気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く18 その21 「ラッピングバス2号車です!!」

2015年09月30日 | 大洗巡礼記

 昼食後、シーサイドホテルまで引き返しました。ナガシマさんの奥様と子供たちが宿にて休憩したいということでしたので、玄関口で挨拶して別れました。色々とお世話になりました。
 それからナガシマさんとリゾートアウトレットに回りました。この日の午後の列車で帰途につく予定でしたので、それまで二人でガルパンギャラリーなど見物してゆきましょう、ということでした。


 まいわい市場別館、大洗町友好都市物産館にやって来ました。ナガシマさんは初めての訪問でした。


 ガルパンギャラリーにて、ガルパン戦車プラモデルの展示品群を撮影するナガシマさん。ミリタリーマニアでもいっしゃる方ですので、戦車も大好きだそうです。が、ガルパン戦車プラモデルは作らないのだそうです。ナガシマさんならばでの製作上のこだわりとか聞きたかったんですけれど、残念ですねー。


 大洗町友好都市物産館のスペース内のガルパン戦車プラモデルの展示ケースの案内文を読むナガシマさん。作品はいずれもプロモデラー山田卓司氏の製作になるものですが、私は山田卓司氏なる人物をよく知りませんでした。


 列車の時間が近づいてきましたので、大洗駅まで送っていただきました。駅舎の前に、以前には無かった記念撮影用POPが設置されていました。鹿島臨海鉄道の駅員さんのスタイルで、あんこうチームの五人と一緒に撮れるようになっています。


 ナガシマさんと立ち話をしていたら、背後の道路脇にバスが停まりました。駅舎前にバス停なんてあったっけ、と振り返ると、バス停は海水浴客向けの臨時停留所で、バスはガルパンラッピング2号車でした。今回初めて見ました。


 海水浴の期間のみ、大洗駅と大洗サンビーチとを臨時に連絡する路線が運営されるのだそうです。バス車両は水戸営業所の所属ですが、この時は那珂湊営業所にリースされて運行されていたそうです。
 この2号車が、現時点で4輌あるというガルパンラッピングバスのなかで最もお目にかかれる確率が少ないと聞いていましたので、今回はラッキーでした。


 時間になったので、ナガシマさんと固い握手を交わして再会を約し、改札口で手を振って別れました。ナガシマさん、今回も色々とお世話になりました。どうも有難うございました。

 今回の記事と同じ時間帯の、ナガシマさんのブログでのレポート記事はこちらこちらです。


 上図は、後日にナガシマさんにいただいた写真です。私と別れた後、ホテルに戻り、夕食をいただこうとマリンタワーのガルパン戦車喫茶に登ったのだそうです。その際に撮影された周囲の夜景です。南側のリゾートアウトレットの景色です。夜に見下ろすとこんな感じになるんですね。


 北側の大洗港方面の夜景です。この時間帯にマリンタワーへ登ったことはありませんので、夜景がとても新鮮です。
 ナガシマさんたちがこの夜景を楽しんでいた頃、私は常磐線の特急「ひたち」で品川駅へ向かっていました。水戸駅でしっかりと買った、大洗の万年屋さんの「印籠弁当」を食べながら、でした。

 以上にて、「ガルパンの聖地・大洗を行く18」のレポートを終わります。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く18 その20 「ウスヤと平成魚松です!!」

2015年09月29日 | 大洗巡礼記

 アクアワールドの次は、商店街を少し回ろうということで、Sちゃんのリクエストであるウスヤ精肉店に行きました。このお店の串カツとスタンプが目当てだということでした。


 早速スタンプを押すSちゃんでした。この日はスタンプ帳を三冊も持参していて、うち二冊は妹たちの分であったそうです。複数のスタンプを三冊それぞれに順番に押していましたから、結構時間もかかって大変だったことでしょう。


 スタンプ押印に一生懸命なSちゃんをのんびりと見守るホシノでした。


 ナガシマさんに記念写真を撮っていただきました。ウスヤ精肉店の店先での自身の写真は、これが初めてです。
(撮影 ナガシマさん)


 スタンプ押印を終わったSちゃんに、ナガシマさんが串カツを御馳走していました。ここのフライは衣に米粉を用いているので、揚げたてもさっぱりした味わいが楽しめます。病みつきになるファンが多いと聞きます。


 曲松商店街に移動し、茨城県信用組合の店先でスタンプを押しました。今回、Sちゃんたちはガルパンスタンプラリーの用紙も大洗駅で貰ってきて、昨日からそのスタンプも押して回っていましたから、ここの施設のスタンプは欠かせませんでした。隣には小山柚子の新パネルがあり、旧パネルの方は店内に置かれていました。


 次女のHちゃん、三女のMちゃんは双子で、どこに行っても活発に動き回り賑やかに騒いでいました。時々色んなことを話しかけてくるのですが、まだ幼稚園児なので意味不明の問いかけも少なくありませんでした。こういうのは、ハイハイと言って柔らかく受け止めておくに限ります・・・。
(撮影 ナガシマさん)


 お昼時になりましたので、ナガシマさんが向かいの「平成魚松」で食べませんか、と提案してきました。異存は無いどころか、私の大洗での定宿「さかなや隠居」の食事処なので、大賛成でした。宿の玄関にも声をかけてお馴染みの女将さんに挨拶しました。
「あら、来ていらしたのですねえ」
「今回は友人と参りまして、宿はシーサイドさんでした。で、昼食はこちらで馳走になります」
「どうぞどうぞ、ゆっくりして下さいねえ、次はいつお泊りになる?」
「早ければ10月ぐらいかと」

 ということで、皆で「平成魚松」に入って昼食タイムを楽しみました。窓の外にはお店のシンボル的存在でもある「曲がり松」がありますが、ナガシマさんのヘアスタイルも「曲がり松」そのものでした。


 この日、ナガシマさんとSちゃんは蕎麦の定食を選びました。親子そろって蕎麦が好物なのだそうです。


 美味しそうな蕎麦ですね・・・。私はまだこのお店の蕎麦を食べたことがありませんので、次の機会には必ずこれをいただこう、と決めました。


 今回、私は「鯛茶漬け定食」をいただきました。ここの宿に泊まる関西のお客さんに一番人気のメニューです。味付けが京都風の上品な白だし系で、昆布を煮込んで仕上げたまろやかな風味がウリです。以前泊まった際に夕食でいただいて、その美味さが忘れられなかったので、もう一度味わってみた次第です。これはやっぱり旨いですね・・・。


 向かいの席では、HちゃんとMちゃんが、先ほど茨城県信用組合で貰ってきた風船を振り回して遊んでいました。食事よりも風船に熱中していて、ひたすら風船をグルグルと回しているのでした。よく目が回らないものだな・・・、と思ったことでした。

