに、無しの礫である!
深い熊笹の中を何回もラッセルし疲れは貯まる一方・・・
12時で諦めた!!!

日陰に入り、長い時間を掛け弁当をパク付く・・・
それから2か所に撒いて来た場所へ移動・・・ だが、ここにも何も付いていなかった。
仕方なく、餌の撒き直しに入る・・・
この時、二人連れのおじさん達がやって来た。 どうやら蜂追いらしいので、聞いてみるとそうだ!と、言う・・・
今年、まだ、スガレの姿を見ていない!!!と、言っていた。 松本の平から来たと見え、かなり広い場所の地名を挙げて説明してくれたが、全く、何も居ないという
今日も始めたが、全然、居ないので、ツイツイ、ここまで上がって来た!と・・・
yの撒いた餌とダブるように、お互い撒いてあった!!!

撒いてから少々時間を置かないと・・・
水辺で汗を拭きとりながら一息入れていた・・・ 偶にはこんな時間が有ってもいい・・・
タオルを水に浸していると、なんと!!!岩魚が目の前で泳いでいた!
自然が与えてくれた偶然とはいえ、70~80cm先の水中に天然の岩魚が居るとは・・・
タオルを入れると岩陰に隠れたが、暫くすると、また、出て来た。
こんな光景に浸るのも久し振り! 生憎、カメラを車の中に置いて来たので、画像には収められなかったが、惜しい事をした…
バラ撒きの餌を点検しながら帰る事にした。
どの餌もパイパン!!! 付いているのは、蠅が偶に? 静かなもんだ!
終りがかりの餌に「キイジス」が付いていた。
これをからかう事にする。
最初、高度を採るので、2~3回、焦ったが、その内に方角が採れた。 長距離を飛ぶので、尺取虫をするしか手段がない! 漸く、落ち込む先を見た・・・ 尾根を越えた道向こうである。 向こうにも餌を撒いてあるので、付いていればそれでやろう!と・・・
道に出ると、先のおじさん達も「キイジス」を追い込んで居た!
どうやら合点がピタリ一致したようだ?
おじさん達も、これしか付かないので、暇潰しに遊んでいる所だ!と・・・ 同じような事を言う・・・
奏功する内に、透かしでyが発見! ソコソコの通いだった!
おじさん達も、この蜂は、飼育が困難(不可)な事を知っていて、「今年は駄目だぁ~~~」と・・・
一寸気が引けたが、おじさん達は興味が無さそうなので、yが生掘りする事にした。 それを見たい!という・・・ 変な所で、生掘り講習会が始まった。
おじさん達は、セルロイドを燻すという・・・
生掘りの長所を宣伝したが、生掘りには関心がないようであった。 それより、「仮面ライダー(多スズメ)」の生掘りに興味を示していた。
話を聴く内に、近所ので、目と鼻の先! スガレ追ひも50年近くやっているとか!!!言うなれば、yより大先輩のようだった。

結局、付いた蜂はこれだけで、朝からこれでは、マショクに合わない!!! これで、この山に来ることもないだろう!!!    
おじさん達も言っていたが、詰まる所、何処に行ってもヘボが居ない!と、言う事だった!
里山に仮面ライダーが居る事は一致した見方だった!    

ア~~~ア!疲れたァ~~~ さてさて、明日の行動を寝ながら考えよう!        毎日、こんな状態が続く・・・