気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く15 その18 「記念撮影と寿司です!!」

2015年03月31日 | 大洗巡礼記

 ナガシマさんが帰る時刻が近づきましたので、大洗駅まで行きました。楽しい二日間でしたよ、と嬉しそうに繰り返しておられましたが、オカアキさんもホシノも同じでした。


 駅舎前での記念撮影をしましょう、ということで、まずはナガシマさんとホシノが写真におさまりました。
(写真撮影 オカアキさん)


 続いてナガシマさんがホシノのカメラで撮影して下さいました。
(写真撮影 オカアキさん)


 オカアキさんとの記念撮影でした。二人とも自然に笑みがこぼれていました。
(写真撮影 ナガシマさん)


 今度はホシノが、オカアキさんとナガシマさんのお二人を撮りました。サムズ・アップするオカアキさんでした。


 最後にオカアキさんが、ナガシマさんとホシノの図をホシノのカメラで撮影して下さいました。
(写真撮影 オカアキさん)


 列車の時刻になりましたので、改札口前で別れの挨拶を交わしました。ナガシマさん、二日間有難うございました。また機会をみて共に楽しみましょう。

 以下はナガシマさんの感想です。

「先日の訪洗の統括的感想です。
 ホシノさん、オカアキさんのおかげで、とても楽しい二日間でした。この場を借りて、おふたりにお礼を申し上げます。
 城跡の見学もレンタサイクルも楽しかったです。ホシノさんの段取りの妙ですね!天候にも恵まれました。
 オカアキさんは初対面にも関わらず、ぼくの長口舌の相手をして頂き感謝感謝です。得難い友人が出来たと思います。

 思えば、ホシノさんの「気分はガルパン」のブログにコメントし、返事をいただいたのが縁でした。すぐ近所に住む同級生でも滅多に合わないのに、離れた人とこうしてご縁が出来る。まこと人の縁と言うのは不思議なものです。

 ぼくは子育ての真っ最中なので、家を空けて(女房ひとりに三人の子供の面倒を押し付けて)ひとりで出かけるのに、後ろめたい所があります。おふたりと楽しく語らっていても、常にそれが頭の隅にあります。食事をしていても、子供らも今頃食べているかな?などと考えてしまいます。
 本当に大手を振って自分時間を楽しめるようになるのは、まだまだ時間がかかるでしょう。でも楽しく趣味をするのも大事ですから、これからも時間を作って楽しみたいです。
 ホシノさんにもオカアキさんにも、これからもお付き合い願いたいです。

 ぼくは趣味の自転車をやっているので、いつの日か大洗まで自転車で行ってみたいです。」


 ナガシマさんを見送った後、ホシノの提案で「栗崎屋」に移動し、早めの夕食をとることにしました。オカアキさんはこのお店は初めてでした。昨夏の同道時に初めて「寿々翔」に案内した際、オカアキさんに大洗の美味しい食事処を訊かれ、ホシノとしては「寿々翔」の他に「栗崎屋」へよく行っております、と答えたことがあります。それで今回案内したわけでした。


 ホシノは、いつもは海鮮丼の定食をいただいていますが、今回は少し早い時間帯に入ったこともあり、寿司四貫盛りの軽いものを注文しました。その後「寿々翔」へも行く予定だったからというのもありますが、以前にも述べたように、高脂血症対策としての食事量改善が習慣となって、昔のように沢山食べるということが無くなったのでした。
 「栗崎屋」は本来は寿司屋さんなのですが、ホシノは寿司をいただくのは今回が初めてでした。運ばれてきた寿司を記念撮影しました。
(写真撮影 オカアキさん)


 ホシノが撮影した、寿司四貫盛りです。カジキの炙り握りで、これにシジミ汁がつきました。定番メニューには無い、時期限定の品でした。ネタが新鮮でとても美味しかったです。量もこの程度にしておけば、大洗での食べ歩きも胃に負担をかけないで済みますね。


 さらに接写しました。その味は、なんというか、もう絶品でした。カジキの握り寿司は初めて食べましたが、こんなに美味だとは思いませんでした。


 オカアキさんは、食べたいと言っていたアンコウ鍋の定食を注文していました。宿泊施設以外のお店で一人前の定食を実際に見るのはホシノも初めてなので、カメラを渡して記念に撮ってもらいました。海鮮丼とのセットで、とても豪華なものでした。

 ただ、アンコウ鍋に限らず、大洗の鍋料理というのは東日本地域ならばでの濃い味付けになっていますので、ホシノにとってはちょっと辛いわけです。若狭風の炒り子ダシのようなまろやかな風味でアンコウを煮込んでくれたら最高なんですけどね。 (続く)
(写真撮影 オカアキさん)
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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く15 その17 「ケイとペコとサザです!!」

2015年03月30日 | 大洗巡礼記

 「月ノ井」の次は「飯岡屋水産」に行きました。ナガシマさんは大洗に来たらこの店に必ず立ち寄るそうで、最も多くの土産品を購入していました。干物などが御家族の方々に好評なのだそうです。


 今回は、ホシノも幾つか土産を買いました。このお店の商品は種類も豊富でどれを買おうかと迷ってしまいました。干物も欲しかったのですが、荷物になるので諦めました。現在住んでいる所も大洗と同じく海辺の街なので、干物は幾らでも入手出来ます。


 人気商品の珍味小袋シリーズです。ガルパン商品の一つとして有名なシャーマン珍味パックの中身がこれです。ホシノはこれまでにシャーマン珍味パックを合計で四つ買い、三つを知人にあげましたが、いずれも大受けしました。戦車マニアの知人には「当たり」だったようです。


 レジにて支払いをしているナガシマさん。店内の陳列商品を見るオカアキさん。オカアキさんも何か土産を買っていたようです。


 店先で話すオカアキさんとホシノ。オカアキさんは寒そうにしていましたから、ホシノのギャグがつまらなかったようです。年を取ると笑いのセンスが廃れていくものですね。
(写真撮影 ナガシマさん)


 店の外観です。相変わらずオカアキさんとホシノが店先に佇んでいます。ケイも居ました。
(写真撮影 ナガシマさん)


 店先には社長さんのパネルも飾られていますが、黒のタキシード姿なので、色感としては地味になっています。ケイのほうが目立っているのも当然かもしれません。


 ちょっと一服しましょうか、ということで「ヴィンテージクラブむらい」に行きました。入ってみると、店内のカウンター席は既に満員でした。このお店は、最近にも他のアニメに登場して聖地としての歴史を重ねており、常連ファンも増えているようです。
 それで外に出ました。店先には店長さんとオレンジペコのパネルが並んでいました。


 他にどこかいい休憩スポット無いですかねー、と携帯で情報を検索するオカアキさん。ホシノと同じく数少ないガラケー派の一人です。
 とりあえず「グーテ」に行ってみましたが、定休日でした。「グーテ」はオカアキさんのお気に入りのお店の一つだそうです。ホシノも二度利用したことがありますが、街の小さな教会のような建物なので、大洗でもあまり味わえない独特の雰囲気が楽しめます。