 今回の記事と同じ時間帯の、ナガシマさんのブログでのレポート記事はこちらこちら。  (続く)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あんこうチーム Ⅳ号戦車D型改(H型仕様) 作ります !!  その13

2015年09月28日 | ガルパン模型制作記

 製作ガイドはステップ17でラストとなります。砲塔を車体にセットし、シュルツェンや予備履帯などを取り付けますが、劇中車には予備履帯が装備されていません。したがってD12およびG33は不要となります。また二体のドイツ戦車兵も不要です。


 まず、上下の車体を接着しました。ステップ17の工程に入る前に、ガルパン仕様への追加工作を二つ実施しました。


 上掲のワンシーンを御覧下さい。御覧のように車体前面に溶接痕や合わせ目がありません。


 ところが、キットの方には溶接痕がモールドされています。これを消すのが、ガルパン仕様への追加工作の一つ目です。


 パテを塗って溶接痕のモールドを埋めました。すぐ前にある増加装甲板の合わせ目の線は、消してはいけないので、パテで埋まって消えたところはラインチゼルでケガキ直しました。
 この工作と合わせて、エンジン点検ハッチの枠をプラペーパーで再現し、あらかじめ作っておいた前部牽引フックを取り付けました。


 ガルパン仕様への追加工作の二つ目は、車体背面のボルト追加です。上掲のワンシーンに示すように、全部で15個のボルトが並びます。キットのパーツにはボルトが全く無いので、追加することになります。
 しかも、そのうちの2個は、マフラーの留め帯を固定している形になっています。したがって、ボルトと共にマフラーの留め帯も再現する必要があります。


 そこでマフラーの留め帯をプラ板で再現し、それからボルト15個を劇中車の状態に合わせて並べました。これでガルパン仕様への追加工作は完了です。


 シュルツェンの組み付けに移りました。キットのパーツは上図のようになっています。私の製作ではシュルツェンを着脱自在にするので、シュルツェン架には接着しません。


 シュルツェン架には、内側の出っ張りを引っ掛けて乗せる形になりますが、すぐに落ちてしまいます。やはり何らかの形でしっかりと掛けられるような工夫が必要です。


 ここで劇中車のシュルツェンを再チェックしてみました。キットパーツには無い小さなバッチ状のものが並んでいるのが見えます。これはシュルツェン架の掛け金具の先端であるようで、シュルツェンの穴に通して固定するという状態になっているものです。


 そこで、これらのバッチ状の部品を自作して追加することにしました。取り付け位置を計測して鉛筆でトレースしました。上列に6個、下列に5個の四角バッチが並びますが、下列の前方から二番目のバッチの位置には、大洗女子学園校章のデカールがつくことになります。ここにバッチの出っ張りがあると、デカールが貼りにくくなるので、その位置だけは四角バッチを付けないことにしました。


 プラ板を小さく1ミリ辺の正方形にカットしたものを貼り並べました。これでガルパン仕様のシュルツェンになりました。


 続いて、シュルツェンをシュルツェン架にしっかりと掛けられるように工夫してみました。上図は、以前にタミヤキットでパンターG型を制作した際の不要パーツの一つです。


 御覧のようにカットして、L字形のパーツにしました。これを四つ作りました。


 シュルツェン内側の出っ張りの外側に、上図のように取り付けました。


 反対側にも同じように取り付けて、上図のようにシュルツェン内側の両側にL字形のパーツをセットしました。それによって出来た細い穴に、シュルツェン架の突起部を入れるという形で掛けます。


 御覧のような感じで、シュルツェンをシュルツェン架に掛けて固定することが出来ました。


 思ったよりもあっさりと出来上がりました。取り外しも可能なので、シュルツェン架だけの状態にもなりますし、シュルツェン架も取り外せるので、優勝パレード時の劇中車の姿を再現することも可能になりました。


 前からみるとこんな感じです。劇中車の状態と同じように、シュルツェンがやや内側に傾いてセットされました。ステップ9で取り付けずにおいたシュルツェン固定具のH3は、やはり必要無かったことが改めて分かりました。


 砲塔をセットしました。Ⅳ号戦車H型らしい姿が出来上がりました。が、これはガルパンのⅣ号戦車D型改(H型仕様)でありますので、厳密にはH型モドキです。


 H型モドキであることは、例えばエアクリーナーやアンテナケースの形状をみれば分かります。ガルパンのストーリーにおいては、F2型仕様の車輛にエアクリーナーとシュルツェンを追加した、というのがH型仕様の実態であるわけです。


 そして、御覧の通り、シュルツェンおよびシュルツェン架は着脱自在です。全て取り外せば、優勝パレード時の劇中車の姿になります。
 以上で、塗装前の組み立て工程が、ガルパン仕様への改造や追加工作も含めて、全て完了しました。  (続く)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く18 その19 「子供たちのアクアワールドです!!」

2015年09月27日 | 大洗巡礼記

 今回のアクアワールド行きは、ナガシマさんファミリーの子供たちの遊び場に行く、というのが実態でした。なので、館内では展示を見るというより、展示を見る子供たちのお守りをする、といった感じで過ごしました。
 長女のSちゃんが「これ買ってくれたよー」と言って見せてくれたヌイグルミは、一見して三葉虫に見えましたが、ナガシマさんのレポートでは「ダイオウグソクムシ?」であるそうです。


 次女のHちゃんは、私のカメラに二度ほど興味を示していました。昨日のシーサイドホテルへの帰路では、私が首からぶらさげているカメラに顔を近づけ、はずみでコツンとぶつけてしまいました。今日も顔を近づけてくるので、ファインダーを覗かせてあげました。
(撮影 ナガシマさん)


 壁面いっぱいにチンアナゴが描かれたコーナーには、案内モニターが置かれてあります。Sちゃんはこういったものに興味を示し、似たようなモニターがあるとすぐに飛んで行ってタッチパネルのボタンを押したりして見ています。ホシノはと言えば、このときは帰りの電車の時刻を再チェックしていました。
(撮影 ナガシマさん)


 Sちゃんに問われるままに、モニター内の各画像の中身やタッチパネルの操作方法を教えてあげました。このモニターの説明文やキャプションには漢字が多いので、小学一年生のSちゃんにはまだ読めない部分が多いのでした。それで、「見たい写真で選んで見てみよう」などとアドバイスしました。
(撮影 ナガシマさん)


 巨大なマンボウの剥製展示のところにも案内モニターが設置されています。これも漢字が多いので適当に写真を見て選ぶSちゃんでした。時々違うボタンを押したりしているので、その都度、正しいボタンを指差して教えてあげました。
 なので、マンボウの剥製展示を見たのは僅か数秒ぐらいにとどまりました。まあ、それでもいいか、という気分でした。
(撮影 ナガシマさん)


 そのあと、同じ場所でナガシマさんファミリーの皆さんと記念撮影をしました。
(撮影 ナガシマさん)


 一階の販売コーナー横に並ぶガチャの中には、ここの施設限定の海洋堂フィギュアが含まれていました。早速それを買ってガチャガチャするSちゃんでしたが、一度小銭を入れそこなって落としたり、ハンドルを逆に回そうとして動かないのに慌てたりしていました。なんとか一個をゲットする瞬間を、ホシノが撮影しました。
(撮影 ナガシマさん)


 このときの撮影画像です。Sちゃんがゲットしたカプセルの中身は、確かイルカだったと思います。


 ナガシマさんに教えられて、館内にガルパン声優さんたちのサイン色紙があるのに気づきましたが、子守りモード全開中のホシノは、そんなものはどうでもよい気分になっていました。


 館内の大型展示ケース内にあった、巨大なクジラのヒゲの標本です。偶然にもナガシマさんとホシノの姿が映り込んでいました。今回の同道にて二人で記念撮影をするのをすっかり忘れておりましたので、共に写っている写真は、上画像が唯一のものとなりました。
(撮影 ナガシマさん)


 外に出て、ナガシマさんファミリーの記念写真を撮ってあげました。暗い館内から陽光の元に出たばかりでしたので、皆さん眩しそうでした。


 このときの特別展示は「恐竜のいた時代」でしたが、これは巡回展示であったようで、アクアワールドの次は他地域の自然博物館などで開催されたようです。そういえば展示品の何割かは海外からの借り物でしたが、その貸し料や輸送コストなどの費用は、アクアワールド一館ではおそらくまかなえない筈です。その場合は全国各地の類似施設と共催で共同出資して巡回展示を行ない、見学客の動員数を増やしてコストを回収する、ということになりましょう。

 逆に、アクアワールド一館のみでの単独開催であれば、その財政事情が裕福であるということになりましょう。この日も超満員に近い状態でしたが、当時は大洗海岸での海水浴がサメ出没により制限がかかっていましたので、海水浴に来た観光客がこちらに移動した面も大きかったのではないかと思います。

 ナガシマさんは、以前にも一度来たことがあり、ここの人出はこんなもんですよ、と話していました。夏休み中とはいえ、平日で超満員、というのは凄いと思います。茨城県のみならず、日本を代表する総合水族館施設であるので、大洗ではもちろん第一級の観光スポットです。昨日の商店街ガルパン巡礼ルートの閑散ぶりとは対照的で、それだけ商店街がガルパン関連だけに絞り込んで余計に観光需要を縮めてしまっているような気がしました。まさに、アンドー氏が危惧していた通りになってきているのかもしれません。  (続く)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あんこうチーム Ⅳ号戦車D型改(H型仕様) 作ります !!  その12

2015年09月26日 | ガルパン模型制作記

 ステップ15では、砲塔のハッチ類などを組み付けます。キットにおいては対空機銃も取り付け可能ですが、劇中車のキューポラに対空機銃はついていませんので、パーツD10、D11、D20は不要です。


 パーツを全て切り出しました。ハッチは左右のパーツを間違えないように確認して、一対をテープで留めています。


 ハッチ以外の全てのパーツを取り付けました。ハッチは三ヵ所ともピットマルチ使用にて開閉自在とする予定です。


 反対側から拡大撮影しました。砲塔天蓋の側に三ヵ所の穴がありますが、これは砲塔シュルツェン架の取り付け穴です。


 ステップ16では、砲塔シュルツェン架を取り付けます。私の製作においては、砲塔シュルツェン架は着脱自在にして、優勝パレード時の姿をも再現出来るようにしますので、砲塔シュルツェン架の接着は行ないません。また、ガルパン仕様への改造も行ないます。


 上掲のワンシーンを御覧下さい。砲塔シュルツェン架の支持アームの内側に板がついているのがお分かりでしょうか。キットのパーツにも板はついていますが、形状が異なるので、劇中車のそれになるべく合わせることにしました。


 さらに別のワンシーンで支持アームの内側の板の状態を見てみました。これはキットのパーツのC31にあたりますが、ほぼ長方形の仕切り板のようなものがついていることが分かります。


 以上の情報をふまえて、キットのパーツの改造を行ないます。まずは後方の支持アームであるC33、C34です。これに取り付ける板を、プラ板をカットして作りました。上図右下にある三角形の部品がそれです。


 プラ板カット材を貼り付けて、劇中車の形状に近づけました。寸法は適当に合わせただけなので、仕上がりも雑です。


 続いて中央の支持アームであるC31、C32の改造へ進みました。上図右下の三角形の部品は、貼り付けるプラ板カット材です。


 改造後の状態です。左右で微妙に寸法が違いますが、板そのものが斜めにつくので、違いがあまり目立ちません。シュルツェンの内側になるので、外からは見えません。


 全ての支持アームを砲塔に仮組みし、シュルツェンのパーツを切り出しました。


 シュルツェンのパーツ組み付けは、後ろのC52から始めました。


 続いて砲塔左側のパーツC28、C45を取り付けました。支持アームが外れないようにテープで仮留めして固定し、その状態でシュルツェンのパーツを接着していきました。


 砲塔右側のパーツC29、C47も同じ要領で取り付けました。C28とC29はシュルツェンの扉にあたるので、実物は開閉可能です。でもキットのパーツを同じように開閉させようとすると、砲塔シュルツェンそのものが分割状態になって取り付けも安定しません。
 ですが、劇中ではシュルツェンの扉を開閉するシーンが無く、また砲塔左右のハッチからの出入りの場面もありません。優勝パレード時にはシュルツェンがシュルツェン架ごと外されていましたので、砲塔左右のハッチから秋山優花里や五十鈴華が大きく身を乗り出していたわけです。なので、シュルツェンの扉を開閉可能にするという改造は必要ありませんでした。


 砲塔シュルツェン架の組み立てが終わりました。砲塔天蓋上の穴に差し込んであるだけなので、着脱は自在に出来ます。塗装時にも取り外すことになります。  (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く18 その18 「緊迫のイルカショーです!!」

2015年09月25日 | 大洗巡礼記

 イルカショーが始まりました。アクアワールドのショープログラムの一つに位置づけられるアトラクションで、正式には「イルカ・アシカオーシャンライブ」と呼ばれます。バンドウイルカ、オキゴンドウ、カマイルカの3種類のイルカが様々な芸を披露してくれますが、その3頭がトレーナーと共に整列してお目見えしました。


 バンドウイルカは、大体体長4メートルぐらいでしょうか。そうすると体重は約500キロぐらいになると推定しましたが、これはヤバイ、と直感しました。
 以前に、京都水族館のイルカショーでバンドウイルカがジャンプしてものすごい飛沫をあげたのを見たことがありますが、その時のイルカが約3メートル、約270キロだったそうなので、それよりも大きなイルカがこちらでは大ジャンプするわけです。その衝撃と飛沫の規模を想像した途端、背筋が寒くなりました。


