一点目は、上図の「ガールズ&パンツァー 劇場版 シャーマン・ファイアフライ サンダース大学付属高校 特別限定版」です。この6月30日に発売が予定されていますが、流通状況によっては店頭に並ぶのが7月初旬にずれこむことになるかもしれません。
Tさんは「とりあえず、梅田のヨドバシに予約しとこうかと迷ってるんよ。どうすべえかな・・・」と言いました。
「これ、星野さんが作ったアスカモデルのあれやろ?」
「ええ、そうみたいですね。パッケージを変えてデカールつけて、あと、追加パーツとして砲身やアンテナなどの金属部品、ナオミの上半身フィギュアがつくみたいですね」
「特別限定版ってえことは、追加パーツやフィギュアの無い通常版もあるってことかね」
「おそらく。価格も安くなるんでしょうね」
「よし、そんなら通常版が出るまで待とうかね。金属パーツもナオミも不要やからな」
「そういえば、ナオミは砲手のポジションにいるみたいですから、砲塔キューポラ上に出るという場面が全く無いんですよね」
「そうそう、そういうことや。あと、問題なのは、この公式キットを買っても星野が作った段取りそのものは変わらない、ということやね」
「そうみたいですね。ハウスポートブラケットのアーム部のパーツは追加されてないようですし」
「うーん、そんなんやったら、アスカモデルの元キットを中古で買った方が良さそうやな。僕の行ってる店で3500円で売ってたし。デカールはモデルカステンのセットがあるし」
「その3500円のを買うたらええんちゃいますか」
「そうするかねえ。よし予約は取りやめにしよう」
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二点目は、上図の「ガールズ&パンツァー 劇場版 ティーガーII 黒森峰女学園 劇場版です! 」です。既に5月発売がアナウンスされていますが、流通事情によるのか、発売日がずれこんだのか、昨日の時点ではまだ模型店の店頭では見かけませんでした。
Tさんは、黒森峰女学園チームのティーガーシリーズはまだ一点も作っていないそうで、キットを買うのもこれからだ、と話しました。
「星野さんはティーガーⅡはまだ作ってないんだっけね」
「ええ、まだです」
「今度の新公式キットを買うの?」
「いえ、自分は、まずタミヤのキットで作る予定です」
「ふーん、やっぱりそうなのか。タミヤでいった方が手堅いのかね」
「そういうわけじゃないんですけど、公式キットは旧版の方も手に入りにくかったんで、とりあえず色々リサーチしたんですよ。そしたら、タミヤの方が作りやすいとか、改造もしやすいとか、そういう感じですんで、まずは一輌目をタミヤでいこうかと・・・」
「え、じゃあ、二輌ぐらいは作るのかね」
「成り行き次第ですけどね。二輌目を作る気になったならば、その時は今度の新公式キットでいってみようかと」
「なるほど」
「新公式キットは、たぶん旧版を踏襲してパッケージとかをリニューアルしただけやと思いますんで、ワイヤー用のパーツが足りないとかの問題点もそのままになってるんじゃないかと・・・」
「ふーん。どうしてもピッタリ劇中車にはならんわけか」
「まあ、そういうことです。タミヤのキットで作っても、ものすごい改造の手間がかかりますから」
「うわー、かなわんな」
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三点目は、プラッツが新規開発として予告しているA41ことセンチュリオンMk1の図です。私は大学選抜チームの所属車輌はいちおう対象外にしていますので、あまり関心も湧きませんが、Tさんは興味津々のようでした。
「ついに島田愛里寿の戦車が公式キット化されるか。これが一番のビッグニュースってえのは変わらんなあ」
「そうですね。今まで適応キットすらありませんでしたから、みんな一生懸命スクラッチとかやって再現してるみたいですもんね」
「新金型で開発されるんやろ、これ。ガルパンの人気が無かったら絶対に出なかったわけやな」
「そうですね」
「星野さんは、これは買わないの?」
「自分は大学選抜の戦車はあんまり・・・」
「そりゃ現在の話やろ?未来にはどうなってるかね、気が変わってパーシングもチャーフィーも作ってたりして」
「それはないと思いますが・・・」
「これ、いつ発売になるかな。やっぱり来年になるかな?」
「今回のホビーショーでも具体的情報が示されてなかったんですから、次の秋のタイミングにでも計画とかが発表されなければ、来年にいっちゃうでしょうね」
「今年中に出たら、ある意味サプライズやねえ」
「可能性としては、年末の最終章の公開タイミングに合わせて何らかの動きがあるかも・・・」
「おお、それじゃねえかね。楽しみにしとこうや」
現時点で確実な情報はまだありませんが、上図の開発データ図を見るに、完全一致または劇中車準拠のキットになる可能性がありますね・・・。