気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

2020年大晦日の感慨

2020年12月31日 | ガールズ&パンツァー

 2020年の暦も大晦日となりました。2012年10月に「ガールズ&パンツァー」のテレビ放送を初めて観てファンになって以来、八年余りが過ぎたことになります。

 この一年は、周知のように新型コロナの感染流行に翻弄された年でした。期待された「最終章」第3話の公開が年内には実現せず、カノウヤ応援作戦も含めての大洗行きも3度で終わりました。大洗の三大祭とされる、3月の海楽フェスタ、9月の八朔祭、11月のあんこう祭が全て中止となったほか、諸々のイベントも軒並み停止に追い込まれましたが、依然として感染拡大の動きに歯止めがかからず、大洗に関する動きは全て停滞のまま来年まで続くような気配があります。

 ですが、個人的にはガルパンと並行して楽しんでいる「ゆるキャン△」関連の計画の八割を中止にしたのが最も大きかったです。「ゆるキャン△」関連の聖地巡礼は2020年度中にあわせて11回を計画しましたが、そのうちの8回を断念し、残る3回を8月にまとめて三泊四日の行程でなんとか実現させたにとどまりました。感染流行の第2派、第3派の到来によって、秋以降に予定していた5回の「ゆるキャン△」旅行は中止となりましたが、これが大変に残念でした。

 コロナ対策によって模型サークルの定期会合も1月から9月までが中止、10月と11月はなんとか開催されましたが、12月以降は忘年会も新年会も中止となりました。メンバー同士の交流や行き来も自粛となりましたが、これを契機に主要メンバーがリモート網を整備する流れになりました。モケジョさん達も私もこれに賛同し、多少の出費はありましたものの、オンラインでリモート会議ならぬリモート模型談義を楽しむことが出来ました。
 これは良かったと思います。皆の模型部屋が映りますし、それぞれの家にある積みキットや作品を映像でリアルに見せてもらうことも出来たりするので、定期会合で単に集まっておしゃべりしているのとは違った楽しさが倍加した気がします。ほぼ皆が在宅勤務で家に居たため、プラモ在庫の処分や整理が促進されて、メンバー同士でのキットの売買や譲渡が盛んになりました。私自身も相当数のキットをいただいたり、買ったりして恩恵にあずかることが出来ました。

 今年のガルパンプラモデル製作は、昨年とほぼ同じペースで進みました。2019年の製作数は23輌でしたが、2020年は未完成(塗装待ち)を含めて22輌でした。下記の通りです。

 1月  M4シャーマン2種(サンダース大付属高校)
 2月  九七式中戦車新砲塔玉田車および新砲塔浜田車、旧砲塔池田車(知波単学園)
 3月  タワーワゴン車(継続高校)、九五式軽戦車福田車(知波単学園)
 4月  ラングV70タミヤ版、ラングV70ドラゴン版(黒森峰女学園)
 5月  CV-33(アンツィオ高校)、パンターG型グンゼ版(黒森峰女学園)
 6月  T-34/85タミヤ版(プラウダ高校)
 7月  Ⅰ号戦車B型(青師団高校)
 8月  KV-2(プラウダ高校)
 9月  マチルダ、テトラーク(聖グロリアーナ女学院)
 10月  ACV-IP、モーリスLRC、ハリーホプキンス(聖グロリアーナ女学院)
 11月  T-15軽戦車(ワッフル学院)
 12月  M3スチュアート(サンダース大付属高校)、自走砲アーチャー(ボンプル高校)

 来年度は、とりあえず作りたい車輌が16輌あります。それらを作っても終わりではないので、まだまだ楽しめる筈です。新年3月に公開される最終章第3話以降にも新登場の車輌があるでしょうから。

 

 上図は、12月に購入したしまむらのガルパンコラボ品です。敷マットと布団カバー2個をいずれも黒森峰女学園デザインで買いました。これで夜もガルパン機甲師団の戦夢を楽しめそうです。


 

 上図は、これも12月に購入したガビックのガルパンコラボ品です。トレーニングジャージ、トレーニングシャツ、バックパッカーの3点をいずれも黒森峰女学園デザインで買いました。これで昼もガルパン機甲師団気分で楽しめそうです。

 今回の年末年始はコロナ対策により、初詣も会合も旅行も全て無し、となります。ずっと家でゆっくり過ごします。職場の休みが9連休となりましたので、静かで穏やかな正月をまったりと迎えつつ、のんびりとプラモ作りを楽しみたいと思います。寒波が来るらしく今年は格段の寒さになるとの予報もありますので、無理せずに暖かくして休みます。

 それでは、皆さま、よいお年を。

 


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ガルパン車輌のガレージキット製品

2020年12月30日 | ガルパン模型制作記

 去る11月のサークルの定期会合にて、AFV部会のMさんに上図の2点のガレージキット製品を売っていただきました。Mさんは模型を趣味として40年余り、御自宅に大量の積み在庫を持っておられる方ですが、最近は老眼が進んで細かいキットの製作もかなわなくなってきたので在庫処分をする、と宣言され、12月までに300点余りをサークルのメンバーに売却または譲渡されています。

 そのMさんより、私にも声がかかりまして、「星野君、ガレキは作るんかね?戦車も幾つかあるんだけどな、僕はもうガレキ作るのしんどいんでな、良かったら買ってくれんかね・・・」と、ワープロで作成した在庫リストを渡されました。約40点ほどのキット名が並んでいましたが、そのなかにガルパンに登場している車輌が2つありました。この2点を挙げると、「じゃあ両方とも1000円で」と言われました。

 それで買い受けたのが上図の2点でした。左下がアキュレイトアーマーの製品のモーリス軽偵察車で、聖グロリアーナ女学院チームの車輌です。右上はレトロモデルの製品のT15軽戦車で、ワッフル学院チームの戦車です。いずれも本来の値段は高額の筈ですが、合わせて2000円で入手出来たのは有り難いことでした。
 いずれもすぐに制作にとりかかりましたので、両方とも11月中に組み立てを終え、塗装待ちの状態です。

 この2点のガレージキット製品を買った時、Mさんに「星野君がガルパンの戦車を作ってるのは聞いてるけど、ガレキでガルパン戦車のキットはどれくらいあるんかね?」と尋ねられました。知ってる限りでは10件ぐらいの筈ですが、と答えると「何や、思ったより少ないんやねえ・・・」と感心したように呟いておられました。

 確かに少ないですが、しかし、プラモデルでは発売されていない車輌ばかりなので、私に限らず、欲しがっているファンは多いと思いますよ・・・。

 とりあえず、現時点で私が知り得た、プラモデルが出ていないガルパン車輌の1/35スケールのガレージキット製品を、忘備録を兼ねてここに列挙しておきます。他にも出ているかもしれませんが、今のところは10点です。キット名(所属チーム)、販売元(国)、車体の校章マークの有無、使用デカールの4項目を記しておきます。


1 センチネルAC1(コアラの森学園) コマンダーモデル(アメリカ) 校章マーク有 モデルカステンのガルパンデカールセットVol.2
2 T-7戦闘車(サンダース選抜 フライングタンカース) コマンダーモデル(アメリカ) 校章マーク無 デカール不要
3 T-15軽戦車(ワッフル学院) レトロモデル(ベルギー) 校章マーク有 モデルカステンのガルパンデカールセットVol.2
4 ACG1軽戦車(ワッフル学院) ブリッツ(フランス) 校章マーク有 モデルカステンのガルパンデカールセットVol.2および8
5 AMR35軽戦車(BC自由学園) ブリッツ(フランス) 校章マーク有 モデルカステンのガルパンデカールセットVol.2および8
6 ラフリー牽引車(BC自由学園) ブリッツ(フランス) 校章マーク無 デカール不要
7 モーリスLRC軽偵察車(聖グロリアーナ女学院) アキュレイトアーマー(イギリス) 校章マーク無 デカール不要
8 フェレット装甲車(聖グロリアーナ女学院) アキュレイトアーマー(イギリス) 校章マーク無 デカール不要
9 インド型装輪装甲輸送車(聖グロリアーナ女学院) シェイプウェーブ(アメリカ) 校章マーク無 デカール不要
10 インド型装輪装甲輸送車(聖グロリアーナ女学院) インターナショナルモデルスアジア(中国・香港) 校章マーク無 デカール不要
11 ライレー9(聖グロリアーナ女学院) フェアリー企画(日本) 校章マーク無 デカール不要


 このうちの2と5はコミック「リボンの武者」に登場する車輌です。2は作中では「M-1戦闘車」となっていますが、作中車は正確にはM-1戦闘車の発展形であるT-7戦闘車にあたります。

(追記) 読者からのコメント教示によりさらに1点、フェレット装甲車をガレージキット製品のリストに追加しました。

コメント (4)
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リボンの武者 第15巻に登場した外装式成形炸薬弾

2020年12月29日 | ガールズ&パンツァー

 リボンの武者にて「強襲戦車競技連合チーム」が対大洗戦の切り札として使用している外装式成形炸薬弾は、第15巻68ページの上図のコマにて初めて登場しました。

 最初は、黒森峰女学園チームはドイツ軍テイストだけあって37ミリ対戦車砲Pak35/36もしっかり持ってるのだな、と感心しましたが、次の瞬間に、はて、戦車道ではこういう対戦車砲も使用出来たりするのか?と首を傾げました。
 しばらく考えているうちに、上図の37ミリ対戦車砲Pak35/36と外装式成形炸薬弾の組み合わせに、既視感を覚えたのでした。これのキット、確かどこかに仕舞ってあったぞ・・・。

 

 手元にその37ミリ対戦車砲Pak35/36のキットがありました。タミヤのミリタリーミニチュアシリーズの35番の製品です。二年ほど前に姫路の中古ショップで200円で売っているので思わず買ってしまいましたが、ガルパンとは関係ないので、後で「何でこんなのを買っちまったんや」と自身を罵った記憶があります。

 

 確か、このキットに外装式成形炸薬弾も入っていた筈・・・。と思いつつパッケージの裏面を見ました。

 

 あった!!これだこれ!・・・やっぱり37ミリ対戦車砲Pak35/36のセットに入ってるんだ・・・。リボンの武者第15巻68ページのコマは、このセットをそのまま描いているのだろう、と思いました。

 

 パーツはこれですか・・・。2個のパーツを貼り合わせて作るのですね。そして37ミリ対戦車砲Pak35/36に装填する状態を楽しめるわけですね・・・。なるほど。

 以上、リボンの武者第15巻に登場した外装式成形炸薬弾の1/35スケールのパーツでした。

 


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リボンの武者15巻の対大洗戦の強襲戦車競技連合チーム10輌の製作覚え書き

2020年12月28日 | ガルパン模型制作記

 上図は、以前に制作した「リボンの武者」作中の「ムカデさんチーム連合」5輌です。2020年春の大洗カノウヤ作戦の特別展示にも並んで多くの皆様に御覧いただいたことは、既にレポートした通りです。

 この5輌に、さらにサンダース選抜フライングタンカースのM3スチュアート、ボンプル高校の7TP3輌とアーチャーを加えて10輌を揃えた「強襲戦車競技連合チーム」が「リボンの武者」第15巻の対大洗戦に出撃した経緯は、周知の通りです。
 当然ながら、これを模型で再現しようとするファンも少なくない筈です。現にサークルのガルパン模型有志であるモケジョさん達がM3スチュアートやアーチャーなどを作り出しています。私自身も同様で、この10輌の威容を再現してみたいと思っていますが、入手困難なキットもあるため、10輌全てを揃えるのは難しいかもしれません。

 とりあえず、「強襲戦車競技連合チーム」の再現製作を思い付いた際にまとめた、覚え書きをここに述べておきます。所属チーム、戦車名、使用キット、車体の校章マークの有無、使用デカール、備考などです。


1 山梨楯無高校ムカデさんチーム 九七式軽装甲車テケ  ファインモールド公式キット 校章マーク有り 公式キットデカール インテリア有り、エンジンは一部のみ
2 鹿児島竪琴高校 九五式軽戦車  ファインモールド、ドラゴン 校章マーク有り デカールは自作が必要 15巻カラーページに登場、三色迷彩
3 奈良グレゴール高校 38(t)戦車  タミヤ、ドラゴン、イタレリ 校章マーク有り モデルカステンのガルパンデカールセットVol.3 作中ではB/C型、E型の二種類が登場
4 愛媛ケバブハイスクール ルノーR35軽戦車  タミヤ、ホビーボス 校章マーク無し デカール不要 ホビーボス製品はフルインテリアキット
5 新潟ビゲン高校 Strv m40L軽戦車  適応キット無し 校章マーク有り モデルカステンのガルパンデカールセットVol.3 ホビーボスのハンガリートルディⅠ型をベースにセミスクラッチするか、SBSモデルのStrv m38軽戦車軽戦車改造セットからのセミスクラッチ
6 サンダース選抜フライングタンカース M3スチュアート  タミヤ、アカデミー 校章マーク有り モデルカステンのガルパンデカールセットVol.4または4.5 作中車のモデルはアカデミー?
7 ボンプル高校 自走砲アーチャー  タミヤ、ブロンコ 校章マーク有り モデルカステンのガルパンデカールセットVol.2または8 作中車のモデルはブロンコらしい
8 ボンプル高校 7TP軽戦車単砲塔型(3輌)  ミラージュホビー 校章マーク有り モデルカステンのガルパンデカールセットVol.2または8 最近は入手困難

 


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ガルパン及びAFVのプラモ製作に関わる、京都市の模型店事情

2020年12月27日 | ガルパン模型制作記

 去る12月18日のサークルの定期会合にて、モケジョさん達が色々と語らい、やがてAFV部会の面々も加わって大いに盛り上がっていた話題がありました。京都市内の模型店といえばどこか、および、常に買物に行く模型店はどこか、という内容でした。それに関してほぼ全員が挙げていた模型店が、上図の「ホビーショップコスモ」でした。
 このお店は、周知のように西京区川島に所在し、現在の京都市内における個人経営の模型店のひとつとして有名ですが、同時に我々のサークルの模型部会の最初の聖地でもあります。

 我々のサークルは、もともとは文芸同好会として昭和55年に創立され、最初の活動地域を出町柳としました。そして昭和62年に北白川に範囲を広げた折に、メンバーのなかで模型も趣味とする面々が分会を立ち上げ、さらにアニメを趣味とする面々も分会を結成して、双方の分会リーダーがともに西京区在住であったことにより、桂を活動本拠としました。それで、当時の模型分会のメンバーたちが足繁く通い、多くのキットを購入して夢を貰っていたのが、この「ホビーショップコスモ」でありました。
 なので、昭和63年に入会して模型分会に参席した私も、先輩たちに連れられてこのお店に初めて行きましたが、それは同時に京都市の模型店に初めて行った機会でもありました。当時の私は奈良市在住で、模型は地元の西大寺エリアの「杉本模型」で全て購入していたからです。
 なお模型分会の活動は、その後平成8年より烏丸御池ついで四条に場所を移し、それ以降は四条通の「文教堂」直営の模型店「B's Hobby京都店」によくお世話になっていましたが、同時に「ホビーショップコスモ」にもよく行っていました。

 それで、定期会合ではひとしきりホビーショップコスモに関する懐旧談で盛り上がって私も色々話したわけですが、七人のモケジョさん達も全員がこのお店に何度か行っているというのには少し驚かされました。
 レイコさんやマユコさんはもともと西京区民でしたから分かるのですが、あとの5人も「市内の模型店で良い所はコスモ」という認識で共通していました。エリさんは伏見区民ですぐ近くに模型店「ワールド」があり、そしてユキさんは職場が東山にあって近隣に「ユニバーサル模型」があるにもかかわらず、個人経営のお店ならば「ホビーショップコスモ」のほうへ買物に行く、と異口同音にて話していました。

 それはどうして?と誰かが尋ねたのに「やっぱり品揃えが豊富なのと、店主さんが親切で色々教えて下さるから、かな」と答えたミカさんでした。ガルパン戦車の公式キットを三つほど「ホビーショップコスモ」で購入したそうです。そのミカさんに、AFV部会のEさんが「確か君の職場は北野白梅町やったよね、北野モデルセンターには行ってないの?」と聞いたところ、ミカさんは少し困った笑顔になって、「一度行きましたけど・・・、まあ、コスモさんのほうが買物しやすいので・・・」と小声で応じていました。

 それを聞いていて、なんとなく分かるような気がしました。京都市内の個人経営の模型店は幾つかありますが、ガルパン及びAFVのプラモ製作に絡めて挙げると、国産および海外の対象商品が割合によく揃っているのが「ホビーショップコスモ」と「北野モデルセンター」の2軒です。
 しかし後者は不定休のようで、行ってみたらお休み、という場合が少なくなく、開いている日に行ってもお婆さんが店番しているので、ガルパン模型について教えて貰いたくても話がしにくい、という状況であります。それで自然に「ホビーショップコスモ」に向かうことになるだろう、と思いました。それ以外の模型店、たとえば「ユニバーサル模型」や「ワールド」にはタミヤ製品しかなく、ガルパン戦車の公式キットおよび適応キットも少ないからです。

 ですが、モケジョさん達は、ここ二、三年は家電量販店にてプラモを買っているそうです。よく名前が挙げられていたのが京都駅前の「ヨドバシ」でしたが、ガルパン戦車の公式キットおよび適応キットはもっぱら「ジョーシン」で買っているそうです。七人全員が「ジョーシン行くなら、まずは西院、そうでなければ六地蔵か九条」と述べたのには笑ってしまいました。

 

 ジョーシンこと上新電機には、よく知られるようにおもちゃ、模型を扱うコーナーである「キッズランド」があります。関西地域全般で見回すと、たいていはガンプラがメインになっているという印象がありますが、京都市内の店舗においては、最近になってAFVなどのスケールプラモも重点的に販売する傾向があり、一般的な模型店と余り変わらない豊富な品揃えを持つようになっていますので、私自身もジョーシンで買物する機会が少なくありません。

 周知のようにジョーシンは京都市内に6店舗を運営していますが、このうち「キッズランド」にてAFVなどのスケールプラモも扱っているのは4店舗(西院(京都1ばん館)、伏見、九条烏丸、六地蔵(上図))です。
 モケジョさん達が「まずは西院」と口を揃えたのは、西院の「京都1ばん館」がその名の通り京都市エリアの旗艦店であって「キッズランド」の模型コーナーの充実ぶりがダントツであるからです。もちろん、ガルパン戦車の公式キットおよび適応キットも豊富で、さらに京都市内のジョーシンでは唯一のガルパン製品コーナーがあります。この西院の「京都1ばん館」に次ぐ品揃えをもつのが九条烏丸、六地蔵ですから、モケジョさん達が「そうでなければ六地蔵か九条」と言うわけです。

 個人的には、昔ながらの個人経営の模型店は、いまはもう完全に「ヨドバシ」や「ジョーシン」にシェアを奪われてしまっている、と感じます。定価販売のままであること、サービスレベルに差があること、が主な理由として挙げられます。昨今の時勢においては、定価よりも値引きの方が有り難いし、値引きに限らずポイントサービスや還元サービスやアフターフォローならば家電量販店のほうが長けています。今ではサークルの皆が大体のプラモの買物を「ヨドバシ」か「ジョーシン」で済ませているのも当然でしょう。

 なお、模型を扱う家電量販店としては他にエディオンも挙げられますが、現在はプラモデルをガンプラのみに集約する方針であるらしく、かつては見られたスケールモデルやAFVが京都市の全ての店舗で陳列棚から消えています。私自身も、最近にエディオンの数ヶ所の店舗に行く機会がありましたが、模型コーナーはガンプラばかりでした。
 なので、来年2021年春にオープンする「京都河原町ガーデン」に入る新店舗でも模型コーナーはガンプラのみになるのだろうか、と思います。

 とりあえず、会合にて色々と盛り上がっていた話の中で、皆が出し合っていた情報をもとに、現在のガルパン及びAFVのプラモ製作に関わる、京都市の模型店事情をメモ程度にまとめてみました。何かの参考になれば幸いです。

 企業および個人経営模型店
 1 東山 ユニバーサル模型  AFVキットはタミヤのみ。ガルパン公式キット扱い無し。
 2 伏見 ワールド  AFVキットはタミヤのみ。ガルパン公式キット扱い無し。
 3 北野 北野モデルセンター  AFVキットは国産、海外とも豊富。ガルパン公式キットは見当たらず?
 4 川島 ホビーショップコスモ  AFVキットは国産、海外とも豊富。ガルパン公式キット扱い有り。
 5 西大路 ボークスホビースクエア  AFVキットは国産、海外とも豊富。ガルパン公式キット扱い有り。

 家電量販店
 1 京都駅前ヨドバシ  AFVキットは国産、海外とも豊富。ガルパン公式キット扱い有り。
 2 エディオン円町店  AFVキットはタミヤのみ。ガルパン公式キット扱い無し。
 3 ジョーシン京都1ばん館(西院)  AFVキットは国産(タミヤ、ファインモールド)のみ、ガルパン公式キット扱い有り。
 4 ジョーシン伏見店  AFVキットは国産(タミヤ、ファインモールド)のみ、ガルパン公式キット扱い有り。
 5 ジョーシン九条烏丸店  AFVキットは国産(タミヤ、ファインモールド)のみ、ガルパン公式キット扱い有り。
 6 ジョーシン六地蔵店  AFVキットは国産(タミヤ、ファインモールド)のみ、ガルパン公式キット扱い有り。

 以上です。

 


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聖グロリアーナ女学院 ACV-IP(インド型装輪装甲輸送車) 完成です !!

2020年12月26日 | ガルパン模型制作記

 デカールを1枚貼りました。上図の6の数字です。劇中車には校章マークがついていないようで、劇中シーンで見える範囲にもマークがありません。これは聖グロリアーナ女学院に限らず、他校チームの移動用車輌にも言える傾向です。ただ、車体前面の右下隅に6の数字が入っています。

 

 御覧の通りです。車体前面の右下隅に6の数字が見えます。聖グロリアーナ女学院チームの車輌は、各校のなかで唯一車輌に番号を付けていたことがテレビシリーズなどから思い出されますので、この6も車番かと受け止めがちですが、それよりは第二次大戦中の実車写真に同じ6の数字を同位置に付けている例が見られますのでそれに倣ったものかと考える事も出来ます。
 いずれにせよ、確認出来る唯一のマーキングですので、ジャンクデカールの山から適当な6の字を採って貼りました。

 

 右側フェンダー背面の反射板を47番のクリアーレッドで塗りました。

 

 最後につや消しクリアーを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 仕上がり直後の姿です。ブラ板での自作ですので、色々と至らない点が多いです。劇中車への再現度は80パーセントぐらいにとどまるでしょう。でも、何とか自分なりに形にして作れたので、満足感はほぼ100パーセントです。

 

 以前に新潟ビゲン高校のStrv m40L軽戦車を似たような手順で他キットをベースにしてプラ板で自作しましたが、そちらはスウェーデンのアーセナル軍事博物館に連絡をとって学芸員の懇切な指導および監修をいただきながら製作しましたので、細部の修正も細かく進める事が出来て、実車さながらの再現度にて仕上がりました。

