『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 拡大画像の魅力・・・ 』

2009-12-19 20:15:07 | Weblog
              


本当に寒い日が続く・・・    寒波が居座ってしまった。
真昼間から今年最後の忘年会があり、諏訪まで行って来た。
久し振りに若い連中と杯を交わし、フレッシュなパワーを貰い受けて来た。 日頃、一人きりの単独行動が続くので、何となく新鮮に思えた! 若いという事は素晴らしい!!! 改めて再認識・・・
だが、年々、外に出るのが億劫になったきた。 ましてや一献入るとなると、直に、横になる癖が付き、眠気が射してくる。 これ、老い耄れ症候群の現れ?  
3時過ぎ、帰宅したが、その儘バタンキュウ・・・ 老い耄れは隠せない!!!

さてさて、2日続きで『蟲の眼レンズ』の講釈を書いてきたが、yにとって、何といっても『蟲の眼レンズ』だけは外せないレンズ群になってしまった。 マクロレンズでは表現出来ない作出が出来るからである・・・ 特に、“ヘボ”ちゃんの表情、餌取り風景、飛翔等撮る場合、その生育環境を外しては“ヘボ”ちゃんの挙動を語れないからである・・・
アリガタイ事に、このレンズ群、運良く近寄れれば、馬鹿拡大写しが出来るから辞められなくなる。
馬鹿拡大写しと言えば、マクロ・レンズの中でも Canon の MP-E 65 は、別格、特出している。 価格が高く、焦点深度が超浅で、オート・フォーカスが無いという難点はあるものの、このレンズを通して見る画像は、魅力満点である。 だから、多少の難点はあっても人気があるのだろう?
Top 画像は、「キイジス(キオビクロスズメバチ)」の女王蜂の顔を撮ったものだが、この画像から色々なものが見えてくる!!! 何といってもこの剛毛!、感覚肢には驚かされる。 この一本一本が、皆、センサーなのだ!!!
「スガレ追ひ」時、彼女等の敏捷さには驚かされる。 飛翔筋の強さも然る事ながら、あのスバシコサは、発達した複眼・単眼の動的に対応した視力と触角、剛毛センサーの威力の何物でもない!!! これらが上手くマッチングして体に張り巡らされた中枢神経、実は、この中枢神経、分離した脳の支店みたいなもので、夫々に役割分担を各器官で果たし、頭部にある所謂脳(キノコ体)が、総括的な指令コントロールをしているという素晴らしい働きをしているからである。
だから、このお毛毛ちゃん?、単なる毛ムクジャラではない。

yは、MP-E 65 (×5)の素晴らしさを改めて再認識し、“ヘボ”ちゃんの体を覗く場合、このレンズをよく引っ張り出す。 5倍像を撮るのには、相当の技量が必要だが、~4倍迄なら老い耄れでも何とか対応出来る。 3年前の冬、鼻水を垂らしながら女王蜂の体の一部始終を撮ったが、随分と勉強になった。 その模様は、「 shy・・・、 the Vespula 」でも紹介してきたが、その後、中枢神経の勉強をかなりしたので、再度、撮り直しをしながら再分析を加えて見たいと思っている・・・ 謂わば、小顕微鏡的覗きを備えたレンズといえよう?

この画像を、更に更に、細かく見てゆけば、大顎からも、複眼・単眼からも、それに触角からも色々な情報が得られる!!!!! 挑戦してみては? 此処に、このレンズの魅力を感じる。 所で、稼働率は????? 年間通して、極めて低いレンズである!!!     

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