Travel in Kagoshima
2023年1月15~17日の3日間、九州の鹿児島県に行って来ました。昨年11月に鹿児島港から高速ジェット船に乗って「屋久島」へ往復した際に船上から眺めた「開聞岳」と「佐多岬灯台」をもっと近くで見てみたい、というのが今回の旅の主目的でした。
1)開聞岳(922m): 深田久弥著「日本百名山」に「これほど完璧な円錐形もなければ、全身を海中に乗り出したこれほど卓抜した構造もあるまい」と選んだ理由が書いてありました。薩摩半島最南端の岬「長崎鼻」の西に位置し、「薩摩富士」とも呼ばれて昔から航路の目印として役目を果たしてきました。
菜の花が満開の池田湖と、開聞岳
長崎鼻灯台
長崎鼻より
長崎鼻竜宮神社
東シナ海の大海原と開聞岳を一望できる絶景露天風呂「たまて箱温泉」では、湯船に浸かるとまるで海に浮かんでいるような圧倒的な解放感を全身で味わえました(右手前方が長崎鼻)。
たまて箱温泉
湯煙と開聞岳
2)桜島: 薩摩半島側の鹿児島港からフェリーに乗船して大隅半島の垂水港まで、噴煙上がる「桜島」を船上から眺めながら錦江湾横断クルージングを楽しみました。
3)佐多岬灯台: 大隅半島の最南端にあり、本土最南端の岬。左に太平洋、右に東シナ海、右後ろに錦江湾と海に面し、遠くに種子島、屋久島、口永良部島、竹島、硫黄島などを雲の合間に見ることが出来ました。アドベンチャー・レーサーの田中陽希さんが「二百名山一筆書き」の旅で、2016年1月1日にゴールしたのがここ佐多岬で、感動的だったTV映像が思い出されました。
佐多岬
展望台より
方位盤
佐多岬灯台
開聞岳
4)「雄川(おがわ)の滝」: 幅60mの断崖と落差46mの滝で、岩の間から幾筋もの水が湧き出してエメラルドグリーンの滝つぼに流れ落ちる様は、まるで絹糸のように繊細な滝でした。
滝見テラス
エメラルドグリーンの滝つぼ
西郷ドン
鹿児島空港に隣接する「西郷公園」では巨大な西郷隆盛像が飛行機の安全を見守っていてくれており、お陰で無事に旅を終えることが出来ました。
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