一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『お世話され上手』

2018-05-06 | 乱読日記
お寺の住職かつ宗教研究者である著者が、自らが営むグループホームの経験から介護する側・される側について、そして「救い」とは何かを語る本。

そう遠くない将来に直面するであろう親の介護の参考に、と思って読み始めたが、実はその先にある「墓をどうする」=墓を建てた後のお寺との付き合いをどうするという問題意識により近い内容だった。

コミュニティの核ではなく葬式・法事だけでつながっているお寺との関係を改めて考えさせられた。

筆者のような問題意識を持った住職がもっと増えるといいのだが。

★3

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする