気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く31 その16 「ミリタリー展示です!!」

2019年04月30日 | 大洗巡礼記

  髭釜商店街を西へ進んでいくと、かなりの人数が集まっている場所がありました。増屋種苗店の店先あたりでした。行ってみると、まず路側に並べてある金属製の履帯が目に入りました。Ⅳ号やBTやT34などのそれがあり、いずれもレプリカではなくて本物であるそうです。どうやって入手したのでしょうか。

 

  そして奥には、ウイリスジープとバイクが展示してありました。これらも本物であるようでした。

 

  ミリタリーアーツという団体の出し物であるようでした。

 

  ウイリスジープの操縦席を見ました。シンプル、イズ、ベストを地でゆくような米国製軍用車輌の、最低限かつ実用的なデザインです。操縦装置は戦車のそれにも通じるので、見ていて勉強になりました。

 

  けっこう人が集まっていました。ある意味、戦車レプリカよりもこちらの本物のほうが見応えがあるからでしょう。レイヤーさんも数人居て、代わるがわる撮影に応じたりしていました。サンダースのケイのレイヤーさんが一番人気あったようですが、米軍ですから当たり前でしょう。

 

  髭釜書店街の南端近く、きらめき通りとの交差点の手前のスペースに、上図の戦車レプリカが展示されていました。黒森峰のマークがつけられているので、ドイツの車輌のようですが、ガルパンとは無関係であるそうです。それよりも、車輌の下に二人潜り込んでいるのが、ピクリとも動かないので、最初はマネキンかと思いましたが、これも撮影に応じてポーズをとっていたレイヤーさんでした。レオポンさんチームのツナギなので、自動車部の戦車修理のシーンを演じているのでしょう。

 

  横ではダージリンに扮したレイヤーさんが売り子を務めていました。そのうちにレオポンさんチームのツナギの二人がゴソゴソと動き始めて、起き上がりました。

 

  そして、別の人のリクエストに応じて、ガソリン缶を持ってポーズを付けていました。かなり重そうにして抱えていましたが、実際にかなりの重量があります。
 昔、模型サークルの定期旅行でイギリスのボービントン戦車博物館へ行った時に、パンターG型のガソリン缶を持ったことがありますが、空の状態でもズシッときたのを覚えています。

 

  きらめき通りとの交差点に出ました。あまり人影を見ませんでしたが、ちょうどマリンタワー広場のメイン会場ではガルパン声優さんたちのトークショーが行われているはずでしたから、多くの見物人はそちらに固まっていたのでしょう。

 

  商店街の歩行者天国は、このように髭釜エリアまでとなっていて、以南の大貫エリアは範囲外となっていました。

 

  なので、梅原屋さんが、普段の時とあまり変わらない落ち着いた雰囲気で、普通に気楽に過ごせる状態になっていたのは、個人的にはとても有り難いことでした。

 

  なぜならば、世界のNさん製作のガルパンプラモデルおよびジオラマの取材の残りがまだあったからです。それが、今回の大洗海楽フェスタにおける私のラストミッションになりました。
 というのは、この後、ゆるキャン△山梨巡礼の計画がありましたので、大洗から甲府への長距離移動が控えていたからです。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く6 その1  六郷のセブンイレブンと印章資料館

2019年04月29日 | ゆるキャン△

 2019年4月4、5日、一泊二日の行程にて、数えて6度目の「ゆるキャン△」聖地巡礼を実行しました。たまたま連休が取れて何も予定が無かった上に山梨県の天気予報が快晴だったこと、4月中旬に予定していたマイカー巡礼のスケジュールがどう計画しても超過密になったため、それを緩和する形で一部のコースを前倒しで訪ね、かつ現地状況の下見も兼ねておこうと思い立ち、今回の旅出となった次第です。

 今回も、前夜に京都からの夜行バスに乗り、翌朝の6時40分に甲府駅南口に着きました。夜行バスはガルパン大洗への行き来で何度も利用しており、ゆるキャン巡礼でもたいてい利用していますので、慣れっこになっていて、夜に乗ったらすぐに熟睡、時には深睡となって降車時刻ギリギリになって車内放送などで起こされるパターンが当たり前になりました。それだけに、睡眠不足は無くて朝から元気に動ける状態でした。

 その足で駅前の吉野家に行って朝食を食べ、いつも利用しているタイムズレンタカーの営業開始の8時までは吉野家の向かいのスタバにてコーヒーを飲みつつタブレットで調べ物をして過ごしました。

 

 8時きっかりにタイムズレンタカーに行き、予約しておいた車に乗りました。今回は軽自動車が全て予約されていましたので、普通車のヴイッツを選びました。マイカーと同じですが、こちらのほうが新型なので、運転も楽しみでした。いつものように8時から20時までの12時間いっぱいで予約し、会員割引で4536円でした。ゆるキャン巡礼で利用出来るレンタカーとしては最安でした。

 

 今回も、最初の目的地はセブンイレブン山梨六郷店でした。前回の訪問時に気になっていた品々を、今回は買おうと決めていました。

 

 前回と違って、コーナーは店内の奥のレジ近くに移動していましたが、志摩リンの幟が立っているので位置はすぐに分かりました。

 

 前回よりも品揃えが縮小されているように見えましたが、前回には無かった小物類が追加されており、全体として商品群のサイズが小さくなったためにコーナーが縮まっている、という感じでした。

 

 前回の訪問時に気になっていた品々は二つありました。ひとつは上図の「はんこ付きボールペン」でした。今まで数年間使っていた類似の愛用品が、去年の年末に壊れてしまったため、代わりの品が欲しかったからでした。
 しかし、これはハンコ本体の別途申込みが必要なので、買ってすぐに使用可能ではありませんでした。同封の案内書にしたがって、後日にネットで谷川商事のサイト窓口にアクセスして申込みました。その費用までが購入時の代金2160円に含まれているようです。

 

 そしてもう一つは、このハンコつまり印鑑でした。これは540円ですが、当然ながら印面は未彫ですので、どこかで彫って貰う必要があります。どこで彫って貰えるかを店員さんに問い合わせましたが、「さあ、よく分かりませんねえ、ハンコ屋さんは近くに色々ありますけど・・・」という頼りない返事でした。

 前回も思ったのですが、こういう状態が遠来のファンからみると非常なガッカリ要素です。商品だけ置いて関連基本情報は何も示さない、というのは、特に印鑑のような普段買わない特殊な品においては困るケースが殆どです。せめて近隣の利用可能なハンコ屋の紹介とか、印面刻字の平均的な費用や所要時間などを紹介するPOPぐらい付けて欲しいものです。
 これらの品々を展開しているのが地元の企業の谷川商事さんなので、「谷川商事に問い合わせたらいかがですか」とも言われました。谷川商事さんも本来は印章業者ですから、何らかのアナウンスとか、現地における巡礼ファン向けの案内情報などを出してしかるべきだと思うのですが、そのような動きは一切感じられず、ただツイッター上などで新商品関連情報が流されているだけのようです。
 ゆるキャン印鑑にしても、製品案内だけに終始しており、印面刻字を頼む場合にはどうしたらいか、平均的な費用や所要時間はどの程度か、といった基本的かつ重要な情報が抜けています。

 そういう事態はある程度予想されたことだったので、事前に色々調べておいた情報をもとに行動するしか、方法がありませんでした。

 

 それで、まずは甲斐岩間駅近くの印章資料館に行きました。印鑑の歴史とハンコの里六郷の紹介の展示があるそうなので、そこで問い合わせれば、詳しいことが分かるだろう、と考えました。
 あと、この種の博物館は個人的には好きですし、色々と勉強になって楽しいので、ゆるキャン巡礼とは別に、必ず行く場所のひとつに決めてあったのでした。
 上図は、駐車場入り口にある、日本一の巨大ハンコの展示ボックスです。展示品は木製のようでした。

 

 どうやら、市川三郷町の商工会館の施設内にあるようです。扉にはしっかり「ゆるキャン」ポスターも貼られてありました。近く予定されているスタンプラリーのポイントに含まれているそうでした。