 対して今回の製作は、設計図と実車写真を参考にして自分でサイズを測りイメージしながらの作業にとどまったため、数値的には劇中車に近づけたかと言うと、むしろ乖離感のほうが大きいかな、との感想に落ち着きました。全体的な姿形や雰囲気が似ていればそれで良し、と思います。

 

 右側の側面観です。右側面にしか無い掛け具、アンテナ基部、乗降用ハッチがあり、あまり目立ちませんが、後部フェンダー前の燃料注入口キャップもあります。

 

 斜めからの背面観です。車体後部は、劇中車のモデルと推されるマークⅡC型の特徴にあわせて高く作りましたが、改めて見ると、ちょっと高過ぎたかな、と感じます。寸法計算を5ミリほど低く見積もればもっとバランスが良くなったかな、と反省しました。

 

 垂直に立てたハッチ型の天井装甲板が意外にも目立ちます。グレーの車体に白のトップですから、旧日本海軍の主力艦の識別塗装を連想させます。

 

 周知のようにオープントップの車輌ですから、車内もそれらしく作りました。むしろ作っておかないと、ねんどろいどぷちのダージリンやオレンジペコなどを乗せても絵になりません。

 

 見下ろした図です。車内はもう少し色々なものを入れても良さそうですが、単なる移動用車輌に色んな装備品が積まれている筈はないので、この程度のスッキリ空間で良いのだろうと考えました。

 

 以上で、聖グロリアーナ女学院チームのACV-IP(インド型装輪装甲輸送車)が完成しました。製作期間は2020年10月8日から10月26日までで、組み立てに10日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりました。

 今回は、自身のガルパン模型の100作目を記念して、サークルの先輩方に提案いただいた車輌に挑戦しました。適応キットは現時点で存在せず、海外のガレージキットが2件知られますので、それを通販購入するという選択肢しかありませんが、費用が高くつくため、プラ板での自作を採りました。

 すなわち、足回りがCMPトラックの派生型の一種であるCMP FAT(ガントラクター)と共通である点に着目して、タミヤの「イギリス クォード・ガントラクター」のキットをベースにしてのセミスクラッチという形になりました。似たような制作を、既に一度、新潟ビゲン高校のStrv m40L軽戦車にて経験しているため、今回の製作においては「割といけるんじゃないかな」という前向きな気分がありました。
 果たして製作自体はそんなに難しくなく、むしろ艦船模型の頃に当たり前のようにこなしていたプラ板での自作が楽しくて、車体部分はパーツの切り出しと組み付けで一週間もかかりませんでした。

 今回の経験により、適応キットが無い場合の自作という手法において、条件さえ揃えば自身なりに何とかやれる、という感覚および自信が、荒削りながらもより確かになってきました。それが一番の教訓であり収穫であったのでは、と感ずる次第です。

 

コメント (2)
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聖グロリアーナ選抜 チンディット テトラーク(リボンの武者版) 完成です !!

2020年12月25日 | ガルパン模型制作記

 塗装を行ないました。作中車の車体色は「リボンの武者」にカラーページが見当たらないために不明ですが、そのゆえに作中車に何から何まできっちりと合わせる必要もありません。これまでにもムカデさんチーム連合など幾つかの車輌を作っていますが、その大半の車体色は実車やチームのカラー等を参考にして推測で施しています。

 今回のテトラークに関しては、作中では単一カラーのように見えますが、キットのガイドの塗装図を参考にして2色迷彩を選びました。ガイドの塗装図では茶色系と緑色系の二通りの2色迷彩が示されますが、作中におけるチンディットチームの試合ステージが草原や密林であることをふまえて、緑色系のほうを選択し、ミスターカラーのXGP3番の聖グロリアーナカーキグリーンと364番のエアクラフトグレーグリーンの濃淡に決めました。

 この濃淡2色で車体と砲塔を塗装し、車輪はガイドの塗装図にしたがって淡色のみで塗りました。車輪のゴム部分はポスカ黒で塗り、履帯は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 車輪を取り付けました。強度にやや不安がある細かいトラス構造のサスペンションに取り付けるので、慎重に作業し、車輪の列が直線になるように定規もあてて丁寧にセットしました。

 

 車輪が十分に乾燥固着したのち、履帯を巻き付けました。マスキングテープで留めて固定しながら繋いで接着しました。

 

 後部左右の排気管を42番のマガホニーで塗りました。ガルパン車輌の排気管はアニメ版でみると大体濃い茶色系のカラーに包まれますので、私の製作ではほとんどマガホニーで塗っています。焼けや錆の表現は必要ないものと割り切っています。

 

 迷彩パターンは、キットの塗装ガイド図のそれに曲線を加えてアレンジしました。

 

 車体左右のライトの内部を8番のシルバーで塗り、クリアパーツのレンズを取り付けました。

 

 砲塔右側面のライトも同様に作り、同軸機銃は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 以上で塗装は完了です。作中車は車外装備品がジャッキ以外になく、ジャッキも車体色と同じカラーですので、装備品類の塗り分けが要らなくて楽でした。

 

 作中車の各シーンをみますと、砲塔左右側面に校章マークがついているのが確認出来ます。それらを参考にして、砲塔左右の校章マークのデカールを貼りました。

 

 デカールはモデルカステンのガルパンデカールセットから使用しました。聖グロリアーナ女学院の校章マークはVol.1やVol.1改、Vol.4、Vol.4.5などに入っていますが、最も豊富なセットはVol.6です。しかし、いずれもモデルカステンのオンラインストア上では品切れになっているようですので、現時点では入手が困難になっています。再販もしくは新セットの発売が切に待たれます。

 

 デカールを貼った後、つや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 小型の空挺戦車ですが、重量感のある姿です。

 

 側面観です。

 

 やや斜めからの正面観です。ライトが三つも装備されているのが目立ちます。

 

 斜めからの背面観です。キットをそのまま組み上げると色々と装備品類が付きますが、作中車に合わせて各所の細かい部品を省いていますので、スッキリした外観になっています。

 

 小さいながらも細部のモールド表現がしっかりしています。ブロンコモデルのスタンダードとも言える精密さが軽戦車の存在感を高めています。

 

 以上で、聖グロリアーナ女学院チーム選抜、チンディットチームのテトラークが「リボンの武者」仕様にて完成しました。製作期間は2020年9月29日から10月25日までで、組み立てに17日、塗装に2日、塗装後の組み立てに1日、デカール貼り付けに1日かかりました。

 テトラークは1/35スケールキットは今回のブロンコモデルの製品が唯一です。パーツも細かくて数が多いブロンコモデルの標準的なキットですが、作中車がかなり細部を省略した仕様であるため、今回は相当数のパーツが不要になりました。それに合わせて製作後は見えなくなるインテリア関連も全て省いて、作業量を大幅に減らしました。
 それにもかかわらず、ガルパン戦車でも稀な、複雑なトラス構造のサスペンションの製作に手間取るなどしたため、相当のカロリーを要する上級者向けキットであるというのがよく理解出来ました。まともに取り組んだら、エッチングパーツの多さにも向き合わないといけないので、相当の根気と集中力、そして愛情が試されることでしょう。

 なので、個人的には「二度と作りたくないキット」になりましたが、サークルの先輩アンドー氏の訳の分からない発想と予想外の経緯により、一ヶ月を経ずにもう一度この車輌を取り扱う羽目に陥ることになります。事の次第は、その製作レポートにおいて述べる予定です。

 


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聖グロリアーナ女学院 ACV-IP(インド型装輪装甲輸送車) 作ります !!  その6

2020年12月24日 | ガルパン模型制作記

 塗装を行ないました。劇中シーンにて車体色がグレー系統でやや青味をもつことが明らかなので、近似する色としてミスターカラーの337番グレイッシュブルーを選びました。シャーシーは28番の黒鉄色、車輪のタイヤはポスカ黒で塗りました。

 

 車内は、62番つや消しホワイトに337番グレイッシュブルーを僅かに混ぜた色で塗りました。ホワイト一色だと塗りムラが目立つからです。

 

 前照灯を8番シルバーで塗りました。

 

 インテリアのパーツ群を塗りました。シートは43番ウッドブラウン、ハンドルやシフトレバーのグリップは40番じゃマングレーで塗りました。

 

 車輪をシャーシーに取り付けました。

 

 シャーシー上に車体をセットしました。

 

 車内の操縦席と助手席を取り付けました。ハンドルやシフトレバーの位置は適当です。

 

 この車輌は4人乗りですので、後ろの座席も2つ取り付けて、間にボックスを設けました。座席の他に収納ボックスも1個付けました。

 

 全体として車内はこんな感じです。劇中車の車内の描写はありませんが、聖グロリアーナ女学院チームが移動用に使用している車輌ということで、必要最低限にて適当に作りました。

 

 前面のハッチをプラ板で作っておいたのを取り付けました。接着はしていませんので、ピットマルチにて開閉自在となっています。  (続く)

 


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聖グロリアーナ選抜 チンディット テトラーク(リボンの武者版) 作ります !!  その9

2020年12月23日 | ガルパン模型制作記

 ステップ28では砲塔および燃料タンクを組み立てます。砲塔内部のパーツは全て不要です。

 

 組み付けるパーツは上図の通りです。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ29にて、燃料タンクを車体の後端に取り付けます。ガイドではタンク未装備と装備とを選択出来ますが、作中車は装備しています。

 

 御覧のように作中車も車体後端に燃料タンクを装備しています。

 

 パーツを切り出して準備しました。

 

 組み付けました。

 

 係止ベルトはエッチングパーツを使わず、プラペーパーに置き換えて再現しました。このほうが接着も簡単で取り付けやすいからです。

 

 ラストのステップ30です。砲塔を車体にセットして仕上がりです。

 

 このキットの砲塔ターレット組み合わせ部は薄いため、少し傾けると砲塔がコロッと外れてしまいます。そこで上図のように四方にプラ板を貼って、車体から外れにくくしました。

 

 これで砲塔の据え付けも安定しました。以上で塗装前の組み立てが完了しました。  (続く)

 


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聖グロリアーナ女学院 ACV-IP(インド型装輪装甲輸送車) 作ります !!  その5

2020年12月22日 | ガルパン模型制作記

 劇中車にもみえるハッチ式の装甲天井板を立てて接着しました。実車写真などを見ると、このハッチ式の装甲天井板はⅡC型のみに見られる特徴であるようです。Ⅲ型やⅣ型にもハッチ式の装甲天井板を持つ例がありますが、これらは台形になっており、上図の長方形のハッチとは形が異なります。

 

 実車のⅡC型のハッチ式の装甲天井板の様子がわかる図です。この車輌が前部フェンダーの形、前照灯保護枠、など色々な点で劇中車に最も近い外観を示すので、今回の製作でも参考資料の中心に据えて使用しました。

 

 仮組みしていた天板を外し、プラ板を細長く切ったのを上図のように並べて、エンジン給排気グリルを作りました。

 

 続いて、エンジン点検ハッチ部分のヒンジをプラ板でそれらしく作り、角型のハンドルをジャンクから調達して取り付けました。

 

 ナガイ氏の教示によれば、ACV-IPのⅠ型およびⅡ型は、北アフリカ戦線への投入を前提に生産され、砂漠での使用に耐えうるように車台に防砂カバーが付けられたそうです。それで、実車の写真で参考にしつつ、フェンダー内部にシャーシーを保護する防砂カバーをプラ板で付けました。
 劇中車のシーンでは見えない部分ですが、「あえてこだわってみるのもアリなんじゃないかね」とのナガイ氏のアドバイスに従い、遊び感覚でこだわってみました。

 

 次に、車体全体にわたってリベットを並べて貼りつけました。劇中車のモデルと目されるⅡC型まではリベット留めが主流で、Ⅲ型以降に溶接車体が増えてくるそうです。劇中車もリベット留めですので、それに合わせましたが、数が大変に多いので、地味に大変な作業でした。

 

 車体の前面にも背面にもリベットを貼り付けました。

 

 側面にも御覧のように沢山のリベットを貼りました。位置によってリベットの有無があるため、劇中車のシーンだけでは分からない範囲が多く、実車写真のほうを参考にしました。

 

 車体右側面の後方には乗降用ハッチがあるため、そのハッチも作ってヒンジやリベットを付けました。

 

 車体のリベット貼りつけが完了しました。手元にあったモデルカステンのボルト&ナットセット「A-1」のストックをほぼ使い果たしました。かくも大量のリベットを使ったのは、今回が初めてでした。

 

 ハッチ式の装甲天井板の内側の金具、車体右側面の2ヶ所のフックなどもプラ材で取り付けました。後部フェンダー上の雑具箱は右側には無いケースが多いので、それに合わせました。北アフリカ戦線での実車写真などを見ますと、場合に応じて雑多な荷物を載せていたようですが、劇中車は戦車道での移動用車輌であるようなので、荷物は必要ないかと思います。

 

 車体右側面後方の乗降用ハッチの内側の枠もフォローしました。当初はこの乗降用ハッチを開閉自在にしようかと考えましたが、その必要性があまり無いことに気付いて、プラ板での取り付け固定に落ち着きました。  (続く)

 


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聖グロリアーナ選抜 チンディット テトラーク(リボンの武者版) 作ります !!  その8

2020年12月21日 | ガルパン模型制作記

 ステップ25では砲身などを組み立てます。砲塔内部に隠れる部分は省きます。砲身はB80を使います。砲身にはリトルジョン・アダプターの取り付けも選択出来ますが、作中車はリトルジョン・アダプターを付けていませんので不要です。

 

 したがって、ここでは砲身と同軸機銃を組み立てます。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ26では、砲塔に砲身を組み付けます。

 

 この二つの部品を組み合わせます。

 

 組み合わせました。

 

 ステップ27では砲塔の天板やハッチを取り付けます。上図のようにハッチは閉状態と開状態とを選択出来ますが、私の製作ではピットマルチ使用にて開閉自在とするため、閉状態のほうでパーツを組み合わせます。

 

 組み付けるパーツです。

 

 組み上がりました。  (続く)

 


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聖グロリアーナ女学院 ACV-IP(インド型装輪装甲輸送車) 作ります !!  その4

2020年12月20日 | ガルパン模型制作記

 車体の輪郭が大体形になってきたところで、車内に組み入れるパーツ類の工作に着手しました。上図のようにパーツの大部分は元キットのタミヤのガントラクターのそれを活用しました。上図の茶色のパーツです。それ以外にも必要なパーツがあり、ジャンクから適当なものをみつくろっておきました。

 

 シートやハンドルなど、組めるものは全て組んでおきました。前照灯の基台は適当なパーツがジャンクにも見当たらなかったので、プラ板で自作しました。上図の下の2個の白いパーツが自作した前照灯基台です。

 

 車体の左右側面の4ヶ所の窓にハッチを取り付け、右側面にアンテナ基部を取り付けました。劇中車では陰になっていて見えませんが、実車のⅡC型には付いていますので、それに倣いました。なおこのアンテナ基部は、バージョンごとに装着位置が異なるので、識別点の一つである、とナガイ氏に教わりました。

 

 背面の牽引具を取り付けました。これも劇中車のシーンでは見えない箇所ですので、実車の写真を参考にしました。

 

 参考にした実車写真です。

 

 車体前端左右の牽引ホールドを取り付けました。

 

 劇中車の車体前端左右の牽引ホールドは、赤円内にかろうじて視認出来ます。実車でも同位置にみられます。

 

 前照灯およびその保護枠を取り付けました。実車のバージョンによっては保護枠が無いケースもありますが、前掲の劇中車シーンには前照灯の保護枠が認められますので、それに合わせてプラ棒で再現しました。

 

 バックランプは、実車写真では付いていないのが殆どですが、ナガイ氏は「元のCMP FATでは赤い反射板が多かったらしいんで、それに合わせてみたらどうや?」と提案してきました。劇中車の後半部は見えませんから、ナガイ氏の提案に乗りまして、丸い反射板のパーツをジャンクから探して取り付けました。

 

 ハッチのスリット部をプラ板で追加し、後部フェンダー上の雑具箱をジャンクから調達したうえで、全体観をチェックするために一度車体をシャーシーの上に仮組みして、車輪も仮付けしてみました。
 御覧のとおり、実車のⅡC型の外見にほぼ近づけているようです。なんとか形にはなったかな、と一息ついたことでした。  (続く)

 


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聖グロリアーナ選抜 チンディット テトラーク(リボンの武者版) 作ります !!  その7

2020年12月19日 | ガルパン模型制作記

 ステップ23では砲塔の各部を組み立てます。ステップ24では砲身の尾部などを組み立てます。いずれも複雑で細かい組み立て工程が中心ですが、作中車では色々と省かれている箇所がありますので、それらに該当するパーツは全て不要とします。また、インテリアを省きますので、砲塔内部におさまる砲身の尾部なども不要とします。

 ステップ23で組み付けるのは、右側面につける前照灯と、ラッパ形のアンテナの2点だけです。後者はキット指示ではエッチングパーツのP10とP26によって作りますが、パーツの曲げ加工と組み付けがややこしいため、アスカモデルのパーツから同形のパーツを利用して取り付けます。
 ステップ24では、砲身基部のB6、B34、B71、B72を組み付けますが、可動にするにはパーツの強度が心もとないため、砲の俯仰は諦めて接着固定します。

 

 まず、砲塔本体の背面と右側面の赤枠内のモールドを削り取ります。いずれも作中車には無いからです。

 

 御覧の通りです。背面には何も付いていません。なお、ラッパ形のアンテナが左側面にのみ付いているのも確認出来ます。

 

 御覧の通り、作中車の砲塔右側面に付いているのは発煙筒と前照灯だけで、あとは何もありません。

 

 以上の作中車の諸特徴に合わせて組み付けました。シンプルな外観にまとまります。

 

 右側面の前照灯と、左側面のラッパ形アンテナのパーツです。後者はアスカモデルのパーツを転用します。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ24で組み付けるパーツです。砲身尾部などインテリア関連は省きました。完成後に砲塔ハッチを開閉自在として、ねんどろいどぷちのオレンジペコやローズヒップを乗せて楽しむことも可能ですが、その場合は砲身尾部などインテリア関連パーツを省いておかないと、ねんどろいどぷちのオレンジペコやローズヒップがつっかえてうまく搭乗させられないわけです。

 

 組み上がりました。とにかく、今回の製作ではインテリア関係を全て省略しています。それにもかかわらず、トラス状の足回りなどの組み立てが大変だったこともあり、作業量は軽減出来たものの、根気や集中力などの精神面での負担はあまり減っていないな、というのが個人的な実感でした。

 なので、この車輌はもう二度と作りたくない、と改めて思いましたが、後日、サークルの先輩アンドー氏の「イヨマンテの祈り」なる意味不明の企みによって、再びこの車輌のキットに取り組むという、予想外の展開に直面することになります。  (続く)

 


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聖グロリアーナ女学院 ACV-IP(インド型装輪装甲輸送車) 作ります !!  その3

2020年12月18日 | ガルパン模型制作記

 シャーシーと車輪が組み上がりましたので、フェンダー部分の工作に移りました。タミヤのガントラクターのパーツを転用するのはこのフェンダー部分までと、車内の幾つかの小部品です。それら以外の車体部分はプラ板での自作となります。

 

 フェンダー部分は、前部の丸い部分をカットして、上図のようにプラ板で組み直しました。劇中車のフェンダーはマークⅡC型のそれに近いので、設計図や実車画像などを参考にしてなるべく形を似せました。この自作フェンダー部分をベースにして車体をプラ板で組み上げてゆくことになります。
 この作業と並行して、パーツ上面のモールドの大部分を削り取りました。車内の底面になるため、後部シートの基台以外は削り取ってフラットにしておきました。

 

 車体の製作は、上図のように前面装甲板から始めました。劇中車をトレースした1/35スケール設計図に合わせてプラ板を切り、組み合わせてゆきました。前面装甲板の傾斜角度は、フェンダー前部の傾斜に一致します。
 前面装甲板が仕上がったら、左右の側面装甲下板を貼り合わせてゆきました。同時に、前後のフェンダーの間にある収納ボックスもプラ板で作りました。

 

 内側から見た様子です。フェンダー前部をプラ板で自作する際に支持板がどうしても必要になったので、上図のように横に一枚のプラ板をかませて左右のフェンダーを支えるようにしました。ですが、この支持材のために前部シートの位置が高くなります。実際のACV-IPの車内とは異なりますが、劇中車は内部が見えないままであるため、車内構造の多少の変化は問題にならないものと割り切りました。

 

 車体の側面装甲下板を全て入れ、続いて車体後部の左右側面板を取り付けました。車内の隔壁も設けて、乗車空間とエンジンルームとを分けておきました。

 

 これで車体の大体の輪郭がイメージ出来るようになりました。側面装甲下板の上に側面装甲上板を繋いでゆくことで、車体が形成されます。各面のパーツをプラ板から切り出してサイズを合わせ、貼りつけてゆきました。

 

 側面装甲下板の上に側面装甲上板を繋ぎました。後部に細い天井板を貼って左右の装甲板をしっかりと固定し、車体の輪郭に歪みが生じていないかをチェックしました。車体後部のエンジンルームの上にも天板を仮組みしました。

 

 乗車空間を後ろから見た様子です。御覧のように床面にもプラ板を敷きました。

 

車体後部の天板からの傾斜板も貼り付けました。劇中車のワンシーンにおいてはこの車体後部が見えませんが、とりあえず実車のⅡC型の高さを参考にしてそれらしく拵えました。

 

 前面装甲板のほぼ中央、操縦手ハッチおよび銃手ハッチの下にV字形の跳弾板を付けました。左右の前側面装甲には覗き窓をあけました。これに後でハッチを取り付ける予定です。  (続く)

 


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聖グロリアーナ選抜 チンディット テトラーク(リボンの武者版) 作ります !!  その6

2020年12月17日 | ガルパン模型制作記

 ステップ18では、車体後部およびエンジン点検ハッチ上の装備品を取り付けます。作中車においては装備品が全くありませんので、C29、C40、D16、D18、D29、D44、D45は不要となります。

 

 御覧のとおり、作中車の車体後部およびエンジン点検ハッチ上には何もありません。

 

 なので、上図のパーツを組み合わせるだけで済みます。

 

 ステップ19では、ステップ18で組んだ部分を車体に合わせます。シャベルC7およびエッチングパーツ全ては不要です。

 

 組み付けました。

 

 ステップ20から砲塔部分の組み立てに移ります。インテリア関連のパーツは全て不要ですので、次のステップ21の工程も不要となります。必要なパーツは砲塔底部B73およびB94、B95の3点だけです。

 

 砲塔底部B73およびB94、B95の3点のパーツです。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ22でもインテリア関連のパーツは全て不要です。外側の左右の発煙筒とアンテナ基部を作ります。B55は該当部品が作中車に見えませんので不要です。

 

 砲塔本体のH、発煙筒のパーツC50、C51、D12、アンテナ基部のB56のパーツを切り出しました。

 

 組み上がりました。組み立ててみますと、けっこう作中車が細部を省いたりしているのが分かります。車外装備品類も装備していませんから、かなりの数のパーツが不要となります。しかし、今回の製作で不要となったパーツ類は、他の車輌の製作時に転用出来たりして役に立つ場合が有り得ますので、捨てずに保管しておきます。  (続く)

 


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