気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く15 その20  ゆるキャン△車輌は西へ

2021年04月30日 | ゆるキャン△

 掛川を発して30分ほど、7時47分に円田駅にて乗降口扉の5人を撮りました。各務原なでしこの上半身のみが窓ガラスになって特殊加工がなされているため、このように日陰に入らないと絵柄が見えません。

 

 安定のグビ姉。しっかりお酒もスタンバイ。愛車のハスラーも。

 

 7時50分に遠江一宮駅を出ました。この駅は遠江国の一宮である小國神社(おくにじんじゃ)の最寄駅です。駅から神社まではちょっと離れているため、私は車で参拝したことがあります。駅舎は開業当時以来のもので国登録文化財になっていますが、さらに重要なのは駅名に旧国名の「遠江」が冠される現在唯一の駅である点です。
 
 周知のように静岡県はかつての「駿河国」「遠江国」「伊豆国」の三国から成ります。このうちの「遠江国」は古代律令制におていは国府および国分寺を磐田に置き、いまの磐田市が中心となっていました。中世戦国期には「遠州」の呼称も多く使われましたが、この「遠州」も今では駅名に残るのは天浜線の遠州森駅と遠鉄線の遠州病院駅ぐらいになっています。

 

 車内にある天浜線の路線図です。今回は掛川から約1時間30分乗って、浜名湖佐久米駅まで行き、そこで聖地巡りと昼食をとって、新所原まで移動しますので、全線を乗っていく形になります。
 御覧のように掛川、新所原の両端が東海道線に接しており、前身の二俣線が東海道線の代替線として軍部の後押しによって建設されたことを示しています。
 実際に、昭和19年の東南海地震にて東海道線が被災した時、昭和20年の米軍による空襲や艦砲射撃で磐田や浜松の東海道線線施設などに被害が出た時などに、列車が二俣線を経由して鉄道輸送力を維持した実績があります。

 

 昨日訪れて駅内見学ツアーを楽しんだ天竜二俣駅の運転区の施設群が見えました。

 

 車内の天井のラッピングです。温泉マークは分かりますが、UFOマークってアニメに出ていたかな・・・?

 

 楽しい雲形ロゴが天井に貼ってあります。

 

 天竜二俣駅を8時6分に出ました。

 

 天浜線の撮影スポットとして有名な、二俣本町西鹿島間の天竜川に架かる鉄橋を渡りました。上図左奥に見えるのは国道362号線の鉄橋です。

 

 昨日降りて藤田屋に寄った、気賀駅を8時39分に出ました。乗客のほぼ全員が降りましたので、車内には私の他に1人のみでした。

 

 ゆるキャン△車輌は西へ、西へと進みました。ガラガラの車内を前部へ移動しました。

 

 座った席の横の土岐綾乃、犬山あかり、鳥羽美波先生。 

 

 8時46分、寸座駅に着きました。TH9200形のラッピング車輌「宝くじ」号と駅内ですれ違いました。

 

 南には浜名湖の湖面が朝日に輝いて広がっていました。次の駅が目的地の浜名湖佐久米駅でした。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆるキャン△の聖地を行く15 その19  平日の車内

2021年04月29日 | ゆるキャン△

 掛川駅1番ホームに停車中の「ゆるキャン△」車輌です。発車時刻の7時14分まで4分ほどありましたので、通勤通学客がみな乗り込んでいったのを見届けてから撮影を行ないました。

 

 とりあえず、ゆるキャン△一日フリーきっぷを車輌をバックにして再度記念撮影。それを見て同じことをしている若い方が居ましたが、ゆるキャン△巡礼者なのか、鉄道ファンなのかはよく分かりませんでした。

 

 車輌の乗降口の脇に電光表示板が付いていて、行先などが示されます。このときはまだ「掛川行」となっていましたが、程なくして「新所原行」に切り替わりました。

 

 昨日は前の乗降口から乗ってだいたい車内前部に陣取っていましたから、今回は後ろの乗降口から乗って車内後端に陣取ることにしました。その内側のラッピングが鳥羽美波先生であるのに、初めて気付きました。

 

 後ろの乗降口の反対側の扉の一部。斉藤恵那と愛犬チクワ。

 

 車内は通勤通学客で満席でした。さらに何人か乗ってきましたから、満員に近い状態となりました。大半は通学の面々で、ほとんどが高校生のようでした。これが平日の天浜線のごく普通の風景であるのだな、と思いました。都市近郊線の通勤通学の景色はどこでも一緒ですが、ここ天浜線においても沿線に学校が幾つかあるのでしょう。

 

 車内後端に居ましたので、窓から後ろに流れてゆく景色や線路をぼんやりと眺めていることが多かったです。

 

 大半の高校性が遠州森駅で降りてゆきました。彼ら彼女らは、たぶん遠江総合高校の生徒なのでしょう。遠江総合高校は、平成20年までは森高校と周智高校だったのですが、静岡県立高等学校長期計画においての再編および整備の結果、ひとつの総合高校になったということです。

 天浜線の桜木に実家がある、京都造形芸術大学時代の学友の出身高校が、その森高校だったな、と思い出しつつ、その校風や伝統はいまの遠江総合高校に継承されているのだろうか、と考えたりしました。

 

 遠州森駅で大部分の通学生が降りましたが、まだ数人の高校性が乗っていました。その一部は二俣本町駅で、残りは金指駅で降りてゆきましたから、前者はおそらく天竜高校、後者は浜松湖北高校の生徒だったのでしょう。

 