 

 見学は無料、自分で電気を付けて入るセルフ方式でした。写真撮影の許可もいただきました。館内はこんな感じです。

 

 こういう展示を見ると、個人的にはワクワクします。博物館学芸員の資格も持っていますし、実際に博物館で働いた時期もありますから、この種の資料館施設はとにかく楽しいです。

 

 中国製の玉石印も並んでいます。若い頃に中国へ何度か行き、研修留学もやっていましたから、この種の印鑑を10個ぐらい北京や西安で購入して名前も彫って貰ったことがあります。価格が日本での半分以下で安く、印章の本場ですから、買ってすぐにその場で名前を彫ってくれるのでした。そのスピードが速くて彫りも精密なのに驚かされた思い出があります。
 今も手元に置いて、蔵書印などに使っていますが、見た目も上図のような感じですから、家に来た知人などに「すごく立派な印鑑ですな」とよく言われます。

 

 一時間あまりかけて、ゆっくりと見学しました。印鑑自体も美術工芸品の範疇に入りますから、美術工芸史専攻だった身には、久し振りの学びの機会でもあり、色々と考え、得る知識も少なくありませんでした。

 

 窓口に、記念スタンプが置いてありましたので、ゆるキャン和綴じメモ帳の空きページに押すことにしました。

 

 大きくて格調高い印面ですね。書体も渋いです。こんな記念スタンプはなかなか見ませんので、よい記念になりました。

 

 退出間際に、窓口で職員さんにゆるキャン印鑑のことについて問い合わせました。すると若い職員の方に変わり、その方がゆるキャンに関してもある程度知識があったため、質疑応答は思ったよりも順調に進みました。

 セブンイレブンで買ったゆるキャン印鑑の本体を見せたところ、「ああ、これですね。こちらに印章の店は沢山ありますけどね、彫ってもらうのがこのゆるキャン印鑑ならば、駅前の写真館さんがよく利用されてるみたいですねえ」と自らのスマホで検索しつつ、その位置を教えて下さいました。甲斐岩間駅の向かいにある、「いわま写真館」でした。聞けば、ゆるキャン関連の商品も色々扱っているとの事でした。

 それを聞いて、それなら、その写真館で間違いないな、と確信したのでした。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く31 その15 「戦車と痛車です!!」

2019年04月28日 | 大洗巡礼記

 商店街歩行者天国は、役場前から曲松商店街の北へ回ってスタートしましたので、後は南の髭釜商店街まで散歩モードで進む形になりました。
 鳥孝さん、相変わらず焼き鳥の出店が大変賑わっていました。

 

 鳥孝さんの斜め向かいの駐車場には、ガルパン痛車が並んでいました。どうやらこのスペースが痛車の展示場であったようです。何台か並んでいましたが、黒森峰推しとしましては、手前の逸見エリカ車を見るだけでもう幸せになりました。

 

 移動しながら色んな景色を見ましたが、だいたいはシャッターを下ろしているお店のほうが多かった気がします。といっても、大半は休んでいるのではなくて、マリンタワー広場のメイン会場に出店を出しているのでした。

 

 みつだんごのたかはしさんは営業していて、いつものように団子セットを販売していました。

 

 むらいさんの店先あたりも賑わっていました。店先にテーブル席が設けられて休憩および飲食スペースになっていたからでしょう。

 

 向かいのこのお店も、焼き鳥などを出して賑わっていました。やっぱり肉を焼く匂いがいいので引き寄せられてしまいます。ここでもネギマ串を一本買いました。

 

 ジョイショップタグチさんの向かいの駐車場は、休憩ゾーンとなっていたようです。昨日は奥にあったⅣ号戦車レプリカが見当たりませんでしたが・・・。

 

 近くの旅館福本楼さんの駐車場に置いてありました。なるほど、ここが展示位置でしたか。

 

 老舗旅館の駐車場に実物大戦車レプリカが停まっていても、誰も奇異に思わないのが大洗の素晴らしいところです。戦車があって当たり前の街なのですから、映画「遠すぎた橋」にならって有事の際に戦車師団を隠していても何も問題はないでしょう。  (アホかお前は)

 

 魚忠さんの店先での出店が一番盛大な状況でした。御覧のように大きな鍋も並べて据えて盛んに煮炊きしてはアツアツの品を販売していました。一般の見物客も大勢いて、子供たちも汁物などを美味しそうに食べていました。

 

 若見屋の交差点近くのスペースには茨城交通の落書きバスのイベントがあり、そこも大勢の人が集まっていましたが・・・。

 

 一生懸命に落書きしていたのが子供たちではなく、いい年したガルパンファンのオジサンばかりなのは、ある意味シュールでした。自分の絵を描いて周りに見せたい、という気持ちがバリバリでした。本当はこういう催しも地元住民のために有るわけなのでしょうね。
 現に数人の子供たちが後ろで描きたそうにしていて母親に制止されていましたが、それに気付いて場所を譲ってやる優しいガルパンファンは、私が見ている時には一人も現れませんでした。

 

 この辺りに、いかにもそれと分かる服装やグッズを付けているファンが集まっているように感じたのは、気のせいでしょうか。

 

 髭釜商店街は、出店も少ないためか、全体的に落ち着いた感じでした。休憩ゾーンもありましたので、個人的にはこちらの方が散歩しやすい感じでした。
 このあたりにも戦車レプリカがあるのかな、と探しましたが見当たりませんでした。既にⅣ号、CV33、九七式チハ、FT-17の4台を見ていましたが、おそらくはそれで全部だったのかもしれません。  (続く)

 


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「ゆるキャン△」聖地巡礼(車利用)覚え書き 2019年4月版

2019年04月27日 | ゆるキャン△

 

 2019年春現在、人気アニメの一つに成長して既に第2期および劇場版の製作が決まっている「ゆるキャン△」、舞台となっている山梨県も官民を挙げてこれを応援しています。既に各地で多くの関連イベントや関連商品が出され、スタンプラリーや巡礼コースも幾つか定着してゆきつつありますので、ファンの聖地巡礼行動も、既に回を重ねるパターンが多くなってきているようです。
 私もその一人であり、最近は4月中旬に二度目のマイカー巡礼を楽しんでまいりました。以前のレンタカー利用も含めますと、これが車での巡礼行動としては5度目になります。それで、ある程度、車利用での聖地巡礼の全体像が掴めるようになっています。

 そこで、今回は、これまでの車利用による「ゆるキャン△」聖地巡礼の経験と教訓をふまえて、車利用での聖地巡礼の場合の基本情報群を、自身の忘備録を兼ねてまとめてみました。既に去年2018年の3月に電車利用での聖地巡礼の場合の基本情報群をまとめており、それに続く2弾と位置づけます。
 ただ、個人の経験則によるまとめですので、内容にズレや間違いがあるかもしれませんが、御指摘いただければ、その都度直してゆきたいと思いますし、今後の巡礼活動にて得られた知見も順次反映させてゆく積りでおります。同好同趣の皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
 なお、自身は関西在住ですので、巡礼の起点は大阪または京都としており、それに沿っての巡礼基本情報群をまとめる形になります。御了承下さい。


1 車利用のスタート地点について
 「ゆるキャン△」の聖地を車利用で回る場合、主な対象路線は高速道路になります。近隣の方は別でしょうが、首都圏からの巡礼者でも高速道路を利用しているケースが多いようです。一般道でも行けないことは無いのですが、アクセスに時間がかかるので敬遠されがちなのでしょう。

 私自身は関西から行きますので、距離的に一般道の利用は無理があります。高速道路利用でも片道数時間かかります。したがって、名神および新名神高速から東名または新東名高速を経て南から回るか、中央道経由で北から回って中部横断道に至るか、のいずれかになります。
 2019年4月現在、聖地の中心エリアである身延町域を南北に通る中部横断自動車道の建設が進んでおり、北は下部温泉早川、南は富沢までが開通しています。全線開通まではまだ少し歳月がかかりますが、現状でも聖地巡礼にとっては有利な状態になってきています。

