日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

原発ゼロの一点で共同の運動を~「前橋連絡会」結成総会開く

2012年09月22日 | 原発・放射能

「原発をなくす前橋連絡会」の結成総会と記念講演が21日、前橋市内で開かれ、100人以上が参加しました。生方秀男衆院1区予定候補、萩原貞夫4区予定候補も参加しました。
総会では、原発とめよう群馬の加賀谷独志さんが連帯あいさつしてくれました。
今後の活動方針として、

▽原発ゼロをめざす一点での共同の運動をおこなう
▽福島原発事故の被害者支援と市内の被害者への全面賠償と放射能の除染を求める
▽福島の子どもたちを守る運動を支援しつつ前橋の子どもの健康を守る運動に取り組む
▽原発ゼロに向け、再生可能な自然エネルギーを柱にすえた政策への転換をめざす
▽学習・講演会、情報・運動の交流、ニュースの発行を行う―ことなどを確認しました。
当面、東電交渉、福島訪問、自動車パレード、11・11全国行動に連帯する取り組みを計画しています。
事務局団体は、前橋民商、新婦人前橋支部、群中生協労組、原発問題住民運動全国センター群馬の会、日本共産党前橋地区委員会で構成。代表委員に、前橋協立病院の滝口道生医師と私が選出されました。
 伊東達也・原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員(元日本共産党福島県議)が「想定されていた原発苛酷事故~フクシマからの報告」と題して記念講演しました。伊東氏は、「原発震災」の深刻さにふれながら、重要な情報を隠す一方で「安全神話」をふりまいてきた東電と政府を厳しく批判。原発再稼働や海外への輸出など許されないと強調。原発をなくすことは、戦後つくられてきた原発利益共同体=経済優先の社会を変えることだとして、粘り強く大きく運動をすすめようと呼びかけました。
 東電の損害賠償問題、子どもたちへの放射能汚染、今後の運動の進め方などの質問が出され、伊東氏が丁寧にこたえていました。
 その後の講師を囲んでの懇親会にも大勢が参加。それぞれの思いを語りあうなど有意義なものとなりました。

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