 車内後部のデザインを見ました。山中湖キャンプ編のトリオと、山中湖キャンプ編のワンシーンです。

 

 遠州森駅にて掛川行きの車輌とすれ違って発車しました。

 

 車内後端からみて左側にある乗降扉のラッピングデザインです。富士山静岡空港で見たコラボポスターの図柄です。場所も実在の場所であるはずですが、はて、どこだったっけ・・・。

 

 何度も見てしまう山中湖キャンプトリオ。コミック作中のストーリーも全部頭に入っていますし、アニメ2期も観ましたから、この三人の山中湖キャンプの顛末が何度も脳裏に鮮やかに甦ってきました。それで、どうしても笑ってしまうので、後ろの窓に向いて一人笑いがバレないようにしました。

 

 時々、床のデザインにも視線を落としました。常に松ぼっくりが「コンニチハ」と話しかけてくるのでした。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボンプル高校 7TP軽戦車(単砲塔型)2、3号車 作ります!! その4

2021年04月28日 | ガルパン模型制作記

 3号車の組み立てにとりかかりました。これはフルインテリア仕上げとしますので、色々とインテリア関連の作業が加わります。組み立て工程と並行して、パーツを塗装しつつ進めますので、手順が複雑化します。間違えないように一つ一つ丁寧に慎重に進めることにしました。

 

 最初に車体の箱組みからとりかかりますが、その前に各パーツの内側にある番号のモールドを消します。

 

 番号のモールドを消しました。車内空間に無いものは突起も含めて全てカットしておきました。

 

 車体を組み上げました。

 

 上部のパーツはこのように前端から後端まで1つになっていますので、これを蓋のようにして車体にはめ込むだけで、車体の外面が出来上がります。インテリアも見られるように接着しませんので、キチッと合うようにはめ込む必要があります。

 

 ところが、上部パーツに多少の歪みがあったので、キチッとおさまりませんでした。歪み部分に熱や力を加えて是正することにし、後の作業と並行して少しずつ歪みを直してゆきました。

 

 続いて、砲塔のハッチを開口する作業に移りました。このミラージュホビーのキットでは必ずこの開口作業をやっているので、もう慣れました。

 

 難なくハッチを切り離して開口作業を終えました。

 

 砲塔の底面パーツです。これは完全にターレット部分を開口する必要があります。

 

 開口しました。

 

 そして車体上部パーツの砲塔ターレット部分も開口するべく、ピンバイスで穴を開けてゆきました。

 

 開口しました。

 

 砲塔底面パーツを仮組みしました。この形で砲塔がセットされ、内部の空間も形成されるわけです。
 写真では簡単に開口したように見えますが、けっこう大変な作業でした。ピンバイスで穴を開けてゆき、穴から穴へとカッターで切り込んで切り抜いて、周縁部をアートナイフで切り整えてヤスリがけで仕上げる、という段取りでした。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガールズ&パンツァー リボンの武者16巻(最終巻)

2021年04月27日 | ガールズ&パンツァー

 去る4月23日に発売されました、ガールズ&パンツァー「リボンの武者」16巻です。最終巻にあたります。
 アマゾンでの案内記事はこちら

 幾つかあるガルパンコミック版のなかで最も長く、広く深く展開された物語が、ついに完結しました。2015年より始まったので、約6年余りにわたって続いたことになります。それに関する感慨は様々にありますが、ネット上で似たような意見が色々と述べられていますので、ここでは書く必要もないだろうと思いました。

 

 個人的には、プラモデルのほうで色々と楽しんできましたから、このコミックストーリーの完結は、模型的には一つのテーマの完結でもあります。これ以上の新たな戦車、車輌が出ませんから、一区切りがつくことになります。

 とりあえず、プラモデルでは対ボンプル高校戦の「ムカデさんチーム連合」、対大洗女子学園戦の「強襲戦車競技連合」の再現を楽しんできましたので、今回の最終巻の発売日までには「強襲戦車競技連合」の10輌を揃えるべく制作を頑張りまして、上図のごとく、なんとか間に合いました。

 この10輌の他にも幾つかの車輌を作っていますので、「リボンの武者」というコンテンツは、私にとってガルパンのアニメ本編と並ぶ重要なものであったと思います。まだ未製作の車輌も幾つかありますから、もうしばらくは私のガルパン模型の重要カテゴリーとして生き続けるでしょう。

 ともあれ、原作および執筆の皆様、長年の連載お疲れ様でした。実に楽しく読ませていただきました。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆるキャン△の聖地を行く15 その18  二日目のゆるキャン△車輌

2021年04月26日 | ゆるキャン△

 2月22日、巡礼3日目の朝も快晴でした。6時過ぎに起床、6時半よりバイキング方式の朝食を美味しくいただき、7時前に宿を出で立ちました。この「くれたけイン掛川」は天浜線や浜松だけでなく、大井川方面への巡礼の宿としても利用出来ますので、また泊まる機会があるかもしれません。

 

 7時ちょうどに天浜線の掛川駅に行きました。昨日に続いて二度目の天浜線巡りを楽しみます。

 

 ゆるキャン△1日フリーきっぷの2枚目を使用してホームに入りました。

 

 記念に、ゆるキャン△1日フリーきっぷの2枚目を撮りました。

 

 既に先発の車輌がホームに停車中でした。ラッピング車輌のひとつ「Honda Cars」号でした。私が乗るのは、これの次の7時14分発の「ゆるキャン△」車輌でした。

 

