けいおんの「わかばガールズ」をねんどろいどで再現しようとする場合、おなじけいおんのHTTの5人および平沢憂の6体が、利用出来る素材になります。
このうち、「わかばガールズ」のメンバーでもある中野梓、平沢憂の2体は、そのまま使用出来ます。残る鈴木純、斉藤菫、奥田直については、既製品のパーツの組み換えや改造などで対応し再現を試みることになります。
「わかばガールズ」は、アニメ本編には登場しませんので、その概要および諸特徴は、上図の原作コミックス「けいおん!highschool」 を参考にすることになります。カバー表紙を飾る中野梓、鈴木純、平沢憂の三人は、いずれもアニメ本編に出ており、使用楽器も表紙イラストに示されます。
原作コミックス「けいおん!highschool」のカバー裏表紙には、顧問の山中さわ子先生を中心にして、新一年生メンバーの奥田直、斉藤菫が描かれます。斉藤菫のドラムセットは描かれませんが、奥田直のノートパソコンはきちんと描写されており、直が「DTM」担当として作詞作曲に使用している機器の特徴が分かります。
これらの原作コミックス「けいおん!highschool」のカバーにみる「わかばガールズ」の諸特徴をふまえますと、そのねんどろいど再現にあたっての基本方針がある程度まとまってきます。
再び、既製品の6体を見てみましょう。このうち、平沢唯のような黒タイツ姿、田井中律のようなシャツ出し姿は「わかばガールズ」メンバーには居ませんので、平沢唯と田井中律の2体は再現用素材には不向きであることが分かります。
また、新一年生メンバーの奥田直、斉藤菫の二人は、制服のリボンが青色ですので、再現用に使用出来る素材は秋山澪と琴吹紬の2体しかないことになります。
以上をふまえますと、「わかばガールズ」の再現に利用できる素材は、そのまま使える中野梓と平沢憂、転用可能な秋山澪と琴吹紬、の計4体に絞り込まれます。
前述のように、鈴木純、斉藤菫、奥田直については、既製品のパーツの組み換えや改造などで対応し再現を試みることになりますが、鈴木純は中野梓や平沢憂と同級生ですので、制服のリボンは赤です。それで中野梓または平沢憂を転用改造して再現することになります。
また、斉藤菫、奥田直については、秋山澪か琴吹紬を転用改造して再現することになりますが、斉藤菫は琴吹紬に似ていますから、琴吹紬を使用して顔パーツだけを差し替えるだけで再現可能なようです。
既にけいおん仲間のナガシマさんの娘さんが実際に試みているので、それに倣うことにしますが、顔パーツがちょっと合わない気がしますので、私なりに適応パーツを模索してみることにします。 (続く)