 結局、リゾートアウトレット内の「サザコーヒー」に落ち着きました。ひたちなか市に本店があり、水戸藩徳川家にちなんだ「将軍カフェオレ」などが有名です。公式サイトはこちら
 ナガシマさんの帰る時刻までここで休もう、ということでめいめいに飲み物やケーキなどを注文し、いろいろ語り合いました。なかには重い内容の話題もありました。
 今回、ホシノは珍しくクリームココアにプリンを注文しました。どうも頭が疲れてきたので、思い切っての糖分補給でした。こういう機会でもないと、なかなか食べられません。
(写真撮影 オカアキさん)


 ホシノの注文したプリンとクリームココアです。こういうのをいただくチャンスは、二、三年に一度ぐらいですね・・・。そもそも、普段のホシノは喫茶店を利用すること自体がありませんので・・・。


 今回の利用でクジ券が得られましたので、オカアキさんが店先のガラガラ抽選にチャレンジしていました。お店の利用券が当たったそうです。 (続く)
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黒森峰女学園 パンターG型 作ります!! その6

2015年03月29日 | ガルパン模型制作記

 ステップ14からは砲塔部分の組み立てになります。最初に砲塔内部に組み込む主砲閉鎖機を組み立てます。次のステップ15で砲塔上部の各パーツを組み付けますが、C62のカバーは劇中車にありませんので不要です。ステップ16では、砲塔後壁および後部ハッチを組み立てます。


 砲塔内部に組み込む主砲閉鎖機の各パーツです。付属のビスとナットで砲身を俯仰出来るようにします。ナットは強く締めないのがコツです。


 ステップ14の工程を終えました。


 ステップ15で組み立てるパーツを全て切り出しました。


 C62のカバーは不要ですが、あとは組み立てガイドの通りに接着し、最後にステップ14で作った主砲閉鎖機を組み入れました。キューポラのハッチD13は、可動とするので接着しないでおきました。


 ステップ16で組み立てる後部ハッチのパーツです。


 組み立てた後部ハッチは可動となります。


 後部ハッチをつけた後壁を砲塔に組み込みました。これでステップ16は完了です。


 ステップ17では主砲の砲身と砲塔の基部を組み付けます。ステップ18では砲塔の各部品を取り付けますが、機銃は劇中車にはありませんので、機銃のパーツD14、D30、D31、Z2、Z3は不要です。


 ステップ17で取り付ける砲身と砲塔基部です。砲塔基部には車長用のシートC63を付けます。


 砲身をセットして砲塔の輪郭が出来上がりました。長砲身の70口径75ミリKwK42は、88ミリに劣らぬ威力を発揮し、近接戦での命中率は88ミリよりも上であったといいます。


 ステップ18で取り付ける砲塔の各部品です。


 ステップ18の工程が完了しました。続いてガルパン仕様への追加工作に移ります。


 砲塔部分におけるガルパン仕様へのポイントは四つありますが、そのうちの三つは砲塔上部にあります。上図に示したように、天板上にボルト穴が無い、キューポラ基部前方に突起が無い、ベンチレーターの蓋D18の上面にモールドされる楕円が前方を向く、の三点です。


 キットでは、天板上に四つのボルト穴がありますので、パテで埋めます。キューポラ基部前方に小さな突起がありますので削り取ります。ベンチレーターの蓋D18の上面にモールドされる楕円は、そのまま付けると斜め右に向くので、前方に向くように調整しました。


 ガルパン仕様へのポイントの四つ目は、砲塔側面の後端です。上画像の赤円内には何もありませんが、キットのパーツには実在車輛と同じ溶接痕がモールドされています。


 左右側面後端の溶接痕をパテ塗りで埋めました。一日置いて乾燥させてから、サンドペーパーでヤスって均しておきました。


 ついでに、まだやっていなかった車体側面後端の溶接痕のパテ埋め作業もやりました。これで塗装前の組み立て工程およびガルパン仕様への追加工作の全部が終わりました。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く15 その16 「会長と統帥と教官です!!」

2015年03月28日 | 大洗巡礼記

 午後は各商店街を回りました。ナガシマさんはこの日に帰るので、色々な土産物を買いたいということで、幾つかのお店を事前にリクエストしていました。まずは東町商店街の「丸五水産」に行き、店内の展示品を撮影するナガシマさんでした。角谷杏生徒会長も居ました。


 ナガシマさんは、土産に干し芋などを購入していました。ホシノも同じものを買い、店内のガルパンコーナーを見て、あとは外で待っていました。
(写真撮影 オカアキさん)


 続いて曲松商店街の「山戸呉服店」に行きました。ナガシマさんのお目当てはアウローラのガルパンサイクルボトルでしたが、完売していました。ホシノはタオルを買いました。店内には統帥アンチョビも居ました。


 店先にて、店内のガルパンコーナーについて話すナガシマさんとホシノ。
(写真撮影 オカアキさん)


 このお店のガルパンコーナーも最近は充実してきているようです。アンツィオ戦OVAの公開直後から劇的に展示グッズが増えたと聞きました。戦車キットも幾つか並んでいます。


 なかでも上画像のアンチョビのフィギュアが目立っていました。大洗の各店にいくつかのキャラクターフィギュアが寄贈され展示されていますが、対戦校チーム隊長のそれは数が少ないからです。他には「肴屋本店」のダージリンぐらいですね。


 次いで「月ノ井」に立ち寄りました。ホシノは店舗の向かいの事務所の中に設置されている蝶野亜美教官を見ましたが、写真を撮り忘れました。
(写真撮影 オカアキさん)


 店内の陳列商品を見るナガシマさん。ホシノと同じく酒を飲まない方ですので、ここでの購入品は全てお友達への土産品でした。


 店先に貼られてあった、劇場版の案内ポスターです。大洗女子学園チームの全員がマリンタワー広場に勢ぞろいしている図です。
 今年2015年の夏に予定されている劇場版では、再び大洗が舞台となるようですが、その詳細はまだ分かっていません。予告編を見る限りでは、聖グロリアーナ女学院との再戦が実現しているほか、新たに西絹代率いる知波単学園チームが登場しています。ストーリー的には、テレビシリーズ全12話の後に続く形であるとポスターにも書かれますが、どのような内容なのかはまだ想像もつきません。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く15 その15 「さくらい食堂の昼食です!!」

2015年03月27日 | 大洗巡礼記

 「さくらい食堂」の室内の一角はガルパンコーナーになっています。初めて入ったナガシマさんに楽しんでいただこうと、近くのテーブル席に着きました。大洗には数多くの食事処がありますが、色々なグッズが数多く豊富に展示されているガルパンコーナーがあるのは、私の知る限りではここ「さくらい食堂」だけです。
 こうしたガルパンコーナーのあるお店を挙げると、「いそや」「大勘荘」「肴屋本店」等の宿泊施設、「丸五水産」「ウスヤ精肉店」「黒澤米穀店」「カワマタ」等の食料品店、そして「江口又進堂」が挙げられます。それ以外のお店においては、コーナーというより店の各所に貼ったり並べたりしている感じです。一定の展示スペースを確保してそこに全てまとめて並べる、といった形の本格的なガルパンコーナーは、思ったよりも少ないです。


 オカアキさんのカメラに気付いたナガシマさんです。その後に背後を振り返っていろいろな展示品を見ていました。
 ガルパンコーナーのなかでも存在感を放つのが、ガルパン戦車プラモデルとキャラクターフィギュアですが、「さくらい食堂」は、その展示数が際立って多いです。以前には黒森峰女学園チームの全ての戦車が並んでいたような気がしますが、それだけの数の戦車キットが展示されているのは、他には「大勘荘」だけです。このへんで他のお店との差がついていると思います。
(写真撮影 オカアキさん)


 料理が運ばれてくるまでのひとときを、談笑して楽しむナガシマさんとホシノでした。このときホシノが手にしていた湯呑みはお店のオリジナルデザインで、グッズとしても人気が出そうな品でした。
(写真撮影 オカアキさん)


 やがてナガシマさんのオーダー品が運ばれてきました。有名なガルパンメニューの「歴女チームのカツ丼」でした。早速スマホを構えるナガシマさんに、ちょっと待って、と言いながらお約束の旗を並べてあげたホシノでした。
(写真撮影 オカアキさん)


 ガルパンモードの料理に大喜びのナガシマさん。魚介類が食べられなくても、大洗には他にも美味しい食べ物やいい料理が沢山あるのですよ・・・。
 びっくりしたのは、かなりのボリュームがあるその「歴女チームのカツ丼」を、ナガシマさんがあっという間に平らげてしまったことです。考えてみれば、カツ丼は、普段から卵、肉、チーズのMEC食をなるべく心がけているというナガシマさんにはぴったりの料理だったのでしょう。
 私も以前に一度食べたことがありますが、とにかく量の多さに押されつつ、ゆっくり20分ぐらいかけて食べましたので、ナガシマさんの数分の完食ぶりには脱帽しました。

 で、ナガシマさんのコメントを。

「さくらい食堂の歴女カツ丼、美味しかったです!
久しぶりに美味しいカツ丼を食べた!という感じでした。何で美味しいとうまく言えませんが…(^_^;)
また食べたいと思います。」


 同じタイミングでオカアキさんも撮影していました。写真を撮るのが上手で、私のように変なブレが入ったりしません。
(写真撮影 オカアキさん)


 続いて、ホシノの料理も到着しました。このお店で温蕎麦をいただくのは初めてでしたので、まず記念撮影しました。
(写真撮影 オカアキさん)


 ホシノがいただいた「肉蕎麦」です。いつもは「ざる蕎麦」でしたが、冬場は温かいものの方が良いですね。


 お店を出て、大貫から髭釜へと商店街の街路を移動しました。途中で「金子屋薬局」跡の更地を見ました。近く敷設される新道路のために立ち退きとなり、これを機にお店をたたんだのだと聞きました。アニメ本編にも「兼子屋薬局」として登場した建物であっただけに、消えてしまったのは残念です。


 跡地の一角には、劇中でのⅢ号突撃砲F型の活躍シーン画像を貼ったボードが設置されていました。この位置で対戦チームのマチルダ歩兵戦車を撃破しており、聖地の一つとして知られています。新道建設のオマケとしてこの場所に路地をかたどった小広場を作ってもらう、というような流れにならないものでしょうかね。そしてⅢ号突撃砲F型のオブジェとかを置いたら、人気スポットになることは間違い無いでしょう。 (続く)
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黒森峰女学園 パンターG型 作ります!! その5

2015年03月26日 | ガルパン模型制作記

 ステップ12では、シュルツェン架を組み立てます。そしてステップ13でシュルツェンを取り付けますが、劇中車ではシュルツェンが装備されていませんので、パーツC28およびC54は不要です。さらにステップ13では大部分のパーツが不要となります。劇中車と同じなのは6個の予備履帯だけですので、機関室上部の蓋C11、左右にセットするワイヤーC26はつけません。
 その後、ガルパン仕様への追加工作を三ヶ所で行ないました。


 ステップ12のシュルツェン架を組み立てました。


 ステップ13では予備履帯6個だけを作りました。このパーツだけが、履帯の色である黒色になっており、塗装しなくてもそのまま付けられそうな雰囲気でした。


 続いてガルパン仕様への追加工作に移りました。一つ目は、上画像に示したように、前部のボッシュ型管制燈のコードを追加することです。


 キットのパーツには、コードはモールドされていませんので、上図のように銅線で追加しました。


 追加工作の二つ目は、上図の赤円内に示すように、ボルト穴が全く無い状態にすることです。


 キットのパーツには、上図の赤円内に示すように、左右のハッチの前にボルト穴が一つずつあります。


 ボルト穴をパテで埋めて消し、さきに追加工作を施した左右のハッチもはめこみました。ハッチはピットマルチ使用にて可動状態にするので、接着はしていません。


 追加工作の三つ目は、上図に示したように、後部収納箱の蓋のヒンジと留め金具を再現することです。


 キットのパーツの蓋A19は、御覧のようにヒンジも留め金具もモールドされていません。内側の蝶番だけがついています。


 形状をそのまま再現出来るような大きさではないので、プラ板を一ミリぐらいに小さくカットしたものをそれらしく付ける程度にとどめました。ヒンジと留め金具の存在を大まかに表現出来れば充分でした。


 左右とも同じように仕上げて、車体部分の塗装前の組み立てと追加工作の全てを完了しました。次は砲塔部分の組み立てに移ります。 (続く)
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黒森峰女学園 パンターG型 作ります!! その4

2015年03月25日 | ガルパン模型制作記

 ステップ10では、ガントラベルロックを組み立てて車体に取り付けます。これは可動ですが、劇中車では倒してあります。前部操縦手側のペリスコープには防水カバーのC41がつきますが、劇中車には防水カバーがありませんので、C41は不要です。そしてステップ8で組み立てた左側OVMラックとクリーニングロッドケースを取り付けますが、後者は既に接着済みです。前部の牽引フックA7は、後部のそれと違って穴あき突起付きですので、キットのパーツをそのまま取り付けます。
 ステップ11では、車体右側面の色々な装備品、機関室上面のハッチやカバーなどを取り付けます。この段階でガルパン仕様への追加工作が五つあります。


 ステップ10で組み立てたガントラベルロックと、前部の牽引フックA7、そして不要となったペリスコープ防水カバーのC41です。


 ステップ10の工程が完了しました。


 ステップ11の作業に先立ち、ガルパン仕様への五つの追加工作を上図に示して紹介します。装備品関連では三つあり、ジャッキ台の架台の形状の変更、ワイヤーリールへのワイヤー巻きつけ無し、OVMのうちのパールC5の向きが逆、となります。車体関係は、車体後端の右隅のところにあるモールドが無い、車体左右側面後端の溶接痕が無い、の二つです。