 とりあえず、エリア別にスタート地点の目安となる高速道路インターチェンジをまとめてみました。まず身延エリアでは、前述の中部横断自動車道の下部温泉早川および富沢の両インターが起点となります。富士山エリアでは東名高速の富士および御殿場、新東名高速の新富士、中央道の富士吉田および山中湖の各インターが起点となります。
 北杜エリアにおいては、中央道の小淵沢および長坂インター、諏訪エリアにおいては中央道の諏訪および岡谷インターが起点となります。駒ヶ根エリアでは中央道の駒ヶ根インター一択です。

 なお静岡エリアでは浜松や三ヶ日、磐田の各インターが起点ですが、個人的には浜松エリアの一部を巡ったのみで、まだ全部を回っておりません。今後はアニメ2期にて伊豆方面までが登場すると見込まれるため、静岡エリアについては今回は保留とし、アニメ2期の放送後に改めてまとめる予定です。


2 聖地エリアでのルートについて
 高速道路利用での各起点をインターチェンジとしましたが、それ以後は一般道利用になります。どこでもある程度絞られる傾向があり、地域によっては国道が1本しかないのでそれしか選択肢が無い場合も少なくありません。主な聖地エリアにおけるルートを紹介しましょう。

 まず、最もシンプルなのが富士山エリアです。西麓から北麓へは国道139号線が周り、東麓の富士吉田で138号線に連絡します。これが唯一の路線であり、山中湖エリアから河口湖方面、西麓のふもとっぱら、朝霧高原などの各キャンプ場などへはこのルートしかありません。また本栖湖へは国道300号線「本栖みち」を利用し、そのまま甲州いろは坂を経て身延エリアへも行けます。

 身延エリアでは、富士川の西を南北に通る国道52号線が基幹ルートになります。そして南部町の内船駅前から身延駅前のしょうにん通りを経て下部温泉郷、甲斐常葉、甲斐岩間までの範囲においては、富士川の東を通る県道9号線も有効なルートです。甲斐岩間から甲斐常葉までの山越えルートを除けば、県道9号線のほうが渋滞も少ない快走路です。なお四尾連湖へは、県道9号線から連絡路へ入る形になります。

 北杜エリアにおいては中央道の西側を併走する県道17号線が基幹ルートになりますが、聖地は全て中央道の東側に点在しますので、小淵沢と長坂の間でお好みのルートをナビなどで検索しながら行ったほうが早道です。八ヶ岳の南麓の高原地帯を回る形になりますので、県道11号線も使えるでしょう。

 長野県の諏訪エリアは、国道20号線一択です。これを経て高ボッチ高原、片倉館、高島城へ行けますし、霧ヶ峰高原へは茅野から分かれる国道152号線を利用し、白樺湖から県道40号線ビーナスラインに入ります。県道40号線ビーナスラインは、諏訪市街からも行けますが、急カーブの連続で高低差もあり、登るのはキツイので、復路として利用したほうが良いでしょう。また杖突峠へは国道152号線で行けます。
 駒ヶ根エリアでは、県道75号線が基幹となります。光前寺、早太郎温泉へ行けます。陣馬形山キャンプ場へは、東の国道153号線から山道へ進むか、西の県道210号線から回り込むかの二択になりますが、地元民の話によれば、後者のルートが比較的整備されていて行きやすいそうです。


3 車でしか行けない聖地エリア
 周知のように、「ゆるキャン△」の聖地の何割かは志摩リンが原付ビーノで行くか、各務原姉妹が車で行ってるかのいずれかに当たり、基本的に車またはバイクでないと行けない場所が殆どです。バスが運行されているところもあるにはありますが、運行本数も少なく、時間的制約も大きいです。

 最も行きにくいのは早川町域でしょう。赤沢宿、雨畑湖、奈良田温泉など、志摩リンが回った場所は全て相当します。富士山エリアでも、キャンプ場関連は車でないと難しいです。身延エリアでも、志摩リンの自宅の場所とか、本栖湖浩庵、スタンプラリーの場所になっている「なかとみ和紙の里」などが車でないとなかなか行けません。四尾連湖や夜叉神峠、北杜エリアも同様です。
 これらのうち、山の中を進むルートにおいては道幅が狭い所も少なくなく、車一台がやっと通れる箇所も幾つかあります。無謀かつ無理な進入は事故の元になります。慎重かつ安全をな運転を心がけて下さい。
 長野県では、諏訪エリアの片倉館と高島城を除く殆どの聖地が、車またはバイクでないと行けません。

 全体的にみて、鉄道利用で行ける聖地ポイントのほうが限られていますので、基本的に「ゆるキャン△」の聖地巡礼は車またはバイクでの移動がメインになります。


4 夜行バス+レンタカー利用のススメ
 近隣地や首都圏からの巡礼者はともかく、私のように西日本から出かけてゆく場合、マイカー巡礼も選択肢としてはありますが、途中の長時間ドライブはけっこう大変です。京都から高速道路をずっと走っても最低4時間はかかります。往復ですと8時間になりますから、日帰りは無理です。
 それで、個人的には前夜の夜行バスで甲府へ行き、朝からレンタカーで回るという方法をよく利用しており、既に4度目になります。これがマイカー巡礼と比べると、費用的にも安上がりですので、今後も個人的にはこの方法を好んで使うと思いますし、同じように遠隔地から行こうとする方にオススメしたいと思います。

 まず、レンタカーですが、聖地エリアへのアクセスが容易なのは、山梨県の北側では甲府、南側では河口湖辺りです。レンタカー屋さんも幾つかあります。
 今年3月21日からはトヨタレンタリース山梨さんが「ゆるキャン△」とのコラボとして「トヨキャン的聖地巡礼の旅」なる企画を実施中です。詳細はPDFでどうぞ。この企画による車輌は「ゆるキャン△」のデザインラッピングカーとなりますので、楽しさも深まるでしょう。
 取扱い店舗は石和温泉駅前店および富士河口湖店の2ヶ所のみで、最寄駅は中央本線の甲府昭和駅、および富士急行線の河口湖駅となります。このうち、富士急行線の河口湖駅へは、大阪・京都より近鉄バスの夜行バス便が運行されていますので、夜行バスで来てすぐにレンタカーに乗り換える事が出来ます。該当夜行バスの情報はこちら

 甲府駅周辺にも幾つかのレンタカー屋さんがあります。山梨県内では甲府を起点にしたほうが、県内の各聖地エリアへ同じような所要時間で行き来できますので、私自身はいつも甲府まで夜行バスで行き、そしてレンタカーを利用するという方法を採っております。
 甲府への夜行バスは、近鉄バスが運行しており、大阪および京都から行けます。情報はこちら。甲府駅前にあるレンタカー屋さんは、駅レンタカーニッポンレンタカートヨタレンタカーオリックスレンタカーガッツレンタカー、タイムズレンタカーなど数多いです。
 そして個人的にはタイムズさんの会員であったため、料金割引が適用されるタイムズレンタカーを利用していますが、山梨県内では甲府駅前店が唯一の店舗となります。情報はこちら

 長野県エリアでは、霧ヶ峰高原および高ボッチ高原へ行く場合は中央本線の上諏訪駅前にある駅レンタカートヨタレンタカーが利用出来ます。また茅野駅にも上諏訪駅経由でアルピコ交通の夜行バス便が発着していますので、駅近くの駅レンタカー日産レンタカーニコニコレンタカータイムズレンタカーも利用出来ます。

 他にも色々なコースがありますが、夜行バスとレンタカーの組み合わせ利用は、ただでさえアクセスが大変な「ゆるキャン△」聖地巡礼においては有効な選択肢であると思います。それぞれのお好みで、ペースに合った夜行バス路線とレンタカーを探してみるのも楽しいでしょう。
 なお、いずれのレンタカー会社においても、借りる際には、必ず免責保険+ノンオペレーションチャージ(NOC)免除保険への加入をおすすめします。


