気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガールズ&パンツァー ツールボックス 2種

2015年11月30日 | ガールズ&パンツァー

 上図は、さる11月14日に発売された、「ガールズ&パンツァー ツールボックス」3種のうちの2種です。御覧のように、大洗女子学園バージョン、黒森峰女学園バージョンのデザインです。もう1種は日本戦車道連盟バージョンで、それは劇場版の前売り券とセットで販売されていたため、購入は見送りました。

 2種を同時にアマゾンで予約して購入しましたが、届いた実物を見ると、思ったよりも小さいのに驚きました。ヨドバシやジョーシンの模型売場でも扱っているので、模型工作用のツールボックスであるわけですが、キャパシティもそんなに無いため、ツールボックスとしての使用は諦めました。

 現在はガルパン関係の小物やポストカードなどの収納に使っています。シールとかカード類は、大洗行きで得たものも相当数にのぼりますので、整理してまとめて収納しました。あと、北見工芸さんで購入したカッティングシート、宿泊特典のカードやパンフレット類も全てまとめて入れましたので、今までのように「あれはどこへやったっけ・・・」などと探し回ることも無くなりました。
 アマゾンでの案内情報はこちらこちら

 ガルパングッズは今後もしばらくは増えると思いますので、収納用のボックスももうちょっと大きいものが欲しいところです。以前に販売していたガルパンのコンテナボックス、あれを再販してくれませんかね・・・。

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黒森峰女学園 70(V)ラング 作ります!! その5

2015年11月29日 | ガルパン模型制作記

 ステップ10では、装備品のシャックルとスパナを組み立てます。劇中車においては、シャックルは立ててセットしますが、留め金具はパーツのモールドのままでいいと思います。
 ステップ11では、各種の装備品をエンジンフード上に取り付けます。ガルパン仕様に作る場合には、幾つかの修正および変更点があります。


 ワンシーンにて劇中車の状態を見ましょう。まず斧のC39は柄が短くて留め具の位置が異なります。クリーニングロッドはパーツC4とは形も長さも違います。Ⅳ号戦車用の装備品と同じ形ですが、それよりも柄が短くなっています。
 スコップは先端カバーの形状が独特で、先端が切れるのでスコップの先が見えます。留め具の位置も異なるので、パーツC29は改造しないと使えません。シャックルC44、C45は、装着位置が前寄りになり、向きも少し異なります。工具箱のC38は、形もモールドも省略されて蓋だけのような感じになり、表面もフラットになっています。


 したがって、車体パーツの取り付け穴の幾つかも修正する必要があります。それとは別に、不要なモールドも幾つかありますので、削り取ることになります。


 車体パーツにおける修正ポイントを上図にまとめてみました。赤枠で記したモールドは全て不要ですので削り取ります。また黄枠または黄線で示した箇所は上図のように修正していきます。
 実は、エンジンフード上面の元々の形状が劇中車と若干異なりますので、完全な再現は不可能です。なので、一気に全てを修正するのではなく、それぞれのパーツを仮組みして位置やバランスをみながら、少しずつ手直ししました。


 不要モールドの大半を削り、左上方の蓋と長方形の突起を追加した段階です。右端には工具箱のC38が見えますが、これは削って薄い板に改造しました。斧のC39は柄を約2ミリ詰めました。


 薄い板に改造したC38を接着しました。スコップはパーツC29を改造するよりもドラゴンのジャンクパーツに手頃なものがあったので、それを転用しました。柄の長さはピッタリでしたが、カバー先端と留め具の位置を修正しました。
 右側に、各パーツを切り出して並べましたが、クリーニングロッドのパーツC4だけは形も長さも違うので使えず、代わりにⅣ号戦車車外装備品セットからパーツD26を調達してきました。


 続いて通気グリル周りの縁モールドを全て削り取り、装備品を次々に取り付けました。改造したり修正したりの手間が全く必要なかったのは、ポールのC5、ワイヤーカッターのC38、パールのC46、スパナのC40とC41でした。
 クリーニングロッドはⅣ号戦車車外装備品セットのパーツD26でも長いので、柄を約5ミリ短くしましたが、仮接着の際に上図のように変な感じについてしまい、後で手直ししました。


 色々と工作ポイントが多くて、作った私自身も混乱しがちなので、上図にてこの時点での改造および修正箇所を全てまとめました。ご参考になれば幸いです。


 ステップ12では予備転輪を組み立てますが、これは劇中車にはありませんので不要です。
 続くステップ13では、更に各種のパーツを取り付けてゆきます。予備履帯ラックのB1、消火器のC42は劇中車にありませんので不要です。ガルパン仕様への変更点は三つあります。


 公式設定資料図にて確認しましょう。アンテナ基部の位置がキットの位置よりも上寄りです。クランクロッドの装着位置が、キットの指示よりもやや後ろになります。予備転輪積載ベースの転輪固定用フレームは下げて収納されており、中央のV字形の留め具もキットパーツより小さいです。


 各パーツを切り出しました。このうち、パーツへの改造が必要なのはV字形留め具のC43だけです。


 予備転輪積載ベースの転輪固定用フレームC31、C32は基部をカットして縮め、ダボ穴に通して下までさげました。V字形留め具のC43は、高さを約2ミリ、底部を約2ミリ縮めて改造しました。


 クランクロッドのC27は、装着位置をガイド指示よりも後ろに約1ミリずらしました。アンテナ基部のC2は、ガイド指示よりも約1ミリ上にセットしました。厳密には形状も少し違うのですが、ここではパーツのままにしました。


 上図にて、この時点での改造および修正箇所を全てまとめました。今回のキットの制作においては、前面装甲部分とこのエンジンフード上の装備品の配置が、ガルパン仕様へのポイントの集中範囲です。劇中車に近いとされるタミヤの新キットでこの状況ですから、旧キットの場合は更に大変な作業となるでしょう。


 ステップ14では、ジャッキやバックライトを取り付けます。いずれもガルパン仕様への変更が必須です。ガイド通りに取り付けるのは、ハンドルC1だけです。


 公式設定資料図を見ると、ジャッキは、ガルパン戦車には珍しくハンドルもついていて、しかもハンドルが展開状態になっています。その留め具は、前の1個しか見当たりません。
 バックライトは、キットのパーツとは異なり、Ⅳ号戦車のそれと同形式です。


