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ゴエモンのつぶやき

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「メールやプリント活用を」 前橋で発達障害学生の支援講演

2014年01月12日 01時24分20秒 | 障害者の自立
 コミュニケーションを取るのが苦手とされる発達障害のある学生の支援について、県発達障害者支援センター前所長の安田淑美さんが十日、前橋市の群馬大学荒牧キャンパスで講演し、大学関係者ら六十人が聞き入った。

 安田さんは、発達障害のある人は、口頭での指示を曖昧に受け止めがちで混乱を招きやすく、「メールやプリントの活用を」と明確な伝達が有効だと提案。障害に配慮した授業であれば、障害のない学生にもわかりやすくなると訴えた。

 会場からは、発達障害のある学生との接し方に悩む教員から「コミュニケーションがまったく取れない学生が就職のため資格の実習を受けないといけない。どう支援すれば」「学生に障害者手帳を取るよう勧めると本人に自覚がないためトラブルになる」などと質問や悩みが相次いだ。

 発達障害への支援を大学関係者に考えてもらおうと、群大健康支援総合センターが主催。群大には発達障害と診断された学生が毎年、数人入学。診断を受けていないが障害があるとみられる学生も増えているという。センターの竹内一夫教授は「従来の中退者の中には発達障害のある学生が少なからずいたはずだ」と話している。 


大学での発達障害支援について話す安田さん(左)と竹内教授=前橋市で

東京新聞 : 2014年1月11日

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