5 聖地エリアにおける駐車スペースについて
 「ゆるキャン△」に限らず、車でのアニメ聖地巡礼においては、駐車スペースの問題が常につきまといます。場所によっては駐車場探しに苦労するケースも有り得ます。
 とりあえず、現時点で知り得た、分かりにくい駐車スペース情報をまとめておきます。

 身延エリアにおいては、身延山以外はだいたい駐車場があります。甲斐常葉では常幸院さんの門前駐車場がよく知られていますし、身延駅前のしょうにん通り商店街では北側の線路沿いの広い専用駐車場が利用出来ます。栄昇堂さんの店先に停めて買物しているケースが常態化しているようですが、あれは危ないので、専用駐車場に入れましょう。
 身延山においては、門前商店街の範囲には各店舗の駐車スペースが最低限あるだけなので、久遠寺の三門脇の無料駐車場を利用するか、ロープウェー乗り場下の有料のせいしん駐車場を使った方が迷惑がかからないでしょう。
 市川エリアでは、四尾連湖の水明荘の駐車場がちょっと狭くて満車になっている場合がありますので、入口手前の広い駐車スペースを利用するのも手です。なお、水明荘の駐車場までの道は車一台やっと通れる幅なので、対向車が来た場合は後退して道を譲りましょう。

 早川エリアでは、赤沢宿の駐車スペースが分かりにくいですが、これは道なりに上まで登り、妙福寺さんの横の駐車場に行けば良いです。そこから先は通行止めになっています。
 諏訪エリアにおいては、片倉館の場合は諏訪市美術館の駐車場と共用になっています。高島城の駐車場は天守閣のすぐ北下にありますが、あまりナビには出てきませんので分かりにくいかと思います。高島城の天守閣を目印にしてその北側へ回れば行けます。

 あとのエリアは大体駐車場があります。富士山エリア、山梨市エリア、北杜エリア、駒ヶ根エリアではどこでも駐車スペースに困りません。
 なお、路側駐車は周囲の迷惑となりますので絶対にやめましょう。景色に見とれて、撮影のために適当に路上駐車する輩も見かけますが、もちろん「ゆるキャン△」聖地巡礼でもマナー違反であり、論外です。



 なお、当記事は、中間まとめに過ぎませんので、今後の巡礼で得た知見があれば、後日に続編をまとめて情報の精度も上げてゆきたいと思います。

(追記  2019年4月29日、読者よりの御教示コメントに従い、本文に加筆致しました。)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く5 その14  大阪のゆるキャン△キャラポップストア

2019年04月26日 | ゆるキャン△

 数えて5度目の山梨ゆるキャン△巡礼のラストは、大阪のキャラポップストアでした。以前に秋葉原にてスタートショップを見ていますが、規模が小さかったので、今度の大阪のワンフロアの広いショップではどのように展開されるか、そして山梨県内で販売されている関連グッズ群とは同じなのか違うのか、という点を確かめるのが目的でした。

 

 大阪のショップでは、スペースに余裕があるためか、秋葉原のショップでは見られなかった、上図のようなディスプレイも展開され、会場に彩りを添えていました。こういう仕掛けがあるかないかで、販売コーナーの雰囲気が大きく左右されますし、売り上げにも一定の影響がある、ということです。
 この5人のPOP、普通に欲しいので、販売品として生産展開してもらえませんかね・・・。

 

 山梨県内で販売されている関連グッズ群と同じ品もありますし、違う商品群もあります。こちらは純然たるアニメショップ向けの品なので、公式のフリューさんも力を入れてプライズ品も含めた多角展開を行っているようです。

 

 やっぱり、こういうキャラクターパネルが設置出来るというのが強みですね。公式が直接に展開する販売拠点ですから、こういうパネルは幾らでも作れて置けるわけです。山梨県内の販売拠点にはパネルを置ける余裕がありませんから、大体は幟が目印になっています。

 

 やっぱり大阪のフロアは広いですね。上図の範囲で全体の五分の一ぐらいでした。

 

 缶バッジとアクリルフィギュアを組み合わせたディスプレー展示もありました。見ていてとても楽しくなりますし、あれ欲しいな、と購買意欲もかきたてられます。

 

 キャンプ用品の展示は定番です。キャンプのアニメですから、こうでなければいけませんね。

 

 しかし、公式発のオリジナルグッズ群は全体的に高価格です。左上の「ちくわキャンプセット」が欲しかったのですが、既に売り切れでした。

 

 このタペストリーもいいなあ、としばらく眺めていました。欲しいのですが、これを飾れる壁スペースが自宅にはありません・・・。

 

 こちらのクリアファイル群は、セルバ身延店でも見たような気がします。このとき、特に気になったのが、左上の2点でした。ハンコの里とされる六郷とのコラボ品のようです。各務原なでしこと志摩リンの2人がそれぞれハンコを持っている図です。六郷って、聖地の一つだったかな、アニメに出てない筈だが・・・、と首を傾げました。
 実は、このときの疑問が、次の4月の山梨ゆるキャン△巡礼のキッカケとなったのでした。

 以上で、「ゆるキャン△の聖地をゆく5」の記述を終わります。  (了)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く31 その14 「商店街歩行者天国です!!」

2019年04月25日 | 大洗巡礼記

 マリンタワー広場より、商店街歩行者天国エリアに移動しました。今回は初めて海楽フェスタに来ましたので、祭事中の各エリアの様子をなるべく概観しておく予定でした。だから特定の場所にずっととどまる、というのは梅原屋さんの展示ガルパンプラモデルの見学取材のみ、と決めてありました。
 マリンタワー広場のメイン会場では、そろそろガルパン声優陣のトークショーが始まるので、観衆も最大人数に達している筈でしたが、こちらの商店街歩行者天国エリアのほうも大勢の人出でした。

 

 商店街の大半のお店がこのように店舗を閉じて、多くはマリンタワー広場の出店エリアに出ているのでしたが、一部のお店は店先に出店を出しており、それらが商店街歩行者天国エリアに多くの人々を引き付けている磁石のような役目を果たしていました。

 

 ざっとみたところ、食べ物系の出店は、商店街歩行者天国エリアのほうに有名店および有力店、もしくは気合の入ったお店が多かったように思います。マリンタワー広場のブースよりもスペースに余裕があり、自前で席も設けたりして屋外飲食スペースを展開しているお店もありました。

 

 右の出店は、確か吉田屋さんの梅カフェのそれでしたね。ガルパンのコスプレをしている人、もしくはレイヤーさんたちも一般客に混じって食べ歩きしたり、休憩スペースで食べていました。マリンタワー広場ではこういうふうにゆっくりと食べて休める場所が無いわけです。

 

 隣のひたちなか市から、那珂湊焼きそばの出店もやってきていました。商店街の各所にある駐車場などが出店のスペースとして提供されているようでした。

 

 日照プラントさんの実物大戦車レプリカの一つ、アンツィオ高校チームのCV33です。

 

 なかなか迫力ありますね。道という字が履帯に付けられていましたが、これはスタンプラリーか何かに伴うクイズの一種だということでした。各所に置かれる戦車レプリカを全て回って、字を組み合わせて一つの言葉を当てる、というものらしいです。

 

 なので、実物大戦車レプリカが置いてある場所には、常に人が集まっている状態でした。上図は聖地中の聖地である肴屋本店さんの前です。

 

 江口又進堂さんの店先には、エルヴインも来ていました。江口さん曰く、「大貫は今年は範囲外なんだ、和泉屋さんも一番外だから、パネルだけ来てもらったのよ」でした。

 

 肴屋本店の前に集まっている人の大半が、いかにもミリオタという風体でしたが、それには訳がありました。

 

 ガルパンファンのみならず、ミリオタの全員が神様と崇める小林源文さんが、この日肴屋本店さんの店先にてサイン会をやっておられたのでした。ガルパンイベントに無くてはならない御大の一人です。

 

 小山柚子のパネルもこの日はこちらに来ていました。

 

