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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

身体障害者を司書採用へ サービス、雇用率改善

2014年01月12日 01時47分11秒 | 障害者の自立
 県教委は、身体障害者を対象に図書館職員(司書)の採用特別枠を設けた。障害がある人の目線から、来館者へのサービス向上を図るのが目的。障害者の法定雇用率を達成できないでいる県教委の雇用率改善につなげる狙いもある。

 身体障害者向けに司書の採用選考を実施するのは、都道府県別で北海道に次いで二例目という。

 現在でも障害のある来館者への対応は一定程度しているが、より図書館を利用しやすい施設にと特別枠の設置を決めた。採用は一人。四月一日から県立図書館(大津市)などで勤務する。

 司書の受験資格は、介護者なしに仕事ができ、司書資格を持つ大卒(または見込み)。また身体障害者手帳(一~六級)の交付を受けており、活字の出題に対応できることなどが条件となる。

 受付期間は、図書館への持参が今月二十九日、郵送とインターネットは二十六日まで。一次考査(教養試験と専門試験)は二月九日、二次考査(小論文と口述試験)は同月二十二日に実施する。問い合わせは、県立図書館総務課=電077(548)9691=へ。

 滋賀労働局が昨年公表した雇用状況(昨年六月一日現在)によると、県教委の雇用率は法定雇用率(2・2%)を下回る1・77%。これまでも労働局から適正実施を求める勧告を五回受けており、障害者雇用が課題となっている。

中日新聞 : 2014年1月11日

障害者から作品募集 はがき恋文大賞コンテスト 長生の福祉法人

2014年01月12日 01時42分08秒 | 障害者の自立
 長生村の社会福祉法人愛の友協会(寺門栄理事長)は、障害者を対象とした「はがき恋文大賞コンテスト」の作品を募集している。

 同コンテストは、創立60周年記念の一環として実施。芥川龍之介が24歳の時に一宮町の旅館「一宮館」に滞在し、後の夫人となる塚本文に熱烈な恋文を送ったことにちなむ。

 テーマは自由(結ばれなかった心の恋人、障害を分かち合って共に生きようと願う人、初恋の人宛てなど)。主に首都圏の障害者施設利用者、在宅の障害者が対象。年齢不問。

 はがき裏面に200字以内で恋文(パソコン、代筆可)を、表面に住所、氏名、電話番号、年齢、性別を記入し、〒299-4332 長生村金田2133、社会福祉法人愛の友協会本部「はがき恋文大賞」係まで。今月20日締め切り(消印有効)。

 選考は、作詞家の東逸平さんらによって入賞者10人の中から大賞(グランプリ)を決定する。賞金・賞品は大賞5万円、入賞者全員に記念盾。審査結果は入賞者のみに通知する。

 問い合わせは同協会、電話0475(32)2587。

千葉日報 : 2014年01月11日 10:45

シンポジウム:障害者虐待を考える 毎日新聞論説委員が講演 /静岡

2014年01月12日 01時38分03秒 | 障害者の自立
 障害者虐待について考えるシンポジウムが10日、浜松市中区であった。毎日新聞の野沢和弘論説委員が「障害者虐待とは何か〜誰もが安心して暮らせる社会に」の演題で基調講演した後、保護者や支援者、施設従事者らがそれぞれの立場で意見交換した。

 知的障害者の権利を守る活動をしているNPO法人の副代表を務める野沢論説委員は、具体的な過去の事件例などを紹介しながら、2012年10月に施行された障害者虐待防止法について解説した。

 障害者虐待について「どこでも虐待の芽は生まれる。小さな芽を見て見ぬふりをすると、感覚がまひする」と虐待がエスカレートしていく恐ろしさを伝えた。また、障害者支援の現場で見られる身体拘束につながる問題行動について「必ず解決の糸口はあると信じるようになってきた。身体拘束は本質的な解決にならないばかりか、問題行動を作る」と説明し、一人一人のニーズに合った支援の重要性を訴えた。

毎日新聞 2014年01月11日 地方版

防災ベッドを障害者支援施設に設置 西条

2014年01月12日 01時31分53秒 | 障害者の自立
 災害弱者を守ろうと西条産業情報支援センター(愛媛県西条市神拝)などが研究・開発した木製の防災ベッドとテーブルが10日、同市大浜の障害者支援施設「星の里」(菅野仁美施設長)に設置された。
 ベッドとテーブルは保育園など地震発生時に逃げ込める机などがない施設で活用してもらおうと、センターが小林正美・京都大名誉教授らと数年前から研究を進めていた。2種類のフレームを組み合わせた地震に強いやぐら状の「入れ子フレーム構造体」を採用、県内の間伐材で作っている。
 10日に星の里に搬入されたベッドは落下物から身を守る屋根付きで、高さ約2.2メートル。テーブル(2台)は直径1.2メートルの円形。センターの職員らが組み立て方法を説明し、星の里職員がカメラなどで撮影しながら興味深そうに見つめていた。
 菅野施設長は「施設には足の不自由な人もいて、地震発生時に簡単に屋外に逃げられないこともある。訓練でベッドを使うことも習慣づけていきたい」と話した。防災ベッドとテーブルはセンターで販売している。


【写真】星の里に設置された西条産業情報支援センターなどが開発した防災ベッド

愛媛新聞 : 2014年01月11日(土)

「メールやプリント活用を」 前橋で発達障害学生の支援講演

2014年01月12日 01時24分20秒 | 障害者の自立
 コミュニケーションを取るのが苦手とされる発達障害のある学生の支援について、県発達障害者支援センター前所長の安田淑美さんが十日、前橋市の群馬大学荒牧キャンパスで講演し、大学関係者ら六十人が聞き入った。

 安田さんは、発達障害のある人は、口頭での指示を曖昧に受け止めがちで混乱を招きやすく、「メールやプリントの活用を」と明確な伝達が有効だと提案。障害に配慮した授業であれば、障害のない学生にもわかりやすくなると訴えた。

 会場からは、発達障害のある学生との接し方に悩む教員から「コミュニケーションがまったく取れない学生が就職のため資格の実習を受けないといけない。どう支援すれば」「学生に障害者手帳を取るよう勧めると本人に自覚がないためトラブルになる」などと質問や悩みが相次いだ。

 発達障害への支援を大学関係者に考えてもらおうと、群大健康支援総合センターが主催。群大には発達障害と診断された学生が毎年、数人入学。診断を受けていないが障害があるとみられる学生も増えているという。センターの竹内一夫教授は「従来の中退者の中には発達障害のある学生が少なからずいたはずだ」と話している。 


大学での発達障害支援について話す安田さん(左)と竹内教授=前橋市で

東京新聞 : 2014年1月11日