 そこでジャッキは、ハンドルだけをドラゴンのジャンクパーツに交換して展開状態にしました。今までのガルパン戦車キットの制作によって、こうしたジャンクパーツが色々と揃ってきているのは有難いことです。留め具のA3は1個だけを準備しました。
 バックライトは、キットのパーツC3の代わりにⅣ号戦車車外装備品セットのパーツD3を使用し、ガイド指示よりも外側にずらして取り付けました。 (続く)

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ガールズ&パンツァー 劇場版  京都、大阪での視聴

2015年11月28日 | ガールズ&パンツァー

 きのう11月27日、京都と大阪の二ヶ所の劇場で「ガールズ&パンツァー 劇場版」を視聴しました。模型サークルの知人T氏と一緒でした。T氏も私も京都市内に下宿があるので、京都の劇場「T・ジョイ・京都」には早朝に行くことが可能でした。それで朝一番の9時からの上映に間に合うように、8時45分に「T・ジョイ・京都」にて落ち合いました。


 施設内に貼られた巨大な布ポスターです。T氏が「上映期間が終わったら、ああいうのは捨てちゃうんやろうかねえ」と話していました。この種の販促品がどうなるのかは、私にも分かりませんでした。


 劇場版公開記念のオリジナルソーダを販売していました。その購入特典の一つは終了していたので、公開初日からの三連休でいかに賑わったかが容易に察せられました。


 ショップではガルパン戦車の公式キットがずらりと並んでいました。T氏は大喜びで一つずつ見ていましたが、そのうちに「みんな定価のままやねえ」と呟いていました。量販店のように値引きをしないからでしょう。


 劇場版関連グッズは大半が完売していて、在庫があるのは上画像の品々および缶バッジ、卓上カレンダー、クリアファイルだけでした。来場者の大半がTシャツの有無を問い合わせていたところをみると、今回のグッズ類のなかではTシャツが人気があるようでした。

 二度目の視聴は、シアター6の後ろの方で二人並んでやりました。T氏は「二回目はストーリーが分かってるからそれぞれのシーンを深く味わえて楽しいねえ」と話していました。
 視聴後、T氏の希望にて近隣のサークルケイサンクスを三軒回って一番くじを探しましたが、いずれも完売していました。


 午後からは大阪に移動して「梅田ブルク7」に行きました。大阪駅から地下街経由で楽に行ける位置にあり、T氏も私も「阪神百貨店の南のイーマビル」という覚え方で共通していました。


 「梅田ブルク7」では上図のタイトルでガルパンのパネル展示がありました。


 パネルの一つ、黒森峰女学園の戦車群です。個人的に好きな戦車がドイツ軍のそれなので、こうしたパネルを見ると楽しくなります。
 三度目の視聴は、シアター6の前の方で二人並んでやりました。T氏が「今回はガルパンのコンボセットも楽しむとしますかね」と提案してきたので、ポップコーンと好きなドリンクを買いました。


 今回の来場者特典の色紙は、二ヶ所とも補充がなされていて貰えました。上図は「T・ジョイ・京都」の特典色紙で、ケイとダージリンのコンビでした。左は、使用した前売り券です。


 こちらは「梅田ブルク7」の特典色紙で、愛里寿と西住みほのコンビでした。使用した前売り券はレオポンさんチームバージョンでした。


 「梅田ブルク7」で購入して食べたガルパンコンボセットのパッケージとビニール袋です。付録の特典クリアファイルは生徒会カメさんチームのバージョンでした。


 「梅田ブルク7」で購入したグッズは二つでした。左はTシャツの黒森峰デザイン、右は劇場版デザインのマウスパッドです。
 「梅田ブルク7」ではガルパン戦車の公式キットの販売はやっていませんでしたので、視聴後に大阪駅北のヨドバシへ立ち寄ってガルパンプラモコーナーなどに行きました。
 T氏はファインモールドの知波単学園の戦車キットを三種類とも買い、私は主に塗料やサンドペーパー、ボルトセットなどのパーツ類を買いました。どうやってガルパン仕様に作るか、について質疑応答を重ねつつ、他キットのパーツを転用する場合はどれがいいか、などを商品を指したり中身を見たりしながら色々と話し合いました。
 やっぱり、ガルパン戦車プラモを共に楽しむ方が身近にいてくれると、楽しさも格別ですね。
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ねんどろいどもあ Ⅳ号戦車 D型改(H型仕様)+ねんどろいどぷち あんこうチーム

2015年11月27日 | ガールズ&パンツァー

 去る11月15日のあんこう祭りにて先行販売されていた、グッドスマイルカンパニーさんの「ねんどろいどもあ Ⅳ号戦車 D型改(H型仕様)」です。一般販売分が11月18日より数量限定方式にて予約受付開始となりました。公式サイトでの案内情報はこちら

 これは、2014年12月に発売された第一弾の「ねんどろいどもあ IV号戦車D型」に続くものですが、ねんどろいどぷちのあんこうチーム5人が付属しているのがウリです。そのぶん価格も高いですが、現時点でねんどろいどぷちのあんこうチーム5人のいずれもが中古品でしか入手出来ず、販売価格も高騰していることを考えますと、今回のセットは大変にお得とも言えましょう。

 劇場版公開にあわせたタイミングで予約開始となりましたが、これは要するに劇場版にて活躍するあんこうチームの搭乗車輛がⅣ号戦車 D型改(H型仕様)だからでしょう。
 Ⅳ号戦車 D型改(H型仕様)については、プラッツ発の公式キットもリニューアルされるらしいです。全登場戦車キット化プロジェクトの一環なのでしょうが、元となるキットがタミヤなのかドラゴンなのかが気になるところです。
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ガールズ&パンツァー 劇場版  初めての視聴

