気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

けいおん!の聖地をゆく17 その7 豊郷小学校酬徳記念館にて その一  作業開始

2018年09月30日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 豊郷小学校に着いた私たちは、真っ直ぐに酬徳記念館に入り、観光案内所の担当者さんに挨拶したのち、すぐに館内の「けいおん」コーナーの整理清掃修復作業にとりかかりました。

 

 作業開始直前のナガシマさん。既に机の上には、修復対象に決めてあった2点のフィギュアが置いてあります。

 

 作業開始直前の私ホシノ。フィギュアの修復を担当しました。最初の予定では、2、3体を修復することになっていましたが、その後の整理にてさらに幾つかの破損品が見いだされたため、計9体を修理しました。 (ナガシマさん撮影)

 

 それぞれが持参したツール類、昨夜に京都寺町のダイソーで調達した資材などを机の上に広げました。観光案内所の担当者さんと話をして、作業の段取りや範囲、フィギュア類の修復に関して色々打ち合わせました。
 その直後に豊郷町観光協会のツイッターにて、今回の作業が紹介されたのは周知の通りです。こちら

 

 整理清掃の対象となった「けいおん」展示コーナーは一階と二階とに分かれますが、ナガシマさんは二階、私は一階を担当しました。上図の展示棚が、私の今回の作業範囲でした。とりあえず作業前の状態を記録撮影しました。

 

 作業前の陳列状況です。色んな種類の「けいおん」フィギュアが集められていますが、種類、グループ、発売時期などに分けてあるわけではなく、バラバラに適当に置いていった結果としての雑然さにとどまっていました。
 パッと見て、何がどれだけあるか、どういったフィギュアが並んでいるかが、よく分からないのでした。これでは展示としての体を成していません。その改善を図って、見やすく分かり易い展示に替えてゆくことが、今回の作業の課題の一つでした。

 

 以前の下見時に、保護ビニールの張り付け状況および使用されているテープ類を調べてありましたので、同じものを調達して持参しました。

 

 保護ビニールシートは、若干大き目のサイズで、このように側にまわして両面テープで貼りつけてありました。整理清掃修復作業は、今回の一度では終わりませんので、全てが完了するまではビニールシートも画鋲で仮留めとすることにしました。

 

 保護ビニールを外しました。

 

 上だけ外さずに、丸めて書架上に乗せておき、書架の上半分を作業対象に定めました。かねてナガシマさんと打ち合わせておいた通りに、一階と二階のフィギュアを入れ替えることから始めました。

 今回の作業では、フィギュア群の陳列の再構成をメインとしました。スケールフィギュアとミニフィギュアが混在してバラバラになっていたため、それらを整理して分類し、スケールフィギュアは二階、ミニフィギュアは一階にまとめたうえで、陳列し直すことにしました。

 

 一階の棚にあった、ドールのHTTです。ドールにも詳しいナガシマさんによれば、アゾンのピュアニーモキャラクターシリーズの製品群であるそうです。
 ナガシマさんは、以前からこのドール群をちゃんとした展示状態にしたい、何とかしてスタンド類を補完したい、と何度も話していましたが、ついにその機会が訪れたわけです。5体全てを、大事そうに持って二階へと運んでゆきました。

 

 作業の合間に、見学に来た一般客の子供にギターを教えるナガシマさん。本人もギターをやりますから、色々詳しい筈です。
 それ以上に、ここの楽器の展示品をこういうふうに生かせるのだな、と気付かされました。ギターの一本ぐらいは電源に繋いでおいて、誰でも気軽に弾いて楽しめるようにしたら良いのでは、と思います。

 そうやって楽器に触れる機会を提供する、ここで初めて弾いた経験が、子供にとっては大きな契機になるかもしれない、そういえば豊郷は軽音楽の聖地でもあるので、楽器や音楽に接する場がもっとあっても良いんじゃないか、等と色々考えたりしました。

 

 ナガシマさんが担当していた二階の陳列棚の作業状況です。とりあえずミニフィギュアの大部分を一階へ下ろし、一階より運びあげたスケールフィギュアを並べるスペースをこれから作る、という段階でした。

 今回は、とりあえず陳列のメインであるフィギュア群を、見学者の目線の高さに並べる、というのが目的の一つでした。御覧のように棚は六段ですが、見学者の目線はだいたい上から三段目にくるので、そこを中心にして上下の二段目と四段目も合わせた範囲を、フィギュア陳列のメインゾーンに設定しました。

 

 バラバラになっていたフィギュアを、いったんグループ毎にまとめて記録しました。ねんどろいどぷちのパッケージは中身が空なのを確認した後、倉庫に収めました。中身のねんどろいどぷちは、大部分が二階に並べてありましたが、全て一階に移しました。

 

 ナガシマさんが作業中にフィギュアのクリーニングも行いました。棚も綺麗にウェットシートで拭いていました。その過程で、他にも破損品があることが分かり、殆どが一階の作業机に移されて私が修復にあたりました。それらも含めての、今回の修復対象品がこちらこちらこちらこちらこちらです。

 

 一階での作業中に、二度ほど二階の状況を見に行きました。フィギュア以外の展示品も一部が整理され入れ替えも行われていました。実はナガシマさんは、本棚の整理が趣味なので、こういう作業はお手の物なのだそうです。
 加えて、けいおんファンになってから積極的にグッズやフィギュアを中古ショップで安く買い集めてコレクションし、だいたいの情報を蓄積していたようです。それで、たいていの展示品に関して、これはいつ発売されたもの、これはこういうグッズでどこで販売されたもの、とかが分かったそうです。分類も仕分けもかなり出来たそうです。

 たぶん、ナガシマさんはそういうレベルなんだろうな、というのは前々から察しておりましたから、二階のメンテナンスは完全にお任せしていました。だから、二階での作業の流れや、手を入れた範囲に関しては、ナガシマさんからのレポートを待ちたいと思います。  (続く)

 

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どう考えても秋山優花里

2018年09月29日 | ガールズ&パンツァー

 御存知、大洗女子学園あんこうチームの装填手をつとめる秋山優花里です。大洗チーム内では最も西住みほ隊長に近い戦車道知識、戦車への愛着、戦術眼、などを具有する逸材です。ただの戦車オタク、ではありません。

 

 なにしろ、西住隊長に次いで戦車道に精通し、戦車の扱いも出来、砲手としての腕前も良いです。所々で、要所要所で、しっかりと西住みほをサポートし、大洗チームの快進撃に大きく貢献しています。この人が居なかったら、西住みほが自身の戦車道を見つけることも出来なかったでしょう。

 

 なので、どう考えても、西住みほ隊長にふさわしい副隊長とは、秋山優花里だろうと思うのです。
 と言うか、テレビシリーズ初視聴時の彼女の印象というものが、すでにそういったイメージに包まれていました。これだけ戦車に詳しくて実際の戦車の扱い方が分かっていて、初の練習試合で砲手を務めて二発とも命中撃破、という高スキルならば、まちがいなく副隊長になるだろうな、と。

 

 しかも決め台詞が「イヤッホオオウ、最高だぜええええっ」ですよ。戦車に乗ってこんなセリフを吐けるというのは、単にテンションが高いからだけではなくて、有能な戦車道指揮官の才能があるからだろう、と思います。

 だから、西住隊長、秋山副隊長のスーパーコンビで戦って、なおも苦戦するという物語というのであれば、今までのアニメストリーリーのどれよりも内容が濃くて面白いんじゃないかなあ、と思います。
 しかし、テレビシリーズからずっと、最終章に至るまで、大洗女子学園チームにおいては副隊長という存在が余り感じられなかった気がします。居るには居るのですが、射撃が下手くそですぐにパニクって、戦術も戦略もなさそうな河嶋桃ですから・・・。

 ただ、コミック版の「ガールズ&パンツァー」の第2巻では、アンツィオ高校チームとの試合において秋山優花里が急造Fチームの車長としてルノーB1bisに搭乗し、見事な指揮をとるかたわら、僚車にも的確な指示を送って囮作戦をやり遂げています。実質的に副隊長としての働きをこなしているので、それがアニメにもいずれ反映されるのだろう、と期待していたのですが・・・。

 現実には、最終章になっても副隊長に秋山優花里が任ぜられていません。何か間違ってるんじゃないかなあ・・・。

 

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けいおん!の聖地をゆく17 その6 祇園四条の宿から豊郷へ

2018年09月28日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 

 今回の京都での宿は、昨年の嵐山での反省をふまえて、京都第一の繁華街である祇園四条に所在する上図のカプセルホテル「ルーマプラザ」にしました。私が京都での仕事帰りや、模型サークルの定期会合が遅くまで続いた場合の駆け込み宿として長く利用している所で、要するに勝手知ったる第二の家のような感じです。
 カプセルホテルといっても、従来のような「狭い、汚い、安い」イメージとは異なり、「広い、綺麗、安い」に加えて風呂やサウナやレストランも充実、平日なら朝食付きで3700円という安さです。下手なシティホテルやビジネスホテルよりも立派な施設がウリで、とにかく至れり尽くせりの感があります。
 最寄りの駅は京阪電車の祇園四条駅ですが、鴨川を西へ渡れば阪急河原町駅にも近く、市バスのバス停からは京都市内の四方へ行けます。京阪経由でJR京都駅へも20分程度で行けるという、アクセスの良さも魅力的です。八坂神社まで徒歩5分、四条河原町まで徒歩4分、抜群の好適地です。

 ナガシマさんは、カプセルホテルを利用するのが初めてだそうで、入口を入った時点で興味深そうにあちこち眺めていました。初めて利用する人には、色々と説明が必要なので、各所でカプセルホテル特有のルールや利用方法、施設内部の移動の仕方、などを解説しました。

 

 カプセルホテルの部屋は、上下二段に設けられて御覧のような空間に一人が泊まります。フロントで手続きを行った後、ロッカーへ行き、服を脱いで中の寝間着に着替えます。寝間着というか、旅館の浴衣に相当するもので、館内どこでもその格好で過ごせます。ロッカーには荷物や貴重品を入れておき、手ぶらでカプセルに入って寝てもオーケーです。
 カプセル内には、上図のようにテレビもエアコンも水もあり、座っても頭を少し下げれば天井にぶつけない程度の高い空間がありますので、見た目よりも広い感じがあります。ナガシマさんは、とにかく全てが珍しかったようで、カプセルにも「宇宙船に入るみたい」と言って楽しそうに入っていました。

 カプセルに入ってまもなく、風呂へ行く事にして、二人で上階の浴場へエレベーターで上がりました。一流ホテルのような綺麗で立派な洗面ルーム、広い浴場、屋上の露天風呂とサウナ、マッサージルームなどの設備に、ナガシマさんはとにかく驚きっぱなしのようでした。
 浴場にはタオルもあり、歯磨き歯ブラシカミソリも常備されて自由に使えます。洗面所にもアメニティグッズが豊富に揃えられています。残業で遅くなったサラリーマンが、予約なしでも駆け込める宿として運営されていますから、特に準備しなくてもそのまま泊まれるわけです。
 だから、ナガシマさんが、「これはいいですねえ」と感心している場面も何度か見ました。五年前に初めて泊まった時の私が、同じように感動しまくって、京都での定宿に定めたのでした。

 風呂上り後、カウンター近くのソファに陣取って、備え付けの「比叡山清浄水」を飲みつつ、雑談を楽しみました。その後、それぞれのカプセルに潜り込んで就寝しました。

 

 翌朝は、朝食開始の6時に合わせて起床、ナガシマさんとロッカーへ行って荷物を預け、手ぶらで上階のレストランルームに行きました。その際にロッカーの前で意味不明のポーズをとるホシノでした。 (ナガシマさん撮影)

 

 このカプセルホテルの特色として、バイキング方式で朝食がいっぱい食べられることが挙げられます。和食、洋食、パン、何でもありです。御飯も味噌汁もジュース類も全ておかわり自由です。こうした朝食が付いての最安料金が3700円です。会員になればポイント特典で割引になって、平日は3500円になったりします。

 なので、模型サークルのメンバーは、ほぼ全員がこのカプセルホテルの会員です。四条や河原町や祇園で定期会合をやっているので、二次会や飲み会になって帰れなくなってしまう場合も少なくなく、みんなでこの宿になだれ込むこともしばしばです。
 しかし、交流サークル仲間のモケジョさんたちは入れません。なぜなら、ルーマプラザさんは男性専用のカプセルホテルだからです。

 

 朝食時に、ナガシマさんを撮るホシノ。 (ナガシマさん撮影)

 

 この時撮った写真がコレ。ナガシマさんも同時にスマホカメラで撮影していました。

 

 お馴染みの宿の、本当に美味しい朝食を前に、自然と笑顔になってしまいました。  (ナガシマさん撮影)

 

 7時30分ぐらいに宿を出発しました。この16日は朝から豊郷に向かう予定でした。京阪とJRと近江鉄道を乗り継いでなるべく早く行きたい、とのナガシマさんのリクエストにより、豊郷小学校酬徳記念館の開館時刻9時にあまり遅れないようなダイヤを選びました。  (ナガシマさん撮影)

 

 京阪電車を東福寺駅で降りてJRに乗り換え、京都駅に移動して前日に預けた荷物をコインロッカーから回収しました。奈良線ホーム辺りのコインロッカーは、日曜日でも比較的空いているので利用しやすいです。  (ナガシマさん撮影)

 

 すぐにJR東海道線の新快速に乗り換えて彦根まで行き、近江鉄道に乗り換えました。今回利用した車輌はかつて名鉄で特急車輌として使われていた、懐かしい車輌でした。
 それで、しみじみと思い出に浸っているようにみえますが、実は何も考えていなくて、ただボーッと外を眺めるだけのホシノでした。  (ナガシマさん撮影)

 

 豊郷駅には、9時21分に着きました。線路には夏草がぼうぼうと伸びて、まるで廃線跡のような景色でした。

 

 さて、豊郷小学校に着きました。相変わらず嬉しそうなナガシマさんでした。超のつくけいおんマニアですから、この場所に勝る最高の聖地が存在しないわけです。

 

 対照的に、ホシノは何も考えてなさそうな、眠たそうな、ダルそうな、ゴロゴロ平沢唯状態でした。酬徳記念館での半日におよぶ整理清掃修復作業を直前に控えているとは全く思えないような、御覧の通りの様子でありました。  (ナガシマさん撮影)  (続く)

 

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継続高校 T34/76(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その7

2018年09月27日 | ガルパン模型制作記

 ステップ13および14の続きです。上図のトウコ搭乗車の仕様に合わせるべく、パーツの交換などを行います。まず車体左右側面のハンドルは、キット指示では片側4つのP17を使いますが、劇中車では上図赤矢印にて示すように、片側二つの長い手摺状となっています。岡山真備エラヤの水没品セールで購入したAFVクラブのランナーの中に該当パーツが含まれているのでそれに交換します。
 また、後部エンジンフード上のハンドルP14も、劇中車のものより長いので、長さが合うタミヤのパーツに交換します。

 さらに、劇中車の特徴として、黄矢印で示した丸太が挙げられます。最も目立つ車外装備品であるので、再現しないわけにはいきません。幸い、タミヤの同型車輌のキットに丸太のパーツが含まれていますので、それを転用します。
 なお、履帯はキットのパーツは使わず、タミヤのベルト式パーツに交換します。

 

 交換したハンドルのパーツ類です。車体左右側面のハンドルはAFVクラブの同型車輌のパーツE9を使用します。後部エンジンフード上のハンドルは、タミヤのMMシリーズ59番のA18を使用します。
 ガルパンのT34系列車輌は、一般的にハンドル類がAFVクラブやタミヤのパーツの寸法に合うケースが多いため、今回のようにドラゴンキットで作る場合においては、パーツの転用が必須となります。

 

 AFVクラブのパーツE9を取り付けました。寸法も位置もピッタリと合いました。もともとAFVクラブのT34/76のパーツですから、ドラゴンのキットに転用しても違和感がありません。

 

 後部エンジンフード上のハンドルを、タミヤのパーツA18で再現しました。これはプラウダ高校チームのT34系列車輌でも同様なので、タミヤのパーツA18は結構必要だったりしますが、タミヤのMMシリーズ59番などのキットにはパーツA18が余分に入っているので助かっています。

 

 続いて、後部フェンダーの内側部分をブラ板で補足し、パテで成形しました。

 

 続いて、丸太をタミヤのMMシリーズ59番のパーツE25で作りました。長さが不足するので、繋ぎ合わせて合わせました。

 

 丸太を留めるベルトは、ブラペーパーで再現しました。コミックにおけるベルトの描写には時々ズレが見られますので、第3巻の巻末の登場車輌紹介イラストの状態を参考にして再現しました。フェンダー縁のベルト金具はキットの不要パーツE2を使いました。

 

 劇中車のようにピンと張ってみても、このような状態になります。なにか緩そうな感じになっていますが、これ以上強く張ることは出来ませんでした。

 

 反対側でも同じように再現しました。ベルトだけでは丸太を抑えられず、丸太が下に落ちるので、丸太の下あたりに小さな三角材を仕込んで固定出来るようにしました。劇中車の描写においては固定具が見えませんから、目立たないように細工しました。

 

 丸太の両端は、車体形状に合わせて斜めにカットされているので、合わせました。

 

 最後に、上図赤円内の、起倒式ライトカバーの再現を試みます。このライトカバーはソ連軍車輌の幾つかに装備されており、フィンランド軍仕様においても踏襲されているようですが、トウコ搭乗車にもついています。
 ですが、キットには該当パーツがありませんので、イタレリのT-26のキットに入っている同パーツを参考にして、自作してみました。

 

 ジャンクパーツから、上図のパーツを選びました。平たい板状パーツの上に、半円形パーツを乗せて接着し、エポキシパテを盛り込んで大体の形を作りました。

 

 パテが硬化したら、ガリガリと削り込んで形を整えてゆきました。

 

 大体の形にまとまった時点で、左右フェンダーの前部に仮に乗せてみました。こんな感じだろう、と思います。

 

 起倒式ライトカバーの整形作業は引き続きヤスリで行い、劇中車のそれに形状を合わせました。その完了をもって、塗装前の組み立て工程およびガルパン仕様への追加工作の全てが終わりました。  (続く)

 


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けいおん!の新しい形?

2018年09月26日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 最近、模型サークルのアニメ部会のほうでもやたらに話題になっている、「ガールズフィスト!!!!」です。以前にツイッターの方で紹介しましたが、けっこう面白いので、注目しております。

 まず、舞台が長野県松本市であるのが興味深いです。登場する高校1年の女子高生4人が、いずれも心に小さな傷を抱えている、という設定がなんだか新鮮で、なんとなく共感を覚えます。その4人が音楽の楽しさに目覚め、バンドを結成し成長していく姿が描かれます。
 「ぼっちたちが爆音する青春ライブ4コマ!!!!」とあるように、4コマ漫画ですが、「けいおん!」と同じように、4コマを繋げていくとストーリーになっています。

 現在、まだ2話目がコミックウォーカーさんで公開されたばかりで、まだバンド結成の兆しすら見えていませんが、それだけに今後が楽しみな4コマ漫画です。
 個人的には、こちらのコミカルさが、なんとなく「けいおん!」の新しい形を示しているような気がしておりますが・・・。登場人物の描写もなんとなくHTTの余香のようなものを感じさせます・・・。

 電撃オンラインでの紹介記事はこちら
 長野県松本市「りんご音楽祭実行委員会」の関連記事はこちら
 コミックウォーカーの掲載記事はこちら

 


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メグミはもと隊長?

2018年09月25日 | ガールズ&パンツァー

 周知の公式イラストの一枚です。「戦車のよこみち」シリーズだったかな?

 大学選抜チームの副官メグミは、サンダース大付属高校出身なので、現隊長ケイの先輩にあたります。年齢差が明らかでないため、メグミとケイが同じチームに居たかどうかはわかりませんが、例えばケイが一年だった時にメグミが二年か三年、というような状況はちょっと想像しにくいかもしれません。

 それ以前に、メグミがサンダース大付属高校在学時は戦車道チームの隊長であったのかどうかも不明です。大学選抜チームの副官になるぐらいですから、隊長になっていなくても、相当の優秀選手であることは間違いありません。
 だから、高校生当時のメグミの活躍、というのに興味があります。公式コミック版でどなたか描いていただけませんかね・・・。

 

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けいおん!の聖地をゆく17 その5 寺町から四条へ

2018年09月24日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 三条通りから新京極通へと向かい、京都ムービックの前を通りました。この映画館も「けいおん」聖地の一つです。

 

 京都ムービックの向かいの土産物屋なども、劇中に登場しています。

 

 この三角公園「ろっくんプラザ」も「けいおん」聖地の一つです。

 

 「ろっくんプラザ」の西から寺町通を横切って、セブンイレブンの二階の京都らしんぱん寺町店に行きました。ナガシマさんがけいおんフィギュアをコレクションする実質的な契機が、一年前にこのお店でねんどろいどの学祭ステージセットを購入したことでした。
 以来、フィギュアは買わないと宣言していたのが脆くも崩壊、中古ショップを精力的に回って、多数のフィギュアを揃え、自宅の部屋を「ミニ酬徳記念館」にしてしまったナガシマさんです。彼にとってこの京都らしんぱん寺町店とは、「行ったらアカン所」であるそうです。金も無いのにけいおんフィギュアを買ってしまう、からだそうです。

 しかし今回は、翌16日に豊郷へ行く計画でしたから、酬徳記念館に寄贈出来そうなものがあったら確保しよう、と相談して決めてありました。迷った末、ナガシマさんはアルターの平沢憂、私は上図右のアルターの秋山澪を購入しました。いずれも価格が同じ3500円で、割と安値でしたので、1体ずつ買って酬徳記念館での整理清掃修復作業の手土産として寄贈することにしました。

 

 新京極通のファミリーマートです。かつてampmだった頃に、劇中に出てきて「けいおん」聖地の一つになっています。

 

 それから京都アニメイトの南隣のダイソー寺町店に行き、翌日の豊郷の酬徳記念館での整理清掃修復作業に使う資材などを色々と調達しました。
 それで15日の巡礼スケジュールが完了したので、寺町四条のサイゼリヤに入って夕食をとりました。

 

 サイゼリヤにて食事休憩中のナガシマさん。この時はお肉セットとパスタとグリーンピースの組み合わせを楽しんでいました。

 

 パスタの大盛りとチョリソーセットを食べるホシノ。疲労の色が濃くにじみ出ています。 (ナガシマさん撮影)

 

夜も8時を過ぎると、さすがに寺町界隈でも人影が少なくなってきます。外国人観光客がかなりの比率を占めていました。

 

 京都市内第一の繁華街だけあって、歩道も車道も通行量がまだ多かったです。

 

 四条通には、模型サークルの定期会合で利用するお店が幾つかあり、月一回、どこかのカフェか食事処、呑み屋にて皆が集まって模型談義を楽しみます。京都市内では最大級の品ぞろえを誇る模型専門店も、この四条通に面しています。

 

 なので、この辺りはだいたい知っています。この日の宿も、四条通に面したカプセルホテルを選んでありました。仕事帰りや観光でよく利用している馴染みの宿なので、家に帰るような感覚があります。このときものんびりと歩いていたと思います。  (ナガシマさん撮影) 

 

 四条大橋を渡りました。川床の多くは店じまい中でしたが、下の鴨川の河原には、デートカップルが似たような距離をおいて一直線に並んでいました。等間隔で並んでいるように見えました。  (続く)

 


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けいおん!の聖地をゆく17 その4 あずにゃん神社から三条へ

2018年09月23日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 京アニショップを出て歩くこと数分、北側の旧奈良街道筋に西面する許波多神社に行きました。中野梓が先輩たちの大学合格を一生懸命に祈願した神社のモデルで、ファンの間では「あずにゃん神社」と呼ばれているそうです。

 

 鳥居前の社名標を、「コハタ、と読むんですか・・・」と呟きつつ凝視するナガシマさん。当地は古くから「こはた」または「こわた」と呼ばれ、「木旗」「強田」「許波多」とも表記されてきました。
 現在は「木幡」と書かれて駅名にも採られていますが、JRの木幡駅は「こはた」と読み、京阪の木幡駅は「こわた」と読みます。どちらの読み方も合っていますが、古い読み方は「こはた」の方です。平安時代から鎮座するこの神社が「こはた」の読みを伝えています。

 

 鳥居を撮影するホシノ。  (ナガシマさん撮影)

 

 参道筋の社叢は台風21号による被害を受けて北側の老樹が折れ、他の木の枝などが折れていました。それで参道は通行止めとなっていて、造園業者らしいのが倒木などの切断除去作業をやっていました。臨時の参拝路が右側に設けられていたので、それをたどって境内奥へ進みました。

 

 幸い、社殿群には被害が及ばなかったようでした。神殿域は、何事も無かったのかのように静まりかえっていました。
 この神社に関しては、以前の巡礼記事に詳細を述べています。こちらこちら

 

 早速拝殿前に進んで、あずにゃんの気分に浸るナガシマさん。この直後、「あずにゃああああんんん!!」と叫んで愛用の中野梓デザインタオルを強く抱きしめた、ということはありませんでした。

 

 拝殿前のホシノ。この直後、天一号作戦発動に鑑み、帝国海軍第二艦隊の武運長久を祈って阿波踊りを奉納した、ということはありませんでした。

 

 木幡からJRと京阪を乗り継いで一気に京都三条に戻りました。「こういう景色に合うと、京都に来たという実感がありますねー」とナガシマさん。

 

 ここでも当然ながらけいおん聖地を巡りました。上図は、木屋町の高瀬川にかかるあの有名な聖地の橋です。劇中の橋よりも幅があり、周囲の風景もかなり変わっています。

 

 河原町通に出て、三条通へと向かいました。

 

 三条通のアーケード街に入り、まもなく右側に見えてきたギター専門店の店先に吸い寄せられるように進んだナガシマさん。おおお、ギターだあ、あれもこれも欲しいー、というような、何かにとりつかれた様な表情でした。

 

 続いて本来の目的地である、けいおん聖地の「JEUGIA」へ寄りました。ここでもナガシマさんのギター魂が炸裂し、スクリーミングイーグルス第101空挺師団ジミ・ヘンドリックス三等軍曹になりきって、右利き用のギターを逆さまにして左利きの構えで激しく弾いて「ワルキューレの騎行」を演奏しつつ、「ワグナーは効くぜえええっ、グッモーニン、ベトナーム!!」と叫んでUH-1から飛び降りた、ということはありませんでした。

 

 店内にあった、「響け!!ユーフォニアム」のパネル。楽器屋さんにとっては、こういった人気アニメで色んな楽器が使われているのが商品の売り上げに繋がりますね。けいおんの全盛期にも、HTTの楽器類が爆発的に売れたそうです。

 

 ここにも黄前久美子のスタンディパネルがありました。・・・おや、ジミ・ナガシマ・ヘンドリックス三等軍曹の姿が見当たりませんが・・・。カーツ大佐の暗殺に向かったのかな・・・。 (アホかお前は)   (続く)

 


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けいおん!の聖地をゆく17 その3 宇治と木幡

2018年09月22日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 三条京阪で市バスを降りて京阪電車に乗り換えるべく、地下駅への階段を降りてゆくと通行止めになっていました。コンサートをやっているとかでした。そこでいったん外に出て北のブックオフ下のエスカレーターから下に回りました。 

 

 コンサート、というのは同志社大学と京阪電車の共同企画のようでした。

 

 案内看板には「サークルステーションin三条by同志社」とありました。駅への連絡階段の一つを閉鎖していたのは、このためでした。ギターが大好きなナガシマさんが、当然のように楽器に興味を持って見ていましたが、アコースティックギターをアンプに繋いでいるのを演奏していて、それがなにか凄いことのように、熱っぽく解説してくるのでした。

 

 東福寺駅で京阪電車からJR奈良線に乗り換え、上図のJR宇治駅に降り立ちました。

 

 この駅舎もけいおん聖地スポットの一つとして知られています。「夏フェス!」での早朝の集合場所でしたね・・・。劇中シーンが鮮やかに思い浮かぶのか、唯が手を振って合図したバス停の方を見つめ続けるナガシマさんでした。

 

 駅舎連絡階段の外には、上図の茶壺型の郵便ポストがあります。ナガシマさんはすぐに思い当ったようで、この茶壺ですよ、と指さして近づいてゆきました。聞くと、このご当地ポストが「響け、ユーフォニアム」に登場するのだそうです。

 

 横の観光案内所に入ると、入口脇に黄前久美子のスタンディパネルがありました。宇治市の現在のトレンドアニメですから当然ですね。

 

 聖地巡礼マップも配付されていました。京阪電車が発行しているものです。いつもアニメとのコラボに意欲的でノリノリな京阪さんですが、その最初が「けいおん」ブームであったのは有名な話です。聞く所によれば、けいおん全盛期に京阪の売り上げが前年比180パーセントに達したとか・・・・。この数字には疑問もありますが、かなり儲かったのは事実であるようです。

 

 「響け、ユーフォニアム」は、私はまだ全然観ていませんが、ナガシマさんはかなり観ているようで色々と詳しかったです。上図のバスターミナル横の円形オブジェも、劇中に出てくると話していました。

 

 宇治から木幡に移動しました。京アニ贔屓のナガシマさんが、ここを外すことは絶対に有り得ないわけです。

 

 駅の向かいにある、京都アニメーションの本社ビルです。

 

 外のショーウインドーに並べられたアニメ作品ポスターは、Freeでした。これの舞台は確か鳥取県の岩美町の田後辺りでしたかね・・・。日本海に面する風光明媚な地域です。

 

 土曜日なので本社は定休日でした。しかし、ナガシマさんにとっては、憧れの京アニの本社の前にいることが感動的だったに違いありません。よっぽど嬉しいのでしょうが、あえてこみ上げる笑いをおさえて顔を作っています。

 

 続いて直営ショップのKyoani&DoShopへ寄りました。ここもナガシマさん的には外せない聖地中の聖地でした。

 

 色々と買いまくり、色々とアニメ資料を立ち読みしまくるナガシマさんでした。設定資料などをみるのが大好きなのだそうです。

 

 こちらの建物にも、Freeの横断幕がかけられていました。現在の重点作品に位置付けているようですが、要するに京アニも、女性層をターゲットにした、イケメン美男たちの物語にシフトしているようです。それを見ていて、やっぱり「けいおん」の続編を京アニが作るというのはまず有り得ないな、と改めて思いました。  (続く)

 

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継続高校 T34/76(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その6

2018年09月21日 | ガルパン模型制作記

 ステップ13では、砲塔の手摺を取り付け、車体各所に小部品を取り付けますが、小部品は全て不要です。それから砲塔を車体にセットします。車体前端のパーツは劇中車に合わせて丸いP27を選びます。

 ステップ14でも、色々な小部品を取り付けますが、劇中車にはどれもありませんので、全てのパーツが不要です。また後部エンジンフード上のハンドルP14は長いので、タミヤのMMシリーズ59番の同型車キットのパーツA18に換えます。履帯も同じタミヤ製品のベルト式パーツに換装します。

 

 砲塔まわりの手摺を取り付けます。キットのパーツは長さも形状も合わないので、エラヤで調達したAFVクラブの同型車キットのパーツE10、E12に換えました。

 

 取り付けました。

 

 転輪を仮組みしました。車軸が長いので全て1ミリほどカットしました。それによってキットの転輪もタミヤからの転用転輪もピッタリとおさまりました。

 

 ここで劇中車のフィンランド軍仕様の一つ、フェンダー前端の形状の再現工作を行いました。上図のようにフェンダー前端がカットされているのが特徴です。

 

 キットのフェンダー前端のパーツP9、P10をカットしました。上図左が、カットした状態です。右はカット前の状態で、カット線を鉛筆でトレースしてあります。

 

 カットしたフェンダー前端のパーツP9、P10を取り付けました。

 

 続いて車体前端のパーツを、丸いP27を選んで接着しました。

 

 次に、フェンダー前縁部を、細長く切ったブラ板で再現しました。

 

 後部エンジン点検ハッチのハンドルは、キットパーツのP26は形状が違いますので、ジャンパーツから適当なものを探して取り付けました。  (続く)

 


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けいおん!の聖地をゆく17 その2 北白川のマクドナルド

2018年09月20日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 叡山電鉄のイベント見学を一時間ほどで終えて、修学院駅にて下車しました。けいおんの聖地の中の聖地ですので、ナガシマさんはとにかく楽しそうでした。映画版の劇中に出ていたのはこちらの階段でしょう、と言いつつ登って振り返って私の居る方向にスマホを向けてくるのでした。

 

 その先には、愛用の琴吹紬モデルデジカメで撮影しているホシノの姿がありました。こうやってお互いに撮り合うスタンスは、今回に始まったことではなく、前回の巡礼行動でもやっていました。 (ナガシマさん撮影)

 

 修学院駅の名物とも言える、アニメポスター5連掲示です。きららファンタジアとのコラボ企画として、「けいおん」や「ゆるキャン」などのキャラクター達を勢揃いさせています。ある意味壮観です。

 

 ですが、この5連掲示ポスターには、「けいおん」のHTTが無く、「ゆるキャン」の本栖高校の面々が片隅に並んでいました。見慣れた原作者あfろ氏の描画です。

 

 「けいおん」の五人は、もうひとつの案内ポスターの方にデザインされていました。

 

 原作者かきふらい氏の、最新のタッチで描かれた、アニメ風の綺麗なイラストです。原作コミックの素朴で荒削りな画風を知る身からすると、まるで別人のようです。

 

 そして駅構内の叡山電鉄本社窓口内に、平沢唯の最新のスタンディパネルが置かれてありました。京アニタッチを見慣れた眼には、やっはり別のアニメのキャラクターに見えてしまいます。
 唯、唯なのか・・・? とナガシマさんが絞り出すような声で叫んだ、ということはありませんでした。

 

 どうもね、顔つきがね、あの何も考えてなさそうな天然ボケの雰囲気がね・・・・、無いのです・・・。

 

 室内には色々なイラストやサインの色紙が飾ってありました。声優さんのかな・・・。

 

 修学院駅から、平沢姉妹や中野梓らが歩いた通学路をたどりました。天気はあいにく雨交じりの曇りでしたが、涼しい分、我々にとっては好都合でした。ここはあのシーン、あの景色がテレビの何話のシーン、とナガシマさんの嬉しそうな語りが続きました。

 

 途中のお店のショーウインドー内の人力車に釘付けになるナガシマさん。自転車に乗るのが趣味であることは知っていましたが、人力車にも興味があるとは初めて知りました。

 

 途中の、高石垣と白塀の洋館です。けいおんファンなら絶対に知っている聖地ポイントの一つです。いわくありげな建物ですが、歴史的にも価値が高そうです。

 

 ナガシマさんが、豊郷小学校に次ぐ聖地中の聖地と位置付ける、北白川のマクドナルドに着きました。今回の昼食はここでいただきました。

 

 劇中でのMAXバーガーそのままの店内で楽しく一時間余りを過ごし、早朝からの巡礼行動でやや疲れてきていた体を休めることが出来ました。残念なのは、あのHTTの指定席に座れなかったことでした。

 

 店を出た後も、ずっと嬉しそうな表情のままのナガシマさんでした。いざとなったら、このお店の権利を買い取って、けいおんMAXバーガーを再現して商売する、とまで言い切るほどです。いかにこのお店に愛着を持っているかが伺えます。

 

 斜め向かいのバス停に移動し、そこからマクドナルドを撮りました。今まで撮ったことのないアングルでしたので、なにか新鮮な景色に見えました。
 まもなくやってきた京都市バス5系統京都駅行きに乗り、外国人観光客の比率が高い満員の車内で揺られつつ、三条京阪まで移動しました。 (続く)

 


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けいおん!の聖地をゆく17 その1 鴨川デルタにて

2018年09月19日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 2018年9月15、16日の二日間、ガルパン以来の仲間であるナガシマさんと京都および豊郷の「けいおん」聖地巡礼を楽しみました。2017年9月9、10日の京都での巡礼行動からちょうど一年ぶりでした。

 当初は一年前の京都での巡礼行動の続き、という形で、一日目は叡山電車でのアニメイベント、前回時間切れで行けなかった岩田山、三条四条エリアを回り、宿は京都市内のカプセルホテルを利用し、二日目はナガシマさんのリクエストであった宇治、木幡方面を中心とし、、午後に豊郷へ立ち寄る、という内容で計画していました。この時点では、豊郷での滞在時間は二時間がやっと、というスケジュールでした。
 だから、豊郷に半日滞在して酬徳記念館での展示品整理清掃修復活動を行う、という成り行きになるとは、ナガシマさんも私もまったく想定していませんでした。

 ところが、台風21号の近畿地方直撃によって京都エリアにも相当の被害が続出し、岩田山の登山道が崩壊するなどの事態になったため、ナガシマさんと相談し、計画から岩田山を外してコースを練り直しました。二日目に組み込んでいた宇治、木幡エリアを一日目の午後にスライドさせ、二日目を全て豊郷での活動にあてることになりました。
 この段階で、酬徳記念館での展示品のなかの破損汚損フィギュアの2、3点を修理しようか、という案が出て、それをメインに据えて豊郷小学校でのひとときを楽しもう、ということになりました。

 しかし、その案も次第に変化して、最終的には半日まるまる酬徳記念館での展示品整理清掃修復活動にあてる、という形になりました。
 その発端というか、契機は、去る8月11日に私が久しぶりに豊郷へ遊びに行き、以前はあまり無かった酬徳記念館けいおんグッズ展示の破損を含めた荒廃ぶりに驚き、なんとかしなければ、と考えて情報をナガシマさんと共有し始めたことにありました。その時の記事はこちらで、コメント欄に当時のナガシマさんと私の意見交換のやり取りが残されています。

 その流れで今度は私が9月6日に滋賀県栗東市への私用ついでに豊郷にも立ち寄り、展示品の荒廃の実態を再び見て回り、修復作業に向けた下見を行い、教育委員会と観光協会に挨拶して展示品のメンテナンスに関して色々話を伺いました。その時の記事がこちら。その際に、展示品全ての記録写真を撮っておきましたが、これらが後で役に立ちました。

 この時点で、いっぺん酬徳記念館での展示品メンテナンスを出来る範囲でやってみよう、という認識がまとまり、ナガシマさんと緻密に打ち合わせて、整理と清掃と修復をやろうという案に落ち着きました。
 それで、9月6日に記録撮影しておいた展示品の状況を参照しながら、我々に出来ることは何か、どういう段取りで進めるか、どんな準備をしたら良いか、等を相談し、準備品の大半は巡礼行動の一日目に京都寺町のダイソーで調達することに決めました。
 展示品の整理と清掃と修復は、とりあえずフィギュア関連に絞り、その展示の再編も模索し、二階の展示をナガシマさん、一階の展示を私が受け持つ、という基本方針もこの段階でまとめました。

 あとは現地で臨機応変にやりましょう、ということで、巡礼活動の一日目は、朝9時に京都駅の新幹線改札口にて合流し、近くのコインロッカーに荷物を預けることからスタートしました。

 

 第一日目、9月15日の午前中は、今回の巡礼行動を思いついた直接のキッカケとなった、叡山電鉄のアニメイベントの見学にあてました。京都駅の奈良線ホームの9番線から城陽行きの列車に乗りました。

 

 次の東福寺駅で京阪に乗り換え、北上して終点出町柳を目指しました。前回の京都巡礼行動がまる一日歩きっぱなしで物凄く疲れたのを反省材料として、今回は公共交通機関をとにかく利用するという方針にして、JR、京阪、叡電、京都市バスを乗り継いで徒歩距離を極力減らしました。
 それでも夕方は三条、四条エリアで相当の範囲を歩き回っています。なるべくまったりと、という感じでコース案をまとめても、常にハードスケジュールになりがちなところは、ガルパン大洗での初巡礼からまったく変わっていませんでした。ナガシマさんも私も、ボケーっと無駄に時間をつぶすことを嫌う傾向があるからでしょう。

 

 京阪の出町柳駅を出て、まずは有名なけいおん聖地の一つ、鴨川デルタに行きました。叡山電車イベントの開始時刻までまだ一時間余りの余裕があったからです。特にナガシマさんは、鴨川デルタへまだ行ったことが無かったそうなので、コースに入れてありました。

 

 とりあえず、渡ってみますか、と河原敷に降りてゆくホシノ。 (ナガシマさん撮影)

 

 前夜の大雨で、普段の二倍ぐらいに増水して流れも速くなっていた高野川の飛び石を慎重にたどりました。滑ってドボン、なんてことになれば大変です。 (ナガシマさん撮影)

 

 高野川の中央あたりで振り返るホシノ。 (ナガシマさん撮影)

 

 飛び石を渡り始めたナガシマさん。けいおん聖地を満喫して嬉しそうな表情でした。

 

 中央分水堤防に向かうホシノ。 (ナガシマさん撮影)

 

 中央分水堤防の上から、鴨川の飛び石を見ました。

 

 今度はナガシマさんが先に進みました。

 

 劇中の平沢唯と同じように、カメの石の上に嬉しそうに立つナガシマさん。これが全身全力でけいおんを愛する者の普段の姿です。世界よ、これがけいおんファンなのだ・・・。

 

 対照的に、何か年寄じみた、精彩の無いダルそうな顔つきで亀石の上にしゃがみこむホシノ。世界よ、これが人生に疲れ切ったアニメオタクの末路だ・・・。 (ナガシマさん撮影)

 

 気をとりなおして、飛び石をたどるホシノ。 (ナガシマさん撮影)

 

 鴨川の水量が思った以上に増していて、最後の石はほぼ水没していました。靴が半分浸かって濡れてしまいました。 (ナガシマさん撮影)

 

 賀茂大橋を渡って、もと居た東岸に戻りました。上から見ると、高野川のほうに土砂の堆積が目立ちました。鴨川のほうは今年の春までずっと川底の浚渫工事をやっていましたから、岸まで綺麗になっていて、それが結果的には7月の集中豪雨での鴨川の氾濫を防いだようです。

 その氾濫寸前の状態を、たまたま五条大橋の上から見ているので、あれは本当に危なかった、河川のメンテナンスというのは本当に大切だな、と改めて思いました。同時に、その豪雨増水時の流土が新たに川底に広がっているのを見て、今年もこれから浚渫やるんだろうな、と思いました。
 京都府は、わりと河川管理行政がしっかりしているほうなので、暴れ川とうたわれた木津川水系、保津川水系、高野川水系での水害発生率も、統計の上でみれば大変に少ないです。昔から川の氾濫が市街地に甚大な被害をもたらしたため、防災意識も鍛えられて高くなっているのでしょう。

 

 ぐるりと一周して、叡山電車の出町柳駅に行きました。ここからのアニメイベントは、「ゆるキャン」関連なので記事は別に綴る予定です。  (続く)

 


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継続高校 T34/76(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その5

2018年09月18日 | ガルパン模型制作記

 ステップ10の続きです。砲身および砲尾部を組み立てた後、上図のキューポラを組み立てます。

 

 御覧のように、トウコ隊長が搭乗車T34/76のキューポラにおさまっています。これが彼女の指揮ポジションであるようです。この砲塔キューポラが、劇中車の外見上の大きな特徴の一つです。

 

 組み立てました。ハッチは接着せず、ピットマルチ使用にて開閉自由とする予定です。

 

 だからといって、トウコ隊長も再現してこんな奇抜な動作をさせるわけではありません。と言うか、何なんですか、この人は・・・。ガルパン始まって以来の奇人変人でありましょう・・・。

 

 ステップ11に進みました。ここでガルパン仕様への修正工作を三つ行います。一つ目は、砲塔前部に二つ並ぶペリスコープの再現です。キットのパーツでは、L21の前方右側に円筒形の突起が一体成型されていますが、劇中車ではこれがペリスコープになっていますので、ひとまずカットします。左側につけるL17はペリスコープですが、形状が異なります。これらを、タミヤのMMシリーズ149番の同型車輌のぺリスコープパーツD44と交換します。
 二つ目は、四ヶ所につける吊り下げ用フックのL15のうちの後ろ二つの取り付け位置を前にずらします。三つ目は、砲塔背面のピストルポートのパーツがガイドから抜けているので、L16を使って取り付けます。
 

 修正および組み立て前の、砲塔天板パーツL21です。

 

 組み立て途中の状態です。L21の前方左右のペリスコープを、タミヤのMMシリーズ149番の同型車輌のぺリスコープパーツD44の転用にて再現しました。

 

 四ヶ所につける吊り下げ用フックのL15のうちの後ろ二つの取り付け位置を前にずらします。

 

 砲塔左右側面に、覗き窓のスリットがモールドされていますが、劇中車にはありません。

 

 そこで、スリットを削り取りました。この修正は、プラウダ高校チームの同型車輌でも行いましたので、ガルパン劇中車の共通の再現ポイントの一つであるようです。だいたいこの位置に、校章マークが貼られていますので、スリットは省略されているのでしょう。

 

 底部を貼りつけて、ステップ11の工程を終えました。特徴ある砲塔の形が出来上がってきました。  (続く)

 

コメント (2)
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フェイズエリカ のこぼれ話 前編に登場するⅢ号突撃砲

2018年09月17日 | ガールズ&パンツァー

 「ガールズ&パンツァー フェイズエリカ のこぼれ話・前編」には、Ⅲ突ことⅢ号突撃砲が登場します。ガルパンコミックシリーズにおいては、「リトルアーミー」以来です。「リトルアーミー」の時は西住家の所有車でしたが、今回は黒森峰女学園チームの保有車輌として登場します。

 しかも、乗っているのが個人的にけっこう気にいっているレンです。西住まほの下で副隊長を務めていたこともある優秀選手で、西住みほが副隊長になってからは、ティーガーⅡに搭乗して西住まほ隊長の直衛として活躍しています。このレンの活躍ぶりをもう少し描いていただけませんかね・・・。

 さて、今回のレンのⅢ号突撃砲に関して、モケジョのエリさんから問い合せがありました。エリさんは大洗女子学園カバさんチームのファンなので、電話に出つつ、やっぱり来たな、と笑ってしまいました。

「今度のフェイズエリカのこぼれ話に出てるⅢ突なんですけれど・・・」
「やっぱり、エリさんは気になりますか」
「なりますよお、Ⅲ突ですもん、カバさんチームと同じ戦車が他にもあると、とっても気になります」
「あははは」
「で、これカバさんチームの戦車と同じですか?違いますか?」
「違います。カバさんチームのはF型ですが、これはG型です」
「あっ、もしかして、タミヤのフィンランド軍のあれですか」
「ああ、それもありますが、タミヤからはドイツ軍のG型も出てますよ。価格も安いですね」

 これがタミヤのドイツ軍のG型のキットです。ホビーサーチでの案内記事はこちら

「このキットのシュルツェンを外せば、フェイズエリカのⅢ突になります」
「あっ、なるほど・・・。あとは戦闘室の前面に予備履帯を貼ったら良いんですね」
「はい。確かそのパーツも入ってるんじゃなかったかな・・・。中身はだいたいフィンランド軍のキットと共通してるんで、そっちを買って、ドイツ軍の仕様に仕上げるのも可能でしょう」
「フィンランド軍のはね、実は買ってあるんです。でもそれはミカ達と継続のを作ろうってことで話してまして、そっちで作る予定なんです」
「でしょうな。皆さん、継続チームの再現で盛り上がっていらっしゃる」
「うふふ、私はちょっと引いてますけど・・・」
「ほう、そうですか」
「もう一つ聞きたいんですけど、Ⅲ突をタミヤ以外のキットで作るとしたら、何がおすすめですか?」
「やっぱり、ドラゴンのになりますかね・・・」
「あっ、ドラゴンですか、それもいいですねえ、作り甲斐がありそうです」

 

 そこでエリさんに紹介したのが、上掲のドラゴンのキットです。サイバーホビー発の6365番の製品です。レンのⅢ号突撃砲はG型の前期型にあたりますので、このキットからシュルツェンおよびシュルツェン架を外せば、再現出来ると思います。
 ホビーサーチでの案内記事はこちら。 

 

 Ⅲ号突撃砲G型の前期型のキットは、もう一つ出ています。サイバーホビー発の6578番の製品です。前掲の6365番の製品と中身はほぼ同じです。
 ホビーサーチでの案内記事はこちら

 ですが、エリさんにはこう話しておきました。
「ドラゴンのキットで作るんであれば、どっちも中身はだいたい同じですんで、6578番のほうを勧めます」
「組み立てとかが楽なんですか?」
「そう。履帯がベルト式なんです。6365番のほうはマジックトラックなので」
「あっ、そっちはちょっと無理です。6578番にしときます」
「あははは」
「うふふふ」
「ですが、プラモでの再現製作には、問題が一つあります」
「えっ、何ですか?」
「車体色とかが分からないのです。コミックでは白黒のページのコマだけなので」
「ああ・・・」

 ということで、レンのⅢ号突撃砲G型前期型のカラーページもしくはカラーイラストを、「ガールズ&パンツァー フェイズエリカ のこぼれ話」の後編に是非お願いしたいのですが・・・・。駄目ですかね・・・・。

 


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継続高校 T34/76(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その4

2018年09月16日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8、9にて車体の各部を組み立てます。劇中車は雑具箱と丸太以外の装備品を付けていませんので、左右フェンダー上の雑具箱以外のパーツは全て不要となります。
 ステップ10より砲塔の組み立てに進みます。劇中車との相違は砲身パーツL20の先端が太くなっている点であり、これを修正します。

 

 ステップ8および9で組み立てる2個の雑具箱のうちの、左フェンダー上前方の箱のパーツです。指示通りに組みますが、位置はややずれますので、劇中車イラストを参考にしました。

 

 件の箱は、この通り、丸太の下にあって丸太を支えているような状態です。

 

 位置を決めて接着しました。

 

 右フェンダー上後方の箱も、劇中車にはちゃんとついています。こちらは丸太と接していないことが見て取れます。

 

 取り付けました。大体は、プラウダ高校チームの同型車輌と共通しています。これでステップ9までの工程が完了しました。

 

 ステップ10からは砲塔の組み立てに入ります。コミックの劇中車の砲塔の基本形状は、キットのパーツそのままです。

 

 パーツを切り出しました。不要パーツは機銃のK12だけです。

 

 ガルパン仕様への修正ポイントは、上図に示した砲身パーツL20の先端です。御覧のように一段太くなっています。

 

 トウコ隊長の搭乗車の砲身には段差がありません。

 

 そこで、先端をヤスって御覧の状態に仕上げました。

 

 あとは、組み立てガイドの指示にしたがって組み立てました。なおも各所に泥砂がこびりついていますが、塗装すれば見えなくなりますので、ウエットシートで拭い取るのも目立つ箇所だけにました。  (続く)

 


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