 まず車体関係の追加工作から始めました。御覧のように、劇中車には無いモールドが赤円内に、溶接痕が白円内にあります。これらを消すことにしました。


 とりあえずモールドの方だけ削り取りました。溶接痕の方は他にも砲塔などにあるので、それらの修正はまとめて実施することにして、ここでは後送りにしました。


 エンジン点検ハッチのパーツを全て切り出しました。


 エンジン点検ハッチの組み立てが終わりました。


 二つのOVMラックの組み立てに取り掛かりました。


 前方のOVMラックの組み立てはガイドの通りですが、後方のOVMラックの組み立てにおいては、パールC5の向きを逆にして接着しました。


 車体右側面に装着する装備品のパーツと、無線手側ペリスコープカバーを並べました。このうちのジャッキ台パーツC43に小改造を施します。


 C43は、ジャッキ台とその架台とを一体成型で表現しています。その架台部分のモールドが劇中車と異なります。キットのパーツでは、左右にベルトを掛けたような形になっていますが、劇中車では左右のベルト状部分が無く、かわりに左右側面に架台の一部が回っています。


 横に通るアームは共通しますので、これは残してあとのモールドを削り取り、左右側面の架台の一部をプラ板の細切りで貼り付けて再現しました。


 まあ、こんな感じでしょうか。


 追加工作したパーツも全て取り付け、機関室上面のハッチやカバーなどもガイドの通りに接着して、ステップ11の工程を終えました。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く15 その14 「大洗へ戻ります!!」

2015年03月24日 | 大洗巡礼記

 小館館跡の次に大館館跡を見学しました。小館館跡の東を通る鹿島臨海鉄道の線路の下をくぐって農地跡の奥から南の尾根筋に移動、草葉をかきわけ、竹藪を迂回して大館館跡の北東隅の大手口とみられる段差面にあがりました。小館館跡と違って遺構の多くが草薮につつまれ、郭群は大部分が農地になっているので、城跡としての雰囲気は北側の二重堀のあたりに最も良く残されています。
 それで、お二人を先導して二重堀を斜めに横切るコースを取りました。外側の横堀を進み、内側の土塁を超えて内側の横堀に進み、堀底道がクランクする地点で上の郭面に登りました。

 上写真は、内側の横堀の底に降りたホシノと、内側土塁の側面を降りてゆくナガシマさんで、このとき撮影者のオカアキさんは内側土塁の上に居ました。土塁上から堀底までの高低差が5メートル近い防御の重要ラインですが、その高低差が写真からもよく分かります。
(写真撮影 オカアキさん)


 郭上の農地の中を南へ抜け、農道をたどって下に降り、見学を終えました。改変の多い城跡なので、私にも全体イメージがよく把握出来ていないところがあります。そこで目立つ遺構だけをピンポイントで説明し、最後に農道横の竪堀のような場所を案内しました。

 見学を終えてもと来た道を引き返し、涸沼駅へ向かいました。一度振り返って、城跡の丘を見ました。大洗町に所在する中世戦国期の城跡としては、最も行きやすく、見やすい場所であることが、オカアキさんやナガシマさんにも分かっていただけたようです。

 ナガシマさんには、小館館跡および大館館跡の見学の感慨も綴っていただきました。

「二日目の城跡の感想です。
 初日の城跡より見応えのあるものでした(あくまでホシノさんの解説あってのものですが)。今回は明らかに人為的に手を加えられて作られたと言う感じでした。
 小館館の「ここに橋をかけたのだろう」と言う場所は、ぼくの地元の滝山城址の遺構に似ていました。素人のぼくでも「ここは郭なんだな」とわかりました。寄せ手と郭の高低差は10メートルはあり、そこに誘導されたら「死地」と言う感じでした。高低差が10メートルあると、10倍の兵力でも落とせないそうです。寄せ手の心理をつき、誘導して十字砲火を浴びせる…。
 現在なら高地にある敵拠点も、迫撃砲、味方の重砲支援、果ては空爆と攻め方は色々あるでしょうが、人間の心理と言うのは時代を経ても変わらないと思いました。しかも寄せ手はひとりふたりではないので、「皆が進む方向に」吸い寄せられ、十字砲火を受けてしまうでしょう。

 ぼくが最近やっているソーシャルゲームに、敵の島を攻め落とすのがあります。自分の島も攻撃を受けるので、手持ちの防御機構で、如何に攻め難い島にするか、苦心して島をレイアウトします。敵はコンピューターではなく人間なので、余計です。
 わざと隙を作り地雷原を作ったり、迫撃砲陣地を作ったりします。実際の戦争もそうだったのではないかと思います。人間同士の知恵比べですね。プレーヤーによっては、レベルの高い兵隊を持っているのに攻め方がマズいのや、その逆もいたりして面白いです。
 ぼくのやっているゲームは敵司令部を陥落させれば勝ちです。その時、自分の兵隊がひとりでも残っていればいいのです。レベルがすごく低い相手なら、上陸支援艦の艦砲射撃で抵抗拠点を無力化し、無血占領出来ます。しかし、自分と同レベルか上の相手と戦わなければならないので、無血占領は無理です。必ず兵隊は死にます。
 作戦指導をするぼくは、たとえ手持ちの兵隊が全滅しても痛くも痒くもありません。手持ちのコインが減り、上陸用舟艇の兵隊が補充されるまで、しばらく戦争が出来ないだけです。ゲームだからいいのですが、誤った作戦指導で死なされては、兵隊は浮かばれません。実際の戦争も作戦立案する連中は銃後の奥深くにいて、痛くも痒くもありません。兵隊はいくらでもスペアがいるのですから…。

 近頃のアメリカ軍の無人攻撃機は、遠く離れた本国から誘導コントロールされて、死を振りまくそうです。無人機をコントロールしているのは、9時5時で出勤するサラリーマンだそうです。モニター越しに無人機を操り爆弾を落とすのは、テレビゲームのような感覚でしょう。

 脱線しましたが、そんなことを考えながら城跡を歩いていました。
 いい天気でしたが、放置された城跡は鬱蒼としていて、あまり気味のいい場所ではありませんでした。下生えなど除去して整備したとしても、そこで戦争ゴッコなどしないと思います(知らなければそれまでなのでしょうが)。」


 涸沼駅へ戻る途中、私のカメラに向かってポーズを取るオカアキさんでした。どことなくお笑い芸人さんのような雰囲気のある方ですが、実際にブログでもユーモアたっぷりの文章を綴っていますから、基本的に「笑い」を取りたい性格なのでしょう。芸人に例えると、ノンスタイルの井上みたいなキャラだと思います。


 涸沼駅に着きました。駅前ロータリーの入口付近には、鉾田市のキャラクター「ほこまるくん」をあしらったメロン形の看板があります。涸沼駅のある場所は鉾田市に含まれており、駅舎には観光案内所や休憩スペースもあります。
 日本一のメロンの産地、とうたっていますが、もとは鉾田市に吸収合併される前の鹿島郡旭村が日本一のメロンの生産地であったためです。