 この「Honda Cars」号は、昨日の天竜二俣駅での駅内見学ツアーの際に駐機線にて移動中のところを見かけました。車体が紅白の半々に彩られています。

 

 「Honda Cars」号が7時3分に発車していき、ホームにはしばしの静けさが戻りましたが、それもつかの間、通勤通学の客が次々に入ってきて並び始めました。この日は月曜日で平日ですから、天浜線の朝の車輌は普通に通学通勤に使われるわけです。
 平日の「ゆるキャン△」車輌の運行ダイヤは天浜線の公式サイトで公開されていますから、この日も時刻は分かっていたのですが、通勤車輌としての姿を見られるので楽しみでした。

 

 この日の朝の「ゆるキャン△」車輌は1番線から出ることが、上図の赤矢印によって示されていました。

 

 7時6分、「ゆるキャン△」車輌がホームに近づいてきました。ホームには20人ぐらいの通勤通学の客が並んで待っていました。

 

 平日の「ゆるキャン△」車輌の姿は、昨日の日曜日のそれとはどこか雰囲気が違いました。「はたらく車輌」といった感じだったのかもしれません。

 

 7時7分にホームに停車した「ゆるキャン△」車輌です。何度見ても楽しいです。見飽きることがありません。

 

 うん、この位置に大垣千明、ですな。

 

 で、反対側のこの位置に志摩リン・・・、あっ、しまった、停車中は乗降ドアが開いてるから志摩リンが見えなくなるのでした。そういえば志摩リンだけは昨日から全然撮っていないのでした。今日のうちに何とかして一枚だけでもリンを撮っておかねば、と考えました。

 問題はどこで、どのタイミングでリンを撮るか、でした。とにかく乗降ドアが閉まった時を狙わないといけないのです。この日は浜名湖佐久米駅までこの「ゆるキャン△」車輌に乗り、それが新所原で折り返してくるのを浜名湖佐久米駅にて見る予定でした。
 それで巡礼は終了となって帰路に着きますので、撮影チャンスは浜名湖佐久米駅での2度しかありません。忘れないように気を付けて、頑張ってタイミングを捉えて撮ろう、と決めました。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆるキャン△の聖地を行く15 その17  浜松の餃子

2021年04月25日 | ゆるキャン△

 浜松ジオラマファクトリーにて展示される山田卓司氏の作品のなかで、個人的に最も印象に残ったのが、上図の「パリ解放」と題する多人数の盛り上がりの場面です。

 

 記録映画などでよく見る、連合軍のパリ入場行進の場面を再現してあります。戦車はM4シャーマンですが、搭乗兵は米軍なのか英軍なのか、ミリタリーの知識に乏しい私には見分けがつきませんでした。でも、そんなのどうでもいいじゃないか、パリが解放されて住民が大喜びなんだから、ということで。

 

 フィギュアはおそらく1/35の兵士とかを色々改造しているのでしょうか。同じ作りのものが全く見当たらず、一体一体が個性を織り込まれて丹念に仕上げられています。群衆の大歓声が、ちゃんと一人一人の歓声の集まりとして聞こえてきそうな、凄まじいまでの写実表現です。どこから見ても絵になっているのも素晴らしいです。

 

 最後に見た作品は、山田氏本人と家族の自画像ならぬ「自立体像」でした。驚くべきことに、その三人の姿をそのまま縮小再現したジオラマ模型が机の上に置かれてあります。こういう遊び心がいいですね。

 

 ザザシティから遠鉄百貨店に行き、迷路のようなコースを難なくたどって浜松駅ビルのメイワンに移動し、その4階にあるアニメイトに寄りました。予想した通り、しっかり「ゆるキャン△」コーナーがありました。

 

 ですが、静岡県とのコラボキャンペーン関連のグッズ類は扱っていませんでした。県のほうは県のネットワークにて関連商品を展開販売しているようです。

 

 メイワンのエキマチウエストに移動し、1階の「石松餃子 JR浜松駅店」に行きました。この日の夕食はここでと決めてあったからです。やっぱり浜松に来たなら、餃子を食べずにはいられません。

 

 元祖と称する如く、浜松では最も古い餃子のチェーンです。創業は昭和28年、屋台から始まった石松の餃子が 浜松で最初の餃子でした。いまでは餃子消費量日本一を宇都宮と争う浜松の主力メーカーに成長し、静岡県や愛知県などに多くの支店を出しています。浜松駅の駅ビル内にあるこのお店が、アクセスも良くて行きやすいため、私は昔からよく利用しています。

 さあ、今回も餃子定食をいただきます。今回は15個入り1320円をチョイス。

 

 この日の行列は数人、10分も待たずに席に案内されました。行列での待ち時間中にあらかじめ注文を取るシステムなので、席につくとすぐに運ばれてくるのが常です。

 

 これですよこれ。浜松の餃子!これを食べないと浜松に居る気がしません。各務原なでしこも大好きな浜松の餃子ですから、ゆるキャン△ファンは必ず食べて楽しみましょう。
 「石松餃子」の公式サイトはこちら

 

 浜松餃子を食べて大満足したのち、JRの17時51分の列車に乗って浜松から掛川に移動し、宿の「くれたけイン」に帰りました。浜松から掛川へは普通列車で30分もかかりませんので、18時半にはもう宿の部屋に入って風呂に浸かっていました。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆるキャン△の聖地を行く15 その16  浜松ジオラマファクトリー