 後から後から人々がやってきます。ほとんどがあまり立ち止まることなく、移動してゆきました。商店街歩行者天国エリアをくまなく歩き回っているのでしょう。一般の見物客もかなりの割合を占めていたようで、子連れで来て出店の食べ物を色々楽しんでいる様子をあちこちで見ました。

 つまり、海楽フェスタというのは、本来は地元住民のためのお祭りイベントの一つであったわけです。それがガルパンの聖地となるに及んで全国からのガルパンファンの来訪が増え、今回のようなお祭りイベント時にはその数が劇的に増加する、という構造であるわけです。
 なので、ガルパン以前の海楽フェスタの平均的な人出はどのくらいだったのかを江口さんに聞いたところ、大体2万人から3万人ぐらい、だそうでした。大洗の人口と近隣からの人出を合わせてもそれぐらいが限度なんだよ、ということでした。

 ガルパン以後の海楽フェスタの人出が、例えば10万人だと報道された場合、本来の平均的な人出が2万人から3万人ですから、それに7万から8万のガルパンファン系の人数が上乗せされていることになります。凄い飛躍振りです。ガルパン人気の効果が、数字として可視化される一つの好例ですが、それだけの集客効果が見込めるのであれば、商機も生まれます。ガルパンの協賛企業やアニメコンテンツ系の企業がこぞって出店して販売する、という流れが必然的に生じます。その結果が、今回のミニミニホビーショーであるわけです。

 

 なので、こうした実物大戦車レプリカも、今回のようなお祭りイベントにおいては、ガルパンファンに注目されますし、多くの見物客を呼び込む展示品として、なくてはならない要素であるのでしょう。

 

 ですが、動いてくれたら、もっと良いでしょう。

 

 そして、実際に煙を吹き出して発砲シーンを演じてくれれば、さらに盛り上がるでしょう。  (続く)

 


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ガールズ&パンツァー リボンの武者 九四式軽装甲車 鬼チーム スーパー改&無人砲塔仕様 2台セット

2019年04月24日 | ガールズ&パンツァー

 ついに出ましたか、という感じです。第58回静岡ホビーショーにて発売がアナウンスされた、「ガールズ&パンツァー リボンの武者 九四式軽装甲車 鬼チーム スーパー改&無人砲塔仕様 2台セット」です。日本軍戦車キットを豊富に揃えるファインモールドさんならばでの強みを生かした新製品と言えましょう。
 ホビーサーチでの案内情報はこちら。アマゾンでの案内情報はこちら

 以前の記事でも触れましたが、この2台の軽戦車キットはもともとファインモールドの定番商品にある「九四式軽装甲車」にあたります。そして「鬼チーム」が改造して取り付けた九七式自動砲のほうも、ファインモールドから1/35スケールのメタルパーツ品が出ていました。
 したがって、いちおう新規開発という体裁をとってはいるものの、殆どは既存の製品および金型を生かしての再構成の形になっていると思います。完全な新規のパーツは、九七式自動砲のドラム式弾倉部分など一部にとどまるでしょう。
 なので、2台セットであるわりには希望小売本体価格が5800円とおさえられています。1台あたり2900円ですが、元キットの「九四式軽装甲車」の3000円より安いです。おそらく、元キットの「九四式軽装甲車」の在庫がかなり有って、それを元手にして今回の新製品を出す、という構図のゆえかもしれません。

 ただ、問題は先行商品であるムカデさんチームの「九七式軽装甲車テケ」に劣らぬ精密キットで小型であるために制作の難度が非常に高いということです。「九七式軽装甲車テケ」すら、ベテランの方でも手間取るそうなので、初心者レベルですとかなり苦労するかもしれません。時期を同じくして再生産が決まっているムカデさんチームの「九七式軽装甲車テケ」と併せて購入するパターンが多いだろうと予想されますが、製作はより大変になるでしょう。
 したがって、買ったはいいが、そのまま作らずに積んでおくだけ、という成り行きに陥るケースが多そうな気がします。

 私自身も、まだムカデさんチームの「九七式軽装甲車テケ」を作っていません。このクラスのガルパン小型車輌は、例えば知波単学園チームの九五式軽戦車ハ号、アンツィオ高校チームのCV-33などが挙げられますが、いずれもまだ未着手なので、これから修行の意味で取り組んでみようと思います。

 いずれにせよ、この「鬼チーム」搭乗車輌が公式キット化されたことで、リボンの武者シリーズの作中車の全てが、ガルパンプラモデルの主流に加わってくる下地が醸成されてくるのではないか、と思います。
 現時点では作中車の大部分の適応キットが海外メーカー製品で流通数も限られるため、ガルパンモデラーの方々でもなかなか作っている方を見かけませんが、そうした現状に今回の新公式キットが一石を投じてくれれば、という淡い期待も少なからず感じています。

 しかし、「鬼チーム」の搭乗車輌、車体色がブルーなんですね・・・。これには驚きました。ムカデさんチームのレッドに対するカラー、ということでしょうか・・・。

 


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ゆるキャン△の聖地を行く5 その13  藤義、そして大阪へ

2019年04月23日 | ゆるキャン△

 夜叉神峠から道を引き返し、慎重に安全を心がけての下りドライブの後、そのまま道なりにまっすぐ東進する形で甲府市街を目指しました。その途中、右手に富士山の白い頂きを望みました。

 

 この日の夕食は、ここ蕎麦屋の藤義でとる予定でした。

 

 とりあえず、難所の夜叉神峠より生還しました、という感じ。ヘロヘロ状態でした。

 

 各務原なでしこのバイト先、の元モデルです。原作者のあfろ氏も、この店の常連客なのかもしれません。

 

 注文するとしたら、もうコレかありません。各務原姉妹が食べた、大海老天重セットです。今回も美味しくいただきました。疲労感が相当なレベルでしたので、食後も蕎麦湯をすすりつつ、しばらく休みました。お店の方も私を覚えていて下さり、少し話をしました。それによると、最近にアニメの製作スタッフが取材に来たそうです。

 それを聞いて、もう間違いなく2期にこのお店は登場するな、と確信しました。原作のストーリーが忠実にアニメ化される傾向が強いことをふまえると、大垣千明たちの山中湖キャンプも同じ話のなかにくくられて放送される可能性が高いです。楽しみです。

 

 一時間ほど居て、退出しました。居心地の良いお店ですので、アニメ2期に登場すれば、今以上の来客が殺到するものと思われます。

 

 20時前に甲府駅近くのタイムズさんに戻って車を返却しました。その足で甲府駅前のスタバに入ってココアとミニピザを注文、夜行バスの時刻までタブレットで調べ事をやって過ごしました。旅の途中では色々と調べる事、知りたい情報などが山のようにありますから、ネットでもツイッター等でも、検索しているうちに時間がドンドン過ぎてゆきました。スタバはWi-Fiが無料で利用出来るので、調べ物が多い時にはけっこう助かります。

 夜行バスには、22時10分に乗りました。駅前バス乗り場の6番から発車しました。出発直後に、それまでの蓄積疲労がドッと来て、ストーンと眠りに落ちました。

 

 目が覚めたら、バスは既に大阪市内を走っていました。慌てて支度して、10分後の7時50分には降車地のあべの駅前に着きました。上図の、あべのハルカス直下のバス停で降りました。

 

 大阪は、朝から雨でした。ずっと使わなかった傘を取り出して、まずはJR天王寺駅北口の吉野家へ行き、朝食をとりました。

 

 その後、地下鉄で恵比須町へ移動し、お馴染みの堺筋電気街へと出ました。その頃には、雨も小降りになっていました。残る目的地は、一ヶ所ありました。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く31 その13 「献血のキャラパネルです!!」

2019年04月22日 | 大洗巡礼記

 マリンタワーの東の道路沿いには、ガルパンラッピングバス5号車の他に、献血のブースも出ていました。

 

 移動中に、右手の工事現場を見ました。夏頃には建物が仕上がって、スーパーマーケットとしてオープンする予定です。てすが、ガルパン聖地のど真ん中に位置するため、その売場にガルパンコーナーというか、そういう品々の陳列を設けないわけにはいかないだろうな、と思います。
 特に、海楽フェスタのような大イベント時には、飲料や食品を中心に相当な需要がある筈ですから、商売する側にとっては売るチャンスに恵まれることでしょう。

