気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く6 その28 「初めての献血道です!!」

2014年07月31日 | 大洗巡礼記

 今回の訪洗の締めくくりとして、水戸にて献血をしようと考えていたので、大洗駅から水戸駅へと移動しました。水戸駅北口に隣接する中村ビルに、茨城県赤十字社水戸献血ルームがあるからです。


 大洗駅にて列車を待つ間、献血の受付時間について確認の電話を入れました。4月と5月の毎週木曜と金曜が受付日で、この日は木曜日でしたので、献血受付は予約無しでOKだということでした。


 駅構内の待機線には数両の車両が停まっていましたが、いずれもガルパンラッピング車輌ではありませんでした。一度でもいいから乗る機会を得たいと思っているのですが、なかなか叶いません。


 列車の窓からは、水をたたえた水田の広がりが見えました。既に田植えは終わっているところもありましたが、まだ水を張ったままのところも見られました。


 ガルパン文字も、まだかすかに残っていて、文字の大半がまだ読めました。この範囲も水を入れて田植えをするのでしょう。今度は稲苗を文字の形に配置してくるかもしれないな、と思いました。


 水戸駅に着きました。茨城県赤十字社水戸献血ルームへ向かうべく、改札口を出て右へ進みました。


 北口を出ると下にはバスターミナルがありますが、その左側に並ぶビルのうちの中村ビルに、茨城県赤十字社水戸献血ルームがあります。


 中村ビル付近から水戸駅北口の方を振り返りました。空中歩道で連結しているので、下に降りる必要がなくて楽に行けました。


 中村ビルを見上げました。水戸献血ルームは6階にあるので、エレベーターを利用して上がりました。


 水戸献血ルームの入口に着きました。入る前に、水戸の友人U氏に電話を入れました。実は、今回の献血に関してはU氏からの情報があり、その勧めに従ってのことでした。なので、「頑張れよ」との返事が返ってきました。
 実は、私はそれまで献血の経験がありませんでした。それで、U氏から「今度、大洗へ行ったら献血をやってみたらどうかね」と言われた時には「えっ?」と思いました。

「おい、ガルパン特典つきの献血があるっての、知ってるか?」
「知ってる。人気があって延長してたみたいやけど、いまはもう終了したと聞いてる」
「ああ、いったん終わったみたいだがな、この春に再延長されとるんだよ。星野もやってみたらどうかね」
「再延長・・・?・・・この5月にやってるのか?」
「ああ、毎週の木曜と金曜にやってる。俺も嫁さんも先月に行ったんだけど、ガルパンのポスターを貰ったよ」
「それはええなあ、ポスターは大洗で何度か見かけたが、あれを今も貰えるのか?」
「そうだよ、いっぺん行ってみろ」
「しかしな、自分は未だに献血の経験が無いんや・・・」
「そうなのか、それならいっぺん経験しておくことだな。難しい事では無いし、献血ルームへ行って簡単な手続きだけやればいいんだ」
「ふーん、それって予約とかしないとあかんのかね?」
「希望者が多ければな、予約もいるかもしれんが、いまの時期は比較的落ち着いてるのと違うか。いっぺん問い合わせてみたらどうか」
「よし、やってみる」


 それで水戸献血ルームに問い合わせたところ、赤十字血液センターのホームページも紹介していただき、上図の「ガルパン献血キャンペーン」の案内情報も知る事が出来ました。「献血道」のフレーズがユニークです。ガルパンブームはこんなところにも波及しているのか、と感心しました。
 今回の訪洗期間の最終日が木曜なので、帰途につく前に献血に寄っていくことに決めました。紹介してもらったホームページはこちらです。
 なお、この「ガルパン献血キャンペーン」はこの夏にも特典を変更して継続されるということです。案内情報はこちら


 で、水戸献血ルームでの受付は、午前中が10時から、午後は14時からとなっていました。帰りは水戸を15時27分に発つ列車に乗る予定だったので、14時から行くことにしたわけです。献血そのものは一時間もかからないと聞いていましたが、手続きと直前検診と事後の休憩を入れて約一時間ほどでした。

 ガルパン特典は400mlの献血が条件だということなので、それで手続きを行ったのですが、初めての経験でしたので緊張してしまい、担当者のアドバイスや手順の説明も真剣に聞きました。献血の最中は、自分の血液が採血バッグにどんどん取り込まれてゆくのを凝視し、400mlってこんなに多かったのか、と少しびっくりしました。採血針を刺す際にも、さほどに痛みが無く、なにかあっけない感じで無事に完了しました。
 事後は、水分を多くとってしばらく座って休んで下さい、と言われてその通りにしました。気分不良、吐き気、目まいなどの、献血にともなう副作用が発生する可能性があるそうです。帰りの列車の中でそんな事態になったら大変なので、とにかくじっと動かずに水をたくさん飲んで、20分ほど休憩しました。幸い、体調に変化は無かったので、係の方に挨拶して退出しました。
 上図は、献血手続き後にいただいた献血カードおよび案内資料類です。

 予定通り、15時27分発の列車で帰途に着きましたが、乗車中はほとんど寝ていました。献血をしたから眠くなったのかどうかは分かりませんが、とにかく今回の訪洗ではあちこち歩き回って長い距離を移動したため、その疲れも出たのでしょう。


 これが献血特典のガルパンポスターです。以前の献血期間に在庫が無くなったと聞いていたので、まだ貰えるとは思っていませんでしたから、今回の一番の記念品になりました。水戸のU氏が知らせてくれなかったら、得られないままに終わったでしょう。大洗行きに関しては、有賀祭のことといい、弘道館のことといい、U氏にはとにかくお世話になっています。

 それで、かねての約束どおり、二週間後の5月29、30日にU氏夫妻を奈良県の吉野山に案内しました。氏が熱望していた如意輪寺と大日寺への参拝を実現させたのは言うまでもありません。


 以上にて、「ガルパンの聖地・大洗を行く6」のレポートを終わります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く6 その27 「缶バッジは50個です!!」

2014年07月30日 | 大洗巡礼記

 翌朝は朝食の直前まで熟睡していました。あちこち歩き回ったので疲れていたのだと思います。時計を見て「おっ、もうこんな時間か」と跳ね起き、うがいをして歯磨きして着替えて顔を洗いました。一階の食事処「平成魚松」に降りて、朝食をいただきました。なかなかのボリュームでした。


 ほっけの干物が朝食についているのは、大洗町の宿では初めての経験でした。普通はアジとかサケが出てきますけどね。さすがは西住まほの宿、朝から正攻法で楽しませてくれますね・・・。


 朝食後、エントランスロビーにて女将さんと雑談をしました。玄関脇に置かれる立派なバイクはアメリカンスタイルで、息子さんがかつて乗っていたものだそうです。ピカピカに磨き上げられてあり、大切にしていたことが伺えます。


 バイクのシートにはボコ熊のぬいぐるみが置いてありました。供養の意味もあるのでしょう。


 この宿に泊まっていて感心したことの一つに、ロビーや施設内にガルパングッズが全く置かれていない点が挙げられます。玄関先に西住まほのパネルが置かれ、玄関口の内側にサイン色紙や宣販物が少し置かれている程度で、エントランスロビーからの内部空間には一切ガルパン要素がありません。これを見て「さすがだなあ」と感心し、由緒ある老舗旅館とはこうでなくてはならないな、と思いました。同じ「肴屋」でも「肴屋本店」がガルパンコーナーまで作って完全に傾倒してしまっているのとはえらい違いです。
 これについて女将さんに訊ねたところ、「ああいうのは私は全く分からないからねえ、色んな方がああいうものを持ってきてくれるんだけどねえ、うちはどうしていいか分からないから、って辞退してますんよ」と答えてきました。柔らかい物言いでしたが、要するに断っているわけです。この姿勢だけでも見事なものだと思います。

