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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

視覚障害者向け対応不十分 ボランティア募集で組織委

2018年09月27日 14時56分40秒 | 障害者の自立

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、インターネットで26日午後から受け付ける大会ボランティアの応募について、視覚障害者向けの対応が不十分であることを明らかにした。応募サイトの音声読み上げ機能に不具合があり、修正作業と並行してコールセンターでの受付を検討する。

 組織委は「応募が遅れることによって不利になることはない。障害の有無にかかわらず、ぜひ応募していただきたい」とした。応募手続きの概要も報道陣に説明し、氏名や希望する活動内容など、必要事項の入力に20~30分程度かかることなどを説明した。

2018.9.25        サンケイスポーツ


聴覚障害者ら歓喜 県議会、手話言語条例可決

2018年09月27日 14時14分37秒 | 障害者の自立

「手話は命」県政史上初、議場で通訳

 「手話は命」―。佐賀県議会で手話言語条例が可決された25日、傍聴席で聴覚障害者や支援者たち約70人が歓喜した。関係者は、コミュニケーションをはじめ、聴覚障害者を取り巻く環境の改善に期待を寄せた。

 手話通訳士が県政史上初めて議場で通訳した。採決の際、聴覚障害者らは身を乗り出して見守り、全会一致で可決すると、笑顔でうなずいたり、握手したりして、目に涙を浮かべる人もいた。閉会後、議場で「手話は命」と書かれたうちわや横断幕を掲げ記念撮影し、県議会から県聴覚障害者サポートセンターまで約1キロを歩いた。

 議場で通訳した香田佳子さんは「通常は認められていない議場での通訳が認められて、うれしい。条例は、手話や聴覚障害者のことを知ってもらう第一歩になると思う」と共生社会の進展に期待する。県聴覚障害者協会の中村稔理事長は「とても感慨深い。『障害の有無に関わらず、相互に尊重し合いながら共生する』という文言がある。

県民すべてが当たり前のように手話を習得でき、使える社会になってほしい」と手話で語った。

 議員提案の手話言語条例の採決に伴い、県議会の提案理由説明では、手話通訳者の姿があった

 「手話はいのち」と書かれた横断幕を持ちパレードした聴覚障害者や支援者たち

9月27日       佐賀新聞

 


 春日部で視覚障害者への「声掛け」講習 急に体に触れず声掛けて

2018年09月27日 13時51分05秒 | 障害者の自立

 春日部で視覚障害者への「声掛け」講習 急に体に触れず声掛けて

 駅ホーム上で視覚障害者に対する声掛けの方法を学ぼうと、春日部市で20日、県と市、東武鉄道による「駅ホーム声掛けサポート講習会」が開かれ、市内の関係者や住民ら約20人が参加した。視覚障害者に対する声掛けやサポートの基本を学習。同市の東武春日部駅では、アイマスクを着用し目が不自由になった状況を体験した。

 講習では「声掛け」のタイミングで「押さない、引かない、抱えない」を守ること、いきなり体に触れずに「何かお手伝いいたしましょうか」と声を掛けることなど対応について学んだ。

 講師の1人で県視覚障害者福祉協会の岡村淳子さんは、ホームから転落した経験を持つ視覚障害者が3人に1人いるなど現状を報告。「声を掛けてもらえると、とてもうれしい」と話した。

 岡村さんによると、最近、スマートフォンを利用しながら点字ブロックを歩く人と接触するケースが増えているという。岡村さんは「視覚障害者にとって点字ブロックは命綱。ブロックの上に物を置いたり、立ち話などをするのもやめて欲しい」と注意を促した。

 また視覚障害者が緊急時に助けを求める際、白い杖を縦に上げるポーズを紹介。ポーズがなくても積極的にサポートの声を掛けてほしいとし「ホームの上では視覚障害者には何があるか分からないので、見守りをしてもらえるとありがたい」と話した。