2015年11月26日 | ガールズ&パンツァー

 きのう11月25日、兵庫県姫路市の「アースシネマズ姫路」にて「ガールズ&パンツァー 劇場版」を初めて視聴しました。模型サークルの知人A氏、T氏と午前中に国宝姫路城を見物し、早めの昼食をとった後、正午過ぎからの上映を楽しみました。
 上図は、「アースシネマズ姫路」が入っている商業施設の「テラッソ」です。JR姫路駅東口から徒歩1分の至近に位置しています。


 最初の計画では大阪市の「梅田ブルク7」で観る、ということでしたが、パンフレット等の劇場販売グッズ類が連日完売しているとの情報を得たA氏が、まずは地方の劇場へ行った方が劇場販売グッズを買えるだろう、と劇場の変更を提案したのでした。
 そういえば、A氏とは、アンツィオ戦OVAの時でも「梅田ブルク7」へ行き、パンフレットすら買えなかった記憶があります。その二の舞は避けたい、というA氏の心情には頷けました。
 上図は、「アースシネマズ姫路」の入口です。


 フード販売コーナーでは、上図のガルパンコンボセットも売っていました。アンツィオ戦OVAの時でも似たようなのを見かけましたが、今回はミニクリアホルダーが特典としてついていました。
 T氏はガルパンの映画を観るのが初めてで、ガルパンコンボセットを「食べたいというより、記念に欲しいわけです」と言って購入し、コーナーの販売グッズを珍しそうに一通り見て回っていました。


 上映スクリーンは、8番でした。私たちは三人とも前売り券を持参しており、席はそれぞれの好きな位置を選びました。
 三人で並んで観てもよかったのですが、A氏が「初回はめいめいの位置でそれぞれに楽しんでそれぞれに感動を味わおうぞ。皆で並ぶのは次にしよう」と提案し、それが良いと同意しました。


 上映時間は12時5分からでした。A氏は観客席のほぼ中央あたり、T氏は右側のやや後ろ、私はお二人のちょうど中間にあたる席につき、それぞれの120分を楽しみました。


 パンフレット等の劇場販売グッズは、A氏の予想通り、取扱い品はほぼ全部が揃っていました。それでめいめいに好きな品を買いましたが、視聴後に出てもう一度買おうとしたら、その時はほとんど完売していました。最初にまとめて買っておくんだったな、と後悔しました。
 とりあえず、パンフレットはゲット出来ました。右は使用した前売り券で、ウサギさんチームのデザインです。


 パンフレットのほかに、上図のキャラバッジコレクションBOXも買いました。グッズ展示ケース内にBOXが並べてあったので、これは箱買いの品なのか、と思ってそのままBOXで買ったのですが、後で単品バラ売りをレジカウンターにてやっていると知りました。
 T氏は私と同じようにBOXで購入していましたが、A氏は「俺は12枚も要らねえのよ、2枚でええのよ」と呟いてレジカウンターで単品パックを2つ購入していました。休憩コーナーにて早速開封していましたが、まず缶バッジの大きさに驚かされました。「大阪ぼちぼち作戦」の景品バッジよりも大きいのでした。そして2枚のデザインは、アヒルさんチームとカモさんチームでした。

「これは、また、ええ組み合わせやのう」
「これが、ええんですか?」
「二つとも鳥やろ?これが、ほんまの一石二鳥やな」
「ああ、そういうこと・・・」
 T氏にはこのやり取りが受けたようで、アッハッハと楽しそうに笑っていました。


 そして、三人とも購入したのが、上図の卓上カレンダーでした。T氏が「これを制作デスクに置いとくと、ガルパン戦車プラモ作りも楽しく過ごせるねえ」と笑っていました。デザインが戦車をメインにして構成されているので、その雰囲気には間違いなく浸れることでしょう。
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黒森峰女学園 70(V)ラング 作ります!! その4

2015年11月25日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8では、左右フェンダーを取り付けます。ガルパン仕様への工作が一ヵ所追加されます。


 公式設定資料図を見ると、後部フェンダーにおいて、キットパーツにはない蝶番状の金具とフェンダーピンがついているのが分かります。これを再現します。


 左右フェンダーのパーツ、B10およびB34です。


 問題の部分は、キットパーツではこのような状態でモールドされています。蝶番状の金具とフェンダーピンは無く、ボルトが並んでいます。


 車体側のボルト5個を削り取って、平らに均しました。


 劇中車の形状に合わせて、プラ板で蝶番状の金具を作りボルトも再現し、真鍮線でフェンダーピンを追加再現しました。


 改造を終えた左右フェンダーのパーツを、車体に取り付けました。最初の段階で前部上面装甲板を切り離して傾斜をつける改造をやりましたので、左右フェンダーのパーツとの合わせも若干の調整が必要でした。前部上面装甲板の傾斜化によって、僅かに隙間が生じたうえ、端部で干渉するので少し削って合わせました。


 上から見ると、こんな感じになりました。


 ステップ9では、車体前面装甲の部分を組み立てます。最初に大幅な改造を施した部分であり、ガルパン仕様への工作ポイントも多いので、今回の制作において最も手間がかかるステップと言えます。


 公式設定資料図にて工作ポイントのそれぞれを再確認しました。エンジン点検ハッチは僅かに浮き上がった状態でセットされます。前部牽引ホールドの形状がキットパーツと異なります。溶接痕および合わせ目がありません。前部フェンダーのピンが内側につけられています。
 そして、前部フェンダー内側の側板が水平にカットされています。キットパーツでは斜めになっていますが、前部フェンダー全体の形状や寸法そのものが劇中車と異なりますので、この部分の修正は全体のバランスを考慮して後で行なうことにしました。


 組み立てに先立ち、切り離し改造して仮組みのままだった車体前面装甲を傾斜させて接着し、合わせ目などをパテで入念に埋めて整形しました。厳密にはもう少し傾斜角をつけたいところですが、それをやると主砲防盾カバーC63の下端と干渉してしまい、更なる改造が必要になってしまいます。
 既にステップ1での改造にてC63の下端を約0.5ミリほど削りましたので、これ以上削ると主砲防盾カバー全体の形状に違和感が生じて車輛の正面観そのものに狂いが生じます。それで、今回は上図のような状態にとどめました。

