2022.08.09 前橋市
献花する参加者
核兵器廃絶めざして 犠牲者の追悼式/前橋(しんぶん赤旗・首都圏 2022.08.23)
【あいさつ】
県議会議員の酒井宏明です。
原爆犠牲者慰霊式にあたり、日本共産党県委員会を代表してご挨拶を申し上げます。
はじめに、今回準備にあたられた実行委員会など関係者のみなさん、猛暑の中、ご参列いただいたみなさんに心より感謝と敬意を表します。
長崎への原爆投下から今日で77年。
未来を根こそぎ奪われ、人間らしく死ぬことさえ許されなかった犠牲者に対し、心から哀悼の意を表するものです。
今この瞬間にも、ウクライナではロシアによる無法な侵略戦争によって、多くの無辜の民が殺され、両国の兵士が傷つき、命を落としています。
さらにロシアは、核兵器で他国を威嚇し、実際の使用も辞さない構えです。
絶対に認めるわけにはいきません。
広島、長崎に次ぐ、戦争被爆者が生まれるかもしれないという大変危険な情勢です。
こうした中、核兵器禁止条約発効後はじめての締約国会議が6月に開かれ、大きな成功を収めました。
しかし、唯一の被爆国である日本は、オブザーバー参加すらしなかったばかりか、先日行われたNPT再検討会議で岸田首相は、核禁条約のことを一言も言わない、さらに核軍備縮小・撤廃のための交渉を義務付けたNPT第6条について一言も言わない。
まさに空っぽの演説を恥ずかしげもなく行いました。
被爆国政府としてなんと情けない姿勢ではないでしょうか。
私たちの世論と運動で、核兵器に固執する勢力の抵抗をはねかえし、核兵器禁止条約に参加する政府をつくろうではありませんか。
「黒い雨」の認定を行い、被爆者救済を一日も早く行わせましょう。
私たち一人ひとりの力は微力かもしれません。
しかし、決して無力ではありません。
被爆者の苦しみ、願いに寄り添い、二度と再びこうした核兵器による悲劇が繰り返されないよう、核廃絶の世論と運動を大きく発展させる決意を固め合おうではありませんか。
そのことを最後に申しあげまして、わたしのあいさつといたします。
ありがとうございました。
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