気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

知波単学園 九七式中戦車(西絹代車) 完成です!!

2020年02月29日 | ガルパン模型制作記

 履帯を取り付けました。今回のキットの履帯は連結組み立て式なので、私の製作では4つのパーツ(上面部、起動輪巻き付け部、誘導輪巻き付け部、底面部)に分けて組み立てて28番の黒鉄色で塗っておいたのを上図のように固定しながら組み合わせました。

 

 接着剤が固まってきましたが、繋ぎ留めのテープはしばらく付けたままにしました。

 

 塗装後の組み立てに進みました。背面のワイヤー束、排気管網カバーを取り付けました。後者はエッチングパーツですが、ファインモールドのそれは柔らかくてすぐに曲がったりへこんだりしますので、取り付けに手間取りました。車体の穴に挿しこむツメ部分が片方で曲がって折れてしまい、完全な接着には至りませんでした。

 

 スコップと鶴嘴を合わせたものを左側面後方に取り付けました。

 

 反対側の右側面にはジャッキとパールをセットしました。

 

 次に、最終章シリーズにおける西絹代車の公式画にも描かれていた三色信号灯を塗りました。一番上が525番の緑、真ん中が49番のクリアーオレンジ、一番下が47番のクリアーレッドです。最終章第2話上映時の劇場パンフレット下巻の表紙の通りに合わせました。

 

 前照灯の内側を8番のシルバーで塗り、クリアパーツのレンズを付けました。その下の星章は9番のゴールドで塗りました。

 

 デカールは、公式キットですので上図のセットがついています。

 

 その1番と2番を使用しました。砲塔の左右に貼ります。

 

 砲塔左側面に貼りました。西絹代車に限らず、知波単学園チームの戦車においては迷彩パターンと校章マークの位置をなるべく合わせる必要がありますので、迷彩を塗る際に校章マークの位置をイメージしながら塗りました。

 

 砲塔右側面に貼りました。

 

 以上で、全ての作業を完了しました。私が仕上げた初めての知波単学園車輌でした。元々はずっと作る計画が無かったチームの車輌だっただけに、製作して完成させてみると感慨深いものがあります。

 

 側面観です。ガルパン戦車の中では最も迷彩が複雑ですので、塗装が大変なように感じられましたが、いざやってみると、あっさり出来たという感じでした。

 

 斜め前からのアングルです。意外にカッコイイです。小さな戦車砲が頼りなく見えるきらいはありますが、軍用車輌としての風格はなかなかのものです。

 

 第二次大戦中の交戦各国の主力中戦車のなかで唯一、砲塔が片側にオフセットされていますので、独特の外観、雰囲気がただよいます。

 

 背面も隙がありません。日本軍戦車独特の三色の信号灯もポイント高いです。劇中車にも見られる無線アンテナ線伸長用ボールの掛具も再現しましたが、それが細かいパーツながらも意外に目立ちます。

 

 以上で、知波単学園チーム隊長西絹代の搭乗車、九七式中戦車チハ(旧砲塔)が最終章仕様にて完成しました。製作期間は、2019年7月14日から2020年2月20日まででした。組み立ては7月31日に完了し、それから半年ほど保管したのち、2020年2月5日から塗装にとりかかりました。迷彩塗装を一色ずつ塗って乾燥させ、更に1日寝かせた後に次の色を重ねる、という方法でゆっくり進めましたので、塗装だけで12日を要しました。塗装後の組み立てには1日を要しました。

 使用キットはファインモールドの公式キットでした。元キットのCGデータが劇中車のモデルに採用されたと聞いていますので、ストレート組みでほぼ劇中車を再現出来ます。追加工作は、車体前面の星章の円座の追加、左側フェンダー後端内側の無線アンテナ線伸長用ボールの掛具の2ヶ所のみでした。
 元々日本軍戦車の大半をキット化している意欲的なメーカーさんの製品だけに、精度は良く組み立ても楽に出来ます。元キットの製品にはインテリアパーツ付きの限定品が含まれており、いまでは入手困難になってきているものの、確保出来れば、劇中の操縦シーンなどをリアルに再現して楽しむことも可能となります。

 最近は公式キットの市場在庫が少なくなっているようで、入手しづらくなっているかもしれませんが、元キットのほうはまだ流通しているようなので、モデルカステンのガルパンデカールセットと合わせれば、容易にガルパン劇中車の再現製作が出来ます。ストレート組みでも楽しめるあたり、知波単学園チーム車輌の入門キットとしては最適といえましょう。

 


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山梨楯無高校 ムカデさんチーム 九七式軽装甲車テケ 作ります!! その2

2020年02月28日 | ガルパン模型制作記

 ステップ3および4でインテリアと車体を組み立てます。インテリアは塗装しながら組み付けます。

 

 インテリアの配色は、モケジョのレイコさんのデザイン案に従いました。このキットは私だけでなくモケジョさん7人も前後して作っていましたので、3つのデザイン案が出されていましたが、個人的には派手な色を避けて地味なカラーを組み合わせた案が雰囲気的にしっくりくる感じでした。

 

 このデザイン案では、車内のリベットは黒く塗ることになっていました。実際にやってみるとこんな感じになりましたが、リベットの位置が分かりやすくなって、それなりにリアルに見えます。

 

 ステップ4の組み立てを進めました。100均で買った模型用ミニ万力が役に立ちました。軽戦車のキットは海外メーカー品が多いのですが、個体によってはパーツが反ったり曲がったりしているため、組み立て時に固定して押さえつけるためのミニ万力が必要だなと感じ、ダイソーで見つけて上図の品を買っておいたものです。

 

 このとおりガッチリ固定出来ます。この状態で置いておけば、反ったパーツもしっかりと接着出来ます。

 

 車体前面のパーツA6はこの後で組み付けましたが、車体背面のパーツA5はこの時は取り付けずに保留としました。エンジンルーム内にモケジョのマユコさん特製のエンジン「マユバッハ05」を組み込む予定だったからです。エンジンをまず取り付けないと、車体背面のパーツA5が付けられないのでした。

 

 ステップ5では足回りを組み立てます。

 

 全て、組み立てガイドの指示通りに進めました。

 

 パーツごとの組み立てを進めました。

 

 車体に取り付けました。  (続く)

 


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知波単学園 九七式中戦車(西絹代車) 作ります!! その9

2020年02月27日 | ガルパン模型制作記

 組み立て完了から数ヶ月を経て、塗装作業に入りました。この時点で知波単学園チームの九七式中戦車を新旧2輌ずつ組み立て終えていましたので、4輌まとめて塗装しました。結果的には塗料の節約にもなりましたし、迷彩模様も連続で塗るので筆運びや状態も同じスタンスを維持出来、4輌全てが同じ仕上がりになったので良かったと思います。

 今回の西車については、チームの隊長車であるためか、迷彩パターンも分断色の黄帯も独特のデザインとなっています。とくに黄帯は幅が太くて目立ちます。それで、塗料の粘度を上げて塗る手法を試してみることにしました。

 

 まず、車体の基本カラーである茶色を吹き付けました。今回のキットはファインモールド製品ですが、その製作ガイドの塗装指示の茶色TC17(ミスターカラーの526番に相当)は、劇中車のカラーより濃いです。どちらかといえば帝国陸軍車輌のカラーです。

 カラーチャートで検討したところ、劇中車の茶色はブラウンよりは明度があってウッドブラウンに近いカラーであると分かりました。たまたま手元にミスターカラースプレーの43番ウッドブラウンがありましたので、試しに吹いて発色を確かめたところ、ほぼ劇中車のカラーになりました。

 そこで、知波単学園チームの茶色カラーは全てミスターカラースプレーの43番ウッドブラウンに統一し、これを最初に吹き付けて基本カラーとする方針でゆくことにしました。エアブラシでも出来ますが、4輌まとめての塗装ならば、缶スプレーの方が手っ取り早いからです。

 

 次に迷彩の塗装を細筆で行いました。緑色は525番を使用しました。劇中車の公式図やアニメのキャプチャー図などを見ながら模様を合わせて塗りました。

 

 仕上がりました。車輪も緑色の部分を塗りました。

 

 続いて522番の土地色の模様を塗りました。土地色の模様は、緑色の模様の上に重なる箇所がありますので、塗る順番も合わせました。

 

 仕上がりました。車輪のほうも塗りました。

 

 転輪の塗り分けに関しては注意点が一つあります。ファインモールドの製作ガイドの塗装指示において西車は塗装例1にあたりますが、その右側の5番目と6番目の転輪はTC13つまり522番の土地色が指定されています。
 しかし、劇中車は5番目と6番目の転輪が茶色ですので、TC17つまり526番で塗るのが正しいです。私の製作では茶色をウッドブラウンとしていますので、缶スプレーによる基本塗装のウッドブラウンのままとしました。

 

 砲塔の砲身部分と基部を55番のカーキで塗りました。知波単学園チームの車輌は、全て同じ部分がカーキであり、ハッチ内側もカーキになっています。

 

 分断色の黄帯を塗りました。ネット上などで見かける先行作例では、発色を良くするためにホワイトを敷いてから黄色を塗るという手法が多く使われています。

 しかし、黄色は白色よりも隠蔽力が強いカラーです。水彩、油彩、パステル画いずれにおいても同様であり、ホワイトを敷かなくても黄色本来の発色を得る簡単な方法があります。それは、先ほど述べた、塗料の粘度を上げてから塗る、というやり方です。
 芸大の絵画実習では必ず学ぶ基礎的なテクニックですが、模型業界ではあまり知られていないようです。ホワイトを敷いてから塗る、というのは、塗料の粘度を上げずに薄めたりして塗るから必要になるのでしょう。

 塗料の粘度を上げるのは簡単です。黄色は4番を使用しましたが、これは原色なのでツヤもあって発色性も良いです。その塗料瓶のフタを開けて、しばらく放置すれば塗料の粘度が上がってきます。
 塗装の経験がある方なら誰でも御存知でしょうが、塗料はフタを開けたまま置いておくと、次第にサラサラからドロドロ状態になってきます。このドロドロ状態を目指せば良いです。そのドロドロ状態の塗料を細筆にたっぷりふくませて、塗るというより付けるという気持ちで、塗料の滴をベタッという感覚で置きます。

 

 なので、黄色の部分だけ厚みが生じますが、乾燥すれば厚みも減ります。塗料の量が足りなくて隠蔽が弱い部分があれば、そこにタッチアップして仕上げます。今回はそのタッチアップも殆ど必要ありませんでした。
 仕上がりは、上図の通りです。ホワイトを敷かなくても充分に黄色本来のカラーが定まっています。

 

 黄帯の塗装が済んだら、転輪を取り付けます。各カラーの転輪の位置を間違えないようにしましょう。

 

 車体前面の機銃は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 排気管は61番の焼鉄色で塗りました。その後、エッチングパーツの網カバーをかぶせましたが、柔らかくてすぐ曲がったりするので、取り付けに苦労しました。この部分はタミヤ製品のブラパーツの方が楽です。

 

 砲塔背面の機銃も28番の黒鉄色で塗りました。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く34 その12 「カノウヤ応援作戦です!!」

2020年02月26日 | 大洗巡礼記

 この日のキャラクターパネル巡りを終えて曲松地区に戻り、カノウヤに顔を出して女将さんに明日の作業の予定を相談しました。その後、スルガ薬局で買い物をしました。後藤モヨ子の居るお店なので、店内には関連の寄贈品類が展示してありました。

 

 後藤モヨ子は、現在も単体での公式グッズ類が少ないため、寄贈品の大半はファンの手作り品が占めます。わざわざ手作りを頑張るファンはごく一部に限られますから、その品々はそんなに増えることはありませんが、この程度で充分だろうと思います。

 

 この日の宿は、久しぶりに「さかなや隠居」でした。

 

 西住まほも健在です。黒森峰推しとしては、なにかホッとしますね。

 

 11月のあんこう祭でも見かけた、やのまんさんのフィギュアがフロントに飾ってありました。寄贈品としては一級の公式品です。

 

 ファンからの寄贈色紙やイラスト類は食堂の入口にまとめられていました。この旅館では基本的にファンからの寄贈品を辞退する方針と聞いていますが、それを無視して押し付け同然に寄贈する輩も居るそうです。
 その場合は仕方なく受け取っておくそうですが、スペースも無いのでこうやって一ヶ所にまとめてあるそうです。だから殆どは重なってよく見えず、ただ集めてあるという程度に過ぎません。寄贈品ですからどうするかは旅館の自由であり、実質的には不要品ですから廃棄処分も最終選択肢に入っているそうです。

 

 翌日の朝食後にカノウヤへ移動して、すぐに応援作戦作業に取り掛かりました。従来より展示されていた膨大な数の缶バッジ群をテーマ陳列に整理して再構成するのが、この日の主な作業の一つでしたが、それは全てOさんに任せてありました。缶バッジ群は全てがOさんからの寄託品であるからです。
 とりあえず、全部を展示するのは無理なので、七割ぐらいにまとめて陳列棚に入れよう、ということで、Oさんに時系列の配列や説明文もやってもらう予定でしたが、肝心のOさんが予定時刻を過ぎてもなかなかやってきませんでした。

 

 そこで、私は担当である模型関連の陳列スペースの準備に入ることにして、上図のように棚内の最下段に敷紙を敷くことから取り掛かりました。

 

 昼前になってようやくOさんも到着、缶バッジ陳列展示の準備にとりかかりましたが、不要不急の雑談や余計な缶バッジ解説が多いので、無駄に時間が流れそうな気がしました。女将の柴沼さんも心配そうに見守っていましたから、とにかくハッパをかけて作業をうながしました。

 

 昼ごろに女将さんがさし入れて下さったぜんざいセットです。既に滞在3日目で少々疲れてきていた身には、その甘さがとても有り難く、元気を貰えました。

 

 午後からはOさんと分担してそれぞれの作業を進めましたが、量的には缶バッジ群のほうが多いので、後で私も応援に入りました。ケース棚に入れて展示する分をコルクボードから取り外し、色紙を台紙代わりにして時系列またはテーマ別に小分けしてユニット陳列の形にまとめ、色紙ごとに棚に入れる、という段取りで進めました。その際に、缶バッジの展示品の名称や発売日などをOさんに書いていただきましたが、その作業もなかなかに大変でした。

 

 私が担当した模型展示部分は、御覧のように既存の寄託品フィギュア群に、今回私が持参して追加寄託したピットロードのぺあどっとシリーズ7点およびガルパン初期のオリジナル名刺群を加えて仮陳列しました。
 翌日に、Aさんがさらなる寄託品フィギュアを持参して作業に加わってくれる予定でしたから、そのスペース配分もあらかじめ考えて、陳列範囲に余裕を持たせてありました。

 

 夕方遅くまでかかって、なんとか缶バッジ群の整理陳列も上図のようにまとまりました。しかしOさんによる解説札の作成が追い付かなかったため、この状態でも仮展示のままとなりました。準備段階では陳列ケース内の缶バッジ群と模型群のスペースは半々ぐらいでしたが、缶バッジの陳列ユニットはさらに整理組み換えを予定したため、最終的にはやや縮小される見込みとなりました。全部出すのではなく、定期的に入れ替えを行なってメンテも施すほうが良いからです。

 上図右側のケース中央部には、Oさんが今回持参したガルパンのオリジナルガレージキットの見組み立て品が数点仮展示してありますが、Oさんによれば、いずれ誰かに制作をお願いして、完成品を展示したい、ということです。最初は私に作ってくれと言ってきたのですが、こちらは戦車プラモデルの製作で手一杯なので、他の方に依頼しよう、という流れになりました。

 なので、仮展示のガルパンオリジナルガレージキット製作して下さる有志を、今後は募集する計画もあります。御関心をお持ちの方、製作してみようかとお考えの方は、気軽にカノウヤに連絡下さるか、拙ブログまたは拙ツイッターDMにコメントを寄せて下さっても構いません。宜しくお願い致します。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その32  黄金崎のキャンプ場

2020年02月25日 | ゆるキャン△

 黄金崎の駐車場から車で来た道を引き返し、宇久須トンネルの手前の黄金崎根合駐車場に移動しました。道端に立つ上図の看板が目印です。作中で各務原なでしこ達がキャンプを楽しんだ黄金崎のキャンプ場へも行けます。

 

 黄金崎根合駐車場です。とても広いですが、海水浴シーズンには満車になるそうです。今回の訪問タイミングは海水浴シーズンが終わった後でしたので、閑散とした雰囲気でした。

 このアングルで原作コミック第8巻153ページ4コマ目に出ています。鳥羽美波先生が堂ヶ島の温泉にてうっかりビールを飲んでしまったため、この場所まで代行運転を頼む羽目になりました。

 

 ここで一つ留意点を。上図の案内図のように、キャンプ場への道は表道からではなく、根合駐車場の裾から入る形になっています。これを知らずに表道からキャンプ場への道を探し回ったりして迷う方が少なくないそうです。

 私自身は、巡礼旅行前に地図やグーグルマップであらかじめ全行程ルートの確認をしておいたため、この場所への入り方も分かっていました。

 

 根合駐車場の裾からは下り坂となり、キャンプ場への道を降りてゆくと上図の「私有地立入禁止」の表示があり、チェーンも張られて車は入れません。
 これも事前に問い合わせて確認し、徒歩での見学の許可をいただいていましたので、車は根合駐車場に停めておきました。

 キャンプ場の敷地そのものは根合駐車場の隣の林の下にも広がるので、根合駐車場に車を停めてキャンプ用品を直接サイトへ運び込むことも可能であるようです。キャンプ場内には駐車スペースが見当たりませんでしたので、車で入って荷物を下ろしたら、再び根合駐車場へ戻って車を置いておく、というシステムであるのかもしれません。

 

 黄金崎のキャンプ場の管理施設群です。正確には「キャンプ黄金崎」といい、そのまま原作コミック第8巻154ページ3コマ目以下に登場しています。
 「キャンプ黄金崎」の公式サイトはこちら

 

 上図手前の赤っぽい人工砂の地面がキャンプサイトの一部です。各務原なでしこ達がテントを並べて張ったのもここです。

 

 原作コミック第8巻155ページ4コマ目で、志摩リンが寝るモードになりかけたのがこの場所でしょう。背後の景色がほぼ一致しますが、柵柱に付けられたサイト番号札は省略されているようです。

 

 この景色を見ながら焚火して、夕食の具だくさんアヒージョを食べるなんて、最高じゃないですか・・・・。

 

 キャンプサイトは高台になっているので、すぐ下の願愛海岸との高低差がかなりあります。願愛海岸は丸石ばかりで砂浜が殆どありません。

 

 右手を見渡すと、原作コミック第8巻156ページ5コマ目で各務原なでしこが「リンちゃーん!!」と叫んでいたシーンのアングルになります。上図手前に芝生の区画があり、これもキャンプサイトです。

 

 願愛海岸に降りて、下から各務原なでしこ達のテント位置を見上げました。上図は望遠モードで撮ったものです。

 

 普通に撮るとこんな感じです。高石垣の上に整地して造成されたキャンプサイトであることがよく分かります。

 

 海岸線の西側にも平地があってキャンプが出来そうな雰囲気でしたが、そこは「キャンプ黄金崎」の敷地外だそうです。

 

 海岸の芝生区画サイトに立って景色を見ました。公有地である願愛海岸との境界線を示すかのように「キャンプ黄金崎有料サイト」の立て看板がありました。海岸との間には特に仕切りや柵もないので、知らずにこの区画に入ってしまう海水浴客が少なくないのでしょう。  (続く)

 


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山梨楯無高校 ムカデさんチーム 九七式軽装甲車テケ 作ります!! その1

2020年02月24日 | ガルパン模型制作記

 コミック「リボンの武者」第12巻に登場した、ムカデさんチーム連合の軽戦車5輌です。これまでに奈良グレゴール高校の38(t)戦車、新潟ビゲン高校のStrv m40L軽戦車、愛媛ケバブハイスクールのルノーR35軽戦車、鹿児島竪琴高校の九五式軽戦車、の4輌を作りました。

 

 そして、ついに主役の登場と相成ります。山梨県は楯無高校の、ムカデさんチームの九七式軽装甲車テケです。鶴姫しずかと松風鈴のコンビが操る小さな朱鎧の鉄獅子です。

 

 ファインモールドから発売されている公式キットです。従来より販売されていた同社の元製品をもとにパッケージをガルパンデザインに差し替えたキットです。

 

 パーツの成形色は赤です。甲州武田の赤備えをおもわせるカラーです。コミックの設定においては、鶴姫しずかの先祖が武田軍団の使番「百足衆」に連なるらしい、ということになっています。

 戦国期の甲斐武田氏に実在した「百足衆」は、軍団の伝令隊のことです。武田武士のなかでも豪の者だけが選ばれた誉れある使番の一隊です。武田信玄の時世には本陣直属とされて12名が詰めていたといいますが、その旗指物の模様がそのままムカデでした。
 その意匠が、ムカデさんチームの九七式軽装甲車テケの砲塔左右のマークになっています。帝国陸軍では主に捜索連隊に配備されて偵察や連絡用に使用された九七式軽装甲車テケの有り様も、情報戦の駒であった「百足衆」の性格を受け継いでいると思います。

 

 解説シートおよび組み立てガイドです。組み立てガイドは元製品キットの内容をそのまま受け継いでいるようですが、解説シートのほうは公式キット化に際して新たに描き起こされて加えられたものです。
 ですが、元製品キットにはもっと詳細な車体各部説明とイラストを記載した図面付きの読み応えある解説書が添えられていましたから、そちらのほうが良かったとの声もあるようです。

 

 ステップ1および2ではインテリアを組み立てます。今回のキットはインテリア付きで、エンジンを除く車内空間がパーツ化されて操縦席などが再現されています。

 ですが、共に同じキットを製作して楽しんでいたモケジョさん達との相談というか提案により、キットでは除かれているエンジンも再現しよう、という方針が決まっていました。つまりは池貝製作所製の空冷直列4気筒ディーゼルエンジンであるわけですが、キットではその一部のみがパーツ化されています。
 それを利用して、ブラ材やジャンクパーツなどでエンジン本体もこしらえよう、ということでした。それをモケジョのマユコさんが担当して、私の分も含めて計7個のエンジンを「量産」する、というのでした。
 最初は池貝製作所製のディーゼルエンジンを再現するのかと思いましたが、資料や図面が無いから適当にオリジナルでそれっぽいのを作ります、という連絡でした。マユコさんの特製ということでマイバッハならぬ「マユバッハ05」と名付けられていたのには笑ってしまいました。

 そういえばマユコさんは、自身のガルパン戦車プラモデル製作時に、時々車内に自由にオリジナルのインテリアをブラ材などで追加製作しており、エンジンも色々と好きなように作っています。そのエンジン製作が今回で5回目になるので、「マユバッハ05」であるのでしょう。

 

 とりあえず、組み立てを始めました。今回のキットもフルインテリアとなりますから、以前に制作した愛媛ケバブハイスクールのルノーR35軽戦車同様、カラフルに仕上げることに決めていました。上図のように、車内のパーツはほぼ一体成型であるので、各部ごとに塗り分ける形になります。