 ショーではアシカの芸もありました。カリフォルニアアシカです。


 そして戦慄のイルカの大ジャンプです。天井のバルーンに気付いた時点で「あの高さまで飛ぶのであれば、約500キロが水面に落下した衝撃の大きさと飛散する水の総量はおそらく500キロに限りなく近い・・」と感じてものすごく緊張しました。イルカは尾ひれを曲げて斜めに着水する場合がありますが、その場合はイルカの体重分の水が斜めに跳ね飛ばされて水柱のような飛沫になるはずです。

 それは、米艦爆ダグラスSBDドートレスが投下する500キロ爆弾の威力に近いのではないか、とイメージしました。果たして、予想以上の凄まじい水柱状の飛沫が中央観客席の5、6列目ぐらいまでを襲いました。ナガシマさんの表現では「バシャーッではなく、ドバシャーッ!!」でした。水除けの敷物を持って構えたとしても、防げるわけはない滝のような水流をまともにくらっているのでした。最も眺めがよく、イルカの動きも間近に見られる特等席ですが、びしょ濡れになる確率も一番高い「特等席」です。

 滝のような飛沫が観客席に降り注ぐ有様を二度、三度、と見ていると、あれが今度はこちらに来るかもしれない、どうしよう、と緊張感が高まることになります。ナガシマさんが「カメラ大丈夫ですか?」と心配してくるので、いざとなったらザックで防いで守ります、と言いました。でも、あの滝のような飛沫を浴びたら全身ずぶ濡れになるのが分かり切っています。
 しかも、ショーの途中でイルカの一匹が近くではね、私たちの前の列の席の子供たちに飛沫が少し降りかかっていました。その子供たちは水除けの敷物を持っていましたから事なきを得たのですが、私たちには備えが全くありませんでした。いよいよヤバイ、と思いました。


 ところが、次のショーに出てきたのは、最大の5メートル以上を測るオキゴンドウでした。おいおいおい、クジラの仲間じゃないか、あれがジャンプするのか?ウソだろ?グラマンTBFアベンジャーみたいな図体で魚雷みたいに突っ込むのか・・・?


 そして怖れていたオキゴンドウの大ジャンプ。体長5メートル以上、推定体重約600キロがドドーンと水面に・・・・。哀れな中央観客席の人々は、前回よりも大規模な飛沫を浴びていました。あまりの凄まじさに、写真を撮るのも忘れてしまいました。


 とにかくハラハラの連続で気が抜けませんでしたが、楽しかったのも事実です。隣のナガシマさんは大喜びで笑っていましたが、しかし子供たちは微妙な表情でした。会場を出る際にSちゃんに「どうだった?」と聞いたら、「うーん、分かんない」と言われました。もし飛沫をもろに浴びてたら、「分かんない」どころじゃないと思いますが・・・。


 イルカショーの会場の下の階はイルカプールの見学ウインドウになっています。さきほどジャンプなどの芸を見せてくれたイルカたちが泳ぎ回っているのを見る子供たちでした。


 上の階に上がると特別展示室があり、夏期特別展「恐竜のいた時代」が開催されていました。Sちゃんは恐竜に興味があるので、立体画像や模型や化石標本などを色々と見ていました。上図は、トリケラトプスの化石を触るSちゃんです。
 トリケラトプスは、現在の北アメリカ大陸に生息した植物食恐竜の一属です。アジアや日本列島では発見されていないそうですが、恐竜の図鑑などではよく見かけます。


 アクアワールドは、日本最大級の規模を持つ水族館ですので、アミューズメントエリアやショップコートも充実しています。ミュージアムショップもありましたが、公立施設のそれとしてはかなり大きな店舗スペースを有していました。グッズも豊富にありましたが、記念品系よりも水槽や飼育セットのような実用品系が目立っていました。


 ちょっと休みましょう、ということで、子供たちにアイスを食べさせるべく、館内唯一の飲食ゾーンである「マーメイドギャレー」に行きました。アイスを買う人々の列に、ナガシマさんも並んでいました。 

 今回の記事と同じ時間帯の、ナガシマさんのブログでのレポート記事はこちら。大洗アクアワールドの公式サイトはこちら。  (続く)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く18 その17 「大洗アクアワールドです!!」

2015年09月24日 | 大洗巡礼記

 翌朝は7時過ぎに起床しました。カーテンを開けて窓の景色を見ると、相変わらず空はどんよりと曇っていました。気温も低めなので、かえって過ごしやすいだろうと思いました。この日は昼過ぎまで滞在し、ナガシマさん一家とアクアワールドへ行くことになっていました。


 部屋の壁に掛けてある、ガルパンタペストリーです。


 朝食の時間となり、二階の大食堂へ降りる際にエレベーター前から見た外の景色です。大洗磯前神社の二の鳥居が見えました。


 朝食後、ロビーのガルパンコーナーを見たりしました。海上保安庁のガルパンコラボポスターが貼ってありました。アンドー氏が「献血ポスターの次に欲しいポスターやな」と言っていたものです。氏は、アニメの普通のポスターよりも、こういったコラボポスターに多大な関心を寄せる傾向があります。


 ガルパンジグソーパズルの数々も飾られています。ナガシマさんも最近にチャレンジしたと聞いていますが、まだ完成には至っていない、とSちゃんに聞きました。いつ完成するの?と訊ねると、分からない、と答えてきました。この分だと永遠に完成しないのかもしれません。


 西住みほの旧パネルです。ガルパンの主人公格のキャラクターのパネルがあるというのは、ものすごく恵まれたことだと思います。ブーム初期はまったく関与していなかったシーサイドホテルさんでしたが、いまではガルパン宿泊プランも実施し、大洗では指折りの宿泊特典の豊富さで知名度を上げ、、巡礼ルートの重要スポットとして定着しています。


 ナガシマさん一家とホテルを出てアクアワールドに向かいました。今回、ナガシマさん一家は自家用車で来ていました。事故渋滞のため、東京の自宅から四時間ほどかかったそうです。
 ホテルからアクアワールドまでは、5分もかかりませんでした。やっぱり車だと早いです。


 広い駐車場から、アクアワールドの建物を目指しました。この日はナガシマさんの子供たちのペースにあわせる積りでのんびりしていましたが、そのうちに自然と長女のSちゃんと次女のHちゃんを連れていく形になり、二人の手をひいて建物のエントランスへと向かいました。
(撮影 ナガシマさん)


 アクアワールドへは、実は今回が初めての入館でありました。今まで何度も大洗に来ていながら機会を得なかったのですが、水族館にはあまり興味が向かなかったのも事実でした。今回、子供たちに合わせることで、ようやく訪問が叶ったというのが実情でした。
 ですが、実際にはほとんど子守りのオジサン状態でした。歩くスピードも合わせ、段差や階段などで子供たちが転ばないように注意しました。
(撮影 ナガシマさん)


 入って間もなく、奥さんに「もうすぐイルカショーなんですけど、入りますか?」と聞かれました。子供たちに見せてやると喜ぶだろうと察し、「入ります」と応じました。イルカショーは、十数年前に伊勢の鳥羽水族館で見て以来でした。
 既に会場は満席に近く、最初は立ち見で、ということでしたが、下に行くと空いている席がありました。そこへ座ろうか、という時になってその辺りが濡れているのに気づき、これはヤバイ、イルカショーの時に飛沫を浴びる危険が高い、と思いました。咄嗟にサイド側の席が空いているのを認め、そちらへ行きましょう、と提案して移動しました。
 これが結果的には、正解でした。最初の空席には、数回にわたって水飛沫が降り注いだからです。

 今回の記事と同じ時間帯の、ナガシマさんのブログでのレポート記事はこちら。  (続く)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパングッズも安価になりました

2015年09月23日 | ガールズ&パンツァー

 上図は、9月20日の「京都国際マンガアニメフェア2015」見学の後で京都のアニメショップ巡りをやった際に、らしんばん京都店で購入したものです。
 ガルパングッズも幾つかありましたが、今回はねんどろいどぷちの冷泉麻子を600円、アニくじの缶バッジ4個を100円で買いました。

 他に、ラバーストラップの武部沙織や五十鈴華などが100円、にいてんごの西住みほが150円、クリアファイルセットを50円で売っていました。総じてガルパングッズも安価になってきたなあ、と思いました。同行したアンドー氏も、色々なアニメの中古グッズを色々買っていましたが、総額が1000円を超えなかったそうです。

 以前にもアンドー氏と京都および大阪地区のアニメショップ巡りをやりましたが、その頃に買ったガルパンの中古グッズもかなり安価だった記憶があります。同じものがヤフオクなどのネットオークションではもっと高い値段で取引されています。中にはボッタクリに近いものもありますので、それよりはアニメ中古ショップなどで買うほうがはるかに安上がりです。

 その意味でも、アンドー氏が絶対にネットオークションを利用せず、ショップ巡りを楽しみながら自身の足で調べて動き回って、少しずつ買っているのは正解なんだな、と改めて思ったことでした。
 また、氏によれば、ガルパンのアニメグッズ自体はアニメ市場の中では数も種類も少なくて購買層も限られているから、劇場版の後に続くものが無ければ、コンテンツとしては衰退に向かうし、グッズの中古品は多く出回って二束三文ぐらいになるかもしれない、ということです。

 そういえば、大洗発の公式グッズも缶バッジも、一昨年や去年に比べれば新製品投入の回数が減っているように思われます。
 むしろ、企業発の製品の方が、プラモデル関係も含め、劇場版公開期間を間近に控えてラッシュ気味になってきています。それでも発売後に早くもセールに流れている商品が少なくありませんので、中古品のほうがこれから多く出回って価格も下がってくるのは必然の成り行きなのかもしれませんね・・・。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガールズ&パンツァー  激闘!マジノ戦ですっ!! 第2巻

2015年09月22日 | ガールズ&パンツァー

 ガルパンのコミックシリーズの一つ、「激闘!マジノ戦ですっ!!」の第2巻が9月19日に発売されました。これでストーリーは完結となりますが、テレビシリーズの流れにコミックのストーリーが加わる形なので、全体的に見ますと、ガルパンの物語全体に厚みが出てきた感じがいたします。

 以前にも書きましたが、テレビシリーズと劇場版の後に二期を期待するよりは、コミックなどの方でサイドストーリーを様々に展開してもらったほうが、多彩で深みのあるガルパン世界の構築に繋がり得ると思います。コスト的にも手間がかかりませんし、印刷物ですので全国展開がスムーズに出来ますし、いつでも手元に置いて楽しめるという気軽さがあります。
 個人的には、第63回全国大会の全ての参加校の試合を順にコミック化していただきたいな、と思いますが、無理な希望かもしれませんね・・・。スピンオフで新たなストーリーを展開するのも一手ですが、アニメ本編のストーリー内で描かれていない部分に光を当てて物語を膨らませてゆくという方法も、コンテンツの強化に繋がる有効策であろうと思います。


 今回は予約をせずに書店にて特典付きのを購入することにし、9月20日の「京都国際マンガアニメフェア2015」見学の後で京都のアニメショップ巡りをやった際に、メロンブックス京都店で購入しました。上図右は特典イラストカードです。
 特典イラストカードは販売元によって幾つかのデザインがありますが、戦車に乗っているエクレールの図はこれが唯一です。これが気に入ったので、買いました。
 まあ、キャラクターだけの画も良いのですが、私自身は「ガルパンと言えば基本的には戦車がメイン」と捉えるほうです。実際にガルパン戦車プラモデルを少しずつ作っていますから、戦車が出ないと、どうもガルパンの絵だという気がしません。キャラクターだけの画ですと、他のアニメのそれと大して変わらない感じになります。


 同行したアンドー氏に「これも買っとけ」と勧められるままに、上図の「MC☆あくしず」38号も買いました。それまでは、こういう雑誌があることを知らず、アンドー氏に教えられて初めて存在を知りました。もちろん、買うのも初めてでした。


 なぜ買ったのかというと、裏表紙がガルパンの西絹代で、しかも付録がガルパン劇場版特集記事およびガルパンイラスト集だったからです。上図右が付録で、日本海軍の特二式内火艇カミに乗る西絹代の図がカッコいいです。もしかして、劇場版に特二式内火艇カミが登場するのか・・・?

 あと、個人的には日本陸軍の戦車部隊の編成や車種や戦歴をイラスト入りで分かりやすく紹介してあるのが良いです。私はもともと日本海軍マニアなので、軍艦や艦艇には馴染みが深いですが、日本陸軍のほうはあまり知らないので、戦車についてもほとんど無知に近いです。なので、この雑誌の記事は、萌え要素てんこ盛りではありますが、内容的にはしっかりしていて参考になります。ガルパンの知波単学園の設定などの背景にある諸史実をおさらいするのにも良いでしょう。

 アンドー氏によれば、この「MC☆あくしず」では時々ガルパン特集を掲載しているとのことでした。全然知りませんでした・・・。
 イカロス出版「MC☆あくしず」の公式サイトはこちら
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都国際マンガ・アニメフェア2015「京まふ」に行ってきました

2015年09月21日 | ガールズ&パンツァー

 昨日9月20日、アンドー氏と「京まふ」こと「京都国際マンガ・アニメフェア2015」に行ってきました。2012年から毎年開催されている国際イベントで、今年で第四回目になります。
 アンドー氏は2012年度から毎年行っていますが、私は今回が初めての見学でした。その大きな理由として、今年の「京まふ」に初めて「ガールズ&パンツァー」が劇場版案内および前売り券販売、グッズ販売の形で登場したことが挙げられます。
 「京都国際マンガ・アニメフェア2015」の公式サイトはこちら


 当日の京都は快晴で、シルバーウイークに入ったこともあって京都の街中はどこもものすごい人出でした。「京都国際マンガ・アニメフェア2015」の会場となった京都市勧業館「みやこめっせ」も例外ではありませんでしたが、第一日目の土曜日に比べれば落ち着いていたそうで、当日券売り場にも混雑はありませんでした。
 上図の左が、公式パンフレットです。会場のマップや出展案内やイベントスケジュールなどが入っていました。右は出展会場にて「Tジョイ京都」さんがガルパン劇場版前売り券販売ブースを設けて配布していたチラシです。前売り券は第一弾の13種類が全て並んでいました。


 上図は、出展コーナーにブースを構えた「コトブキヤ」さんが販売していたガルパングッズの一部です。大部分は水戸ホーリックとのコラボ商品で、他にシャツなどを販売していましたが、私はクリアファイル8種およびガルパンノートのセット2900円を購入しました。上図の左がクリアファイル8種、右がガルパンノートです。
 「コトブキヤ」公式サイトでの案内情報はこちら


 今回買ったクリアファイル8種は、関西地区では初の販売とあって、私も初めて見ました。大洗女子学園の全8チームが揃っているのが楽しく、それぞれがなかなかいいデザインです。
 これは、あんこうチームです。


 カメさんチームです。角谷杏をおんぶする河嶋桃の嬉しそうな表情がイイです。


 アヒルさんチームです。佐々木あけびがスリムになってて、別人みたいです。


 カバさんチームです。カエサルのマフラーを払い上げる仕草が決まっています。


 ウサギさんチームです。丸山紗希が・・・。


 カモさんチームです。園みどり子は、やっぱり審判役がピッタリです。


 レオポンさんチームです。珍しくホシノが挑発的なポーズです。これまたイイですな。


 アリクイさんチームです。センターのねこにゃーが一番地味に見えます・・・。

 今回の「京都国際マンガ・アニメフェア2015」見学は、アンドー氏企画の京都アニメ散策の一環として行ないましたので、その後は河原町界隈のアニメショップ巡りをしたり、祇園や六波羅などの街並みを散策して楽しみました。一連のレポートは、後日に連載の形で書かせていただきます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あんこうチーム Ⅳ号戦車D型改(H型仕様) 作ります !!  その11

2015年09月20日 | ガルパン模型制作記

 ステップ14では、砲塔の各部分やキューポラなどを組み立てます。ここでもガルパン仕様への改造および追加工作が幾つかあります。


 まず、砲塔に取り付けるパーツを全て切り出しました。


 劇中車の状態を再確認しましょう。上掲のワンシーンにて看取出来る、ガルパン仕様への修正ポイントは四つあります。一つ目は、砲塔天蓋上面にピルツ(簡易クレーン基部)が無いことです。二つ目は、砲塔天蓋が一枚の平面であり、中央部に僅かなエッジがあることです。三つ目は、キューポラ周囲に跳弾リングが無いことです。四つ目は、ゲベックカステン上面に特定車輛のみにつく四角のバッチが無いことです。


 これらをふまえて、キットのパーツを改造します。砲塔天蓋のパーツC45、ゲベックカステン上面のパーツC26で、上図は改造前の状態です。


 改造の要領を上図に示しました。天蓋の三ヵ所のピルツや跳弾リングを削り取り、増加装甲板の厚みと段差を無くします。ゲベックカステン上面の四角のバッチは削り取ります。


 改造後の状態です。砲塔天蓋上の段差部分に僅かなエッジを残しましたが、削り方が甘かったのか、上画像ではほとんど見えなくなっています。


 砲塔への組み付けが終わりました。が、ガルパン仕様への追加工作はさらに続きます。


 上掲のワンシーンでは、砲塔後ろのゲベックカステンの側面に、キットパーツにはない帯状の金具がついているのが見えます。


 そこで、御覧のようにプラペーパーで帯状の金具を再現しました。厳密にはゲベックカステン自体の形状も少し異なりますが、そこまでの再現は難しいので見送りました。


 さらに三つ、ガルパン仕様への追加工作ポイントが挙げられます。キューポラ前面に簡易照準器がついていること、砲身カバーのパーツC18の上に小さなループ状の部品がつくこと、砲塔側面前方下の三角の切り落とし部分の合わせ目や溶接痕が無いこと、です。


 砲塔側面前方下の三角の切り落とし部分の合わせ目や溶接痕は、目立つ部分のみ削って消しました。上画像は修正途中の状態で、このあとサンドペーパーでさらに均しておきました。


 砲身カバーのパーツC18の上に小さなループ状の部品を追加しました。これはプラッツ公式キットのⅣ号戦車D型改(F2型仕様)のパーツB47に相当するもので、劇中車においてはD型改(F2型仕様)から受け継がれる特徴の一つです。今回のパーツは自作品で、ジャンクから適当なプラ材を見つけてピンバイスで開口したものを使用しました。


 キューポラ前面の簡易照準器は、プラ材でカットして作ったものを取り付けました。これはD型の段階からついているものですが、あまり目立たないので、今回はサイズをやや大きめに作ってみました。
 以上で、ステップ14の工程とガルパン仕様への改造および追加工作が完了しました。 (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く18 その16 「ぎらばりと西住みほです!!」

2015年09月19日 | 大洗巡礼記

 ナガシマさん一家と合流してしばらく部屋にて休んだ後、ナガシマさん一家の夕食に同道して「ぎらばり」に行きました。このお店には、以前に一度、カルパッチョのパネルが設置される数日前に行ったことがありますので、今回で二度目でした。店先にスタンプが設置されてあり、ナガシマさんの長女のSちゃんが早速押していました。Sちゃんの熱心なスタンプ集めは、前回とさほど変わらないようでした。
(撮影 ナガシマさん)


 今回は私は軽くワインと二品ぐらいで楽しみました。ナガシマさん一家は色々注文していましたが、三人の子供たちのうちの元気な二人は、食べるよりもはしゃいで騒いでいる方が多かったです。写真は、前菜として出された魚料理です。


 Sちゃんがサラダを小鉢に分けてくれたので、有難く頂戴しました。次女と三女が騒いでいるのとは対照的に、おとなしく座して食事に専念していました。長女としての自覚が芽生えているのでしょう。