2021年04月24日 | ゆるキャン△

 ザザシティ西館の一階の模型店「ポストホビー」で色々なキットやツールを見て塗料を2種類購入したのち、二階にあがって駄菓子屋の奥の「浜松ジオラマファクトリー」に行きました。模型好きなら知らない人は居ない、スーパープロモデラーの山田卓司氏の作品ギャラリーです。なぜか今まで一度も訪れたことが無かったので、今回こそは絶対に行く、と決めてやってまいりました。
 入口を入ると上図のような、博物館みたいな雰囲気の暗い部屋の中に、数多くの作品が保護ケースにおさまってスポットライトで照らされていました。

 

 最初に見たのが、このケネディ大統領。壁の額の絵はケネディが若い頃に乗り組んだ魚雷艇PT-109ですね。ソロモンの海にて帝国海軍駆逐艦「天霧」と接触、衝突されて沈没しました。PT-109は戦時急造の木造艇でしたから、衝撃に耐えられなかったのでしょう。その衝突は、事故だったのか意図的であったのか、いまだにハッキリしていないそうです。

 

 これはソ連軍兵士たちの休憩の様子でしょうか。兵士の一人が奏でるアコーディオンの音色が聞こえてきそうなリアルさが素晴らしいです。背後の自走砲よりも兵士たちの存在感が大きく感じられます。

 

 個人的に最も惹きつけられてじっくりと見入ってしまったのが上図の大型のジオラマです。ドイツ軍の最後の抵抗をねじふせて拠点占領を果たしたソ連軍戦車部隊が、破壊された建物の上に誇らしげに翻る赤い旗を見上げつつ、進撃してゆく有様を再現しています。

 

 説明板には「ベルリン陥落」とありました。二度目の観察で、ベルリンにしか無かった地下鉄の入り口が再現されているのに気付きました。

 

 これはドイツの自走砲のようですが、詳しくないので車輌名は分かりませんでした。ただ、足回りが38(t)戦車と同じであるのは分かりました。

 

 これは間違いなくT34/85ですね。ガルパンのプラウダ高校チームの車輌を3輌作りましたので、見てすぐに分かりました。

 

 こちらの大きなⅣ号戦車D型は、ガルパンのあんこうチーム車輌の姿で仕上げてあります。白旗があがっているので、撃破されたシーンと分かります。対サンダース大付属高校戦にてナオミのファイアフライに撃たれた時の様子を再現しているようです。

 

 山田氏が作ると、こういうふうにリアルで存在感が大きなものになるんですね・・・。感動してしまいました。

 

 どこを見ても細部まで丁寧に作ってあって些かの隙もありません。転輪にこびりついた砂ぼこりの表現が凄いです。もはや溜息しか出ませんでした。

 

 山田氏は模型誌「ホビージャパン」にてガルパン戦車ジオラマの連載をされておられるほどのガルパンファンです。それで大洗のガルパンギャラリーにも作品が幾つか展示されていますが、こちらにも幾つかの作品が置いてあります。上図は劇場版のあのシーンですね・・・。

 

 そしてこちらも劇場版のシーンかと思いましたが、作品説明を読んだら最終章第2話の遠隔突撃云々のシーンでした。雨の表現が見事ですが、第2話の密林での試合中に雨なんて降っていましたっけ・・・?

 

 山田氏の作品を見ていて、ガルパンのジオラマでも実際の戦車みたいな雰囲気に仕上げてあるのに感心してしまいます。とにかくリアル過ぎて、知波単学園チームというより帝国陸軍戦車隊という感じのほうが強いのでした。  (続く)

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボンプル高校 7TP軽戦車(単砲塔型)2、3号車 作ります!! その3

2021年04月23日 | ガルパン模型制作記

 2号車の組み立てが完了したので、3号車の組み立てに取り掛かりました。ミラージュホビーの同じキットですが、成形色はグレーでした。この3号車では、私なりの実験的な試みとして、自分で色々調べてフルインテリアに仕上げてみたいと思います。

 

 3号車に使用したキットはリニューアル版であったため、説明書および組み立てガイドはカラー印刷になっていました。組み立てガイドの内容は同じで、2号車の時と変わりませんが、インテリアの自作が工程に加わりますので、全体的には自分なりの手順をふまえて段取りを考えて作業を進めました。それで3号車に関しても組み立てガイドの図は省きます。

 

 3号車をフルインテリアに仕上げるにあたり、ネットや資料類を色々あたって参考になりそうな図面を集めました。ポーランドの車輌ですから、ポーランドの軍事系博物館に問い合わせるという手もあったのですが、製作開始時点で、いずれポーランドのメーカーIBGから新製品として7TPのフルインテリアキットが出るらしい、との情報を得ていたため、問い合わせはやりませんでした。

 まずは自分なりのフルインテリア化の試みをやれるところまでやって、どこまで正解に近づけられるか、を手探りで理解したいと考えました。間違いがあったならば、それも教訓の一つになりますから、とりあえずは一通り自分のテクニックだけで作ってみて、自身の限界点なるものも見極めてみたい、と考えました。IBGから新製品として7TPのフルインテリアキットが出たら、それを使って「答え合わせ」することも出来ますので、まずは作ろう、と決めました。

 上図は7TP軽戦車の駆動系の図面です。エンジン、操縦装置、駆動輪機構などがよく分かります。

 

 上図は7TP軽戦車の砲塔内部の三面図です。砲手席もトレースされていて、砲塔内にフレーム材で組み付けられている様子が分かります。ただ、細部まで細かく重ねて描いてあるので、ちょっと見づらい箇所もあり、何のパーツなのか分からないところもありました。それで、砲塔内部に関しては実車の写真も探しました。