 コミックでの設定においては、九七式軽装甲車テケの車内の様子やカラーは示されていませんので、どのような配色であるかは不明です。かと言って、史実の車輌の車内カラーは白のみで精彩に欠けます。もっとカラフルにしてメリハリをつけて楽しみたい、というモケジョさん達の意見には頷けるものがありました。
 そこで、今回はモケジョのレイコさんの配色デザイン案にしたがい、細かく塗り分けてみることにしました。塗りながら組み立ててゆくわけです。

 

 レイコさんの配色デザイン案に沿って塗装中の状況です。車内の壁面や底面はライトグレー、操縦装置の足元部分は黒鉄色、シートはブラウン、車内の各所の箱などはホワイトやカーキ、無線機や操縦装置のハンドルやグリップ部分はウッドブラウン、というように塗り分けました。

 

 組み上がりました。なかなかカラフルですが、意図的に派手な色を避けてあるため、いかにも軍用車両の内部らしい落ち着いた雰囲気にまとまっています。モケジョさんの色彩センスは流石だな、と感心させられました。

 

 カラフルに仕上げるとメリハリも出ますが、それ以上に立体感が強調されます。操縦装置の複雑さもよく表れてメカニカルな雰囲気が高まっています。一体成型のパーツも、複数のパーツを組み合わせたように見えてまいります。いかにも軽戦車の内部、という感じです。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く34 その11 「フリントとガルパンポストです!!」

2020年02月23日 | 大洗巡礼記

 サザコーヒーで一服したのち、上図のクローゼットに移動しました。アメリカ古着店であるそうですが、入ったのは今回が初めてでした。

 

 店内に入ってすぐの正面に、フリントのパネルとサメさんチームの海賊旗がありました。パネルは天井ギリギリの高い位置に置かれていました。店舗施設内にてこんな高い位置にあるキャラクターパネルを見たのは初めてだと思います。

 

 既に担当声優さんの直筆サインがなされているようです。声優さん達、イベントでもプライベートでもけっこう大洗に来てるみたいですね。

 

 これはどこかで見た手提げバッグですな。海楽フェスタの時だったかな?

 

 ザ・ノースフェイスの製品がけっこうあるなあ、と思っていたら、実際にその取扱店であるようでした。山登り城跡巡りをやっていた頃には、周囲でよく見かけましたね。

 

 続いて、近くの大貫郵便局に行きました。

 

 これが噂のガルパンポストですか・・・。

 

 ムラカミとラム。

 

 お銀。

 

 カトラスとフリント。
 こういうアニメキャラクターのラッピングを施した珍しい郵便ポストは他にもあるのでしょうか・・・。
 個人的には、珍しいポストを挙げよ、と言われればすぐに京都駅ホームのポストを挙げます。なにしろ駅のホームにポストが設置されているのは日本では京都駅しかありませんから・・・。

 

 郵便局のウインドーにもガルパン切手シートなどのコラボ品が並べて貼ってありました。さすがに数が増えていますね。

 

 梅原屋に立ち寄り、まだ見ていなかった上図のノイバウファールツォイクを見ました。ヴァイキング水産高校チームの車輌です。私も作る予定でドラゴンサイバーホビーのキットを買ってありますが、Nさんも同じキットで作っておられるので、参考になりました。

 

 これでこの日のキャラクターパネル巡りを完了したので、カノウヤでの応援作戦作業に向かいました。途中で上図の「大洗工廠」なるホビースペース店舗の場所へ立ち寄ってみましたが、まだオープンしていないようでした。
 大洗にホビースペースが出来れば、おそらくはガルパンモデラーのたまり場になるのでしょうが、実際にはおしゃべりの場、つまりはサロンのようになるかもしれませんね・・・。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その31  馬ロック

2020年02月22日 | ゆるキャン△

 黄金崎遊歩道を駐車場へと戻りました。最高所の「富士見の丘」から降りてゆく形なので、来た時よりも周囲の景観が広く遠くまで見渡せるのでした。往路より復路のほうが見応えあるな、と思いました。
 上図奥に駐車場が見えますが、その右手前の岩崖が「馬ロック」の裏側にあたります。

 

 途中の展望所から再び「馬ロック」を見ようとして、既視感を覚えました。ここが原作コミック第9巻29ページ3コマ目で志摩リンが「馬ロック」を撮影していた場所か、と思い当りました。

 

 原作コミック第9巻29ページ4コマ目で志摩リンがスマホ撮影していたのはこの位置ですかね・・・。

 

 再び「馬ロック」です。原作コミック第9巻30ページ1コマ目で志摩リンが見ていた場面のアングルです。

 

 こちらは「馬ロック」に向かい合う南側の断崖です。駐車場の真下にあたりますが、こちらの岩崖も迫力があります。

 

 海はいいですね。何度見ても飽きません。

 

 原作コミック第9巻30ページ2コマ目で志摩リンが登っていた階段です。そのまま駐車場へ行けます。

 

 もう一度「馬ロック」を見ました。ゆるキャン△には動物に因んだものや場所の描写が多いですね・・・。

 

 駐車場に戻りました。北を見ると富士山が見えました。来た時は、駐車場からも富士山が見える事に気付いていませんでした。「富士見の丘」と駐車場は似たような高さにあるようなので、どちらからも富士山が望まれるわけです。

 

 原作コミック第9巻30ページ5コマ目のアングルです。ここで志摩リンが「戻るか」と向こうへ歩いてゆきますが、上図の奥の建物の横に駐輪場があるのです。

 

 振り返って駐車場全体を見ました。いつの間にか、もう一台の車が停まっていましたが、人影は全然見当たりませんでした。遊歩道は一つしかありませんから、もう一台の車の方はどこへ行かれたんだろう、と少し不思議に思いました。

 

 とりあえず記念の自撮り。再びこの場所に来られるかな、たぶん来られないかな、と思いました。でも、アニメにここが登場したら、ちょっと再訪を考えるかもしれませんね・・・。  (続く)

 


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ガールズ&パンツァー リボンの武者 13

2020年02月21日 | ガールズ&パンツァー

 去る1月23日に発売された、「ガールズ&パンツァー リボンの武者」第13巻です。

 大方の予想通り、ボンプル高校がムカデさん連合に敗れました。そうでないと、ムカデさん連合は大洗女子学園との試合に臨めませんから、この流れはお約束だったのだ、と思います。
 なので、敗れたボンプル高校が ムカデさん連合に合流して対大洗戦に向かう、という成り行きも予想されていたようですが、その通りのストーリー運びとなりました。

 ですが、ムカデさん連合が大洗女子学園と対決して、勝てるのかどうかは全く予想がつきません。ただ、このコミックの主人公は鶴姫しずかでありますから、その名軍師ぶりが対大洗戦においても充分に発揮され得るかどうか、というのがポイントになるのは間違いないと思います。

 アマゾンでの案内記事はこちら

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その30  富士見の丘

2020年02月20日 | ゆるキャン△

 黄金崎の遊歩道は、大半が崖や岩塊の上に配されているので、木製の柵付きの高架歩道になっています。上図の分岐で三つのコースに分かれますが、最も人気があるのが「富士見の丘」だそうです。あと80メートルで着きますので、迷わず「富士見の丘」に向かいました。

 

 その80メートルの大半が御覧の通りの登り階段でした。

 

 これが三つある展望所のうちの最高所に位置する「富士見の丘」です。

 

 眼下に黄金崎海岸、右手に宇久須海岸、奥の中央に女郎島と呼ばれる岩礁が見えます。

 

 そして、上図左端の恋人岬へ続く尾根の上に、富士山の山影が墨絵のような感じで見えました。

 

 おお、まさしく富士山だ・・・。
 この山が見えると、ゆるキャン△聖地巡礼をしているんだ、という気分が高まってまいります。素晴らしい景色です。「富士見の丘」の名称どおりです。
 現地の観光情報によれば、天気が良くてもガスが出ていたり、雲が多かったりすると富士山が見えないことのほうが多いそうです。今回はラッキーでした。

 

 右手の黄金崎海岸に接して、各務原なでしこ達がキャンプした場所があります。上図では海岸沿いの松林の陰に隠れていて見えませんでしたが、後でそこへ行きます。

 

 しばらく景色を眺めた後、駐車場へ戻ることにしました。

 

 おっと、その前に、記念の自撮りをせねば。あやうく忘れるところでした。

 

 富士山は何度見てもいいですね。いつかまた、麓の朝霧高原や富士五湖などへ行ってみたいですね。最近にアニメで「へやキャン」の新シリーズがスタートして、新たな聖地が幾つか生まれていますから、次はそれらを巡って富士山も眺めたいと思います。

 

 「富士見の丘」に設置されている方位板タイプの案内板です。富士山や周囲の景色に見とれていてこの案内板に気付きませんでした。記念の自撮りの際に椅子と勘違いして座ろうとして、椅子ではないことにやっと気付いた次第です。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く34 その10 「祖父江と赤星と砂部です!!」

2020年02月19日 | 大洗巡礼記

 1月10日の朝、水戸の友人U氏に水戸駅まで送って貰い、鹿島臨海鉄道で大洗へ向かいました。

 

 この日も快晴でした。有り難いことでした。すぐに町内巡回バス「海遊号」に乗り込みました。この日の午前中もキャラクターパネル巡りにあてました。

 

 最初に向かったのが上図の関根モータースさんでした。バス停「幕末と明治の博物館前」で降りて、道を引き返す形で200メートルほど歩いたところにありました。

 

 私が店先に進むと、整備工場内に店主さんの姿が見えました。挨拶して来訪の目的を述べると「事務所の中にありますよ」と上図の建物を指さして教えてくれました。

 

 事務所に入ると右側の窓際の隅に初めて見るキャラクターパネルがありました。BC自由学園チームの祖父江です。マリー隊長の搭乗車ルノーFT-17の操縦手で、既に最終章第1話に登場していましたが、名前が判明したのは第2話からです。

 あまり指摘されていないことですが、ガルパンにおいて、対戦校チームの隊長車のクルーが全て登場していて名前も出ているケースは、継続高校とBC自由学園の2チームだけです。特にBC自由学園のそれは、祖父江も砂部もマリー隊長の親衛隊のような雰囲気があります。副隊長は安藤と押田が担っていますが、チームの最優秀の選手はおそらくこの祖父江および砂部なのだろうと思います。マリーが、火力も貧弱な旧式の軽戦車にわざわざ乗っているのも、最優秀の操縦手と砲手が同乗する前提でのことなのだろうな、と思います。

 

 関根モータースを辞して、徒歩で曲松地区に進み、カノウヤの前を通り過ぎました。また昼過ぎに戻って、それ以降は応援作戦作業を行う予定でしたので、一度入って女将さんに挨拶しておきました。

 

 次に、上図の中村屋に立ち寄りました。海苔やアオサが好物なので、今回の土産はここで買う予定であったからです。

 

 赤星小梅も健在です。最終章第3話以降では活躍の場があるといいですね。無限軌道杯にエントリーして第2戦に進む黒森女学園は、ドイツ留学中の西住まほの後をうけて逸見エリカが隊長を務めていますが、それまで彼女が勤めていた副隊長を、今度は誰が担っているのかはまだ明らかにされていません。赤星小梅は、その有力候補の一人です。

 

 特大の日高昆布パックがありました。とても欲しかったのですが、サイズが大きすぎて荷物になるので買えませんでした。右側の岩ノリは2個買いました。

 

 店内の寄贈黒森峰グッズコーナーも少しずつ展示数を増やしているようですが、御覧のように陳列が雑然としたままなので、テーマなり構成なりを考えて組み直したほうが見栄えもするでしょう。

 

 この日のキャラクターパネル巡りの最後は、アウトレットモール内のサザコーヒーでした。この日の昼食はカノウヤのカツサンドとパンをいただく予定でしたので、今回は一服ということでエスプレッソをいただきました。

 

 店先に立つ、BC自由学園の砂部です。マリー隊長の搭乗車ルノーFT-17の砲手で、既に最終章第1話に登場していましたが、名前が判明したのは第2話からです。
 マリー隊長が自車の砲手に据えるぐらいですから、チーム最優秀の射撃の腕前を持っていることは間違いないのでしょうが、アニメでは確実な撃破シーンが無かったように思います・・・・。

 いや、第2話で試合中に自軍の陣列に割り込んだアヒルさんチームの八九式中戦車を撃ち飛ばしたのは、この砂部じゃなかったかな・・・・?  (続く)

 


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鹿児島竪琴高校 九五式軽戦車 完成です!!