 

 献血ブースのテント群の前には、いつものようにあんこうチームの5人が献血ナースの服装でパネル化されて並んでいます。以前に水戸駅の献血ルームで献血した際に見かけたパネルとはデザインが違うようです。最終章のロゴが入っていますから、新たに作られたものだと分かります。

 

 順に見て、撮りました。なんだか看護学校生徒のような、冷泉麻子。

 

 一番ナース姿が似合う、武部沙織。

 

 普通の医院の看護婦のような、五十鈴華。

 

 大きな病院のフロア担当ナースのような、西住みほ。

 

 ナースというより、歯科衛生士か歯科助手のような、秋山優花里。

 

 今回は献血には入りませんでした。

 

 その後、買いたいものがあるというOさんと共に、大洗港第4埠頭のミニミニホビーショー会場に移動しました。そこで見かけた、西住みほのパネルには、中の人のサインが書かれてありました。
 Oさんとは、いったんそこで別れまして、以後は別々に行動しました。また合流するという案もあったのですが、私がその後に山梨県甲府市への移動タイミングを前倒ししたため、そのままになりました。

 

 Oさんと別れた後、上図のモデルカステンの出店に行き、ガルパンデカールセットを大量に買いました。
 というのは、そのすぐ前に最終章第2話の新たな予告動画が公開された旨がネットにて流れ、それを私もタブレットで観て、ヴァイキング水産高校チームの新たな戦車がⅢ号戦車J型およびM24チャーフィーであるのを知ったのでした。
 すると間もなくモケジョさんたちから電話が入り、ヴァイキング水産高校チームの新たな戦車に使うデカールの調達を頼まれるという成り行きになったからです。

 それで、自身の分も含めて10数枚のデカールセットを買いましたが、その後にまたモケジョさんからの追加連絡があり、ボンプル高校や伯爵高校の分も欲しい、というので再度買いに戻ったりしました。

 

 その後はマリンタワー広場に戻り、次の行動に移ることにしました。ちょうどメイン会場では声優さんたちのトークショーの直前にあたって多くの観客が集まり始めていましたが、そういうのに興味が無い私は、そのまま会場を出ることにしました。

 

 ですが、出口の所のテント前にて、ガルパンのバインダーは如何ですか、と声を掛けられました。なにバインダー、そういう品があるのか、と引き寄せられました。見ると過食道イベント企画に賜与するバインダーのようでした。台紙のほうは完売していて、その付属品であるバインダーだけが売られているのでした。

 

 あっ、これはいいなあ、と感じました。すぐに購入したのは言うまでもありませんでした。  (続く)

 


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「ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女」第5話

2019年04月21日 | ガールズ&パンツァー

 去る4月15日にコミックウォーカーで第5話が公開されました、コミック「ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女」です。
 今回も対サンダース戦の試合の続きです。試合経過を丁寧にじっくり描いていますので、試合の結果が判明するのはまだまだ後の回になりそうです。

 上図の左上のコマにて、伯爵高校チームの38(t)戦車A型が別アングルから描かれます。外見上の特徴であるバトルアンテナの形状もよく分かります。以前の記事にて、チームの38(t)戦車は4輌と判明していますが、A型は1輌だけであるように思われます。他の3輌はまだ特定に至っていませんが、E型以降の外見特徴を示しています。

 

 マレシャル駆逐戦車もついに全容を現しましたが、あっけなく撃破されました。これが予想通りの10号車でありました。この撃破によって伯爵高校チームは3輌を戦列外に失ったことになります。かなり苦戦していますが、この後、どのように切り抜けるのでしょうか。

 

 そしてついに伯爵高校チームの隊長が登場しました。なんだ頭の二つのツノは、と思ってしまいましたが、よく見ると帽子を横に被っているだけなのでした。
 ですが、魔女科の人らしく、怪しげなマントを羽織り占いのカードを操って作戦を決めているようです。優秀なのかもしれませんが、かなりの奇人と目されます。

 どうもガルパンのコミック版では、「フェイズエリカ」の継続高校といい、「プラウダ戦記」の黒森峰女学園といい、一方の隊長クラスが奇人変人またはインパクトある存在に描かれる傾向があるようです。そういうのが流行っているんでしょうかね・・・・。

 しかし、面白いコミック作品です。続きが待ち遠しいです。

 


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ゆるキャン△の聖地を行く5 その12  夜叉神峠の登山口にて

2019年04月20日 | ゆるキャン△

 夜叉神峠の東屋は、アニメ劇中にそのままの姿で登場しています。周辺の景観もそのまま忠実に劇中で描かれますので、アニメの世界観にかなり浸れてます。おかげで、ここまでの林道ドライブの疲労も少し和らぎました。

 

 志摩リンがお茶のお姉さんと会って少し話した場所です。ですが、個人的にはもっと驚いた事がありました。

 

 机をよく見て下さい。分かりやすいように横から撮りましたか、なんと一本の丸太から出来ております。芯も取らずに1/3ほどカットしただけです。凄い贅沢な一本丸太の利用法です。建材にすれば何枚の板、何本の角材が取れることか・・・。

 

 東屋から入口階段と皇太子殿下登山記念碑の方を見ました。確か、このアングルも劇中に出ていたと思います。

 

 志摩リンが登山に向かう二人のお姉さんと別れた場所が、この辺りです。

 

 上のほうにも小屋らしき施設があります。

 

 標識や案内表示が色々立てられています。

 

 バスの運行時刻表です。運行時期を見ますと、私が来た3月は対象外であることが分かります。

 

 山小屋の案内です。そして夜叉神峠へは60分から80分で到達出来るようです。これは初心者のスピードなのか、達人の所要タイムなのか、よく分かりませんでした。

 

 山小屋はいずれも基本的に予約制であるようです。南御室小屋と夜叉神小屋はキャンプも可能であるようです。それぞれの小屋のある標高からみて、薬師岳小屋というのが最も上にあるようです。

 

 タクシーの韮崎駅からの送迎料金が表示されています。けっこうかかりますね。今回、タイムズレンタカーさんで8時から20時までの12時間で利用しているレンタカーが4000円もしませんでしたから、これは高いなあ、と思いました。登山でのタクシー利用料金としてはこれぐらいが普通なのでしょうか。

 

 志摩リンが登山に向かう二人のお姉さんと別れた場所、から東屋の方角を見ました。

 

 東屋に戻り、志摩リンが座っていた位置に行きました。

 

 そして、座ってみました。お茶のお姉さんが出てきてお茶をくれる、と思いました。  (アホか前は)

 

 ともあれ、大変な難所でしたが、無事に来られて良かったです。もう二度と来ることは無いと思うので、登山口の標識を背に記念の自撮りもやっておきました。深い疲労感のにじみ出た精彩のない表情です。見てて自分でも苦笑せざるを得ません。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く31 その12 「FT-17とラッピングバス5号車です!!」

2019年04月19日 | 大洗巡礼記

 マリンタワー広場の東側に回ると、大洗にある戦車レプリカの一つがありました。BC自由学園チームのマリー隊長が搭乗する、ルノーFT-17です。マリーに扮したレイヤーさんがアニメと同じ砲塔後部ハッチの位置に座っているので、よりアニメ感が増していました。

 

 これはなかなか完成度が高い、と感じました。FT-17は、私もガルパンプラモデルで作りましたから、形状や輪郭や雰囲気などは大体知っています。その記憶とさほどに違和感が無かったので、形状も寸法もきちんと実車通りに再現されたレプリカであると分かります。というか、本物に見えてしまいます。

 

 Oさんの話によると、日照プラントさんが再現製作した実物大レプリカのなかでは最新の作品なのだそうです。道理で真新しい感じがしました。最終章の第1話が公開された後に製作されているそうなので、まだ一年も経っていないのでしょう。

 