 

 ネット上にて見つけた砲塔内部の写真です。戦車砲および同軸機銃の様子が具体的に分かりますし、必要最低限の範囲で撮影されているので、キット化にあたってはこの範囲までを作れば良いだろう、と考えました。戦車砲はボフォース37mm対戦車砲の車載型であるWz.37戦車砲で、機銃は7.92ミリ機銃wz.30です。

 

 これは全体の断面図です。内部の各装置の位置関係、高低関係が分かります。砲塔のバスル内に無線機が二段に収められていること、砲塔の直下に砲弾ラックがあることなどを、この図面で把握しました。

 

 ポーランドのフォロワーさんに送っていただいた7TP軽戦車のカラー内部図です。3名の乗員がどのように入るのかがよく分かりました。各部の名称も細かく列記されており、インテリアの大半のパーツの名前がほぼ把握出来ました。

 軽戦車だけあって、3人の乗員も窮屈そうです。ボンプル高校チームの女子高生たちならば、日本人でポーランド人よりはかなり小柄ですから空間的には余裕があったと思います。

 

 上図は駆動系各装置の配置図です。フルインテリアに作る場合は、こういう配置図が基本となります。立体図も重要ですが、こういった平面図によって車内空間でのパーツの配置がおさえられます。この図を見ますと、起動輪へのギアの繋ぎ方およびミッションの切り替え方法がよく分かります。また、エンジンの軸の後端をベルトに繋いで左右の換気ファンの軸を回す形になっている点もこの図面で理解しました。

 

 さらに7TP軽戦車とその原型となったヴィッカース6トンとの比較断面図も参考になりました。上図の上がヴィッカース6トン、下が7TP軽戦車ですが、両者の違いはエンジンを横に置くか、縦に置くかである事が理解出来ます。それ以外の駆動系装置はほぼ同じであるので、ヴィッカース6トンの図面なども参考にすればより理解が深まるだろう、と思いました。

 

 上図は7TP軽戦車のエンジンの写真です。同じエンジンが9TPにも使われたようですが、基本的な形としてはヴィッカース6トンの横向きのエンジンを縦に立てた感じになります。 エンジンそのものは、ヴィッカース6トンのアームストロング・シドレー空冷4気筒ガソリンエンジンではなく、ポーランドオリジナルのザウラー系のPZInż.235液冷倒立直列6気筒4ストローク直噴式ディーゼルエンジンに換装されていますから、その関係でエンジンが縦置きとなって天板も高くなり、車体後部が大きくなったわけです。

 問題は、この複雑な形状のエンジンをどうやって作るか、です。ミリタリートラック関連のキット製作においていつもお世話になっているサークルの先輩N氏が、戦車のエンジンにも詳しいので、後で一度相談してみようと考えました。

 

 これは7TP軽戦車の実車の背面のハッチを開放した状態の写真です。図面だけではよく分からなかったエンジンの後端部の様子、左右の換気ファンの様子がある程度分かります。外の排気管との繋がり方もよく見えますが、この車輌は双砲塔式のタイプなので、排気管の位置が異なります。これから作る3号車は単砲塔式タイプで、排気管の位置が上になりますが、変更点はそれだけです。

 以上の諸資料をふまえて、ある程度7TP軽戦車のインテリアが分かりましたので、プラ材やジャンクパーツなどを大量に準備して製作にとりかかりました。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆるキャン△  第12巻

2021年04月22日 | ゆるキャン△

 去る4月12日に発売されました、コミック「ゆるキャン△」の第12巻です。表紙からも分かるように、第11巻の頃とは絵柄が変わっており、繊細かつ洗練された筆致になってきています。ふんわりした絵から、コントラストを効かせた明晰な絵に進化しています。

 

 アニメ2期が終了した後に刊行されましたから、個人的にはアニメ世界から原作コミック世界への切り替えが自然体にて出来るなあ、と感じました。内容的にはみずがき湖キャンプ編なのだろう、と予想していましたが、その通りでした。

 そうなると、今後のゆるキャン△聖地巡礼計画には、北杜市エリアが再び加わります。以前に回ったエリアとは別となりますが、奥まった地域にあるので、泊まりがけでキャンプするのも良いかな、と考えています。
 キャンプする場合、当然ながら大垣千明たち3人が泊まった「瑞牆山キャンプ場」つまり、実際のみずがき山自然公園キャンプ場でやりたいです。その場合はレンタカーで行くことになると思うので、キャンプ用品も出来るだけレンタル品を利用出来れば、と思います。

 ですが、その前に大井川エリア、早川エリア、高ボッチ高原など、行っておきたい所が幾つかあります。伊豆方面の再訪もしたいです。機会がいくつあっても足りません・・・。お金も足りません・・・。

 アマゾンでの案内記事はこちら

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆるキャン△の聖地を行く15 その15  春華堂のゆるキャン△菓子

2021年04月21日 | ゆるキャン△

 浜松市の中心街の鍛冶町通りには、地元では有名な菓子メーカーの春華堂の本店があります。ゆるキャン△に登場する浜松のお菓子の元ネタがこの春華堂の製品であるため、聖地巡礼のコースに組み入れて立ち寄りました。
 春華堂は、昭和36年の創業で、当時よりここに本店を構えています。公式サイトはこちら

 

 浜松の叔父の家に遊びに行くと、必ず出されるのが春華堂の「うなぎパイ」でした。叔父が三ヶ日にいた時期から子供たちへのおやつはコレと決まっていたので、私も子供の頃から親しんでいます。春華堂の創業以来の主力製品であり、浜松市民のソウルフードでもあります。