2020年02月18日 | ガルパン模型制作記

 塗装が終わりました。ミャンマー陸軍の現行の基調カラー2色の迷彩ですが、まるでスイカみたいです。

 

 竪琴高校の校章マークは、モデルカステンのガルパンデカールセットにも含まれていませんので、自作する必要があります。が、モケジョのミカさんが既に上図のような校章シールを作ってくれていましたので、1枚いただきました。
 この校章マークは、コミック「リボンの武者」第4巻の表紙カバー裏面のアウン隊長のカラーイラストに見えるものを写し取ったのだそうです。

 

 貼ってみました。なかなかいいですね。デカールでなくても雰囲気は充分出ています。

 

 作中では砲塔左右側面にマークが見えますので、その通りに貼りました。

 

 これで、全て完了です。ファインモールドはやっぱり旧版キットのほうが楽に作れて良いと思います。新版や公式キットは、パーツ割りも細かくなっているうえ、履帯は連結式になっていますので、作るのに手間がかかります。

 

 本来の計画では知波単学園チームの福田車として製作するはずでしたが、リボンの武者の軽戦車群の面白さに魅せられて、ムカデさんチーム連合の5輌を作ることになったため、同一車輌を使用する竪琴高校チームのアウン車として仕上がりました。

 

 迷彩塗装の良い練習にもなりました。近いうちに知波単学園チームの戦車群の塗装を行なう予定なので、迷彩をどうやって筆で塗るか、の試行錯誤も出来ました。細筆1本あれば、なんとか出来る、という結論に達しました。

 

 作ってみて気付いたのは、軽戦車にしてはけっこうガッシリした重厚な姿だな、ということでした。同時期の海外の軽戦車群と比べて車高が高いせいでしょうか。

 

 後の九七式中戦車の登場を暗示していた、とされる外観輪郭です。確かにデザイン的にはこれを横長に引き延ばせば九七式中戦車の外観輪郭に近くなるように感じられます。帝国陸軍の戦車としては最多の生産数を誇ったのも分かるような気がします。今でも日本の自動車には軽が相当な比率を占めておりますので、日本人はもともと身丈にあった小型かつ軽快な乗り物を好む傾向があるのかもしれません。

 

 以上で、竪琴高校チームの九五式軽戦車、アウン隊長の搭乗車がコミック「リボンの武者」仕様にて完成しました。製作期間は、2019年11月24日から30日までの計7日間でした。組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てに2日を要しました。

 使用キットはファインモールドの旧版キットでした。現行の新版よりもパーツ割りが少なく、履帯もベルト式の扱い易いパーツですので、取扱いが楽です。今回のようなコミック版の作中車はあまりガルパン仕様の要素が無いため、修正や改造は不要でストレートに組み立てられます。そういうケースにおいては、作りやすい今回の旧版キットは適していたと思います。

 ガルパン戦車の適応キットにも色々ありますが、修正や改造が不要なケースにおいては、ストレート組みが可能となります。その場合は、なるべく作りやすいキット、旧版の組み立てやすいキットを使用するのも一つの方法である、という事に気付かせてくれた、今回の製作でした。

 


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鹿児島竪琴高校 九五式軽戦車 作ります!! その4

2020年02月17日 | ガルパン模型制作記

 塗装作業にとりかかりました。作中車はカラーページがありませんので、車体カラーは不明です。そこで、竪琴高校がビルマつまりミャンマー軍ティストのチームであることをふまえて、ミャンマー陸軍の2005年からの制服および車体の基調色となっている緑色の明暗2色を採ってみることにしました。

 

 ミスターカラーの525番の緑色でまず車体全体を吹き付け塗装し、緑色にホワイトを適量混ぜて薄緑色にしたものを筆で塗って上図のようなスイカみたいな迷彩にしました。

 

 もちろん、迷彩パターンは上掲の作中車に合わせました。知波単学園チーム車輌と異なって迷彩パターンは帯状に流れており、カラーは濃淡の2色であるようです。分断色の黄帯もありません。
 これらをふまえて、ミャンマー陸軍の2005年からの基調色となっている緑色の明暗2色を選択した次第です。

 

 作中車になるべくあわせて塗った結果です。面相筆は使わず、使い慣れた細筆一本だけで仕上げました。
 今回の迷彩塗装作業は、並行して製作中の知波単学園チームの九七式中戦車の迷彩の予行演習も兼ねていました。周知のように知波単学園チームの車輌は全て3色迷彩に黄帯が入っており、塗装もかなり手間がかかります。現時点で旧砲塔型と新砲塔型とをそれぞれファインモールドとタミヤの2種のキットで2輌ずつ作っており、それぞれの迷彩パターンも異なります。なかなか大変な作業ですが失敗も許されませんので、一回は練習しておかねばなりませんでしたが、たまたま今回の竪琴高校チーム車輌が似たような迷彩であるため、格好の練習機会が得られた形です。

 一通り塗ってみて、細筆1本だけのほうが意外と塗りやすい事に気付きました。迷彩は輪郭線を細く引いておくと簡単に塗れます。広い範囲を塗りつぶす際にも、細筆にたっぷり塗料を含ませて、ベタッという感じで、厚く塗料を塗るというより置くと言う気持ちで輪郭線の内部を塗りつぶすのですが、それは細筆のままのほうがやり易いと個人的には思います。