 なので、この宿に泊まっていると、普通の旅館でゆったりくつろげるのと同様、ホッとした気分で休むことが出来ます。大洗に来てガルパンを楽しむのはいいのですが、私の場合はそれが全てではありませんので、宿に居る時ぐらいはガルパン要素が無くても良いわけです。むしろ無い方がゆっくり過ごせると思います。その意味では、今回の宿「さかなや隠居」は私にとっては大変に居心地がよく、今後の訪洗においてはここを定宿にしようかと考えているほどです。


 玄関先に置かれる西住まほのパネルです。あとはポスターと宣販物が少し置かれている程度なので、他の宿と違ってここにはあまりガルパン臭が無くてスッキリとした感じが保たれています。
 十年ほど前に水戸の友人の案内で初めて大洗を訪れ、この宿の座敷にて天丼をいただいた思い出があるのですが、二年ほど前に建物が鉄筋建築に変わったと聞いてもなお、最初に訪問した際の雰囲気のままであるように感じます。こういう点は、客にとってとても重要なことだと思いますし、それがあるからもう一度訪ねたい、泊まりたい、という気持ちになります。天丼の方も変わらぬ味わいでしたから、この宿の創業以来の方針や基幹のところはずっと維持されているのでしょう。


 朝食後の散歩に出て、近くの「鳥孝」の店先にて御主人に呼び止められました。毎月行っているのですっかり顔を覚えられているようで、奥さんにも笑顔で挨拶されました。それで店先の椅子に落ち着き、しばらく雑談を楽しみました。御主人はガルパン缶バッジのコレクションを示しながら楽しげに説明してくれました。
 以前は缶バッジを出入口脇のウィンドーに貼り付けていたのですが、陽光にあたって変色してしまっています。それでコルクボードに並べて店内に収容してありますが、最近には御主人の方でもバッジ集めに積極的になっているとかで、当時はまだ公表前だったさくらい食堂さんのオリジナルバッジまでが堂々と貼り付けてありました。他にもオリジナルバッジとか、ファンイベントで作られてるバッジとかがあったら紹介してね、と言われました。大洗発のバッジはたいてい入手出来るんだが、それ以外のバッジがなかなか手に入らんのよ、と言われました。

 そういえば、以前に大阪や京都で開かれたアニメ関係のイベントでも、相当数のガルパンオリジナルバッジが出回っていました。幾つかは私も持っていますが、外に出すことを禁じられている品が殆どなので、大洗の方に知らせたくても出来ないという事情があります。そういうのを欲しがっている大洗の方々が少なくないようで、現に上図の「鳥孝」のコレクション内にもファンの方の自作とみられるオリジナル品が幾つかありました。私も機会があったら、缶バッジを自作して大洗に持っていくことがあるかもしれないな、と感じました。


 宿に戻り、ふと思いついて店先にて記念撮影をしてもらいました。由緒ある「曲がり松」と一緒に写していただきました。かつての大洗明神参詣道脇の一里塚のような目印として長きにわたって親しまれた老松です。間違いなく「さかなや隠居」の風格ただよう外観の重要な要素であります。


 宿でしばらく休んでから出発し、商店街を少し歩いて巡回バス「海遊号」で大洗駅に移動しました。雨が降り出したので、街中ぶらぶら歩きを切り上げ、予定を少し変更することにしました。


 大洗駅です。ここに至って今回の大洗エリアでの行動は終了しました。雨によく降られた割には、常澄にも那珂湊にも行くことが出来ましたので、満足でした。


 駅舎内のインフォメーションコーナーのガルパン展示も内容が変わっていました。真ん中にアンツィオ戦OVAの宣伝ポスターが貼ってあるのが目立ちました。


 室内に置かれたヘッドマークは、西住みほバージョンでした。あんこうチームの五人のデザインが揃っているそうですが、五種類を並べて展示するのはスペース的に無理だそうです。


 インフォメーションコーナーの寄せ書きノートにも、私なりのガルパン二次創作イラストを描きました。エルヴィンこと鈴木貴子の従姉、鈴木信子が同じ大洗女子学園の船舶科に居て、必須科目の「艦隊道」にて軽巡洋艦「仁淀」の艦長を務めている、という設定でした。「仁淀」は「大淀」級の二番艦ですが、実際には計画のみで中止されています。


 この時点で、手元にあったガルパン缶バッジは、50個に達していました。これまでの最多記録でした。まあ、三泊四日のスケジュールでゆったりと滞在してあちこち回っていれば、それだけの数が集まりますね・・・。 (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く6 その26 「カルパッチョの和風パスタです!!」

2014年07月29日 | 大洗巡礼記

 「ぎらばり」の開店時間が近づいてきたので、再び店先に行きました。まだ「準備中」の札がありましたが、明かりがともされていました。程なくして店員さんがドアを開けて挨拶してきました。本日の来店客一号、ということで店内に進みました。


 店内は、三、四つほどの個室に分けられて扉もつけられ、内部でゆっくりとくつろげるような空間づくりがなされていました。こういう所で食事をいただくのは楽しそうですね。


 メニューを開いてみました。創作系和風料理がメインのようですが、上図の「おまかせコース」は量が多いようなので、もう少し軽めの料理がいいかなと考えました。「カワマタ」でギョーザを、「ブロンズ」でアンチョビセットを食べてきたばかりですが、まだ空腹感はありました。


 店員さんに「軽く食べられる品はありますか」と訊ねたところ、メニューの別の項目を開いて「こちらはいかがでしょうか」とすすめてきました。上図のメニューで、ああこういうのがいいかな、と思いました。一番下の「しらすと筍と蕨のガーリックパスタ」に目が留まり、これがいい、と決めて注文しました。パスタが好きなので、「ブロンズ」でアンチョビセットを食べてきたばかりであるにもかかわらず、再び食べてみたくなってしまったのでした。


 メニューには、他にアルバム風の一冊があり、こちらは料理の写真が載せられてあります。開いていくとイタリア料理の数々が出てきて、上図右上には「カルパッチョ」もありました。これを見た途端、アンツィオ校チームのカルパッチョのパネルは間違いなくこのお店に置かれる、と確信しました。大洗町の各商店街で噂されている内容は、噂ではないのだろうと思いました。


 前菜としてお造り一品とワインをいただきました。私は煙草はやらず、酒もほとんど飲みません。飲酒の機会は年に一度あるかないか、です。ワインを飲むのも二、三年振りぐらいかな、と思いました。


 注文した「しらすと筍と蕨のガーリックパスタ」です。手間をかけて丁寧に作られただけあって、味も上品で深みがありました。高級レストランのパスタ、といった美味しい品でした。量的には他のお店のパスタの半分程度でしたので、軽食としても最適ではないかと感じました。私自身、パスタは和風テイストが好みなので、こういう一品はとても嬉しいです。


 精算時に店主の高木さんに挨拶し、カルパッチョのパネルはこちらに置かれますか?と尋ねました。すると相手は驚いた表情で「もうご存知なんですか」と応えてきましたので、私の確信が裏付けられました。「良かったですね」と言うと、「いやあ、これからどうなることやら」と苦笑されていました。美味しいパスタへの感謝を述べて退出しました。カルパッチョのパネルが正式に設置されたのは、その三日後だったと後に聞きました。


 宿の「さかなや隠居」に戻りました。女将さんが、「ぎらばり」には入れましたか、と聞いてきたので、「もちろんです。美味しいパスタをいただいて参りました」と答えました。「あら、パスタのお店だったのねえ」と言うので、「いえパスタだけでなく、和風も洋風も織り交ぜて豊富に揃えているようですよ」と説明しておきました。


 しばらくロビーで話をして、ふと思いついて前もっての支払いを済ませました。宿泊特典として上図の「黒森峰ナップザック」と「西住まほ」缶バッジをいただきました。ネット上のガルパン情報板では「素泊まりのみ」の特典とありましたが、実際にはそうではなく、宿泊形態にかかわらず特典が付けられます。宿泊料金に特典グッズの料金1000円が加算される形式なので、宿泊時に特典グッズをつけてもらうかは宿泊客の自由です、ということでした。


