気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

けいおん!の聖地をゆく7 その5 京都修学旅行編 桂川のほとりにて

2017年05月31日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 岩田山野猿公園は、ニホンザルを間近に見られて面白い所であるうえ、京都では数少ない展望所であるのでなかなか楽しい場所です。嵐山の観光スポットの一つに数えられていますが、日本人よりも外国人観光客に人気があります。
 日本人観光客の大半は、秋山澪みたいに「京都に来てまで何でサル?」と考えてあまり岩田山へ行かないのでしょう。


 30分ほど山頂に滞在し、下山しました。登山道ですれ違う登り客の八割ぐらいが外国人でした。おそらく観光ガイドやネットなどで岩田山が盛んにアピールされているのでしょう。
 登山口事務所の所に戻ると、既視感のある看板がありました。


 劇中では、上下にサルのイラストがついています。実際の看板にもイラストが貼りつけてあった痕跡があるので、昔は劇中と同じようにサルのイラストが貼ってあったのでしょう。


 登山口事務所には売店もあります。劇中でも登場しています。


 このシーンです。建物の外観などがほぼ一致しています。


 櫟谷宗像神社に、登山完了の一礼を済ませました。


 由緒案内では神社の歴史を奈良時代大宝年間からであると述べていますが、確証はありません。正史での初見は、櫟谷社に関しては平安時代前期の嘉祥元年(848)の神階奉叙の記事です。さらに延長五年(927)成立の「延喜式」神名帳では、山城国葛野郡に「櫟谷神社」と記載されて櫟谷社が式内社に列しています。
 なお、祭神は櫟谷神社が奥津島姫命、宗像神社が市杵島姫命で、いずれも水神です。保津川から桂川に至る水流の変化エリアに面して鎮座していますので、当地が一種の水祭祀の聖域であった様子がうかがえます。


 渡月小橋から桂川を見ました。観光用の川船が停泊しています。昔、保津川渓谷川下りの船に一度乗ったことがありますが、終点が渡月橋のもっと西側の北岸であったと記憶していますので、こちらの川船は保津川渓谷川下りの船とは別の、桂川の遊覧船でしょう。


 一ノ井堰を見ました。これより西が保津川、東が桂川と呼ばれます。


 一ノ井堰からみる渡月橋の姿も、劇中に出ています。


 このシーンです。


 秋には、一帯が燃えるような紅葉に彩られて素晴らしい風景になります。久しぶりに秋にも行ってみようかな、と考えています。


 下りてきたばかりの岩田山を見上げました。この山も紅葉に覆われて美しい景色の一幅を呈します。
 十数年前に、大学時代の友人たちと四人で紅葉見物に行き、中之島砂州で弁当を食べながら歴史談義を楽しんだことを思い出しました。その際に、嵐山に実家があったS氏が、「嵐山の紅葉は毎年変わる、色も配置も時期も微妙に移ろいゆくんで、毎年見てても新鮮なんや」と話していました。そのS氏は残念ながら鬼籍に入られましたが、嵐山の紅葉は今年も新たな装いを見せて鮮やかな感動に導いてくれるはずです。 (続く)
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けいおん!の聖地をゆく7 その4 京都修学旅行編 猿たちの山

2017年05月30日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 岩田山野猿公園の休憩所施設です。その背後にそびえる山が嵐山です。嵐山は京都の地名として知られますが、同地域の最高峰である山の名前でもあります。その山頂には室町期に香西元長が居城とした嵐山城の遺構がよく残り、京都では古い城郭遺構の一つとして知られます。

 近畿地方の中世戦国史を学んで奈良県の中世城館遺跡を探査してまわっていた頃、研究仲間に誘われてその嵐山城跡に登ったことがあります。岩田山の背後なので、岩田山から尾根づたいに行くのかなと思っていたら、知人は松尾山へのトレイルコース経由で案内してくれ、南から山腹を回り込むような形で城跡に行きました。岩田山からの直接の連絡コースは無い、ということでした。

 岩田山は、位置的にも地形的にも嵐山城の出城を築くには適しているので、戦国期までは砦があった可能性がありますが、そのことに触れた説や記述は見当たらないようです。


 いい眺めです。嵐山の山頂からの眺めも良いのですが、木立にさえぎられる部分もありましたので、岩田山のように展望が広く開けるほどには至っていませんでした。


 デジカメのズーム機能を使って望遠鏡として見ていたら、仁和寺の五重塔がよく見えました。何度か訪ねた古刹の一つですが、ここ数年は行っていません。


 休憩所施設の出入り口を撮りました。が、こちらは間違いで、公園事務所の出入り口でした。劇中シーンに登場する出入り口は左側の方でした。窓ガラスに、間違えて撮影する私の姿が写っています。


 こちらが劇中シーンにも登場した出入り口です。脇に掛けられた上下の看板も、劇中でそのまま再現されています。


 中に入るとこんな感じです。電燈が暗いので、室内で撮るとほとんど真っ黒になってしまいます。


 サルに餌をあげるのは、休憩所施設の中からのみ、と定められています。金網越しに餌をあげるので、かまれたり、ひっかかれたりの被害にあう心配がありません。
 このルールでずっとやってきているので、サルたちも、休憩所施設の中にいる人間だけが餌をくれる、と分かっていて、外に出ている人間には見向きもしません。顔見知りの施設の係員にも知らん顔です。
 たまに係員に近寄るサルが居ますが、係員も餌を渡しませんから、サルも近づくだけで何もしません。なかなかうまい状況になっているものだと感心しました。


 休憩所施設の中にいる観光客が、売店で餌を買って窓のところへ近づくと、数匹のサルがそれと察知してすばやく金網に登って張り付きます。観光客が手に持つ餌を見つけて視線をロックオンしてくるのでした。
 なので、私が餌を買って振り向いた途端に、上図のように二匹のサルが金網にぶら下がって待ち構えているのでした。
 餌の落花生を差し出すと、金網の隙間から手を伸ばしてサッと掴み取って口にくわえ、器用に殻を割って舌で身をつまんでボリボリと食べるのでした。


 餌が無くなったら、サルたちもあっという間に散ってゆきました。なかなか賢いサルたちでした。


 たまに、空腹らしいサルがずっと金網にへばりついていて、観光客が行き来するたびに視線を左右に泳がせて餌をじっと待っているのでした。見ているだけでもなかなか面白い、サルの動きでした。


 サルたちの多くは、上図のように建物の外回りでうろついたり、じっと動かずに座っていたりします。観光客が後から後からやってきて餌付けを楽しんでいきますから、全体的には満腹のサルが多いようでした。


 餌をくれ、と金網に張り付いているサルは、むしろ少数派でした。岩田山は外国人客にも人気があって、この日も100人ぐらいは居ました。その大部分が餌をドンドンあげてゆくとなると、約150頭しかしないサルたちの多くが満腹になってゆくのは自然の成り行きだな、むしろ食べ過ぎになるぐらいだな、と思いました。 (続く)

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けいおん!の聖地をゆく7 その3 京都修学旅行編 岩田山へ

2017年05月29日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 渡月橋の奥に丸く聳える山は、岩田山といいます。嵐山(標高382メートル)の支峰で高さは155メートル、その山頂一帯の6000平方メートルが野猿公園にあたり、ニホンザル約150頭が生活しています。もとは野生の群れであったのが、1954年に京都大学の研究用に餌付けが行われ、1957年から一般公開が始まって現在に至ります。
 観光客には「嵐山モンキーパーク」の通称で親しまれますが、地元民の間では本来の名称「岩田山」で呼ばれ、単純に「猿山」と呼ばれることもあります。

 この岩田山がけいおんの聖地であるため、ファンは一度は登らないといけないのですが、私は過去に二度登った経験があります。中世戦国期の城跡を勉強していた頃には、嵐山山頂にある嵐山城跡にも登ったことがあり、そちらの方が大変だった記憶がありますので、岩田山へ登るのは楽な方だと思います。


 お握りを食べ終わったので、悠々と流れゆく桂川の清流を見ながら渡月橋へ向かいました。


 渡月橋から見た桂川です。水深は浅く、歩いて渡れるぐらいですが、危険防止のために川遊び等は禁止されています。


 渡月橋の南端から中之島に降りて、一ノ井堰付近より保津川を望みました。桂川の上流が保津川で、渡月橋の西に横たわる一ノ井堰を境界として西が保津川、東が桂川と呼ばれます。


 中之島から渡月橋の方角を見ました。さらに南へ進んで渡月小橋を渡りました。


 渡月小橋を渡って右折してすぐの右手に、櫟谷宗像神社への参道石段があり、これを登ります。


 櫟谷宗像神社は、櫟谷社と宗像社の二社合祀形式をとっており、由緒が古いのは延喜式内社の櫟谷社です。それぞれ「松尾七社」の一に数えられ、特に櫟谷社は松尾社、月読社とともに「松尾三社」に数えられています。現在はともに松尾大社の摂社となっています。

 境内地は小ぢんまりとしていますが、京都でも指折りの古社で、藤原時代後期の神像彫刻三躯を神体として伝えます。そのうちの一躯には康治二年(1143)の銘文があり、日本最古の在銘神像としても有名です。
 私の本来の専攻が日本彫刻史でしたので、京都の神像彫刻に関しても色々と勉強しまして、この櫟谷宗像神社の神像彫刻三躯も松尾大社宝物館にて拝見したことがあります。懐かしい思い出のある神社の一つです。


 岩田山の登山口は、櫟谷宗像神社境内地の左脇にあります。登山口受付で入山料550円を支払います。


 登山道はよく整備されて歩きやすいです。ところどころに休憩用ベンチが設けられていますが、ゆっくりと登りましたので大して息切れもしませんでした。


 山頂の野猿公園までは、約20分ほどで行けます。


 山頂の野猿公園に着きますと、御覧のように京都市街が見渡せます。京都を見下ろせる展望所は少ないため、外国人観光客には京都のビューポイントとして紹介され人気があるようです。


 劇中でHTTの四人が眺めた景色も、そのままです。


 公園の中央に建つ休憩所の建物です。観光客がサルに餌をあげるのは、この休憩所の建物内でのみ、と決められています。


 劇中でも、そのままの姿で登場しています。建物の屋根上に山頂公園の階段が見える点も一致していますが、建物の軒下の斜め支持材が、どういうわけか左側のみ描写されています。 (続く)

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サンダース大学付属高校チームのもう一種の保有車輌

2017年05月28日 | ガールズ&パンツァー

 サンダース大学付属高校チームの保有車輌として戦車道の試合に登場したのはケイ搭乗車でもある無印M4シャーマン、アリサの搭乗車であるM4A1シャーマン76mm砲搭載型、ナオミの搭乗車であるシャーマンファイアフライ、の三種類ですが、アニメ本編にはもう一種類の車輌が、上掲のワンシーンだけですが登場しています。

 「ガールズ&パンツァー エンサイクロペディア」の解説によれば、このサンドイエローの車体のシャーマンはM4A6であるそうです。その実車は75輌しか生産されず、アメリカ本土での訓練用に使用されて終わっていますので、戦線には投入されていません。その史実をふまえてか、ガルパンにおいても試合には投入されておらず、チームでの訓練用に使用されているのかもしれません。

 このM4A6に関して、模型サークル第一の連合軍戦車マニアであるKさんに久しぶりに会ったので、色々と尋ねて教えていただきました。最初はM4A6もガルパン仕様で再現製作してみる積りでしたので、その適応キットなどを教えて貰おうと思ったのですが、Kさんは開口一番「無理」と切り捨てるように言いました。

「M4A6はいまだにどこもキット化しとらんのや。適応キットなんて全く無い。10年ぐらい昔にはレジンのコンヴァージョンキットがあったんやけどな。メーカーはクロムウェルやったかな?それ今はもう無くなってるんじゃねえかな」
「そのレジンキットも入手不可能なんですか?」
「そうやね。僕も全然見たこと無いねんな。作ろうと思ったことも無い」

 それを聞いて言葉を失った私に、Kさんは苦笑し、腕組みしながら問い返してきました。
「星野君は、M4A6がガルパンに出てるから、作ってみたい思うとるんかね?」
「ええ・・・まあ・・・。可能なのであれば・・・」
「無理、とは言ったけど、どうしてもというなら、方法が無いでもない。ただ、キット三つぐらいは無駄にすることになるけどね」
「やっぱり、シャーマンの各型のパーツを組み合わせるわけですか」
「そうや。車体はだいたいM4A4と同じなんで、ドラゴンのM4A4あたりから取る。ただし、車体の前部が鋳造製のハイブリッドなんで、そのパーツで取る。それから、エンジンデッキに独特の楕円の膨らみがあるんでこれは適当に自作するしかねえかな。VVSSは後期型のはずやけど、これ(上掲の画像)見ると前期型みたいやな・・・。アスカのセットが必要やねえ・・・。それから、砲塔はM4A3のと同じやから、タミヤのM4A3あたりから持ってくる。それで全体的には出来上がるけど、細部も色々違うから手直しせんとあかん。こんなもんか」
「作るとなるとものすごく大変ですねえ・・・。確実にキット三つぐらいは無駄になりそうですね」
「せやから、最初に無理、って言うたで」
「うーん、でも、根気と費用があれば不可能ではありませんね・・・」
「ははは、まあ、そういうこっちゃな。費用は2万円ぐらいはかかるやろう」
「ちょっと、無理ですね・・・」
「アスカモデルから製品化されればええんやけどな」
「それ、可能性はありますかね」
「無理とちゃうか。M4A6自体がマイナー過ぎて知名度もほとんど無いもん。出たら奇跡やでホンマ」

 その奇跡が起こることを祈りたい気分です・・・。
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けいおん!の聖地をゆく7 その2 京都修学旅行編 渡月橋

2017年05月27日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 嵐電嵐山駅前の商店街です。渡月橋につながる嵐山のメインストリートです。けいおんの聖地スポットも幾つかありますが、太陽がまだ東にあって逆光気味なので、撮影は後に回しました。


 この日は快晴で、気温もぐんぐん上がっていきました。予定では岩田山にも登るほか、かなりの範囲を歩き回りますので、飲み物を充分に用意しておこうと考え、駅前近くのローソンでペットボトル飲料を二本買い、ついでにお握りを二個買いました。朝食抜きで出てきたからでした。
 このローソンは、現地が景観保護地区であることをふまえ、外観を周囲の和風建築や古民家群に合わせています。京都にはこの種のコンビニ施設が多いので、マークが無いと分かりにくいですが、マークも控えめに小さく表示されていることが多いので、よく見ないと気づきません。


 付近の木の案内標識です。劇中で平沢唯と田井中律がこれを見ています。


 このシーンですね。モンキーパークの所在に注目してそちらに向かうことになっていましたね。この時に平沢唯がかけているクマ形のポーチ、田井中律がかけているワンショルダーバッグも実在の商品があるそうですが、いまだに見たことがありません。


 桜は散りゆく状態でした。


 とりあえず、渡月橋の方へ南進しました。


 途中の八つ橋のお店の店先にあったキャラクターパネルです。聖護院八つ橋は、まどかマギカとのコラボ商品を展開しているようです。


 桂川沿いの三条通に出ました。上図の景色も劇中に登場しています。


 このシーンですね。ほぼ一致しますので、アニメの雰囲気にそのまま浸れます。


 桂川沿いの園地に出て、渡月橋を見ました。やっぱり嵐山といえばこの橋ですね。


 ベンチに腰かけて、ローソンで買ってきたお握りを食べました。このあと岩田山に登りますので、朝食抜きの空腹のままだとキツくなるからです。景色が景色なので、のんびりと眺めつつ、ゆっくりと食べました。普通のコンビニお握りですが、こういう景観の中で食べると美味しくなりますから不思議なものです。


 橋の一部をズームで引き寄せれば、秋山澪や琴吹紬が走ってゆくシーンとともに、秋山澪の「なんで京都に来てまでお猿なんだよ~」というセリフが鮮やかに甦ってまいります。


 このシーンですね。実際に嵐山へ行って渡月橋を渡る際、いつも観光客で歩道が渋滞しているので、秋山澪や琴吹紬みたいに走ってゆくのはちょっと無理ですね・・・。 (続く)
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けいおん!の聖地をゆく7 その1 京都修学旅行編 嵯峨嵐山へ

2017年05月26日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 2017年4月23日、けいおん聖地巡礼の七回目の範囲を京都嵐山に定めて出かけました。2期第4話「修学旅行!」に登場した、桜ヶ丘女子高校の修学旅行の行き先の一つです。
 嵐山へは、西大路の下宿近くのバス停から京都市バス202系統を利用して西大路四条で11系統に乗り換えて行く、という方法もありましたが、当日は日曜日で大混雑が予想されたため、時間的にも早く行けるJR線でのアプローチを選びました。

 下宿を朝8時半に出て、JR西大路駅から京都駅に移動して33番線の山陰線の園部行き普通列車に乗り込んだのが8時55分でした。その三分後に発車しました。


 嵯峨嵐山駅に着いたのが9時14分でした。下宿から45分ぐらいでした。嵐山への鉄道でのアクセスは、JRの他に嵐電こと京福電車、阪急電鉄がありますが、けいおん聖地は大部分がJR線沿いに分布しているので、このJR嵯峨嵐山駅を起点にするのが良いと思います。


 駅南口の広場の西側に「19世紀ホール」及びSL展示館がありますが、その前庭にD51形51号蒸気機関車が静態保存展示されています。もとは大阪府枚方市のくずはモールに展示されていた車輌ですが、くずはモールの改装にともなって2004年にこちらに移されています。
 このD51形51号機は、いわゆる「ナメクジ型」で、煙突から後ろに長く続くカバーの中に給水温器とサンドドームとスチームドームをまとめて配置したタイプです。D51形初期の仕様ですので、現存例はそんなに多くないそうです。


 D51形51号機の前を過ぎて右折し、上図の道を西へ進みました。しばらく行くと右手にレンタサイクル店があり、観光客の大部分はそこに入ってゆきます。道はまもなく十字路に出ますが、直進しました。


 まもなく瀬戸川にかかる上図の橋を渡ります。川の西側の側道に回って振り返ると、上図の景色になります。


 この構図で、2期第4話「修学旅行!」に登場します。皆が夕暮れのもとで嵐山の街区の中を迷い進む一コマです。
 この橋を渡ってすぐの所に、大学時代の友人の家があり、二度ほど寄せていただいたことがあるので、この聖地スポットは以前から知っておりました。


 瀬戸川に沿って南下すると、上図の竜門橋に出ます。この橋に関しても二、三の思い出があります。


 案内板にあるように、歌人西行法師ゆかりの地の一つとして知られています。昔、平安時代から鎌倉時代にかけての武家の文化を少し勉強したことがあり、西行こと佐藤義清(さとうのりきよ)の足跡や和歌を調べて史跡巡りもやりましたが、嵐山においてはこの竜門橋のほかに二尊院、落柿舎の井戸等が知られます。


 竜門橋から西へ進むと、上図の自動車専用道路の下をくぐります。劇中にも登場した場所です。
 私は嵐山へ何度か車で行きましたが、その目的地が嵯峨釈迦堂こと清涼寺であったため、桂川沿いの三条通から清滝街道に右折して、この自動車専用道路を渡るのが常でした。清凉寺からさらに進んで化野念仏寺や鳥居本へ足を延ばしたこともありました。


 天龍寺の塔頭のひとつ三秀院の側門です。嵐電嵐山駅前の通りに面しており、まだ9時過ぎなのに大勢の観光客が行き来していました。日曜日だというのもありますが、インバウンド効果で外国人の姿が昔よりも多くなっているのが一因でしょう。


 嵐電こと京福電車の嵐山駅です。嵐山観光の発着点の一つですが、京都駅からのアクセスが良くないので、京都駅からのルートにはあまり向いていません。むしろ、阪急電車利用で大阪方面からやってくる観光客が、四条大宮で乗り換えてくるケース、北野天満宮エリアからの観光客が北野白梅町から乗ってくるケースでこの駅を利用する形です。

 私のようにJR利用でやってくる観光客は、多くが午前中を嵐山観光にあて、午後からは嵐電嵐山駅から北野白梅町へ乗って、北野天満宮エリアへ移動するパターンが多いそうです。その逆パターンもありますが、その場合は一泊したほうが時間的に余裕がとれます。
 なので、2期第4話「修学旅行!」でHTTのメンバーが団体行動で金閣寺、北野天満宮を回り、翌日の班行動で嵐山へ出かけているのは、実際の観光ルート事情をよく反映させたストーリーであると分かります。 (続く)
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黒森峰女学園 35(t)戦車(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その4

2017年05月25日 | ガルパン模型制作記

 ステップ7では、車体後部に搭載するガソリン缶を組み付けます。フェイズエリカ仕様では、車体左側面のガソリン缶3個は積載していませんので不要です。また車体側面につけるパーツF15も不要です。
 ステップ8では、車体右側にセットするジャッキ、排気管、背面のランプ類を取り付けます。またガイドには図のみで指示がありませんが、右側フェンダー後端に予備履帯パーツG2をセットします。これは塗装後に取り付ける予定です。また車体側面につけるパーツF15は不要です。


 ステップ7にて取り付ける各パーツを切り出して並べました。


 ガソリン缶2個を組み立てました。


 車体左側面にスコップと鶴嘴のパーツE38を取り付けました。その横に付くF15が不要であることは、コミックス「フェイズエリカ」の63ページ目にあたる、第3話扉絵の描写によって分かります。35(t)戦車の右側面に楼レイラが座っている図ですが、ストーリー中でも滅多に描かれない車体右側面の様子がよく分かる図です。


 警笛を取り付けました。E9、E41の組み合わせです。


 左側フェンダー後端のガソリン缶架台のパーツC4を取り付けました。


 その上に、ガソリン缶とジャッキ台を重ねて接着しました。ジャッキ台のE25は、タミヤキットの同部品とは向きが90度異なっており、逸見エリカの搭乗車においてはこちらの向きでセットされています。フェイズエリカ仕様の適応キットを今回のアカデミー製品と判断してチョイスした理由の一つです。


 ステップ8にて取り付ける各パーツを切り出して並べました。そのうちの予備履帯パーツG2は、ガイド指示では1個ですが、フェイズエリカ仕様にするので2個準備しました。


 上図に示した、コミックスの90ページ目のコマの赤枠内に、予備履帯が2個セットされている様子がうかがえます。予備履帯の状況が分かる描写はこれが唯一です。フェイズエリカ仕様の独自の設定かと思います。


 ジャッキ、排気管、予備履帯を組み立てました。


 車体右側面にジャッキ、排気管を取り付けました。


 背面のランプ2種、牽引フックも取り付けて、ステップ8を終えました。これで車体部分の塗装前の組み立てが完了しました。 (続く)

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けいおん!の聖地をゆく6 その10 桜咲く校舎の外で

2017年05月24日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 南昇降口から南側階段に戻りました。


 二階へ上りました。


 上がると地歴室の前に行きます。右側の壁に大きな絵が掛けられています。


 卒業生の共同制作になるものでしょうか。ペンギン、白い大地、流氷、ヘリコプター、雪上車、テント等が見えます。犬に曳かせた雪橇、日章旗を高く掲げる人物もいます。
 日本の南極越冬隊の活動の様子を描いたもののようですが、その基地の名前は書かれていません。日本の南極観測の基地は四か所にありますが、絵に船たぶん砕氷船が見えますので、船の接岸も可能な唯一の基地である昭和基地だろうと思います。


 二階の廊下を歩きました。


 中央階段から三階にあがり、例の部室に行きました。


 やっぱりこの部屋が一番落ち着きます。満ち足りた、和やかな気分に包まれます。


 後から入ってきた、大阪からの巡礼者と少し話をして、お互いに記念写真を撮り合いました。


 黒板の落書きは、よく見ると、あちこち書き換えられています。今も記念に名を残そうとするファンが後をたたないようです。


 部屋の片隅に置かれているヘルメットとやかんです。前者は田井中律がホームセンターでの買い物中に被っていたものの再現、後者も琴吹紬がバレー部かどこかから借りてきたものの再現です。


 HTTの5人がいつもお茶を飲んでいるテーブルの仮再現です。劇中と同じ机や椅子は、現実世界には存在するのでしょうか。存在していれば、熱心なファンがこちらに寄贈するだろうと思いますが・・・。


 このカスタネットで、平沢唯になりきって「うんたん、うんたん」を楽しみましょう。


 さて、太陽がやや西に移って、撮影に適した状態になってきたようなので、今回の主目的の一つであるねんどろいど全員の屋外撮影に取り組みました。
 駐車場に停めてある自分の車の屋根の上に、まずはHTTの5人を並べてみました。背後に桜と旧校舎、素晴らしい構図です。


 まだ太陽が少し高いようでした。しばらく待ちました。


 だんだんと反射光も含めてねんどろいどに当たる光が増えてきて、ねんどろいどが明るく浮かび上がり始めました。簡易レフ板を左右に配置して光をあてつつ、撮影しました。


 続いて、平沢憂を加えて全員集合。


 桜咲く桜高での、最高の記念写真です。まったく素晴らしいです。けいおんのねんどろいどは、こういう時期にこういう場所で撮るべきですね。


 普通に眺めていても見飽きませんでした。桜の開花状況といい、タイミング的に言っても、こういう写真はなかなか撮れるものではないと思います。なので、それが撮れたということで、もう最高の気分でした。

 相次いでやってきた巡礼ファンが三人、いずれも笑顔になって撮影希望を述べてきたので、快く応じました。それぞれスマホやカメラで何枚も撮っていました。
 そのうちの一人と、しばらく話をしました。富山からの巡礼者でした。けいおんのフィギュアを沢山持っているが、一体ぐらいは豊郷に持ってくるべきだった、こうやって聖地でのフィギュア撮影が楽しめたのに、と残念がっていました。
 その一体とは誰ですか、と聞きましたら、「りっちゃん」と答えてきました。田井中律のファンのようでした。

 ともあれ、今回の主目的である、ねんどろいど全員の撮影は大成功に終わりました。撮影時の楽しい気分の余韻は、家に帰りついてからも暫く続いていたのでした。
 以上で、「けいおん!の聖地をゆく6」のレポートを終わります。
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けいおん!の聖地をゆく6 その9 あと二対の兎と亀

2017年05月23日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 中央階段を上がって二階の廊下を見ているうちに、廊下の両端へ行ったことがまだ無かった事に気付きました。旧校舎の二階と一階を一通り回ってみよう、と思いつきました。そういえば階段も中央と南北の三ヶ所にあって、いずれもウサギとカメの銅像を配置しているということなので、左右の階段をたどってみることで、あと二対のウサギとカメをも見ることになります。


 まずは二階廊下を北へ進んで、校舎北端の理科室の前まで移動しました。上図は、理科室前より廊下を見たところです。


 同じ位置で西に向くと、階段の横の手洗い場がありました。


 カメに導かれるようにして、北側階段を降りました。


 一階に下りて、階段口脇のウサギとカメの銅像を見ました。中央階段の像と同じ型から作られているといい、完全にそっくりでしたが、磨滅や鍍金の輝きがあまり感じられませんでした。


 一階からの北側階段の様子はこんな感じです。階段の横から外に出入り可能となっていますが、普段は閉鎖されています。


 一階の廊下を見ました。長さが感じられます。一番奥が明るく見えるのは、校舎の通常の玄関口にあたって大きく扉が開かれているからです。


 北側階段の雰囲気は、中央階段のそれとあまり変わりません。けいおん劇中に登場している階段は、全て中央階段なんだろうな、こっちが出ているシーンもあるのかな、と首を傾げました。


 一階廊下を一気に南側階段前まで移動しました。南側階段にもウサギとカメの銅像があります。


 南側階段の様子です。北側階段と対称的な造りになっています。


 さらに南へ進んで、校舎の通常の玄関口として生徒たちが出入りした南昇降口の空間に行きました。けいおん劇中に登場している校舎出入り口にあたり、生徒たちが下駄箱の前で上履きに履き替えるシーンなどが出てきます。


 廊下とはこんな感じで繋がっています。


 奥壁にはクラス毎の連絡事項などを書き込む黒板が掛けられています。けいおん劇中では、クラス分け発表の貼り紙が出されていたシーンがありましたね。


 大部分の下駄箱やロッカー類は、現校舎へ移したということで、上図の古い大きな靴棚のみが残されています。


 室内のほぼ中央には、ケースに入れられた古い機械が展示されています。横のパネル解説によれば、かつて豊郷近郊で灌漑用に使われていた、ボイラー式の蒸気揚水ポンプだということです。これが日本で最初の動力による地下水揚水ポンプであるそうです。
 機械好きのナガシマさんが興味を示しそうな機械です。前回の同道訪問の際にこれも見ておくべきでしたね・・・。 (続く)
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最後の「けいおん」きゅんキャラを貰いました

2017年05月22日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 先日、モケジョの近藤エリさんに、ガルパン戦車プラモデル講座の御礼ということで、上図の「けいおん」きゅんキャラの5体セットをいただきました。びっくりしましたが、同時にとても嬉しかったです。
 というのは、「けいおん」のきゃんキャラシリーズ全7セット42体のうち、この5体セットのみ、今まで持っていなかったからです。

 これは、2014年10月に「けいおん」放送5周年を記念してローソンが展開した「一番くじプレミアム けいおん!5thあにばーさりー♪」のJ賞に配分されたもので、衣装は5thあにばーさりー♪に際して特別に描きおろされたイラストに基づきます。
  発売当時の案内情報はこちら


 平沢唯です。髪形も変えているので、別人みたいです。表情が妹の平沢憂っぽいので、憂の変装かと思ってしまいます。右手を開いて5の字を表します。


 田井中律です。トレードマークの黄色のカチューシャを付けていませんので、まったくの別人に見えてしまいます。後ろに伸ばした右手で5の字を表します。


 秋山澪です。ロミジュリの衣装を思わせるカッコイイ装いです。スカートにベースの形のマークがついているのがポイント高いです。左利きらしく、左手で5の字を表しています。


 琴吹紬です。なんだか丸々として、これまた別人みたいに見えますが、タクアン眉毛がちゃんとありますのでムギちゃんに相違ありません。左手で5の字を表しています。


 中野梓です。あずにゃんらしさが無く、大人っぽく見えますので別人みたいです。5周年だから5年後、とすると大学四回生にあたるはずですが、そうではないと思います。右手で5の字を表します。


 今回の5体セットをいただいたことで、きゃんキャラシリーズ全7セット42体が手元に揃いました。2009年の12月にはじめてローソンでの一番くじに挑戦し始めてから、実に8年目のことでした。長かったなあ、と思います。
 参考までに、「けいおん」きゃんキャラシリーズ全7セット42体の歴史を振り返ってみましょう。

 2009年12月 一番くじプレミアム「けいおん!横断キャンペーン」G賞の5体
 2010年11月 一番くじ「きゅんキャラわーるどSP けいおん!」B賞からE賞の8体
 2011年7月 一番くじプレミアム「けいおん!!~2回目!~」I賞の6体
 2011年11月 一番くじ「きゅんキャラわーるどSP けいおん!!~ パーティ時間~」B賞からF賞の5体
 2011年11月 ローソン限定クリスマスケーキ予約特典 1体
 2012年3月 一番くじプレミアム「映画「けいおん!」」I賞の6体
 2013年5月 一番くじプレミアム「けいおん!~不思議の国 de ティータイム~」I賞の6体
 2014年10月 一番くじプレミアム「けいおん!5thあにばーさりー♪」J賞の5体


 こうしてみると、「けいおん」キャラクターのきゅんキャラ化というのが6年間にもわたって続けられたことが分かります。それだけ「けいおん」シリーズの人気が高く、また持続したことがうかがえます。
 そして来年2018年は放送10周年にあたるわけですが、関連して一番くじが展開されるとすれば、新たなセットが登場する可能性も考えられます。果たして、どうなるでしょうか。
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けいおん!の聖地をゆく6 その8 桜の中の唯、道端の律

2017年05月21日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 旧校舎の外観を太陽の当たる角度で見て撮影すべく、講堂付近に移動しました。かつては東洋一と謳われた白亜の建築が白く輝いていました。実に素晴らしい景観です。


 中央部の屋上をズームで見ました。屋上の気象教授場に設けられた風向計がよく見えました。あの風向計の下端が唱歌室前の踊り場の天井に出て方位板の針になっているわけです。


 夕方に近くなり、太陽の光が敷地内によく当たるのを見て、車の屋根の上にねんどろいどの平沢唯を置いてみました。背後の桜が良い雰囲気を添えてくれました。


 いいですねえ、こういう画像は撮ってて楽しいですね。天気は明日の方が良いという予報でしたので、明日も同じタイミングで撮影をやってみようと決めました。


 満開の桜です。これから散って散って、散りゆくことでしょう。


 その後、宿の「ビジネスホテルくらま」に入り、風呂に入ってしばらく休憩しました。素泊まりでしたので、夕方に車で近くのファミリーレストランに行って夕食をとりました。宿に戻ると疲れが出て、眠くなったので、そのまま床につきました。

 上図は、翌朝の「ビジネスホテルくらま」です。天気は昨日より良い状態でした。とりあえず午前中は彦根城に行き、満開の桜に包まれた井伊の赤備えの城郭遺構を久しぶりに堪能しました。
 その後、国道8号線を引き返して、早めに昼食を済ませた後、再び豊郷町に入りました。


 まず、これまで見ていなかった田井中律の飛び出し看板を見に行きました。平塚オートの店先に居ました。


 シンプルな絵柄ながら、特徴をしっかりおさえています。間違いなく律だと分かります。


 反対側も同じ笑みの表情でした。律には笑顔がよく似合います。


 続いて、琴吹紬が居るという展示施設の「先人を偲ぶ館」に行きましたが、琴吹紬の飛び出し看板はどこにも見当たりませんでした。施設の係員に尋ねても「存じません」の一点張りでした。琴吹紬の飛び出し看板が置かれていたのはかなり昔の事であるようでした。


 とりあえず、豊郷小学校に戻りました。


 この日は巡礼者の姿をほとんど見かけませんでしたが、講堂で丸紅の入社式が行われるということで、関係者や新入社員が大勢やってくる、と係員の方に教えられました。


 そこで、校舎内外の撮影をその前に済ませておくことにしました。


 例えば、上図のような、あんまり見ていなかったアングルの景色が色々とあります。移動を繰り返しつつ、何枚か撮りました。


 旧校舎の展示室に入り、今までじっくりみていなかった展示品や解説パネルを順に見てゆきました。元は職員室であった場所なので、劇中の職員室でのシーンを思い出しながら、室内を回り、ソファに腰かけて休憩したりしました。


 まあ、なんというか、どの部屋に入っても「けいおん」の劇中シーンのいずれかのシーンと全く同じ状態ですので、アニメの世界に完全に没入してしまいます・・・。聖地の中の聖地、と謳われるだけのことはあります。
 こんな濃厚な聖地空間は、ガルパン大洗にもひなビタ倉吉にもありませんでしたから、改めて、凄いもんだなあ、と感心してしまいます。 (続く)
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けいおん!の聖地をゆく6 その7 豊郷小学校酬徳記念館 その三

2017年05月20日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 これは「一番くじプレミアム けいおん!~不思議の国 de ティータイム~」のB賞の秋山澪とC賞の田井中律です。最近にモケジョのユキさんにD賞の琴吹紬を貰いまして、現在は本棚に飾っています。これらのフィギュアは、台座が本であるのがカッコイイです。


 夏服バージョンのフィギュアの中では結構評価が高かった、セガのエクストラシリーズです。2体ずつが三回に分けて出され、HTTの5人に真鍋和を加えた構成になっています。当初は、これに平沢憂と鈴木純を加えて欲しい、との要望が高かったそうですが、実現しませんでした。


 かつてムービックより販売されていた、秋山澪のコミックス型ノートです。他の4人のバージョンもあります。私もかつては琴吹紬のを持っていて、普通にメモ帳として使っていました。


 これはアオシマが販売していた「けいおん」痛トラックのプラモデルです。1/32スケールで、価格は6000円前後の筈ですが、限定品なので中古品でも高価になっています。けいおん関係の痛プラモは、トラックや車の他に、戦闘機や原子力空母のバージョンもあったように思います。


 これも痛車プラモデルですが、キットは他の車を使ってデカールを自在に貼った作品も多く見かけます。けいおんシリーズの人気の凄まじさは、こういうアニメ劇中とは無関係の痛プラモデルすらも売り切れや完売が続出した点にもうかがえます。


 色々なグッズがあって見飽きることがありません。下手な博物館に行くよりも楽しく、何時間でもとどまってしまいます。


 パネルもいつの間にか一つ増えていました。窓の左側の平沢唯パネルは、今回初めて見ました。


 階段を下りて一階に戻りました。この古風な螺旋階段がとても良い雰囲気です。


 おや、この秋山澪フィギュアは「きょうかどう」にあったものと同じですな。


 この三度目の学園祭ライブのバージョンもなかなか出来が良いですね。セガのプライズ品「プレミアフィギュア Lefty,Rock'n Roll!! 秋山澪」です。同じバージョンに平沢唯と中野梓がありますが、全体的な出来は秋山澪が良いように感じます。眼がちょっと似ていませんが。


 バンプレスト発の「映画 けいおん! DXFフィギュア~HTT-GRAY-STYLE~」シリーズもなかなか良い出来ですね。中古ショップで500円前後で売ってるのをよく見かけますので、その気になればサクッと買ってしまいそうです。


 これもバンプレストの製品です。「けいおん!SQフィギュア~Yui Hirasawa~」です。アニメ劇中にこれの場面があったように思いますが、どの話だったっけ・・・。


 3時間余りを過ごして、外に出ました。空は青く広がっていました。


 あのお方の銅像に一礼。


 講堂への通廊付近の桜です。


 とにかく桜がぴったりな聖地の花景色です。 (続く)
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黒森峰女学園 35(t)戦車(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その3

2017年05月19日 | ガルパン模型制作記

 ステップ3では、足回りの部品を全て組み付けます。私の制作においては、上部転輪はステップ2の組み立ての段階でランナーに付けたままにしており、塗装時に切り取って接着する予定です。
 ステップ4では、履帯を組み立てます。ガイド指示では、前方部分にパーツG2を8個使用しますが、図では9個つながっているように描かれます。これは8個で正しいです。


 ステップ3で注意すべき点は、上図のE29またはE30の取り付けです。ガイドの右上にも詳しい取り付け図が載せられていますが、誘導輪とわずかに触れる位置に取り付けます。車輪を回せば歯がカチカチと当たる感じなので、あまり干渉しないように角度を確認して取り付けました。


 あとは、上部転輪を除いて指示通りに取り付けました。起動輪および誘導輪は仮組みのままで接着していませんので、回ります。回るようにしておいた方が、履帯の組み立てもしやすいだろうと判断しました。


 ステップ4に移り、履帯の組み立てに取り掛かりました。普段はベルト式のパーツで組んでいますので、こういう組み立て式のパーツは緊張してしまいます。向きや位置を確かめつつ、慎重に進めました。


 起動輪および誘導輪に巻きつける部分は、複数のパーツG2を重ねて作りますが、私の場合はまずマット上に一列に並べて普通に接着しておいて、接着剤が柔らかいうちに車輪に巻きつけて形を作りました。
 それから、いったん外して歪みや接着不良が無いかチェックし、もう一度車輪に巻きつけて、そのまま接着剤が固まるまで待ちました。最後に外して、他の履帯パーツと繋ぎました。


 片側の履帯が組みあがりました。塗装後に組み付けるので、二ヶ所で接着せずに分割出来るようにしておきました。


 もう片方の分も組みあがりました。接着剤が固まるまでに足回りに仮組みして、しっかりと合っているかをチェックしました。


 ステップ5では、上部車体と左右フェンダーを取り付けます。ガイドの図では少し分かりにくいですが、パーツE48、E49、E50、E51を先に取り付けてから、フェンダーのE28、E45を接着します。
 ステップ6では、車体前面の各パーツを取り付けます。操縦手ハッチのE31、E32はピットマルチ使用で開閉自在とするので、接着しません。


 ステップ5に進みました。各パーツを切り出して準備し、仮組みしてチェックしました。


 何の問題もなく綺麗に組みあがりました。


 ステップ6に進みました。各パーツを切り出して準備しました。小さなパーツが多いので、紛失しないように気をつけました。


 ガイド指示に従って、順に取り付けました。


 全てのパーツを取り付け、ステップ6を終えました。 (続く)

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けいおん!の聖地をゆく6 その6 豊郷小学校酬徳記念館 その二

2017年05月18日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 酬徳記念館内のけいおんコーナーには沢山の関連グッズがありますが、その中で少なからぬ比率を占めるのが一番くじ関連の品々です。上図の上段には2013年5月に発売された「一番くじプレミアム けいおん!~不思議の国 de ティータイム」のG賞のアートプレートが三種類とも並びます。
 このアートプレートはけっこうな在庫が市場にあるらしく、ホビーオフやらしんばん等の中古ショップでもよく見かけます。


 明治製菓のチョコ缶がありますね。ローソン限定の缶バンクがありますね。普段使いが出来るグッズが多いので、持っていても宝の持ち腐れにならないのが良いです。
 ですが、上図左下にみえる中野梓バージョン下駄は、持っていても、なにか使うのがもったいない気がします。

 あと、右に見えるプラッツ発の京阪電車ラッピング車輌のプラモデル、これはちょっと欲しい気がします。実物を京津線で何度か見かけたことがありますので。


 右に三つ並んでいる缶バンクの真ん中の黄色の品は、最近にけいおん仲間のナガシマさんにいただきまして、今では普通に貯金用に使っています。青色の秋山澪バージョンは、澪ファンのナガシマさんが大事に持っているそうです。
 これの琴吹紬バージョンがあったと思うのですが、あんまり見たことがありません。上図の奥にあるやつがそうじゃないかなと思います。ローソンキャンペーンの期間中には幾らでも売っていた筈なので、買っておけば良かったな、と後悔しています。


 モケジョのミカさんやレイコさん達が、高校生の頃にローソンで買って使っていたという、サンリオ発のけいおんデンタルキットです。お二人とも、今でも持っているそうなので、こうした日用品としてのグッズがいかに支持されて爆発的に売れたかが伺えます。


 これは駆逐戦車ラングのプラモデルではないですか・・・。車体が白く塗られているうえに、けいおんシールが貼られているので、最初は何だか分かりませんでしたが・・・。


 これはローソンのキャンペーンで並んでいたのを見た覚えがあります。何のジュースだったかな・・・?