 涸沼駅の案内所で買った切符は、御覧のように懐かしい感じのする手書きスタイルでした。乗車駅と降車駅とに丸印をつけ、乗車日や運賃も記入するという形ですが、この種の切符は初めて見ました。全ての駅名が並んでいる切符というのが楽しいです。


 休憩スペースでコーヒーなどを飲んだりして休んだ後、ホームに上がりました。この駅にはウサギさんチームのキャラクターパネルが設置されていますが、それを見ながらいつものように情熱的に語り続けるナガシマさんでした。


 大洗駅で降り、駐輪場に停めてあったそれぞれの自転車に乗り、大洗町巡りを再開しました。お馴染みの優勝パレードコースの街路を疾走するオカアキさんとナガシマさんでした。
 そういえば、ホシノは大洗行きの度にレンタサイクルを利用していますが、自身が自転車で走っている写真というのは一枚も無いのですね・・・。


 正午過ぎに戻りましたので、昼食をいただくべく「さくらい食堂」に行きました。魚介類が食べられないナガシマさんの為に、事前にメニューを調べて絞り込んであったお店の一つで、ガルパンメニューがあるというのもポイントでした。


 ナガシマさんはこのお店は初めてだったそうです。早速店先のⅢ号突撃砲F型のパネルなどを撮影していました。
(写真撮影 オカアキさん)


 お店に入ろうとするナガシマさんに続くホシノでした。ホシノは冬季の大洗行きでは、大体イヤーマフを装備しています。レンタサイクルで走ると耳たぶとかが冷えて痛くなるからですが、もう一つの理由として、生まれつき少し耳が不自由で子供の頃からつけている補聴器を冷気から保護するため、というのがあります。補聴器のような精密機械は、気温低下や湿度に弱いからです。 (続く)
(写真撮影 オカアキさん)

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モデルアート臨時増刊号 「帝国海軍大型補助艦艇総ざらい」

2015年03月23日 | ガルパン模型制作記

 去る3月19日に発売となった、モデルアート臨時増刊号の「艦船模型データベース番外編」の第六冊目、「帝国海軍大型補助艦艇総ざらい」です。公式サイトでの案内情報はこちら。発売日の翌日に近くの書店にて購入してまいりました。

 これでこのシリーズは、航空母艦、駆逐艦、重巡洋艦、軽巡洋艦、戦艦のみならず、補助艦艇を含めたことで帝国海軍の軍艦艦艇の全てを網羅することになるでしょう。今回は大型補助艦艇、ということなので、次に小型補助艦艇の号も出るのでしょう。海防艦、水雷艇、駆潜艇、敷設艇、輸送艦などが紹介されるものと予想されます。あとは潜水艦の号も出るでしょう。


 私が手元に保有している500隻余りのなかには、当然ながら補助艦艇も多く含まれています。もう10数年以上前に作ったものばかりですが、当時は補助艦艇キットの大部分はガレージキットでした。いまでは幾つかがプラキット化されて、簡単に作れるようになっていますから、隔世の感があります。

 上図にて本の横に並べてあるのは、左より、敷設艦「厳島」(工房飛竜)、工作艦「明石」(ピットロード)、測量艦「筑紫」(工房飛竜)、水上機母艦「日進」(PTエイジェンス)、敷設艦「八重山」(工房飛竜)、敷設艦「白鷹」(PTエイジェンス)、敷設艦「初鷹」(PTエイジェンス)、特設巡洋艦「八十島」((工房飛竜)です。
 このうちプラキットは「明石」だけで、現在も「日進」がアオシマよりプラキット化されただけです。


 続いては、左より、潜水母艦「長鯨」(ピットロード)、水上機母艦「瑞穂」(PTエイジェンス)、給油艦「足摺」(PTエイジェンス)、敷設艦「津軽」(PTエイジェンス)、練習巡洋艦「鹿島」(アオシマ)です。
 このうちプラキットは「長鯨」と「鹿島」ですが、現在は「瑞穂」がアオシマから、「足摺」がピットロードから、「津軽」がフジミから、それぞれプラキット化されています。

 戦艦とか空母とか駆逐艦も良いのですが、補助艦艇は色んな役割ごとにタイプがあってなかなかに楽しいので、補助艦艇ばかり作っていた時期がありました。今回紹介した13隻は、その一部です。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く15 その13 「城跡での武術談義です!!」

2015年03月22日 | 大洗巡礼記

 小館館跡の現状は、半分ほどが藪や竹林となっています。前回の見学で時間が無くて見られなかった、1郭の東側の張り出し部も、笹竹に覆われて入りにくく、かきわけて何とか行きました。上写真のような状態で、歩き回るのは困難でしたが、土塁に囲まれた方形の張り出しの様子は何とか掴めました。左端に写っているのはナガシマさんの肩です。(写真撮影地点7)


 北側の土塁の切れ目から、後世につけられたとみられる細い登り道をたどって北側に降りました。(写真撮影地点8)


 細い道なので、オカアキさんも慎重に降りてきました。このような道では滑りやすいので、足場を確かめつつ、木につかまったりしてゆっくり降りるのがベストです。(写真撮影地点8)


 道を降り切ると、北側の横堀から平坦地へと繋がる段差の近くに出ます。先導のホシノは前回の見学時の記憶と合わせつつ、遺構の状態を確認しながら木々の間を抜けました。(写真撮影地点9)
(写真撮影 オカアキさん)


 北側の横堀から平坦地へと繋がる段差の辺りで、1郭の北側の切岸面と下の平坦面の様子をともに見学し撮影するオカアキさんとホシノ。(写真撮影地点9)
(写真撮影 ナガシマさん)


 1郭の北側の切岸面の高さが5メートル以上あること、その下の平坦面が後世に削平された可能性があること、その部分の土塁が無くなっていること、その下は急斜面であること、などを一つ一つ指差しながら説明するホシノ。(写真撮影地点9)
(写真撮影 ナガシマさん)


 ホシノが指差して説明していた、1郭の北側の切岸面です。その下の平坦面には、錆びた一輪車が放置されていました。かつては農地か何かに利用されていたようです。(写真撮影地点10)


 色々話しながら城跡の景色を眺めるオカアキさんとホシノ。オカアキさんは何度かカメラを構えていました。(写真撮影地点10)
(写真撮影 ナガシマさん)


 西側は草薮になっていて入れませんでした。そこから1郭の高い切岸面を右手に見上げました。重い鎧をまとい、武器を持って攻め上がるのはとても難しいことが容易に理解出来る、急な傾斜の切岸面です。(写真撮影地点11)


 尾根を断ち切って遮断する東側の堀切へ回り、1郭の東の張り出しの下をクランクする堀底を進みました。右手を見上げると、1郭土塁の東側の切れ目がありました。これが本来の出入り口で、木橋を架けて堀切をまたいだものと推定されます。(写真撮影地点12)