 ナガシマさんの奥様、次女、三女です。この子供たちは双子だそうで、右が次女、左が三女です。


 ナガシマさんが注文した品の一つ、豚のパイ包みです。美味しいらしいですが、私はワインだけでもう充分でした。


 ホテルに戻り、それぞれに入浴や休憩を取りました。子供たちが寝付いた後、ナガシマさんが部屋に遊びに来て、夜遅くまで雑談などを楽しみました。ナガシマさんは、ドール系の趣味もお持ちなので、話のタネにと、メディコムトイのリアルアクションヒロインズの「西住みほ」を持参してくれました。これでムードは一気にガルパン世界になり、楽しめました。


 このリアルアクションヒーローズの「西住みほ」、実物を見るのは今回が初めてでした。30センチという大きさ、ポーズ自在、着せ替え自在で、劇中にも登場した小物が豊富に付属しています。フィグマよりも楽しめる領域が広いようで、ナガシマさんはこれがお気に入りのようです。価格は2万円を超えるので、私自身はとても手が出せませんでした。と言うより、予算は全てガルパン戦車プラモデルの方につぎ込んでいますので・・・。上画像は、付属品の双眼鏡を持たせて撮影した一枚です。
 リアルアクションヒーローズの「西住みほ」の詳細はこちら


 しかも収納用のザックは、以前に私が進呈した、キャラポップストア商品のガルパンザックでした。ナガシマさんがこれを背景にしてくれたので、「西住みほ」の撮影もなかなかに楽しいものとなりました。リアルアクションヒーローズからは「秋山優花里」もリリースされていますが、ナガシマさんはまだそちらは購入していないそうです。

 上画像は、一番くじの景品についていたⅣ号戦車H型仕様のミニチュアを持たせた姿です。島田フミカネ氏の原画デザインの一枚が元ネタであり、制服をパンツァージャケットに、ミニ戦車をD型からH型仕様にチェンジしてあるわけです。リアルアクションヒーローズの「西住みほ」でないと再現出来ない、ある意味貴重なシーンですね。
 しかし、一番くじの景品のミニ戦車がこういう形で役立つとは思ってもみませんでした。サイズ的にピッタリじゃありませんか・・・。


 リアルアクションヒーローズの「西住みほ」に付属する小物の数々です。全てが劇中に登場するアイテムなので、それぞれの登場シーンをリアルに思い出せて楽しいです。全国大会の抽選で西住みほがひいた番号が8番であったのは忘れていたので、そうか8番だったのか、と感心しました。


 靴の質感がまた凄いですね。いかにも革靴であるという光沢感に包まれ、実際に柔らかいものです。同じ付属品にパンツァージャケット用のブーツがありますが、そちらは履かせるのにかなりコツが要るようで、ナガシマさんはしばらく悪戦苦闘していました。


 戦車ケーキをいただきます、の図。服装はパンツァージャケットのままでしたが、これは学園制服の方にチェンジしたほうが、雰囲気がより出せたかもしれませんね・・・。
 ナガシマさんとは、その後も色々語らって楽しみ、切り上げた時は既に午前3時を回っていました。時々電話でも長々とおしゃべりしていますが、実際に会って話しているほうが、時の経つのも忘れがちになってしまいますね・・・。

 今回の記事と同じ時間帯の、ナガシマさんのブログでのレポート記事はこちら。  (続く)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く18 その15 「大洗シーサイドホテルです!!」

2015年09月18日 | 大洗巡礼記

 ブリアンの前を通りました。ナカジマも新パネルに変わっていました。おやつにガルパンを買おうかと思いましたが、完売していました。この日はほとんどガルパン巡礼を見かけませんでしたから、誰が買うのだろうと思いましたが、お店の方によれば、地元の方もけっこうガルパンを買っていかれるとの事でした。


 ジョイショップ・タグチに立ち寄りました。発売となったプラッツの新公式キット3種がショーウインドー内に陳列されていました。店主の田口さんとは顔馴染みですので、いつものようにガルパン模型などの話をしました。私はこのお店で毎回模型用工具やガルパン塗料を購入していますので、先方も私がガルパン戦車プラモデルを色々と作っていることを知っておられます。なので、挨拶の次の言葉は「今は何を作ってるんですか」でした。
「Ⅳ号戦車のH型仕様です」
「ああ、あれか。あなたのことだから、タミヤの方で作ってるんでしょうな」
「仰る通りです」
「やっぱりプラッツの方は評判があれみたいだねえ」
「いえ、自分がキットを買おうとした時期には、プラッツのH型仕様の公式キットは売り切れてて在庫も払底していたようなのです。そのこともあってタミヤのを買うしか選択肢が無かったのです」
「あっははは、そうなのかね。関西ではたくさん売れたんだねえ」
「そのようですが、私の周囲でもこれを作った、という方は見かけませんでした・・・」
「色々問題もあるしねえ、こっちで買われたお客さんにも、作るの止めた、っていう方も何人か居たよ。でも問題なのはプラモデルじゃないんだ、アニメの戦車がそういう、プラモデルと違う形になっちゃってるというようなのが、本質的におかしいんだよ」

 確かにその通りでした。ガルパン仕様そのものが、見ようによっては謎設定も少なくありませんから、プラモデルでの完全再現はとても困難です。それを分かっていながら、既存の戦車プラモデルをそのまま流用して公式キットにしてしまった流れがあります。なので、問題なのはプラモデルではなく、プラモデルで再現するのが難しいガルパン仕様の方である、というのは納得出来ました。
 むしろ、問題になっているからこそ、あえてその困難なガルパン仕様に可能な限りチャレンジする、という方向もあるわけです。どうしても無理だ、というようなケースは、私のこれまでの制作の経験から言いますと、ごく一部にしか過ぎないので、ガルパン仕様に作るのも、慣れてくればさほどに難しくはなくなってくる、というのが正直な感想です。
 そのことを言うと、田口さんは、それはいいね、とにこやかに頷いておられました。


 ひたすら歩いているうちに、雨もやみましたので、傘をたたみました。ほどなくして大洗磯前神社の大鳥居をくぐり、この日の宿である大洗シーサイドホテルに着きました。


 今回の部屋は、初めて泊まった時と同じ部屋でした。ガルパンプラン専用の部屋だそうです。


 部屋の窓からの眺めです。空も海もどんよりとした表情で、8月下旬にしては気温も低くて9月なみの状態でした。しかし、暑さに弱い私には、かえって有難い気象条件でありました。


 今回、テーブル上にあんこうマークデザインの敷紙があるのを初めて見ました。このホテルが去年から実施しているイベントの「大洗女子学園修学旅行」の案内もありましたが、この種のイベントはコアなガルパン常連客の同窓会的な集まりだと聞かされています。


