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古代日本史への情熱

記・紀・源氏は魏志倭人伝の奇跡的で運命的な間違い方(逆)の構造どおりに記述されている。倭人伝にあるのは現代史と未来史

前回の続き・・・やっと富士山と白頭山が結びつきました

2009年07月16日 11時36分20秒 | Weblog








 出雲大社-彌彦神社の直線たいして直角になるのは、道成寺、熊野本宮大社だけではありません。
 焼津神社もそうですし、富士山頂もそうなります。
 もちろん、出雲大社-彌彦神社の直線を直径とする円周上ならどこでも直角となりえます。
 ただし、この道成寺、熊野本宮大社、焼津神社、富士山は出雲大社-彌彦神社の直線にたいして直角になるだけでなく、不完全ながら左右対称になっているようにみえます。
 
 また、それだけでなく、後に書いていますように、色彩のイメージとしても、反対色、補色の関係になっているようにもみえます。
 たぶん、位置関係だけでなくそのようなことも考慮されていたものと思われます。
 
 そして、以下からもわかりますように、富士山頂のほぼ真西に出雲大社があり、(以前やったように伊吹山もあります)、真北には彌彦神社があります。
 さらに、富士山と白頭山は出雲大社-彌彦神社の直線に対して、直角三角形を構成する地点として結びついたことになります。
 まだ他にもあるのかもしれませんが、かろうじて、やっと富士山と白頭山を結び付けることができました。

出雲大社-彌彦神社-焼津神社

出雲大社→彌彦神社
 ①63.1496度 ②246.809度 ③604.916km
出雲大社→焼津神社
 ①95.0279度 ②278.268度 ③514.9332km
彌彦神社→焼津神社
 ①188.424度 ②8.12073度 ③319.1207km

焼津神社での角度
 360-278.268+8.12073=89.85273度
出雲大社での角度
 95.0279-63.1496=31.8783度
彌彦神社での角度
 246.809-188.424=58.385度

出雲大社-彌彦神社-富士山

出雲大社→彌彦神社
 ①63.1496度 ②246.809度 ③604.916km
 Ⅰ63°14′41.17″ Ⅱ246°54′18.60″ Ⅲ606,182.043(m)
富士山・白山岳→彌彦神社
 ①1.87220度 ②181.929度 ③260.2251km
 Ⅰ1°52′49.64″  Ⅱ181°56′16.86″ Ⅲ259,842.516(m)
富士山・白山岳→出雲大社
 ①272.164度 ②88.6619度 ③547.5627km
 Ⅰ272°09′43.98″ Ⅱ88°39′36.50″ Ⅲ549,098.424(m)

富士山・白山岳での角度
 360-272.164+1.87220=89.7082度
 360-272°09′43.98″+1°52′49.64″=89°43′5.66″
出雲大社での角度
 88.6619-63.1496=25.5123度
 88°39′36.50″-63°14′41.17″=25°24′55.33″
彌彦神社での角度
 246.809-181.929=64.88度
 246°54′18.60″-181°56′16.86″=64°58′1.80″

富士山・白山岳
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=352159&l=1384346

富士山・剣ヶ峯
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=352139&l=1384338

熊野のイメージは木と緑です。
道成寺は「宮子の黒髪」です。
焼津神社はヤマトタケルの「炎」です。
富士山は「白雪」です。

そうしますと、道成寺・熊野本宮大社・焼津神社・富士山という並びは、
《黒髪・緑葉・赤炎・白雪》となり、色彩ですと《黒・緑・赤・白》ということになります。

以下引用です
http://bell.jp/pancho/travel/korea-2/buneio_ryo.htm
武寧王陵(ムリョンワンヌン)
《武寧王が我が国とも通交していたことを証明する資料が、王陵の中にあった。王と王妃の木棺の材質を調査したところ、世界的に1科1属1種だけの高野槇(コウヤマキ)であることが判明した。高野槇は非常に堅くて湿気に強く、若干の香りもある最高級の木材である。この木は降水量が600~1200mm程度と豊富な日本の南部高地地帯のみに自生する。近畿の古墳で確認されている木棺は、ほとんどが高野槇である。武寧王陵の2つの木棺に日本特産の木材が使われている点を見ても、我が国と百済との交流が当時しきりに行われていた様子を伺い知ることができる。》

http://www.mikumano.net/meguri/oyunohara.html
《最後の本宮参拝の折、熊野の御神符である「熊野午王宝印」と道中安全の護符である「梛(なぎ)の葉」を本宮より頂き、それらを手土産に道者は下向の途につきました。
 ナギは熊野権現の御神木で、その葉は、笠などにかざすことで魔除けとなり、帰りの道中を守護してくれるものと信じられていました。》
 《ナギはマキ科に属する針葉樹でありながら、幅の広い葉をもつちょっと変わった樹木です。
 幅広の葉といってもやはり広葉樹の葉とは違っていて、縦に細い平行脈が多数あって、主脈がありません。その一風変わった構造のため、ナギの葉は、縦には簡単に裂くことができますが、横には枯れ葉であってもなかなかちぎることができません。葉の丈夫さからナギにはコゾウナカセ、チカラシバなどの別名があり、その丈夫さにあやかって男女の縁が切れないようにと女性が葉を鏡の裏に入れる習俗があったそうです。
 また、ナギは、他の植物の生育を抑制する働きをもつナギラクトンという化学物質を分泌するそうです。
 葉の丈夫さや他の植物の生育を抑制する力をもつことからナギの葉は魔除けのお守りにされるようになったのかもしれませんね。》

ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E8%89%B2
《補色(ほしょく)とは色相環 (color circle)で正反対に位置する関係の色の組み合わせ。赤に対しての緑、黄に対しての紫、青に対しての橙など、相補的な色のことでもある。 或る色に別の色を適宜割合で混合して、光の場合は白、物体の場合は黒というように、彩度低下を引き起こす色についても言うが、並列した際の視覚的効果の相補性と混合した際の相補性は異なる。》
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