先日、転居した知人のもとに「国民年金のお問い合わせ」なる葉書が届きました。
昨今の社会保険庁の事務処理ミス問題の対応のためか、住所変更などのときにきっちりフォローするようになったみたいです。
しかも、加入年金・受給資格の変更の可能性あり、とお手紙には印刷文に加えて丁寧にも担当者から手書きのメモが添付されていました。
ところが、そのメモの宛名の氏名が間違っていたそうです。
担当者は良かれと思ってやったことなのでしょうが(加入漏れをなくそうという意気込みは伝わってきますね)、親切が仇になる、というか悪いことは重なるマーフィーの法則のお手本というか、なんとも残念なエピソードではあります。
ヒューマン・エラーは皆無には出来ないですし、年金支給は(現行制度でも)まだまだ先である私たちも加入記録を確認した方がいいかもしれません。
舛添厚労相:「全省一丸で仕事を」と職員にあいさつ
(2007年8月29日 19時33分 毎日新聞)
同省講堂に職員約500人を集めてのあいさつで、舛添要一厚労相は「総理から、やれと言われて即答できなかった」と明かしたうえで、「(年金問題で厚労省は)残念ながら国民の信頼を失った。これを謙虚に反省し、全省一丸となって国民の目線で仕事をしてください」と話した。
「巻添大臣」になるのを恐れて即答できなかったのでしょうが、職員ともどもがんばって欲しいものです。