 木橋の推定位置をお二人に説明し、その出入りのルートに1郭の東の張り出し部から監視または横矢がかかることを遺構を示しつつ話しました。連絡ルートをたどってくる敵に対しては、横からの攻撃が最も有効かつ確実であったことを話しました。
 これはオカアキさんが学んでいる中国武術、ナガシマさんが研究している古武道においても同様であるようで、本来人間は横方向からの攻撃に弱い、武術の有効打も横からのものが多い、というような話題に発展し、しばらく盛り上がりました、ナガシマさんは、こうした話が大好きで、とにかく身振りを交えて情熱的に語り続けるのでした。(写真撮影地点12)

 それで、あらためてナガシマさんに、語っていた内容を文章にまとめていただきました。現地にてホシノが「中世戦国期の合戦や攻城戦などで、武術や武道は役に立ったのかどうか?」と質問したのですが、それに対する答えも含まれています。

「現在、我々が目にする事が出来る、武術・武道は、良くも悪くも洗練され、先鋭化された物だと思います。馬術、弓術、柔術、槍術、泳術、抜刀術…すべて内包した総合的な物だったと思います。
 ぼくらがイメージする武術、武術家同士の戦いは、テレビや映画、様々な物が作り出したイメージが強いです。ぼくが居合を習い始めたきっかけもテレビや小説です。オカアキさんが中国拳法を習い始めたのも映画だと言われていましたね。その影響力は無視出来ませんし、影響を受けていない人はまずいないと思います。
 例えば刀を持った剣士同士の一騎打ちがあったとします。ぼくの居合の先生も含めて、実際に刀で人を殺傷した経験がある人は、まずいません。強いて言えば、大東亜戦争の前線で刀を抜いて戦った人、むかーしのヤクザで長ドスで戦った人くらいが精々だと思います。

 剣士同士の一騎打ちに戻ります。本当は勝つか負けるかわからない、個人の実力次第の一騎打ちなんて状況にはなりたくありませんが、そういう状況になってしまったとしましょう。携帯兵器の太刀や打刀での戦いは、相手の足を踏みつけるくらいの間合いまで接近しないと、自分の刀の切っ先が届きません。
 肉を斬らせて骨を絶つ、などと言いますが、それは自分もヤラれる覚悟で戦わなければならない事です。刀同士の攻防は、一瞬の差で勝敗が決まります。ミッドウェー海戦の折の空母同士の戦いに似ています。得物を振りかぶって後、振り下ろし、スピードが乗ったところに相手の身体があって、初めて相手を斬れます。しかし振りかぶった時や空振りした時は一旦得物のスピードがゼロになります。そこをパッと抑えられたら負けです。
 それだけ近いと言う事は、当然相手の得物に自分が斬られるかもしれません。

 日本の剣士は盾がないので、基本相手の得物を防げません。映画などでは刀同士でクリンチ状態になったりしますが、現実ではまずないと思います。これも映画などの刷り込みが大きいですが、刀の戦いは即死しなかったと思います。ズバッと斬ると相手がバッタリ(綺麗に)死ぬ、時代劇の影響は果てしないです。相手も丸腰ではないし、素人ではありません。実際は小さな傷を与えて受けて、どちらかが先にマイるのだと思います。とてもイヤな話です。赤穂浪士や新選組みたいに鎖を着込んでるかもしれません。
 坂本龍馬の最期を我々がつぶさに知っているのは、龍馬と一緒に遭難した中岡慎太郎が、数日生きていたからです。刀傷が膿んで感染症などで死んだのでしょう。相手の急所(動脈)を狙えと教わりますが、そんな場所には当たらず、なかなか即死しなかったと思います。

 ホシノさんの槍術やオカアキさんのお話にもありましたが、まずは相手の目を潰して戦闘困難にした方が手っ取り早い勝ち方でしょう。現代ならボタンひとつで点灯する強力なライトを手に持っていて、難癖付けられた相手の目を潰して、逃げるのが上策でしょう。
 土、石ころなど何でも使ったと思います。正々堂々の勝負なんて戯言です。あらゆる手を使って相手を無力化したことでしょう。

 誰しも斬られるのはイヤです。無事に家に帰りたいです。ましてどこの誰かわからないヤツに斬られたくありません。
 ご存知のように戦場の武器は、より間合いの大きい長槍、弓矢、鉄砲になります。特に鉄砲は何十年も修行をした剣士を、一週間訓練した百姓女でも勝たせる事が出来ます。戦場の大革命だけに終わらず、社会全体が変わったと思います。
 例によって何を言いたいのかわからない文章になりましたが、我々現代人がイメージする武術家同士のスマートな戦いは、現実には発生せず、ひたすら泥臭い、散文的な戦闘の繰り返しだったと思います。

 とは言え、武術とは戦場で生き残る術とも聞きます。相手が集団だろうがひとりだろうが、効率良く無力化するテクニックは当然あった事でしょう。
 ひとりの敵を倒せばオワリではないので、なるべく省力化した殺人術があったと思います。その片鱗が細分化され、ブラッシュアップ(スポイル?)されて今に伝わるのだと思います。
 兵法は平法とも言いますから、まずは戦わなければならない状況に追い込まれないのが、兵法の第一だったのではないでしょうか。」


 小館館跡の見どころの一つ、クランクする堀切です。奥に見える盛り上がりは1郭東の張り出し部で、堀切はそれに沿って右に折れています。その手前の堀切の上に木橋が架けられ、東の2郭から出入りしたものと思われます。その連絡ルートが唯一であったと推測すれば、1郭の土塁の他の切れ目が、後世の破壊跡だろうと考えられることになります。(写真撮影地点12)


 ぐるりと一周する形で、もと登ってきた場所に戻りました。その東側の櫓台とみられる場所に上がって、1郭の南側土塁の切れ目を見ました。あまりにも開けっぴろげなので、土塁上の虎口では無いと分かります。本来、虎口とは防御上の重要ポイントなので、外からは目立たない位置に設けるのが一般的です。(写真撮影地点13)


 前回に引き続き、本文中に併記した写真撮影地点の見取り図を載せました。ほぼ見学可能な範囲の大部分にわたっていますので、、レポート初回の城跡解説記事と併せて参照いただければ、城跡探訪の目安になるでしょう。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く15 その12 「小館館跡に登ります!!」

2015年03月21日 | 大洗巡礼記

 今回は、先に小館館跡へ行きました。大館館跡は小館館跡の東側から尾根づたいに行くのが本来の入り方であるようなので、前回とは逆のコースでいくことにし、車道をまっすぐたどって小館館跡の丘に近づきました。


 大館館跡の丘の切通し面の下を、語らいながら歩くオカアキさんとナガシマさん。お二人はいつも話題が豊富で会話が尽きることが無かったようです。


 車道から右に折れて城跡の丘の南裾の細い道に進み、城跡への最短距離となる地点から山に入りました。先導するホシノ、後に続こうとするナガシマさん。(写真撮影地点1)
(写真撮影 オカアキさん)


 一分もかからずに城跡の南側の空堀の端に着きました。ここからですよー、と説明するホシノ、後に続いてその方向を見るナガシマさん。(写真撮影地点2)
(写真撮影 オカアキさん)