 部屋に戻ってテレビをつけようとしたら映りが悪かったので視聴を諦め、これまでの行動記録や支出表をまとめ、ついでに缶バッジを全て取り出して並べてみました。いつの間にか、44個になっていました。このうちの25個までが、お店の方と色々話をして盛り上がったところで「どうぞ」と頂いたものでした。あとの19個は、宿泊や買い物や食事の特典として得たものです。


 それとは別に、ひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅にて購入した、六周年記念のビンバッジがあります。鉄道の歴史そのものは開業100年を超えているのですが、現在の「ひたちなか海浜鉄道」が設立されてから今年2014年で六周年になります。それを記念して、那珂湊駅に住む駅猫の「おさむ」と「ミニさむ」をデザインしたピンバッジが限定販売されました。那珂湊駅で偶然見かけて「これはいいなあ」と買いましたが、実はこれが最後の1個だったらしく、その後に「完売」のアナウンスがなされたと聞きました。
 なので、このビンバッジが今回の大洗行きにおける特別な記念品というか、一番のお土産になりました。 (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く6 その25 「ギョーザとアンチョビセットです!!」

2014年07月28日 | 大洗巡礼記

 今回、「さかなや隠居」の宿泊プランは「一泊朝食付き」を選んで予約していました。なので、夕食は外でとる必要がありました。女将さんに「この辺に夜でも食事がいただけるお店ってありますか」と尋ねたところ、首をかしげて色々考えていた挙句、「ここから小学校の丘の方へ少し登った所に「ぎらばり」ってお店がありますけどね・・・」と教えてくれました。どんな料理のお店ですか、と聞くと「さあ、入ったこと無いから分からないねえ、でもいつも予約一杯でお客さんも常連が多いって聞いてるし、流行ってるみたいだわねえ」と自信なさそうに応えてきました。
 ではそこへいっぺん行ってみます、あと街中もちょっとぶらついてみますんで、と言って外に出ました。


 「ぎらばり」の位置は以前に調べて知っていました。梅カフェの「吉田屋」の角を曲がって小学校のある丘に向かう形で緩い坂道を登りました。前に「日野屋商店」の奥さんが「今度新しいキャラクター(カルパッチョ、ペパロニ)のパネルが置かれるってお店、どう考えたって「ブロンズ」さんと「ぎらばり」さんしか思いつかないわねえ」と話していたのを思い出し、「ぎらばり」にカルパッチョが置かれるのかな、と思いました。「ブロンズ」ではガルパンメニューの一つとして「ペパロニセット」を出していますから、たぶんペパロニのパネルが置かれるだろうね、とは街中の幾つかのお店の方が話していましたから、商工会が正式に発表する前に既に知れ渡ってしまっている、という感じでした。
 なので、「ブロンズ」にペパロニが置かれるとすれば、「ぎらばり」にはカルパッチョか、実際にカルパッチョを出しているからなのかな、「ぎらばり」はイタリア料理の店なのかな、などとあれこれ思いをめぐらせました。


 「ぎらばり」の店先に着きました。何のお店か分からないほど、普通の民家風の構えでした。「準備中」の札がかかっていたので、来るのが早すぎたようだ、と悟りました。営業時間まで一時間余りもあるのですが、すでに空腹になっていたので、どこかで何かおやつ食べて来よう、と思いました。いったん商店街の方へ降りかけましたが、右の脇道にそれて宅地の中の路地を進みました。


 曲がり松商店街の北側の宅地の中を西へ移動中に、犬飼稲荷神社の前を通りました。ここにも稲荷神社があるのか、大洗は本当に稲荷社の多い所だなあ、と改めて思いました。


 南を見ると、ちょうど茨城県信用組合の裏手にあたり、向こうには「かま家」の建物が見えました。このまま進むと「カワマタ」や「石福」の辺りに出るのかな、と予想しました。


 路地を出ると、パン屋の「カノウヤ」の横に出ました。和菓子も扱っていて、資料によっては「加納庵」の名で紹介されているお店です。私は入ったことはありませんが、以前にまいわい市場で買ったガルパンキャラクターパンが、このお店の商品だったと記憶しています。


 武部沙織の居る「カワマタ」に着きました。よしここで「マグロ串カツ」でもいただこうと考えました。時間が時間だけに、売り切れている可能性が高かったのですが、とりあえず入ってみることにしました。


 向かいの「石福」の店先の道路脇に、白い犬がいました。「石福」の飼い犬で名前は「桃助」といいます。ガルパンブームが一段落した頃に「石福」にやってきたため、河嶋桃の子分だということで「桃助」と名付けられたそうです。ガルパン交流版でも頻繁に写真がアップされていて、巡礼のファンたちに可愛がられ親しまれているようです。


 「カワマタ」に入ってみると、お目当ての「マグロ串カツ」をはじめ、大部分の惣菜が完売していました。「ギョーザならあるよ」と言われ、そういえばこのお店の有名なギョーザを食べたことが無かったな、と思い出し、それを注文していただきました。


 それから「石福」に立ち寄って店主さんと少し話をしました。どういうわけか「桃助」の批判ばかりしておられました。「警戒心が無さすぎだよあれは、犬のくせに吠えるとか唸るとかしないんだもん、それでみんなに可愛がられて遊ばれてるわけ。番犬として飼ったのにちっとも番犬になっとらんじゃないか、なあ」と愚痴るのでした。


 「石福」を後にしましたが、時間はまだあるうえに空腹感がだんだんと強くなってくるので、「ぎらばり」に戻る前にどこかで何か食べたくなり、「ブロンズ」に行きました。やっぱり閑散期なのか、客は私一人でした。メニューを見ていると、女将の打田さんが「先月は「ペパロニセット」だったでしょ」と笑いました。よく覚えておられますねえ、と返すと、「そりゃあ、あなた毎月いらっしゃってるでしょ、先月はお子さん連れてお友達と来られてたでしょ」と言いました。いやあれは友達の子供ですよ、と説明し、あらそうだったの、と笑いになりました。


 「ブロンズ」のメニューは幾つかありますが、最近有名になっているパスタ「アンチョビセット」の方はまだいただいたことがありませんでした。量を聞いて大洗基準の「大盛り」でないことを確かめ、それを食べる事にしました。


 これが「ブロンズ」のパスタ「アンチョビセット」です。パスタが好物の私にはたまらない一品で、美味しくいただきましたが、その後「ぎらばり」でもパスタをいただくことになろうとは予想だにしなかったのでした。 (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く6 その24 「西住まほの宿です!!」

2014年07月27日 | 大洗巡礼記

 「潮騒の湯」で温まり、美味しく刺身料理をいただいた後は、再び街中へ散策に出ました。気楽にブラブラ歩いて、色んなお店に入って見るという、お決まりのパターンでした。私は知人への土産を幾つか買う計画でしたので、まずは「カネハチ海藻」で昆布のセットを購入しました。精算時にガルパン公式名刺をいただきましたので、今度は各商店街で広く公式名刺を配布しているのだな、と分かりました。


 「松澤精肉店」ではお店の方と色々話しました。店主さんは出かけておられたので、息子さんらしき若い方が居られましたが、この方もガルパンファンのようで、語り口も情熱的でした。公式名刺や缶バッジの話で盛り上がり、私がジュースを購入して貰った缶バッジとは別に、「いばらきイメージアップ大賞受賞記念」の限定バッジもいただきました。
 聞けばこのお店は商工会の青年部に属しているということで、こうした限定品バッジの在庫をお持ちなのでした。他の所属店でも配ってますよ、と教えていただきましたが、イベント等でしか入手出来ないとされる限定缶バッジがこういう形で偶然に貰えたりするのも、大洗歩きの楽しみの一つです。
 そういえば、第二回スタンプラリーの景品としてしか入手出来ない、とされた八九式中戦車甲型とⅢ号突撃砲F型の二種の缶バッジは、以前に大貫商店街のあるお店で購入時にノベルティとして頂きましたし、今年2014年の3月3日のM3イベントの限定品とされたウサギさんマークの缶バッジは、これも各店で普通に配布されているのを見かけました。なので、私は3月3日のM3イベントには行っていないにも関わらず、そのウサギさんマークの缶バッジを3個も貰いました。冬の進軍ボコ作戦の景品バッジも、春に東町商店街の各店で購入特典として使われていたため、私もこれを3個貰っています。