 今回のラングにおいても改めて思ったのですが、総じて黒森峰女学園チームの車輛は大洗女子学園チームの車輛よりも劇中車独自の要素が多いように見受けられます。大洗女子学園チームの車輛では装備品が無い、細部の形状が異なる、各所のモールドが無い、等の相違で済んでいますが、黒森峰女学園チームの車輛では溶接痕および合わせ目の有無が顕著なうえ、ヤークトパンターや今回のラングのように車体形状そのものが微妙に異なっているケースが含まれます。
 つまり、ガルパン仕様への改造がそれだけ難しくなっている訳ですが、先行作品の殆どはそれに全く言及しておらず、作品もほとんど素組みに近い状態で紹介されるケースが大部分を占めます。劇中車独自の要素にあまり留意せずに作ったのだろう、と推測される作品が殆どですが、なんとなく分かる気がします。本気で劇中車に合わせようとしたら、今回のような修正や改造の繰り返しを余儀なくさせられるからです。

 なので、黒森峰女学園チームの車輛は、パンターG型やⅢ号戦車J型のように作り易いケースもあるけれど、ガルパン戦車プラモの中では難度がかなり高いです。王者の特徴の一つ、でしょうか(苦笑)。


 組み付けるパーツを切り出しました。


 エンジン点検ハッチのP11は可動にしたいので接着しませんが、僅かに浮き上がった状態にするべく、裏にプラ板を貼り増ししました。


 車体に取り付けると、こんな感じになりました。僅かに浮き上がった状態です。後で気づいたのですが、向きが逆についています。接着しないから良いのですが、向きが逆であることに気付かずにはめ込み、そのまま塗装段階まで行ってしまいました。
 なので、それ以降の画像でも、時々逆にはめ込んである状態になっています。アホなホシノのつまらないミス、とお笑いいただければ結構です。


 続いて、装甲板C20の両端につけた前部牽引ホールドC20、C21の形状を修正します。原状は上図のように裾が広がって三角形に近い形です。


 劇中車の形状に合わせて、C20、C21の裾部分をカットして修正しました。


 修正が完了しました。この状態で車体に取り付けます。


 左右の前部フェンダーB2、B3です。原状ではいちおうピンもモールドされていますが、表現が簡易化されているようです。


 劇中車の形状に合わせて、真鍮線でフェンダーピンを追加再現しました。この状態で車体に取り付けて、ステップ9の工程を終えました。

 このような小改造があちこちに必要である分、タミヤのラングの新キットが、かなり細部の表現を省略していることが分かります。フェンダーピンやボルトのような細かいモールド部分に関しては、ドラゴン系キットの方が再現度が高いなあ、と改めて感じました。 (続く)

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サークルK・サンクス  ガールズ&パンツァー 劇場版フェアの景品

2015年11月24日 | ガールズ&パンツァー

 サークルK・サンクスの「ガールズ&パンツァー 劇場版フェア」が11月17日からスタートしていますが、その三日後の20日の時点で景品の全てが集まりました。キャラクター指人形は8種類、キャラクターペーパーフィギュアは8種類あります。

 上図は、11月21日時点で手元に揃った全ての商品と景品です。キャラクター指人形は8種類1セット、キャラクターペーパーフィギュアは8種類2セットおよび秋山優花里の17枚です。これらを揃えるのに要した費用は、全部で996円でした。


 購入費用が996円で済んだのは、私が購入したのが上図の3件6点だけだったからです。後は全部貰ったものです。
 実は、現在の職場の向かいにサークルK・サンクスがあり、近隣にも4店舗が分布します。職場の同僚の皆さんが毎日、お昼の弁当や飲み物やタバコなどをサークルK・サンクスで買っています。お昼をカップヌードルで済ませている人も何人かいます。その大部分が、私がガルパンファンであることを知っています。すると、どういう成り行きになるかは、もうお分かりでしょう。

 17日の休憩タイム時に、「サンクスで星野さんが好きなガルパンのフェアやってるで。知ってる?コーヒー買って貰ってきたからあげるで」と最初の指人形を貰い、「いまカップヌードル買うとガルパンのカード(キャラクターペーパーフィギュアのこと)が貰えるんよ、ホラ」と一枚目のキャラクターペーパーフィギュアを手渡されました。それから色んな方に景品をいただきましたが、わざわざ「あと何が無いのか」とまだもらってない品を確認してきては翌日にそれをゲットして下さる方もいて、あれよあれよという間に前述の品々が揃ってしまったわけです。

 私自身も、つられるようにして19日に買いに行きました。カップヌードルのコーナーにてキャラクターペーパーフィギュアの好きなのを選べること、指人形は三ツ矢サイダーまたはグランドワンダ微糖の2本セットについていてこれも好きなのを選べること、を知りました。道理で、皆さんが気軽に買ってきて景品だけくれるんだな、と納得いたしました。本当に、有難いことでした。


 個人的には、上図のキャラクターペーパーフィギュア8種類がなかなか良いな、と思いました。裏面のパネルを一枚につなげると上図のように一枚の画面になります。
 キャラクターパネルの方は、よく見ると大洗の商店街に設置されているキャラクターパネルの第二弾のデザインと同じです。つまりは大洗のキャラクターパネルのミニチュア版なのですね。西絹代も、このデザインで大洗のどこかのお店に設置されるのでしょう。ミニサイズですが、組み立てて飾れば、大洗に居るような気分にもなれます。

 あと、秋山優花里は、以前のフェアにて1/1サイズのパネルが登場していましたね。そして今後のファミリーマートとの統合の件により、今回のデザインの制服も無くなる可能性がありますので、その意味では秋山優花里がとくに貴重な景品となるでしょう。
 なので、自分でカップヌードルを買った際に、キャラクターペーパーフィギュアは迷わずに秋山優花里を選んだ次第です。

 ともあれ、なかなかいいものを景品化して下さいましたね、サークルK・サンクスさん。
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ガールズ&パンツァー フレーム切手セット「劇場版公開記念大作戦です!」

2015年11月23日 | ガールズ&パンツァー

 ガルパン切手シリーズの第三弾は、劇場版公開を記念して特典3種類付きのフレーム切手セットとなりました。1セット5000円、ブックレット、ポストカードなどが付きます。既に11月15日のあんこう祭にて先行販売が実施されましたので御存じの方も多いと思われます。

 そして11月18日から、全国の郵便局(簡易郵便局を除く)で予約受付が始まりました。期間は2016年2月29日までです。申し込み方法は、郵便局の窓口で直接行う、郵便局ネットショップにて予約する、の二通りです。


 私自身は、去る11月19日に、近くの郵便局へ行って窓口にて直接申し込みました。上図のチラシが置かれてあり、カタログ販売申込書がセットされていました。


 右がチラシの裏面、左がカタログ販売申込書です。チラシの裏面に記載されている「申込書記入例」を参照してカタログ販売申込書に必要事項を記入します。依頼主の名前と住所、お届け先住所、申込み商品名および商品番号などを書き、代金を添えて窓口に提出します。

 商品の発送は、12月11日までの予約申し込み分は2016年2月2日からの二週間以内、12月12日以降の予約申し込み分は2016年3月31日からの二週間以内、になるということです。
 公式サイトでの案内情報はこちらこちら。郵便局ネットショップ窓口はこちら
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黒森峰女学園 70(V)ラング 作ります!! その3

2015年11月22日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6では、背面パネルのマフラーなどを取り付けます。ガルパン仕様への工作ポイントは5つあります。


 その5つのポイントを、公式設定資料図にて確認してみましょう。一つ目は、排気管の先端に偏向ノズルがつきます。二つ目は、ジャッキ台の留め金具の形状です。三つ目は、燃料注入口の蓋C6の向きが横であることです。四つ目は、燃料注入口の本体C7の取り付け位置が少し右寄りであることです。五つ目は、中央牽引ホールドの中にチェーン留め金がつけられている点です。
 このうち、一つ目の偏向ノズルは、他キットのパーツを転用します。五つ目のチェーン留め金も他キットのパーツが使えますが、形状がシンプルなので、今回はプラ材で自作しました。


 パーツを全て切り出しました。他キットパーツ転用の偏向ノズル、自作したチェーン留め金も揃えました。


 自作したチェーン留め金は、パーツC22の中央に穴を開けて入れますが、既に軸部はモールドされています。が、ここはいったんモールドをカットして、自作パーツに置き換えることにしました。


 自作したチェーン留め金を装着した状態です。


 ジャッキ台のパーツc18です。原状は上図の通りで、基部に留め具が回っています。劇中車ではその一部が切れています。


 劇中車の形状に合わせて、留め具の一部をカットしました。


 排気管パーツC12の先に、他キットパーツ転用の偏向ノズルを取り付けました。


 燃料注入口の本体C7を、やや右寄りに取り付け、蓋C6の向きを横にしました。ガイド指示では、C7はマフラー基部C11に隣接し、蓋C6の向きは縦向きになっています。


 ステップ7では、車体上部裏面のパーツを組み付けます。ここで取り付ける背面パーツのB5において、ガルパン仕様への修正が必要となります。


 公式設定資料図にて確認しますと、御覧のように三ヵ所のボルトパターンが異なり、また下端にはキットパーツに無い上向きのボルトが12個並びます。これらを再現します。


 パーツを全て切り出して組み立ての準備をしました。


 修正前の背面パーツB5です。三ヵ所のボルトパターンは御覧のとおりで、下端のボルトの並びはまったくモールドされていません。


 修正後の背面パーツB5です。左右でボルトを1個ずつ削り取り、中央では2個を削って2個の位置を変更しました。


 この段階で他のパーツと一緒に車体パーツに組み付けました。


 最後に、背面パーツB5の下端のボルトの並びを再現しました。12個付けたつもりでしたが、後で数えてみたら13個でした。
 ささやかなミスでしたが、後日に写真を見た模型サークルのT氏に「12個じゃなくて13個が正しいかもしれないよ」と言われました。それでもう一度公式設定資料図にて数えてみたところ、13個である可能性も出てきました。一部のボルトが隠れているのではっきりとは分かりませんが、13個であるならば、今回の工作のままでOKであることになります。 (続く)

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ガールズ&パンツァー 劇場版  本日より上映スタート

2015年11月21日 | ガールズ&パンツァー

 きょう11月21日より、「ガールズ&パンツァー 劇場版」の上映が始まりました。これに合わせての物販やイベントが前後に集中していますので、福沢諭吉が何人も吹っ飛ぶことは確実です。

 私自身は、模型サークルの知人A氏やT氏と同道にて視聴する予定ですので、三日ぐらい後になりそうです。前売り券を四枚買いましたが、一枚はA氏と大阪梅田ブルク7にて、一枚はA氏やT氏と京都T.ジョイにて、一枚はA氏と姫路アースシネマズにて利用します。残る一枚は、おそらく奈良TOHO橿原あたりかな、と予想しています。

 上映開始後は週ごとに来場特典が入れ替わり、劇場販売グッズも販売時期が一週目からと二週目からに分かれますので、詳細を確認のうえ、行きたいタイミングを選んでゆくことになります。
 来場特典の案内情報はこちら。劇場販売グッズの案内情報はこちら

 A氏もT氏もアニメファンで模型ファンですから、映画視聴のみならず、近隣のアニメショップや模型専門店巡り、一番くじ、サークルKサンクスのフェアなども楽しみたいと話しています。
 もちろん、私も賛成ですが、問題は軍資金ですね・・・。
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ガールズ&パンツァー劇場版本予告からの情報  その四  どこですか・・・?