 講習を受けた参加者はさっそく春日部駅ホームでアイマスクを着用。ガイドと共に数10メートル歩き、ベンチに座る動作を体験。「方向感覚がつかめない」、「ベンチに座るのも一苦労」などと感想を話した。

■どこ向いているのか…記者も体験

 視界が閉ざされ、どちらの方向を向いているかも分からない。逆に電車や駅構内の放送や人の声、雑音が耳に流れ込んでくる。何か起こるのではないか。突然不安に襲われる。

 県視覚障害者福祉協会のガイドヘルパー荒舩孝子さんの腕につかまり、歩き始めた。「歩く速さはこれくらいで良いですか」と聞かれる。「少し早いです」。方向感覚が失われ、怖くて通常のテンポで歩けない。

 「イスの前に着きました。こちらがイスの背もたれ、座面になります」。言葉とともに私の手をとり、ベンチの形をなでるように動かした。肌でイスの形を感じ取り、いすの位置を確認。何とか座った。

 「想像以上に怖いですね」と感想を話すと「駅は特にね。私も一番怖い場所」と岡村さん。ガイドのことを尋ねると、荒舩さんは「手は下から取ってあげたり、小さな動作でも丁寧にということを心掛けています。おもてなしが大事ですよ」と答えた。

 ホームで目の不自由な状況を体験する参加者

 

サポートを呼び掛ける際のサインを紹介する岡村淳子さん

2018年9月26日        埼玉新聞


県警が「あじさい」理事を再逮捕 障害者助成7620万円詐取容疑

2018年09月27日 13時44分16秒 | 障害者の自立

 あじさいグループ(倉敷市)が運営していた障害者の働く就労継続支援A型事業所を巡る助成金詐取事件で、岡山県警捜査2課と倉敷署は25日、独立行政法人(千葉市)から2016年度分の助成金計約7620万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で一般社団法人「あじさいの輪」理事の楠田崇容疑者(45)=倉敷市=を再逮捕した。

 岡山地検は同日、同じ独法から15年度分の助成金計約6090万円をだまし取ったとする詐欺罪で楠田容疑者を起訴。楠田容疑者が逮捕・起訴された総額は約1億3700万円余りとなった。

 再逮捕容疑は、女性事務員と共謀し、「輪」で雇用する障害者の労働時間などを水増しした16年度分の助成金の申請書を17年5月、独法の「高齢・障害・求職者雇用支援機構」岡山支部に提出、同10月に水増し分376万円を含む4699万円の債権を取得した疑い。取締役だった株式会社「あじさいの花」に対する助成金でも同月、水増しした230万円を含む2929万円を詐取したとしている。

 関係者によると、「輪」で取得した4699万円の債権のうち千数百万円は、「輪」が未払いを抱える公的機関から差し押さえられているという。

 県警は、虚偽の申請書の作成や提出は楠田容疑者が事務員に指示していたとみている。楠田容疑者の認否は明らかにしていない。

2018年09月25日        カナロコ(神奈川新聞)


視覚障害者との接し方は 浜松・有玉小で特別授業

2018年09月27日 13時34分15秒 | 障害者の自立

 浜松市東区の市立有玉小で25日、視覚障害者への理解を深める特別授業「心のバリアフリーを学ぶ」が開かれた。4年生約90人が視覚障害者と接する上で大切なことなどを学んだ。
 講師を務めたのは視覚障害者の就労支援事業所「ウイズ半田」(同区)で施設長を務める斯波千秋さんと、利用者で全盲の山城ウエンディさん。斯波施設長は視覚障害者とのコミュニケーションの取り方について「声を出すことが一番簡単で一番大切」と児童に呼び掛けた。山城さんは白杖を紹介し、「目が見えないという世界共通のシンボル。周りの情報を得るアンテナや自分の身を守るバンパーの役割がある」と説明した。
 授業を受けた女子児童は「これからは目の見えない人がいたら声を掛けて手伝いたい」と話した。

視覚障害者との接し方などを説明する斯波さん(中央左)と山城さん(同右)

2018/9/26       @S[アットエス] by 静岡新聞