 

 「うなぎパイ」と並んで有名なのが、上図右の「うなぎサブレ」です。浜松市民の2大お菓子といってもよいぐらいに親しまれており、当然のように上図左の詰め合わせの「うなぎパイ&サブレ」も販売されています。

 ゆるキャン△では、この浜松市民の2大お菓子が登場して話題になりました。全国のファンが欲しがりましたが、これらはほぼ静岡県限定の地場商品なので、春華堂の店舗または直営工場の「春華堂うなぎパイファクトリー」でしか買えません。「春華堂うなぎパイファクトリー」の巡礼記事はこちら

 

 浜松の祖母の家にて、各務原なでしこが「うなぎパイ」を美味しそうに食べています。実際に旨いんですよ、これ。病み付きになります。私などは子供の時から食べてますから、懐かしさも覚えます。

 

 そのパッケージは、アニメではこのようになっていましたが、元ネタの製品はすぐに分かりました。「お徳用」とありますが、これは、形割れしたものも含めたアウトレット品のことで、通常の品よりも安くなっているのが特徴です。

 なので、「お徳用」は春華堂さんでも限定品扱いしていて、本店、工場の「うなぎパイファクトリー」や春華堂スイーツ・コミュニティ施設の「nicoe」を含む直営7店舗でしか販売していません。つまりは静岡県限定の品です。しかも日時や時期を限っての販売になっており、時折出荷停止による販売中止があったりします。その時は本店でしか扱っていなかったりします。

 

 これが元ネタの製品です。春華堂本店の店員さんにも確認して貰いましたが、現在はパッケージデザインがリニューアルされているそうです。アニメに出た品は、旧デザインがモデルになっているようですが、中身は同じです。

 

 そして、土岐綾乃が食べているのが、浜松市民の2大お菓子のもう一方、「うなぎサブレ」です。これも旨いので病み付きになりますね。私も浜松へ行くと必ず買いますね。

 

 これが元ネタの製品です。春華堂本店の店員さんにも確認して貰いましたが、私が子供の頃はこういう袋入りのは無くて、10個入りとか20個入りとかの箱入りだったように記憶しています。中身は変わっていません。

 

 「うなぎパイ」のお徳用袋は各サイズがあります。この時は売り切れで販売していませんでしたが、特大サイズの「うなぎパイV.S.O.P」という品もあり、個人的にはそれが好きです。

 

 このように、単品の袋と、2種の詰め合わせとを合わせて買うのが常です。詰め合わせはお土産にして、単品の袋は自分用としています。今回はお土産用に約5000円分を購入して宅配便発送の手続きをしました。自分用にも2000円ほど買い、幸せな気分になりました。

 とにかくゆるキャン△ファンならば、絶対に買うべき、食べるべき品です。一度は浜松の春華堂へ出かけて購入して、各務原なでしこや土岐綾乃のように楽しく味わいましょう。

 

 春華堂本店から鍛治町通りを西へ50メートルほど歩いて道路の南側へ渡ると、上図のショッピングモール「ザザシティ」があります。中央館と西館のふたつの建物からなります。上図は西館です。

 

 その西館の一階に、浜松駅周辺で気軽に行ける模型店のひとつ「ポストホビー」があります。浜松ではたぶん一番規模が大きくて品揃えも豊富なお店だと思います。時々出張の帰りなどに立ち寄ったりしていました。

 

 外回りがこのようにウィンドーラックのスタイルで、外からも品揃えが分かるようになっています。これを見て店内に引き込まれる客も相当いるのだろうな、と思います。

 

 いつ見ても楽しい空間です。ガルパンの公式キット類も豊富に並べてありましたが、買っても荷物になってしまうので諦めました。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆるキャン△の聖地を行く15 その14  浜松市街へ

2021年04月20日 | ゆるキャン△

 気賀駅の駅舎です。天浜線に数多く所在する古い施設の一例で、昭和13年開業当時からの様相をとどめています。気賀町高架橋、気賀駅本屋、気賀駅上屋およびプラットホームの3施設が、国の登録有形文化財として登録されています。
 北西寄りに木造モルタル建の駅舎(上図)があり、最近は大河ドラマの井伊氏の発祥地井伊谷への最寄りの駅として「井伊の赤備え」を表した装いになっています。

 

 気賀駅は現在は無人駅となっていて、かつての駅事務室スペースには、飲食店の「中華屋 貴長」が入居しています。天浜線では、このように多くの駅舎に店舗が入っていて、それらを回って楽しむファンも少なくないそうです。

 

 駅前の自販機も、井伊直虎のラッピングを施されていましたが、なにか異様な雰囲気でした。第一、井伊直虎に関しては最新の研究成果によって男性であったことが明らかにされたと聞きます。女性としての伝承のほうがテレビ映えするだろうとのNHKの安直な姿勢が様々の誤解を生み、井伊氏の歴史への正しい認識を曇らせていることは周知の通りです。

 

 なので、その方は何者じゃ、と問いかけておきます。単なる武装した尼僧、ということにしておきます。もし尼僧が「お前こそ何者じゃ」と薙刀を突き付けてきたならば、堂々とエスピンガルダを構えて狙いを定めつつ、「織田上総介信長である!」と名乗ることにします。 (アホかお前は)

 

 現在は単式ホーム1面1線の形式になっていますが、かつては1面2線でありました。ホームの左側のフェンスのところが、かつては線路だったわけです。ホーム上屋はそのままの形をとどめているので、1面2線の面影が残っています。