2015年11月20日 | ガールズ&パンツァー

 劇場版の公開スタートが、ついに明日に迫りました。月日の経つのは早いものですね。今回は、劇場版本予告に登場している場所を色々とみてゆきます。
 周知のように、ストーリーの序章にあたるとされているエキシビジョンマッチは、大洗女子学園&知波単学園と、聖グロリアーナ女学院&プラウダ高校の対抗試合の形で実施されます。この試合がいかなる経緯によって実現に至ったのかも知りたいところですが、それは明日より映画館にて明らかになります。


 試合が大洗にて開かれたことは既に予習PVによって明らかになっていますが、本予告の映像においてはさらに新たな景色が織り込まれました。上図は、大洗駅ですね。実際にはロータリーになっている場所ですが、プラウダ高校チームの戦車群が一直線に走り抜けてゆきます。


 上図は、大洗文化センターの東側の街路です。聖グロリアーナ女学院チームが大洗に入るのは二度目ですが、前回よりも広い範囲を動き回ったようです。ダージリン以下のノーブルシスターズの入浴シーンもありましたから、今回は大洗に一泊ぐらいして滞在したのかもしれません。


 試合は主に市街地の商店街ルートで行なわれているようです。上図は役場横から喫茶ブロンズの前に通じる街路です。大洗女子学園チームにおいては、カモさんチーム、アリクイさんチーム、レオポンさんチームの3チームが初めて地元での戦車戦に参加していますので、それらのシーンもまた色々と話題に挙げられることでしょう。


 今回は、大洗シーサイドホテルさんが派手に砲撃を受けて破壊されています。上図に後ろ姿を見せている大洗女子学園&知波単学園チームの戦車はいずれも砲を建物の方に向けていませんので、彼女らが建物を砲撃したのでないことは確かです。したがって、彼女らを追撃している側からの発砲による、建物への流れ弾の着弾シーンとみられます。
 ですが、大洗女子学園&知波単学園チームの戦車を狙ったにしては、弾着点が余りにも外れ過ぎているようです。というより、わざと大洗シーサイドホテルさんの建物に照準をあわせて破壊している、という感じです。これで、肴屋本店に続く新たな「聖地」が確立されることでしょう。


 建物が派手に破壊されているのは、大洗町役場も同様です。こちらは玄関エリアに大洗女子学園&知波単学園チームの一隊が陣取って応戦しているため、それを狙っての弾が建物に命中しているのだろうと思われます。
 陣取っているのが日本軍車輛である点が、太平洋戦線での防御線での日本戦車の姿を彷彿とさせます。これも一種のオマージュなのでしょう。アリクイさんチームの三式中戦車チヌが、友軍をかばうようにして砲を相手に向けているのが分かります。


 試合以外の場面としては、上図のシーンが挙げられます。テレビシリーズで描かれていた大洗女子学園の施設とは異なる雰囲気の校舎です。チームのメンバーが嬉しそうに走っているので、学園内の一施設か、または関連施設の一つであるのかもしれません。
 なお、この建物の元ネタは、大子町に所在する文化遺産の一つ「旧上岡小学校」です。多くの映画やアニメのロケ地になったことで知られています。「旧上岡小学校」についての案内情報はこちらこちら


 最後は、上図のシーンです。生徒会三役が居ますので、学校施設の一室であるようです。角谷杏が生徒会長席とみられる大シートに座っていますので、この部屋が生徒会室なのかもしれませんが、テレビシリーズにて描かれていた学園艦艦橋内の立派な部屋とは趣が全く異なります。「旧上岡小学校」を元ネタとした校舎施設の一室のようにも思われますが、詳細は不明です。
 が、なんとなく、大洗女子学園チームのメンバーが何らかの事情によって、居場所を変えているようにも感じられます。部屋の壁に優勝旗が飾ってあるところをみると、単なる滞在ではなく、生徒会三役の居所が完全に移転しているもののようです。

 果たして、劇場版ストーリーにおけるこの施設の場所はどこなのでしょうか。大洗女子学園チームのメンバーがそこに居るのは、どんな事情によったのでしょうか。答えは、明日に明らかになります。
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黒森峰女学園 70(V)ラング 作ります!! その2

2015年11月19日 | ガルパン模型制作記

 ステップ2では、サスペンションダンパーを取り付けます。ここで取り付ける上部転輪をゴム付き転輪に変更する事は前述しましたが、さらにもう二つ、ガルパン仕様への修正点があります。


 ワンシーンにて劇中車の様子を見ましょう。御覧のように、中央の上部転輪の位置が、キットのそれよりもやや後ろにあります。前から五番目の転輪のちょうど真上にあたります。そして最後尾のダンパーがついていません。最後尾のダンパーがつかないのは、ガルパンのⅣ号戦車系列車輌に共通した特徴でもあります。


 そこで下部車体パーツにおける改造から始めました。


 中央の上部転輪の位置を、右の鉛筆の円印に移動させます。転輪軸部は車体と一体成型にて表されていますので、基部で切り離す必要があります。


 アートナイフで少しずつ切り目を入れて、部品を破損しないように丁寧にゆっくりと切り離しました。後に残った穴は埋めました。


 切り離した転輪軸部を鉛筆の円印の位置に再接着しました。反対側の部品も同じ作業にて移動させました。最後尾のダンパーの穴は、プラ材を詰めて埋めました。


 ステップ3では、サスペンションボギーを取り付けました。ここは制作ガイドの指示通りに進めました。


 全てのサスペンションボギーを取り付けました。


 誘導輪の軸部ははめ込み式なので、制作ガイドの図の通りにカチッと差し込んで接着しました。


 ステップ3が完了しました。


 ステップ4では、車輪類を組み立てます。ステップ5では車輪類を組み付けますが、転輪などは塗装後に接着する予定です。


 劇中車においては、車輪類にもガルパン仕様がみられます。起動輪は通常型に近い形状なので、キットのパーツA12、A13がそのまま使用出来ますが、中心のキャップが盛り上がっているので、初期型のような形になっています。
 そして、転輪の後ろ6個のハブキャップが中期型であるのは、前述した通りです。


 起動輪をガルパン仕様につくります。パーツA12、A13を指示通りに組み合わせた後、中心のボルト1個を削り取りました。中心のキャップは、タミヤⅣ号戦車D型のキットのパーツC2を持ってきて、薄く削ったものを使いました。


 改造後の起動輪です。中心のボルト1個も再現しました。


 転輪は片側8個ですが、前2個の鋼製転輪はガイドの指示通りに組み立てました。上図は残る6個の転輪で、劇中車ではハブキャップが中期型となっています。キットのパーツA16は後期型ですので、これを中期型のパーツに交換しました。
 交換する分については、これまでに作ってきた戦車キットの余りパーツなどを少しずつためたり、他キットのパーツを持って来たりして揃えました。今回のキットの制作において最も苦労した点です。