 大貫地区の北にあるココストアに立ち寄り、コーヒーとパンを買って食べました。歩き回って各店にておしゃべりなどをしていると、とにかくお腹が減ってくるので、パン1個だけでも充分な補給になりました。このココストアでは土日のみに限って缶バッジをおにぎりの購入特典として配布しているそうですが、同じコンビニのセイコマートの方は、買い物時に申し出ればいつでも缶バッジを貰えます。この差異が、そのままセイコマートの方が大洗ガルパン巡礼者のなかで知名度が高い、という結果にも繋がっているように思えます。


 「和泉屋米穀店」にも立ち寄りました。お店のおばさんがとても気さくな方なので、プラッシーを買って飲みながらついつい長居して話し込んでしまいますが、今回もそうでした。大貫商店街発のEDバージョンの缶バッジ二種類のうち、貰えるのはアヒルさんばかりで、カメさんの方がなかなか貰えない、どこのお店で買い物しても、カメさんバッジが品切れになっている、というような話をしました。おばさんも「カメさんの方がとっても人気あったもんねえ」と頷いておられました。もちろんこのお店でも、配布していたカメさんバッジはとうに品切れになっていました。


 曲がり松商店街に戻り、「鳥孝」の店先の椅子で休みながら店主夫婦と雑談をしました。店内に展示してあるファンからの寄贈品の一つ一つを、御主人が楽しそうに説明してくれましたが、戦車キットの番になると「これはプラモデルをそのまま組み立てたみたいだね」と少し残念そうに語っていました。現時点においても、完全なガルパン仕様の戦車キットが置いてあるお店はほとんどないため、巡礼ファンのなかでも「このキットはここが違う」とか「ここの作り方がアニメじゃない」などと話題になることも少なくないようです。
 上画像が「鳥孝」の展示品キットですが、御覧のようにファインモールドのキットのまま組み立てており、ガルパン劇中車の特徴である主砲防楯の形状や車体上部右側前面のキャップ、両側のリベットや合わせ目の位置などが再現されていません。でも、作った人が「これでいいんだ」と納得して楽しんでいた様子がありありとうかがえますので、それはそれで良いじゃないか、と思います。
 私自身は、一生懸命にガルパン仕様に近づける形でキットを作っていますが、そんなのはむしろごく一部のやり方であって、亜流に属するかもしれません。大多数のガルパンファンは、もっと気さくに楽しんで戦車プラモデルを作っているだろうと思うので、それぞれの「ガルパン戦車」のイメージが作品に込められていれば、それで充分ではないかと考えます。
 それよりも、キューポラにおさまっている、ねんどろいどぷち改造品とみられる磯辺キャプテンが実によく出来てるなあ、と感心したことでした。


 この日の宿は、曲がり松商店街のシンボル「曲がり松」を店先に据える「さかなや隠居」でした。いつか泊まってみたいと強く希望していた所でしたので、ようやく念願がかなったという感じでした。最近になってガルパン応援宿泊プランを始めてくれたのが、本当に有り難いです。


 ご存知、西住まほのパネルです。お姉ちゃん、であります。私自身、西住姉妹のどっちが良いかと聞かれれば、姉の方を選びます。ファンであるという程ではありませんが、なんとなく気になってしまうキャラクターです。これは隣の「かま家」に居る逸見エリカについても同様なので、結果的に黒森峰ペアのお二人に対しては、どうしても看過出来ない、一種の魅力のようなものを感じているということになりますね。


 玄関に入った途端、「和泉屋米穀店」のおばさんに出会いました。突然の邂逅に驚いていると、「カメさんのバッジあったから届けに来たの」と言われ、バッジの入った封筒を渡されました。思いがけないサプライズに感動してしまいました。私がここに泊まる事を話してあったため、わざわざ届けに来て下さったのでしたが、実は「和泉屋米穀店」はこちらの宿に米を納品しているそうで、おばさん同士は古くからの長い付き合いだということでした。
 それで、私の人となりをあらかじめ話して下さったものか、宿の女将さんも「星野さんのことは色々お聞きしたところですよー」と笑っておられました。無くなってしまったカメの缶バッジ、どこから持って来られたのですか、と聞くと、「それはね、ヒミツなのー」とおどける「和泉屋米穀店」のおばさんでした。こういう楽しい方がいらっしゃるから、大洗には何度でも行きたくなりますね・・・。

 案内された部屋は二階にあり、新しくて立派なものでした。聞けば二、三年前に建物を新築したばかりだそうです。2001年に初めて大洗へ遊びに行った時に、このお店の座敷席で天丼を頂いているのですが、そのときの記憶と現在の施設の様子が全然違っていたのでした。以前は古い商家ふうの木造建築だったのですが、現在は鉄筋コンクリート造の三階建に拡張されたということです。


 窓からは、向かいの茨城県信用組合の建物が見えました。部屋が玄関口の真上に位置していることが理解出来ました。つまりはこの部屋のほぼ真下にお姉ちゃんが立っているわけですね・・・。


 部屋の前室には、上画像のような、初めてみる設備がありました。女将さんが「これに濡れたタオルを掛けておけば翌朝には乾きますので」と説明してくれました。なるほどと思って触れようとすると、「熱くなっていますから気を付けて下さいね。スイッチはこちらで、これを切ったら熱もおさまりますが、再び温めるのに時間がかかりますので、このままにしておいた方が良いでしょうね」と言われました。
 今まで色々な宿に泊まりましたが、こういう設備は初めて見た気がします。


 部屋だけでなく全体的に内装も立派な旅館です。一階へ降りる階段の横の壁には風格のある絵が貼られ、高そうな陶磁器と大きな魚の彫り物が飾られています。


 二階の壁の一つには、渦巻く海面に泳ぐ二匹の魚のモチーフが表現されてあります。白い円形の組み合わせによる幾何学的な文様で海面が表現されており、二匹の魚が黒々と横たわる様が一種のコントラストを成して強い印象を与えます。まるで京都竜安寺の石庭を思わせるモチーフです。


 右のドアが、私の泊まった部屋です。柱はどれも太く立派な材を用いており、楼閣建築の内装のような雄大さすら感じられました。旅館の内部というより、御殿の内部に似た雰囲気でした。


 どうしても目が行ってしまうのが、階段の横に置かれる大きな魚の彫り物です。もしかして、これが「さかなや隠居」の屋号のもとなのかもしれない、と思いました。現在の「肴屋本店」とは五代ほど前に同じだったといい、本店と先代の隠居所に分かれたのがそもそもの始まりだと女将さんが教えてくれました。そして隠居したけれども再び宿を始めたので、本店と区別するために「肴屋隠居」の屋号を用い、のちに「肴屋」を平仮名に改めたということです。
 この大きな魚の彫り物は、謂れのあるものですか、とお訊ねしたところ、「昔からある飾り物の一つですよ」と言われました。そのさりげない答えに、この宿の歴史の古さを垣間見た気がしました。 (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DVD「これが本当のアンツィオ戦です!」が届きました

2014年07月26日 | ガールズ&パンツァー

 アニメイトにて予約してあったDVD「これが本当のアンツィオ戦です!」が昨日25日に手元に届きました。パッケージが意外に大きいので、中に色々入っているのだろうと思いました。


 蓋を開けると、中ケースの上にミニフラッグとあんこうチーム五人の缶バッジが。缶バッジは57ミリの大きさで、アニメイトで一般的に売られている44ミリサイズよりも大きいものでした。公式ガルパン缶バッジで57ミリサイズのものって、他にありましたかね・・・・。


 DVDは中ケースの中に入っていました。水戸シネプレックスなどの上映劇場の売店でも見かけたブルーレイディスクです。


 封入特典として、「鑑賞の手引き」と「杉本功自選修正原画集」が入っていました。前者の内容は上映劇場のパンフレットと似たり寄ったりですが、こちらにしか無い記事もありました。

 とりあえず、これでテレビシリーズのストーリーが完全に繋がりました。「これが本当のアンツィオ戦です!」は既に上映劇場で観ていますが、あらためてテレビシリーズのDVDと合わせて順番に観てゆくことで、更にガルパンの世界を楽しめることでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く6 その23 「潮騒の湯です!!」

2014年07月25日 | 大洗巡礼記

 この日は、まず大貫地区の南端にある「潮騒の湯」へと移動することにしました。何度も立ち寄っているにもかかわらず、温泉に入る機会も食事をするチャンスにも恵まれなかったので、今回こそは、という意気込みで向かいました。が、大洗町内を走るバスの本数は少なく、待つよりも歩いたほうが早いです。


 歩き回ってみて改めて分かったのですが、景色が広く感じられるだけでなく、細かな点にも気が付くことが多いです。昨年秋にガルパン巡礼を始めてからは、毎月エノキザワのレンタサイクルを利用してスピード重視で回っていましたが、今年4月の訪問時より徒歩に切り替えてからは、大洗町の風景の見え方が色々と新鮮でした。


 各店舗にあるキャラクターパネルにも、ゆっくりと近づいてゆっくりと見て通り過ぎますので、それだけ余韻が感じられます。それにしても角谷杏のパネル、ずっと外に向けて立ててあるせいか、やや黄色っぽく褪せた感じになっています。初めて見た頃はピカピカとは言わないまでも、真っ白感があった気がします。


 冷泉麻子バージョンのOVA記念幟がはためく街角の景色です。アニメの幟が町じゅうに立てられ、それが各時期、数種類にもわたっているところは、日本中広しといえども、ここ大洗町だけだと思います。


 曲がり松商店街の「鳥孝」に立ち寄って店の方と少し雑談をしました。毎月訪れているので、多くのお店の方が私を覚えていてくれているようです。最近にガルパン仕様の八九式中戦車甲型を作りました、と話したら、「それウチに譲って貰えないかな?飾っておきたいな」と冗談を言われました。
 大洗町にある多くの寄贈品キットがほとんどガルパン仕様でないことは、最近では大洗町の皆さんも知っておられるようでした。「鳥孝」にも八九式中戦車甲型のキットが寄贈されていますが、素組みのままでした。


 スーパーの「エコス」前のバス停に向かう途中で「多満留屋」の御主人らしき方に声を掛けられ、少し雑談をしました。私が被っている帽子を「大洗のマークついてる帽子っていいねえ」と何度も言うので、「これは曲がり松の「みとや」で作ってもらったものですよ」と応じました。「えっ、そうなの、じゃあ儂も今度行って作ってもらおうか」と笑っておられました。


 「多満留屋」付近からの景色です。手前左のいかにも昭和初期ふうの店舗の姿と、右奥の平成のスーパーの外観とが好対照をなしています。歴史が積み重なった町の景観というのは、本来はこういう状態で静かに時を刻むのですが、それを景観統一という偏った発想にて同時期の建物や外観ばかりにまとめてしまおうとする風潮があります。
 歴史的景観地区だとか、歴史的美化空間を謳っているところほど、新旧の建物が混在する本物の歴史的な景色を故意に破壊してしまっている傾向が強いのは残念なことです。


 「エコス」前のバス停にて待つこと3分、大洗町内巡回バスの「海遊号」がやってきました。こちらはほぼ時間通りに運行されているので、前日の茨城交通バスの大きな遅延とは違って楽に利用出来ます。


 「海遊号」は一回乗ると100円、フリーパスだと200円なので、効果的に使えば一番安い交通手段です。レンタサイクルの500円が高く感じられますが、私が利用したエノキザワのそれは、日をまたいでの連続レンタルが可能だったため、宿まで乗って行き、翌朝は宿からスタート出来て移動の手間を大幅に省けるという利点がありました。そのうえ、ガルパン公式缶バッジが一日に1個つくので、たとえば二日連続で借りれば2個が貰えました。それを考えると、私としてはエノキザワのレンタサイクル料金500円は、とても良心的ではないかと思います。同じ500円でも、大洗駅やリゾートアウトレットや曲がり松のレンタサイクルは利用が一日のみに限られ、夕方までに必ず返却しないといけないので、私のような宿泊滞在型の巡礼者には不向きでありました。


 バス停「前原」で降りました。大貫地区の一番南に位置する、「潮騒の湯」の最寄のバス停です。同じ場所に、茨城交通バスの「前原山」バス停があります。


 この辺りにも松林が広がっています。江戸期には松林の深さにちなんだ夜の恐怖譚が語られたそうなので、現在よりももっと広く、深く、鬱蒼とした松林であったのだろうと想像されます。現在は海岸線の移動と周囲の宅地化によって、細長い帯のような感じになっていますが、「指定防風林」の標識があるので、これ以上小さくなるということはまず無さそうです。


 バス停から歩いて5分足らずで「潮騒の湯」に着きました。午前中のうちに入ったので、比較的空いていて、温泉にもゆっくりと浸かって楽しむことが出来ました。やっと大洗町屈指の温泉に入れたわけです。施設そのものはスーパー銭湯の構造に近いですが、食事処のスペースが比較的広く造られているのが特徴です。


 これが食事処のスペースです。湯上り後に少し休憩し、時計をみたらちょうど12時前だったので、昼食にしました。今回は温泉と食事に黒森峰エコトートバッグ付きの「ほかほかセット」3000円を利用したのですが、黒森峰エコトートバッグを単品で買うと1500円なので、温泉と食事だけで1500円分になることが分かります。人によっては「高い」と感じるようですが、この種の施設の入浴料が1000円前後であるので、食事の方は500円程度になります。これは「安い」と思います。


 これが「ほかほかセット」についている食事の「大桶刺身盛定食」です。本当に大桶に盛られているのでびっくりしましたが、汁椀の大きさにも驚かされました。これが大洗の食事の標準的なボリュームなのでしょうか・・・。


 大桶に並べられた刺身は、どれも新鮮で旨いものでした。これだけでもう充分だったのですが、大きな汁椀の漁師汁もまた格別な味でした。これだけの食事が500円前後相当というのは、さすがに大洗ならばでの価格帯でしょう。 (続く)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く6 その22 「武部詩織の絵です!!」

2014年07月24日 | 大洗巡礼記

 夕食後、部屋に戻ってテレビを見ようと思いましたが、山裾なので電波の受信があまり良くないのか、テレビの映りが良くなく、途中で受信が切れたりしました。それで視聴を諦めましたが、他にすることが無いので、一階のガルパンミュージアムに行って展示品を眺めて過ごすことにしました。


 ここも、訪れる度に色々と物が増えています。展示品の位置も少しずつ変えられているようで、パッと一見してみても前回とは明らかに違う印象や雰囲気があります。宿の方がまめに展示替えをしているのかもしれませんが、そうであれば、本職の博物館の学芸員顔負けの仕事ぶりです。


 ここの展示品で目立つのが、ファンの方々が描いて寄贈したイラスト類です。鉛筆画も少なくなく、ここに見学に来てその場で描いたものもあるようです。大洗町の各店舗でこれだけのファンアートを展示している所は他には見当たりませんが、それにしても澤梓は本当に人気がありますね。未来の副隊長候補とされて期待されているからでしょうか。


 いずれにせよ、ガルパンファンの一人としては、楽しくくつろげる空間です。大洗町もこのような形で町営のガルパン資料館のような施設を立ち上げてくれればいいのに、と思ってしまいます。リゾートアウトレットの二階に使われていないスペースが幾つかあるので、そこに展示ルームを設けるぐらいのことは、試みて欲しいと思います。戦車プラモデルの展示だけでは、物足りませんね・・・。


 劇中でもお馴染みのリフト式駐車場のジオラマです。アヒルさんチームの八九式中戦車甲型はそのままですが、その上の段は劇中では空いていましたから、M3中戦車リーはオマケだと分かります。


 これはタミヤのキットをそのまま組み立てたもので、ガルパン仕様への工作は一切なされていませんでした。自分の作った作品と比べると、かなり印象が違いますね・・・。


 で、こちらでも寄せ書きノートにイラストとコメントを描きこんでみました。例のガルパン二次創作ストーリーの妄想の類ですが、キャラクターは公式設定でも存在が示されている武部沙織の妹とし、その名前は文庫版に出ている「詩織」をそのまま引用しました。沙織より一つ年下で、同じ大洗女子学園に通いますが、学科は航空科である、という設定にしました。操縦も航法も未熟で下手な一年生で、姉の沙織と違って気が弱く、しかし負けん気なところがある、というイメージでした。サンダース校との伝統的試合に参加して、大洗チームの空母航空隊の一員として九九艦爆に搭乗、サンダースチームの空母エンタープライズに突撃してゆく・・・・、というシーンを描きました。


 キャラクター画の拡大図です。姉とは異なって髪型もショートの武部詩織です。搭乗する九九艦爆は、大洗女子学園の航空科の保有機の中では最も旧型で、彗星や流星改に性能は及びませんが、飛行時の安定性や急降下からの引き起こしの良さには定評があり、一年生向けの練習機として多用されている、という設定です。
 最初は母艦への着艦にもよく失敗して教官にいつも怒られ、爆撃訓練の点数もビリに近かった武部詩織が、試合の終盤にて攻撃隊の指揮を任されるはめになり、残り少なくなった攻撃隊を率いて母艦を発艦し、サンダースの空母を捕捉して・・・・、というシナリオを妄想したのですが、その後の成り行きがどうなったのかは、私にも分かりません。


 夕食時にいただいた宿泊特典の品です。大洗女子学園タオル、オリジナルポストカード、缶バッジ二種です。缶バッジの一つはガルパン応援宿泊プラン実施施設共通のあんこうチームキャラクターで、今回は秋山優花里をチョイスしました。もう一つは「いそや」のオリジナルで、看板娘の澤梓です。笑顔と困り顔の二種類があり、以前に泊まった時に笑顔の方をいただいておりますので、今回は困り顔の方を貰いました。


 翌朝も快晴でした。泊まった部屋の北の窓から、清良神社の鳥居に向かって一礼しました。


 泊まった部屋は、前回と同じこの部屋です。西の窓から大洗磯前神社の二の鳥居が見え、北の窓から清良神社が見えますので、古社寺巡りも好きな私にとっては最適の部屋でした。テレビの映りが良ければ最高だったんですけどね・・・。


 ボリュームたっぷりの朝食をいただき、部屋に戻って休みました。上画像は、西の窓から見える大洗磯前神社の二の鳥居です。神域の一角に敷地を構えているあたり、この旅館もそれなりの由緒と歴史を背負っていそうに思われますが、宿の方がいつも忙しそうに動き回っておられるので、話をうかがう機会には恵まれませんでした。


 支払い手続きを済ませて8時に出発しました。この時に若主人に聞いたところによれば、キャラクターパネルへの衣装の着せ付けに関してはとりあえずやらない方向でいきましょう、というような申し合わせが商工会および各商店街において交わされたそうです。それで最近は多くのパネルが本来の状態に戻っているのだな、と納得しました。色々な服をまとっている姿も楽しいものでしたが、だんだんと度を超してきて批判の的にもなったようで、それなりの「節度」が求められたようですね。まあ、当然の成り行きでしょう。


 大洗ホテルの付近にて見かけた郵便ポストです。古いものが現役で頑張っているのを見ると、何か励まされる気持ちになります。奈良では重伝建の街並みなどで江戸時代のポストつまり目安箱が再現されてポストとして機能していましたが、レプリカであることには違いないので、あんまり有難味も感じられませんでした。 (続く)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねんどろいどぷち ガールズ&パンツァー

2014年07月23日 | ガールズ&パンツァー

 既にホビーショー等でアナウンスされていた、「ねんどろいどぷち ガールズ&パンツァー」は、2014年9月に発売が予定されています。詳細はこちら
 大洗女子学園チームのあんこうチームの5人、「西住みほ」「秋山優花里」「武部沙織」「五十鈴華」「冷泉麻子」、そして対戦校の隊長たち5人、「西住まほ」「ダージリン」「ケイ」「カチューシャ」「ノンナ」の全10種が揃います。加えてシークレットが1種追加されるということですが、たぶん「アンチョビ」じゃないかなあ・・・・。

 「GOODSMILE ONLINE SHOP」での予約受付は7月2日で終了していますが、アマゾンでは予約受付中です。
 ねんどろいどより少し小さいスケールなので、カラコレやスイングほどではありませんが、1/35スケールのガルパン戦車キットに合わせて並べてもそんなに違和感はないでしょう。何よりも、これだけの数がワンセットで買えると言うのは、滅多にないと思います。なので、当然ながらこれもしっかり予約してあります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カモさんチーム B1bis 完成です !!

2014年07月22日 | ガルパン模型制作記

 車体前面部のガルパン仕様への改造のラストは、上図の赤円内に見える棒の取り付け部のモールドを完全に削り取ることでした。


 公式設定資料の図を御覧下さい。黄色円内に示すように、棒の取り付け部がなく、棒がそのまま横の装甲板についているという形です。


 そこで、取り付け部のモールドやリベット1個を完全に削り取り、ヤスリで均しておきました。


 これで正面観もきっちりとガルパン仕様になりました。ようやく組み立てと改造の全てが完了しました。


 次の休日に塗装を行いました。カモさんチームのB1bisはOVM類が一切無く、機銃も車体と同じカラーに統一されていますので、使用する色は車体色と履帯の2つだけでした。車体色は、クレオスのMr.カラーの127番の中島系コクピット色を使用しました。以前にウサギさんチームのM3中戦車リーの室内色に使用したのと同じ色です。


 履帯は、キットの指示では黒鉄色となっていましたが、劇中シーンなどを見ると僅かに茶色が混じった感じに思えましたので、黒鉄色よりも茶色味がかかっている61番の焼鉄色を使用しました。61枚連結分を左右2セット、予備パーツを2個あわせて吹き付け塗装しました。


 塗装後に履帯をはめこみました。ギリギリの線までピンと履帯を張った状態ではめこむので、あまり力を入れないで慎重にパチンと繋ぎました。


 全体の色調も、ほぼイメージ通りに仕上がりました。履帯は焼鉄色にして正解でした。黒鉄色だと黒っぽくなったはずです。


 デカールは、モデルカステンの「ガールズ&パンツァーデカールセット」Vol.1に入っているものを使用しました。


 左右のカモさんマーク二枚、大洗女子学園校章は前部と背面と砲塔右後ろの三枚を使いました。


 約20分ぐらいかけて、全てのデカールを貼りました。いずれも難しい位置では無かったので、楽に貼る事が出来ました。


 最後につや消しクリアーを吹き付けて、完成となりました。ガルパン仕様への再現度は、九割ぐらいはいけたんじゃないかと思います。


 低い位置から撮影してみますと、やっぱり劇中車同様に独特の転輪カバーが目立ちますね。この転輪カバーを再現するという作業が、ガルパン仕様への工作のなかでも重要な位置を占めていることが改めて理解出来ます。


 上前方から見ました。75ミリ主砲も47ミリ砲もきちんと再現出来ましたし、ドライバーズハッチの天蓋もなんとか円形に仕上げることが出来ました。前部牽引ホールドの形状にも違和感はありません。