 

 この赤い幔幕が圧倒的なインパクトを放つので、ゆるキャン△聖地の気分がどこかへ飛んでいってしまいます。近江彦根の城および城下町に度々行っていますから、「井伊の赤備え」のイメージは私の中では常に鮮烈です。彦根駅もこういう装いにしたら良いのに、と思ってしまいます。

 

 さて、これから乗る14時2分発の車輌がやってきました。通常カラーの車輌ですが、アニメでも気賀駅のシーンではこのカラーですから、これでなくてはいけません。これに乗ってちょっと東へ引き返しました。

 

 14時36分に西鹿島駅で降りまして、遠州鉄道に乗り換えました。

 

 西鹿島駅に停車中の天浜線車輌です。この日の天浜線巡りはここで終了しました。

 

 連絡通路を経て遠州鉄道の列車に乗りました。14時40分発の新浜松行きでした。

 

 終点の新浜松駅に着きました。

 

 時刻は15時14分でした。まだまだ時間はある、次のミッションに向けて急ごう、と足早に階段を下りて改札を抜けました。

 

 新浜松駅の西出口から北上して鍛冶町通りに行きました。浜松には子供の頃から親しんでおり、観光だけでなく出張でも何度か来ていますから、中心街区あたりも大体知っています。今回も、ゆるキャン△関係の、よく知っている場所へと向かいました。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆるキャン△の聖地を行く15 その13  各務原なでしこの大判焼

2021年04月19日 | ゆるキャン△

 天浜線の気賀駅で下車し、駅舎の外に出ました。駅前広場は駐車スペースとなっていて、T字路から出入り出来ます。その西側の角の建物に行きました。

 

 「藤田屋」というお店です。ゆるキャン△の原作コミックに登場して以前より聖地の一つとして知られていますが、アニメ2期に登場したことにより、一気に全国区の知名度を得て巡礼ファンが激増しているようです。

 

 このアングルでアニメ2期に登場しました。

 

 このシーンですね。細部も周辺もきっちりと実際に合わせて描かれています。

 

 周知のように、浜松の祖母の家に向かう各務原なでしこが、このお店の大判焼を買うためにわざわざ気賀駅で降りて立ち寄っています。

 

 原作コミックの該当シーンが貼ってあります。ここの店主さんもノリノリであるようです。

 

 さて、ここへ来たからには、なでしこが買った大判焼を買わねばなりません。つぶあん、クリームの2種類があり、値段は同じです。どっちにしようか・・・。

 

 まさに各務原なでしこ状態で、しばし考え込みました。店主さん、本当にそのまんまの風貌と雰囲気でしたが、最近はファンの訪問が激増して定休日も返上して連日営業しているとかで、疲れた表情でした。「アニメに出るとどえらい大変な事になる、ってのがよう分かりましたよ」と苦笑しておられました。

 

 この日も既に30人余りの巡礼者が来たそうです。「とにかく作れるだけ作って、売切れたらオシマイなんだけど、ここ数日はずうっと売切れが早くなってるんで・・・」と話しつつもドンドン焼いていました。

 

 アニメでもそのまんま、大判焼の製造場面が出ています。旨そうにみえますから、ファンは必ず一度はこのお店に行くことになるわけです。

 

 迷った挙句、各務原なでしこと同じく、二つ買いました。なでしこはクリームを二つ、でしたが、私はつぶあん、クリームを一つずつ買いました。

 

 気賀駅の駅舎内にて、次の列車の時刻を待つ間に二つとも食べました。どうも旅行中はなにかとお腹がすくのです。上図はつぶあんの方でしたが、ウン、美味い!

 

 クリームの方は、ええと、なにかスーパーの販売品のような、どこにでもある普通の、業務用クリームっぽい感じでした。独特の味わいを期待していただけに、ちょっと残念でした。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボンプル高校 7TP軽戦車(単砲塔型)2、3号車 作ります!! その2

2021年04月18日 | ガルパン模型制作記

 車体に上部転輪を取り付けました。これは実車で見ると鋼製転輪で色も車体と同じになっています。

 

 ボギーの外側部分パーツは塗装後まで接着しないで保管しました。塗装後に転輪を取り付ける際に接着固定する予定です。

 

 車体上面のパーツ、砲塔底面のパーツです。この2号車においてはそのまま組み付けますが、インテリアも作る3号車においては砲塔ターレットの穴も再現する必要があります。その工程については3号車の製作時にて紹介します。

 

 車体上面のパーツに僅かな反りがあったため、マスキングテープで固定して接着しました。

 

 左右のフェンダー、雑具箱などを準備しました。

 

 組み付けました。

 

 細かいパーツ類を切り出しました。

 

 取り付け位置を確認しつつ、パーツの順番をチェックしました。似たような形のパーツがありますので、間違えないように気を付けました。

 

 細かいパーツを全て取り付けました。

 

 反対側のアングルからみたところです。

 

 砲塔をセットしました。

 

 これで組み立て工程はほぼ完了しました。上図奥に見えるのは以前に同じキットで製作した1号車です。その1号車を参考にしながら、キットでは省略されている砲塔のリベットを再現します。

 

 砲塔のリベットを再現し終わりました。地味だが根気の要る作業です。3号車の製作でも同じ作業を行ないますが、リベットが大量に要るので、ウェーブのリベットセットのお世話になりました。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーマーモデリング 2021年5月号