 車輪類が全て出来上がってステップ4が完了しました。


 ステップ5の工程は、車体底部の非常用脱出口の扉、パーツB12を取り付けるだけで終わりました。 (続く)

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一番くじ  ガールズ&パンツァー 劇場版

2015年11月18日 | ガールズ&パンツァー

 ガールズ&パンツァー劇場版の上映スタートに合わせ、一番くじの「ガールズ&パンツァー 劇場版」も同じ11月21日から発売されます。一番くじ倶楽部公式サイトでの案内情報はこちら

 ガルパンの一番くじは今回で三回目となります。景品のラインナップは下記の通りです。

 A賞 プラスチックモデル~一番くじ特別ver.~(全1種)
 B賞 特別編集DVD(全1種)
 C賞 あんこう型お椀(全1種)
 D賞 描きおろしイラストポスター(全2種)
 E賞 クリアファイルセット(全6種:2枚1セット)
 F賞 隊長色紙(全8種)
 G賞 アクリルキーホルダー(全10種)
 ラストワン賞 大洗女子学園湯のみセット(全1種)

 実施店舗は全国のサークルK・サンクス、アニメイト等のホビーショップですが、劇場版の上映施設の大半でも取り扱うそうです。詳しくは一番くじ倶楽部公式サイトの店舗検索画面にて確認して下さい。
 まず商品名の「一番くじガールズ&パンツァー 劇場版」にチェックを入れ、次にエリア選択画面で都道府県または市町村の名称を入力します。それで検索すれば、対象地域の実施店舗の地図と一覧が表示されます。

 前回に引き続いて今回も模型サークル仲間のA氏との同道作戦となるうえ、T氏も加わります。そして前売り券を四枚購入しましたので、四ヶ所の上映施設を選んで行きますが、いずれの映画館でも一番くじを販売するため、楽しみが増えた感じです。
 合わせてサークルK・サンクスの「ガールズ&パンツァー 劇場版フェア」もチャレンジして楽しもう、ということになっていますので、11月下旬から12月中旬にかけては関西各地を忙しく動き回ることになります。寒くなってゆく時期ですから、体調に留意して風邪などひかぬようにしたいものです。

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黒森峰女学園 70(V)ラング 作ります!! その1

2015年11月17日 | ガルパン模型制作記
 数ある第二次大戦中の各国の戦車のなかで、私が好きなのはドイツ製のそれです。ずっと昔から、一番はパンターG型、二番はラングV70、三番はヤークトパンター、のままです。ガルパンファンになってガルパン戦車のプラモデルを作り始めてからも、ドイツ車輛が好きなことには変わりがありません。だから、大洗女子学園チームと同等か、場合によってはそれ以上に、黒森峰女学園チームを応援する気持ちが常にあります。

 それで、大洗女子学園チームの11種の車輛のラストとしてカメさんチームのヘッツアーを仕上げたのを契機として、黒森峰女学園チームの70(V)ラングを作ることに決めました。劇中にて、エルヴィンがラングのことを「ヘッツァーのお兄ちゃんみたいなやつ!」と表現していましたが、それなら兄の方を先に作るべきだったなあ、と考えたりもしました。

 ですが、ラングは、黒森峰女学園チームの中でも難易度が高い方に属します。ヘッツアーもかなり手間がかかりましたが、ラングはそれ以上です。大規模な改造も含めた、ガルパン仕様への修正点の多さは、ヤークトパンターの時と余り変わらないのではないか、という感触を、事前に制作ポイントをノートにまとめた時点で抱いておりました。

 ですが、模型サークルの知人のTさんは、「それはタミヤの旧キットの話でしょう?今度発売された新しいキットは楽にガルパン仕様に作れるんと違いますかね?」と笑っていました。楽に作れるどころか、旧キットと大して変わらないぐらいの改造、修正作業が必要となります。そのメモをメールで送ったところ、相手は電話の向こうで絶句していました。


 これが今回の制作にあたって取り組んだタミヤの新キットです。旧キットよりも劇中車に近い姿になっているので有難いことは有難いのですが、しかし、これだけではガルパンのラングを再現出来ません。このキットに含まれていないパーツが二種類、計18個も必要であり、色んな他キットから部品を持ってくる必要があります。
 その最たるものが転輪のハブキャップで、キットには後期型のものが16個入っていますが、ガルパン仕様では12個が中期型です。タミヤのⅣ号戦車H型のキットやプラッツ公式キットのⅣ号戦車D型(F2型仕様)などからパーツを持ってくる必要があります。さらに上部転輪6個は、キットの鋼製ではなくてゴム付き転輪なので、これもタミヤのⅣ号戦車D型のキットなどから転用しなければなりません。

 なので、ラングの新キットを購入してもすぐに作れなかったのでした。作りたくても、パーツが揃うまで出来ませんでした。今回のタイミングで、ようやくパーツが全て手元に集まったので、黒森峰女学園チームの六輌目を、私の制作の第十七作目として組み立てられることになった次第です。


 パッケージの中身です。旧キットよりもパーツ割りが効率的になり、ランナー数も抑えてあります。普通に作れば、組み立て易いので一日で出来上がると思います。ですが、ガルパン仕様に仕上げるには幾多の改造や修正が必要となります。


 左は組み立てガイド、右は解説パンフレットです。現存車輛の写真や車体塗装の参考資料などもあって色々と参考になりますが、ガルパン劇中車とはさほどに関連性がありません。
 その最大の理由として、劇中車の車体の形状や寸法が実在車輛と異なっている点が挙げられます。とくに車体前部の寸法の差異は致命的で、上下の車体パーツを大幅に作り直すことになってしまうため、そこまでの再現は私の腕では無理でした。


 事前にアハトゥンクのガイドで色々と劇中車の特徴を調べ、キットとの差異をノートにまとめましたが、主な相違点だけで20ヶ所を超えていました。上図右にあるパーツは、ジャンクや他キットなどから少しずつ調達して保管しておいた転輪用の中期型ハブキャップです。