 城跡の南側の空堀端から城跡の姿を見回すオカアキさんとホシノ。昨日の徳宿城とは違った感じの所ですね、とオカアキさん。徳宿城は地域の生活拠点でもあった城ですが、こちらは完全な軍事用の拠点で規模も小さいですよ、と説明するホシノ。(写真撮影地点2)
(写真撮影 ナガシマさん)


 説明の合い間に城跡の南側の外周土塁を撮影するホシノ。小館館跡の中心郭の周囲をめぐる横堀は、立派な土塁を伴いますが、その造りが盛り上げ部分と削り込み部分とに分かれているようです。前回の訪問時にその辺りをよく観察していなかったので、今回は写真も撮りながら再確認しました。
 一般的に、土塁が盛り上げによって高く造られる場所は、城の防御上で重要なポイントになっていることが多いです。(写真撮影地点3)
(写真撮影 ナガシマさん)


 その、土塁の盛り上げ造成部分の上に立つオカアキさんは、ホシノが宿で配った城跡の資料コピーを呼んでいました。その横で空堀や中心郭の景色を撮影するナガシマさんでした。
 オカアキさんが立っている地点の土塁は、高さも幅もあってスペースが広く、城郭用語で「櫓台」と呼ばれる場所にあたります。物見用の施設などがあってもおかしくない場所です。(写真撮影地点4)


 空堀の分岐地点にて、ナガシマさんの質問に応じるホシノ。オカアキさんは土塁の盛り上げ造成部分の上から二人を見下ろしつつ、障壁とみられる土橋を渡って中心郭に登ってゆきました。(写真撮影地点4)
(写真撮影 オカアキさん)


 オカアキさんは中心郭である1郭の土塁の切れ目に上がり、空堀の中に居る二人に向かって手を振っていました。その際に撮影した図ですが、ホシノたちが小さく見えますので、1郭の高さが5メートルを超えていることがよく理解出来ます。この高低差を高い切岸と土塁とで構成し、容易に攻め上がれないように造ってあります。
 地形からみて、敵はちょうどホシノたちの居る地点の空堀内に入ってきますので、オカアキさんの居る場所辺りから弓矢または鉄砲を撃ちかけて迎撃するわけですが、敵の横面へ射撃する格好になります。城郭用語で「横矢」と呼ばれるポイントです。(写真撮影地点5)
(写真撮影 オカアキさん)


 オカアキさんは、さらに望遠モードで撮影しました。かえって距離感が感じられますが、このときの空堀底の二人の位置から1郭のオカアキさんまでの直線距離は20メートルを超えていました。
 戦国期当時の武器で戦うならば、刀や長槍では届きませんので、弓矢または鉄砲といった間接攻撃用のものしか使えません。それでも有効射程ギリギリであるうえ、守備側は土塁に護られていますから、攻撃側がとにかく不利になります。攻める側をいかにして不利におくか、という点が城の防御の基本的な発想です。
 小館館跡は、そのあたりがよく考えられていて、縄張りも発達した要素が多く、いま残る遺構の最終年代は戦国末期にあたると思われます。「大洗町史」では、南北朝期ごろの遺構、と述べていますが、それはおそらく城が築かれた時期を指すのであって、使用された最後の時期がいつであったかということではないと受け止めています。(写真撮影地点5)
(写真撮影 オカアキさん)


 やがてホシノとナガシマさんも1郭の土塁上に登りました。ホシノが歩いているのが1郭の外周土塁の上です。後ろにナガシマさんが見えますが、その位置が土塁の切れ目にあたっています。後世に1郭を農地として利用した際に、出入り用に崩して破壊した跡とみられます。城の構造から見ても、本来の出入り口とは考えにくい切れ目です。(写真撮影地点6)
(写真撮影 オカアキさん)


 上図は、本文中に併記した写真撮影地点の見取り図です。現状では城跡の西側が草薮になっていて入りにくいので、南側から入って1郭に登り、北と東と南の空堀を見るという形になります。見学可能な範囲の大部分を歩き回りましたので、レポート初回の城跡解説記事と併せて参照いただければ、城跡探訪の目安になるでしょう。 (続く)
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2015年3月のガルパン新グッズとアンコウ焼き

2015年03月20日 | ガールズ&パンツァー

 去る3月18日、大洗のまいわい市場に通販で注文してあった品が届きました。
 まずは、3月より新たに発売となったガルパン新グッズの数々です。左上はガルパンレジャーシート(あんこうチームVer)700円、右上は大洗スタンプノート350円×2冊、下はガルパン絵馬650円です。

 ガルパンレジャーシートはあんこうチームの他にウサギさんチームのデザインがあります。大洗スタンプノートは、3月からスタートする対戦校隊長&観光名所のスタンプが押せると思うので、次の大洗行きに1冊を持参します。ガルパン絵馬は、一つ注文したのですが、サービスでもう一つ入れていただいたようです。さすがは大洗ですな。
 こういった新商品は、大洗行きの際に現地で土産に買うのも楽しいです。でも、荷物になりますので、今回は通販を利用して購入しました。


 続いて「さばとさんまの旨煮詰め合わせ」420円×2個。私の家の近くの海辺の魚市場でも似たようなのを売っていて、時々買っているのですが、大洗のは今まで食べたことが無かったので、通販で試しに購入してみました。
 お味は、というと、やっぱりサバとサンマのそれですね。美味しかったです。


 そして有名な「アンコウ焼き」3個セット490円です。左より豆乳クリーム、小倉あん、芋あんです。大洗で一度も食べたことが無かったので、今回の通販で買ってみました。


 今回の通販購入において、「アンコウ焼き」3個セット一つにガルパン公式缶バッジがセットされていました。三種類買いましたから三つありますが、クール便で配達されましたので、缶バッジも少し濡れてしまいました。中の台紙にも水が入っていました。


 そこで、全部取り出して水分を拭き取り、以前に大洗でいただいた台紙をセットして、新しい袋に入れ替えました。このあんこうマークデザインは、通販購入のみの特典だそうです。
 なお、この缶バッジ特典は、現在は3個セットの方は終了したようで、9個セットの方にのみつけられているそうです。

 まいわい市場の通販はこれまでに三度ほど利用しており、いずれにも缶バッジが特典としてつけられましたが、大貫商店会のEDバージョンやスタンプラリー特典のそれでしたので、まいわい市場オリジナルは今回が初めてでした。
 しかも、どこかで見たようなデザインです。


 上図中央の、アニメイト発の限定版公式バッジのデザインに似てるのです。アニメイト発のは去年にガチャで入手したうちの一つです。


 改めて並べてみますと、よく似ています。アニメイト発のを真似して色だけ変えてる、という程度です。でもこのデザインマークは以前にまいわい市場のアンコウ焼きコーナーにも飾られていましたから、かなり前から意匠化されていたようですね。


 「アンコウ焼き」の小倉あん3個をいただきました。クール便で届きましたのでカチカチに冷えていましたが、レンジにて500Wで3分ほどチンしたら、焼きたてのようなホカホカ状態になりました。甘いのかな、と思って食べましたら、意外にも和風のあっさりした甘味でした。
 次の大洗行きでは、ぜひまいわい市場のコーナーにて食べてみたいと思います。
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ゼロから始める 艦船模型の製作術 総ざらい

2015年03月19日 | ガルパン模型制作記

 去る2月23日に発売となった、モデルアート臨時増刊号の「総ざらい制作編」シリーズの第一冊、「ゼロから始める 艦船模型の製作術 総ざらい」です。
 これは、同じモデルアート臨時増刊号の「帝国海軍艦艇総ざらい」シリーズの姉妹編として位置づけられているものです。公式サイトでの案内情報はこちら。発売当日に近くの書店にて購入してまいりました。

 このところ、模型業界においては戦車以上に艦船の新キットおよびリニューアルが相次ぎ、艦これブーム等による艦船模型の人気の高まりの影響が察せられます。艦これファンが新たに艦船模型に手を伸ばすケースも多いようで、私が参加している模型サークルでも何人かがハマリ出しているようです。

 この本は、そうした新規ユーザー向けに刊行されたかのようですが、実際には古くからの艦船模型モデラーや、私のような出戻り予備軍にとっても大変有意義なものです。昨今の艦船の新キットおよびリニューアルの多さは、沢山の艦艇キットを作ってきた私にとっても予想を超えるスケールであり、加えて制作テクニックやパーツ類の進歩向上も目覚ましいものがあります。
 正直言いまして、最近の艦船模型の展開ぶりに関しては、何がどうなっているのかという全体像すら、未だによく把握出来ていません。フジミの怒涛の開発ラッシュ、アオシマの爆発的な艦これシリーズの浸透、ピットロードの恐るべきマイナーコレクションの充実化、などがあって、ガルパン戦車キットの世界よりも複雑な様相になってきています。

 なので、今回の本によってそれらを総括的に学べるというのは、とても有難いと思います。シリーズの第一冊なので、次の企画本が楽しみになっています。
 なお、「帝国海軍艦艇総ざらい」シリーズの方も、航空母艦、駆逐艦、重巡洋艦、軽巡洋艦、戦艦の五冊に続いて大型補助艦艇編が六冊目としてリリースされます。やっぱり出るんだな、と思いました。
 その発売日は、きょう3月19日です。明日の退勤後に近くの本屋で買ってくるとしましょう。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く15 その11 「大洗駅と涸沼駅です!!」

2015年03月18日 | 大洗巡礼記

 大洗ホテルを出発し、大洗駅に向かいました。先に走り出すオカアキさんの勇姿を撮ろうとしたら、向こうも気づいてカメラを向けてきました。その時の写真が上図ですが、何か大洗ホテルに泊まって翌朝に出発してきたような雰囲気になっているのが笑えます。
(写真撮影 オカアキさん)


 で、ホシノが撮ったオカアキさんの勇姿。お互いにカメラで撮り合うなんて、初めてでした。


 一気に大洗駅まで来ました。やっぱり自転車があると移動時間が格段に少なくて済みます。改札口を通ってすぐのところに置いてあるアクアワールドのガルパンパネルを撮影するナガシマさん。
(写真撮影 オカアキさん)


 駅構内地下通路の入口付近にたたずむホシノ。個人的には一番気に入っている自身の画像です。撮っていただき感謝申し上げます。
(写真撮影 オカアキさん)


 鹿島神宮方面行きのホームに立つナガシマさん。
(写真撮影 オカアキさん)


 向こうの待機線に駐機中の列車を撮影するナガシマさん。


 やがて、乗る列車がホームに近づいてきました。それを見守るナガシマさんとホシノ。
(写真撮影 オカアキさん)


 列車がホームに入ってきました。このときホシノは何かを話したようですが、何を喋ったのかは自分でも憶えていません。
(写真撮影 オカアキさん)


 この日の城跡見学の起点となる、涸沼駅に着きました。大洗駅の次の駅なのですが、少し離れているので所要時間は約7分ほどです。天気は快晴、城跡見学には絶好の日和でした。
(写真撮影 オカアキさん)


 この涸沼駅にも、ガルパン駅なかかくれんぼのキャラクターパネルが設置されています。ウサギさんチームの6人です。そういえば、オカアキさんはウサギさんチームのファンでしたね・・・。


 涸沼駅から県道をたどって、この日の見学地である大館館跡および小館館跡へ向かいました。ホシノは前に一度訪れていますが、その時は時間的余裕が無くて充分に見られなかったところもありました。それで今回はじっくり見て確認しておく積りでした。 (続く)

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黒森峰女学園 パンターG型 作ります!! その3

2015年03月17日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8では、車体前部の機銃マウントおよび管制燈、車体左側面のクリーニングロッドケースおよびOVMラックを組み立てます。ステップ9では、車体上部の各パーツを取り付けます。
 いずれも組み立てガイドの通りに進めましたが、塗装してから接着するパーツもありました。


 車体前部の機銃マウントおよび管制燈、車体左側面のクリーニングロッドケースおよびOVMラックのパーツを切り出しました。OVMラックのパーツのうち、C字形シャックルのA4は塗装後に切り出して接着する予定でしたので、上画像には写っていません。


 車体左側面に装着するクリーニングロッドケースを組み立てました。蓋のC15はまだ仮組みのままでした。


 C15は、キットのパーツをそのまま組むと、蓋の長方形のモールドが斜めになります。ところが公式設定資料の画像では、縦になっています。これに合わせる必要があります。


 それで、まず円筒ケース部分をあらかじめ車体左側面にマスキングテープで仮留めしておきました。C15のパーツは、中にダボ穴があってカチッとはまるようになっていますので、C15のダボを切り取って、上図の赤円内のように、蓋の長方形のモールドが縦になるようにしました。C15は円筒ケースの両端につくので、同じように接着しました。


 機銃マウントの組み立ても、銃身のC38を取り付ける際には、マウント本体を車体前部に仮組みしてから行ないました。銃身の向きや角度を調整するためでした。


 車体左側面のOVMラックには、ワイヤーカッターC24、スコップC25を接着しました。管制燈C2、C3は後で車体に接着することにしました。


 ステップ9の車体上部取り付けを行ないました。車体下部パーツとの間に隙間があるので、マスキングテープで上下の車体パーツを貼り合わせて仮止めし、流し込み接着剤を流し込んで貼り合わせました。


 車体後部機関室上のグリルカバーのうち、左側のC59は別パーツになっています。これはタミヤのパンターとヤークトパンターのキットの共通パーツの一つで、ヤークトパンターでは同じパーツをつけるとG2型の姿を再現出来ます。パンターとヤークトパンターは車体と足回りが一緒なので、双方のキットに共通パーツか入っています。


 このC59には、どういうわけかキットの製品番号らしき羅列が、赤円内にモールドされています。実際には有り得ないので、削り取る必要があります。


 番号のモールドは、もちろん劇中車にもありませんので、削り取りました。


 C59にC61を取り付け、車体に接着しました。あとは前部の左右のハッチを取り付けるだけでした。 (続く)

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