 ゲーセンのプライズ品のぬいぐるみも沢山あります。けいおんファンは女性の比率が高いですから、こういうぬいぐるみ関係はけっこう人気があったのではないでしょうか。


 前回来た時には無かった、秋山家の手製オリジナルペーパークラフトです。劇中でも公式設定資料でも建物の全体像は描かれていないのですが、よく作るものですね・・・。


 田井中家のもありました。こちらは劇中でも公式設定資料でも建物の全体像が描かれますので、再現は容易だったろうと思います。ついでに平沢家や中野家も再現してくれませんかね・・・。


 桜高の校舎も再現されています。田井中律のフィギュアの頭部が乗せられて獄門みたいになっているのがシュールです。誰なんだ、こういう味な演出する奴は・・・。


 二階に上がりました。この秋山澪のパネルは、中野梓のパネルと共に、劇場版公開関連の限定販売品の一つとしてTBSが10000円で配付したものです。ほほ実物大ですが、座姿勢でデザインしたことによってサイズ的にはコンパクトにおさまっています。よく考えられていますね。
 岡山のけいおん仲間のIさんの自室にもこれが飾られており、その存在感はかなりのものでした。


 おなじみのキャラクター達のパネルです。


 5周年記念のプライズ品のひとつ、「5thあにばーさりーデラックスマルチクロス」です。思った以上に大きなものです。 中古ショップで包装品をよく見かけますが、広げたサイズが縦170センチ、横110センチもあるとは思いませんでした。


 既に一時間以上が経ちましたが、館内にはスタッフ以外に人影がありませんでした。


 もとは学校の図書室として使用されていましたから、静粛な雰囲気はむしろあるべき状態ですね。個人的にはゆっくりと落ち着いて過ごせるので良かったです。 (続く)
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けいおん!の聖地をゆく6 その5 豊郷小学校酬徳記念館 その一

2017年05月17日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 昼食を国道8号線沿いの回転寿司屋でとった後、豊郷小学校に戻って酬徳記念館に入りました。入口を入って右側にロッカーがありますが、使われているようには見えず、ただ置いてあるという感じでした。各扉にいろんなマグネットステッカーが貼られていますが、見ていて楽しいです。多くはファンの自作寄贈品であるようです。


 これは平沢憂ですね。お掃除シーンですが、アニメ本編ではこういう場面は無かったような気がします。憂と言えば、台所での料理シーンがまず思い浮かびます。ロボ、とはコミック版ハイスクール編でのネタでしたね。


 琴吹紬に関する二種のステッカーです。右下のはもう少しサイズを大きくして欲しかったですね。


 吉野家のパロディとみられるあずにゃん中野屋のステッカーです。はさんであるキャンペーン券もパロディかと思ったのですが、よく見たら吉野家発の本物でした。
 しかし、豊郷町内には吉野家はありません。近辺では国道8号線沿いの彦根市側と、愛知川の御幸橋北側の二ヶ所にあります。いずれも車で無いと行けません。


 これまたどこかで見たような・・・。たしか滋賀県では、何とかジョニーというラーメン屋が彦根や竜王の方にあったような・・・。


 これもどこかで見たようなデザインです。既視感こそあるものの、元ネタが思い出せません・・・。


 ここでもガルパンファンがやらかしちゃってますね・・・。


 これは秋山澪が劇中で使用していたヘッドホンの実物、オーストリアのAKG社のK701です。俗に「澪ホン」と呼ばれ、ブーム期間中はファンが争って買い求め、全国規模で売り切れや完売が続出しました。通常は4万円前後の販売価格が8万円近くにはねあがり、最高値は12万円を超えたそうです。

 けいおんシリーズに登場するアイテムは、わりとおしゃれで高級な、普段はあまり見かけないものが多いですが、このヘッドホンも例にもれません。田井中律が使ってるシャーペンもドイツのLAMY社の製品ですので、けいおん制作陣は欧州製品が好みだったのかもしれません。


 この日の酬徳記念館内には、あまり人影が無く、静かでした。


 館内の至るところに色々なグッズが展示されていますが、目立つのはやはりフィギュアですね。奥のコーナーの陳列棚にもフィギュアがまとめられていますが、このように各所にバラバラに置いてあるものも少なくないので、全部で何点あるのか把握出来ていません。館内スタッフの話によれば、展示スペースが無くて倉庫にしまってあるフィギュアも沢山ある、ということです。


 奥のけいおんコーナーです。密集感が半端無いですね。現在でも少しずつ入れ替えや増減があるそうなので、見るたびに何かか、どこかが変わっています。博物館の定期入れ替えみたいです。


 これは、確か2期第7話の秋山澪ファンクラブお茶会の当日の案内板ですね。劇中に登場したものの完全な再現品です。よくこういうの作るなあ、と感心してしまいます。ファンの愛が凝縮されています。


 これは、2期第10話にて、紀美さんに頼まれてデスデビルの格好をさせられたHTTのメンバーたちの姿を再現したフィギュアです。本体の造形表現も良いですが、それ以上に楽譜をあしらった星形の台座がカッコイイです。ミニフィギュアの台座も含めて、けいおんフィギュアの台座の意匠はなかなか良いものが多く、そのままステッカーや缶バッジに仕立ててもイケるんじゃないかと思います。


 これは卒業式の後で3年2組の皆が担任山中さわこ先生に送った寄せ書き色紙ですね。最後に預かったのが平沢唯で、制服の下に隠して卒業式に臨み、その不審な所作が山中先生の不安をあおったり、クラスメイトの伝言が田井中律のところで間違ったりしていました。
 劇中に登場した寄せ書き色紙のステッカーが、2期BDの8巻の封入特典の一つになっているので、後で上画像と見比べてみたところ、上図の展示品は手書きの複製再現品であると分かりました。よくこういうのを再現するなあ、と感心してしまいます。



 ああ、これは確かローソンのけいおんクリスマスキャンペーンで限定販売していたケーキの箱ですね。これを予約購入すると、きゅんキャラのローソン限定サンタ平沢唯が特典としてつきました。このサンタ平沢唯がどうしても欲しくて、甘いものが苦手なくせにケーキを注文してしまったことがありましたね・・・。もちろん食べられる筈が無いので、ケーキは職場の同僚たちにあげたと記憶しています。 (続く)
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