 ステップ1では、リヤパネルの内側を組み立て、上部転輪6個を作ります。後者は、キットパーツは鋼製転輪を再現していますが、劇中車はゴム付き転輪なので、タミヤのⅣ号戦車D型のキットから転用しました。
 組み立てに先立って、車体パーツの各所を色々と改造または修正する作業から始めました。


 まず、公式設定資料の図にて、キットとの相違点を挙げてゆきます。車体前面においては、エンジン点検ハッチ付近の前面上部装甲に溶接痕などが無く、左の操縦席バイザーや右の機銃ポートなどの位置が少し上になっています。またエンジン点検ハッチ付近の前面上部装甲そのものが傾斜しています。
 側面においては、前端の溶接痕の形状が異なるほか、3個の上部転輪がゴム付き転輪になっています。


 キットの車体パーツの原状です。色々と差異があるのが分かりますが、最も顕著なのが前面上部装甲です。劇中車のそれが傾斜しているのに対して、ほぼ水平になっています。


 車体側面前端にモールドされる溶接痕の形状も異なります。上図に鉛筆でトレースしてある線が、劇中車のそれです。アートナイフやラインチゼルなどで線をケガいて、元のモールドの不要部分をパテで埋めました。


 前面上部装甲の部分をいったん切り離して、傾斜するように付け直すことにしました。厳密には前部全体の寸法が異なりますので、車体の上下のパーツにおいて前部を大幅に作り直さないといけないのですが、それをやると左右のフェンダーや牽引ホールドも全て作り直しとなり、外観上の破綻を招く公算が大きくなります。
 それで、今回の改造は、前面上部装甲板の傾斜化にとどめました。


 切り離した前面上部装甲板です。この範囲だけでも、不要のモールドや溶接痕がありますので、削ったり埋めたりして、劇中車のようにフラットに直しました。


 修正した前面上部装甲板を、車体に仮組みして傾斜を付けました。この時点で、主砲防盾基部のC63に干渉することが判明したので、C63の下端が劇中車よりも張り出し気味であることも分かりました。後でC63の下端を少し削って、前面上部装甲板の上端をもっと上げて傾斜をつけることが出来ました。


 並行して車体上部前面の修正も進めました。左(上図では右側)の操縦席バイザーと右(上図では左側)の機銃ポートの位置を少し上にあげるので、元の取り付け穴はプラ板やパテで完全に埋めました。パテが乾いたらヤスって、またパテを塗り、乾いたらヤスって、平滑面になるようにしました。


 車体側面前端の溶接痕の形状を、劇中車のそれに合わせて修正し終わりました。


 車体上部前面の修正がだいたい終わりました、最初の段階でここまでの改造を必要としますので、今回のキットも楽ではありません。
 あと、車体上部に並ぶハンドルのモールドを真鍮線に置き換える、という選択肢も挙げられますが、ヘッツアーの時と違ってこちらは小さいので、キットのモールドのままで良いと判断しました。


 ここでようやくステップ1のパーツの組み立てを行ないました。上部転輪6個は、タミヤのⅣ号戦車D型のキットからパーツを転用して、劇中車のゴム付き転輪を再現することにしました。 (続く)

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ガールズ&パンツァー劇場版本予告からの情報  その三  何者・・・?

2015年11月16日 | ガールズ&パンツァー

 劇場版の公開スタートまで、一週間を切りました。大方のファンは映画館での視聴を心待ちにして指折り数えていることと察しますが、当方はガルパン戦車プラモデルの制作スケジュールが過密気味となっているので、別の意味で指折り数えております。ヘッツァーもやっと完成して大洗女子学園チームの11車輛全てが揃いましたが、息つく暇もなく、次の対象品に取り組んでゆきます。

 さて今回は、劇場版に登場する新キャラクターです。公式設定ではモブキャラクターも含めると十人ぐらいになるようですが、本予告編の映像に初めて登場したのは、以下の五人です。


 まずはこの人。愛里寿という名前ですが・・・、そのほう、いったい何者じゃ・・・。



 続いて二人目。メグミという名前ですが、帽子の印は戦車道連盟のそれです。・・・されば、戦車道連盟の関係者とみたが、いったい何者じゃ・・・。


 続いて三人目。名前はルミ、同じく戦車道連盟の関係者のようですが・・・、まさか大公儀隠密の仮の姿ではあるまいな?(アホかお前は)


 四人目。名前はアズミ・・・・、同じく戦車道連盟の関係者のようですが・・・、それは仮の姿、まさか真田安房守を・・・、いやなんでもありません・・・。

 というわけで、五人のうちの三人までが、日本戦車道連盟の関係者であることが分かります。このことから、劇場版のストーリーにおいては日本戦車道連盟の思惑が相当の比率と影響を占めるものと予想されます。
 以前に紹介した、西住しほと対面する人物も日本戦車道連盟の関係者とみられますので、どうやら日本戦車道連盟の画策に発する何らかのシナリオが含まれるのではないかと予想されますが、果たしてどうなりますでしょうか・・・。


 五人目は、知波単学園チームの一員で、上画像の左の子ですが、細見という名前です。知波単学園チームのメンバーの名前は帝国陸軍の戦車部隊の関係者のそれを元ネタにしているようですので、細見とはおそらく戦車第五大隊長の細見惟雄中佐にちなんだ名前でしょう。

 細見惟雄中佐は、後に戦車第一師団長、最終階級は中将になった方ですが、歴史的には西住小次郎の上官であったことで知られます。「西住戦車長伝」を執筆した菊池寛とも交流がありましたが、「西住戦車長伝」映画化などで西住小次郎の神格化がはかられた経緯に対しては批判的であったことが、自身の著書「戦車と戦車戦」からもうかがえます。
 個人的には、この方が、帝国陸軍軍人には珍しく学者肌の人であり、人間味豊かな優しい性格であった事のほうに魅力を感じますので、そういった細見惟雄中佐の有様が、ガルパンの細見のキャラクターに少しでも反映されていればいいなあ、と思ってしまいます。
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