 前に回って正面観を撮ろうとしたら、レイヤーさんがスッと立ち上がってポーズを付けてくれました。撮影後に敬礼して謝意を示すと、笑って頷いていました。

 

 実車と同じようにサイドカバーに銘板が取り付けてありますが、もちろんルノーてはなくて日照の戦車である旨が明記されています。ノリノリ感が熱く伝わってまいります。

 

 それにしても、よく作るもんですね・・・。こういうイベントに出すことで貸し出し料金を得ているのだとすれば、興行展示品としての性格も併せ持つのでしょうが、実際にリース料がかかっているかどうかは分かりません。

 

 こちらは携行式の測距義ですかね・・・。日本海軍の測距義なら少しは馴染みがありますが・・・。

 

 大貫商店街の名物おからアーティスト女将、田山さん夫婦も居られました。FT-17の前が日野屋さんの出店であったようです。久しぶりなので挨拶したら、「あー、Oさんに星野さん、大洗では当たり前に居るからねえ、今日も来てるわけだよねえ」と言われてしまいました。いや二年ぶりなんですが、と返したら、「えっ、そんなに経ったの?やだわあ、年とったじゃん」なんて笑っていました。相変わらず愉快なお方です。

 

 出店での目玉商品が、このFT-17のペーパークラフトなのだそうです。パッと見て、プラモデルかと思ったのですが・・・。

 

 続いて、近くの道路に展示されている、ガルパンラッピングバスの5号車を見に行きました。上図のように、前面部のみが通常のカラーのままになっています。

 

 側面は、こんな感じでグリーンがかかっていきます。奈良交通の路線バスじゃん、と元奈良県民としては思いました。

 

 あんこうチームの5人が私服でお出かけ、という分かりやすいデザインです。周囲に寄せ書きが幾つもありますが、無いほうが良かったのではないかと思います。普通に運行していたら、読めませんから・・・。

 

 反対側の側面にはテフォルメのキャラクターが並びます。既存のキャラステッカーを利用しているのかと思いましたが、そうでもなさそうです。

 

 ああ、私か・・・。  (アホかお前は)

 

 斜め後ろから見ますと、ますます奈良交通の路線バスに見えてしまいます。

 

 背面部にだけ、戦車が砲塔部のみ描かれています。これを見て少しホッとしたのは、私だけでしょうか・・・。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く5 その11  夜叉神峠へ

2019年04月18日 | ゆるキャン△

 道の駅富士川からは、八ヶ岳の連峰も白い頂きを連ねて望まれました。それをしばらく眺めた後、今回のゆるキャン巡礼の後半のメインであり最大の難所である場所に向かいました。

 

 その場所とは、志摩リンが行って通行止めにあったという、夜叉神峠でした。そこまでの道は、南アルプス市の街区や郊外を進んでいる時点では上図のような快走ルートでしたが、県道20号線を西へ登るにつれて、坂道は傾斜がきつくなり、道幅は最低限になる箇所もあり、おまけに舗装が荒れているところもあったり、落石が転がっていたりして、しまいには残雪が目立ち始めました。道端には凍結部分も残っているのが見え始めて、何度もビビリました。

 そうか、目的地の夜叉神ヒュッテは、標高1380メートルにあるんだった、3月だからまだ冬のうちだ、雪も氷もあって当たり前。どうしよう、と不安と一種の恐怖に包まれ始め、運転も慎重というより億劫になり、速度は落ちてそれこそ志摩リンの原付並みになりました。
 と言うより、本当にリンちゃんはビーノでこんな道を登ったのか、と問い質したい気分になりました。

 

 そんなこんなで一時間余りの林道ドライブの後、たどりついた夜叉神峠の通行止めゲート地点でした。ゲート自体は開いていましたが、それはその先のトンネル付近で道路整備工事を行っていて工事用トラックなどが出入りしていたためでした。一般車は全て通行禁止、というのは変わりませんでした。

 

 ゲートの先にはこういう感じで山道が静岡県の方に続くのだそうです。しかし各所で崩落やがけ崩れの埋没地点があるそうで、もう十数年も通行禁止の状態になっているそうです。
 ですが、静岡県へ短距離で連絡可能な数少ないルートなので、道路機能の回復と拡張整備は継続的課題であるそうで、現に私が登ってきたルート上でも補修工事や道幅拡張工事が行われていて、そのためにダンプカーも走っていました。
 なので、細い道でダンプカーと鉢合わせしたら、確実にこちらが後退するか寄せるかして、道を譲らないといけないのですが、ギリギリの山道でそんな余裕はありません。だから、対向車に出会わないようにと祈りながらのドライブでした。

 

 標高1380メートル地点です。周囲の山にも残雪の白さが目立ちます。

 

 夜叉神ヒュッテ前の駐車場は、御覧のように広くて20台ぐらいは停められそうです。北岳などへの登山口であるので、ここに車を停めて登山に行く方々が多いのだうです。登山シーズンにはここも満杯になるらしいです。
 上図の右手前の青いタントが今回利用のレンタカーです。前にはみ出して停めてありましたが、実はその後ろに雪溜まりがあり、その周囲が凍結していたのです。

 

 とりあえず、難所の夜叉神峠に来られた、ということで気合のガッツポーズ、と言いたいところですが・・・。

 

 現実にはこのようにヘロヘロ状態でした。志摩リンと同じく、「うわあぁぁ、来た道また戻るのかぁぁ」状態でした。
 とにかく「ゆるキャン△」の登場コースはいずれも途中経過路の描写が省かれているので、見たたけでは楽に行けそうな印象があります。でも、実際に行って見ると遠かったり、大変な山道だったりしますから、その聖地巡礼というのも他アニメのそれよりハードルが高いです。車やバイクで行く場合、事前のガソリン満タン補給は必須です。

 

 夜叉神ヒュッテの小屋は、御覧のように補修工事中でした。冬季はやっていませんが、春から秋までの登山シーズンには営業もしているそうです。

 

 志摩リンがここでジュースを飲んで気持ちを落ち着けていたわけですね。登山口のバス停もあるので、あのすごい山道をバスも通るんだ、と感心してしまいました。運転に自信が無かったら、この登山バスを利用するという手もありますが、本数が最低限なので、事前に調べておいた方が良いでしょう。

 

 アニメにも登場した、登山口の東屋です。そのまんまですね。初めて来たのに既視感バッチリです。

 

 クマも出るようです。かつて中世戦国期の山城跡を巡っていた頃は、この種の看板にもよく出会いましたが、クマが怖くて山城へ行けるか、という意識が強かったせいで、あんまり気にしていませんでした。実際に城跡でクマに会ったことも何度かありますが、こちらが熊ベルやラジオなどで常に音を出していたため、向こうが警戒して距離をとって消えてゆくのが常てした。いざというときの火薬も常備していたのですが、クマに対しては使う機会がありませんでした。

 なので、個人的な感想としては、注意して心がけていれば、クマはあんまり怖くなかった気がします。むしろ、イノシシのほうが脅威だったと思います。注意して存在を把握していれば脅しをかけて牽制出来ますが、気付かずにニアミス状態になってしまうと、前触れもなくいきなり無音で突進してくるので、 当てられたら大怪我になってしまうことも有り得ます。

 

 皇太子殿下もここまで登ってこられたのですか・・・。もうすぐ即位あそばされて年号も令和に変わりますから、こうした記念碑も一気に古さを感じさせるものになりますね・・・。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く31 その11 「マリンタワー広場の会場です!!」

2019年04月17日 | 大洗巡礼記

 大洗役場の横を通り、咲き始めた花の香りに春の訪れを実感しつつ、マリンタワーの方へ移動しました。Oさんが色々と解説してイベントの見どころなどを教えてくれましたので、海楽フェスタには初めて行く私にも、催事全体の輪郭がおぼろげに見えつつありました。

 

 マリンタワー広場のメイン会場に着きました。屋外ステージでは既に何かの披露が行われており、時折歓声が上がっていました。

 

