日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

「障害者差別禁止法をつくって」~知的障害者・家族らが大会

2012年08月18日 | 社会保障

知的障害のある本人、父母、関係者らでつくる「群馬県手をつなぐ育成会」の第48回大会が18日、桐生市で開催され、来賓として参加しました。
大会では「自立を支えるネットワークの強化」「グループホーム・ケアホームの増設」「本人、保護者の高齢化対策の充実強化」「福祉対策の地域格差の解消」がスローガンとして掲げられ、障害児者の教育福祉に貢献された方への表彰が行われました。
拍手で採択された「大会決議」では
、「障害者総合福祉法」が成立したが、不十分な内容であるとの批判もあり、いっそうの改善充実に向けた働きかけが必要、と強調しています。民主党政権が訴訟和解時に原告らと交わした「自立支援法廃止」の約束をほごにして、自立支援法から名前を変えただけの障害者総合支援法を6月に成立させたことへの強い批判がうかがえます。
大会で、知的障害者本人の会
「つるの会」の3人が「要望」を一生懸命読み上げていましたが、その訴えに心打たれたので、掲載します。
一 職場や生活の場でのいじめや差別がなくなれば、わたしたちは気持ちよく生活ができます。そのためにも「障害者差別禁止法」を早く作ってください。
一 わたしたちが地域で楽しく暮らせるように、「グループホーム、ケアホーム」をもっと増やして支援体制を充実させてください。
一 わたしたちが地域で就職し、その職場で安定して働き続けられますよう、ジョブコーチ制度の拡充をお願いします。

「障害のある人もない人も地域でともに暮らし共に働ける共生社会の実現をめざして」(決議より)私も頑張っていきたいと思います。