 その細筆とは、他のガルパンキットにて車外装備品類などの細かいパーツ群を塗るのに常に使っている愛用の筆です。模型店で販売している専用の高級製品ではなく、セリアで100円で買った安物です。子供向けに柄が短く作られているため、軽くて持ち回しが楽です。細かい所にピタッと塗れますが、それは当然ながら迷彩塗装でも使えるわけです。

 要するに、自分が持ちやすく塗りやすい筆を1本だけ持っていれば、大抵のものは塗れるのだろう、というのが私の基本理解です。模型に限らず、水彩や油彩やパステル画でも同様です。

 

 車輪類を組み付けました。転輪の迷彩パターンは適当に決めて塗りました。

 

 車外装備品類を取り付けました。金属部分は28番の黒鉄色、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。

 

 背面のワイヤーを取り付けました。28番の黒鉄色で塗りました。

 

 排気管は61番の焼鉄色で塗りました。

 

 車体前面の車載機銃は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 砲塔の後面機銃も28番の黒鉄色で塗りました。

 

 転輪のゴム部分はポスカの黒で塗りました。

 

 ベルト式履帯を取り付けました。

 

 最後にメタルパーツのジャッキを取り付けました。525番の緑色で塗りました。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その29  黄金崎

2020年02月16日 | ゆるキャン△

 堂ヶ島での聖地スポットを全て回った後、国道136号線を北上して宇久須へ行き、黄金崎トンネルを抜けてすぐの辻で左折、宇久須トンネルを抜けて道なりに終点まで行きました。その終点が上図の黄金崎でした。
 原作コミック第9巻29ページにて志摩リンが早朝に出かけたジオスポットの黄金崎がここです。

 

 広い駐車場には、私の車だけ。この時期、あんまり観光客は来ないのか、退出するまでの小一時間、人影を全く見ませんでした。要するにこの広大なジオスポットを独占貸し切り状態であったわけでした。

 

 駐車場から北を見ると、原作コミック第9巻30ページ1コマにて志摩リンが見た「馬ロック」が見えてきました。なるほど、「確かに馬っぽい・・・」でした。

 

 駐車場の西側に展望所がありましたが、これも含めて黄金崎には三ヶ所に展望所があります。

 

 駐車場の南側に建つ胸像は、原作コミック第9巻30ページ4コマにて志摩リンの横に登場します。作中には何も説明がありませんので補足しますと、幕末にロシア海兵隊員から重帆船の操作を学び、後に軍艦「旭丸(あさひまる)」の航海長に任ぜられた地元出身の伊三郎を顕彰しています。

 

 黄金崎の遊歩道に降りて、馬ロックを見ました。

 

 駐車場は高所にあるので、黄金崎遊歩道はまず下り坂の連続となります。

 

 素晴らしき景勝、最高の景色、志摩リンが見ていた場所、ということで記念の自撮り。嬉しくてしょうがないので、どうしても笑ってしまいます。

 

 いやー、海はいいですね。

 

 遊歩道は、下り坂の連続のあとは緩やかな登り坂に転じます。

 

 登っていくと、二つ目の展望所「サンセットデッキ」にゆきます。

 

 「サンセットデッキ」は「馬ロック」の断崖の根元に位置しますので、「馬ロック」の尾根だけが上図のように見えます。その上の松並木は常に南からの潮風にさらされているためか、御覧のように北へたなびくような樹勢で並んでいました。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く8 その28  堂ヶ島の聖地ルート

2020年02月15日 | ゆるキャン△

 天窓洞を上から見て、公園のエントランスに戻りました。上図は、原作コミック第9巻49ページ2コマ目のアングルです。売店の横からエントランス広場に行きます。

 

 堂ヶ島公園のエントランスに隣接する半円形の多目的広場です。原作コミック第9巻49ページ3コマ目で鳥羽美波先生が大垣千明にトンボロへの行き方を尋ねていますが、その背景の景色がたぶんここのアングルだろうと思います。

 

 そして原作コミック第9巻49ページ5コマ目のアングルがここです。大垣千明が「トンボロの近くには駐車場が無いっぽいっす」と話していた場所です。

 

 国道沿いの歩道に上がると、観光案内所の前を通ります。上図は向かいのコンビニから撮ったものです。

 

 原作コミック第9巻50ページ1コマ目目のアングルです。斉藤恵那が大垣千明を「おばあちゃん」呼ばわりしていた場所です。

 

 昨日温泉に入った、あの旅館の前を通りました。

 

 このアングルが原作コミック第9巻50ページ2コマ目のそれです。
「あ、昨日の温泉だ ここ良かったですよねー」
「夕日も見られていい露天風呂でしたね」

 

 どこから見ても良い景色ばかりです。近畿地方ですと伊勢志摩を思わせる景観です。

 

 この下あたりに、昨日入った露天風呂があります。本当にいいお湯でしたね・・・。

 

 原作コミック第9巻50ページ4コマ目の無料駐車場標識の、一つ前の標識です。
「あれっ?」
「駐車場あるじゃん」
「ホントですねぇ」
「あれーっ?口コミには書いてなかったんだけどなぁ」

 

 国道沿いに駐車スペースが縦に並んでいます。奥に停めてあるのが私のヴイッツです。
 原作コミック第9巻50ページ5コマ目に登場した駐車場がここです。鳥羽美波先生はここに車を移動させていますが、私は昨日の到着時に最初にここへ停めて、トンボロの砂州を確認したわけでした。

 

 駐車場からは、こんな感じでトンボロが見えます。昨日は渡れましたが、この日は完全に海没していて渡れませんでした。後で、昨日が最後のチャンスであったことを知り、事前に調べておいた気象庁の潮位予測が正確であったことに感心したことでした。

 

 とりあえず、作中の聖地ルートはこれで全部回ったので、車に戻るべく引き返しました。

 

 ここからですと安城岬が近くに見えます。その手前の陸地が沢田海岸でしょう。  (続く)

 


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