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けいおん!の聖地をゆく17 その1 鴨川デルタにて

2018年09月19日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 2018年9月15、16日の二日間、ガルパン以来の仲間であるナガシマさんと京都および豊郷の「けいおん」聖地巡礼を楽しみました。2017年9月9、10日の京都での巡礼行動からちょうど一年ぶりでした。

 当初は一年前の京都での巡礼行動の続き、という形で、一日目は叡山電車でのアニメイベント、前回時間切れで行けなかった岩田山、三条四条エリアを回り、宿は京都市内のカプセルホテルを利用し、二日目はナガシマさんのリクエストであった宇治、木幡方面を中心とし、、午後に豊郷へ立ち寄る、という内容で計画していました。この時点では、豊郷での滞在時間は二時間がやっと、というスケジュールでした。
 だから、豊郷に半日滞在して酬徳記念館での展示品整理清掃修復活動を行う、という成り行きになるとは、ナガシマさんも私もまったく想定していませんでした。

 ところが、台風21号の近畿地方直撃によって京都エリアにも相当の被害が続出し、岩田山の登山道が崩壊するなどの事態になったため、ナガシマさんと相談し、計画から岩田山を外してコースを練り直しました。二日目に組み込んでいた宇治、木幡エリアを一日目の午後にスライドさせ、二日目を全て豊郷での活動にあてることになりました。
 この段階で、酬徳記念館での展示品のなかの破損汚損フィギュアの2、3点を修理しようか、という案が出て、それをメインに据えて豊郷小学校でのひとときを楽しもう、ということになりました。

 しかし、その案も次第に変化して、最終的には半日まるまる酬徳記念館での展示品整理清掃修復活動にあてる、という形になりました。
 その発端というか、契機は、去る8月11日に私が久しぶりに豊郷へ遊びに行き、以前はあまり無かった酬徳記念館けいおんグッズ展示の破損を含めた荒廃ぶりに驚き、なんとかしなければ、と考えて情報をナガシマさんと共有し始めたことにありました。その時の記事はこちらで、コメント欄に当時のナガシマさんと私の意見交換のやり取りが残されています。

 その流れで今度は私が9月6日に滋賀県栗東市への私用ついでに豊郷にも立ち寄り、展示品の荒廃の実態を再び見て回り、修復作業に向けた下見を行い、教育委員会と観光協会に挨拶して展示品のメンテナンスに関して色々話を伺いました。その時の記事がこちら。その際に、展示品全ての記録写真を撮っておきましたが、これらが後で役に立ちました。

 この時点で、いっぺん酬徳記念館での展示品メンテナンスを出来る範囲でやってみよう、という認識がまとまり、ナガシマさんと緻密に打ち合わせて、整理と清掃と修復をやろうという案に落ち着きました。
 それで、9月6日に記録撮影しておいた展示品の状況を参照しながら、我々に出来ることは何か、どういう段取りで進めるか、どんな準備をしたら良いか、等を相談し、準備品の大半は巡礼行動の一日目に京都寺町のダイソーで調達することに決めました。
 展示品の整理と清掃と修復は、とりあえずフィギュア関連に絞り、その展示の再編も模索し、二階の展示をナガシマさん、一階の展示を私が受け持つ、という基本方針もこの段階でまとめました。

 あとは現地で臨機応変にやりましょう、ということで、巡礼活動の一日目は、朝9時に京都駅の新幹線改札口にて合流し、近くのコインロッカーに荷物を預けることからスタートしました。

 

 第一日目、9月15日の午前中は、今回の巡礼行動を思いついた直接のキッカケとなった、叡山電鉄のアニメイベントの見学にあてました。京都駅の奈良線ホームの9番線から城陽行きの列車に乗りました。

 

 次の東福寺駅で京阪に乗り換え、北上して終点出町柳を目指しました。前回の京都巡礼行動がまる一日歩きっぱなしで物凄く疲れたのを反省材料として、今回は公共交通機関をとにかく利用するという方針にして、JR、京阪、叡電、京都市バスを乗り継いで徒歩距離を極力減らしました。
 それでも夕方は三条、四条エリアで相当の範囲を歩き回っています。なるべくまったりと、という感じでコース案をまとめても、常にハードスケジュールになりがちなところは、ガルパン大洗での初巡礼からまったく変わっていませんでした。ナガシマさんも私も、ボケーっと無駄に時間をつぶすことを嫌う傾向があるからでしょう。

 

 京阪の出町柳駅を出て、まずは有名なけいおん聖地の一つ、鴨川デルタに行きました。叡山電車イベントの開始時刻までまだ一時間余りの余裕があったからです。特にナガシマさんは、鴨川デルタへまだ行ったことが無かったそうなので、コースに入れてありました。

 

 とりあえず、渡ってみますか、と河原敷に降りてゆくホシノ。 (ナガシマさん撮影)

 

 前夜の大雨で、普段の二倍ぐらいに増水して流れも速くなっていた高野川の飛び石を慎重にたどりました。滑ってドボン、なんてことになれば大変です。 (ナガシマさん撮影)

 

 高野川の中央あたりで振り返るホシノ。 (ナガシマさん撮影)

 

 飛び石を渡り始めたナガシマさん。けいおん聖地を満喫して嬉しそうな表情でした。

 

 中央分水堤防に向かうホシノ。 (ナガシマさん撮影)

 

 中央分水堤防の上から、鴨川の飛び石を見ました。

 

 今度はナガシマさんが先に進みました。

 

 劇中の平沢唯と同じように、カメの石の上に嬉しそうに立つナガシマさん。これが全身全力でけいおんを愛する者の普段の姿です。世界よ、これがけいおんファンなのだ・・・。

 

 対照的に、何か年寄じみた、精彩の無いダルそうな顔つきで亀石の上にしゃがみこむホシノ。世界よ、これが人生に疲れ切ったアニメオタクの末路だ・・・。 (ナガシマさん撮影)

 

 気をとりなおして、飛び石をたどるホシノ。 (ナガシマさん撮影)

 

 鴨川の水量が思った以上に増していて、最後の石はほぼ水没していました。靴が半分浸かって濡れてしまいました。 (ナガシマさん撮影)

 

 賀茂大橋を渡って、もと居た東岸に戻りました。上から見ると、高野川のほうに土砂の堆積が目立ちました。鴨川のほうは今年の春までずっと川底の浚渫工事をやっていましたから、岸まで綺麗になっていて、それが結果的には7月の集中豪雨での鴨川の氾濫を防いだようです。

 その氾濫寸前の状態を、たまたま五条大橋の上から見ているので、あれは本当に危なかった、河川のメンテナンスというのは本当に大切だな、と改めて思いました。同時に、その豪雨増水時の流土が新たに川底に広がっているのを見て、今年もこれから浚渫やるんだろうな、と思いました。
 京都府は、わりと河川管理行政がしっかりしているほうなので、暴れ川とうたわれた木津川水系、保津川水系、高野川水系での水害発生率も、統計の上でみれば大変に少ないです。昔から川の氾濫が市街地に甚大な被害をもたらしたため、防災意識も鍛えられて高くなっているのでしょう。

 

 ぐるりと一周して、叡山電車の出町柳駅に行きました。ここからのアニメイベントは、「ゆるキャン」関連なので記事は別に綴る予定です。  (続く)

 


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