 凄い観客の数でした。観客席の芝生が全く見えませんでした。ですが、Oさんによれば、「今年は少ない、去年のほうがもっと多かったですね。今年は、そうだな、九割にもいってないかな・・・」でした。
 秋のあんこう祭はもっと多いらしいので、数千人が集結していると明らかな今回のこの状況で「少ない」との分析には、唖然とせざるを得ませんでした。大洗の春を代表するイベントである海楽フェスタという行事の構造が、総括的にはガルパンファンの動静に左右されているのだろう、と察しられました。

 

 ステージでは既にプログラムがスタートしていましたが、目玉であるガルパン声優陣のトークショーはまだなので、それが始まる頃にはもっと観客が増えますよ、とOさん。
 すると、ここの会場のピークはやはりガルパン声優陣のトークショーであるようです。それが目当てでやってくるファンも多いのだそうです。

 

 スタート時点でこの人数ですから、ガルパン声優陣のトークショーになればもっと密集状態になるわけですか・・・・。

 

 続いて、Oさんに導かれるままに、出店のゾーンに移動しました。屋外ステージはマリンタワーの北側にありますが、出店ゾーンは南側を占めて沢山の店が並び、そちらも大勢の人出で賑わっていました。

 

 多くの出店で行列が出来ていました。新商品が出るとこういうふうに人が詰めかける、行列を見ただけで何となく並んじゃう人も居るみたいですよ、とOさんが話していましたが、私はある点に気がつきました。
 服装とか、雰囲気とかが、明らかにガルパンファンとは異なるのです。ガルパンのファッションではなく、ガルパングッズは一切付けていません。普通の方のいでたちです。子連れの家族グループも結構見かけましたので、ああそうか、一般の見物客も多いのだな、と分かりました。

 それで逆に、ガルパンファンの大多数がそれなりの格好をしていて一目でそれと分かる、という点を再認識し、笑ってしまいました。私自身もそうだからです。みとや特製のガルパン大洗キャップ、戦車道連盟デザインのジャケットを付けていることが多いからです。

 

 海に面した大洗ですから、海産物系の食べ物の出店が多いのかな、と予想していましたが、そうでもないようです。よくある祭事の出店のパターンと大して違わないようです。

 

 大洗へ行く頻度は私よりもはるかに多いOさんは、どこへ行っても知己や顔見知りの方が居ます。色んな出店の方と親しげに挨拶し、会話をしていました。こういう感じで大洗に親しみ、ガルパンとは別のスタンスで大洗の人々との繋がりを大切にしているファンは少なくありません。おそらく、こうしたファン層が、昨今の大洗ガルパンのムーブメントの基層部を支えているものと思います。

 

 この日、Oさんが「これどうですか、美味しいてすよ」とイチオシで勧めてきたのが上図の牛串焼でした。

 

 それでは、と私も買っていただきました。常陸牛の串焼きです。味も上品でした。ただ、タレが関東風の辛さなので、後でかなりお茶を飲みました。関西風の味覚に慣れている身ですと、往々にしてこういうことはよくあります。例えばラーメンにしても、東京などで頂く場合はスープ割を注文することがあります。東西での食文化の差、というのはけっこう大きなインパクトがあるな、と改めて思いました。

 

 麺屋渡来人さんの出店では、BC自由学園ラーメンなるものが人気だったようです。フランス風味のスープで試みたものでしょうか。あっという間に完売していたようです。
 やっぱりこの時点でのガルパン人気の何割かはBC自由学園チームというニューウェーブによるんだな、という思いを抱きました。

 

 梅原屋の出店に立ち寄りました。梅原さんが大忙しでした。ガルパン衣料品がドンドン売れてゆきました。その何割かは、この日の限定で購入特典として付けられる缶バッジが目当てだったようで、彼らの視線が最初から缶バッジの方にロックオンされているのが傍目からもよく分かりました。

 Oさんにそのことを話すと、「そりゃそうですよ。いまじゃだいぶ下火になった感じありますけど、ガルパンの缶バッジが大洗の人気グッズの核である、ってのは変わりませんからねえ」と応じてきました。私自身もかつては缶バッジ集めに熱中していた頃がありましたから、そのことはよく理解出来ました。同時に、色々と缶バッジを集めて楽しんでいた頃が懐かしく思い出されました。
 そんな私なので、今回の大洗行きにおいても、缶バッジは1個も貰いませんでした。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く5 その10  身延郵便局と道の駅富士川

2019年04月16日 | ゆるキャン△

 身延山を辞して総門外に降り、身延高校の横から波木井川沿いの道に回り、上図の身延郵便局に行きました。スタンプミッション2ndステージ第4弾の第2ポイントです。

 

 入口を入ってすぐ左側に、各務原なでしこのパネルとスタンプ台が置かれてありました。よく見るとパネルにサインが書いてあります。中の人のでしょうね。

 

 ここでのミッションは、「ゆうパック(小包)を1個以上発送する」を選択しました。窓口で上図のパッケージを210円で買い、ガムテープを借りて、不要の荷物やこれまでに買った土産物類など、荷物になっているものを全て詰め込んで、自宅宛に発送しました。帰りは夜行バスに乗るので、出来るだけ身軽になっておきたかったのです。ゆうパック料金は1290円でした。

 

 かくして、スタンプもゲット。

 

 各務原なでしこと斉藤恵那。郵便局でのアルバイトのコンビですね。

 この直後、大洗ガルパンの帽子をかぶった、どうみても私と同じように大洗海楽フェスタからこちらに回ってきた感じの方が入ってきてパネルを見ていました。その方を身延山門前商店街でも見かけましたので、たぶん私と同じようにガルパンもゆるキャンも楽しんでいるのだろう、と思い、話しかけてみました。案の定、海楽フェスタを見てから身延にてスタンプミッションを楽しんでるとの事でした。考えることは同じだなあ、と納得しつつ、しばらく話をしました。

 

 身延での行動予定を全てクリアしたので、国道52号線を増穂まで北上し、上図の道の駅富士川に立ち寄りました。ゆるキャングッズのコーナーがあると聞いていたので、休憩を兼ねて入ってみました。すると、さきに身延郵便局で会ったガルパン帽子の方とまた出会いました。宿へ向かう途中だったそうです。
 しかし、私のほうはもう一ヶ所が残っていました。道の駅富士川での休憩後に行く予定でした。

 

 道の駅の施設内に進むと、玄関内に上図のゆるキャンポスター2種類が貼ってありました。地元の警察署の交通安全ポスターでした。警察もコラボポスターを作ってるのか、と驚きましたが、同時にゆるキャン△というアニメが山梨県下でも認知され親しまれ始めているのだな、と実感しました。

 

 道の駅の販売コーナーの一角に、ゆるキャンコーナーがありました。志摩リンのしまりんだんごの幟が目立っていたのですぐに位置が分かりました。

 

 大半はお菓子または食品系の商品でした。手作りのキャラクターイラストPOPも色々と付けられていて賑やかな感じにまとめてありました。

 

 セルバ身延店で扱っているものと同じ品々でした。

 

 というか、どこへ行ってもこういう感じで売っていますね・・・。

 

 手作りのキャラクターイラストPOPも良い出来です。手描きですが、上手いですね。描いた方は絵心がありますね。しかし、4人しかいないのです。斉藤恵那が見当たらないのです・・・。

 

 冷蔵ケースにもゆるキャン商品が入っているようですが、一見して売り切れで空になっているように見えました。よく見たら、雲形の値札の向こうに一個だけ残っているのが見えました。

 

 おお、これがアニメ劇中から生まれた山梨銘菓の「しまりんだんご」ですか・・・・。実物を初めて見ましたが、これ要冷凍の品なんですね。普通に買って普通に持ち帰るわけにはいきませんね・・・。それで今回は購入を見送りました。

 

 しかし、この幟は本当に目立ちますね・・・。セブンイレブン山梨六郷店でもセルバ身延店でもそうでしたが、ゆるキャングッズコーナーには必ず立ててありますね。分かりやすい目印です。この幟は販促品ですが、そのミニタイプが販売されているので、買うことも出来ますが、どこに立てて飾るんだ・・・・。  (続く)

 


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