2021年04月17日 | ガールズ&パンツァー

 去る4月13日に発売されました、アーマーモデリングの2021年5月号です。ガルパン最終章第3話上映開始後の刊行号となるので、特集記事を入れてくることは予想されましたが、結果は御覧のとおりでした。知波単学園チームを鮮やかに表紙として日本軍車輌キットの特集を展開する、盛りだくさんの楽しい内容となりました。必見の一冊です。

 

 この種の号は瞬殺の可能性もありますから、今回はあらかじめ予約し、発売日当日に入手しました。

 

 まだ上映第3週目で、地域によっては上映館が無くて未視聴の方々もおられるだろうと思うのですが、公式が早々とネタバレを展開していますので、この号のガルパン特集記事もそれに合わせての早い編集が行われています。そんなに早く情報公開しちゃって大丈夫なのでしょうか・・・。

 

 個人的には、この二隻の特二式内火艇カミの塗装パターンの紹介記事が良かったです。以前にモデルグラフイックスのガルパンアハトウンクにて記事が組まれたカミは、上西車のほうであることも再確認出来ました。なので、以前に制作したカミも、外装は上西車のそれであることになります。

 

 ところで、誤植というか図柄の間違いがあることに気付きました。上西と西原のキャラクター図が逆になってしまっているのです・・・。同じようなオカッパ頭、座敷童スタイルですから間違えられてしまったようです。

 アマゾンでの案内記事はこちら

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆるキャン△の聖地を行く15 その12  気賀駅へ

2021年04月16日 | ゆるキャン△

 天竜二俣駅での昼食は、はじめは駅舎内のラーメン屋「ホームラン軒」でとろうと考えていましたが、売店横に貼ってある「十文字屋」の「天浜線転車台カレー」の広告を見て気が変わり、駅舎の外にある上図の食事処「十文字屋」へ行ってとることにしました。

 

 このお店の人気メニュー「天浜線転車台カレー」です。ラーメンよりもカレーが好きな私にとっては、記念にもなるこのコラボカレーがなかなかに魅力的でした。

 

 これが「天浜線転車台カレー」の実物ですか・・・。カレーは普通のカレーでしたが、それで十分でした。サラダ付きで950円なり。

 

 昼食後、しばらく駅舎で休み、次の列車の時刻間近にホームに移動しました。このホームも昭和15年開業当時からの建物で、国の登録文化財に指定されています。

 

 ホームは上り下りとも同じ木造平屋建、切妻造、波形鉄板葺の建物です。柱二本の上部に、挟み梁、頬杖、登り梁などでトラスを形成して、屋根を造ります。構造材などに、八幡製鉄所にて製作された古レールが使用されています。前身の国鉄二俣線は、軍部の後押しによって東海道線の代替線として建設されており、資金もふんだんに注ぎ込まれて建材も良質のものが惜しみなく使われています。天浜線の各所の施設の保存状態が良いのも、長持ちする良質の資材を使っているからでしょう。

 

 12時46分、反対側のホームに掛川行きの車輌が着きました。ラッピング車輌のひとつ「Re+(リ・プラス)号」です。東海道線の通勤列車を思わせるデザインですが、天浜線沿線のお茶の葉とみかんをイメージしたカラーも兼ねているそうです。

 

 そして12時47分、私が乗る12時48分発の車輌がホームに入りました。時刻表で調べて、この通常カラーの車輌がこの時刻に運行されることを確かめてありましたが、ちゃんと時刻表通りにやってきました。
 これからアニメにも登場した気賀駅へ移動するのでしたが、その移動で乗るのは絶対にこの通常カラーの車輌でなければならなかったのでした。

 

 なぜかというと、アニメの気賀駅の場面に通常カラーの車輌が出ているからです。各務原なでしこが気賀駅からこの車輌に乗って浜名湖佐久米駅へと向かうのです。

 

 アニメのシーンと同じアングルで撮影しようとしましたが、車輌がさっさと発車してしまいました。

 

 このシーンですね。車輌に乗るべくホームをダッシュしてくる各務原なでしこの姿があります。

 

 しばらく、そのまま立ち止まって、去りゆく車輌を見送りました。

 

 かくして気賀駅に着きました。アニメに登場した天浜線の駅は2ヶ所ありますが、その1ヶ所がこの駅です。駅のある気賀は、私が子供の頃は引佐郡細江町気賀、でしたが、平成の市町村合併によって浜松市北区に編入されています。

 子供の頃に、三ヶ日の叔父の家で何度か会った母方の縁戚の一人が、ここ気賀の住人だったかと覚えています。その気賀の縁戚の家にも叔父に連れられて行っているので、その際にはこの気賀駅で乗り降りした筈ですが、あんまり記憶がありません。

 

 気賀駅の駅舎は朱の暖簾と朱柱に彩られていて、こんな駅だったかなあ、と首を傾げたりもしましたが、暖簾に打ってある金色の家紋が「井伊橘」であるので、あっそうか、井伊家発祥の井伊谷の最寄駅だったか、と思い出しました。
 するとこの装いは後の彦根藩井伊氏の赤備えをイメージしているか・・・、家祖井伊直虎が大河ドラマにもなったから、そのゆかりの地として観光振興に力を入れている、ということのようでした。

 

 ですが、私の目的は「ゆるキャン△」聖地巡礼です。井伊の赤備えを撃破する勢いでこちらの「ゆるキャン△」特大タペストリーに突撃しました。気賀駅の駅舎内に掛けられてあり、劇中で気賀駅近くの「藤田屋」へ寄った各務原なでしこがデザインされています。  (続く)

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする