日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

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【18歳選挙権】高校生の政治活動 届け出制導入「学校の判断」(上毛新聞2016.3.1)

2016年03月02日 | 群馬県議会
2月29日の一般質問では、「選挙権年齢の18歳以上への引下げの措置を踏まえた対応について」取り上げました。

校外で行われる高校生の政治的活動において、高校に届け出制を導入する動きがあります。
新聞報道などによると、群馬県教育委員会は「今後、必要に応じて検討する」と答え、担当者は「選択肢として届け出制もある」と答えたそうです。

今回の一般質問では、私が「思想信条の自由や集会・結社・表現の自由を保障した憲法に違反するおそれのある届け出制をとるべきではないと考えるが、県としてどう対応するつもりか」と質問。
それに対して、県教育長は「高校に届け出制の導入を求める指導はしていない」とし、「学校の判断」と答弁。
これを上毛新聞(2016.3.1)が一面で取り上げてくれました。

県教育委員会としては「導入を検討するかもしれない」と危惧していたので、このような答弁を引き出せるとは考えていませんでした。
校内、校外問わず、生徒も教師も自由に発言し、行動する自由を保障することは、主権者教育の大前提です。



【18歳選挙権】高校生の政治活動 届け出制導入「学校の判断」(上毛新聞2016.3.1)




【18歳選挙権】政治活動「届け出」導入の動き 高校生の主権 規制 「制度不要」千葉・横浜のみ(東京新聞2016.2.21)


なお余談ですが、5月3日、高崎音楽センターで開催される憲法記念日集会は「すぐれた主権者教育の場だ」として、教育長(写真・手前)と知事に参加を呼びかけると、思わず笑みがこぼれていました。