 お馴染みの紅茶セットです。聖グロリアーナ女学院のノーブルシスターズにならって、ダージリン、アッサム、オレンジペコの三種類が用意されています。


 これもお馴染みのメッセージです。ダージリンの名文句が入っていますが、これを以前にアンドー氏も話題にしていて、「どんな事があろうとも、一滴たりとも紅茶をこぼしたりしない、ってのたまってるけどな、アニメ劇中じゃ、カップごと落として割ってるんじゃねえのかね」と笑い飛ばしていました。


 今回の宿泊特典グッズの数々です。前回と同じような内容です。このうち、左上のブックカバーは、この日に同宿したガルパン仲間のナガシマさんに謹呈いたしました。


 ナガシマさんとは、過去に二度、大洗行きを共にしていますが、今回も偶然に同じタイミングで大洗に行って同じ宿に泊まることになったため、この日の夕食から御一緒しましょう、と約束してありました。今回はナガシマさんは家族旅行での訪問なので、夕食は外で食べる予定になっていました。

 そこで、私の方でも夕食時間を早めて貰い、一通りいただきました。この日はあまり食べ歩きをしていなかったので、今回の夕食を全部いただいても、まだ余裕がありました。しかし、デザートのメロンやスイカや戦車ケーキは食べられなかったので、ナガシマさんの三人の子供たちにあげることにして、連絡を取りました。ナガシマさん一家がやってきたのは、それから間もなくのことでした。

 ナガシマさんのブログはこちら。今回の記事と同じ時間帯のレポートはこちら。私が写真を撮り忘れた戦車ケーキの写真もあります。  (続く)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あんこうチーム Ⅳ号戦車D型改(H型仕様) 作ります !!  その10

2015年09月17日 | ガルパン模型制作記

 ステップ11では、砲身部分を組み立てます。ガイドの指示通りに進めました。


 パーツを全て切り出しました。


 組み上がった状態です。


 反対側のアングルから尾栓部分などを見ました。細かいところまでよく再現されています。砲塔左右のハッチはピットマルチ使用にて開閉自在とする予定なので、ハッチを開けばこの尾栓部分などが見える筈です。


 ステップ12では、砲塔前面のパーツに砲身を取り付けます。ここもガイドの指示通りに進めました。


 パーツを全て切り出しました。


 組み上がった状態です。


 別アングルから見ました。戦車砲は、パーツだけでもなかなかの存在感があります。


 ステップ13では、砲塔本体を組み立てて砲身をセットします。ここではガルパン仕様への工作が二件あります。


 パーツを全て切り出しました。


 組み立てそのものは、ガイドの指示通りに進めて全てのパーツを接着し、砲身の可動部のみ未接着としました。その後に、ガルパン仕様への工作を施しました。


 劇中のワンシーンを御覧下さい。白円内に示したように、砲塔左右上部に棒状の突起があり、左右ハッチの下にボルトが3個並びます。いずれもD型の段階から受け継がれている特徴です。


 左右ハッチ下のボルトの並び位置は、ハッチとの関係で決まるので、後のステップ14で組み付けるハッチのパーツを仮組みしてマスキングテープで固定しておきました。その位置を目安にしてボルト3個を並べることにしました。


まず左側ハッチ下のボルト3個を再現しました。ボルトはジャンクパーツから調達し、上部の棒状の突起も適当なプラ材で再現しました。


 続いて右側も同じように追加工作を実施し、ステップ13の工程を完了しました。 (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く18 その14 「ガルパンギャラリーです!!」

2015年09月16日 | 大洗巡礼記

 ガルパンギャラリー内を進んで入口付近まで行きました。アンチョビのパネルがありましたが、あんこうチームの残る二人のパネルは見当たりませんでした。


 すると物産品館のほうかな、と思ってそちらへ引き返すと、連絡口のところにやっぱりありました。西住みほと冷泉麻子の二人を一つのパネルにしてありました。一度通っていて気付かなかったので、私の注意力も加齢とともに落ちて散漫になってきているようです。


 ギャラリー内の一角に展示されているガルパン系衣料品の数々です。色々ありますが、大部分はイベントや店舗オリジナルの限定品だと聞きました。現在もまいわい市場などで販売されている製品は見当たりませんでしたが、そういったものも含めたら種類はもっとあるのでしょう。


 今回初めて見かけたポスターです。過去のイベント時のもののようですが、蝶野亜美メインのポスターは珍しいです。


 このバス停標識もイベント時に設置されていたものだそうです。時刻表が空白なので、バス停としては全く機能しないわけです。同じようなものを、ひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅で見かけたことがありますが、同一の品かもしれません。ただし、クックファンやまいわい市場の宣伝ロゴが入っているのは、なんとなく違和感があります。


 最近に登場した、ウサギさんチームのデザインポスターです。地味キャラの澤梓が珍しく堂々としたポーズで存在感を示しています。やっぱりこの子が次期の副隊長になるのでしょうか・・・。


 ガルパンギャラリーを出て、小雨の中を歩きました。道路計画区域にあたって建物が撤去されている範囲は、かなりの規模に及ぶようです。この位置にもともとあった宿泊施設は移転したのか、廃業したのかは情報が無いので分かりませんでした。


 新たな敷地内にて新築中の「お好み焼き 道」の建物です。建物はほぼ完成しているようで、あとは内装や看板などの取り付け段階になっているようでした。再オープンは9月5日だそうですが、旧店舗の半分以下の規模なので、しばらくはガルパン巡礼で満席になることでしょう。


 商店街の各所に、八朔祭の告知板が立てられていました。八朔(はっさく)とは八月朔日の略で、旧暦の8月1日にあたります。だいたいその時期に早稲の穂が実るので、農村部ではその初穂を恩人や知人などに贈る風習が古くからあり、それが地域の伝統行事となっている事例も少なくありません。
 大洗における八朔祭は、大洗磯前神社の祭礼の一つで、鹿島神と香取神が、大洗磯前神社祭神の大己貴命(おおむなちのみこと)」に国譲りを迫って北上せしめた神話にまつわる神事です。四海平穏、五穀豊穣を祈願する祭礼になっているので、昔からの八朔祭の形態をそのまま継承しているのではなく、幕末から明治期における国家神道の思想的影響下にてアレンジを受けているもののようです。


 多満留屋の前を通った時、顔馴染みの店主さんに声を掛けられたのが契機となって、店舗の隣の私設ギャラリーを見せていただきました。ギャラリーというより、木製戦車などの販売コーナーに近い感じで、店主さんもお店の野菜よりもこちらの製品のアピール、販売に熱心な様子でした。
 ここに展示されている木製戦車は、次第に数も増えてきているようです。サイズも大きく、値段もかなりのものなので、お土産に買って帰るのは勇気を要します。と言うより、私自身は戦車模型を作りますので、木製戦車を買っても置き場所に悩んでしまう、というのが正直なところです。  (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする