会議室の長椅子の上に置かれるラジカセです。劇中に登場するラジカセの実物であるようですが、かなりの年代物だと思います。私の小中学時代ぐらいの時期には普通に見られたものですね。
ファンの方からの寄贈品なのでしょうが、よく探し出したものだと感心します。
劇中でHTTが自分たちの演奏をカセットテープに収録するシーンも、今からすると時代を感じさせます。カセットテープ自体、殆ど見かけなくなっています。
ですが、最近は復権の逃しすらあるそうです。CDには無い独特のノイズに、一種の臨場感や空気感が感じられるのが良いという評価が出てきているそうです。
前回に見た黒板の多数の寄せ書きはいったん消されていて、新たな絵が描きこまれてありました。ひとつ記念に何か描いておこうかと考えましたが、いずれは消されてしまうでしょうから、あまり意味が無いな、と気が付いてやめました。
今回もねんどろいどのキャラクターを数体持参しましたので、まずは平沢姉妹を撮りました。
場所が場所だけに、ねんどろいどの存在感も倍加してまいります。この場所で撮るためのねんどろいどなのでは、と思ったりもしました。
姉妹であることがよく造形にも反映されています。顔の輪郭や目鼻の位置関係がそっくりです。劇中で憂が姉に扮するシーンが二度ほどありますが、HTTの面々でさえ見分けがつかない、というのは凄いですね。
この日は日曜日でしたので、若い女性の巡礼も何組か見かけました。みんな、当然のように私が置いた平沢姉妹を撮影してゆくのでした。あと、HTTの面々の氏名の色紙も人気がありました。
2期のオープニングに出てくるものの忠実な再現ですから、ファンならばすぐに分かるのでしょう。
入口のカエルの人形、どこでどうやって確保してきたのでしょうか。ファンの方の寄贈品であるようですが、よく見つけて持ってくるものだと感心します。
会議室の扉は、文化財指定にともなう復原改修後の状態になっていますので、劇中に出てくる扉とは作りが異なります。劇中の扉はガラス張り部分も小さく、曇りガラスみたいな感じで、あまり中が見えなかったのでは、と思います。
午後の時間もかなり進み、ねんどろいどの屋外撮影に相応しい状況になってまいりました。外に出て、駐車場に停めてある自身の車に戻りました。トランクに積んであった箱を開けて、ねんどろいどを取り出しました。 (続く)