 正面から見ました。前面装甲板の形状がしっかりと劇中シーンに重なって見えます。目立たないけれど、本当に重要な箇所でした。


 上後方から見ました。車体後部上面の形状はだいたい劇中車のそれに合わせる事が出来ましたが、細かい所ではまだまだ反省すべきところがあります。


 背面です。ここの大洗女子学園校章が一番大きなサイズなので、OVM類が全く無くてもインパクトがあります。穴の一つを完全に埋めきれていなかったようで、痕跡が見えています。


 斜め上から見ますと、車体色が一つしかないせいか、全体的にシンプルな印象があります。凹凸や色んなモールドが省略されているのも大きいと思います。Ⅳ号戦車D型やⅢ号突撃砲F型などのゴツゴツ感というものがあんまり無くて、それが逆にフランス戦車らしい優雅さをも醸し出しているように思えます。


 斜め後ろからのアングルが、個人的にはいいなと思います。三ヵ所の大洗女子学園校章のうちの二つが見えるので、ガルパン戦車としての雰囲気が濃厚になります。園みどり子の叱咤が聞こえてくるようです。


 以上で、カモさんチームの搭乗車が完成しました。製作期間は、5月20日から5月28日までの9日間ですが、実際にキットを製作していた日数は5日でした。組み立てと改造に4日、塗装に1日、でした。
 タミヤのキットを使うので、一般的には作り易いとか楽だとか言われているようですが、それは多分、普通に組み立てての話ではないかと思います。最初からガルパン仕様に作る場合は、他の戦車と同様に色々な追加工作や改造をともないますので、決して簡単ではありませんでした。でも、それだけに作り甲斐があったな、と感じています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く6 その21 「ふたたび澤梓の宿です!!」

2014年07月21日 | 大洗巡礼記

 大貫から髭釜、永町と商店街のメインルートをひたすら歩きましたが、朝から休憩らしい休憩もせずに動き回っていたせいか、足に疲労感がたまってきました。曲がり松商店街を通る途中で、ガルパンOVA発売記念の幟の冷泉麻子バージョンを見かけて立ち止まりました。ちょうど喫茶店「ブロンズ」の付近だったので、立ち寄って休憩することにしました。


 いつものようにガルパンメニューのジュースをいただき、女将の打田さんに勧められるままに、寄せ書きノートに今回初めて描き込みしてみました。ガルパン二次創作ストーリーを実際に自分で作るとなったら、こういうキャラクターも欠かせないな、などと妄想を膨らませながら描いたのが上図です。大洗女子学園には船舶科の他に航空科もあるという設定で、航空科のキャラクターを具体化してみました。名前は岩本徹子としました。元ネタは、もうお分かりでしょう。


 岩本徹子の活躍シーンも描いてみました。朝日ソノラマ文庫の名作「ラバウル海軍航空隊」の表紙のオマージュで、大洗チームの零戦とサンダースのF6Fの空戦場面を表現しました。「勝率我に三分、だが出撃す」のセリフも確か「ラバウル海軍航空隊」にあったと思いますが、実際のラバウル海軍航空隊の勝率は二分どころか一分だった場合が多かったらしいです。


 足の疲労も少しとれてきたので、再び道を急ぎ、「さかげん」の店先にプラウダマークの軽自動車を見かけました。たぶんお店の業務用車なのでしょう。大洗では他にサンダースや聖グロリア―ナ、アンツィオのマークの車も見たことがありますが、黒森峰のマークだけは見たことがありませんね・・・。


 大洗磯前神社の一の鳥居です。空はすっかり晴れ渡っていました。天気の回復は、やはり天気予報の時間帯よりもずっと後でした。


 宿に向う途中、歩道の真ん中に「スタミナ冷やし」と書かれた鉄柱を見ました。那珂湊で広告を見てきたばかりなので、ああ、ひたちなか市のご当地ラーメンのことだな、と分かりました。
 レバーやホルモンや野菜など幾つかの具を混ぜて甘辛い餡を作り、冷水で締めた麺に直接かける形のラーメンですが、熱い醤油ラーメンの上にそのままかけるタイプもあります。ひたちなか市には多くのラーメン店がこれを提供していますが、大洗では出していないと聞きました。それなのに、なんでここに「スタミナ冷やし」と書かれているのだろう、と不思議に思いました。もしかすると、大洗のどこかのラーメン店でひそかに提供しているのかもしれませんね。


 この日の宿は、澤梓の「いそや」です。二度目の宿泊になりますが、それだけこの宿が気に入ったということです。料理が豊富で美味しいし、何よりも大洗磯前神社の鳥居横という立地が、古社寺巡りの好きな私にはたまらなく素晴らしいです。


 今回も、前回と同じ二階の部屋「あんこうチーム作戦室」でした。入口の横には黒森峰仕様の折り畳みコンテナが置かれてありました。これ、マジで欲しかったんですよ・・・。これの販売情報に気付くのが遅れて予約し損ね、入手出来なかったのでした。大洗女子学園仕様のグリーンの方は持っているんですが、本当はこの黒い方が欲しかったのです。再販してくれないかな・・・。


 この日は私の他にも三人のガルパンファンの方が泊まられると聞きました。でも、顔を合わせる機会はほとんどありませんでした。


 部屋の机の上には、前回には無かったメッセージが置かれてありました。料理の量と質で勝負する、というのが「いそや」の特色であり魅力であるのですが、それをそのまま挨拶文に織り込んでありました。


 荷物の整理をし、ポケットやザックのあちこちにしまった缶バッジを全て取り出して並べました。こうして始めて何個貰ったかが分かるのですが、いつも「こんなに貰ってたっけ?」と自分でも不思議に思うほど、数が多いです。全部で26個あり、大貫商店街のアヒルさんチームが6個、カメさんチームが5個もありました。色んな店に挨拶して会話することが多い私なので、何も買っていないにもかかわらず、「記念にどうぞ」と頂いてしまうケースが多いです。


 夕食の時間になりましたので、一階の食堂に移りました。この日の最大の楽しみは、やっぱり「いそや」の夕食でした。


 ドカンと置かれた大きな魚の頭ですが、何と言う名前の魚なのかは分からずじまいでした。でも身はほんのりと塩が効いていて美味しかったです。


 目玉焼きと豚肉の生姜焼きだけでも充分なのですが、「いそや」は相変わらず数と量で攻めてきます。連合軍の上陸作戦ですね。


 こちらは蒸し焼き鍋の中身です。カニ、魚の白身、ホタテ、シメジ、野菜などが楽しめました。


 とどめは鍋物でした。少しずつ食べ、汁を二杯目の御飯に少しかけて美味しくいただきました。今回の大洗行きは、昨日も今日もどういうわけか空腹感を引きずることが多かったので、「いそや」の夕食の量がとにかく有り難かったです。 (続く)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近もらった大洗ガルパン缶バッジ

2014年07月20日 | ガールズ&パンツァー

 上画像は、2014年7月16、17日の大洗行きにて得た大洗ガルパン缶バッジの全部です。
 今回の訪洗においては自作缶バッジをお世話になったお店に寄贈するのがメインでしたが、お返しとして大洗ガルパン缶バッジをいただくというケースがほとんどでした。それで、買い物や食事をしていただいた缶バッジは、21個のうち8個にとどまりました。

 右端にあるのは「タグチ」さんで作った「フォトパッチン」の三種類で、デザインはホシノです。なんてったってホシノですから。わははは。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大洗ガルパン海水浴ポスター

2014年07月19日 | ガールズ&パンツァー

 2014年度の大洗の海水浴場開設期間は、きょう7月19日からスタートします。その案内ポスターは御覧のようにあんこうチームが主役となってガルパンポスターそのものです。アンツィオ戦OVAの上映劇場などで見かけるたびに、欲しいなあ、と思っていたのですが、発行先の「大洗のまつり実行委員会」および「大洗町商工観光課」にはもう在庫が無いということでした。

 ですが、7月16、17日の訪洗時にサイズが三種類あると知り、一番小さなA4版のものを数枚いただいた他、あるお店に自作缶バッジを寄贈した際のお返しとして特別に一番大きなサイズのポスターをいただきました。
 それが上画像のポスターで、今回の大洗行きでの一番の記念品になりました。いまは自室の壁に貼ってあります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茨城県限定 ガールズ&パンツァー天然水

2014年07月18日 | ガールズ&パンツァー

 2014年7月17日より発売となった、「ガールズ&パンツァー天然水」の6本セットです。「富士山のバナジウム天然水」とのスペシャルコラボ商品として、茨城県限定にてリリースされたものです。茨城県限定で3000ケースのみ販売、ということですが、大洗町ではねこにゃーの居る「川崎燃料店」さんが唯一扱っているということです。

 この商品は、たまたま「川崎燃料店」さんの店先のポスターで知りました。実はこの7月16、17日に大洗へ行きまして、16日の午後の街歩きの最中に「川崎燃料店」の前でポスターを見つけました。でもポスターには販売時期や価格が示されていなかったので、お店の方に問い合わせたところ、「いやー実は明日の朝8時半に入荷するんで、それから販売しますわ」ということでした。
 それで、翌朝にもう一度「川崎燃料店」へ行って、6本セットを購入しました。暑いなかでの街歩きで、とにかく喉が渇いて水を飲みましたので、あっという間に4本を飲み干しました。なので、そのまま帰りの列車内でも飲んで飲んで、帰宅したころには6本ともカラになりました。なので、上写真の撮影時には、自宅の水道水を入れました。

 ありそうでなかった、このガルパン天然水、夏の大洗巡りには間違いなく必需品ですね。1本だけの購入もOKですが、デザインがあんこうチームの5人とⅣ号戦車の六種類あるので、私はとりあえず6本セットで買いました。24本入りケースでの販売も行っているようですが、前述のように3000ケース限定販売ですから、これもあっという間に売り切れてしまうのでしょうか。
 なお、「川崎燃料店」で配布している案内チラシの裏面にはケース販売用の購入申込書もついていて、1ケース2971円となっています。1本130円、6本で780円ですので、ケース販売の価格はおトクになっていますね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く6 その20 「おからアートの真実です!!」

2014年07月17日 | 大洗巡礼記

 大洗町に戻って大貫商店街に至り、レストラン「大野屋」にて食事をとることにしました。朝から雨の中をあちこち歩き、昼に焼きそばのミニサイズを一杯食べただけで、那珂湊おさかな市場での食事も諦めたため、空腹が続いていたからです。それに「大野屋」へはまだ入った事が無かったので、今回がチャンスだ、と考えたのでした。


 ガルパン巡礼の人気スポットの一つ「お好み焼き道」の向かいにあるせいか、ここを訪れるガルパンファンも少なくないようです。そうした方々からの寄贈品とみられるイラストやグッズ類がボードなどに貼られてありました。缶バッジの中にはこのお店のオリジナルデザインもあり、同じものを一個記念品としていただきました。


 メニューは豊富で、レストランというだけあって洋食がメインのようです。大洗ではいつも海鮮料理を食することが多いので、ハンバーグだとかフライだとかがあると何となく新鮮に思えてしまいます。


 カレーライスやラーメン、グラタンやナポリタンもありますね。お店の雰囲気も昭和の洋食屋さんという感じで、なにか子供の頃に入ったような懐かしさを憶えました。こういうお店に入ると、本当に落ち着きますね・・・。


 色々迷った挙句、「鮭フライ」を注文しました。ライス、味噌汁、小鉢、お新香がついて950円でした。思ったよりボリュームがあって、サーモンが大好きな私としては美味しくいただきました。これについてきたバッジはアヒルさんチームでした。


 店を出てさらに歩きました。「松澤精肉店」の辺りまできたとき、向かいの「日野屋商店」の店先に、見たような物体が置かれているのに気付きました。


 何だったかな、と近づいて見ると、ボコ熊のおからアートでした。そういえば大洗町の各商店街にて期間限定で展示されているガルパンキャラのおからアートは、このお店の奥さんが作っておられるのでした。その奥さんが居られたので、挨拶してボコ熊の展示品を見学させていただきました。


 陽気で気さくな奥さんでしたので、いつしか会話が盛り上がり、他の作品はいまどうなっているか、という話題に移りました。すると「大体はもう、山に帰ったのよ」と意味深な答えが返ってきました。豆腐を製造する過程で出てくるおからは、普通は産業廃棄物として処理されます。産業廃棄物として処分することを「山に帰す」と表現するケースが多いので、そのことを言うと、「そうよ、大体二ヶ月ぐらいでヒビが入って壊れちゃうからね、捨てざるを得ないのよね」と笑っていました。

 すると、今までの数度の大洗行きにて、私が見てきた色々なおからアートは、もう無くなってしまったのか、と思いました。素晴らしい作品が多かったのに残念だなあ、と考えていると、その思いが伝わったのか、奥さんが店内の事務室スペースに案内してくれ、そこの壁にかけられた過去作品の写真アルバムを見せて下さいました。
「一応ね、今まで作ったもの全部、写真を撮ってあるの。気付いたらこんなに増えていっちゃってね」
 驚いたことに、実物を見たことのない作品のほうが数が多いのでした。こんなにあったのか、と感動しました。私が見た事のある作品は、ダージリン、武部沙織、金春希美、ももがー、左衛門佐、オレンジペコ、角谷杏、蝶野亜美ぐらいでしょうか。


 写真アルバムはもう一つあって、そちらはチームマーク、戦車、他の漫画キャラなどもあってテーマが豊富でした。サザエさんやドラえもんまでありました。私が実際に見たのは、上から三番目の列の、右から三番目のカチューシャだけですよ・・・。その隣は、まさか那珂ちゃんでは・・・と言うと、奥さんは「そう、那珂ちゃん。大洗磯前神社に軍艦那珂の石碑があるんですよ、ガルパンとは関係ないんだけど、いちおう大洗に石碑があるから繋がりはあるってことで、これだけ作ったの」と教えてくれました。
 「艦隊これくしょん」をご存知なんですね、と言ったら、「いえ違うのよ、私はあんまりよく知らないの。ファンの方に原画いただいてリクエストみたいな感じだったからね、作ったの」と笑っていました。

 しかし、すごい数の作品です。暇つぶしにチョコチョコ作ってるだけ、と謙遜しておられますが、もはや造形作家の域に達していると思います。おからを粘土と同じように利用して造形するという発想自体が凄いし、芸大のランドスケープ関連の造形セミナー辺りにでも注目されそうなカテゴリーだと思います。制作中の作品も見せてもらいましたが、アンチョビでした。おからは粉状にして水分を合わせると粘土のような状態になりますが、表面がサラサラしているので、粘土作品のような平滑感がなくてしっとりした仕上がりになります。微妙な起伏感がイメージを左右するアニメキャラクターの造形には最適だと思います。
 問題は、作品が長続きしないことですね・・・・。奥さんは「冷蔵庫に入れとけば長持ちするけどね」と言っておられましたが、それでは日の目を見ませんから・・・。今回、思いがけなく「おからアート」の真実に触れることが出来ました次第です。


 いつの間にか長居をしてしまい、宿へ入る時間も近づいてきたので、道を引き返すことにしました。途中でスズキの居る「小沼酒店」に立ち寄りました。


 目当てはこのお店のオリジナル商品である「レオポン酒」です。前月の訪洗にて同行したN氏が購入していたので、そういう商品があることを初めて知りました。私自身はお酒は飲まないのですが、知人や友人には酒が好きな方が多いので、大洗の土産としてよく酒を購入しています。


 それで、今回のお酒の土産にこちらの「レオポン酒」も買いました。ラベルを見ると、これも「月の井」が製造した品であると分かりました。大洗で入手出来るガルパン関連のお酒は、大部分が「月の井」の製品であるようです。 (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする